JPH0212940B2 - - Google Patents

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JPH0212940B2
JPH0212940B2 JP9097981A JP9097981A JPH0212940B2 JP H0212940 B2 JPH0212940 B2 JP H0212940B2 JP 9097981 A JP9097981 A JP 9097981A JP 9097981 A JP9097981 A JP 9097981A JP H0212940 B2 JPH0212940 B2 JP H0212940B2
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Genichi Dobashi
Shuichi Mitamura
Atsuji Kitajima
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SHINTETSUKUSU PHARM INTERN Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式 〔式中、Arは芳香族基であり、R3は水素原子、
アルキル基又はシクロアルキル基であり、R4
水素原子又はアルキル基である。又ArとR3とは
一体となり環状構造を形成しうる。〕で表わされ
るα―芳香族置換アルカン酸又はそのエステルの
製造法に関するものである。前記一般式()で
表わされる化合物には有用な化合物が多い。例え
ば、一般式()においてArが4―イソブチル
フエニル基であり、R3がメチル基であり、R4
水素原子である化合物、既ちα―(4―イソブチ
ルフエニル)プロピオン酸は抗炎症剤イブプロフ
エンとして知られている。またArが6―メトキ
シ―2―ナフチル基であり、R3がメチル基であ
り、R4が水素原子である化合物、既ちα―(6
―メトキシ―2―ナフチル)プロピオン酸は抗炎
症剤ナプロキセンである。また、Arが4―クロ
ロフエニル基であり、R3がイソブチル基であり、
R4が水素原子である化合物、即ちα―(4―ク
ロロフエニル)イソ吉草酸はピレスロイド系殺虫
剤の酸部分として非常に有効なものである。 α―芳香族基置換アルカン酸類の製造方法は数
多く知られている。その代表的な方法を、α―
(4―イソブチルフエニル)プロピオン酸の製造
方法に例をとると次の通りとなる。 1)4―イソブチルアセトフエノンから二工程
で製造される4―イソブチルフエニル酢酸エステ
ルに塩基の存在下、炭酸アルキルを作用させて相
当するマロン酸エステルをつくり、次にこのマロ
ン酸エステルをヨウ化メチルでメチル化したのち
加水分解、ひき続き熱分解により所望のプロピオ
ン酸を得る方法(特公昭40−7491号)、2)4―
イソブチルアセトフエノンをシアン化カリウムと
炭酸アンモニウムの作用により一旦相当するヒダ
ントインとしこれを加水分解してα―アミノ酸と
し、更にアルキル化によつてジアルキルアミノ化
合物としたのち還元してα―(4―イソブチルフ
エニル)プロピオン酸を合成する方法(特公昭47
−18105号)、3)4―イソブチルアセトフエノン
とモノクロロ酢酸エステルのダルツエン
(Darzens)反応により相当するエポキシカルボ
ン酸エステルを得て、これを加水分解したのち脱
炭酸して一旦α―(4―イソブチルフエニル)プ
ロピオンアルデヒドとした後にこれを酸化して目
的とするプロピオン酸とする方法(特公昭47−
24550号)、4)4―イソブチルベンズアルデヒド
にホルムアルデヒドメルカプタールS―オキシド
を縮合させてケテンメルカプタールS―オキシド
とし、これに塩化チオニルを作用させてα―クロ
ロケテンメルカプタールとしたのち、加アルコー
ル分解してα―(4―イソブチルフエニル)―α
―アルキルチオ酢酸エステルを製造し、さらにこ
れをメチル化し、次いで加水分解後、還元脱硫反
応に付して目的とするプロピオン酸を得る方法
(特開昭53−59641号)等が挙げられる。 これらの従来法においては、方法1)および
4)では工程数が多く工業的に有利な方法ではな
い。また方法2)ではシアン化カリウムの様な猛
毒物質を使用する工程を含むので工業的に不利で
ある。 さらに方法1)および3)では最終工程で脱炭
酸反応を行ない最初に導入したエトキシカルボニ
ル基を結局除くことになり経済的に不利である。
更に、後記一般式()で表わされるα―スルホ
