JPH02128588A - Ｃａｔｖ端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＣＡＴＶ端末装置に係り、より詳細には、有料
番組を選択して視聴するようにしたＣＡＴＶ端末装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のＣＡＴＶ端末装置において、ＩＰ　Ｐ　
Ｖ　（Ｉｍｐｕｌｓｅ　ｐａｙ　ｐｅｒ　ｖｉｅｗ）機
能を使用して視聴したい有料番組を事前の予約なしに受
像の直前にその場で購入する有料番組視聴方法が一般に
採用されている。この視聴方法の場合、端末装置に付属
しているテンキー等で有料番組を伝送しているチャンネ
ルを指定してそのチャンネルを選局しようとすると、端
末装置は指定したチャンネルを直ぐに選局しないで一旦
有料告知チヤンネルを選局し、この状態で視聴者が確認
キー（ＡＵＴＨＯＲＩＺＥＫｔ！Ｙ）を押すことにより
初めて目的の有料番組を伝送している有料チャンネルを
選局してその有料番組を視聴できるようになる。

第４図はこの種のＣＡＴＶ端末装置の従来例を示すブロ
ック図であり、同図において、ＣＡＴＶ端末装置１１は
、その入力端子ＩＮに図示しないセンターとしてのヘッ
ドエンドが同軸ケーブル等の伝送路を介して接続されて
おり、該伝送路を通じてヘッドエンドから映像信号等か
らなるＲＦ倍信号伝送されてくる。該伝送路は、ヘッド
エンドとＣＡＴＶ端末装置１１との相互間で各種のデー
タの授受を行って相互通信を行うためにも利用される。

ヘッドエンドから伝送されてくるＲＦ倍信号、分波器１
１１により分波されてコンバータ１１２とデータ受信部
１１３とに入力される。コンバータ１１２はＣＰＵから
なるコントローラ１１４からの選局信号に基づいて特定
のチャンネルを選択すると共に、選局したチャンネルの
信号を周波数変換する。周波数変換された特定チャンネ
ルの信号は、デスクランブラ１１５に入力され、ここで
スクランブルされている信号の場合にはデスクランブル
され、そうでない場合にはスルーされる。

デスクランブラ１１５を通った信号は出力端子ＯＵＴか
らＴＶ受像機１３に入力される。

なお、コンバータ１１２を介してデスクランブラ１１５
に入力される信号には、例えば音声信号にスクランブル
データを含むインバンドデータが重畳されており、該デ
ータはデスクランブラ１１５において抽出されてコント
ローラ１１４に入力される。コントローラ１１４はデス
クランブラ１１５から入力されるインバンドデータ中の
デスクランブルデータに基づいて映像信号をデスクラン
ブルするようにデスクランブラ１１５の動作を制御する
と共に、インバンドデータ中のイベントコードに基づい
て後述するオンスクリーン映像信号発生器を制御する。

上記データ受信部１１３は上記分波器１１１により分波
したＲＦ信号中の特定チャンネルにより伝送されてくる
各種のデータを抽出してコントローラ１１４に入力する
。

上記コントローラ１１４には、選局等の操作を行うため
のキーボード１１６が接続されていて、該キーボード１
１６における選局き一操作に応じて上記選局信号を発生
する。上記キーボード１１６は、上記選局キーの他に、
電源オン・オフキー視聴に先立ち有料番組であることを
確認するための確認キー、ボリューム調整キー等の多く
のキーを有し、これらのキーの操作により発生される信
号はコントローラ１１４に入力される。

コントローラ１１４には更に、表示部１１７及びリモコ
ン受信部１１Ｂが接続されていて、該表示部１１７には
コントローラ１１４の制御下で各種の状態表示やメツセ
ージ表示等が行われ、リモコン受信部１１Ｂには図示し
ないリモコン装置から発射されるリモコン光信号が入力
され、該入力されたリモコン光信号は電気信号に変換さ
れてコントローラ１１４に入力される。なお、リモコン
装置はキーボード１１６において発生される信号の殆ど
を発生することができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、視聴者が選局したチャンネルが有料番組であ
るかどうかは、その選局したチャンネルのインバンドデ
ータに含まれているイベントコード（ＥＶＥＮＴ　ＧＯ
ＤＨ）のデータに基づいて判断されるが、このデータが
ノイズ等によって変化し、有料番組でないのにも拘ず、
有料番組であることを示すデータに化けていると、−度
選局したチャンネルから有料告知チャンネルに飛んでし
まう。このような状態が発生すると、視聴者が改めてチ
ャンネル選局操作しない限り、確認キーを押しただけで
は元のチャンネルに戻れなくなり、視聴者に煩わしさを
与えるようになる。

