JPH02139473A - 毛玉取り器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセーター、靴下、毛布等に発生する毛玉を切除
する毛玉取り器に関するものである。

〔従来の技術〕

−ａに毛玉は嵩張るものであるため、刃で切除された毛
玉を収納するダストケースは大型の方が望ましく、また
使い勝手の面から毛玉取り器はできる限り小型の方が望
ましい為、従来からダストケースの配置に工夫が施され
ている。この点に鑑みて、実開昭６２−１８００９５号
公報に示されるような毛玉取り器が提案されている。す
なわち本体のヘッド部とグリップ部とをＬ字状に連結し
、その内側にダストケースを配置して、ダストケースは
大型に、器具全体は小型コンパクトになるようにし、グ
リップ部とダストケースとを把持して使用するようにな
っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述した如く、毛玉は嵩張るものであり、特
にセーター等の毛玉を取る場合、ダストケース内が毛玉
ですぐに一杯になり、ダストケースを外して内部に溜ま
った毛玉を捨てる回数も多く、このダストケースを外す
ときに毛玉が飛び散ったり、手が汚れる等衛生面での問
題がある。

また、ダストケースに代えて、例えばビニール袋等の袋
体を取外し自在に取着する方法も考えられるが、これは
使用時に手で把持し難くて使い勝手が悪く、また外観上
も不具合なものとなる問題点がある。

本発明は、かかる問題点に鑑みて成したもので、その目
的とするところは、使い勝手及び見栄えを川なうことな
（、衛生面にも優れる毛玉取り器を堤供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、毛玉導入用の多
数の刃孔を形成した外刃と、前記外刃に摺接する内刃と
を備えたへ、ド部に対して略し字状にグリップ部を突出
し、前記刃で切除した毛玉を収納するダストケースを、
前記ヘッド部とグリップ部とで構成される略し字状本体
の内側に配設した毛玉取り器において、切除された毛玉
を収納する袋体を前記ダストケース内に取外し自在に設
けたものである。

〔作用〕

而して、切断された毛玉は袋体内部に溜まり、袋体内が
一杯になると、袋体を外して袋体のまま捨°ζることが
できるようにし、毛玉の飛び敗りゃ手の汚れを防止して
衛住的に処理できるようになっている。

（実施例） 以下本発明の第１の実施例を図面第１図乃至第３図に基
づき説明する。

本体１はヘッド部２と外ヘッド部２から略し字状に突出
したグリップ部３とからなり、略り字状に形成した本体
１の内側にダストケース４を着脱自在に取着している。

前記本体１のヘッド部２にはその先端部番ごドーム状の
外刃５を配設するとともに該外刃５の内面に摺接する内
刃６を設け、内部にモータ７を収納し、その側面には電
源開閉用のスイッチパン１′ル８を設けている。また、
前記本体１のグリップ部３には電池９を収納しており、
電池カバー１０を外して電池９が交換できるようになっ
ている。

前記グリップ部３の前面はダストケース４の取付部とな
っており、両側面には夫々上下二箇所に係止溝１１を形
成し、下端部の一段低くなった段部１２には係止突起１
３を設け、ダストケース４をグリップ部３に沿ってスラ
イドさせて、ダストケース４の両側縁に設けた突起（図
示せず）を係止溝１１に、ダストケース４の下端部に設
けた突起１４を係止突起１３に夫々係合し、ダストケー
ス４をグリップ部３の前面に着脱自在に取着するように
なっている。

前記ダストケース４はポリカーボネート等の透明合成樹
脂によって有底筒状に形成するとともに、前面側の壁が
テーパを有することによって開口している一端側が、閉
じられた他端側より太くなっており、底壁からの延出部
分には切欠１５を設けてい乙、また、ダストケース４の
背面側の下端部には複数個の排気孔１６を形成したフィ
ルター１７を取り付けている。このフィルター１７はダ
ストろ″−ス４に係止されるフック１８を備えた格子状
のホルダー１９に保持された状態で、ダストケース４の
排気孔１６を覆うように取り付けている。

