JPH02131575A - Hiv―2変異株 - Google Patents

Hiv―2変異株

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JPH02131575A
JPH02131575A JP1148190A JP14819089A JPH02131575A JP H02131575 A JPH02131575 A JP H02131575A JP 1148190 A JP1148190 A JP 1148190A JP 14819089 A JP14819089 A JP 14819089A JP H02131575 A JPH02131575 A JP H02131575A
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JP
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hiv
strain
cells
antigen
gene products
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JP1148190A
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Inventor
Francis R Barin
フランシス・エール・バラン
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Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/569Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
    • G01N33/56983Viruses
    • G01N33/56988HIV or HTLV
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N7/00Viruses; Bacteriophages; Compositions thereof; Preparation or purification thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2740/00Reverse transcribing RNA viruses
    • C12N2740/00011Details
    • C12N2740/10011Retroviridae
    • C12N2740/16011Human Immunodeficiency Virus, HIV
    • C12N2740/16021Viruses as such, e.g. new isolates, mutants or their genomic sequences

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般にl{IV−2レトロウイルスの新規株
に関する。さらに詳しくは、本発明は、ヨーロピアン●
コレクンヨン・オブ・アニマル・セル・カルチャー[E
uropean Collection ol’ An
i@al Cell Culture(ECACC)、
ボートンダウン、ソールズベリー、ウイルトンア、英国
]に寄託されているHIV−2TY株に例示されるよう
なHIV−2レトロウイルスのrTY型」株に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)2種
の関連はするか別々のウイルスが、後天性免疫不全症候
群(AIDS)を引き起こし得ることが決定されている
、すなわち、ヒト免疫不全ウイルスl(HIV−1)お
よびヒト免疫不全ウイルス2(Hll−2)である。異
なるHIV−1株が単離されてきているけれども、これ
らはその主要タンパク質に共通の抗原部位を有している
。この関連性のために、特定の感染株が何であるかにか
かわらず、感染者の血液中の抗H I V − 1抗体
を検出するための抗原源として原型株を用いることが可
能になる。
11!V−2型感染の最初の証拠は、1985年に西ア
フリカで発見された[バリン(Barin)らのLan
cet1985;[1:1387〜1389]。このウ
イルスは単離され、H T L V−I Vと命名され
た[ノJンキ(K anki)らのS cience2
−3 2、238〜2 4 3(1 9 8 6)1.
ついでモンタニx(Montagnier)と彼の同僚
は、1985年に西アフリカのΔIDs患賃から他のH
IV−2型感染株をli離し、これをLAV−2と名付
