JPH02132157A - アスファルト系エマルジョン - Google Patents

アスファルト系エマルジョン

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JPH02132157A
JPH02132157A JP21615888A JP21615888A JPH02132157A JP H02132157 A JPH02132157 A JP H02132157A JP 21615888 A JP21615888 A JP 21615888A JP 21615888 A JP21615888 A JP 21615888A JP H02132157 A JPH02132157 A JP H02132157A
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JP
Japan
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emulsion
asphalt
acid compound
rubber
component
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Application number
JP21615888A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Moriyoshi
昭博 森吉
Ichiro Fukai
深井 一郎
Etsuo Hosokawa
細川 悦雄
Takeo Shiono
武男 塩野
Yasuko Oida
老田 康子
Tamezo Asada
浅田 為蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の刊用分野) 本発明は.コンクリートやアスファルl・舖装道路の亀
裂補修等に適したアスファルト系エマルジョンに関する
(従来の技術) 従来よりアスフアルト舖装道路の亀裂補{[蓋には、一
般に溶融アスファルトやゴムラテ・ンクスを混合した溶
融アスファルト、あるいはアスファルト乳剤を流し込む
という方法がとられているが、溶融アスファルトは亀裂
部に入ると直ちに冷却され固化してしまうので亀裂の先
端部にまで充填できず、道路の表面付近だけを塞いだ形
になっているため補ll!部分の強度が弱く、再度亀裂
が生じやすい他、使用できる温度範囲が−35℃〜35
℃程度と狭いため、夏間には溶融しやすく寒冷地では亀
裂を生しやすいという問題がある。また、ゴムラテック
スを混合した溶融アスファルトは、100℃程度に熱し
たアスファルトをゴムラテックス中に少量ずつ滴下する
製法を経るため作業性が悪いとともに、粘着性のある高
温物質であるので、作業者におよぼす危険性も高いとい
う欠点も有していろ。
また、アスファルト乳剤は、硬化に1週間以上を有し、
かつ水分が約50重量%を占めるため硬化後の体積減少
が激しく、再度補峰を必要とする場合も多い。また、流
動温度が低いため、オつだち圓れ等を生じやすい。
一方、建物やトンネル、池下道等におけるコンクリート
の亀裂補{1や、コンクリートと鋼劃才の結合誉才とし
ては、従来からコンクリート、コンクリートミルク、コ
ンクリートと樹脂の混合物等が使用されているが、これ
らは乾燥に多くの時間がかかるという問題がある。ざら
に近年ではアスファルト乳剤にゴムラテックスを配合し
たアスファルト舗装用亀裂補{1材が提案されているが
、これは乾燥固化させるのに水分の蒸発を待つため自然
放置によると非常に時間が長くかかり、速く乾燥させる
には熱による脱水乾燥等の必要とする欠点を有している
。また、その厚さが厚くなると表面のみが固まって内部
が固まらず、さらに乾燥後の体積減少が大さいことや、
炉や紫外線による劣化が激しく耐候性に劣るいう欠点が
ある。
F記のような汎用上水林の池に、シリコーン系上水材、
エボキシ系上水林、吸水性ボリマ一系上水IA、あるい
はアスファルトを特定の有機溶剤に溶解してなるカット
