JPH02131428A - ヒノキ科植物由来の多糖類含有活性成分の白血球障害の治療に対する使用 - Google Patents

ヒノキ科植物由来の多糖類含有活性成分の白血球障害の治療に対する使用

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JPH02131428A
JPH02131428A JP1176996A JP17699689A JPH02131428A JP H02131428 A JPH02131428 A JP H02131428A JP 1176996 A JP1176996 A JP 1176996A JP 17699689 A JP17699689 A JP 17699689A JP H02131428 A JPH02131428 A JP H02131428A
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ロルフ ディートマール ネス
Sven Gohla
スヴェン ゴーラ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,ヒノキ科植物,特にスジャ オクシデンタリ
スL,  (V阻Dエoccidentalis L.
 )由来の.多tI類含有成分の使用に関する。この成
分は,例えば,レトロウイルスおよびレンチウィルスの
疾病および電離放射線の影響による疾患のような白血球
の障害を伴う疾病の治療に用いられる。
(従来の技術) 植物エキスによる有効なリンパ球の免疫調節は.従来,
例えばレクチン類として知られている一群の物質.すな
わち分裂促進作用を有するプロテオグリカン類によって
,非特異的な多クローン性リンパ球を刺激することしか
できなかった。しかし,レクチン類が高い毒性を有し不
利なことが証明されているので,これらの物質を生体内
で利用することは不可能になっている。
さらに,特にキク科植物(Asteraceae)の薬
種由来で,水性または水性アルカリ性エキスから得られ
た多糖類画分が報告されている〔ワグナーら(Wagn
er et al) , Arzneimittelf
orschung 35巻,1069〜1075頁, 
1985年,参照〕。これらの多糖類画分は.顆粒球,
および単球もしくはマクロファージの食作用が非特異的
に増大することを示した。
Bリンバ球およびTリンパ球の両分が弱い多クローン性
刺激性を示すことは,エシナシー ププリ−(Hchi
nacea  匹匹匹L)から単離された多糖類(ep
s )にも観察された(ワグナーら, Angewan
dte Phytotherapie,  2巻.16
6頁, 1981年参照〕。
ミクロおよびマクロの食細胞の多クローン性刺激性も.
上記の多糖類によって得られる。
高等植物由来の多I1!類で,白血球の増殖を選択的に
再形成するものは,今まで全く報告されていない。
(発明の目的) 本発明の目的は.白血球の障害を伴う疾病の治療に用い
られる薬物を製造することにある。
本発明の目的は,特にレトロウイルスおよびレンチウィ
ルスによる疾病の治療,および.例えば電離放射線照射
または細胞分裂を阻止する治療の影響を受けた後の骨髄
の再構築のための新規な薬物を徒供することにある。
(発明の構成) 本発明は,ヒノキ科植物由来の多糖類含有成分の.白血
球障害を伴なう疾病を治療するための使用であって.該
成分は,次の(a)〜(f)により得られる:(a)破
砕し有機溶媒で洗浄したヒノキ科植物の地上部を,アル
カリ水性溶媒で抽出すること. (b)得られた抽出物
を有機溶媒と混合し,該抽出物から多#M類とタンパク
とを沈澱させること,(C》沈澱物を分離し,該沈澱物
を常温を下まわる温度の水に溶解させること,(d)得
られた溶液を酸性にしてタンパクを沈澱させること.(
e)該沈澱物を分離し,上澄み液を有機溶媒と混合する
こと,および(f)得られた沈澱物を透析し次いで乾燥
すること。
請求項1の薬物の用途は.これらの目的を達成するため
に提案され,請求項2〜7は.この発明の好ましい実施
態様に関する。
この発明によれば.予想外のことであるが,ヒノキ科植
物,特にスジャ オクシデンタリス し.由来の成分が
,以下に詳細に述べる多W類を含有し.白血球障害の治
療に有用な薬物であることが見出された。この成分は,
脊椎動物の健康な白血球細胞に対するレンチウィルスお
よびレトロウイルスの複製と感染性とを減退させ,白血
球の増殖を刺激し,例えば放射線照射のような電離放射
線で起こる障害に対して保護効果を発揮する(実施例1
0参照)。本発明は,後天性免疫不全症候群(AIDS
)を治療するためにも使用される。
本発明のヒノキ科植物の多I!類含有成分は,ヒノキ科
植物,特に好ましくはスジャ オクシデンタリス し.