ニルオキシケトンアセタールを加水分解反応に付
すことにより、転位反応が生起し、前記一般式
()で表わされるα―芳香族基置換アルカン酸
あるいはそのエステルが製造できることが知られ
ている〔日本化学会第43春季年会講演予稿集,
1012,1013(1981)及び第39回有機合成化学総合
研究発表講演会講演要旨集83(1981)〕。しかし、
この方法では、芳香族基(Ar)が電子吸引性の
置換基をもつ場合などでは、転位反応は高温度で
長時間を要し、かつ収率も低下する傾向がみられ
る(後記比較例参照)。本発明者等は従来の問題
点を克服すべく鋭意検討した結果、α―スルホニ
ルオキシケトン()から前記一般式()で表
わされるα―芳香族基置換アルカン酸あるいはそ
のエステルへの転位反応が、触媒を用いることに
より温和な反応条件で収率よく速やかに進行する
ことを見出し本発明を完成した。 本発明は一般式、 〔式中、Ar及びR3は前記に同じであり、Arと
R3とは一体となり還状構造を形成しうるもので
ある。Rは芳香族基又はアルキル基であり、R1
及びR2はアルキル基又は一体となつてアルキレ
ン基もしくはポリメチレン基である。〕で表わさ
れるα―スルホニルオキシケトンアセタールを酸
素原子親和性試剤存在下、転位反応に付し前記一
般式()で表わされるα―芳香族基置換アルカ
ン酸又はそのエステルを得るものである。前記一
般式()においてArは芳香族基である。この
芳香族基としては、フエニル基や、フルオロフエ
ニル基、クロロフエニル基、ブロモフエニル基、
ヨードフエニル基の如きハロフエニル基、4―イ
ソブチルフエニル基、4―t―ブチルフエニル
基、4―プレニルフエニル基の如きアルケニルフ
エニル基又はアルキルフエニル基、メトキシフエ
ニル基、エトキシフエニル基、イソプロポキシフ
エニル基、ベンジルオキシフエニル基、アリルオ
キシフエニル基、ジフルオロメトキシフエニル基
の如きアルコキシフエニル基、あるいはアルケニ
ルオキシフエニル基、フエノキシフエニル基、チ
アゾリルオキシフエニル基の如き芳香族基置換オ
キシフエニル基、アセチルアミノフエニル基、イ
ソインドリルフエニル基の如き置換アミノフエニ
ル基、4―ビフエニル基、フルオロビフエニリル
基、置換アミノビフエニリル基の如きのビフエニ
リル基、チエニル基、フリル基、インドリル基、
フエノチアジニル基の如き複素芳香族基、6―メ
トキシ―2―ナフチル基の如き縮合多環芳香族基
を例示することができる。またRは芳香族基又は
アルキル基であるが、芳香族基としてはフエニル
基、4―トリル基、4―ブロモフエニル基、ナフ
チル基等が例示でき、アルキル基としてはメチル
基、エチル基、ブチル基、トリフルオロメチル
基、d―10―カンフアー基、l―10―カンフアー
基等を例挙することができる。またR1及びR2
アルキル基又は一体となつてアルキレン基もしく
はポリメチレン基であるが、アルキル基としては
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が
例示でき、アルキレン基もしくはポリメチレン基
としてはエチレン基、トリメチレン基、プロピレ
ン基、2,2―ジメチルトリメチレン基等を例示
することができる。更に、R3は水素原子、アル
キル基又はシクロアルキル基であるが、アルキル
基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、ブチル基、ペンチル基等が例示で
き、シクロアルキル基としてはシクロプロピル
基、シクロヘキシル基が例示できる。また一般式
()においてArとR3とが一体となり環状構造を
形成する化合物としては1,1―ジアルコキシ―
2―スルホニルオキシ―1,2,3,4―テトラ
ヒドロナフタレンや7―クロロ―6―シクロヘキ
シル―1,1―ジアルコキシ―2―スルホニルオ
キシ―1,2,3,4―テトラヒドロナフタレン
を例示することができる。また一般式()で表
わされる化合物は、R3が水素原子以外の場合に
は不斉炭素を有するので光学活性体としても存在
しうるものである。 前記一般式()で表わされる化合物は、一般
〔式中、Ar及びR3は前記に同じであり、Xは
ハロゲン原子又はスルホニルオキシ基である。〕
で表わされるα―ハロケトン又はα―スルホニル
オキシケトンより下式に従い製造できる。この方
法に依れば、一般式()においてXがスルホニ
ルオキシ基である化合物の光学活性体を原料に用
いることにより、一般式()で表わされるα―
