JPH02126914A - 気体分離膜モジュール - Google Patents

気体分離膜モジュール

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JPH02126914A
JPH02126914A JP28015988A JP28015988A JPH02126914A JP H02126914 A JPH02126914 A JP H02126914A JP 28015988 A JP28015988 A JP 28015988A JP 28015988 A JP28015988 A JP 28015988A JP H02126914 A JPH02126914 A JP H02126914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas separation
separation membrane
case
air filter
module
Prior art date
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Pending
Application number
JP28015988A
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English (en)
Inventor
Jiro Nagarego
流郷 治朗
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は気体分離膜モジュールに関する。
[従来の技術] 従来、平膜型気体分離膜セルをケースに収納してなる気
体分離膜モジュールとしては、セルに垂直なケース面に
、相対して開口部を設けた第5図のようなものはあった
。第5図で12は気体分離膜セル、13はモジュールケ
ース、14は透過気体の取出口、15.15°は開口部
であり、原料気体は通常エアフィルターで塵埃を除去さ
れ、送風機によって開口#15から入り、15’ から
排気される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来のモジュールにおいて
は開口部の面積を広く取れないため、十分な能力のエア
フィルターや送風機を直接開口部に設置するのは困難で
あり、十分な能力のエアフィルターや送風機を付けよう
とすると全体が大きくなるといった問題点を有していた
。さらに1.気体分離膜セルの積属間隔を狭くしたりセ
ル枚数を減らしてモジュールを薄型化しようとすると、
開口部面積がますます小さくなってしまうため、モジュ
ールを薄型、小型化しにくいといった問題点を有してい
た。
[yA題を解決するための手段] 本発明者らは上記問題点に鑑みて、十分な能力のエアフ
ィルターや送風機をコンパクトに設置でき、かつモジュ
ールの小形化にも対応できる気体分離膜モジュールを得
るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、平膜型気体分離膜セルを積層して
なる膜体および該膜体を収納するケースからなる気体分
離膜モジュールにおいて、セル面に平行なケース面に2
つ以上の開口部を設け、該開口部にエアフィルターおよ
び/または送風機をケースと一体化して設けたことを特
徴とする気体分!!i膜モジュールであり、また該膜体
とセル面に平行なケース面との間に、整流板を設けた気
体分離膜モジュールである。
以下本発明を図面を用いて説明する。
第1図、第2図は気体分離膜セル面に平行なケース面に
エアフィルターと送風機を別々に設けた気体分離膜モジ
ュールの横断面図であり、第1図はケースの相対する面
上にエアフィルターと送風[ヲ設けたもの、第2図はケ
ースの同一面上にエアフィルターと送風機を設けたもの
である。また第3図は第1図の斜視図を示す。
第4図はケースと送風機の間にエアフィルター設けた気
体分離膜モジュールの横断面図である。
第4図で、エアフィルターと送風機の重ね合わせる順序
はこの逆であってもよい。第4図では原料気体の供給と
排気をケースの相対する面で行っているが、箪2図に示
すように同一面で行ってもよい。また第1図〜第4図に
おいて、エアフィルターと送風機はそれぞれ1つずつ設
けているが、これに限定されるものではな(、モジュー
ルの形状、気体分離装置へのモジュールの取り付は方法
等により、数や設置場所を適宜選択すればよい。
第1図〜第4図において、lは気体分離膜セルであり通
気性を有する支持板の表面に気体分離膜を設は周囲を気
密にンールした平膜型の構造をしている。気体分離膜セ
ルには膜を透過した気体を外部に取り出すための貫通口
が設けである、2.2′は整流板であり、原料気体を気
体分離膜セル面に沿って一方の端から他方の端に向けて
うま(流す役目を果たしている。
整流板は通常アルミ等の金属板やプラスチック板で作ら
れるが、気体分離膜セルで代用してもよい。整流板は特
になくてもよいが、第1図〜第4図に示すように設ける