の地上部から,カルデスら(Caldeset al 
) , J. Gen.^ppl. Micobio1
.,27巻,157頁, 1981年.に記載の方法に
よって製造することができる。
この目的のため.まず,該植物の上記の部分を例えば破
砕して,大きさを小さくする。次いで,石油エーテル,
ジクロ口メタンおよび/またはメタノールのような有機
溶媒で予備抽出して原料を破砕し.洗浄することが好ま
しい。
残渣を乾燥し,次に実際の抽出操作に付される.抽出操
作は,アルカリ水溶液で1〜10゜C,好ましくは2〜
6゜Cにて行なわれる。好ましくは,0.1〜1.O 
N,特に0.5Nの水酸化ナトリウム水溶液が抽出に用
いられる。抽出物を濾過し,次いでアルコール.好まし
くはエタノールで沈澱させるが,エタノール:水の最終
比率は約3:1が好ましい。
得られた沈澱を,例えば超遠心分離法で濾取し.次いで
水に溶解させる。
次に,得られた溶液を.例えばトリクロロ酢酸で酸性に
することによって.公知の手法によりタンパクを沈澱さ
せる。残渣を分離してから上澄み液を再度エタノールで
処理し,多糖類を含有する本発明の成分が得られる。
上記の方法では,本質的に,ヘミセルロース類が得られ
る。得られた物質を水に取り,分離限界が100ダルト
ンの透析チューブにより透析し.次いで乾燥される。凍
結乾燥が好ましい。得られた生成物(TPS )は,実
質的に.タンパクとヌクレオチドとを含有していない。
さらに分離するために, TPSを水溶液とし.限外濾
過法によって細分割して.分子量による両分を得ること
ができる。
分子量が少なくとも100DのTPS全画分とそのTP
S細分画分が本発明の活性を有し.その活性は,特に少
なくともIX10’Dとの分子量を有する画分に観察さ
れるということが,この発明で明らかになった(実施例
3参照)。
驚くべきことには,ヒノキ科植物から得た成分は,本発
明による多Ii類を含有するが,高い投与量でもインビ
トロの毒性が全くないということが,さらに判明した。
ヒトの末梢血液細胞によるインビト口での実験によって
,最適効果が活性物質の濃度約0.1〜1■/dの水溶
液で得られ(実施例3参照).高分子量の両分の方が高
い比活性を有することがわかった。
本発明によるヒノキ科植物由来の成分TPSは,医薬品
の活性物質として使用することができ.分裂促進効果(
mitogenic effect)を得るには,少な
くともIX10’Dの分子量を有する画分を使用するこ
とが好ましい。
本発明に対するヒノキ科植物由来の活性物質は,通常の
担体と補助物質とが投与形態に適したもので薬学的に安
全なものであれば.これらを用いて医薬品とすることが
できる。TPSは.生理食塩水の溶液として非経ロルー
トで投与するのが好ましい。
(以下余白) (実施例) 以下に本発明の実施例について説明する。
薬物(植物の断片)の処理: 乾燥させて粉砕した薬物を.石油エーテル,ジクロロメ
タン,およびメタノールによるデプリーティングソック
スレー抽出法に供した。このようにして予備抽出された
薬物を,さらに処理するために風乾した。
アルカリ水溶液による抽出物からの粗製多糖類の獲得: 特に断らない限り,すべての工程は4゜Cで実施した。
予備処理して乾燥させた800gの薬物(上記参照)を
, 0.5 Nの水酸化ナトリウム溶液10fと混合し
て一晩攪拌した。
残留物を遠心分離し,5lの0.5N水酸化ナトリウム
溶液で洗浄した。合わせた濾液を.絶えず攪拌しながら
,3倍容量の96%エタノール(非変性)と徐々に混合
した。一晩で生成した沈殿を,注意深く傾瀉し,超遠心
分離(15,OOOrpm, 15分間)により,残り
の上澄み液から最終的に分離した。
得られた沈澱を,  3.1!の蒸留水に溶解し.水浴
中で,  3.FM!の10%トリクロ口酢酸(TCA
 )と徐々に混合し,この水浴中に1時間放置した。次
いで,生成したゼリー状の残留物を遠心分離し,残った
約61の上澄み液を,3fずつに分画し,その各々の両
分に122の96%エタノールを滴下して混合した。2
4時間後,両方の両分から生成した沈澱を遠心分離し,
これらの沈殿を合わせて,できる限り少量の2%酢酸ナ
トリウム溶液に取った.不溶成分は遠心分離(10.O
OOg. 20分間)で除去された。
得られた透明な溶液を,8fの96%エタノールと混合
し,生成した沈殿を4゜Cで4日間放置した。
次いで,遠心分離を行い,生成した粗製多塘類を,蒸留
水に対して96時間透析(透析チューブ,透析限界10
0D.約4゜C)し,そして凍結乾燥した。