また、上述したように選局した番組が有料であることを
視聴者に告知するためのみに使用する１つのチャンネル
を確保しなければならないため、有線放送運用会社とし
ては、放送に使用できるチャンネルが１チャンネル分少
なくなり、これを別の放送、例えば別の有料番組に使用
したときに得られるかも知れない料金が得られず、収益
上の問題にもなっていた。

よって本発明は、選局したチャンネルに含まれているイ
ンバンドデータが有料番組であることを示すデータであ
っても、有料告知チャンネルに飛ぶことなしに、視聴者
に有料番組であることを知らせることができるようにし
て有料告知チャンネルを不要とし、しかもインバンドデ
ータがノイズ等によって有料番組であることを示すデー
タに変化していても、煩わしい操作を行うことなく選局
した希望のチャンネルの番組を視聴することができる°
ようにしたＣＡＴＶ端末装置を提供することを課題とし
ている。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するため本発明により成されたＣＡＴＶ
装置は、第１図の基本構成図に示す如く、有料番組であ
るかどうかの情報をインバンドデータとして伝送されて
くる有料番組を受信するものである。すなわち、選局し
たチャンネルのインバンドデータを読取るインバンドデ
ータ読取り手段１１４ａと、該読取り手段１１４ａによ
り読取ったインバンドデータに基づいて、選局したチャ
ンネルの番組が有料番組であるか否かを判定する判定手
段１１４ｂと、該判定手段１１４ｂの判定により選局し
たチャンネルが有料番組であることが判定されたとき、
有料番組であることを告知する映像信号を発生して選局
しているチャンネルの映像信号に重畳するオンスクリー
ン映像信号発生手段１１９と、該オンスクリーン映像信
号発生手段１１９が発生する映像信号による有料告知画
面に基づいて有料番組であることを確認するための手動
操作手段１１６ａとを備え、前記判定手段１１４ｂの判
定により選局したチャンネルが有料番組でないことが判
定されたとき、又は前記手動操作手段１１６ａの操作に
より有料番組であることが確認されたとき、前記オンス
クリーン映像信号発生手段１１９による映像信号の発生
を停止するようにしたことを特徴とする。

〔作　用〕

上記構成において、インバンドデータとして伝送されて
くる有料番組であるかどうかの情報が読取り手段１１４
ａにより読取られ、該読取られた情報に基づいて判定手
段１１４ｂが、選局したチャンネルの番組が有料番組で
あるか否かを判定する。該判定手段１１４ｂは、その判
定により選局したチャンネルが有料番組であることを判
定すると、オンスクリーン映像信号発生手段１１９に有
料番組であることを告知する映像信号を発生させて選局
しているチャンネルの映像信号に重畳させる。

該オンスクリーン映像信号発生手段１１９が発生する映
像信号は、該映像信号が供給されるＴＶ受像機に選局し
たチャンネルの画像に重畳して有料番組であることを告
知する告知画像を映し出させる。この告知画像を見た視
聴者が手動操作手段１１６ａを操作すると、オンスクリ
ーン映像信号発生手段１１９は映像信号の発生を停止し
、このことによってＴＶ受像機の画面に重畳されていた
有料告知の画像が消え、選局しているチャンネルの画像
のみがＴＶ受像機に映し出される。

また、選局しているチャンネルのインバンドデータによ
り判定手段１１４ａが、選局しているチャンネルが有料
番組でないことを判定したときにも、前記オンスクリー
ン映像信号発生手段による映像信号の発生を停止するよ
うになっている。よって、ノイズ等によって有料告知の
画像が映し出されても、選局しているチャンネルの画像
に自動的に戻され、また選局したチャンネルが有料番組
でもそのままに放置しておけば、有料番組が終わった時
点で自動的にそのチャンネルの無料となった新しい番組
を視聴するすることができるようになる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明により成されたＣＡＴＶ端末装置の実施
例を示すブロック図であり、同図において、第４図につ
いて上述した従来のＣＡＴＶ端末装置１１と同等の部分
には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。

