JPH0213193A - スローアウェイチップへの硬質物質の被覆方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文字放送信号を含む映像信号の記録再生が良好
に行なわれるようにするための映像信号再生系における
文字放送信号デコード用サンプリングクロック生成方法
に関する。

〔従来の技術〕

従来、特にホームビデオに採用されている、映像信号を
構成する輝度信号とカラー信号とを別々の信号処理系で
処理するようになっている映像信号処理方式がある。

この方式は、すなわち記録帯域節約のため、記録輝度信
号処理系では記録輝度信号をＦＭ変調し、記録カラー信
号処理系では記録カラー信号を該ＦＭ帯域より低い７０
０ｋＨｚ付近に低域変換（低域カラー変換）して、この
低域変換信号と記録輝度信号のＦＭ変調波とを重ね合せ
て記録し、再生の際、再生輝度信号処理系では輝度信号
を復調し、再生輝度信号では低域変換カラー信号を３．
５８ＭＨｚ　　（カラーバースト（以下、ＣＢという。

）信号）の周波数に周波数変換し、両者を合成しτＬ記
再生コンポジットビデオ信号を得る、という低域変換カ
ラ一方式のホームビデオにおける記録再生方式がその代
表例である。

ところで、近年、映像信号における垂直帰線期間の一部
であって色信号が重畳されることのない水平走査期間を
利用して行う文字放送が始められた。

この文字放送は、放送局側において当該水平走査期間に
所定の文字・図形・音声等に対応する符号等を表した文
字放送信号を重畳させて映像信号を送出し、受信機側に
おいて映像信号からその文字放送信号を取出し、これが
表す符号をデコードし、その符号に対応した文字・図形
等を画面に表示し、或いは音声を発生させて、それらか
ら様々な情報を得ることができる、というものである。

そして、ビデオテープレコーダなどの映像信号記録再生
装置の発展は著しく、例えば水平解像度が４００本以上
（輝度信号帯域５ＭＨｚ以上。）を実現したもので製品
化されているものがあり、対して文字放送信号は帯域的
な面では充分伝送できるスペクトラム分布を持つもので
あるため、文字放送信号のＶＴＲ再生への適用に関する
技術開発が積極的に進められている。

第２図はその従来の文字放送信号デコーダにより受信機
の一種であるビデオテープレコーダにおける再生信号処
理系の出力から文字放送信号を抜取る場合の回路構成を
示したものである。

第２図は従来の文字放送信号デコーダの回路構成を示し
たものである。

この図において、まず、文字信号データの抜取りのため
のサンプリングクロックの周波数は例えば５．７２７２
７（以下５．７２ＭＨｚと略記する。）　Ｍｌ（ｚに定
められており、このクロック周波数はビデオ信号中のカ
ラーバースト信号に基づいて、第１及び第２の２つのＰ
ＬＬ回路１，２によって作成される。

すなわち、端子３より入力された再生コンポジット映１
揄信号を３．５８ＭＨｚのバンドパスフィルタ４とパー
ストゲート５とを通すことによりＣＢ信号を取出す。こ
のＣＢ信号を第１のＰＬＬ回路１に加える。この第１の
ＰＬＬ回路１では、３．５８Ｍ１ｌｚの水晶発振子６を
用いたＶＸＯ７と、位相検出器（Ｐ／Ｄ）８とによって
ＣＢ信号の位相に同期した３、５８　Ｍｌｌｚの信号を
作成し、第２のＰＬＬ回路２へと送出する。その第２の
ＰＬＬ回路２は、クロック周波数５．７２ＭＨｚはカラ
ー副搬送波の周波数３．５７９ＭＨｚの８１５倍であり
且つ水平走査周波数ｆ　Ｈの３６４倍であるという関係
を利用して、５．７２ＭＨｚの水晶発振子９を用いたＶ
ＸＯＩＯと、１／８カウンタ１１と、位相検出器（Ｐ／
Ｄ）１２と、第１のＰＬＬ回路の出力を分周する１１５
カウンタ１３とにより、５．７２ＭＨｚの周波数を持つ
サンプリングクロックを形成している。