スルホニルオキシケトンアセタールの光学活性体
を製造することができる。 〔式中、Ar、R、R1、R2、R3及びXは前記に
同じである。〕。尚、前記一般式()で表わされ
る化合物は例えば塩化α―ハロアルカノイル又は
塩化α―スルホニルオキシアルカノイル
(R3CHXCOCl。式中、R3及びXは前記に同じで
ある。)と一般式 Ar−H ―() 〔式中、Arは前記に同じである。〕で表わされ
る芳香族化合物とのフリーデル―クラフツ
(Friedel―Crafts)反応や、一般式 〔式中、Ar及びR3は前記に同じである。〕で表
わされる化合物のα―ハロゲン化等の方法によ
り、容易に製造できるものである。 第一工程 本工程は、前記一般式()で表わされる化合
物に、一般式R1OM(式中、R1は前記に同じであ
り、Mはアルカリ金属である。)で表わされるア
ルカリ金属アルコキシドを相当するアルコール
(R1OH)の存在下作用させ、前記一般式()
で表わされるα―ヒドロキシケトンアセタールを
製造する工程である。この方法で製造できる前記
一般式()で表わされる化合物においてはR2
はR1と同じである。アルカリ金属アルコキシド
としては、リチウムアルコキシド、ナトリウムア
ルコキシドあるいはカリウムアルコキシドがいず
れも好適に使用できるが、安価な点からナトリウ
ムアルコキシドの使用が好ましい。その使用量は
()に対して等モル量以上必要であり、1.5〜3
倍モル量用いれば反応を充分速かに完結させるこ
とができる。また、共存させるアルコールの量は
()に対して等モル量以上必要であり、過剰量
を溶媒的に用いることが望ましい。また反応に関
与しないジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,2―ジメトキシエタンの如き非プロトン
性溶媒を添加することも可能である。反応は−20
℃〜50℃で円滑に進行するが、操作が簡便な点か
ら室温で行なうのが好ましい。 本工程実施の別の態様として、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、1,2―ジメトキシエ
タンの如き非プロトン性溶媒中で()にアルカ
リ金属アルコキシド(R1OM)を作用させて一般
(式中、Ar、R1およびR3は前記に同じであ
る。) で表わされるエポキシ体を一旦生成せしめ、これ
に触媒量のアルカリ金属アルコキシド(R2OM)
存在下で、アルコール(R2OH)を反応させてα
―ヒドロキシケトンアセタール()を得る方法
があり、この方法によれば前記一般式()にお
いてR1とR2が異なる化合物も製造することがで
きる。 第二工程 本工程は、第一工程で得られたα―ヒドロキシ
ケトンアセタール()に、O―スルホニル化試
剤を作用させて前記一般式()で表わされる化
合物に導くものである。ここにO―スルホニル化
試剤としては、塩化ベンゼンスルホニル、塩化p
―トルエンスルホニル、塩化p―ブロモベンゼン
スルホニル、塩化ナフタレンスルホニルの様な芳
香族基置換スルホニル化試剤や塩化メタンスルホ
ニル、塩化ブタンスルホニル、無水トリフルオロ
メタンスルホン酸、塩化トリフルオロメタンスル
ホニル、塩化d―10―カンフアースルホニル、塩
化l―10―カンフアースルホニルの様なアルカン
スルホニル化試剤を例示することができる。反応
は中性乃至塩基性条件で行なうことが必須であ
り、この観点から例えばトリエチルアミンやピリ
ジンあるいは4―ジメチルアミノピリジンの如き
第3級アミンを等モル量以上共存させることによ
り0℃〜室温で反応を好適に遂行することができ
る。また、反応に関与しない塩化メチレンやジエ
チルエーテルの如き非プロトン性溶媒を添加する
ことも可能である。 この様にして本発明の方法の出発原料である前
記一般式()で表わされる化合物は、前記一般
式()で表わされるα―ハロケトンあるいはα
―スルホニルオキシケトンから二工程で製造でき
るが、この他の各種の方法によつても製造するこ
とが可能である。例えば、1―芳香族基(Ar)
―1―アルコキシ―1―アルケンを酸化してエポ
キシ体()とし、これよりα―ヒドロキシケト
ンアセタール()を製造し、さらにこれを前記
の第二工程に付す方法、相当するα―スルホニル
オキシケトンをアセタール化して前記一般式
()で表わされる化合物に導く方法、一般式 (式中、Ar、R1、R2およびR3は前記に同じで
ある。)で表わされるα―オキソケトンアセター
ルを還元してα―ヒドロキシケトンアセタール
