JPH02131732A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気掃除機に係り、特に紙袋フィルタが着脱自
在に装着された電気掃除機に関する。

〔従来の技術〕

使い捨ての紙袋フィルタを使用する従来の電気掃除機と
しては、特開昭５９−７５０３１号公報に記載された提
案が公知である。この提案は本体ケースの一部に設けら
れた集塵室に紙袋フィルタを着脱自在に装着し、本体ケ
ースに開閉自在に取り付けられた蓋体に予備の紙袋フィ
ルタを収納する収納部を設けたものである。本提案によ
れば、紙袋フィルタが塵埃で満たされて新しい紙袋フィ
ルタと交換するときに、取扱性よく交換を行なうことが
できる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記従来技術によると，紙袋フィルタの濾
材の性能や袋の大きさ、容積などを変更改良した場合、
変更したものと変更前のものとの区別は専ら使用者に任
されていた。このため誤まって使用される可能性があり
、この場合掃除機の吸引力が紙袋フィルタの強度より大
きくなると紙袋フィルタが破裂したり、また紙袋フィル
タの濾材性能に適合しない吸引力で吸引して、必要以上
の電力を消費するなどの問題があった．本発明は上記事
情に鑑みてなされたものであり，紙袋フィルタの種類を
判別し最適な出力で運転できる、経済性、取扱性に優れ
た電気掃除機を提供することを目的とする． 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するために、濾紙に形成された
連通孔にフィルタ濾材からなる紙袋の開口部を接合して
なる紙袋フィルタが，本体ケース内の一部に設けられた
集塵室に着脱自在に装着された電気掃除機において，前
記濾紙の外表面に前記紙袋フィルタの種類を表示する識
別用符号を設けるとともに、該識別用符号の読取り装置
と、該読取り装置の検出信号により運転を制御する制御
装置とを，それぞれ前記本体内に設けたことを特徴とし
ている。

【作用〕

上記の構成によると、掃除機本体ケース内の集塵室に紙
袋フィルタを装着したときに、濾紙に設けられた識別用
ロ号を読取り装置が読み取って紙袋フィルタの種類を判
別し、制御装置に予め設定されたプログラムにより装着
された紙袋フィルタに適応した最適な吸引力を得るよう
に、前記制御装置により電動送風機を制御することがで
きる。

〔実施例〕

以下、本発明に係る電気掃除機の一実施例を図面を参照
して説明する。

第１図及び第２図に本発明の一実施例を示す。

第１図において、図示せぬ電動送風機やコードリールな
どが内蔵された本体ケース１内には、不織布などのフィ
ルタ濾材を合成樹脂などにより保形性と通気性を有する
ように形成された集塵室２が設けられている。この集塵
室２の上面は開口しており、内部には紙袋フィルタ３が
着脱自在に装着されている。この紙袋フィルタ３は、ボ
ール紙などを打ち抜いて連通口４Ａを一体に形成した濾
紙４と、和紙などで袋状に形成されその開口部が連通口
４Ａに接着または縫合された紙袋５とからなっている。

本体ケース１の上面には集塵ケース２リ付けられる吸込
口部と連通ずる連通口７が設けられている．そして蓋体
６を本体ケースｌ側に閉じ、クランプ８で係止したとき
に，この連通口７と紙袋フィルタ３の連通口４Ａとが気
密に密着し、連通ずるようになっている。なお符号９は
本体ケース１に回転自在に取り付けられた車輪である。

また蓋体６の内面の紙袋フィルタ３に対向する位置には
複数個の光学センサ１０が設けられており、これらの光
学センサ１０に整合する位置における濾紙４の表面には
、紙袋フィルタ３の種類を表示する識別用符号１１が印
刷されている。

第、２図に紙袋フィルター３の詳細を示す。濾紙４の連
通口４Ａの周縁部の一辺近傍には識別用記号１１がバー
コードなとの二値化符号が印刷されている．このバーコ
ードは紙袋５の種類などを符号化しており、本体ケース
１に紙袋フィルタ３を装着し，蓋体６を閉めることによ
り、蓋体６に設けられた光学センサ１０が識別用記号１
１を検出し、紙袋フィルタ３の有無及び紙袋フィルタ３
の種類を読み取ることができるようになっている。