けた(1)CTWO87/04459)。ついで198
7年には、アルバート(A lbert)らか、A i
ds Research and If uman R
etrovirusS1 9 8 7、3,3〜10に
おいて西アフリカからの他の+llV2ヒトレトロウイ
ルスを単離したことを開示している(S B L666
9)。
文1駄中の証拠から、IITLV  IV(IIIV2
  PK  289)中離物は、おそらくサル牛(免疫
不全ウイルスMAC−251感染細胞培養物か,3分か
れたものであろうことか今や示されている。
しかしながら、t− A V − 2とS B l− 
−− 66 6 9についでは、HIV−1とは区別さ
れる型のヒト免疫不全と関連付けられている。}{ l
 V − 1とHlv−2のゲノムはヌクレオチドレベ
ルにおいて約50%の相同性がみられるだけであり、H
 I Vlの原型株はHIV−2抗体の検出のための抗
原源として用いることはできない。HIV−1の場合と
同様にH I V − 2についでも複数のウイルス株
が検出されており、特定の感染株が何であるかにかかわ
らず抗H[V−2抗体を検出するため、抗原源として用
いるための原型株を決定することが重要になってきてい
る。
アルバートらは新たに単離したSBL−6669の開示
の中で、この株をHTLI−4、l− A V=2およ
びHTLV−1[IBと比較している(Aids Re
search and Human Retrovir
us,  l 9 87、3:3〜10)。彼等は、L
 A V − 2およびSBL−6669がヒトT細胞
株であるHUT  78、C E M, J urka
tおよびU 937に容易に感染し複製することを見出
した。彼等はまた、HTLV−IV、LAV−2、SB
I、−6669お上びliTLV−111Bのいずれも
か、分子のおよその大きさh川20kl)の外部糖タン
パク′肖を自一していることを見出した。彼等はまた、
L. A V2、HTLV−IVおよひSBL−666
9のいずれもか交差血清学的分析において同し反応を小
すことからこれらが完全に交差反応性であることを示し
た。アルバートは、西アフリカ単離物(}11’ L 
V − I V、LAV−2およひS t3L.−66
 (’39)のいずれからの抗原も池の2つにタ・jし
て産生された抗体を検出するための原4Q株として機能
し得ると結論づけたか、このことかこの種の他のウイル
ス中離物にも当てはまるかとうかを決定するためにさら
に研究をする必星かあると注意を喚起している。
(課題を解決するための手段) 本発明は、標準もしくは原シ11月+ 1 V−2株と
して使用するのに適し、S D S :l4リアクリル
アミ1・ゲル電気泳動(PAGE)によるウイルスタン
パク質の分析により150kDの糖タノパク質を含も抗
原プロフィルを有することを特徴とする、+−1 11
−2レトロウイルスの新規なrTY型」株を提供するも
のである。本発明のTY株の例示としては、ECACC
[バクシーン・リサーチ・アンド・プロダクンヨン・ラ
ホラトリーズ(Vaccine Research a
nd Production Laboratorie
s)、バブリノク・ヘルス・ラボラトリー・サービス(
P ublicH ealth L aborator
y S ervice)、センター瞭フォア・アプライ
ド・マイクロバイオロジー・アンド・ノサーチ(Cen
tre for Applied Microbiol
ogyand R esearch)、ポ1トンダウン
、ソールズベリー、ウイルト/アSP4  0JG,英
国〕に受託番号V−8806 100 1として198
8年6月10日に寄託されているH I V−2レトロ
ウイルスのTY株を挙げることができる。
本発明のH I V − 2レトロウイルスの新規株は
、寄託株のSDS  PAGE分析により明らかなよう
に、l10kDおよび39kDのEnv遺伝子産物、6
8kDおよび34kDのPol遺伝子産物並びに25/
26kDおよび17kDのGag遺伝子産物をさらに含
む抗原プロフィルを有することを特徴とす本発明による
HIV−2レトロウイルス株は、11UT78細胞、S
UP T−1細胞およひU937細胞中での複製能、並
びに24日間インキユベートした後のCEM細胞中で曳
製できない点でT Y株と共通しているように思われる
本発明はさらに、TY株ウイルスタンパク質のSDSI
)AGE分析により150kDの糖タンパク實の存在か
認められることを特徴とする、精製中AM T Y ”
t’. ti l V−2レトロウィルスタンパク質を
1含む組成物および抗原調製物をも提供する。
