JPH0213122Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0213122Y2
JPH0213122Y2 JP15926186U JP15926186U JPH0213122Y2 JP H0213122 Y2 JPH0213122 Y2 JP H0213122Y2 JP 15926186 U JP15926186 U JP 15926186U JP 15926186 U JP15926186 U JP 15926186U JP H0213122 Y2 JPH0213122 Y2 JP H0213122Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spike
bark
raw wood
feeding device
log
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15926186U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6366203U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15926186U priority Critical patent/JPH0213122Y2/ja
Publication of JPS6366203U publication Critical patent/JPS6366203U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0213122Y2 publication Critical patent/JPH0213122Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、杉、桧あるいはカラ松等で代表され
る原木の表面を被覆する樹皮を剥取る樹皮剥ぎ機
に係り、詳しくは、樹皮を剥ぎ取る剥離ユニツト
に原木を送り込み供給する原木送り装置の改良に
関するものである。
〈従来の技術〉 従来における樹皮剥ぎ機の原木送り装置として
は、例えば特開昭50−51843号公報に記載されて
いるように、樹皮を剥ぎ取る剥離ユニツトに至る
原木の送り込み通路の外側に3個のスパイクロー
ラを等配したうえで、これらのスパイクローラを
相互に接近付勢させて原木を3方から挟持して剥
離ユニツトに送り込むようにしたものがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の原木送り装置
にあつては、各スパイクローラの先端と、該スパ
イクローラに隣接するスパイクローラの周面との
間に三角状の空所が形成されてしまう。
一方、樹皮を確実に剥ぎ取るためには、剥離ユ
ニツトの中央部に原木を的確に送り込む必要性が
あるが、前記空所に原木が入り込んだ場合は剥離
ユニツトに原木を正しく供給できなくなつてしま
う。
従つて、従来では細心の注意を払つて原木を3
個のスパイクローラの中央に送り込んで空所に原
木が入り込むことを防止していたが、重量の大き
な原木の取扱性を向上させる点からも何等かの改
善が要望されていた。
本考案は、このような実情に鑑みてなされたも
のであり、格別な注意力を必要とすることなく原
木を送り装置の中央部に的確に送り込むことがで
きる原木送り装置を提供することにより、樹皮剥
ぎ作業の作業性を向上させることを目的としてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案では、原木の
表面に転接してこれを挟持する3個のスパイクロ
ーラの先端面と該スパイクローラに隣接するスパ
イクローラの周面との間に形成される三角状の空
所を被覆又は狭少するカバーを設けた構成として
いる。
〈作用〉 このように、各スパイクローラの先端面と該ス
パイクローラに隣接するスパイクローラの周面と
の間に形成される三角状の空所をカバーで被覆又
は狭少しているために、空所への侵入通路がカバ
ーによつて被覆又は狭められることになる。従つ
て、原木が前記空所に入り込むことがなく、原木
を常に3個のスパイクローラの中央部に挟持させ
て剥離ユニツトに正確に送り込むことができる。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案に係る原木送り装置の一実施例
を示す要部の斜視図、第2図は第1図の一部の断
面図、第3図は本考案を備えた樹皮剥ぎ機全体の
概略平面図、第4図は第3図を右側から見た正面
図、第5図は第3図の−断面図である。これ
らの図において、フレーム1の中央部にはモータ
2によつて回転駆動される剥離ユニツト3を配設
し、この剥離ユニツト3の前方(図中右側)及び
後方(図中左側)にそれぞれ原木送り装置4,5
を設けている。
尚、剥離ユニツト3は従来公知のリングバーカ
ーと同様に、複数本のカツタアーム6,6を揺動
可能に枢着しており、これらのカツタアーム6,
6は内周に向つて揺動付勢させることにより、原
木の樹皮をカツタアーム6,6の先端に設けたカ
ツタで剥ぎ取るようにしている。
ここに、剥離ユニツト3を挟んで設置されてい
る一対の原木送り装置4,5は実質的に同一構成
であるので、ここでは剥離ユニツト3の右側、つ
まり、原木の送り込み方向前方に位置する送り装
置について説明する。即ち、フレーム1には原木
の通過孔が中央部分に開設されている略垂直の隔
壁7を固定しており、この隔壁7には原木の送り
込み通路(前記通過孔)の中央を中心として3個
のピン8,8を等配固定している。又、各ピン
8,8に中空状のホルダ9,9を揺動自在に枢着
すると共に、各ホルダ9,9に挿通したシヤフト
10,10の先端にスパイクーローラ11,11
を固定したうえで、各ホルダ9,9に固定したア
ーム12,12,13,13を相互にタイロツド
14,14を介して連結している。そして、一つ
のホルダ9のアーム12の先端を隔壁7に設置し
たエアシリンダ15のロツドの先端に連結するこ
とにより、該エアシリンダ15を伸縮作動させれ
ば、ピン8,8を中心としてホルダ9,9が揺動
してその先端に位置するスパイクローラ11,1
1を相互に接離移動させることができるようにし
ている。16,16は各スパイクローラ11,1
1を回転駆動するためのモータである。
又、各スパイクローラ11,11の先端と、該
スパイクローラ11,11に隣接するスパイクロ
ーラ11,11の周面との間に形成される三角状
の空所を被覆するカバー17,17を各スパイク
ローラ11,11の先端部に設けている。そし
て、各スパイクローラ11,11の外側を迂回す
るブラケツト18,18を介して前記カバー1
7,17をそれぞれホルダ9,9に結合すること
により、ホルダ9,9とカバー17,17とを一
体運動させるようにしている。
従つて、小径の原木を供給すべくスパイクロー
ラ11,11を充分に接近させている状態では、