ことにより、原料気体の膜面上への流れがより均一にな
るため、設置が望ましい。
3は原料気体と排気の短絡を防止するための仕切りであ
る。4は気体分離膜セルの膜面に設けられた貫通口を気
密に連結するためのパツキンであり、シール性を保つた
めある程度柔軟性を持つ材質が好ましく、シリコーンゴ
ムが通常用いられる。
5は通気溝6を存する支柱であり、各セルの貫通口とパ
ツキンを貫いて固定する役目を果たす。
さらには、各セルの貫通口に集められた透過気体を、取
出ロアに導く役目を果たす。透過気体の取り出し方法と
しては、第1図〜第4図に示す方法に限定されるもので
はなく、気体分離膜セルの周辺に取出口を設はパイプで
連結する等の方法も用いることができる。
8は気体分離膜セルの周囲を囲っているケースであり、
金属板、プラスチック板を曲げ加工したもの、あるいは
箱型に一体成型したもの等が用いられる。9.9゛ は
ケースに空けられた開口部であり、その形状は特に限定
されることなく取り付けるエアフィルターや送風機の形
状に合わせて適宜きめればよい。
10はエアフィルターであり、原料気体中の應埃を除去
して気体分離膜の汚れによる透過速度の低下を防ぐ役目
をしている。したがって、エアフィルターとしてはでき
るだけ除廖効果の優れたものが好ましく、高性能防塵マ
スク用フィルター りリーンルーム用のHEPAあるい
はULPAフィルター等が好適に用いられる。その他、
静電タイプのフィルター(例えば、東洋紡エリトロンシ
リーズ)、活性炭繊維フィルター(例えば、東洋紡KF
フェルト)等の吸着タイプのフィルターを用いてもよく
、またこれらのフィルター等を適宜組み合わせて用いて
もよい。また、粗磨用フィルターと組み合わせてもよい
エアフィルターはフィルター面積をできるだけ太き(取
れかつ容易に交換できるような形状が望ましく、通常フ
ィルターをプリーツ状に折り畳んで、枠に取り付けたも
のが用いられる。
11は原料気体を気体分離膜の表面に供給するための送
風機である。エアフィルターおよび気体分離膜セル間に
通気する除土じる圧力損失を考慮すると、送風機の最大
静圧は大きいほうが好ましく、通常5mmAQ以上、よ
り好ましくは10m*AQ以上のものである。図中の矢
印は送風機を動かした場合の原料気体の流れる方向を示
す。
以上のように構成された気体分離膜モジニールの動作を
第1図を例にとって説明する。
送風allを回しモジュール内部を吸引すると、原料気
体はエアフィルターを通ってモジュール内部に入り、整
流板2.2゛によって気体分離膜セル積層体の一端から
セルの間を通り抜けるように導かれ、送風機から排気さ
れる。ここで、取出ロアに真空ポンプを接続して気体分
1119セル内部を減圧にすると、膜表面に供給された
原料気体中の注目成分が選択的にセル内部に透過し、取
出口から注目成分が濃縮された気体が得られる。
[実施例] 以下、実施例によって本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 厚さ0.5mm、145mmD) X 120+*m(
D)のアルミ板の両面にプラスチックネット(大日本プ
ラスチック社製KDN−12)を貼って通気性支持板と
し、その上に、ポリ(1−)リメチルシリルブロピン)
からなる気体分離膜を貼って周囲をエチレン−酢酸ヒニ
ル共fli体のメタノール溶液およびエマルシヨンでシ
ールして気体分離膜セル を作成した。
また、気体分離膜セルの中心には10mm径の貫通口を
設は透過気体の取り出し部とした。
整流板は0.5■厚のアルミ板、パツキンは35m1の
シリコンゴム板を内径lO腸腸性外径81−のリング状
に打ち抜いたもの、支柱および取出口は硬質塩ビを加工
したもの、ケースはプラスチック製で、エアフィルター
および送風機取り付は用の開口部を2箇所と支柱挿入用
のlo■径の穴を開けた180m5(T)X125■(
D)X35mm(+1)の外形寸法のものを用いた。
エアフィルターとしては、HEPAフィルター用のガラ
ス繊維濾紙を1cII幅で波形に折り曲げたものをケー
スの外周と同じ大きさの枠に取り付け、て使用した。エ
アフィルターの有効面積は約1200cm’であった。
送風機としては、三旺電機製の小形ファン(JET−2
03611)を1個用い、エアフィルターと反対のケー
ス面に取り付け、第1図の形状の気体分離膜モジュール
を作成した。
上記のモジニールのファンにDC−12Vの電源をつな
いで、空気をモジュール内に取り入れ、取出口にダイア
フラムポンプを接続して一50cmHgで吸引すると、
ポンプの吐出側から、酸素濃度30.1%、流ffi 
6.2L/分の酸素富化空気が得られた。
実施例2 実施例1と同様の部材と気体分離膜セル3枚を用い第2
図の形の気体分離膜モジュールを作成した。ただし、エ
アフィルターの有効面積は、実施例1の約3分の2であ
った。実施例1と同様に性能を評価したところ、実質的
に同じ結果が得られた。
実施例3 実施例1と同様の部材と気体分離膜セル3枚を用い第4
図の形の気体分離膜モジュールを作成した。実施例1と
