JPH0213322Y2 - - Google Patents

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JPH0213322Y2
JPH0213322Y2 JP1984052744U JP5274484U JPH0213322Y2 JP H0213322 Y2 JPH0213322 Y2 JP H0213322Y2 JP 1984052744 U JP1984052744 U JP 1984052744U JP 5274484 U JP5274484 U JP 5274484U JP H0213322 Y2 JPH0213322 Y2 JP H0213322Y2
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JP
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peeling
peel
cutting lines
cut
piece
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JP1984052744U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、罐やカツプなどの物品を収納する包
装容器に係り、特に、周壁の一部を手で引き裂い
て開封し、内部の物品を取出すようにした包装容
器の剥離開封構造に関する。
〔考案の技術的背景〕
複数本のカツプ入り日本酒や罐ビールなどを包
装するための両端開放容器には、内部の物品を簡
単に取出せるようにするためのジツパと称する剥
離片が周壁に設けられており、この剥離片を手で
引き裂いて剥離することで周壁が開封され、内部
の物品が取出せるようになつている。
しかしながら、従来の剥離片はその一端からの
みしか剥離し得ないようになつていたため、剥離
するためにはその方向を見極めなければならず不
便であつた。
このような従来のものにおける欠点を除去する
ために容器の両端から剥離し得る剥離片を備えた
剥離開封構造が既に知られている。
まず、このような両端から剥離し得る剥離片を
備えた剥離開封構造の従来のものを第3図により
説明する。
第3図に示すものは、両端開放容器1の頂壁2
に、相互に逆方向の端から剥離し得る一対の剥離
片3A,3Bが形成されたもので、各剥離片3
A,3Bの剥離状態を明確にするため、一部剥離
した各剥離片3A,3Bの端部は切り取つてある
が、実際には切り取らずに最後まで剥離するもの
である。このうち剥離片3Aは第3図の左端から
剥離し得るように構成されており、また、剥離片
3Bは第3図の右端から剥離し得るように構成さ
れている。さらに、各剥離片3A,3Bの最初に
引き裂く側の端部には、他の剥離片3B,3A側
に進出する幅広部4A,4Bが形成されており、
剥離片3A,3Bに対する指の位置決めを容易に
なし得るようになつている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、前述した従来のものは、2つの
剥離片3A,3Bが連設されているため、両剥離
片3A,3Bの占める面積が大きく、剥離片3
A,3Bのために必要な多数の切断線により容器
1の表面の印刷のみにくくなる範囲が従来の一端
からのみ剥離し得る剥離片より増し、また、一方
の剥離片3Aまたは3Bは必らず無駄になるとい
う問題点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案は、前述した従来のものにおける問題点
を除去し、幅の狭い剥離片を設けて両端から剥離
し得るようにした包装容器の剥離開封構造を提供
することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、上記目的を達成するため、両端解放
容器の頂壁の一端から他端にかけて互いに所定間
隔離間させて平行に配設した一対の切断部間に剥
離片が形成され、この各切断部は、切断部の延存
方向に延存しこの延在方向に間隔を隔てて直線状
に並ぶ複数の切断線を2列に亘つて干鳥状に対向
させて互い違いに形成するとともに、各切断線の
両端部に互いに対向する他列の切断線に近づく方
向に延びる傾斜状の補助切断線を連接して構成さ
れていることを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第1図は本考案に係る剥離開封構造の実施例を
示すものであり、この剥離開封構造を備えた両端
開放型の包装容器10の素材11が第2図に示さ
れている。
前記素材11は、ほぼ長方形状のシート一例と
して5個の同形の物品を収納し得る大きさを有し
ている。この素材11の中央部には頂壁12が形
成されており、この頂壁12には後に詳述する剥
離開封構造13が形成されている。前記頂壁12
の両側には折目線14,14を介して側壁15
A,15Bが連設されている。また、各側壁15
A,15Bの上端部には物品を受容する受容部1
6,16…が物品の数に対応するように間隔を隔
てて形成されている。また、各側壁15A,15
Bには折目線17,17を介して底壁18A,1
8Bが連設されており、各側壁15A,15Bの
下端部には物品を受容する受容部19,19…が
物品の数に対応するように間隔を隔てて形成され
ている。さらに、一方の底壁18Aの端部には複
数のフツク状舌片20,20…が突設されてお
り、他方の底壁18Bには、各舌片20が係合し
得るスリツト21が形成されている。
前記剥離開封構造13は、素材11の頂壁12
の一端から他端にかけて平行に配設されている2
本の切断部22A,22Bを有しており、両切断
部22A,22B間に、頂壁12の一端から他端
にまで延在する剥離片23が形成されている。前
記の各切断部22A,22Bは、切断部22A,
22Bの延在方向に延在し、この延在方向に間隔
を隔てた複数の切断線24,24,25,25…
が2列干鳥状に形成されている。また、各切断線
24,25の両端部には、他列の切断線25,2
4に近づく方向の傾斜状の補助切断線26,2
6,27,27が連設されている。さらに、両切
断部22A,22Bにおける外側の切断線24,
