JPH02137007A - 電子的負荷装置 - Google Patents
電子的負荷装置Info
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- JPH02137007A JPH02137007A JP29204188A JP29204188A JPH02137007A JP H02137007 A JPH02137007 A JP H02137007A JP 29204188 A JP29204188 A JP 29204188A JP 29204188 A JP29204188 A JP 29204188A JP H02137007 A JPH02137007 A JP H02137007A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 55
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000004088 simulation Methods 0.000 abstract 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、交流・直流等各種の電源に接続されて抵抗
負荷・誘導性負荷・容量性負荷又は定電力・定電流負荷
等を単一の装置で高精度に実現可能として電子的負荷装
置に関する。
負荷・誘導性負荷・容量性負荷又は定電力・定電流負荷
等を単一の装置で高精度に実現可能として電子的負荷装
置に関する。
従来の電子的負荷装置としては、第3図に示す構成のも
のが知られている。
のが知られている。
第3図において、■は電子的負荷装置、2は交流電源、
3はA/Dコンバータ、4は演算処理を行うマイクロコ
ンピュータ、5はD/Aコンバータ、6は電圧−電流変
換器である。
3はA/Dコンバータ、4は演算処理を行うマイクロコ
ンピュータ、5はD/Aコンバータ、6は電圧−電流変
換器である。
而して、A/Dコンバータ3によって入力電圧をサンプ
リングし、そのサンプリング値に基づいてマイクロコン
ピュータ4で各種演算を行い、その演算結果をD/Aコ
ンバータ5及び電圧−電流変換器6で電流値に変換して
出力することにより、抵抗負荷、容量性負荷、誘導性負
荷又は定電力・定電流負荷等を模擬するようにしている
。
リングし、そのサンプリング値に基づいてマイクロコン
ピュータ4で各種演算を行い、その演算結果をD/Aコ
ンバータ5及び電圧−電流変換器6で電流値に変換して
出力することにより、抵抗負荷、容量性負荷、誘導性負
荷又は定電力・定電流負荷等を模擬するようにしている
。
すなわち、抵抗負荷の場合は、第4図(a)に示すよう
に、A/Dコンバータ3で入力電圧Vaが一定時間間隔
(T、)毎にサンプリングされ、これに基づいてマイク
ロコンピュータ4で下記(1)式の演算を行って第4図
(b)に示す出力電流1akを算出する。
に、A/Dコンバータ3で入力電圧Vaが一定時間間隔
(T、)毎にサンプリングされ、これに基づいてマイク
ロコンピュータ4で下記(1)式の演算を行って第4図
(b)に示す出力電流1akを算出する。
Ia、I=Va、I/R・・・・・・・・・・・・(1
)ここで、Vakは今回入力電圧、Rは抵抗値である。
)ここで、Vakは今回入力電圧、Rは抵抗値である。
また、容量性負荷の場合は、キャパシタンスをC1入力
電圧変化量をΔV、時間変化量をTとすると、 ΔT ω。 Δt ω。 T。
電圧変化量をΔV、時間変化量をTとすると、 ΔT ω。 Δt ω。 T。
・・・・・・・・・・・・(5)
さらに、誘導性負荷の場合は、インダクタンスをし、電
流変化量をΔ■とすると、 と表すことができるので、出力電流として次式で表され
る正弦波を考えると、 1 −A *5in(T)=A *5in(ω、t)
・旧・(力と表すことができるので、入力電圧として
次式の正弦波を考えると、 V = A * 5in(T) = A * 5in(
ωat) ””(3)ω0 :基準角周波数 ・・・・・・・・・・・・(4) となるので、出力電流Ia、は、下記(5)式で求める
ことができる。
流変化量をΔ■とすると、 と表すことができるので、出力電流として次式で表され
る正弦波を考えると、 1 −A *5in(T)=A *5in(ω、t)