また前記ダストケース４内には多数の通気孔（図示せず
）を形成した、例えばビニール袋のような袋体２６を設
けており、本体１からダストケース４内へ突出させて通
路２５を形成する筒体２７に前記袋体２６の開口部をリ
ング２８により取外し自在に取着している。

前記外刃５は多数の毛玉導入用の刃孔２４を有し、外刃
フレーム２０を介してヘッド部２に取り付け、モータ７
の出力軸には複数枚の羽根からなるファン２１を一体に
備えた継手２２を介して内刃基台２３を取り付けており
、前記継手２２に一体形成されたファン２１は毛玉屑を
ダストケース４に送り出すものとして機能する。また、
前記内刃基台２３には複数枚の内刃６を放射状に配設し
ている。

以上のように形成されたこの毛玉取り器は、毛玉が生じ
ている衣類等に外刃５を当てた状態で内刃６を回転させ
ることにより、外刃５の刃孔２４から内部に導入された
毛玉を刃孔２４の縁と内刃６との間で切断し、切断した
毛玉屑を回転するファン２１による風の流れによって、
通路２５を通じてダストケース４内へ送り込み、袋体２
６内に溜まるようになっており、袋体２６内が一杯にな
ると、ダストケース４を外した後、リング２日を外して
、袋体２６のまま捨てるようになっている。

また、ダストケース４内に送られた風は１、前記排気孔
１６からダストケース４外へと流れ出る。この時、排気
孔１６から出た風は、段部１２との間の隙間から切欠１
５を経て外部へ放出されるものであり、屈曲した流路を
経て放出されるために、フィルター１７の存在もあって
、細かい毛屑がダストケース４から出てしまうことはな
い。

次に本発明の第２の実施例を図面第４図及び第５図に基
づき説明する。この実施例は袋体２９を複数枚２９ａ乃
至２９ｅ重ね合わせたもので、袋体２９の一端は本体１
の筒体２７に第１実施例と同様リング２８により取外し
自在に取着し、袋体２９の他端はファスナー３０により
開閉自在となっており、袋体２９内が一杯になると、最
内側の袋体２９を抜き取り捨てるようになっている。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明は、毛玉導入用の多数の刃孔を形成
した外刃と、前記外刃に摺接する内刃とを備えたヘッド
部に対して略Ｉ７字状にグリップ部を突出し、前記刃で
切除した毛玉を収納するダストケースを前記へンド部と
グリップ部とで構成される略し字状本体の内側に配設し
た毛玉取り器において、切除された毛玉を収納する袋体
を前記ダストケース内に取外し自在に設けたものであっ
て、ダストケースをグリップの一部として利用して使え
るので、使い勝手を川なわず、また、毛玉で袋体内が一
杯になると、袋体内に毛玉を収納したままの状態で袋体
ごと捨てることができるので、毛玉が飛び散ったり、手
を汚したりすることがなく、衛生的に処理できるのであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を使用した毛玉取り器の
外観斜視図、第２図は同上の断面図、第３図は同上の分
解斜視図、第４図は本発明の第２の実施例を示す要部断
面図、第５図は同上の袋体の斜視図である。 １　本体、２−ヘッド部、３　グリップ部、４ダストケ
ース、５−外刃、６　内刃、２４−刃孔、２６．２９−
袋体。 第２図 第１図 図 刀 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）毛玉導入用の多数の刃孔を形成した外刃と、前記外
   刃に摺接する内刃とを備えたヘッド部に対して略Ｌ字状
   にグリップ部を突出し、前記刃で切除した毛玉を収納す
   るダストケースを、前記ヘッド部とグリップ部とで構成
   される略Ｌ字状本体の内側に配設した毛玉取り器におい
   て、切除された毛玉を収納する袋体を前記ダストケース
   内に取外し自在に設けたことを特徴とする毛玉取り器。