このサンプリングクロックは、サブＣＰＵ１４により制
御されるデイレイライン１５を介してフレーミングコー
ド検出回路としてのフレームパルスフライホイール回路
１６に人力されている。

一方、上記再生コンポジット映像信号は、同期信号分離
回路１７に入力され、そこで同期信号が分離される。こ
の同期信号は、パルスデイレイ回路（図示せず）を介し
て前述したパーストゲート５の制御端に入力され、且つ
シフトレジスタ１８に入力され、さらに垂直同期信号分
離回路１つに入力される。その垂直同期信号分離回路１
つにおいては、垂直同期信号のみが取出されて、単安定
マルチバイブレークを含むパルス発生器２０に入力され
る１゜このパルス発生器２０は、同期信号分離回路１７
からの同期信号の立下がりまたは垂直同期信号分離回路
１９からの垂直同期信号の立上がりから文字放送信号が
重畳されているラインが含まれる期間のパルスを発生さ
せる。そのパルスは後述するヒユーズ溶断型のＲＯＭ２
１に入力されている。このパルスは、その発生期間中の
み水平同期信号からフレーミングコードが含まれる期間
のパルスを発生させるものである。

これとは別に、上記ビデオ信号からはＡＧＣ／データス
ライス回路２３により文字データが抜取られる。その文
字データはシフトレジスタ１８に、前述のデイレイライ
ン１５を介して加えられるサンプリングクロックに従っ
て格納される。そしてヒユーズ溶断型ＲＯＭ２１はその
格納データがシフトレジスタ１８の出力で指定されたア
ドレスに従い且つパルス発生器２０からの出力パルスに
応答して読出される。すなわち、ＲＯＭ２１にはフレー
ミングコードのパターンと一致したアドレス値にのみ“
１″が予め記憶されており、シフトレジスタ１８の出力
で指定されるアドレスがＲＯＭ２］内のフレーミングコ
ードに一致したときのみパルスを出力する。そのＲＯＭ
２１からフレーミングコード検出パルスがフレームパル
スフライホイール回路１６へ出力される。フレームパル
スフライホイール回路１６ではフレーム同期の有無に応
じて正しいフレーミングパルスを出力する。

また、ＡＧＣ／データスライス回路２３によって抜取ら
れた文字データの誤りを訂正するため、シフトレジスタ
１８の次段にエラー訂正回路２２が設けられている。こ
のエラー訂正回路２２には、エラー訂正を行うため、同
期信号分離回路１７からの同期信号と、垂直同期信号分
離回路１９からの垂直同期信号と、デイレイライン１５
からのサンプリングクロックが入力されている。そして
、エラーが最も少なくなるようにデイレイライン１５の
遅延量をサブＣＰＵ１４で変えて、最少のエラー二を実
現している。エラー訂正されたデータはバッファメモリ
２４に格納される。

このように、第２図に示す従来のデコーダにおいては、
再生映像信号から抜取ったＣＢ信号にロックするように
ＰＬＬ回路１の３．５８ＭＨｚのＶＸＯ７を動かし、さ
らにこの３．５８ＭＨｚとロックするようにサンプリン
グクロックとなる５、７２ＭＨｚをＶＸＯＩＯで作って
いる。上記クロックＣＫの位相は、デイレイライン１５
の遅延量を、最もデータが良く抜けるように動かすこと
により調整される即ち、より詳しくは、エラー訂正回路
２２において最もエラーが小さくなるように、デイレイ
ライン１５の遅延量をサブＣＰＵ（マイクロコンピュー
タ）１４によって動かすことにより行われる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記した従来のデコーダでは以下のよう
な理由により文字放送信号をデコードするのは難しいと
いう問題がある。即ち、ＣＢ信号と輝度信号（及び文字
情報信号）との関係について見ると、低域変換カラ一方
式では、ＣＢ信号はジッターが補償された３、５８ＭＩ
Ｉｚになるようにカラー信号処理系において周波数変換
されるのに対し、輝度信号処理系を通ってきた信号はジ
ッターを持ったままで、ＣＢ信号とはロックしていない
。

