JPH02139321A

JPH02139321A - 容器包装方法

Info

Publication number: JPH02139321A
Application number: JP28984988A
Authority: JP
Inventors: Teruyoshi Miyake; 三宅　輝義
Original assignee: CHUGOKU PEARL HANBAI KK
Current assignee: CHUGOKU PEARL HANBAI KK
Priority date: 1988-11-16
Filing date: 1988-11-16
Publication date: 1990-05-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、バック式弁当箱等の包装容器を包装する方法
に関するが、詳しくは被包されているフィルムをカット
テープで破切する方法に関するものである。

〔従来の技術Ｊ従来のラベル付カットテープに関する技術としては、例
えば、実開昭５９−１８６２６２号（包装体）、実開昭
６０−１１３６９号（包装体のタックラベル貼替え防止
構造）、実開昭６１−１３７５５９号（包装体）、実開
昭５８−８４９６６号（収縮フィルムによる包装体）な
どの公開公報に開示されている。これらは、被包フィル
ムの破切始端線を刻設したものをタックラベルにて破封
する方法であり、また、被包フィルムに熱融着されてい
る摘片にて破封する方式であり、また、収縮フィルムに
引き裂き用の切り込み部を粘着性ラベルにて破封する方
式である。したがって、いずれの方式も一長一短があり
、その目的、用途においては実施が困難、不可能な場合
も生じていた。特に弁当箱など直接食べる物を収納する
パック式の包装容器を被包する包装袋においては、収縮
フィルムの特性や被包シール時（シュリンク時）の被包
上の点からフィルムの破切方法が限定されており、一方
、破切手段のラベルとカットテープとを一体的に成形す
るのに成形上又は破切上において種々の制約があって、
ワンタッチでスムーズに破切することができず１種々の
不都合、不便が生じていた。更に、従来の被包フィルム
は不透明であったり、また無菌状態で保存することがで
きないので、外から中身が見えなかったり、また長時間
保存することが出来なかった。

〔発明が解決しようとする課題）かかる従来の問題点を解決することに本発明が解決しよ
うとする課題がある。すなわち、本発明が解決しようと
する課題は、■ラベルを摘み引っ張るだけで収縮フィル
ムで被包されている被包フィルムを破切出来るようにす
ること、■その破切手段をカットテープ式にしようとす
ること、■被包フィルムを無菌状態にしようとすること
、などにある。

１課題を解決するための手段１本発明は、上記の如き課題を解決するために開発したも
のであって、少なくともフィルムの表面の片面に厚み３
０ミクロン、孔径０．１５ｍｍ、孔間０．７ｍ＋ｓの有
孔体を無数嵌孔して成る収縮性フィルムの成形方法と、
前記収縮フィルムを容器の全面に被包かつ密封するフィ
ルムの包装方法と、細ひも状に成形したカットテープを
前記被包フィルムに貼り付けるカットテープの貼着方法
と、前記カットテープにラベルを貼り付けるラベルのシ
ール方法と、前記ラベルを剥しカットテープを介して被
包フィルムを破切するフィルムのカット方法とから成る
容器包装方法にあり、また前記容器内への収納方法と、
収納容器を前記フィルムにて被包する方法と、前記被包
フィルムにラベル付カットテープを貼着するシール方法
の各工程を連続かつ自動操作工程にした方法にあり、ま
た前記収縮フィルムの素材が少なくともフィルムの表面
を熱可塑性樹脂及び抗菌性ゼオライトより主としてなり
、前記熱可塑性樹脂の総重量に対して前記抗菌性ゼオラ
イトが０．１〜５重量％の範囲にある抗菌性素材により
成形して成る包装方法にある。

［作　　用Ｊ（１）少なくともフィルムの表面の片面番ご厚み３０ミ
クロン、孔径０．１５ｍｍ、孔間０．７ｍｍの有孔体を
無数嵌孔して成る収縮性フィルムの成形方法と、前記収
縮フィルムを容器の全面に被包かつ密封するフィルムの
包装方法と、細ひも状に成形したカットテープを前記被
包フィルムに貼り付けるカットテープの貼着方法と、前
記カットテープにラベルを貼り付けるラベルのシール方
法と、前記ラベルを剥しカットテープを介して被包フィ
ルムを破切するフィルムのカット方法とから成る容器包
装方法であるから、収縮フィルムの特性を生かすことに
よって、力・ントテーブにて被包フィルムを簡単容易に
しかも正確、確実にカットすることができる６（２）容器内への収納方法と、収納容器を前記フィルム
にて被包する方法と、前記被包フィルムにラベル付きカ
ットテープを貼着するシール方法の各工程を連続かつ自
動操作工程にしたので、オートメーション化することが
できると共に、衛生面においても全く問題がない。

（３）前記収縮フィルムの素材が少な（ともフィルムの
表面を熱可塑性樹脂及び抗菌性ゼオライトより主として
なり、前記熱可塑性樹脂の総重量に対して前記抗菌性ゼ
オライトが０．１〜５重量％の範囲にある抗菌性素材に
より成形して成る構成になっているので、被包フィルム
を無菌状態にすることができる。