・旧・(力と表すことができるので、入力電圧として
次式の正弦波を考えると、 V = A * 5in(T) = A * 5in(
ωat) ””(3)ω0 :基準角周波数 ・・・・・・・・・・・・(4) となるので、出力電流Ia、は、下記(5)式で求める
ことができる。
・・・・・・・・・・・・(8)
ΔT ω。 ΔL ω。 T。
・・・・・・・・・・・・(9)
したがって、出力電流1aKは、下記00式で求めるこ
とができる。
とができる。
・・・・・・・・・・h(イ))
なおさらに、定電力負荷の場合は、有効電力設定値P、
無効電力設定値Q及び実効電圧■により、抵抗値R=V
2/P、リアクタンス値X=V2/Qを求め、定電力負
荷の場合は、有効電流設定値IP、無効電流設定値IQ
及び実効電圧Vにより抵抗値R=V/IP、リアクタン
ス値X=V/IQを求め、これらを前記(1)式、(5
)弐及び0■式に代入することにより、出力電流fax
を算出することができる。なお、リアクタンス値Xは、
正の場合は誘導性の負荷を示し、負の場合は容量性の負
荷を示す。
無効電力設定値Q及び実効電圧■により、抵抗値R=V
2/P、リアクタンス値X=V2/Qを求め、定電力負
荷の場合は、有効電流設定値IP、無効電流設定値IQ
及び実効電圧Vにより抵抗値R=V/IP、リアクタン
ス値X=V/IQを求め、これらを前記(1)式、(5
)弐及び0■式に代入することにより、出力電流fax
を算出することができる。なお、リアクタンス値Xは、
正の場合は誘導性の負荷を示し、負の場合は容量性の負
荷を示す。
しかしながら、上記従来の電子的負荷装置にあっては、
前記(5)弐及び00)式を使用して容量性負荷におけ
る出力電流及び誘導性負荷における出力電流を求めるよ
うにしているので、入力電圧の周波数変動時におけるイ
ンピーダンス変動を模擬することができないという未解
決の課題があった。
前記(5)弐及び00)式を使用して容量性負荷におけ
る出力電流及び誘導性負荷における出力電流を求めるよ
うにしているので、入力電圧の周波数変動時におけるイ
ンピーダンス変動を模擬することができないという未解
決の課題があった。
すなわち、入力端子の1サイクル周期をTc、1サイク
ルのサンプリング回数をN、サンプリング時間間隔をT
s (固定)及び基準周波数をroとすると、 と表すことができる。
ルのサンプリング回数をN、サンプリング時間間隔をT
s (固定)及び基準周波数をroとすると、 と表すことができる。
このため、容量性負荷の場合は、上記(11)式を前記
(5)式に代入するので、出力電流IaKは、下記0り
式のようになる。
(5)式に代入するので、出力電流IaKは、下記0り
式のようになる。
2 πf 6 1 / N * r 。
・・・・・・・・・・・・(12)
また、誘導性負荷の場合は、前記(11)式を前記0[
11式に代入するので、出力電流1a、は、下記0■式
のようになる。
11式に代入するので、出力電流1a、は、下記0■式
のようになる。
N*L r。
N*L
・・・・・・・・・・・・(133
これら、021式及び03)式には周波数のパラメータ
が入らないため、周波数変動時のインピーダンスの変動
を模擬することはできない。
が入らないため、周波数変動時のインピーダンスの変動
を模擬することはできない。
上記課題を解決するために、前記(11)式において基
準角周波数ω。に代えて周波数ωを使用して前記(5)
式及び00)式の計算を行うことが考えられるが、この
場合には周波数fが式中に陽に表れることになるので、
演算処理時間が増加する欠点があり得策ではない。
準角周波数ω。に代えて周波数ωを使用して前記(5)
式及び00)式の計算を行うことが考えられるが、この
場合には周波数fが式中に陽に表れることになるので、
演算処理時間が増加する欠点があり得策ではない。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、演算処理速度を増加させるこ
となく周波数変動時のインピーダンス変動を模擬するこ
とができる電子的負荷装置を提供することを目的として
いる。
してなされたものであり、演算処理速度を増加させるこ
となく周波数変動時のインピーダンス変動を模擬するこ