24は相互に対向位置に配設され、また、内側の
切断線25,25も相互に対向位置に配設されて
いる。
なお、前記素材11の頂壁12、両側壁15
A,15Bおよび両底壁18A,18Bにかけて
内部に収納した物品ごとに包装容器を区分するた
めのミシン線28,28…が形成されており、各
側壁15A,15Bには各ミシン線28を剥きや
すくするための開口29がミシン線28に交差す
るように形成されている。
前述した素材11の一方の底壁18Aの各フツ
ク状舌片20を他方のスリツト21へ係合して複
数の物品Aを収納した両端開放型の包装容器10
を第1図により説明する。なお、この第1図にお
いては、剥離片23の剥離状態を明瞭にするた
め、剥離片23の両端部の剥離した部分は切り取
つてあるが、実際には剥離片23は頂壁12のい
ずれか一端から他端にかけて最後まで剥離するよ
うになつている。
第1図の包装容器10の剥離開封構造13にお
ける剥離片23の剥離状態について説明すると、
頂壁12のいずれの端部から剥離片23を引き裂
くようにしても、剥離片23は、外側の切断線2
4、補助切断線26から内側の切断線25へ連ら
なるように切離され、その後切断線25、補助切
断線27から外側の切断線24へ連らなるように
切離される。このようにして、剥離片23は、内
外の切断線25,24に交互に連らなるように順
次剥離されて行き、最終的には頂壁12の一端か
ら他端まで完全に剥離されて包装容器10は開放
される。したがつて、剥離片23を切離なすこと
により包装容器10内の物品Aを自由に取出すこ
とができる。
このように、本実施例によれば、いずれの方向
からも剥離片23を剥離することができるので、
剥離のためにその方向を見極める必要もなく便利
である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る包装容器の
剥離開封構造は、両端解放容器の頂壁の一端から
他端にかけて互いに所定間隔離間させて平行に配
設した一対の切断部間に剥離片が形成され、この
各切断部は、切断部の延存方向に延存しこの延在
方向に間隔を隔てて直線状に並ぶ複数の切断線を
2列に亘つて干鳥状に対向させて互い違いに形成
するとともに、各切断線の両端部に互いに対向す
る他列の切断線に近づく方向に延びる傾斜状の補
助切断線を連接して構成されているので、幅の狭
い剥離片を設けて両端から剥離することができ、
剥離の方向を見極める必要もないし、また剥離片
の幅も狭いので包装容器の表面の印刷の見にくく
なる範囲も少なくなるし、さらには、1本の剥離
片を両側から剥離できるので剥離片も無駄になら
ないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る剥離開封構造を適用した
包装容器の実施例を示す斜視図、第2図は第1図
の包装容器の素材の平面図、第3図は従来の剥離
開封構造を適用した包装容器を示す斜視図であ
る。 1,10……包装容器、3A,3B,23……
剥離片、11……素材、12……頂壁、13……
剥離開封構造、15A,15B……側壁、18
A,18B……底壁、22A,22B……切断
部、24,25……切断線、26,27……補助
切断線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端解放容器の頂壁の一端から他端にかけて互
    いに所定間隔離間させて平行に配設した一対の切
    断部間に剥離片が形成され、この各切断部は、切
    断部の延存方向に延存しこの延在方向に間隔を隔
    てて直線状に並ぶ複数の切断線を2列に亘つて干
    鳥状に対向させて互い違いに形成するとともに、
    各切断線の両端部に互いに対向する他列の切断線
    に近づく方向に延びる傾斜状の補助切断線を連接
    して構成されていることを特徴とする包装容器の
    剥離開封構造。
JP5274484U 1984-04-12 1984-04-12 包装容器の剥離開封構造 Granted JPS60167773U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5274484U JPS60167773U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 包装容器の剥離開封構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5274484U JPS60167773U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 包装容器の剥離開封構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167773U JPS60167773U (ja) 1985-11-07
JPH0213322Y2 true JPH0213322Y2 (ja) 1990-04-12

Family

ID=30572965

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5274484U Granted JPS60167773U (ja) 1984-04-12 1984-04-12 包装容器の剥離開封構造

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JP2587656Y2 (ja) * 1993-05-27 1998-12-24 大正製薬株式会社 包装容器
JP5499945B2 (ja) * 2010-06-29 2014-05-21 大日本印刷株式会社 両方向に開封可能なジッパー構造
JP5673983B2 (ja) * 2014-03-14 2015-02-18 大日本印刷株式会社 両方向に開封可能なジッパー構造及びジッパー構造を備えた箱体

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JPS60167773U (ja) 1985-11-07

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