収率:15.66gの粗製物=1.9%。
精製: 10gの粗製多Ii類を.  500dの蒸留水に溶解
した。得られた溶液を,4゜Cで絶えず攪拌しながら5
500 mの96%エタノールに滴下した。
生成した沈殿を.4日後に遠心分離(15. 00Or
pm,10分間)シ,上澄み液を同量のエタノールと同
様に混合し,そしてさらに処理した。
4倍容量のエタノールを用いて処理を繰返した。
得られた沈殿を少量の蒸留水に取り,透析した後,凍結
乾燥した。
出発物質:10gの薬物 TPS収率:1:1沈殿法: 8.76g (粗製物基準で87.60%のTPSに相
当する)。
TPS収率:1:4沈殿法: 0.767 g (粗製物基準で7.67%のTPSに
相当する) スm亀 υ主Δ副j』プυ1除 副画分の単離を限外濾過法で実施した。実施例1で得た
TPSを蒸留水に溶解し.2■/dの濃度にした。10
 0 mlの溶液を,限外濾過セル(UltraSar
t 50, Sartorius,西独)で, 1.5
barの窒素圧下にて.連続的に濾過した。
下記のタイプのフィルターを使用した。使用したフィル
ターは,すぺてSartorius Companyの
ものである。
SM 113 28    >1,000.000 D
SM 113 1B     >300,000 D〜
<1.000,000 DSM 146 69    
 >100,000 D 〜<300.000 0SM
 149 49     >20,000 D〜<10
0.000 0上記のようにして得た副画分を,再蒸留
水に対して48時間透析した後,凍結乾燥した。
収量: TPS 1.分子量>1,000.000 D・・・・
・・・・・・・・・・・・5.45gTPS 2,分子
量>300,000 D 〜<1.000.000 D
 ・.−1.42gTPS 3,分子量>100,00
0 D 〜<300.000 0 ・−・−0.74g
TPS 4,分子量>20,000 D 〜<100,
000 D ・・・・・・0.53gTPS 5,分子
量>20,000 D・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・0.25g透析: 透析は.透析ホース(Union Carbide,透
析膜,1−8xlOOFP )または透析チューブ(A
sahi Medical,AM−100H )を用い
て実施した。透析チューブによる透析では,被透析物を
ホースポンプで連続的にチューブを通して汲み上げた。
透析液(蒸留水)は,透析チューブの導入ノズルおよび
排出ノズルの位置で.ウォータージェットポンプ(圧力
は1.5bar以下)によりチューブを連続的に通過さ
せた。
これらの透析チューブは分離効率が高いので,透析を1
0時間に制限することができた。
すべての副画分を.全TPSと共に,ヌクレオチドおよ
びタンパクの存在について標準法により試験した。得ら
れた結果は,タンパクおよびヌクレオチドのいずれも検
出可能な量では存在していないことを示した。
カーボゾル試験法(Na Lure,■弧,483を参
照されたい)を用いて,酸性多糖類を定量した。この定
量用に.一連の対照物として,5〜40μgのガラクツ
ロン酸およびグルクロン酸一τラクトンを調製した。
被検試料をH.SO4で処理し,吸光度を測定した。
一連の対照物を基準にして,約5%のウロン酸が含有さ
れていることがわかった。
TPSおよび副画分TPSL 1〜4を, 10%ヒト
AB血清を加えた[ダルベッコの修正イーグル培地(D
ME) Jに溶解した。活性物質の濃度は各々10■/
dであった。
5■/d〜100ng/at!の活性物質希釈シリーズ
を作製した。ヒト末梢血リンパ球(PBL )を,ポリ
サッカロース匂配(Picoll−Pague. Ph
armacia)で濃縮し.37゜Cの温度に保持した
リン酸緩衝食塩水溶液(0.9%)で5回洗浄し.10
%AB血清を加えたDMHに取り,そしてマイクロタイ
ターウエル当り100μ!中に5X10’細胞の細胞密
度で,96ウエルの平底マイクロタイタープレート(G
reinerCompany )に配分した。
試験溶液は上記の最終濃度で3回分析した。インキュベ
ーションは, Heraeusのインキュゝ一ターを用
い,37゜C.  5%Cot ,および湿度100%
の条件下で行った。10%AB血清を加えた100μl
のDI’llEを負の対照として用い,正の対照として
は,フィトヘムアグルチニン(PIIA )として知ら
れるファセオルス種(Phaseolus spp.)