とができる電子的負荷装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この発明に係る電子的負荷
装置は、電源装置からの入力電圧のサンプリング値をデ
ィジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記ディ
ジタル信号及び負荷特性設定値に基づいて負荷電流設定
値を演算するディジタル演算手段と、前記負荷電流設定
値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記
電源装置に接続され、且つ前記アナログ信号に基づいて
負荷電流を発生する電流源と、前記電源装置からの入力
電圧の1サイクル時間を検出するサイクル時間検出手段
と、前記入力電圧のサンプリング間隔を可変するサンプ
リング間隔可変手段とを備え、入力電圧の1サイクル当
たりのサンプリング回数を一定値に制御するようにした
ことを特徴としている。
装置は、電源装置からの入力電圧のサンプリング値をデ
ィジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記ディ
ジタル信号及び負荷特性設定値に基づいて負荷電流設定
値を演算するディジタル演算手段と、前記負荷電流設定
値をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記
電源装置に接続され、且つ前記アナログ信号に基づいて
負荷電流を発生する電流源と、前記電源装置からの入力
電圧の1サイクル時間を検出するサイクル時間検出手段
と、前記入力電圧のサンプリング間隔を可変するサンプ
リング間隔可変手段とを備え、入力電圧の1サイクル当
たりのサンプリング回数を一定値に制御するようにした
ことを特徴としている。
この発明においては、電源装置から入力される入力電圧
の1サイクル時間をサイクル時間検出手段で検出し、こ
の1サイクル時間検出値に基づいてサンプリング間隔設
定手段で、A/Dコンバータでのサンプリング間隔を入
力電圧の1サイクル当たりのサンプリング回数を一定値
となるように可変することにより、入力電圧の周波数変
動に応じてサンプリング間隔を可変することができる。
の1サイクル時間をサイクル時間検出手段で検出し、こ
の1サイクル時間検出値に基づいてサンプリング間隔設
定手段で、A/Dコンバータでのサンプリング間隔を入
力電圧の1サイクル当たりのサンプリング回数を一定値
となるように可変することにより、入力電圧の周波数変
動に応じてサンプリング間隔を可変することができる。
その結果、従来例と同様の(1)式、(5)式及び00
)式を使用して、演算処理時間を増加させることなく、
入力電圧の周波数変動時のインピーダンス変動を模擬す
ることができる。
)式を使用して、演算処理時間を増加させることなく、
入力電圧の周波数変動時のインピーダンス変動を模擬す
ることができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図である。
図中、lは電子的負荷装置、2は電源装置、3はA/D
コンバータ、4はディジタル演算手段としてのマイクロ
コンピュータ、5はD/Aコンバータ、6は電圧−電流
変換器であり、これらの構成はマイクロコンピュータ4
で入力電圧の1サイクル時間に基づいてサンプリング間
隔を設定する機能が付加され、このサンプリング間隔に
よってA/Dコンバータ3のサンプリング周期が変更さ
れることを除いては前記従来例と同様に構成されている
。
コンバータ、4はディジタル演算手段としてのマイクロ
コンピュータ、5はD/Aコンバータ、6は電圧−電流
変換器であり、これらの構成はマイクロコンピュータ4
で入力電圧の1サイクル時間に基づいてサンプリング間
隔を設定する機能が付加され、このサンプリング間隔に
よってA/Dコンバータ3のサンプリング周期が変更さ
れることを除いては前記従来例と同様に構成されている
。
また、電子的負荷装置1は、電源装置2から入力される
入力電圧の1サイクル時間を検出するlサイクル時間検
出器7を備えている。この1サイクル時間検出器7は、
図示しないが入力電圧が零電圧を横切る時点を検出する
零クロススイッチ、この零クロススイッチによってセッ
ト及びリセットされるカウンタ、このカウンタのカウン
ト値をラッチするラッチ回路等によって構成され、入力