したがって、上記デコーダによる信号処理方式において
は、上述したように、５．７２ＭＨｚのサンプリングク
ロックはかかるジッターが補償されたＣＢ信号にロック
するものとして作られるのに対し、文字情報はジッター
に追従して動いている。

そのため、その文字情報においては、各フィールド毎に
最適なりロックの位相が全く異なっている。

そして、その位相の調整はデイレイライン１５により行
なわれるが、そのデイレイライン１５による位相の調整
は、各データバケット部ＤＰのクロックランインの範囲
で合わせ込めるような速い応答性は持っていない。その
ため、各フィールド毎に最適クロック位相が異なる場合
には、文字放送ではないとみなしてしまう。このような
ことから、上記したように、第２図の従来のデコーダで
は、ＶＴＲ再生によって得た再生映像信号から文字放送
信号をデコードするのは難しい。

本発明は上記事情にに鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、文字放送信号が再生ジッタを含むもの
であったとしても、そのデコードを良好に行うことがで
きる映像信号再生系における文字放送信号デコード用サ
ンプリングクロック生成方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のサンプリングクロック生成方法は、再生映像信
号のうちのＦＭ輝度信号を輝度信号処理系においてＦＭ
復調して元輝度信号に戻すと共に前記再生映像信号のう
ちの低域変換カラー信号をカラー信号処理系においてク
ロストークが除去された元周波数カラー信号に戻すよう
になっている映像信号再生系において、前記元周波数カ
ラー信号を前記元輝度信号の水平同期信号に位相同期し
且つ低域変換カラー副搬送波周波数成分と前記元周波数
カラー信号のカラー信号副搬送波周波数成分とが含まれ
る周波数制御信号で周波数変換することにより、そのカ
ラーバースト信号が前記水平同期信号に位相同期した特
別の低域変換カラー信号を生成し、該特別の低域変換カ
ラー信号におけるカラーバースト信号を基に文字放送信
号デコード用のサンプリングクロックを生成することを
特徴としている。

〔作　用〕

本発明においては、上記周波数変換によって、クロスト
ークが除去されそのカラーバースト信号がジッタに追従
した特別の低域変換カラー信号が生成され、このカラー
バースト信号を基にサンプリングクロックを生成するた
め、このサンプリングクロックはジッタに追従する。

〔実施例〕

以下に本発明の実施例について図面を参照しつつ説明す
る。

第１図は本発明の一実施例に係るＶＨ３方式の映像信号
再生系におけるサンプリングクロック生成装置のブロッ
ク図である。

同図において、２５はビデオヘッド、２６は再生アンプ
、２７は輝度信号処理回路、２８はＬＰＦ、２９はカラ
ー信号処理回路、３０は混合器である。ヘッド２５によ
り読取られた映像信号は再生アンプ２６により増幅され
た後、輝度信号処理回路２７に入力されると共に、ＬＰ
Ｆ２ｇを通してカラー信号処理回路２９に入力される。

輝度信号処理回路２７においては、映像信号からＦＭ輝
度信号のみ抽出され、このＦＭ輝度信号がＦＭ復調され
て元の状態に戻される。ＬＰＦ２８は映像信号から低域
変換カラー信号のみ取出すもので、カラー信号処理回路
２９はこの低域変換カラー信号を周波数変換して元周波
数のカラー信号に戻すと共にクロストークを除去する。

輝度信号処理回路２７からの輝度信号及びカラー信号処
理回路２９からのカラー信号は混合器３０において合成
されコンポジットビデオ信号とされるか、あるいは混合
器３０を通さずに別々に出力される。

