JPH02134154A - 灸用もぐさの成形器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は実用もぐざの成形器具に関する。

（従来の技術及び発明が解決しようとする課題）もぐさ
を肌の局部に載せてこれに点火し、その熱気によって、
Ｌ部を療治する灸治療法が従来より各種疾患の治療に用
いられている。

この灸＃ｊ療法は水虫等の疾患に対しても有効であり、
従来種々の水虫薬を用いて治療しても十分に泊り切らな
かったのが、かかる灸治療により完治させることができ
る。

ところでかかる灸治療にて水虫のＮｊ療を行う場合、そ
の疾、＋、！部が指の付は根等灸を据え難い部位である
ことが問題となる。

（課題を解決するための手段） 本発明はこのような問題を解決し得るもぐさ成形器具を
提供することを目的として為されたものであり、その要
旨は、（イ）円錐形等錐形を成すとともに板面上で開口
する形態の単数若しくは複数の凹部を備え、且つ該凹部
の中心を通るパーティングラインに沿って分割可能な成
形型板と（ａ）該成形型板の各分割体を緊締する累、締
手段と、（ハ）前記凹部内にもぐざを圧縮しつつ詰め込
むための突き治具とを有することにある。

（作用及び発明の効果） 灸治療法によって水虫を治療する場合、灸の形状、即ち
もぐさの形状を円錐形等錐形に形造っておくと、その頂
点で点火した火が裾広がりに且つ均等に大径の底部側に
燃え移って行って水虫治療に効果的である。

ところが従来はもぐさを手で摘まんで成形するのが汀通
であり、この場合には疾患部が指と指との間の狭い部位
であることから、灸の形を小さくしかもうまく錐形に成
形しないと灸が指に触れて火傷したり、灸の効果が上が
らなかったりする不都合を生ずる。

しかしながら灸の形を手指で成形する限りはなかなかう
まく成形できないのが実際であり、このために水虫を灸
法にて治療すること自体あまり行われていなかった。

これに対し本発明の成形器具を用いれば、灸の形を小さ
く且つ正確な錐形に十分に押し固めた形に成形すること
ができる。具体的には、突き治具を用いて成形型板の門
部内にもぐさを押し込みつつ突き固めていけば、もぐさ
が凹部の型面によって苓麗な錐形に成形される。そこで
緊締手段による緊、締を解いて成形型板をその凹部を通
るパーティングラインに沿って各分割体に分割すれば、
成形された錐形のもぐさが型板から分離される。

而してこのようにして成形したもぐさは小形で十分に突
き固めた状態にあり、且つ奇麗な錐形を成しているから
、指と指との間の付は根等狭い疾患部位にも効果的に灸
を施すことができる。

（実施例） 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。

第１図において１０は金属製の成形型板で、中心部に円
錐形状の凹部１２を有し、且つこの凹部１２を通るパー
ティングライン１４を境に各分割体１６．１６に分割で
きるようになっている。またこれら分割体１６はねじ１
８によって互いに緊締されるようになっている。即ち各
分割体１６には、第２図に示しているように雌ねじ穴２
０２０が同心状に設けられており、この雌ねじ穴２０に
ねじ１８をねじ込むことによって、各分割体１６を合体
し得るようになっている。

第１ＵｙＪにおいて、２２は凹部１２内にもぐさ２６（
第３図参照）を押し込んで突き固めるための突き棒で、
先端に抑圧部２４を有している。

次に本例の成形器具を用いてもぐさを成形する手順を第
３　＋ｆｆｌに基づいて説明する。

先ず同図（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、凹部１２内に
もぐさ２６を入れてこれを突き棒２２にて押し込むよう
にして突き固めつつ、もぐ５２６をｊ順次凹部１２内に
充填する。（Ｃ）はこのようにしてもぐさ２６を突き固
めて成形した状態を示している。

もぐさ２６を突き固めて成形したところで、ねじ１８を
緩めて成形型板１０を各分割体１６１６に分割すれば、
成形体２８の形を何等損なうことなく成形体２８を成形
型板ｌＯから取り出すことができる。尚成形体２８を取
り出すとき、型板１０の向きを第３図（Ｄ）とは逆向き
に、即ち凹部１２の大径開口側を下にして各分割体１６
゜１６を分離するようにしても良い。

而してこのように成形したもぐさ成形体２８は小形且つ
奇麗な円錐形状を成し、また十分に固めであるので、第
４図に示しているように足の指の付は根にも容易に装着
でき、以て灸治療を効果的に施すことができる。

次に第５図及び第６図は未発明の他の実施例を示したも
のであって、この例では成形型板３０に多数の且つ大き
さが異なる凹部３２が一列に形成されている。この成形
型板３０は、ｉｌの実施例と同様に各凹部３２を通るパ
ーティングライン３４にＫ）って各分割体３６．３６に
二分割されるようになっており、またねじ３８にてそれ
ら分割体３６が互いに緊締されるようになっている。

本例の場合、多数のもぐさ成形体を同時に成形できる利
点がある。

以上本発明の実施例を詳述したが、これはあくまで本発
明の一几体例であり、例えば緊締手段として他の形態の
ものを用いることも勿論可能であるなど、本発明はその
主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき
様々な変形を加えた形態で構成することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である成形器具の斜視図であ
り、第２図はその成形器具の分解斜視図、第３図はその
成形器具の用い方の説明図である。第４図は成形したも
ぐさ成形体を患部に装着した状態の説明図であり、第５
図は本発明の他の実施例である成形器具の斜視図、第６
図は第５図における分割体の正面図である。 １０．３０：成形型板 １２．３２：凹部 １４．３４：パーティングライン １６．３６：分割体 ２２：突き棒

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 円錐形等錐形を成すとともに板面上で開口する形態の単
   数若しくは複数の凹部を備え、且つ該凹部の中心を通る
   パーティングラインに沿って分割可能な成形型板と、 該成形型板の各分割体を緊締する緊締手段と、前記凹部
   内にもぐさを圧縮しつつ詰め込むための突き治具と、 を有することを特徴とする実用もぐさの成形器具。