電圧の1サイクルが終了する毎にラッチ回路に1サイク
ル時間検出値T、をラッチすると共に、サイクル終了信
号をサイクル終了割込信号ESとしてマイクロコンピュ
ータ4に送出する。
入力電圧の1サイクル時間を検出するlサイクル時間検
出器7を備えている。この1サイクル時間検出器7は、
図示しないが入力電圧が零電圧を横切る時点を検出する
零クロススイッチ、この零クロススイッチによってセッ
ト及びリセットされるカウンタ、このカウンタのカウン
ト値をラッチするラッチ回路等によって構成され、入力
電圧の1サイクルが終了する毎にラッチ回路に1サイク
ル時間検出値T、をラッチすると共に、サイクル終了信
号をサイクル終了割込信号ESとしてマイクロコンピュ
ータ4に送出する。
このサイクル終了割込信号ESを受けたマイクロコンピ
ュータ4は、サンプリング間隔設定処理を実行する。こ
のサンプリング間隔設定処理は、先ず1サイクル時間検
出器7にラッチされている1サイクル時間検出値T、を
読込み、これと予め設定されたlサイクル当たりのサン
プリング回数Nとに基づいて下記側式の演算を行ってサ
ンプリング間隔Ts+(i=1.2・・・・・・N)を
算出する。
ュータ4は、サンプリング間隔設定処理を実行する。こ
のサンプリング間隔設定処理は、先ず1サイクル時間検
出器7にラッチされている1サイクル時間検出値T、を
読込み、これと予め設定されたlサイクル当たりのサン
プリング回数Nとに基づいて下記側式の演算を行ってサ
ンプリング間隔Ts+(i=1.2・・・・・・N)を
算出する。
Ts、=Tc/N ・・・・・・・・・・・・
圓ここで、演算の結果T、ムが割り切れず、Ti1=A
余りBとなったときには、このときの余りB(〈N)の
補正のために、N回のサンプリングのうち任意のB回は
サンプリング間隔T、iをA+1とし、残りのN−B回
はサンプリング間隔Ts、をAとして、FIFOメモリ
等の所定の記憶領域に格納し、これを後述するサンプリ
ング間隔設定器8からのサンプリング割込信号SSが入
力される毎に順次サンプリング間隔設定器8にセットす
る。
圓ここで、演算の結果T、ムが割り切れず、Ti1=A
余りBとなったときには、このときの余りB(〈N)の
補正のために、N回のサンプリングのうち任意のB回は
サンプリング間隔T、iをA+1とし、残りのN−B回
はサンプリング間隔Ts、をAとして、FIFOメモリ
等の所定の記憶領域に格納し、これを後述するサンプリ
ング間隔設定器8からのサンプリング割込信号SSが入
力される毎に順次サンプリング間隔設定器8にセットす
る。
さらに、電子的負荷装置1は、A/Dコンバータ3のサ
ンプリング間隔を設定する例えばプリセット形のダウン
カウンタで構成されるサンプリング間隔設定器8を有し
、このサンプリング間隔設定器8にマイクロコンピュー
タ4で算出されたサンプリング間隔T3.がプリセット
され、このプリセット値が所定時間毎にダウンカウント
されて、そのカウント値が零となる毎にサンプリング信
号SSをA/Dコンバータ3に送出して入力電圧Vaを
サンプリングさせる。このサンプリング信号SSは、サ
ンプリング割込信号としてマイクロコンピュータ4にも
送出される。ここで、サンプリング間隔設定器8とマイ
クロコンピュータ4のサンプリング間隔設定処理とでサ
ンプリング間隔可変手段が構成されている。
ンプリング間隔を設定する例えばプリセット形のダウン
カウンタで構成されるサンプリング間隔設定器8を有し
、このサンプリング間隔設定器8にマイクロコンピュー
タ4で算出されたサンプリング間隔T3.がプリセット
され、このプリセット値が所定時間毎にダウンカウント
されて、そのカウント値が零となる毎にサンプリング信
号SSをA/Dコンバータ3に送出して入力電圧Vaを
サンプリングさせる。このサンプリング信号SSは、サ
ンプリング割込信号としてマイクロコンピュータ4にも
送出される。ここで、サンプリング間隔設定器8とマイ
クロコンピュータ4のサンプリング間隔設定処理とでサ
ンプリング間隔可変手段が構成されている。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、電源装置2か
らの入力電圧Vaに対して負荷電流を発生させる場合に
は、その開始時点から2サイクルの間は、実際に入力さ