３１は同期信号分離回路、３２はハーフＨパルスキラー
回路である。同期信号分離回路３１はコンポジットビデ
オ信号を所定のレベルでスライスする等して同期信号の
み取出すものであり、ハーフＨパルスキラー回路３２は
この同期信号から水平同期信号を取出すものである。

３３はゲートパルス発生回路であり、このゲートパルス
発生回路３３はハーフＨパルスキラー回路３２からの水
平同期信号を基に映像信号のＣＢ信号が重畳されている
期間に相当する期間のみ′Ｈ“　（ハイレベル）となる
ゲートパルス信号を生成出力する。

カラー信号処理回路２つはＡＦＣ回路３４とフェイズシ
フト回路（ＰＳ）３５とパーストゲート３６とＡＰＣ回
路３７と第１周波数変換器（サブコンバータ）３８と第
２周波数変換器（メインコンバータ）３９と（し形フィ
ルタ４０とを備えている。

ＡＦＣ回路３４はハーフＨパルスキラー回路３２からの
水平同期パルスを基に４ＯｆＨの低域変換カラー副搬送
波信号を生成し出力するものであり、フェイズシフト回
路３５は該ＡＦＣ回路３４の出力信号におけるＩＨに相
当する期間ごとに位相を９０’ずつ回転させるものであ
る。

パーストゲート３６はゲートパルス発生回路３３からの
ゲートパルス信号が“Ｈ”のときのみオンとなってｆｓ
ｃカラー信号からＣＢ信号を取出すものであり、ＡＰＣ
回路３７はこのＣＢ信号がＡＰＣ回路３７内のｆｓｅ基
準発振器に位相同期するように位相が制御されたｆｓｃ
カラー副搬送波信号を周波数変換器３８へ供給する。第
１周波数変換器３８にはフェイズシフト回路３５の出力
信号及びＡＰＣ回路３７の出力信号が入力されており、
この第１周波数変換器３８は ４０　ｆ　Ｈ±Δｆ＋ｆｓｃ（Δｆは変動分）の信号を
出力する。

第２周波数変換器３９には低域変換カラー信号（４０ｆ
Ｈ±Δｆ）と周波数変換器３８の出力信号とが入力され
、この第２周波数変換器３つは両者の差成分であるＥｓ
ｃのカラー信号を出力する。

ここで低域変換カラー信号は、フェイズシフト回路３５
で作成されたフェイズシフトによりそのフェイズシフト
が打消され、かつＡＦＣ回路３４で作成されたジッタに
よりそのジッダがキャンセルされたカラー信号とされる
ものである。

くし形フィルタ４０は相隣る走査線同士でカラーバース
ト信号の位相が逆であることを利用して周波数変換器３
９からのカラー信号からクロストークを除去するもので
ある。

４１は第３周波数変換器であり、この第３周波数変換器
４１にはＡＦＣ回路３４の出力信号とＡＰＣ回路３７の
出力信号とが人力されている。

この第３周波数変換器４１は ｆｓｃ＋４０ｆＨ±Δｆの信号を出力する。

４２は第４周波数変換器であり、この第４周波数変換器
４２にはくし形フィルタ４０の出力信号と第３周波数変
換器４１の出力信号とが入力されている。この第４周波
数変換器４２はｆｓｅカラー信号を第３周波数変換器４
１の出力で周波数変換することによりそのカラーバース
ト信号のジッタを復元させた４　０　ｆ　Ｈ±Δｆの低
域変換カラー信号を生成し出力する。

４３はパーストゲートであり、パーストゲート４３はゲ
ートパルス発生回路３３からのゲートパルス信号が“Ｈ
″のときのみオンとなって第４周波数変換器４２からの
低域変換カラー信号からカラーバースト信号を取出すも
のである。

４４は第１　ＰＬＬ回路であり、この第１ＰＬＬ回路４
４は、位相比較器（Ｐ／Ｄ）４５とＬＰＦ４６とＶＣＯ
４７とから大略構成され、パーストゲート４３からのカ
ラーバースト信号に同期した４０ｆ１１の連続信号（±
Δｆ分を含んでいる）を生成する。