同様に性能を評価したところ、実質的に同じ結果が得ら
れた。
比較例1 実施例1と同じ気体分離膜セルを3枚を用い第図のよう
な従来形の気体分離膜モジュールを作成した。モジュー
ルの外形寸法は155mm(w ) X 125am(
D )X 20mm(H)で、両端の開口部の寸法は1
25mmX 20m+iであった。実施例1と同様に折
り畳んだフィルターを用いた場合、エアフィルターの有
効面積は、実施例1の約9分の1の130cm”程度に
まで狭くなった。実施例1と同じ小型ファンでエアフィ
ルター取り付は面と反対側から吸引したところ、フィル
ターの圧損が大きくて十分な送風量が得られず、酸素濃
度27.6%、流ffi 5.6L/分と実施例1〜3
と比べ大幅に性能が低下した。ここで、ファンの直径が
36+smあるため、直接モジニールの開口部にとりつ
けることができず、開口部とファンの間はフードを用い
て連結した。
比較例2 比較例1のモジュールに実施例1と同じエアフィルター
とファンを取り付けた場合の斜視図を第5図に示す。こ
こで、10はエアフィルター 11はファン、16はモ
ジュール本体、17.17゜はエアフィルターおよびフ
ァンをモジュール本体と連結するためのフードである。
このようにして作成したモジュールは、全体として実施
例1よりも太き(、長くなった。
[発明の効果] 本発明は以下の効果を奏する。
■ エアフィルターや送風機をモジュールとコンパクト
に−・体化できるため、気体分離装置を小型化すること
が可能である。
■ 十分な能力のエアフィルターを設置できるためモジ
ュールの性能を最大限引き出せる。
■ 原料気体の取り入れおよび排気の方向を180度変
えることができるため、気体分離装置内部のレイアウト
の自由度が増す。
■ 気体分離膜セルの積層間隔を狭めたり、セル1枚重
たりの面積を大きくして積層枚数を減らしたりしてモジ
ュールを薄型化する場合でも、エアフィルターや送風機
の能力を落とす必要がなく、モジュールの小型化や形状
の多様化に対応できる。
本発明の気体分離膜モジュールは、酸素濃縮、窒素濃縮
、水分除去あるいは各種混合ガスの分離等に利用できる
が、上記効果を奏することから、小型で持ち運び可能な
分離装置(例えば、医療用、発酵等の理科学用、促成用
等に使用される酸素富化装置)に好ましく利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の気体分離膜モジュールの実施
例の横断面図、第3図は第1図の気体分離膜モジュール
の斜視図、第4図は本発明の他の実施例の横断面図、第
5図は従来の気体分離膜モジュールの斜視図、第6図は
従来のモジュールにエアフィルターと送風機を取り付け
たときの斜視図である。 l・・・気体分離膜セル 2.2°・・・整流板 8・
・・ケース 9.9′・・・開口部 lO・・・エアフ
ィルタ グ 図 66図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平膜型気体分離膜セルを積層してなる膜体および該
    膜体を収納するケースからなる気体分離膜モジュールに
    おいて、セル面に平行なケース面に2つ以上の開口部を
    設け、該開口部にエアフィルターおよび/または送風機
    をケースと一体化して設けたことを特徴とする気体分離
    膜モジュール。 2、膜体とセル面に平行なケース面との間に、整流板を
    設けた請求項1記載の気体分離膜モジュール。 3、開口部がケースの同一面に設けられている請求項1
    または2記載の気体分離膜モジュール4、開口部がケー
    スの相対する面に設けられている請求項1または2記載
    の気体分離膜モジュール。 5、ケースと送風機の間にエアフィルターを設けた請求
    項1〜4のいずれか一項記載の気体分離膜モジュール。 6、少なくとも1つの開口部に送風機を設け、残りの開
    口部にエアフィルターを設けた請求項1〜4のいずれか
    一項記載の気体分離膜モジュール。
JP28015988A 1988-11-04 1988-11-04 気体分離膜モジュール Pending JPH02126914A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5985005A (en) * 1994-10-13 1999-11-16 Mizobe; Kunitaka Dehumidifying device
JP2002128506A (ja) * 2000-05-15 2002-05-09 Toyota Motor Corp 水素生成装置

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US5985005A (en) * 1994-10-13 1999-11-16 Mizobe; Kunitaka Dehumidifying device
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