の植物(インゲンマメ)のレクチン溶液を,最終濃度1
0μg/一に調整して用いた。
上記の試料は.分裂促進活性に関するすべての試験に用
いたが, TPSで誘発されたDNS合成を測定するた
めに, TPSおよび上記の対照培養物についテ下記の
インキュベーションをさらに行った。
すなわち.マイクロタイターウエル当り,最終濃度/ウ
ェルで0.2〜1.5μCiの3Hチミジンを添加し,
そしてインキュベーター内で12時間インキユベートし
た。次いで.放射標識した細胞を,細胞採取装置を用い
て濾紙上に取り,シンチレーションカクテル( pop
pop )を添加することにより,放射能をcpI1(
カウント数/分)で測定した。
得られた結果を第1図〜第4図に示す。これらの図は,
 TPSおよびTPS 1〜4がPBLに対する分裂促
進活性を有することを示している。
牌臓由来の細胞懸濁液の調製: BALB/C系のマウスを頚部脱臼により殺した。これ
らマウスの肺臓を滅菌状態で取り出し,外科用鉗子で小
片に引き裂いて,10−のBSS (pH安定化食塩水
)を満たしたペトリ皿(Greiner, Nuert
inger)に入れた。
単一細胞の懸濁液を得るために,バスツールピペットで
出し入れすることにより.細胞を組織の断片から洗い出
した。得られた懸濁液を滅菌金網で濾過して組織の残留
物を除去した。
このようにして調製した細胞を, BSSで5回洗浄し
た(200 g, 10分間,’Minifuge+ 
Heraeus,Os terode )。
ナチュラルキラー細胞の誘発に対するTPSの効果を,
クロム51遊離試験法で評価した。
標的細胞の調製; 肺臓細胞を上述のようにして調製した。マウスの線維肉
腫YAC−1は,優れたML標的細胞である。
これらの細胞をBSSで3回洗浄し,細胞数を約5×l
OSに調整した。この細胞数の細胞を. 0.1 ml
lのNat”Crop (37,000キロベクレル/
 ml , AmershamBuchler+ Br
aunschweig )と共に,37゜Cで1時間イ
ンキユベートし, BSSで3回洗浄し,そして4×1
0s細胞/ウエルに調整した。これらの細胞を,96ウ
ェルの平底マイクロタイタープレートの100μ!ステ
ージにプレートした。
クロムの遊離: 様々な濃度のTPSと共に.6時間または18時間にわ
たって予めインキユベートした様々な量のエフェクター
細胞を,マイクロタイタープレートの標的細胞に添加し
た(100  : 1 ;50: 1 ;25: 1;
 12.5 : 1 ; 1 mg/rrdl 〜10
0 mg/mffi)。
培養物の最終容量は, 0.2 mllであった。SI
Crの最大遊離量を,水酸ナトリウム溶液( I M,
 Merck)による全細胞溶解法で測定した。標的細
胞のみが自然遊離の値を示した。細胞を37゜Cのイン
キエベーター内で6時問および18時間にわたってイン
キエベートした。
測定: 各バッチから0.1dずつ取り出し,それらが有する放
射能をγ線カウンターで測定した。
エフェクター細胞の溶解活性は,次式により.クロム遊