パックアスファルト等が上水林、亀裂補蜂材として用い
られるが、シリコーン系上水材、エボキシ系上水林は浸
透性が悪く11!.裂の先端まで充填できないこと、接
着性に劣ること、コスト高であること等の欠点を有し、
吸水性ボリマ一系IF水林はゲル状に硬化するので極め
て脆く、耐寒性、耐熱性に劣る等の欠点を有し、ざらに
カントバックアスファルトは耐寒性、耐熱性に劣る等の
欠点を有している. このように、上水林、亀裂補鋒材としては種々の材料が
提案されているが、未だ浸透性、耐寒性、高いゴム弾性
、速乾性等の諸特性を充分に満足するものが得られてい
ないのが現状である。
(発明が闘決しようとする課題) 以上の点に鑑みて本発明は、亀裂の先端部にまで充填が
可能で、かつゴム弾性を高め、適用できる温度範囲を広
げて寒冷地での使用にも充分耐え得るとともに、乾燥同
化に要する時間を大幅に短縮することのできるアスファ
ルト系エマルジョンを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段) 本発明は即ち、アスフアルト乳剤(B)またはゴム・ア
スファルト乳剤(C)を主剤とし、(a)アクリル酸化
合物又はメタクリル酸化合物とスチレンとの共重合体エ
マルジョン、(b)ゴムラテ・ソクス、(C)アクリル
酸化合物エマルジョンまたはメタクリル酸化合物エマル
ジョンの群からなる硬化剤の一種または二種を適宜矧合
せて添加することを特徴とするアスファルト系エマルジ
ョンに関する. 本発明は、上記(a)、(b)、(c)の硬化剤を単独
あるいは適宜知合せて添加することによりアスファルト
系エマルジョンの固化時間を大幅に短縮し、かつ固化す
るまでは液状であるので亀裂の先端部にまで充填するこ
とが可能で、さらに優れたゴム弾性と耐寒性等の特性を
発揮するものである。
まず、本発明において用いる硬化剤(a)、(b)、お
よび(C)について説明する。(以下、重量部および重
量比はすべて固形分換算である。)本発明の(a)アク
リル酸化合物又はメタクリル酸化合物とスチレンとの」
(重合体エマルジョンは、アクリル酸化合物又はメタク
リル酸化合物と、スチレンと水と乳化剤とのrH合1α
を温水中て攪rfすることにより得られる。アクリル酸
化合物又はメタクリル酸化合物とし゜Cは、アクリル酸
、アクノル酸エステル、ポリアクリル酸ソーダ、アクリ
ル酸塩類モノフー、アクリル酸ジメチルアミノエチルエ
ステル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸シエチレン
グリコールエトキンレート、2−エトキンエチルアクリ
レート、1ボキシアクリレート、n一エステルアクリレ
ー]・、テトラヒト口フルフリルアクリレート、トリメ
チロールブロバントリアクリレート、2−ヒトロギシエ
チルアクリレート、2−ヒドロキシブ口ビルアクリレー
ト、1.4−ブタンジオールジアクリレート、1.6−
ヘキサンジオールジアクリレート、ベンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ラウリルートリデシルく混合)ア
クリレート、メチルメタクリレート、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸t−ブチル、メタグリル酸2−エチル
ヘキシル、メタクリル酸アルキル、メタクリル酸トリデ
シル、メタクノル故ステアリル、メタクリル酸シクロヘ
キシル、メタクリル酸、メタクリル酸2−ヒト口キシブ
口ピル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、テトラヒ
トメタ々リル酸フルフリル、ジメタクリル酸エチレン、
ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリル
酸テトラエチレングリコール、ジメタクリル酸1.3−
ブチレン、トリメタクリル酸トリメチロールブロバン、
グリシジルメタクリレート、n−プチルメタクリレート
、イソブチルメタクリレート、2−ヒトロキシエチルメ