本発明の別の!ffl 様として、生物学的体液中の抗
H I V−2抗体の存在をインビトロで検出するため
の方法であって、該生物学的体液を精製抗原調》ン物ま
たは精製単離したTY型}−!II−2レトロウイルス
タンパク質を含む組成物(たとえば、TY I!’!株
H I V−2タンパク質の粗製ウイルス溶解物)と接
触させ、ついで試料中の抗体と抗原との間で生成した免
疫学的′fM合体を検出することを特徴とする方法が提
供される。
つぎに本発明を実施例に基づいてさらに詳しく説明する
か、本発明はこれらに限られるものではない。なお、下
記実施例は、HIV−2 TYの最初の単離、該株が増
殖する細胞株、抗原プロフィルを決定する方法、および
}{ I V − 2株による感染を検出するための診
断アッセイとして使用する司能性についで説明するもの
である。
TY株ウイルスは、フランスに住むA I DS(力J
二肺炎)に感染していると診断されたポルトガル人女性
(T.Y.)の血漿から最初に単離され、l]UT78
1[D胞株(アメリカン・タイプ・カルチャー・コレク
/ヨン、受託番号TIBl61)を感染するのに用いら
れた。前以て行ったスクリーニングによると、このウイ
ルス株は}IUT  78、SIJPT−1およびU 
937細胞株中ではよく復製したか、モンテニエらの株
(WO87/04459、ECACCに87.01.I
OO1および87.0 1.1002の受託番号で寄託
)と違って24日間インキユベートした後のCEM細胞
中では複製することができなかった。
TY株の抗原プロフィルを確かめるために、新鮮な10
1漿(2度Q)をHUT  7B細胞(IXIO”個)
とともに37゜Cで2時間インキユベートした。新鮮な
培地で洗浄した後、20%ウシ胎仔血清および抗生物質
を加えたRPMI1640(ギブコ)培地中で細胞を培
養した。細胞変性効果(巨細胞の生成)が、劇的な細胞
死を伴うことなく2〜3週間以内にみられた。l箇月後
、100%近い細胞が免疫蛍光によりH I V − 
2陽性であった。そのとき以来、}−{I1−2TY細
胞株はHIV−2ウイルスおよび抗原を絶え間なく産生
じ続けた。
HIV−27Y抗原の調製は、継代2日後に集めたウイ
ルス感染HuL78培養からの上浦液(30a+C)を
ペレノト化することにより行った。培j? inkを0
.45μ贋の1漠を通して濾過し、20,00 0 r
pa+のsw27o一夕−(ヘノクマン)中テ20%ン
i糖クッンヨン(cushion)(8 xQ)に2時
間通すことによりウイルスを濃縮した。ついでウイルス
ヘレノトヲ溶解バソファ−(0.05モル/l2トリス
J}−I C L pH 7 . 2、0.15モル/
l2NaC1、1%ト11トンXIOO,1%デオキ/
コール酸ナトリウム、0 1%ドテンル硫酸ナトリウム
)(200μの中に1リリ濁した。
溶解したウイルス調製物(200μC)を2倍に濃縮し
た試料ハノファ−(0.16M}リス−}−1 3P0
4中の4%SDS、0.2Mジチオスレイトール(D′
FT)、20%グリセロールおよび0.0002%ブロ
ムフェ/−ルブルー、pH 6. 8)(2 00μQ
)と混合し、ドテンル硫酸ナトリウムの存在下での12
,5%ポリアクリルアミド平板ゲル上の電気泳動により
分画した[レムリ(Laemmli, JK.)のNa
tureS 1 970;227:680〜685].
電気泳動後、移動バッファ一(IOミリモル/Q トリ
スーH C l、pH7.0、2ミリモル/QEDTA
,50ミリモル/i!NaCl)を3回交換してゲルを
30分間洗浄した。
ついでニトロセルロース/ゲル「サンドイッチ」を室温
で36時間インキコベートすることにより、ゲル中のタ
ンパク質をニトロセルロースに受動的に移動させた。つ
いでニトロセルロースシ一トを、0.15モル/ρNa
C l(P B S )を含有する10ミリモル/f2
 リン酸ナトリウムハノファ一(pH74)中の3%ウ
シml青アノレブミン(BSA)とともに37°Cで1
時間インキユベートし、Q.5cxのストリップにカッ
ティングした。0 20%ツイーン20を含有するPB
S(PBS−T)中で3回洗浄した後、PBS−T中の
l%BSAを加えた1) B S中での試験試料の1 
:2 0 0希釈液(2.5mQ)中で各ストリノプを
室温にて一夜インキユベートした。ス1・リップをPB
S−Tで5回洗浄した。
アフィニティー精製しビオチン標識したヒツ/IgG抗
ヒト免疫グロブリン(PBS−T中で1200に希釈,
アマーシャム)をストリップに加え、37゜Cで1時間
インキユベートした。}) B S − Tで3回洗浄
した後、前以て生成させたストレブトアビジンービオチ
ン化西洋ワサビペルオキンターゼ複合体(アマ−/ヤム