隣接するスパイクローラ11,11の間に形成さ
れる三角状の空所がカバー17,17によつて被
覆されてしまう。このために、原木が空所に送り
込まれるようなことがなく、3個のスパイクロー
ラ11,11,11の中央部に供給される。
又、供給される原木の直径が大きくなつた場合
はエアシリンダ15を短縮作動させてホルダ9,
9を外側に揺動させて隣接するスパイクローラ1
1,11の間隔を大きくする。すると、これに伴
なつて隣接するスパイクローラ11,11の間に
形成される空所も拡大するが、この空所の少なく
とも一部がカバー17,17で被覆されているの
で、空所の実質開口幅が原木の直径より大きくな
るようなことがない。
よつて、いずれの場合にも空所に原木が送り込
まれるようなことがなくなり、3個のスパイクロ
ーラ11,11で原木を確実に挟持して剥離ユニ
ツト3に的確に供給することができる。
尚、実施例では剥離ユニツト3の前側に位置す
る一対の送り装置の両者及び後側に位置する一対
の送り装置の前側の送り装置にそれぞれカバーを
装着することにより、原木の送り途中における位
置ずれをも防止することができるようにしている
が、少なくとも最も前側に位置する送り装置にカ
バーを設けたものであれば所期の目的を達成する
ことができる。
又、実施例では前記ブラケツト18,18を断
面略円弧状に形成したうえで、このカバー18,
18をアーム9,9の揺動方向外側に位置させて
ブラケツト18,18をスパイクローラ11,1
1のプロテクタとしても利用できるようにすると
共に、原木送り装置14を正面から見たときにカ
バー17,17の一部を隣接するスパイクローラ
11,11の周面に重合させることにより、各ス
パイクローラ11,11を最も接近させたときは
万一にも隣接するスパイクローラ11,11の間
に三角状の空所が形成されないようにしている
が、要するに隣接するスパイクローラ11,11
の間に形成される三角状の空所を被覆又は狭少し
てこの空所に原木が入り込むことを防止するよう
にしたものであればカバー17,17の具体的な
形状及びその支持手段は任意である。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、隣接する
スパイクローラの間に形成される三角状の空所を
被覆又は狭少するカバーを設けて該空所への原木
の侵入を阻止する構成としているために、前記空
所に原木が送り込まれることがなく、原木を確実
に剥離ユニツトに供給することができる。
従つて、従来のように重量の大きな原木を細心
の注意を払つて位置決め供給する必要性がなく、
樹皮剥ぎ作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る原木送り装置の一実施例
を示す要部の斜視図、第2図は第1図の一部の断
面図、第3図は本考案を備えた樹皮剥ぎ機全体の
概略平面図、第4図は第3図を右側から見た正面
図、第5図は第3図の−断面図である。 1……フレーム、2……モータ、3……剥離ユ
ニツト、4,5……送り装置、6……カツタアー
ム、7……隔壁、8……ピン、9……ホルダ、1
0……シヤフト、11……スパイクローラ、1
2,13……アーム、14……タイロツド、15
……エアシリンダ、16……モータ、17……カ
バー、18……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原木の表面を覆う樹皮を剥ぎ取る剥離ユニツト
    に至る原木の送り込み通路の外側に3個のスパイ
    クローラを等配すると共に、各スパイクローラを
    相互に接近付勢する手段及び各スパイクローラを
    回転駆動する手段を設けた樹皮剥ぎ機の原木送り
    装置であつて、各スパイクローラの先端面と該ス
    パイクローラに隣接するスパイクローラの周面と
    の間に形成される三角状の空所を被覆又は狭少す
    るカバーを設けたことを特徴とする樹皮剥ぎ機の
    原木送り装置。
JP15926186U 1986-10-17 1986-10-17 Expired JPH0213122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15926186U JPH0213122Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15926186U JPH0213122Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6366203U JPS6366203U (ja) 1988-05-02
JPH0213122Y2 true JPH0213122Y2 (ja) 1990-04-12

Family

ID=31083523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15926186U Expired JPH0213122Y2 (ja) 1986-10-17 1986-10-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0213122Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6366203U (ja) 1988-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1056279A (en) Harvester cutterhead
JPH0213122Y2 (ja)
JPH0213123Y2 (ja)
JPH0631871Y2 (ja) 脱穀済排稈の切断放出装置
JPS5817395Y2 (ja) 排藁切断装置
JPS581166Y2 (ja) 脱穀機における排藁の巻付防止装置
JPH0683611B2 (ja) 刈取脱穀機における穀稈供給装置
JPS6340109Y2 (ja)
JPH0753936Y2 (ja) 樹皮剥ぎ用カッター
US4407345A (en) Veneer lathe with cord embedding knife
JPH0629944Y2 (ja) コンバインの排稈処理装置
JPH0454765Y2 (ja)
JPS63181241U (ja)
JPH0422957Y2 (ja)
JPH10305816A (ja) ラップ材の貼着装置
JPS6348777U (ja)
JPH0447027Y2 (ja)
JPS6449026U (ja)
JPS5853949Y2 (ja) ジクリユウガタコンバインヨウカツタ−
JPH0739494Y2 (ja) チップドレッサー
JPH0117155Y2 (ja)
JPH0135633Y2 (ja)
JPS5840834Y2 (ja) コンバインの脱穀装置
JPS588024Y2 (ja) コンバイン
JPS62194516U (ja)