タクリレート、ラウリルメタクリレート等がある。
共重合させる各{ヒ合物の重量比は、アクリル酸化合物
又はメタクリル酸化合物:スチレン(モノマー)がIl
’l:90〜90:10の範囲が望ましく、スチレン成
分がこれより多いとボリスチレン部分が多くなるため得
られるアスファル1・系エマルジョンの硬度が高くなり
過ぎる。逆にスチレン成分がこれより少ないと、充分な
硬度がi場られない。
本発明の(b)ゴムラデノクスとしては、SBR、ヒニ
ルピリジン・スヂレン・ブタジエン共重合体、カルボキ
シ変性スチレン・ブタジエン共重合体、アクリ口ニトリ
ル・ブタジ1ン共重合体、天吠ゴ1、等のラテックスが
ある。S r3 Rラテックスとしては、SBRラテッ
クス及びカルボキシ変性St”IRラテックスな屯独あ
るいは混合して用いるのが望ましい。混合する場合、カ
ルボキシ変性SBRラテックスの割合を多くずると、得
られろアスファルト系エマルジョンの同化後の引っ張り
強度と弾性が高くなろので、用途に応して過宜配合比を
変えれは良い。
また、(C)アクリル酸イヒ合物エマルジョンまたはメ
タクリル酸イし合物エマルジョンとしては、上記(a)
のアクリル酸化合物又はメタクリル酸化合物と、スチレ
ンとの共重合体エマルジョンにおいて列挙した′化合物
のモノマーあるいは重合体のエマルジョンや、市販のア
クリルエマルジョンがあり、これらは単独あるいはアク
リル酸系、メタクリル酸系のものとうしで混合して使用
することができる。
(a)アクリル酸化合物又はメタクリル酸化合物と、ス
チレンとの共重合体エマルジョンと、(b)SBRラテ
ックスとの混合比(b): (a)は、本願第1の発明
おいては100:l〜100:240(固形分換算重量
比、以下同じ)、さらに望ましくは100:10〜10
0:120であり、本願第2の発明においては100:
0.5〜+00:300、さらに望ましくはI O O
 : 1 0〜+00 : 100である.また、本願
第7.8の発明においては(c):  (b)は、l:
1〜1:5である。いずれの場合も(b)成分がこれよ
り少ないと得られるアスファルト系エマルジョンが瞬峙
に固化してしまい、亀裂部分への注入が不可能になり、
また(b)成分がこれより多いと固化時間がかかりすぎ
て望ましく兼い. 次に、本発明における主剤であるアスファルト乳剤(B
)8よびゴム・アスファルト乳剤(C)について説明す
る。
アスファルト乳剤(B)としては、カチオン系乳剤、ア
ニオン系乳剤、ノニオン系乳剤のいずれも使用すること
ができる。特にカチオン系乳剤を使用した場合には固化
時間がさらに短くなるのでより好ましい.アスファルト
としては、天然アスファルト、石油アスフアルトのいず
れでも良く、これらのストレートアスファルト、ブロー
ンアスファルト、その他が使用できる。
ゴム・アスファルト乳剤(C)としては、ゴム重合体ラ
テックス100重量部に加熱溶融したアスファルト10
0〜1200重量部を配合したものに乳化剤と分散安定
剤を混合した、含有水分量8〜35重量%の高1度エマ
ルジョン、あるいはカチオン系アスフアルト乳剤100
重量部にノニオン系ゴムラテックスを5〜50重量部混
合した含有水分@40〜50重量%の低濃度エマルジョ
ンが好適する。
上述の高1度エマルジゴンに用いられるゴム重合体ラテ
ックスどしては、SBR、ビニルビリジン・スチレン争
ブタジエン共重合体、カルポキン変性スチレン・ブタジ
エン共重合体、アクリロニトリル・ブタジエン共重合体
等のラテックスがある。また、アスフアルトとしては天
然アスファルト、石油アスファルトのいずれでも良く、
これらのストレートアスファルト、ブローンアスファル
ト、その他を単独または混合して使用する.これらのア
スファルトのゴム重合体ラテックスへの添加沼度は、分
散性やゴム重合体ラテ・ソクスの安定性から、70〜1
50℃が好ましい。乳化剤としては、アニオン系、ノニ
オン系のものが好適し、アニオン系乳化剤としては脂肪
酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、ロリン酸塩等が、またノニオン系乳化
剤としてはボリオキシエチレングリコール型ノニオン性
ノノチオン、ボリオキシエチレン(またはプロピレン)
アルキルアミン等がある。分散安定剤としては、無機系
ではベントナイト、クレー等があり、有機系ではポリビ
ニルアルコール、メチルセルロース、ヒトロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリ
ル酸ソーダ、デンブン、カゼイン等があり、単独または
混合して使用することにより、得られるゴム・アスファ
ル!・乳剤(C)の安定性を良好にする。
また、上述の低濃度エマルジョンは、アスファルト乳剤
として硬化速度の速いカチオン系乳剤を用いると、ノニ
オン系のラテックスを分散させるのに最も分散性が良く
、アニオン系のラテックスをlH合すると均一な乳液が
得Cこくいのでノニオン系のラテックスを用いるのが望
ましい。ラテックスとしては、上述の高1度エマルジョ
ンに使用するものと同様のゴム重合体ラテックスが使用
できるが、特にノニオン系のS I3 Rラテックスを
配合すれば、多量に添加しても良く分散し、また粘度」
二昇も小さい。
主剤は、本願第1,第3、第5および第7の発明におい
てはアスファルト乳剤(B)を、また本願第2、第4、
第6および第8の発明においてはゴム・アスファルト乳
剤(C)を用いる。
硬化剤は、本願第1および第2の発明においては(a)
アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合物とスチレン
との共重合体エマルジョンと(b)ゴムラテックスの混
合物を、また本願第3および第4の発明においては(a
)単独を、本願第5および第6の発明においては(C)
アクリル酸化合物エマルジョンまたはメタクリル酸化合
物エマルジョン単独を、そして本願第7および第8の発
明においては(C)と(b)の混合物を用いる。
主剤と硬化剤との混合比は、硬化剤:主剤が、本願第1
、および第2の発明においてはI:99〜30 : 7
0、さらに望ましくは5:95〜20:80、本願第4
の発明においては0.1:100〜too:ioo、本
願第第3および第5の発明においては1:99〜50 
: 50、本願第6の発明においては5;95〜50 
: 50、本願第7の発明においては1:99〜40:
60、本願第8の発明においては5;95〜40 : 
60であり、硬化剤成分がこれより少ないと固化時間が
かかりすぎ(1週間以上)、硬化剤成分がこれより多い
と得られるアスファルト系エマルジョンが瞬時に固化し
てしまうので望ましく無い. なお本発明においては、さらに耐候性、耐寒性、柔軟性
の向上をはかるために、老化防止剤や可塑剤を、得られ
るアスファルト系エマルジョンのゴム成分の5重量%以
下の割合で添加することができる。可塑剤としてはポリ
ブテンー1やフタル酸エステル系化合物(フタル酸ジオ
クチルヘキシル、フタル酸ジメチル等)、脂肪族二塩基
酸エステル系化合物(コハク酸ジイソデシル等)、グリ
コールエステル系化合物(ジエチレングリコールジベン
ゾエート等)、脂肪酸エステル系化合物(オレイン酸ブ
チル等)、リン酸エステル系化合物(トノクレジル等)
等がある.また、硬化促進剤、増量剤、あるいは増粘剤
として、アルミノーやマグネシア、酸化鉄等の金属酸化
物、金属粉末、石粉(炭酸カルシウム粉末)、砕石粉、
砂利、木粉(もみがら、おがくず等)、セメント、クレ
ー等の充填剤を得られるアスファルト系エマルジョンの
固形分M量部の10重量%以下の割合で添加することか
できる。
本発明のアスファルト系エマルジョンを道路の亀裂部分
等に充填する場合には、充填する直前から数日前に上述
の硬化剤と主剤とを混合したものをノズルやボース等に
よって注入してやれば良い。
(実施例) 本発明の実施例について説明する。
実施例1〜13 各表に示す配合で各成分を混合してアスファルト系エマ
ルジョンを製造し、各種の試験を行った。
針大度及び軟化点は、JIS  K  2208  5