離量の百分率(%)として算出した:得られた結果を第
5図に示す。これらの結果は,YAC−1標的細胞に対
するキラー細胞活性がTPSにより増加することを示し
ている。
第1の試験系では,逆転写酵素の活性を, B.Bro
iesyらの方法(Proc. Natl. Acad
. Sci., USA.  77,7415 (19
80) )により測定した。ウイルス固有の逆転写酵素
の活性は.ウイルス活性の指標とじて役立つ。この活性
は 3}1−エチルで標識したデオキシチミジン−5゜
−三リン酸(TTP )を導入することにより測定され
る。
第2の試験系では,ヒトレトロウイルスに固有の膜タン
パクp24を, Popovicらの「抗原捕捉」EL
ISA法(Science. 224. (1984)
)により測定した。この試験では. 410nmにおけ
る吸光度として測定した染色強度は,存在するp24の
濃度に比例している。
両方の試験系では, HIVウイルスに感染させた末梢
血白血球を, TPSで3日間前刺激を行い,次いでイ
ンターロイキン2培地で.11日間インキュベーション
を行った。合計14日経過してから.これら末梢血白血
球(PBL )の培養上澄み液と,比較のために導入し
た適切な試料の培養上澄み液とのウイルス力価を,両方
の試験法を用いて測定した。得られた結果を表1および
表2に示す。これらの結果は, TPSが,Tヘルパー
細胞,未熟T細胞,およびゼロ細胞に対する分裂促進活
性を保持しながら, TPS効果により形成されたTヘ
ルパー細胞の新しい惑染を阻害する効果を有すると共に
.用いたウイルスの初期濃度を著しく減少させることを
示している。
紅 Po ovicらの 法による 試 非感染のPBL. PHA−Pで活性化 ?感染のPBL,増殖の刺激なし 非感染のPBL, PHA−Pで活性化非感染のPBL
. TPSで活性化 25,000単位のHTLV I■,を感染させたPB
L,増殖の刺激なし 0.046 0.035 0.044 0.061 PHA−Pで刺激したPBL, 25,000単位17) HTLV r r r bを
惑染TPSで刺激したPBL, 25.000単位ノHTLV r IIbを惑染増殖刺
激なしのPBL, so.ooo単位(DHTLV+++bを惑染PHA−
Pで刺激したPBL, 50,000単位(7)HTLV+t+bを惑染TPS
で刺激したPBL. so.ooo単位+7)HTLV+++bを怒染増殖刺
激なしのPBL. 300,000単位の}lTLVz+bを感染0.35
3 0.051 0.059 0.804 0.055 0.256 TPSで刺激したPBL, 300.000単位(DHTLV+++bを感染0.1
87 スJl1i T1ll胞の濃縮: T細胞を濃縮するために,ヒト末梢血白血球をポリサッ
カロース匂配法により得た後, Gartnerらの付
着法(Science. 233, 215 (198
6))により単球細胞を除去した。
マウスの牌臓細胞について述べられたJuliusらの
分離法(Eur. J. Immunol..  3.
