JPH0213280A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH0213280A
JPH0213280A JP63161786A JP16178688A JPH0213280A JP H0213280 A JPH0213280 A JP H0213280A JP 63161786 A JP63161786 A JP 63161786A JP 16178688 A JP16178688 A JP 16178688A JP H0213280 A JPH0213280 A JP H0213280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
connector
bolt
ultrasonic motor
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP63161786A
Other languages
English (en)
Inventor
Takenao Fujimura
毅直 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to DE3920726A priority patent/DE3920726A1/de
Publication of JPH0213280A publication Critical patent/JPH0213280A/ja
Priority to US07/636,553 priority patent/US5162692A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧電厚み振動子により励振されて自由端が換り
楕円振動する片持梁付結合子の自由端面にロータを圧着
することによって発生する回転トルクを利用した超音波
モータに関する。
〔従来の技術〕
特開昭61−109476号に記載された定在波型超音
波モータを第4図に示し、カラー2.圧電素子3.カラ
ー4.結合子5をボルト30によって結合して振動装置
を形成する。これにロータを取付けるには結合子5の片
持梁14の中心に形成したねし孔に別のボルトによって
ロータを梁部14の端面15に押圧する。
このモータにロータを取付けることなく梁14が共振運
動を行うように圧電素子3を振動させ梁14の先端の測
定部32の捩り振動の測定結果を第5図に示す、この結
果、粱14の中心部で振動の方向が逆転し、更に中心部
分の振幅の変化が最大であることを知った。
次に、結合子5のねじ孔31にロータ固定用のボルトを
取付け、ロータを取付けずに測定部32の換り振動を測
定した結果、著しく振幅が減少した。
これは結合子のねじ孔とロータ固定ボルトとの間に振動
による摩擦が生じ、更にロータ固定ボルトのねじ込みに
よって梁部14の測性が増加して振幅を減少させたこと
による。
この結果、結合子の捩り振動を大きくするには結合子5
の梁部14にロータ以外の接触物がないことが重要であ
る。
第6A −6E図は特開昭61−244280号に記載
された超音波モータを示し、超音波モータの中心を通る
軸にロータを固定する。即ち、カラー2と一体とした中
空軸40によって端子vi13 、圧電素子3.カラー
4を経て接合子5にねじ込む、出力軸41を円板42に
圧入しロータと円板との間はシリコンゴムのリング43
によって振動のない出力を伝達される。
この構造はロータ6の軸線方向の規制がなく出力軸41
は結合子中心部に接触して規制される。このため、結合
子の振動を減衰し、モータの効率を低下させる。
【発明が解決しようとするi1題〕 上述の通り、既知の構成ではロータの保持を行うために
結合子の片持梁部の振動が減衰され、その結果としてモ
ータの出力が減少する。ロータ保持のために別の軸を使
用する場合でも結合子片持梁部と別の軸が接触して出力
損失を生ずる。
本発明の目的は、上述の欠点を生ぜず、振動損失の少な
い超音波モータを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるランジュバン撮動子を利用する厚み方向振
動発生機構によって励振されて厚み方向振動を捩り楕円
振動に変換する片持梁付結合子の先端部に回動自在のロ
ータを圧着する超音波モータは、ロータ保持用ボルトを
超音波モータ中心に設けられた、振動子に結合子を圧接
させるボルトと一体とし、ボルトは結合子の基部のみに
接触して片持梁部に対しては空間を形成して梁部の楕円
捩り振動を阻害しない構成とする。
本発明の好適な実施例によって、前記ボルトは2段ボル
トとし、大径部のねじで結合子を振動子に圧接し、小径
部でロータを支承する軸受内径を軸線方向滑動可能に支
持する。
他の実施例によって、前記ボルトは2段ボルトとし、小
径部の段部で結合子を振動子に圧接し。
大径部でロータを支承する軸受内径を軸線方向滑動可能
に支持する。
〔作用] 上述の通り、振動子と結合子を圧接するボルトとロータ
保持ボルトとを一体にし、好適な例で2段ボルトとして
1段目を結合子圧接ボルトとして使用し、2段目をロー
タ保持ボルトとして使用することによって、ロータの軸
線に直角方向の保持は確実になり、ボルトと片持梁部と
の間に空間を形成してもボルトの横剛性に影響を生ずる
ことはない、前述した通り5片持梁部の自由振動がモー
タの性能発揮に重要な因子となる0本発明によるボルト
と梁部との間の空間の形成によって結合子梁部に励起さ
れる振動の減衰を最少限にすることができる。
更に、結合子圧接ボルトとロータ保持ボルトとを一体に
することによって、結合子梁部端面に対するロータの押
圧力の調整、保持は極めて容易になり、モータ全体とし
ての剛性は増加して安定した出力を生じ、モータの構造
は簡単になる。
〔実施例〕
本発明を例示とした実施例並びに図面について説明する
。各図において、理解を容易にするために同じ符号によ
って同様の部分又は部品を示す。
第1,2図は本発明の第1の実施例を示す0本発明によ
る超音波モータの中心軸線を通る圧接用ボルトlはカラ
ーA2.端子Vi13.圧電素子3.端子板13.圧電
素子3.端子板13.カラー84の孔を通って結合子5
に一段目ねじて結合し、圧電素子3の厚さ方向の振動に
際して各部の接触面が離れない程度の力で結合される。
結合子5の片持梁部14は本発明によって円筒状空間1
6を存する。梁部14と結合子5の共振に際して1円筒
状空間は2段目ねじ11に対する接触を防ぎ得る寸法を
有する。
ロータ6は軸受7によってボルト1の2段目の直線部1
7に対して回動自在に支承される。2段目ねじ11にね
じ込んだナツト9によるばね8の押圧力調整によって、
ロータ6は結合子5の梁部14の上面15に接触する。
JII受7の内径はボルト1の直線部17の外径に対し
てばね8の押圧力によって軸線方向に滑動可能の保持と
する。
圧電素子3に超音波モータの共振周波数の高周波電圧が