.13に準じて測定した。ガラス転移点は示差走査幼I
t Hを用いて測定した.固化時間は、容III 2 
00ccのポリ容器に試料20gをとり、空気中(約2
3℃)に放賞した時の固化に要する時間を洞定した。
また、(a)成分と(b)成分の混合比の違いによる効
果の違いを見るため、第2表に示す比率で混合した硬化
剤20重量部に、カチオン系アスファルト乳剤(B)を
80重量部添加した時の固化時間を渕定した。
さらに、硬化剤の混合物(A)と、主剤(B)成分との
混合比の違いによる効果の差を見るため、第3表に示す
比率で混合したものの同化時間を測定した。
なお、この時(B)成分としてはカチオン系アスファル
ト乳剤を用い、(A)成分としては第2表の実施例7の
(a)成分と(b)成分の混合物とを用いた。
比較例ト6 各表に示す配合で各成分を混合し、実ラセ例lと同様に
して試験した。
実施例14〜22 各表に示す配合でアスファルト系エマルジJンを製造し
、実施例1と同様に試験した。第4表においてはゴム・
アスフ7ル1・乳剤(C)とし一〇、カチオン系アスフ
ァルト乳剤63重量部にノニオン系SBRラテックス2
7重量部を混合した低濃度エマルジョンを使用した。な
お、耐候性は、直径15mmの円板上に試享」を17ざ
3 m mに設けたものを45゜の角度にたてかけて、
屋外暴露した時の状態を調べた。
さらに、ゴム・アスフアルト乳剤(C)におけろ、カチ
オン系アスファルト乳剤とノニオン系SD Rラテック
スとの混合比の違いによる特性の差を第5表に示した。
この時、硬化剤としては(a)メタクリル酸ブチル・ス
チレン共重合体エマルジョンとく1〕)カルボキシ変性
SBRラテックスとを100゜] O Oの割合で混合
したものを(C)90重!1部に対して10重量部添加
した。また、第6表には実施例17と同様の硬化剤およ
び実施例l4と同様の(C)成分を配合した時の、硬化
剤の添加量の差による効果の差を示した。
比較例7〜11 各表に示す配合で各成分を混合し、実施例l4と同様に
して試験した。
実施例23〜32 第7、8表に示す配合でアスファルト系エマルジョンを
製造し、実施例14と同様に試験した。
ゴム・アスファルト乳剤(C)として、含有水分ffi
15%の高濃度エマルジョンを、また(C)メタクリル
酸化合物エマルジョンとしては、メタクノル酸エチルを
使用した。第8表においては(C)成分と(a)成分と
の配合比の差による効果の差を示した。
比較例12〜14 第7、8表に示す配合で各成分を混合し、実施例l4と
同様にして試験した。
実施例33〜38 第9表に示す配合でアスファルト系エマルジョンを製造
し、実施例l4と同様に試験した。ゴJい・アスファル
ト乳剤<C>とじては、SBRラテックスを用いた高濃
度エマルジョンを使用した。
比較例15〜l6 第9表に示す配合で各成分を混合し、実施例l4と同様
にして試験した。
第1〜9表に示されるように、本発明のアスフアルト系
エマルジョンは同化に要する時間が短く、また、ガラス
転移点と軟化点との差が大きいので、輻広い温度範囲に
適用でき、耐候性にも優れていろ。また、各成分の混合
比を調整することによって同化時間を容易に調節するこ
とができる。
(以下余白) (発明の効果) 以上本発明のアスファルト系エマルジョンは、上述の様
な構成を持つので以下に述べるような効果を奏する。
即ち、主剤としてアスフアルト乳剤(B)を使用すれは
、浸透性が良く作業上も安全であり、またゴム・アスフ
ァルト乳剤(C)を使用すれは、これらの特性に加えて
軟化点、ゴム弾性、耐候性がざらに向上し、夏朋にも充
分な特性を発揮する。
また、これら主剤に添加する硬化剤として(a)アクリ
ル酸化合物またはメタクリル酸化合物とスチレンとの共
重合体エマルジョン、または(C)アクリル酸化合物エ
マルジョンまたはメタクリル酸化合物エマルジョンを用
いるので、乾燥固化に要する時間を大幅に短縮できると
ともに、ガラス転移点を約−45℃に引き下げるので耐
寒性が向上する。さらにこれらの硬化剤に、(b)ゴム