 6785 (1973))を用いて,T細胞を濃縮し
た。
T細胞画分の濃縮: ナイロン綿(Leuko−Pak+ Fenhall 
Lb., Derfteld.USA )を使用前に再
蒸留水で10回煮沸することにより,水溶性の妨害不純
物を定量的に除去した。
次いで,上記のナイロン綿を乾燥し,ほこりが付かない
ようにして保存した。5 rn1の再蒸留水を入れた1
0 mlのガラス製シリンジに.予め洗浄した1gのナ
イロン綿を入れ,オートクレープにかけて分離カラムを
作製した。
そして,作製したカラムに,滅菌したタップおよびカニ
ューレを取り付けた。次いで,このカラムを37゜Cに
加熱し,5%AB血清を加えた75mlのBSSですす
ぎ,そしてタップを閉じて37゜Cで1時間加熱した。
ヒト末梢血白血球の細胞懸濁液を,先に述べたようにし
て調製した。非付着性の細胞を攪拌して遠心分離した。
このようにして得られた非付着性の細胞を,5%ヒ}A
B血清を加えた2〜3dのBBSに取り,カラムに入れ
た。この充填力ラムを,インキュベーター内で37゜C
に1時間放置した。ナイロン綿に付着していない細胞を
注意深く洗い出して,約35戚の抽出物を収集した。こ
のようにして得られた細胞は,I縮T細胞画分を必要と
する試験処方物用に用いた。
B細胞画分の濃縮: B細胞画分は,ヒ1・末梢血白血球を, Gartne
rらによる付着分離法(上記文献中)のボリサッ力ロー
ス匂配および上記の処理に供することにより得られた。
溶出されずにナイロンカラ仏に付着している細胞を, 
Ca”およびMgl*を含有しない25dの氷冷したP
BS溶液で洗い出した。
これらの細胞は,濃縮B細胞画分として,上記の試験系
に用いた。
DNA合成速度に対するTPSの効果は 3H−チミジ
ンの取り込みにより測定される。10%ヒトAB血清を
補充したRPMI−1640培地が,試験培地として用
いられる。
濃縮されたT細胞およびB細胞の両分とPBLとは,9
6ウェルの平底マイクロタイタープレートに,5X10
’細胞/ウエルの濃度で接種された。自己単球を,5X
10’細胞の濃度で対応する試料に添加した。TPSは
,1■/Id/ウェルの最終濃度で用いられた。これら
のプレートを37゜Cで4日間インキユベートしたが.
最後の12時間には,マイクロタイタープレートのウエ
ル当りo.sctが存在していた。
次いで,取り込み率を実施例3に記載の方法で測定した
得られた結果を第6図および第7図に示す。これらの結
果は, TPSが濃縮Bリンパ球画分に対して顕著な効
果を持たないのに対し,Tリンバ球は単球またはマイク
ロファージの存在下で選択的に刺激されることを示して
いる。
(以下余白) ス1韮コ− 抗インターロイキン2試験を, Company Ge
nzymeCorp.  ,(USA )のメーカー情
報書類, Interest2mに従って行った。末梢
血白血球画分の細胞培養物の上澄み液(調整培地)を,
lO%AB血清を加えたDME中で,予め4日間インキ
エベートしておいて,試験画分として用いた。
試験手順: 試験開始2日前に,マイクロタイタープレートを,モノ
クローナル抗インターロイキン2抗体で被覆した。これ
を実施するために,モノクローナル抗体を. 11.5
dの「被覆緩衝液」に再懸濁した。
この溶液100μβずつを5マイクロタイタープレート
((;6nzyme )のウェルに分配した。次いで,
このプレートを,4゜Cの湿潤チャンバー内で,上記の
時間インキユベートした。
試験の日に,Ml換え体ヒトIL2  (rIL2)か
らなるインターロイキン2標準品を,10%AB血清を
加えたDMEで再構成し,以下の一連の希釈液を調製し
た:凍結乾燥したrlL2をIIdの培地内に取った。
この溶液は, 500 II /dのIL2濃度に相当
するものであった。この溶液から0.1dを取り,「被
覆緩衝液」を加えて,1mlにした。
この工程では,前の標準希釈液0.1a+f!を取り,
「被覆緩衝液」を加えて1 mftにするという操作を
3回繰り返した。このようにして, 500 U /一
〜0.5 U /ml  rlL2の濃度系列を得た。
rlL2で被覆した後,これを洗浄緩衝液で3回洗浄し
た。次いで,インターロイキン2の標準希釈液を.マイ
クロタイターフ゜レートのウェノレ当り100μlずつ
,2つのウエルに分配した。100μ!/ウェルの培地
を,調整培地の調製に用いたのと同じ条件下でインキユ
ベートしたが.これは負の対照として役立つ。次いで.