〔実施例）以下１図面に従って本発明の実施例について説明する。

第１図は２本発明の包装体のラベル付カットテープを示
したものであり、■はそのラベル付カットテープである
。ラベル付カットテープ１は、ラベル２の一端にカット
テープ３の一端が貼着されている。カットテープ３は色
付のフィルムが細ひも状に成形されており、ラベル２は
カットテープ３が７１１シ易いような状態に成形されて
いる。またカットテープ３が貼着されている側のラベル
２は、後述する包装体にも貼着されている。

第２図は、本発明からなるラベル付方ットテブを包装体
にシールした状態を示したものである。まず、弁当箱な
どの包装容２ｉ３Ａを収縮フィルムから成る包装体で被
包かつ被包したならば、次に第２図に示すように本発明
のラベル付力・ントテーブｌを包装体にシールする。そ
の際、カットテープ３をシールした後に、カットテープ
３の先端にラベル２を貼着されてもよ゛い。

いずれにしても、包装体４の所望個所に本発明のラベル
付カットテープｌが貼着されていれば良い。包装体４は
、透明若しくは半透明の収縮フィルムが使用されており
、カットテープ３のカットする方向、例えば、横方向、
縦方向、斜め方向などによって包装シールする方向を一
定にすることが条件となる。すなわち、収縮フィルムの
特性として横方向にはカットできるが縦方向にはカット
できない場合があるからである、なお、包装容器Ａはい
かなる素材、形状、大きさ、用途などは勿論のこと蓋付
の有無にも関係なく、要は包装体４によって被包可能な
容器であればいかなる包装容器であっても良い。

第３図は１本発明から成る包装体のラベル付カットテー
プの使用状態を示したものである。

まず、（イ）図に示すようにラベル２の他端を爪で剥し
、ついでラベル２を指で引っ張り上げながら包装容器Ａ
のまわりをぐるりと一周回すと、カットテープ３が包装
体４からカットされて、（ロ）図に示すような状態とな
る。つまり（イ）図に示しである状態のままカットテー
プ３がカットされるので、包装体４は上下の包装体４ａ
、４ｂｈＳＦｍ断されることになる。その際、カット部
分は刃物で切断したようにきれいにスムーズにカットさ
れる。

第４図と第５図は、本発明の収縮フィルムに使用されて
いる包装用シートの素材構成を示した一部拡大断面図を
示したものである。

この包装用シート２１の抗菌性素材は、熱可塑性樹脂２
２及び抗菌性ゼオライト２３より主として成り、熱可塑
性樹脂２２の総重量に対して抗菌性ゼオライト２３が０
１〜５重量％の範囲にある。

この熱可塑性樹脂２２は、前記抗菌性ゼオライト２３を
混合することが出来、飲食物用の包装シトとして必要と
される特性、例えば、ある程度の低温及び高温に耐える
ことが出来ること及び保温、保冷性があること、ある程
度の伸縮性があること、食品に臭いがついたりしないこ
と、又、耐水性があり、且つ毒性のないものであれば、
いかなるものでも良い。

熱可塑性樹脂２２は、ポリエチレン、ボリスチレ、ＡＢ
Ｓ樹脂、アクリルスチレン、ポリプロピレン、エチレン
ビニル共重合、ポリ塩化ビニル、メタクリル、ポリアミ
ド（ナイロン）、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリメチルペンテン、沸素樹脂、ポリサル
ホン、オキシベンゾイルポリエステル及びポリブテン等
熱可塑性のある樹脂であれば使用することができる。こ
れらのうち、ポリエチレン（ＰＥＩ、のうち高密度ポリ
エチレン（ＩＩＤＰＥ）　、ポリスチレン（ＰＳ）　、
　Ａ　Ｂ　Ｓ樹脂が最も適している。

但し、加工性からは、比較的低い温度で可塑性を帯びる
ものが良い、しかしながら、その用途により高い温度に
て可塑性を帯びるものが良い場合もある。

前記抗菌性ゼオライト２３は、天然ゼオライト若しくは
合成ゼオライトのイオン交換可能なイオンの一部又は全
部を、抗菌性金属イオン、例えば、銀、銅及び亜鉛等が
置換されておれば良い（特開昭６０−１８１００２号公
報参照）。

すなわち、ゼオライトは、一般に３次元骨格ｙ４造を有
するアルミノシリケートであり、−Ｍ武はＸＭ２八０へ
Ａ１．０．・ＹＳｉＯ，−２１１，０”Ｃ表われる。こ
こで、Ｍはイオン交換可能なイオンを示し、通常１価又
は２価の金属イオンで、例えば、ナトリウム、カリウム
、マグネシウム、鉄等の各イオン、ｎは金属イオンの原
子価、Ｘは金属酸化物の係数、Ｙはシリカの係数、Ｚは
結晶水の分子数を夫々示している。このような一般式％
式％イトのイオン交換容量は、２６ｇ″’Ｑ／１−１１．５
′″−八である。従って、前記抗菌性ゼオライト２６は
、このイオン交換可能なイオンを抗菌性金属イオン、例
えば、銀、銅、及び亜鉛等により置換したものである。