ラテウクスを併用するとエマルジョン中のゴム分のFl
合が多くなるので弾性等の81械特性がさらに向上し、
外力が加わっても亀裂を生しにくい等の効果を奏する。
1事件の表示 昭和63年特許願第216158号 2発明の名称 アスファルト系エマルジョン 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 川崎市川(ロ)区小田栄2丁目1番1号(225)昭和
t線電纜株式会社 代表者  松井 善之助 /1代理人 川崎市川崎区小田栄2丁目1番1号 昭和電線電纜株式会社内 6補正の対象 明細書の特許請求の範囲丹び発明の詳細な説明の各欄及
び図面。
7補正の内容 (1)特=へ:請求の範囲を別紙の通り補正する。
(2)明細書第7頁9〜1l行の「の群からなる硬化剤
の一種または二種を適宜頴合仕て添加する」を「の群の
一種または二種を適宜組合せたアニAン性の硬化剤を添
加する」と?ai正する。
く3)明細書第7頁19行の「てある。」の後に次の文
意を挿入する。l![1ち、「また、上記硬化剤はアニ
オン性に調整することにより化学的安定性が向上し、長
間に亘って安定な状態を維持することができる。」 (4)明細書第8頁411、第I1頁6{テ、および第
15頁3行の「共重合体エマルジョン」をそれぞれ「共
重合体の7二オン性エマルション」とmi正ずる。
(5)明細書第8頁6〜71テの「撹{゛rすることに
より得られる。」を「撹拌して得られたエマルシヨンを
7二オン性に調整することにより得られろ。
各成分を攪拌した段階では、得られるエマルジョンは一
般にカチオン性であり、時間の経過にともな−って分離
や沈殿が生し゛C安定でない。そこで例えはアンモニア
水等の塩基性水+’il 渋を適量添加してエマルジョ
ンを7二オン性に転換する。」と補正ずろ。
く6)明′@吉第10頁】61テおよび第15頁6〜7
行の「(C)アクリル酸化合物エマルジコン」を「(C
)アニオン性のアクリル酸化合物エマルジョン」と補正
する。
(7)明細信第12頁5〜7{テの[特にカチオン系乳
剤を使用した場合には同化時間がざらにy.りくなるの
でより好ましい。」を「カチオン系乳剤を使用した場合
には同化時間がざらに短くなるlkIlf向がある。」
と冫jfi正する。
(8)明細書M12頁15行の「高イ農瓜エマルジコン
、あるいは」をr高濃度エマルソヨン、あるいはア二オ
ン系アスファルト乳剤にノニオン系ゴムラテックスを混
合した高濃度エマルジョン、あるいは」と補正する。
(9.)明細書第12頁19行の「好適する。」の後に
次の文意を挿入ずろ。I![1ち、「これらのうちアニ
オン系のゴム・アスファルト乳剤を使用すると1′4ら
れるアスフアルト系エマルジョンの同化後の針大度が低
くなるM向があり、弾力性や気候変化に伴う亀裂の収縮
膨張への追随性の要求の厳しい条件下においても充分適
用することができろ。」(lO)明細書第17頁7行の
「説明する。」の後に次の文章を挿入する。叩ち、「な
お、以下、使用した硬化剤は比較例l7を除きすべてア
ンモニア水でアニオン性に調整したものである。」(1
 1)明W吉第19頁20行の「同様に試験した。」の
後に次の文章を挿入する。即ち、「アスフアルト乳剤(
B)としては、アニオン系アスファルト乳剤を使用した
。」 (l2)明細書第20頁2{〒およひ11〒の「高1度
エマルジョン」を「アニオン系liJ Ia度エマルジ
ョン」と補正する。
(13)明細書第20頁14行の「使用した。」の後に
次の文章を挿入する。l!lち、「また、アスファルト
乳剤(B)としては、アニオン系アスフアルト乳剤を使
用した。」 (l4)明*i第20頁1711のr試験シタ。」の後
に次の文意を挿入する。即ち、 [比較例l7 硬化剤として、メタクリル酸ブチルエステル・スチレン
共1合体エマルジョンを合成し、アニオン調整を行わず
にカチオン性のまま放置したところ、3日で沈殿が生じ
て1マルジョンが均質でなくなった。」 (]5)明m書第21頁4{テの「調節することができ
ろ。」の後に次の文章を挿入する。即ち、「また、硬化