れる入力電圧に基づいたサイクル間隔T3の設定を行う
ことができないので、マイクロコンピュータ4から例え
ば予め設定された電源装置2の基準周波数f0に基づく
1サイクル時間T0とサンプリング回数Nとによって算
出した一定のサンプリング間隔Tic (=’ro /
N)が入力端子の2サイクル分例えばFIFOメモリに
格納され、これが順次サンプリング間隔設定器8に、そ
のサンプリング終了割込信号が入力される毎にプリセッ
トされる。
らの入力電圧Vaに対して負荷電流を発生させる場合に
は、その開始時点から2サイクルの間は、実際に入力さ
れる入力電圧に基づいたサイクル間隔T3の設定を行う
ことができないので、マイクロコンピュータ4から例え
ば予め設定された電源装置2の基準周波数f0に基づく
1サイクル時間T0とサンプリング回数Nとによって算
出した一定のサンプリング間隔Tic (=’ro /
N)が入力端子の2サイクル分例えばFIFOメモリに
格納され、これが順次サンプリング間隔設定器8に、そ
のサンプリング終了割込信号が入力される毎にプリセッ
トされる。
その間、■サイクル時間検出器7では、入力電圧の最初
の1サイクルが終了した時点で、サイクル終了割込信号
ESをマイクロコンピュータ4に送出し、これを受けた
マイクロコンピュータ4は、サンプリング間隔設定処理
を実行して、1サイクル時間検出器7にラッチされてい
る直前の1サイクル時間検出値Tcを読込み、これに基
づいて前記測成の演算を行って、次回の1サイクルにお
けるサンプリング間隔T”s+〜T”ssを算出し、こ
れをFIFOメモリに一時記憶し、その後lサイクル時
間検出器7からサイクル終了割込信号が入力される毎に
上記処理を繰り返す。したがって、入力電圧の最初の2
サイクルは、一定値のサンプリング間隔T、によってA
/Dコンバータ3が入力電圧をサンプリングし、3サイ
クル目からは順次直前のサイクルのサイクル時間検出値
Tcに応じたサンプリング間隔TSiで入力電圧をサン
プリングするので、入力電圧Vaの1サイクルにおける
サンプリング回数が一定値Nとなる。すなわち、第2図
(a)で鎖線図示のように、入力電圧Vaのサイクル時
間検出値Tcがサンプリング回数Nで割り切れる場合に
は、1サイクル間のサンプリング間隔T、1〜’rss
が一定値TSCとなり、第2図(a)で実線図示のよう
に、1サイクル時間検出値Tcが僅かに大きな値となっ
てTc/Nに余り(例えば“3°゛)が生じる場合には
、例えば最初から3つのサンプリング間隔TSI〜TS
3を一定値Tscに°1°′を加算した値とし、残りの
サンプリング間隔T s a〜73Nを一定値T’sc
に設定されることにより、入力電圧Vaの1サイクルに
おけるサンプリング回数が一定値Nとなる。
の1サイクルが終了した時点で、サイクル終了割込信号
ESをマイクロコンピュータ4に送出し、これを受けた
マイクロコンピュータ4は、サンプリング間隔設定処理
を実行して、1サイクル時間検出器7にラッチされてい
る直前の1サイクル時間検出値Tcを読込み、これに基
づいて前記測成の演算を行って、次回の1サイクルにお
けるサンプリング間隔T”s+〜T”ssを算出し、こ
れをFIFOメモリに一時記憶し、その後lサイクル時
間検出器7からサイクル終了割込信号が入力される毎に
上記処理を繰り返す。したがって、入力電圧の最初の2
サイクルは、一定値のサンプリング間隔T、によってA
/Dコンバータ3が入力電圧をサンプリングし、3サイ
クル目からは順次直前のサイクルのサイクル時間検出値
Tcに応じたサンプリング間隔TSiで入力電圧をサン
プリングするので、入力電圧Vaの1サイクルにおける
サンプリング回数が一定値Nとなる。すなわち、第2図
(a)で鎖線図示のように、入力電圧Vaのサイクル時
間検出値Tcがサンプリング回数Nで割り切れる場合に
は、1サイクル間のサンプリング間隔T、1〜’rss
が一定値TSCとなり、第2図(a)で実線図示のよう
に、1サイクル時間検出値Tcが僅かに大きな値となっ
てTc/Nに余り(例えば“3°゛)が生じる場合には
、例えば最初から3つのサンプリング間隔TSI〜TS
3を一定値Tscに°1°′を加算した値とし、残りの
サンプリング間隔T s a〜73Nを一定値T’sc
に設定されることにより、入力電圧Vaの1サイクルに
おけるサンプリング回数が一定値Nとなる。