プレートを37゜Cで1時間インキユベートし.再び洗
浄緩衝液で3回洗浄した。
他方,第2の抗体である多価ウサギ抗ヒ}IL2抗体を
, 0.3 dの抗体溶液と,14滅のPBS /Tw
een洗浄緩衝液とを混合して調製した。この溶液を1
マイクロタイターウェル当り100μlずつ分配した。
インキュベーションを37゜Cで1時間行った。
次いで,これをPBS /Tween洗浄緩衝液で再度
3回洗浄し,第3の抗体と共にインキユベートした。こ
れは,アルカリホスファターゼが結合されたヤギ抗ウサ
ギ抗体であった。この抗体複合体200aptを,12
dのPBS /Tween洗浄緩衝液と混合し,ウェル
当り100/7jl!ずつ分配した。
インキュベーションを37゜Cで1時間行った。
PBS /Tween洗浄緩衝液で3回洗浄後.以下の
組成を有する基質と共に,20゜Cで1時間インキユベ
ートした。
基!緩衝液 6d MgC12溶液 6一 p−NPP一基質 10■ 上記の基質を,ウェル当り100μβずつ分配して,2
0゜Cで1時間インキユベートした。
p−二トロフェノールのp−NPPからの酵素による遊
M量は.結合したインターロイキン2の量に比例してい
る。
測定結果の定量は, ELISA−IJ−グー(Dyn
atech )を用い, 410nmの波長で行った。
得られた結果を各測定値の平均値で表3および表4に示
す。これらの結果は, TPSによってインターロイキ
ン2の生産が増大することを示している。
紅 インターロイキン2 インターロイキン2 インターロイキン2 インターロイキン2 インターロイキン2 インターロイキン2 5000       0.667 500       0.350 50        0.203 0.5tl      O.154 0.05U      O.063 00        0.003 ti 処方生 PHA−P  (10μg/戚) TPS  ( 1 mg/d) 対照 (RPMI 1640 +10%AB血清)段J1支 
 り1b唾L O.229    16.5 0.276    24.0 0.158     0.83 インターロイキン1およびインターフェロンTは.T細
胞および単球の活性化に決定的な役割を果たす必須のサ
イト力インである。インターフェロンTは活性化T細胞
によって生産されるだけであるが,インターロイキン1
の生産は,主として単球もしくはマクロファージで起こ
る。T細胞の活性化は,インターフェロンγおよびイン
ターロイキン1に対する抗体により.投与量に依存して
ほとんど完全に特異的に阻止される。これとは対照的に
,対照の抗体は.非常に高濃度であってもごくわずかの
阻止しか行わない。
手順: ヒト末梢血白血球をポリサッカロース勾配法で得,マイ
クロタイタープレートのウエル当り5×10S細胞の濃
度で接種した。TPSをDME培地に溶解し,lO%ヒ
}AB血清を補充して,最終濃度1g/蔵で試験に用い
た。TPSの活性は,実施例3に記載した3H−チミジ
ン取込み率を用いて測定した。
特異的な抗インターロイキン1抗体および抗Tインター
フェロン抗体は, Genzyme companyか
ら入手した。これらの抗体を.試験開始の48時間前に
,滅菌条件下で蒸留水に対して透析し,保存剤のナトリ
ウムアシッド(sodium acid )を定量的に
除去した。次いで,抗体の力価を2000 7100μ
!に調整した。これらの抗体は,96ウエルの平底マイ
クロタイタープレートのウェル当り, 10%AB血清
を加えた100μlの叶E培地中. 100 0〜IU
の滴定最終濃度で用いた。末梢血白血球およびTPSを
,50μ!の補足培地に添加した。次いで,これらのプ
レートを,標準条件下,インキュベーター内でインキユ
ベートした。
得られた結果を表5および第8図に示す。
これらの結果から, TPSのPBLに対する効果は,
抗ILIおよび抗γ−IFNの投与量が高いと減少し得
ることがわかる。さらに,この効果は,非特異的な受容
体阻止によるものでないことを示すことができた。
表エ PBL+TPS(lmg/rnl) PBL (TPSなし) PBL+100U抗ILL (TPSなし)pBL+1
001J抗IL1+TPS (lmg/d)PBL+1
0U抗IL1+TPS (Img/d)PBL+ 1υ
抗IL1+TPS (lmg/rd)pB1+1oou
抗インターフェロンT (TPSなし)PBL+100
U抗インターフェaン7 +TPS(1■/ In1)
PBL+10tl抗インターフzD:/ r +TPS
(lmg/ml)PBL+lU抗インターフェaン7 