そして、抗菌性ゼオライト２６は、抗菌性の面からこれ
らの抗菌性金属イオンがゼオライト中０．１−１５重世
％（１００℃乾燥基準の重量％で示す）程度含有されて
いるのが望ましい。

又、この抗菌性ゼオライト２３は、天然ゼオライト若し
くは合成ゼオライトのイオン交換可能なイオンの一部又
は全部をアンモニウムイオン及び抗菌性金属イオンで置
換したものであっても良い（特願昭６１−２９０１４４
号の特許法第４２条の２第１項の規定にある優先権主張
の昭和６２年１２月４日出願の「抗菌性ゼオライト」参
明）。このようにアンモニウムイオンを付加したのは、
抗菌性ゼオライト２３の変色を有効に防止するためで、
この抗菌性ゼオライト２３中のアンモニウムイオンが０
．５〜２．０重量％の範囲にあるものが良い、川に前記
熱可塑性樹脂２２の変色を実質的に防止するという観点
から、この熱可塑性樹脂２２に対して、このアンモニウ
ムイオンを含んだ抗菌性ゼオライト２３の含有率が０．
１〜３．０％とするのが好ましい。

なお、これら２種類の抗菌性ゼオライト２３の抗菌性、
抗菌力の持続性、耐熱性、安全性については、これらの
公報若しくは出願例に詳細に記載されている。

第６図は、本発明の容器包装方法をシステム化した装置
である。この装置は従来からある装置、例えば、四方シ
ーラーシニリンクトンネルラベルマシンなどを連動化し
たものである。

［発明の効果］本発明は以上のように構成されているので。

次のような効果を有する。

ア、ラベル付のカットテープが包装体に貼着シールされ
ているので、ラベルを引っ張るだけでカットテープによ
って包装体が簡単容易でしかも見映えも良くスムーズに
カットテープの部分をカットすることができる。

イ、カットテープが包装体の全周に帯状に巻きイ寸けで
あるので、カットテープでカットした後は、完全に包装
体を切断分離させることができる。

つ、カットテープを包装体へ貼着シールした後にラベル
を貼着する用法を用いれば、包装容器Ａに食べ物を詰め
込み包装体４で被包し。

更にカットテープをシールしてラベルを貼着する工程が
自動化ないしはシステム化することが可能となるので１
作業効率の面とコストの面で多（の効果がある。

工、包装体に収縮フィルムが使用されているので、シュ
リンク時には完全被包されると共に一度開封されたなら
ば再び元に戻らないので、ラベルの改ざん防止と不純物
の混入防止が完全となる。

才、また、収縮フィルムに無菌性素材を用いであるので
、収納食品のｍｎや食中毒を未然に防止できると共に１
日持ちを長くすることができる。

以上のような多くの効果を有する本発明は従来のいかな
る包装体の破切よりも優れたラベル付カットテープを提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の包装体のラベル付カットテープを示し
た平面図、第２図及び第３図は本発明から成るラベル付
カットテープの使用状態を示した説明概要図、第４図及
び第５図は本発明の包装体素材を示した一部拡大断面図
、第６図は本発明方法をシステム化した装置概要図であ
る。１・・・・・・ラベル付カットテープ２・・・・・・ラベル　　　　　３・・・・・−カット
チ４・・・・・・包装体　　　　　２１・・・・・・包
装用シ２２・・・・・−熱可塑性樹脂２３・・−・・・抗菌性ゼオライト２４・・・−・・シート２５・−・・・・熱可塑性樹脂シート２６・・・−・・多層シートＡ・・・・・・包装容器ブト特許縁出願人中国バール販売株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくともフィルムの表面の片面に厚み３０ミク
ロン、孔径０．１５ｍｍ、孔間０．７ｍｍの有孔体を無
数嵌孔して成る収縮性フィルムの成形方法と、前記収縮
フィルムを容器の全面に被包かつ密封するフィルムの包
装方法と、細ひも状に成形したカットテープを前記被包
フィルムに貼り付けるカットテープの貼着方法と、前記
カットテープにラベルを貼り付けるラベルのシール方法
と、前記ラベルを剥しカットテープを介して被包フィル
ムを破切するフィルムのカット方法とから成る容器包装
方法。
（２）前記容器内への収納方法と、収納容器を前記フィ
ルムにて被包する方法と、前記被包フィルムにラベル付
カットテープを貼着するシール方法の各工程を連続かつ
自動操作工程にした請求項（１）記載の容器包装方法。
（３）前記収縮フィルムの素材が少なくともフィルムの
表面を熱可塑性樹脂及び抗菌性ゼオライトより主として
なり、前記熱可塑性樹脂の総重量に対して前記抗菌性ゼ
オライトが０．１〜５重量％の範囲にある抗菌性素材に
より成形して成る請求項（１）記載の容器包装方法。