()とし、さらにこれを前記の第二工程に付す
方法等を挙げることができる。 このようにして、各種の方法で容易かつ短工程
に本発明の原料である前記一般式()で表わさ
れるα―スルホニルオキシケトンアセタールは得
ることができる。 本発明は、酸素原子親和性試剤を用いることを
必須の要件とするものである。本明細書で酸素原
子親和性試剤とは、酸素原子の孤立電子対を受容
する形で配位する化合物を意味する。この酸素原
子親和性試剤としては例えば、ヨードトリメチル
シランやヨードトリエチルシランの如きヨードト
リアルキルシラン、トリフルオロメタンスルホン
酸トリメチルシリルやペンタフルオロエタンスル
ホン酸トリメチルシリルの如きパーフルオロアル
カンスルホン酸トリアルキルシリル、塩化アルミ
ニウム、臭化アルミニウム、塩化亜鉛、塩化ス
ズ、塩化チタン、フツ化ホウ素、塩化鉄の如きル
イス酸を使用することができる。また、ヨードト
リアルキルシランの代替物としてクロロトリメチ
ルシランの如きクロロトリアルキルシランとヨウ
化カリウムやヨウ化ナトリウムの如きアルカリ金
属ヨウ化物との組み合せを用いることもできる。 本発明の転位反応は、前記一般式()で表わ
されるα―スルホニルオキシケトンアセタールに
好ましくは溶媒中で、前記の酸素原子親和性試剤
を0.2〜5.0倍モル当量、好ましくは1.0〜2.0倍モ
ル当量作用させることにより、−20℃〜100℃で容
易に進行する。溶媒としては非プロトン性溶媒が
望ましく、酸素原子親和性試剤としてルイス酸を
用いる場合には塩化メチレン、クロロホルム、
1,2―ジクロロエタンの如きハロゲン化炭化水
素化合物が特に良い結果を与える。また、酸素原
子親和性試剤としてヨードトリアルキルシランあ
るいはその代替物としてのクロロトリアルキルシ
ランとアルカリ金属ヨウ化物の組み合せを用いる
場合には、前記のハロゲン化炭化水素化合物やア
セトニトリルあるいはアセトン等の非プロトン性
化合物が溶媒として望ましい。また酸素原子親和
性試剤としてパーフルオロアルカンスルホン酸ト
リアルキルシリルを用いる場合には、前記のハロ
ゲン化炭化水素化合物やアセトニトリルの他にオ
ルトギ酸エステルが好ましい溶媒として挙げるこ
とができる。 上記の如き反応条件下で転位反応が完了後、反
応混合物に水を添加し、しかる後に生成物を有機
溶媒で抽出することにより容易に前記一般式
()で表わされる目的化合物を得ることができ
る。 以下、参考例、実施例及び比較例により本発明
を更に詳細に説明する。 実施例 1 ヨードトリメチルシラン0.31ml(0.44g、
2.2mmol)とシクロヘキセン2滴とを無水塩化メ
チレン5ml中、アルゴン雰囲気下、室温で撹拌し
た。これに1―フエニル―2―(p―トルエンス
ルホニルオキシ)―1―プロパノンジメチルアセ
タール529mg(1.509mmol)の無水塩化メチレン
溶液(4ml)を滴下し、室温で3時間撹拌した。
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mlを加え、有機
層を10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(5ml)、水
(5ml)、10%炭酸水素ナトリウム水溶液(5ml)、
水(5ml)で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。このもののガスクロマトグラフイー
による定量分析(内部標準法)を行なつた結果、
α―フエニルプロピオン酸メチル226.4mgを含有
していることが判明した。収率91.9%。 実施例 2〜6 1―フエニル―2―(p―トルエンスルホニル
オキシ)―1―プロパノンジメチルアセタール
176mg(0.502mmol)と各種の酸素原子親和性試
剤とを表1に示すモル比で無水塩化メチレン4ml
中、各温度で撹拌した。水5mlを加えて塩化メチ
レン抽出(5ml×4回)し、抽出液を水洗(10
ml)後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 実施例1と同様にガスクロマトグラフイーによ
り、含有するα―フエニルプロピオン酸メチルを
定量した。結果は表1に示した。
【表】 実施例 7 1―(4―クロロフエニル)―2―(p―トル
エンスルホニルオキシ)―1―プロパノンジメチ
ルアセタール3.849g(10.00mmol)を無水塩化
メチレン10ml中アルゴン雰囲気下、室温で撹拌し