剤をア二オン性に調整しているので安定性に優れ長門保
存にも充分耐え得る。」以上 [別紙] 特許請求の範囲 (+)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合
物とスチレンとの共重合体月7−.二−オーンー性エマ
ルンヨンと、(b)ゴムラテックスとを(1)):<r
t>が100:1〜100:240の固形分ffiff
i比となるよう混合した混合物(A)に、アスファルト
乳剤(B)を、(A): (B)がl:99〜30 :
 70の固ITa分重唇比で混合してなることを特徴と
するアスファルト系エマルジクン。
(2)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸1ヒ
合物とスチレンとの共市合体の1:一本シー性エマルジ
ョンと、(b)ゴムラテックスとを(1〕):(a)が
ion:t).5〜1 0 0 : 3 0 0の固形
分重量比となるよう混合した混合物(A′)に、ゴム・
アスファルト乳剤( C )を、(A”)(C)が1=
99〜30:70の固形分重量比で混合してなることを
特徴とするアスファルト系エマルジョン。
(3)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合
物とスチレンとの共重合体o12二1〜シー性エマルジ
ョンと、アスファルト乳剤(B)を、(B)( a. 
)がI : 99 〜50 :f50の固形分重量比で
混合してなることを特徴とするアスファルト系エマルジ
ョン。
(4)(a>アクリル酸化合物またはメタクリル酸1ヒ
合物とスチレンとの共重合体9Lニオ−7社エマルジョ
ンと、ゴム・アスファルト乳剤(C)を、(C) : 
(a)が100:0.1 〜100:100の固Rヨ分
@量比で混合してなることを特徴とするアスファルト系
エマルジョン。
(5)(c)LAオ.l1湧アクリル酸化合物エマルジ
ョンまたはメタクリル酸化合物エマルジョンと、アスフ
ァルト乳剤(B)を、(B): (c)が1;99〜5
0 : 50の固形分重量比で混合してなることを特徴
とするアスファルト系エマルジョン。
( 6 )  ( +’: ) 面−1性−Qアクリル
酸化合物エマルジョンまたはメタクリル酸化合物エマル
ジョンと,ゴム・アスファルト乳剤(C)を、(C)(
 C ).が5:95〜50:50の固形分重量比で混
合してなることを特徴とするアスファルト系エマルジョ
ン。
(7)(c)アー;一才−IJf−02アクリル酸{ヒ
合物エマルジョンまたはメタクリル酸1ヒ金物エマルジ
ョンと、(l))ゴムラテックスとを(c):  (b
)が1:1〜1:5の固形分重量比となるよう混合した
混合物(D)に、アスフアルト乳剤(B)を、(D):
 (B)がl;99〜40:60の固形分重量比で混合
してなることを特徴とずるアスフ7ルト系エマルジョン
(8)(c)LMオーンー性−Ωアクリル酸化合物エマ
ルジョンまたはメタクリル酸化合物エマルジョンと、(
b)ゴムラj゛ツクスとを(c): (b)が1:1〜
1:5の固形分須屋比となるよう混合し・たj+Y合物
(D)に、ゴム・アスファルト乳剤(C)を、(D):
  (C)が5:95〜40:60の固形分重量比で混
合してなることを特徴とするアスファルト系エマルジョ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合
    物とスチレンとの共重合体エマルジョンと、(b)ゴム
    ラテックスとを(b):(a)が100:1〜100:
    240の固形分重量比となるよう混合した混合物(A)
    に、アスファルト乳剤(B)を、(A):(B)が1:
    99〜30:70の固形分重量比で混合してなることを
    特徴とするアスファルト系エマルジョン。 (2)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合
    物とスチレンとの共重合体エマルジョンと、(b)ゴム