そして、A/Dコンバータ3で入力電圧Vaのサンプリ
ング値がディジタル値に変換されてマイクロコンピュー
タ4に入力される。
ング値がディジタル値に変換されてマイクロコンピュー
タ4に入力される。
マイクロコンピュータ4は、入力電圧のディジタル値が
入力される毎に、前記(1)式、(5)式及び00)式
の演算処理を選択的に行い、抵抗負荷、容量性負荷及び
誘導性負荷に応じた出力電流1aにを算出し、同様にし
て定電力負荷、定電流負荷の場合も抵抗値R及びリアク
タンスXを求め、これらを(1)式、(5)式及び00
式に代入することにより出力電流■aKを算出すること
ができる。
入力される毎に、前記(1)式、(5)式及び00)式
の演算処理を選択的に行い、抵抗負荷、容量性負荷及び
誘導性負荷に応じた出力電流1aにを算出し、同様にし
て定電力負荷、定電流負荷の場合も抵抗値R及びリアク
タンスXを求め、これらを(1)式、(5)式及び00
式に代入することにより出力電流■aKを算出すること
ができる。
そして、マイクロコンピュータ4で算出された出力電流
1a、がD/Aコンバータ5でアナログ電圧に変換され
て電圧−電流変換器6に入力されるので、この電圧−電
流変換器6から第2図(b)に示す負荷電流1aK (
抵抗負荷)の電流が出力される。
1a、がD/Aコンバータ5でアナログ電圧に変換され
て電圧−電流変換器6に入力されるので、この電圧−電
流変換器6から第2図(b)に示す負荷電流1aK (
抵抗負荷)の電流が出力される。
このように上記実施例によると、入力電圧のサンプリン
グ間隔を直前のサイクルの1サイクル時間に応じて可変
し、■サイクル期間のサンプリング回数を一定値となる
ようにしている。したがって、入力電圧の周波数をfと
すると、前記θ1)式は、下記09式のように表される
。
グ間隔を直前のサイクルの1サイクル時間に応じて可変
し、■サイクル期間のサンプリング回数を一定値となる
ようにしている。したがって、入力電圧の周波数をfと
すると、前記θ1)式は、下記09式のように表される
。
このため、容量性負荷の場合は、上記04)式を前記(
5)式に代入することにより、出力電流1aKは、2π ・・・・・・・・・・・・0ω と表せる。
5)式に代入することにより、出力電流1aKは、2π ・・・・・・・・・・・・0ω と表せる。
また、誘導性負荷の場合は、前記例式を前記00式に代
入するので、出力電流laKは、N*L N*L ・・・・・・・・・・・・0″r) と表せる。
入するので、出力電流laKは、N*L N*L ・・・・・・・・・・・・0″r) と表せる。
したがって、上記06)式及びθつ式は、陽には周波数
のパラメータが入らず、前記従来例における0り式及び
測成と全く同じとなるが、入力電圧Vaの可変サンプリ
ング方式を採用しているため、入力電圧の周波数変動の
影響を(Vat VaK−+)の項に陰に含んでいる
ので、入力電圧の周波数変動時のインピーダンス変動を
模擬することができる。
のパラメータが入らず、前記従来例における0り式及び
測成と全く同じとなるが、入力電圧Vaの可変サンプリ
ング方式を採用しているため、入力電圧の周波数変動の
影響を(Vat VaK−+)の項に陰に含んでいる
ので、入力電圧の周波数変動時のインピーダンス変動を
模擬することができる。
〔発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、入力電圧の1
サイクル時間を検出し、この1サイクル時間に基づいて
1サイクルのサンプリン回数が一定となるように、サン
プリング間隔を可変するように構成されているので、入
力電圧の周波数変動時のインピーダンス変動をも模擬す
ることができ、しかも電子的負荷に応じた出力電流の演
算式は従来例と全く変わらないので、演算処理速度が低
下することもないという効果が得られる。
サイクル時間を検出し、この1サイクル時間に基づいて
1サイクルのサンプリン回数が一定となるように、サン
プリング間隔を可変するように構成されているので、入
力電圧の周波数変動時のインピーダンス変動をも模擬す
ることができ、しかも電子的負荷に応じた出力電流の演
算式は従来例と全く変わらないので、演算処理速度が低