)のPBS−T中の1:200希釈液をストリノプに加
え、室温にて30分間インキコベートした。3回洗浄し
た後、ジアミノヘンジジンの新たな溶液(PBSl00
z(!中に?0R9、0.Ol%過酸化水素水を添加)
を加えることによりベルオキンダーゼ活性を比色分析的
に検出した。
第1図はウエスタンブロッティングの結果を示すもので
あり、第1図中、レーンa, bおよびC中の抗原はそ
れぞれH I V− 1(HTLV−1 1 1■)、
HIV−2 1゛YおよびHIV−2  PK  28
9[フィリス・シェイ・カン牛(Phyllis J 
. Kanki)、7’ハー1■メント・キャンサー・
バイオロジー(Department of Canc
er Biology)、ハーバード・スクール・オブ
・パブリ,ク・ヘルス(Harvard School
 of Public }{ealth)、ボストン、
MA]であり、試験血清は1の列の方は抗H I V1
、2の列の方は抗HIV−2であった。予想されるよう
に、H I V − 2変異体タンパク質のいずれも抗
H I V−1抗体に強く結合することはなかった。両
株からのタンパク質は抗1−{ I V−2血清に対し
ては強く結合し、I−11V−2TYタンパク質は15
0kDタンパク實の存在によってl−IIV〜2  P
K  289タンパク質とは識別された。
第2図のウエスタンブロノティングでは、上半分のレー
ンl−17の抗原はHIV−2 TYであり、下半分の
レーン1〜17の抗原はH I V2  PK  28
9である。図に示した両゛ト分において、レーン1−1
.2の試験血請はすへて}{ I V2に対する抗体に
ついで陽性であり、一方、レーンl3〜17の試験血請
はHIVIに対する抗体についで陽性であった。レーン
13〜17の結果は、H I V − 1抗体とH I
 V − 2抗原との間の交差反応性か非常に小さいこ
とを示した。レーン1−12において、HIV−2 T
Y抗原および1−{ I V〜2  PK  289抗
原は、それぞれgpl20バンドを生成した。しかしな
から、H I V .− 2PK289抗原は150g
pバントを全く生成せず、これに対してHIV−2TY
抗原は試験した各異なるH I V − 2抗血清につ
いでgp150ハンドを生成した。
診断用に使用する場合の典型的な例においては、ポリス
チレンビーズを抗原でコーティングする前に、単離した
HIV−2 ′rYを界面活性剤および超音波処理によ
り破砕し不活化する。ついでコーティングビーズを試料
希釈液およびヒト血清もしくは血漿とともにインキユベ
ートする。試料中のH I V−2に対する抗体は、固
相上のH I V2  TY抗原に結合する。未結合物
質を吸引しビーズを洗浄した後、西洋ワサビペルオキシ
ダーゼで標識したヒトIgGに対するヤギ抗体(抗ヒト
lgG:HRPo)をビーズー抗原−抗体複合体ととも
にインキユベートする。ついで未結合酵素結合体を吸引
しビーズを洗浄する。つぎに過酸化水素を含有する0−
フェニレンジアミン(OPD)溶液をビーズに加え、イ
ンキユヘートした後、ビーズに結合したHIV−2に対
する抗体の量に比例して黄色〜オレン7色の発色を生じ
る。
診断に使用する場合の他の典ヤ的な例においては、l1
■■−2 TYに対するヒト抗体(Ab)をコーティン
グしたポリスチレンビーズを試料かまたはコントロール
とともにインキユベートする。試料中のH I V−2
抗原(Ag)はビーズに結合する。
インキュベート後、未結合物質を吸引し、ビーズをδL
浄する。ついでHIV−2TYに対するウサキ抗体をビ
ーズとともにインキユベートすると111■−2抗原に
結合する。未結合物質を吸引し、ビーズを洗浄する。西
洋ワサビペルオキシターセで標識したウサギIgGに対
するヤギ抗体(抗ウサキIgG・!−IRPO)をビー
ズとともにインキユベートするとウサキ抗体に結合する
。未結合物質を吸引し、ビーズを洗浄する。つぎに、過
酸化水素を含有する0−フ二二レンジアミン(O P 
D)溶1をビーズに加え、インキュヘート後、ビーズに
結合したH I V−2抗原の量に比例して黄色〜オレ
ンジ色の発色が生じる。1N硫酸を加えることによって
酵素反応を停止させ、分光光度計を用いて492nsに
おける色の強度を読み取る。
以上の記載は本発明の理解を明確にするためのちのであ
り、これから無用の限定を考えるへきてはな《、当業者
には本発明の範囲内の態様および+り点は明らかであろ
う。たとえば、診断用に使用する場合において、HIV
−2TY抗原を得るには、感染細胞株(すなわちHUT
  78)を採取し、細胞を超音波処理し、細胞膜およ
び他の破片を沈澱させるために溶液を遠心分離にかけて