第２図において、コントローラ１１４には更にまた、オ
ンスクリーン映像信号発生器１１９が接続されており、
該オンスクリーン映像信号発生器１１９はコントローラ
１１４の制御下で特定の映像を有料番組の映像上にスー
パーインポーズするための映像信号を発生する。上記ス
ーパーインポーズするための映像信号としては種々のも
のが考えられ、例えば有料番組の映像が見えない程度に
ポカし、該ポカした映像に有料告知用のキャラクタを重
畳して表示したり、有料番組の映像をカラーバックに変
換してそこに有料告知ようのキャラクタを表示したり、
或いは有料番組の映像の明暗を反転してその画面の一部
分に有料告知用のキャラクタを表示するような映像信号
でよい。オンスクリーン映像信号発生器１１９が発生す
る映像信号は、結合器１２０を介して出力端子ＯＵＴか
らデスクランブラ１１５からの信号と共に出力されてＴ
Ｖ受像機１３に供給される。

以上の構成において、ＣＡＴＶ端末装置１１はその入力
端子ＩＮにＲＦ倍信号入力されると、コンバータ１１２
において、キーボード１１６或いはリモコン装置の操作
により選局された特定チャンネルの信号のみが周波数変
換される。この特定チャンネルの信号はデスクランブラ
１１５に入力され、ここでインバンドデータが抽出され
る。抽出されたインバンドデータはコントローラ１１４
に入力されて種々の処理が行われる。

この処理の結果、インバンドデータ中に含まれているス
クランブルデータはデスクランブラ１１５でのデスクラ
ンブルのためにデスクランブラ１１５に戻される。一方
、インバンドデータ中のイベントコードはオンスクリー
ン映像信号発生器１１９を制御するために、その内容に
より、選局した特定チャンネルが有料番組であるか否か
が判定される。選局した特定チャンネルが有料番組であ
るときには、コントローラ１１４はオンスクリーン映像
信号発生器１１９を動作させ、オンスクリーン映像信号
発生器１１９゛に有料告知を有料番組の映像に重ねて行
うためのオンスクリーン映像信号を発生させる。オンス
クリーン映像信号は、結合器１２０を介して出力端子Ｏ
ＵＴからＴＶ受像機１３にデスクランブラ１１５からの
デスクランブラされた有料番組の映像信号と共に供給さ
れ、このことによってＴＶ受像機１３には有料番組の映
像とこれににスーパーインポーズされた有料告知のため
の映像とが映し出される。

なお、インバンドデータに含まれているイベントコード
が、実際には有料番組でないにも殉ず、ノイズ等によっ
て有料番組を示すコードに化けている場合、この誤った
コードによってオンスクリーン映像信号発生器１１９が
動作され一度はＴＶ受像機１３の画面に有料告知の映像
が映し出される。しかし、コントローラ１１４は常時デ
スクランブラ１１５からインバンドデータを入力し、そ
のイベントコードを監視しているので、ノイズ等によっ
て変化したコードが正しいコードに戻った時点で、オン
スクリーン映像信号発生器１１９の動作を停止して有料
告知の映像を消すことができる。このときＴＶ受像機１
３の画面には、キーボード１１６により選局した特定チ
ャンネルの映像が映し出されるようになる。

以上ＣＡＴＶ端末装置１１の概略動作を説明したが、コ
ントローラ１１４を構成するＣＰＵが行う主要な仕事を
示す第３図のフローチャート図を参照してより詳細な動
作を以下説明する。

コントローラ１１４はその最初のステップＳ１において
、デスクランブラ１１５からのインバンドデータを読取
る。その後ステップＳ２に進み、ここでステップＳ１に
おいて読取ったインバンドデータ中のイベントコードに
基づいて、現在選局しているチャンネルが有料番組であ
るか否かを判定する。このステップＳ２の判定がＹＥＳ
、すなわち有料番組であるときにはステップＳ３に進み
、ここでキーボード１１６又はリモコン装置の確認キー
の操作による信号入力が有るか否かを判定する。

上記ステップＳ３の判定がＮＯｌすなわち確認キーの操
作による信号入力がないときにはステップＳ４に進み、
ここでオンスクリーン映像信号発生器１１９をオンさせ
てオンスクリーン映像信号を出力させるための信号を出
力し、その後ステップＳ１に戻る。一方、ステップＳ３
の判定がＹＥＳ、すなわち確認キーの操作による信号入
力があったときにはステップＳ５に進み、ここでオンス
クリーン映像信号発生器１１９をオフさせてオンスクリ
ーン映像信号を出力させなくする信号を出力し、その後
ステップＳ１に戻る。