下することもないという効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の詳細な説明に供する波形図、第3図は従来
例を示すブロック図、第4図は従来例の動作の説明に供
する波形図である。 図中、1は電子的負荷装置、2は電源装置、3ハA /
Dコンバータ、4はマイクロコンピュータ、5はD/
Aコンバータ、6は電圧−電流変換器、7は1サイクル
検出器、8はサンプリング間隔設定器である。
はこの発明の詳細な説明に供する波形図、第3図は従来
例を示すブロック図、第4図は従来例の動作の説明に供
する波形図である。 図中、1は電子的負荷装置、2は電源装置、3ハA /
Dコンバータ、4はマイクロコンピュータ、5はD/
Aコンバータ、6は電圧−電流変換器、7は1サイクル
検出器、8はサンプリング間隔設定器である。
Claims (1)
- (1)電源装置からの入力電圧のサンプリング値をディ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記ディジ
タル信号及び負荷特性設定値に基づいて負荷電流設定値
を演算するディジタル演算手段と、前記負荷電流設定値
をアナログ信号に変換するD/Aコンバータと、前記電
源装置に接続され、且つ前記アナログ信号に基づいて負
荷電流を発生する電流源と、前記電源装置からの入力電
圧の1サイクル時間を検出するサイクル時間検出手段と
、前記入力電圧のサンプリング間隔を可変するサンプリ
ング間隔可変手段とを備え、入力電圧の1サイクル当た
りのサンプリング回数を一定値に制御するようにしたこ
とを特徴とする電子的負荷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29204188A JPH02137007A (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 電子的負荷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29204188A JPH02137007A (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 電子的負荷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02137007A true JPH02137007A (ja) | 1990-05-25 |
Family
ID=17776769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29204188A Pending JPH02137007A (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 電子的負荷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02137007A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6340867A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | 振幅値演算装置 |
JPS6389912A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-20 | Fuji Electric Co Ltd | 電子的負荷装置 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP29204188A patent/JPH02137007A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6340867A (ja) * | 1986-08-06 | 1988-02-22 | Mitsubishi Electric Corp | 振幅値演算装置 |
JPS6389912A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-20 | Fuji Electric Co Ltd | 電子的負荷装置 |
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