第３図は掃除機の主要機能を示すブロック図であり．，
電動送風Ｉａ１２と，この電動送風機ｌ２の運転制御装
置１３、光学センサ１０からの信号を受けて紙袋フィル
タ３の有無及び種類を識別する識別用符号判定装置１４
、掃除機の運転状態及び紙袋フィルタ３の有無を表示す
る表示装置１５から構成されている。ここで運転制御装
置１３は、識別用符号判定装置ｌ４から紙袋フィルタ３
が装着されていないか、または誤装着である旨の信号を
受けた場合は、手元スイッチ１６をオンとしても電動送
風機１２は運転されず、同時に表示装置１５にその旨の
警告が表示される。さらに、識別用符号判定装置１４か
ら紙袋フィルタ３の種類に関する情報を受け、運転制御
装置１３にｔめ記憶またはセツ）・されていた紙袋フィ
ルタ３の紙袋５の大きさ、濾目の種類に応じた電動送風
１８１２の出力制御を行なうようになっており、紙袋フ
ィルタ３の性能に合わせ必要以上に電動送風機１２の出
力を上げて濾材が破れたりすることを防止している。ま
た濾材特有の集塵特性に合わせて電動送風機１２の出力
制御を行ない、常に最適の運転状態で運転する・ことも
できる。ただし、この場合、紙袋フィルタ３の取付部で
ある濾紙４の形状は同一であり、濾材の種類のみ用途に
合わせて変える必要がある。

本実施例によれば、紙袋フィルタ３の種類に応じて自動
的に電動送風機１２の出力制御を行なうことができるの
で、不必要に大きな出力を出すことがなくなり経済的で
ある。また、紙袋５の破裂などの不具合の発生を防止で
きる．また識別用に濾紙に設けた符号１１は生産、流通
段階において生産管理，在庫管理にも使用でき、省力化
も可能となる。さらに、紙袋フィルタ３の装着忘れや誤
装着を確実に検出し，表示するとともに、電動送風機１
２の運転を行なわせないので、塵埃の飛散による本体ケ
ース１内の汚れの発生を防止することができ衛生的であ
る。しかも塵埃の吸収による電動送風機１２の故障の発
生も未然に防止できる．一方、紙袋フィルタ３を生産す
る場合、濾紙４に設けた識別符号１１を読み取ることに
より，生産ライン上における物流合理化による生産コス
トの低減、誤梱包の防止などにも有効である。

上記実施例では、紙袋識別手段として光学的な方法を用
いた場合について説明したが，濾紙４に磁性材料を塗布
してこの磁性材料に紙袋識別用符号１ｌを磁化させて記
憶させ、本体ケース１側に磁気読取装置を設けてもよい
。

〔発明の効果〕

上述したように本発明によれば、紙袋フィルタに紙袋識
別用符号を設け、本体側に読取り装置を設けて，紙袋フ
ィルタの種類により′．′Ｕ気掃除機の運転を制御する
ようにしたので、紙袋フィルタの種類に応じた最適の出
力で電気掃除機を運転することができ、経済性、取扱性
を向１二させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電気掃除機の−実施例を示す斜視
図、第２図は第１図の紙袋フィルタを示す平面図、第３
図は本実施例の制御ブロック図である。 １・・・本体ケース、２・・・集塵室、３・・紙袋フィ
ルタ，４・・・濾紙、４Ａ・・・連通口、５・・・紙袋
、１０・・・光学センサ（読取り装置）、１１・・・識
別用符号、１３冶１図 第２図 浜３図 ｑ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、濾紙に形成された連通孔にフィルタ濾材からなる紙
   袋の開口部を接合してなる紙袋フィルタが、本体ケース
   内の一部に設けられた集塵室に着脱自在に装着された電
   気掃除機において、前記濾紙の外表面に前記紙袋フィル
   タの種類を表示する識別用符号を設けるとともに、該識
   別用符号の読取り装置と、該読取り装置の検出信号によ
   り運転を制御する制御装置とを、それぞれ前記本体内に
   設けたことを特徴とする電気掃除機。