+TPS(lmg/m)PBL,+マウスIgG+TP
S  (lmg/慈OPBL+ヒトIgG一画分+TP
S(lmg/ml!)cn+ 145137十八1523 16303+/−  534 27069+/−  749 33047+/−  871 49985+/−1003 82913+/−1324 37738+/−  656 43875+/−  637 46726+/−  527 78681+/−  799 100807+/−1956 107765+/−2097 実1l吐1 この試験は, M.A.D. Mooreらの方法[ 
”StolmanLecture″,  ”Moder
n Trends of Human Leukemi
aWilsede (1988) , Springe
r Verlag  (印刷中)]に従って行った。l
O匹のBALB−C−マウスを1組として, 0.5 
dのRPMI1640培地またはIllPMI1640
培地に最終濃度1■/500μ!/マウスで溶解したT
PSを静脈注射した。TPSグループと, RP旧16
40の対照グループとの5匹のマウスに.コバルトボン
ベから亜致死照射線量の600 radを照射した。後
部眼窩の静脈叢を穿刺することによって.各マウスの血
液を採取した。処理前に.正常値を決定するため採血し
, TBSもしくは培地で処理後および照射後に同様に
採血を行った。白血球のカウント/戚を.上記のように
して得た血液から.ノイバウアーチャンバ−(Neub
auer chamber)を用いて決定した。このチ
ャンバーでは,赤血球ゲンチアナバイオレットによる処
理で破壊され.白血球の数をチャンバーからカウントし
て決定した。得られた結果を第9図に示す。これらの結
果は,インビボでもRPMI1640標準処理に比べて
, TPS処理の方が.白血球を増加させることを示し
ている。TPSで処理したグループのマウスは, RP
MIによって処理した対照グループのマウスよりも,亜
致死線量放射線による処理後も白血球カウント数が高い
(以下余白) (発明の要約) 本発明は.ヒノキ科植物由来の多vM類含有活性成分の
,白血球障害を伴なう疾病の治療のための薬剤としての
使用に関する。
この活性成分は,レトロウイルスおよびレンチウィルス
による疾病,および電離放射線(例えば,放射線の照射
)により引き起こされる白血球障害をなおすことに特に
有用である。
4  ゜゛  の   な量゛ロ 第1図〜第9図は,それぞれ,本発明に使用する多糖類
含有活性成分の性能を説明するグラフである。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒノキ科植物由来の多糖類含有成分の、白血球障害
    を伴なう疾病を治療するための使用であつて、 該成分が、次の(a)〜(f)により得られる、ヒノキ
    科植物由来の多糖類含有成分の使用:(a)破砕し有機
    溶媒で洗浄したヒノキ科植物の地上部を、アルカリ水性
    溶媒で抽出すること、(b)得られた抽出物を有機溶媒
    と混合し、該抽出物から多糖類とタンパクとを沈澱させ
    ること、(c)沈澱物を分離し、該沈澱物を常温を下ま
    わる温度の水に溶解させること、 (d)得られた溶液を酸性にしてタンパクを沈澱させる
    こと、 (e)該沈澱物を分離し、上澄み液を有機溶媒と混合す
    ること、および (f)得られた沈澱物を透析し次いで乾燥すること。 2、レトロウィルスおよびレンチウィルスによる疾病を
    治療する、請求項1に記載の使用。 3、後天性免疫不全症候群(AIDS)を治療する、請
    求項2に記載の使用。 4、電離放射線によって引き起こされる白血球障害の予
    防および治療のための、請求項1に記載の使用。 5、前記成分の分子量が少なくとも100Dである、請
    求項1に記載の使用。 6、限外濾過法によって得られる前記成分の分子量が少
    なくとも100,000Dである、請求項1に記載の使
    用。 7、多糖類を含有する前記成分が、スジャ オクシデン
    タリス L.(¥Thuja¥ ¥occidenta
    lis¥ L.)を起源とする成分である、請求項1か
    ら3のいずれかに記載の使用。
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DE3822945.5 1988-07-07
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