４８は１／１０分周器、４９は第２ＰＬＬ回路であり、
第１ＰＬＬ回路４４の出力信号は１／１０分周器４８に
より４ｆＨの連続信号とされて第２ＰＬＬ回路４つに入
力される。第２ＰＬＬ回路４９は、１／９１分周器５０
と位相比較器５１とＬＰＦ５２とＶＣＯ５３とから大略
構成され、４ｆＨの９１倍である３６４ｆＨの連続信号
をサンプリングクロック信号として出力する。

このようにして生成されたサンプリングクロック信号は
真のジッタ±Δｆを含むものであり、第２図のデコーダ
におけるデイレイライン１５に入力することで、文字放
送信号のデコードを良好に行うことができる。なお、こ
の場合、同図のデコーダにおける二点鎖線で囲まれる部
分Ｏが不要となるものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、再生低域変換カラ
ー信号のジッタを補正するように周波数変換され且つク
ロストークがキャンセルされたカラー信号に対してジッ
タが復元されるように低域変換を施し、この低域変換カ
ラー信号のカラーバースト信号を基にしてサンプリング
クロック信号を生成するため、文字放送信号のデコード
を良好に行うことができる。

また、水平同期信号を基準にジッタを含むサンプリング
クロック信号を生成する方法もあるが、水平同期信号は
記録・再生における帯域制限によりその波形がなまって
しまうことがある。この場合、その映像信号からの取出
しの際に、どのレベルでスライスするかにより文字放送
信号に対する水平同期パルスの位相が変動し、ジッタ以
外が要因の位相変動分を含んでしまい、文字放送信号の
デコードを良好に行うことができなくなる。これに対し
、本発明において用いるカラーバースト信号は帯域が制
限されて多少波形がなまっても位相の法学であるゼロク
ロス点の位置が変わらず、サンプリングクロック信号の
位相はジッタ以外の要因に対しては変動を受けず一定と
なるから、水平同期信号を基準にしてサンプリングクロ
ック信号を作成するよりも、良好にデコードを行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るＶＨ８方式の映像信号
再生系におけるサンプリングクロック生成装置のブロッ
ク図、第２図は文字放送信号デコーダのブロック図であ
る。 ２７・・・輝度信号処理回路、２９・・・カラー信号処
理回路、３１・・・同明信号分離回路、３２・・・ハー
フＨパルスキラー回路、３３・・・ゲートパルス発生回
路、３４・・・ＡＦＣ回路、３５・・・フェイズシフト
回路、３７・・・ＡＰＣ回路、３８・・・第１周波数変
換器、３９・・・第２周波数変換器、４０・・・くし形
フィルタ、４１・・・第３周波数変換器、４２・・・第
４周波数変換器、４３・・・パーストゲート、４４・・
・第１ＰＬＬ回路、４８・・・１／１０分周器、４９・
・・第２ＰＬＬ回路 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、再生映像信号のうちの再生ＦＭ輝度信号を輝度信号
   処理系においてＦＭ復調して輝度信号に復調すると共に
   前記再生映像信号のうちの再生低域変換カラー信号をカ
   ラー信号処理系においてクロストークが除去された再生
   カラー信号として得るようにした映像信号再生系におい
   て、 前記再生カラー信号を前記輝度信号の水平同期信号に位
   相同期し且つ再生低域変換カラー副搬送波周波数成分と
   前記再生カラー信号のカラー信号副搬送波周波数成分と
   が含まれる周波数制御信号で周波数変換することにより
   、そのカラーバースト信号が前記水平同期信号に位相同
   期した低域変換カラー信号を生成し、 該低域変換カラー信号におけるカラーバースト信号を基
   に文字放送信号デコード用のサンプリングクロックを生
   成する、 ことを特徴とする映像信号再生系における文字放送信号
   デコード用サンプリングクロック生成方法。