た。これにヨードトリメチルシラン1.71ml(2.40
g、12mmol)とシクロヘキセン2滴を無水塩化
メチレン2mlに溶かした溶液を、室温で滴下し30
分撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液10ml
と10%チオ硫酸ナトリウム水溶液10mlを加えて一
晩撹拌した。有機層を10%チオ硫酸ナトリウム水
溶液(10ml)、10%炭酸水素ナトリウム(10ml)、
水(10ml)で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧濃縮した。油状残留物のNMRス
ペクトルからα―(p―クロロフエニル)プロピ
オン酸メチル1.61gを含有していることが判明し
た。収率81.0% 実施例 8 ヨードトリメチルシラン0.20ml(0.28g、
1.4mmol)とシクロヘキセン1滴とをアルゴン雰
囲気下、室温で無水塩化メチレン8ml中撹拌し
た。これに〔α〕25 D+32.5゜(c=1.00,クロロホル
ム)の1―(6―メトキシ―2―ナフチル)―2
―(d―10―カンフアースルホニルオキシ)―1
―プロパノンジメチルアセタール490mg
(1.00mmol)の無水塩化メチレン溶液(6ml)を
滴下し、室温で1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液10mlを加え、有機層を10%チオ硫
酸ナトリウム水溶液10ml、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液(10ml)で順次洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。これを減圧濃縮して、残留物
をカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、塩化
メチレン)にて精製し、(R)(−)―α―(6―
メトキシ―2―ナフチル)プロピオン酸メチル
230mgをmp85〜92℃の無色結晶で得た。収率94.2
%。このものは、光学活性シフト化剤Eu(TFC)3
を用いたNMRスペクトルから、光学的に純粋で
あることが判明した。 実施例 9 ヨードトリメチルシラン0.53ml(0.75g、
3.7mmol)をアルゴン雰囲気下、無水塩化メチレ
ン10mlに溶かし、室温で撹拌した。これに1―
(6―メトキシ―2―ナフチル)―2―(p―ト
ルエンスルホニルオキシ)―1―プロパノンジメ
チルアセタール1.074g(2.49mmol)の無水塩化
メチレン溶液(10ml)を20分間で加え、同温度で
40分間撹拌した。チオ硫酸ナトリウムの20%水溶
液20mlを加えて一晩撹拌し、有機層を分離後、同
水溶液で洗浄(20ml×5回)し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物をカラム
クロマトグラフイー(シリカゲル、クロロホル
ム)で精製してα―(6―メトキシ―2―ナフチ
ル)プロピオン酸メチル495mgを無色結晶として
得た。収率81%。このもののNMRスペクトルは
実施例8の反応で得られたもののNMRスペクト
ルと完全に一致した。 実施例 10 1―フエニル―2―(p―トルエンスルホニル
オキシ)―1―プロパノンジメチルアセタール
350mg(1.00mmol)とトリフルオロメタンスルホ
ン酸トリメチルシリル0.20mlとをオルトギ酸メチ
ル1ml中、65℃で9時間撹拌した。実施例2と同
様の後処理およびガスクロマトグラフイーによる
生成物の定量を行なつた結果、α―フエニルプロ
ピオン酸メチルが収率50%で生成していることが
判明した。 実施例 11 実施例2において塩化アルミニウムの代りに1
モル当量の塩化スズを用いて室温で17時間反応さ
せ、α―フエニルプロピオン酸メチルを収率51%
で得た。 実施例 12 1―フエニル―2―(p―トルエンスルホニル
オキシ)―1―プロパノンジメチルアセタール
1.080g(3.08mmol)を無水塩化メチレン5mlに
溶かし、室温で撹拌した。これに無水塩化第二鉄
700mg(4.32mmol)を加えて室温で撹拌した。水
10mlを加え、塩化メチレン抽出(10ml×3回)
し、抽出液を濃塩酸(5ml)、水(5ml×2回)
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧濃縮した。油状残留物をカラムクロマトグラ
