JPH0739494Y2 - チップドレッサー - Google Patents

チップドレッサー

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JPH0739494Y2
JPH0739494Y2 JP7018789U JP7018789U JPH0739494Y2 JP H0739494 Y2 JPH0739494 Y2 JP H0739494Y2 JP 7018789 U JP7018789 U JP 7018789U JP 7018789 U JP7018789 U JP 7018789U JP H0739494 Y2 JPH0739494 Y2 JP H0739494Y2
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JP
Japan
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gap
air
cutter
tip
gear
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Application number
JP7018789U
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English (en)
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JPH039283U (ja
Inventor
裕司 金川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokota Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yokota Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の考案は、電極チップを切削整形するときに生
ずる切粉をカッターから排除するようにしたチップドレ
ッサーに関するものである。
〔従来の技術〕
自動車の車体組立ライン等では、溶接ロボットによる自
動スポット溶接が行われている。この自動スポット溶接
は、一対の電極チップの間に溶接個所を挟み込んで行う
ものである。前記電極チップは、溶接回数が多くなるに
つれて、その先端が酸化皮膜に覆われると共に接触面積
が大きくなるので、溶接品質が悪くなる。そのため、一
定回数の溶接を行うと、チップドレッサーによって電極
チップ先端を切削して、酸化皮膜を除去すると共に整形
しなければならない。
この種のチップドレッサーは、例えば第4図に示したよ
うに、揺動装置(22)に備え付けられ、電極チップ(2
3)を切削するタイミングや時間等を外部制御されるよ
うにしている。そして、ギヤーケース(2)の先端に装
着した上下一対の刃部(14a)を有するカッター(14)
をエアモータ(3)により回転駆動させ、このカッター
(14)の刃部(14a)に一対の電極チップ(23)を上下
から押し付けて、その先端を切削整形するようにしてい
る。この切削整形により、切粉はカッター(14)を挟ん
で上下より発生するので、切粉の排出が悪いとカッター
(14)内部に詰まり、整形状態を悪くするので、カッタ
ー(14)近傍に設けられたノズル(24)によりエアブロ
ーして、カッター(14)内から切粉を排除するようにし
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のチップドレッサーでは、カッ
ター(14)近傍に設けられたノズル(24)が自動スポッ
ト溶接機の移動時に障害物となったり、このノズル(2
4)がカッター(14)の外側に位置するためカッター(1
4)内を充分にエアブローすることができず、切粉の排
除が充分に行えないという課題を有していた。さらに、
上記従来のチップドレッサーでは、前記カッター(14)
内をエアブローするためには、カッター(14)の回転駆
動のための空気回路とは全く別系統の空気回路を必要と
するので、構造が複雑化する等の課題を有していた。
そこで、この出願の考案のチップドレッサーは、上記従
来のチップドレッサーが有する課題を解決することを目
的としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、この出願の考案の請求項1記載のチップドレ
ッサーは、エアモータ(3)によりカッター(14)が回
転駆動されるチップドレッサーにおいて、本体ケース
(1)内部にエアモータ(3)のエア排出口(5)に連
通する隙間を設け、さらに本体ケース(1)に連設され
たギヤケース(2)内部に前記隙間に連通する隙間(1
0)を設け、さらにこの隙間(10)をギヤケース(2)
先端部に設けられたカッター(14)に連通したものとし
ている。
さらに、この出願の考案の請求項2記載のチップドレッ
サーは、前記請求項1記載のチップドレッサーの本体ケ
ース(1)内部に設けられた隙間を、本体ケース(1)
と本体ケース(1)内部に設けられた遊星歯車機構
(4)の間に設けられた隙間(6a)、及び遊星歯車機構
(4)内部に設けられた隙間(6b)としている。
〔作用〕
この出願の考案のチップドレッサーは、上記手段を施し
たために、次のような作用を有する。
先ず、請求項1記載のチップドレッサーでは、エアモー
タ(3)のエア排出口(5)から排出された排出エア
が、本体ケース(1)内部の隙間、及び本体ケース
(1)に連設されたギヤケース(2)内部の隙間(10)
を通過して、ギヤケース(2)先端部に設けられたカッ
ター(14)の中央部に向かってエアブローする。
さらに、請求項2記載のチップドレッサーでは、前記請
求項1記載のチップドレッサーと同様に作用を有する以
外に、エアモータ(3)のエア排出口(5)から排出さ
れた排出エアが、本体ケース(1)内部の隙間を通過す
る場合に、排出エアの通過効率が良くなる。
〔実施例〕
以下、この出願の考案のチップドレッサーの構成を一実
施例として示した図面に基づいて説明する。
図において、(1)は本体ケース、(2)はギヤケース
であり、両者は正面から見ると略L字状に連設されてい
る。
前記本体ケース(1)内部には、エアモータ(3)及び
遊星歯車機構(4)が設けられると共に、エアモータ
(3)のエア排出口(5)に連通する隙間が設けられて
いる。この隙間は、本体ケース(1)と遊星歯車機構
(4)の間に設けられた隙間(6a)、及び遊星歯車機構
(4)内部に設けられた隙間(6b)としている。また、
エアモータ(3)のロータ軸(7)は、遊星歯車機構
(4)の遊星歯車(8)に連結されている。さらに、こ
の遊星歯車(8)に固着された伝達歯車(9)には、ギ
ヤケース(2)内部にギヤケース(2)との間に隙間
(10)を有して設けられたミドルギヤ(11)が噛み合わ
されている。
前記ギヤケース(2)の先端部には、チャックギヤ(1
2)の中央部に挿入されると共に上下よりカバープレー
ト(13)により挟み込まれたカッター(14)が、チャッ
クギヤスペーサ(15)を介して設けられている。カッタ
ー(14)には、刃部(14a)に連通するように4個所に