図示しない電源から端子板13を介して印加されれば、
圧電素子3の厚さ方向の共振が発生し、同時に結合子5
に捩り振動が発生する。この時の結合子5の梁部14の
捩り振動はばね8によって面接触するロータ6に伝達さ
れてロータ6を既知の通りに駆動する0本発明によって
1円筒状空間16をボルト1と梁部14の内周面との間
に形成したため、結合子5の梁部14とボルトlの外周
面との間が接触せず、梁部14の捩り振動が減衰される
ことがなくロータ6に伝達され、モータの性能は向上す
る。更に、ロータ6は軸受7を介してボルト1に回転自
在に支承され、ロータ6はボルト1゜梁部14に対して
安定した位置に保持される。
本発明の第2の実施例を第3図に示す0図示の例ではボ
ルト20は先端に六角孔21を有する2段ボルトとし、
小径部22のねじ部23をカラーA2にねじ込み、カラ
ーA2.端子板13.圧電素子3.カラー84、結合子
5をボルト20の大径部24との間の段部25によって
押圧固定する。ボルト200大径部24の外周に軸受7
の内周を係合させ、軸受7の外周にロータ6を固着する
。前の実施例と同様にばね8゜ナツト9によってロータ
6の押圧力を調節する。
結合子5の梁部14の内周とボルト20の外周との間に
は円筒空間16を形成して梁部14の捩り振動の減衰を
防止する。
第2の実施例は基本的には第1の実施例と同様の効果を
得られる。この実施例においては、モータの組立が凡て
上方から行い得るため組立ラインの構成が容易である。
[発明の効果] 本発明によって、ロータ固定用ボルトとモータ圧接用ボ
ルトとを一体化したため、結合子梁部でのロータ固定を
行う必要がなくなり、このため。
結合子梁部とボルトとの間に空間を形成することが可能
となった。この空間によって結合子梁部での共振振動の
減衰を防ぎ、超音波モータの性能は向上する。
ロータをモータ圧接用ボルトによって回転自在に支承し
、ロータはラジアル方向の力に対して安定する。
ロータ固定用ボルトとモータ圧接用ボルトとを一体とし
たため構造は簡単になり組立は容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による超音波モータの縦
断面図、第2図は第1図のモータの斜視図、第3図は本
発明の第2の実施例によるモータの縦断面図、第4図な
いし第6図は既知の例を示し、第4図は斜視図、第5図
は振動測定結果のグラフ、第6図A−Eは他の実施例の
図である。 1 、20.30.40・・・ボルト 2.4・・・カラー 3・・・圧電素子 5・・・結合子 6・・・ロータ 7・・・軸受 8・・・ばね 13・・・端子板 14・・・片持梁部 16・・・円筒状空間 32・・・測定部 41・・・出力軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.ランジュバン振動子を利用する厚み方向振動発生
    機構によって励振されて厚み方向振動を捩り楕円振動に
    変換する片持梁付結合子の先端部に回動自在のロータを
    圧着する超音波モータであって,  ロータ保持用ボルトを超音波モータ中心に設けられた
    、振動子に結合子を圧接させるボルトと一体とし,  上記ボルトは結合子の基部のみに接触して片持梁部に
    対しては空間を形成して梁部の楕円捩り振動を阻害しな
    い構成とすることを特徴とする超音波モータ。
  2.  2.前記ボルトは2段ボルトとし,大径部のねじで結
    合子を振動子に圧接し,小径部でロータを支承する軸受
    内径を軸線方向滑動可能に支持する請求項1記載の超音
    波モータ。
  3.  3.前記ボルトは2段ボルトとし,小径部の段部で結
    合子を振動子に圧接し,大径部でロータを支承する軸受
    内径を軸線方向滑動可能に支持する請求項1記載の超音
    波モータ。
JP63161786A 1986-10-26 1988-06-29 超音波モータ Pending JPH0213280A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63161786A JPH0213280A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 超音波モータ
DE3920726A DE3920726A1 (de) 1988-06-29 1989-06-24 Ultraschalloszillator
US07/636,553 US5162692A (en) 1986-10-26 1991-01-04 Ultrasonic oscillator and ultrasonic motor using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63161786A JPH0213280A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 超音波モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0213280A true JPH0213280A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15741882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63161786A Pending JPH0213280A (ja) 1986-10-26 1988-06-29 超音波モータ

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JP (1) JPH0213280A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5104994A (en) * 1989-06-16 1992-04-14 Rhone-Poulenc Agriculture Ltd. N-phenylpyrazole derivatives
JPH05207761A (ja) * 1992-01-23 1993-08-13 Canon Inc 超音波モータ
KR100478516B1 (ko) * 2001-09-07 2005-03-28 학교법인 인하학원 비틀림형 압전 가진기를 이용한 정밀 스텝모터
KR100661311B1 (ko) * 2005-03-07 2006-12-27 김진오 압전 초음파 모터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392278A (ja) * 1986-10-06 1988-04-22 Aisin Seiki Co Ltd 超音波モ−タ

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