    ラテックスとを(b):(a)が100:0.5〜10
    0:300の固形分重量比となるよう混合した混合物(
    A′)に、ゴム・アスファルト乳剤(C)を、(A′)
    :(C)が1:99〜30:70の固形分重量比で混合
    してなることを特徴とするアスファルト系エマルジョン
    。 (3)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合
    物とスチレンとの共重合体エマルジョンと、アスファル
    ト乳剤(B)を、(B):(a)が1:99〜50:5
    0の固形分重量比で混合してなることを特徴とするアス
    ファルト系エマルジョン。 (4)(a)アクリル酸化合物またはメタクリル酸化合
    物とスチレンとの共重合体エマルジョンと、ゴム・アス
    ファルト乳剤(C)を、(C):(a)が100:0.
    1〜100:100の固形分重量比で混合してなること
    を特徴とするアスファルト系エマルジョン。(5)(c
    )アクリル酸化合物エマルジョンまたはメタクリル酸化
    合物エマルジョンと、アスファルト乳剤(B)を、(B
    ):(c)が1:99〜50:50の固形分重量比で混
    合してなることを特徴とするアスファルト系エマルジョ
    ン。 (6)(c)アクリル酸化合物エマルジョンまたはメタ
    クリル酸化合物エマルジョンと、ゴム・アスファルト乳
    剤(C)を、(C):(c)が5:95〜50:50の
    固形分重量比で混合してなることを特徴とするアスファ
    ルト系エマルジョン。 (7)(c)アクリル酸化合物エマルジョンまたはメタ
    クリル酸化合物エマルジョンと、(b)ゴムラテックス
    とを(c):(b)が1:1〜1:5の固形分重量比と
    なるよう混合した混合物(D)に、アスファルト乳剤(
    B)を、(D):(B)が1:99〜40:60の固形
    分重量比で混合してなることを特徴とするアスファルト
    系エマルジョン。 (8)(c)アクリル酸化合物エマルジョンまたはメタ
    クリル酸化合物エマルジョンと、(b)ゴムラテックス
    とを(c):(b)が1:1〜1:5の固形分重量比と
    なるよう混合した混合物(D)に、ゴム・アスファルト
    乳剤(C)を、(D):(C)が5:95〜40:60
    の固形分重量比で混合してなることを特徴とするアスフ
    ァルト系エマルジョン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04337357A (ja) * 1991-05-13 1992-11-25 Fumio Morigami アスファルトエマルジョン防水材
WO2003082986A1 (fr) * 2000-10-04 2003-10-09 Nippon Shokubai Co., Ltd. Materiau de modification d'asphalte possedant une composition specifique, melange d'asphalte modifie et procede de revetement associe et composition associee
EP1326920A4 (en) * 2000-09-05 2005-03-09 Randall J Pounds COMPOSITION FOR FLOOR COVERS AND SEALING MATERIALS AND THEIR USE
US7357594B2 (en) 2002-05-14 2008-04-15 Western Emulsions, Inc. Method of rejuvenating road surfaces with polymer modified asphalt emulsions

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