穴(16)が設けられている。カバープレート(13)に
は、前記穴(16)にそれぞれ連通する溝(17)が設けら
れている。チャックギヤ(12)には、前記溝(17)にそ
れぞれ連通する穴(18)が設けられている。チャックギ
ヤスペーサ(15)には、前記穴(18)にそれぞれ連通す
る溝(19)が設けられている。さらに、このチャックギ
ヤスペーサ(15)の溝(19)は、前記ギヤケース(2)
内部の隙間(10)に連通している。そしてチャックギヤ
(12)は、前記ミドルギヤ(11)に噛み合わされてい
る。
尚、(20)は本体ケース(1)下部に設けられたエア供
給口であり、第2図において手前と奥の2個所に設けら
れ、エアモータ(3)が正転と逆転を繰り返し行えるよ
うにしている。また、(21)はギヤケース(2)上部に
設けられたエア排出口である。
上記のように構成されたこの出願の考案のチップドレッ
サーは、以下のように作動する。
先ず、エア供給口(20)から供給される圧縮空気により
エアモータ(3)のロータ軸(7)が回転し、このロー
タ軸(7)の回転により遊星歯車機構(4)の伝達歯車
(9)が回転する。さらに、前記伝達歯車(9)の回転
は、ミドルギヤ(11)に伝えられ、ミドルギヤ(11)が
回転する。そして、このミドルギヤ(11)の回転により
チャックギヤ(12)が回転するので、このチャックギヤ
(12)にカバープレート(13)により挟み込まれたカッ
ター(14)が回転する。
一方、エアモータ(3)のエア排出口(5)から排気さ
れた排気エアは、本体ケース(1)と遊星歯車機構
(4)の間の隙間(6a)、及び遊星歯車機構(4)内部
の隙間(6b)を通過し、一部がギヤケース(2)のエア
排出口(21)から排出され、大部分がギヤケース(2)
内部の隙間(10)に送られ、この隙間(10)を通過し、
さらにチャックギヤスペーサ(15)の溝(19)、チャッ
クギヤ(12)の穴(18)、カバープレート(13)の溝
(17)、カッター(14)の穴(16)を通過して、カッタ
ー(14)の刃部(14a)にエアブローされる。
〔考案の効果〕
この出願の考案のチップドレッサーは、以上に述べたよ
うに構成されているので、次のような効果を有する。
先ず、請求項1記載のチップドレッサーでは、エアモー
タ(3)のエア排出口(5)から排出れた排出エアが、
本体ケース(1)内部の隙間、及び本体ケース(1)に
連設されたギヤケース(2)内部の隙間(10)を通過し
て、ギヤケース(2)先端部に設けられたカッター(1
4)を中央部に向かってエアブローするので、自動スポ
ット溶接機の移動時に障害物となるものはなくなると共
に、カッター(14)内に存在する切粉の排除が充分に行
えなえる。さらに、この請求項1記載のチップドレッサ
ーでは、エアモータ(3)がカッター(14)を回転駆動
している間は常にカッター(14)をエアブローするの
で、カッター(14)の回転駆動のための空気回路とは別
系統の空気回路を必要とせず、構造も複雑化しない。
さらに、請求項2記載のチップドレッサーでは、前記請
求項1記載のチップドレッサーと同様の効果を有する以
外に、エアモータ(3)のエア排出口(5)から排出さ
れた排出エアが、本体ケース(1)内部の隙間を通過す
る場合に、排出エアの通過効率が良くなるので、ギヤケ
ース(2)先端部を設けられたカッター(14)をより強
くエアブローすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この出願の考案のチップドレッサーの平面図
であり、第2図は、第1図中のA−A線による断面図で
ある。第3図は、ギヤケースの先端部に設けられたカッ
ターの斜視図。第4図は、誘導装置に備え付けられた従
来のチップドレッサーの斜視図。 (1)……本体ケース、(2)……ギヤケース (3)……エアモータ、(4)……遊星歯車機構 (5)……エア排出口、(6a)(6b)……隙間 (10)……隙間、(14)……カッター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアモータ(3)によりカッター(14)が
    回転駆動されるチップドレッサーにおいて、本体ケース
    (1)内部にエアモータ(3)のエア排出口(5)に連
    通する隙間を設け、さらに本体ケース(1)に連設され
    たギヤケース(2)内部に前記隙間に連通する隙間(1
    0)を設け、さらにこの隙間(10)をギヤケース(2)
    先端部に設けられたカッター(14)に連通したことを特
    徴とするチップドレッサー。
  2. 【請求項2】前記本体ケース(1)内部に設けられた隙
    間は、本体ケース(1)と本体ケース(1)内部に設け
    られた遊星歯車機構(4)の間に設けられた隙間(6
    a)、及び遊星歯車機構(4)内部に設けられた隙間(6
    b)であることを特徴とする請求項1記載のチップドレ
    ッサー。
JP7018789U 1989-06-15 1989-06-15 チップドレッサー Expired - Lifetime JPH0739494Y2 (ja)

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JP7018789U JPH0739494Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 チップドレッサー

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JP7018789U JPH0739494Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 チップドレッサー

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Publication Number Publication Date
JPH039283U JPH039283U (ja) 1991-01-29
JPH0739494Y2 true JPH0739494Y2 (ja) 1995-09-13

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JP7018789U Expired - Lifetime JPH0739494Y2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 チップドレッサー

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DE102011016026B4 (de) * 2011-01-13 2014-10-02 Daniel Weiss Verfahren zur Verhinderung des Auflegierens der Elektrode beim WIG-Schweißen sowie handgeführter WIG-Schweißkopf zur Durchführung des Verfahrens

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