もよい。ついで、残留する粗製のウイルス溶解物をボノ
スチレンビーズに加えることかできる。コーティングし
たビーズは、HIV−2に対する抗体を検出するために
、試料希釈液およびヒト血l^もしくは血漿とともにイ
ンキユヘートする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、抗H I V − 1血清および抗HIV2
血清と反応させることにより}{IV−1(HTLV−
1t!B)、}{IV−2TYおよびHIV2PK28
9の抗原プロフィルを比較したウエスタンブロノティン
グを示す模式図、第2図は、HIV−2TYおよびH 
I V − 2PK  289の抗原プロフィルを比較
したウエスタンブロソティングを示す模式図である。 特許出願人 アポノト・ラボラトリーズ代 理 人 弁
理士 青 山  葆はかl名図面の浄書(内容に変更な
し) 第 11!!!! 血清 抗HIY−1 血清 抗HIT−2 abc abc 41一 l l1−● aコHIV−1 (WLV−mB) b−HIV−2 TY c諧HIV−2PK289 図面の浄IF(内容に変更なし) 手続補正書 (方式) し 第 図 平成 1年10月12口

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動によるウ
    ィルスタンパク質の分析により、150kDの糖タンパ
    ク質を含む抗原プロフィルを有することを特徴とする、
    HIV−2レトロウイルスのTY型株。
  2. (2)ECACCに受託番号V−88061001で寄
    託されている請求項(1)記載のTY型株。
  3. (3)さらに110kDおよび39kDのEnv遺伝子
    産物、68kDおよび34kDのPol遺伝子産物、並
    びに25/26kDおよび17kDのGag遺伝子産物
    を含む抗原プロフィルを有する請求項(1)記載のTY
    型株。
  4. (4)HUT78細胞、SUPT−1細胞およびU93
    7細胞中での複製能を有する請求項(1)記載のTY型
    株。
  5. (5)精製単離したTY型HIV−2レトロウイルスタ
    ンパク質を含む組成物。
  6. (6)SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動によるウ
    ィルスタンパク質の分析により、150kDの糖タンパ
    ク質の存在が認められることを特徴とする請求項(5)
    記載の組成物。
  7. (7)TY型HIV−2レトロウイルスタンパク質を含
    むことを特徴とする精製単離した抗原調製物。
  8. (8)生物学的体液中の抗HIV−2抗体の存在をイン
    ビトロで検出する方法であって、該生物学的体液を請求
    項(7)記載の精製抗原調製物と接触させ、ついで生成
    した免疫学的複合体を検出することを特徴とする方法。
  9. (9)生物学的体液中の抗HIV−2抗体の存在をイン
    ビトロで検出する方法であって、該生物学的体液を請求
    項(5)または(6)記載の組成物と接触させ、ついで
    生成した免疫学的複合体を検出することを特徴とする方
    法。
JP1148190A 1988-06-10 1989-06-08 Hiv―2変異株 Pending JPH02131575A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20520088A 1988-06-10 1988-06-10
US205200 1988-06-10

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JPH02131575A true JPH02131575A (ja) 1990-05-21

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ID=22761226

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1148190A Pending JPH02131575A (ja) 1988-06-10 1989-06-08 Hiv―2変異株

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EP (1) EP0345559A3 (ja)
JP (1) JPH02131575A (ja)
KR (1) KR910001032A (ja)
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