フイー(シリカゲル、塩化メチレン)で精製して
α―フエニルプロピオン酸メチル325mgを得た。
収率64%。 実施例 13 1―(4―ビフエニリル)―2―ヒドロキシ―
1―プロパノンジメチルアセタール1.099g
(4.03mmol)にピリジン中塩化メタンスルホニル
を作用させて1―(4―ビフエニリル)―2―メ
タンスルホニルオキシ―1―プロパノンジメチル
アセタールを得た。これを無水塩化メチレン10ml
に溶かし、シクロヘキセン3滴を添加してアルゴ
ン雰囲気下、氷冷して撹拌した。これにヨードト
リメチルシラン0.7ml(1.0g、5mmol)を滴下
し、同温度で1.5時間、室温で1.5時間撹拌した。
ヨードトリメチルシラン0.3ml(0.4g、0.2mmol)
をさらに加えて室温で5時間撹拌した。反応混合
物を氷冷し、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液20
mlを加えて塩化メチレン抽出した。抽出液をチオ
硫酸ナトリウムの10%水溶液20mlおよび水20mlで
順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮後、残留物をカラムクロマトグラフイー
(シリカゲル、塩化メチレンとヘキサンで精製し
てα―(4―ビフエニリル)プロピオン酸メチル
661mgを無色油状物質として得た。収率68%。 IR(neat):1741,1490,1215,1167,765,
701cm-1。 NMR(CDCl3):δ1.47(3H,d,J=7Hz),3.55
(3H,s),3.68(1H,q,J=7Hz),7.1〜
7.6(9H,m). 比較例 1 α―(p―トルエンスルホニルオキシ)プロピ
オフエノンジメチルアセタール526mg
(1.50mmol)と炭酸カルシウム150mg
(1.50mmol)とを水とメタノールの混合溶媒(重
量比3:7)10ml中72時間加熱還流した。水10ml
を加えてエーテル抽出(10ml×3回)し、抽出液
を水洗(10ml)後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。このもののガスクロマトグラフイーによる
定量分析(内部標準法)を行なつた結果、α―フ
エニルプロピオン酸メチル162mgを含有している
ことが判明した。収率66.0%。 比較例 2 1―(4―クロロフエニル)―2―(p―トル
エンスルホニルオキシ)―1―プロパノンジメチ
ルアセタール1.922g(5.000mmol)と炭酸カル
シウム500mg(5.00mmol)とをDMFと水の混合
溶媒(重量比4:1)中、110℃(浴温度)で3
日間加熱撹拌した。水50mlを加えてエーテル抽出
(20ml×3回)し、抽出液を水洗(20ml×4回)
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮し
た。油状残留物864mgを塩化メチレン10mlで抽出
し、抽出液を減圧濃縮し、残留物をカラムクロマ
トグラフイー(シリカゲル、塩化メチレン)にて
精製し、無色油状物質337mgを得た。このものは
NMRスペクトルからα―(4―クロロフエニ
ル)プロピオン酸メチル238mgを含有しているこ
とが判明した。収率12.0%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 で表わされるα―スルホニルオキシケトンアセタ
    ールを、ヨードトリアルキルシラン、ルイス酸及
    びパーフルオロアルカンスルホン酸トリアルキル
    シリルより選ばれる酸素原子親和性試剤で処理す
    ることを特徴とする、一般式 で表わされるα―芳香族基置換アルカン酸類の製
    造方法[式中、Arは芳香族基であり、Rは芳香
    族基又はアルキル基であり、R1及びR2はアルキ
    ル基又は一体となつてアルキレン基もしくはポリ
    メチレン基であり、R3は水素原子、アルキル基
    又はシクロアルキル基であり、R4は水素原子又
    はアルキル基であり、そしてArとR3とは一体と
    なり環状構造を形成しうる]。
JP9097981A 1980-09-11 1981-06-15 α−芳香族基置換アルカン酸類の製造方法 Granted JPS5810537A (ja)

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