なお、上記ステップＳ２の判定がＮＯｌすなわちイベン
トコードが有料番組のものでないときにはステップＳ３
を飛ばしてステップＳ５に進み、ここでオンスクリーン
映像信号発生器１１９をオフさせてオンスクリーン映像
信号を出力させなくする信号を出力し、その後ステップ
Ｓ１に戻る。

なお、上記ステップＳ１において読取るインバンドデー
タのイベントコードは、１■（１垂直向期期間）毎に挿
入されているので、第３図のフローチャート図は１ｖ毎
に実行される。

以上のフローチャート図の仕事の実行により、今仮にイ
ベントコードがノイズ等により化け、実際には有料番組
でないにも拘ず、ステップＳ２において有料番組と判定
した場合、その後のステップＳ３及びＳ４の実行によっ
て、ＴＶ受像機１３の画面には有料告知を行う画像が映
し出されるが、ノイズ等によって化けたイベントコード
はいつ７までも続かず、いずれ正しいイベントコードが
コントローラ１１４により読取られ、ステップＳ２の判
定がＮＯになって有料番組でないことが判り、ステップ
Ｓ５が実行されるようになるので、有料告知の画像が消
され、選局された特定チャンネルの画像だけがＴＶ受像
機１３に映し出されるようになる。

勿論、確認キーを操作しないで放置しておいた場合には
、選局している特定チャンネルの番組が途中で有料番組
でなくなったときにも、有料告知の画像が自動的になく
なるので、その後そのチャンネルのままで有料でない番
組を楽しむことができるようになる。

〔効　果〕

以上説明したように本発明によれば、選局したチャンネ
ルに含まれているインバンドデータが有料番組であるこ
とを示すデータであっても、有料告知チャンネルに飛ぶ
ことなしに視聴者に有料番組であることを知らせること
ができるので、有料告知チャンネルの必要がなく、従っ
て放送運用会社はこのチャンネルを他の有料番組用に使
用できるようになり、会社収益上極めて有利になる。

また、インバンドデータがノイズ等によって有料番組で
あることを示すデータに化けていても、ノイズ等による
影響がなくなった時点で煩わしい操作を行うことなく選
局した希望のチャンネルの番組を自動的に視聴すること
ができるので、視聴者にとっても操作上極めて有効であ
る。

更に、選局したチャンネルが有料番組を放送していても
、放置しておくことにより有料番組が終わった時点で自
動的にそのチャンネルの視聴が可能になり、この点から
も視聴者にとって操作上好ましい効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるＣＡＴＶ端末装置の基本構成を示
すブロック図、 第２図は本発明によるＣＡＴＶ端末装置の一実施例を示
すブロック図、 第３図は第２図中のコントローラが予め定めたプログラ
ムに従って行う仕事を示すフローチャート図、 第４図は従来のＣＡＴＶ端末装置の一例を示すブロック
図である。 １１４ａ・・・読取り手段（コントローラのＣＰＵ）、
１１４ｂ・・・判定手段（コントローラのＣＰＵ）、１
１６ａ・・・手動操作手段（キーボードの確認キー）１
１９・・・オンスクリーン映像信号発生手段（オンスク
リーン映像信号発生器）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 有料番組であるかどうかの情報をインバンドデータとし
   て伝送されてくる有料番組を受信するＣＡＴＶ端末装置
   において、 選局したチャンネルのインバンドデータを読取るインバ
   ンドデータ読取り手段と、 該読取り手段により読取ったインバンドデータに基づい
   て、選局したチャンネルの番組が有料番組であるか否か
   を判定する判定手段と、 該判定手段の判定により選局したチャンネルが有料番組
   であることが判定されたとき、有料番組であることを告
   知する映像信号を発生して選局しているチャンネルの映
   像信号に重畳するオンスクリーン映像信号発生手段と、 該オンスクリーン映像信号発生手段が発生する映像信号
   による有料告知画面に基づいて有料番組であることを確
   認するための手動操作手段とを備え、 前記判定手段の判定により選局したチャンネルが有料番
   組でないことが判定されたとき、又は前記手動操作手段
   の操作により有料番組であることが確認されたとき、前
   記オンスクリーン映像信号発生手段による映像信号の発
   生を停止するようにした、 ことを特徴とするＣＡＴＶ端末装置。