JPH0212605B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷却水供給配管の中に配置された回
転対称の濾網体と、濾過面上流側に部分的に作用
する同心的な吸出し装置とを有し、この吸出し装
置が順々に濾過面全体を覆うように回転可能に配
置されているような液体特に熱交換器から供給さ
れる冷却水の機械式浄化装置に関する。

〔従来の技術〕

かかる装置は例えばドイツ連邦共和国特許第
3347064号公報およびドイツ連邦共和国特許出願
公開第3419698（特開昭60−25817）号公報で知ら
れている。その場合吸出し装置は一般に半径方向
に延びるスリツト状ノズルから成り、これは回転
駆動され、濾網体内面を覆い、外側に通じている
吸出し配管に接続されている。冷却水流の上流側
における濾網体面における堆積物を除去するため
に、その場合吸出しノズルには吸出し配管を低圧
の室に接続することによつて負圧が発生され、こ
れによつて濾過面のその都度浄化すべき範囲に、
濾網体外側からの逆流が発生し、この逆流によつ
て堆積物が解き離される。しかし濾網体を外側か
ら内側に貫流する逆流は、吸出しノズルの縁が濾
網体面に非常に小さな隙間をもつて案内される場
合だけしか発生しない。従つて一般に吸出しノズ
ルは濾網体面を擦る弾性のシール舌片を備えてい
る。しかしその場合、石や木片のようなかさ張つ
た堆積物はノズルで捕捉されず、濾網体面上をノ
ズルの前から側方に動かれるという危険がある。
従つて一般には、ノズルの回転方向前方のシール
舌片を幾分短くし、濾網体面に対して隙間を形成
し、後方のシール舌片だけで濾網体面を擦るよう
にしている。これによつて濾網体面における大き
な堆積物はノズルによつて捕捉されるが、濾網体
の上流側においてかなりの量の冷却水が横方向に
ノズルの中に流入するので、これによつて所望の
逆流は濾網体自体によつてひどく妨げられるか完
全に妨げられ、これによつて吸出し作用が著しく
低下する。この欠点を、濾網体の下流側に吸出し
ノズルと共に回転する所望の逆流を発生するスプ
レイノズルを配置することによつて低減すること
が試みられている。しかしかかる追加的な配置は
非常に経費がかかり、その作用にも限界がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、大きな漏洩流なしに確実な逆
流が保証され、これによつて上流側の濾網体面に
おける比較的粗い堆積物も確実に取り除くことを
保証するような浄化装置を作ることにある。

〔問題点の解決手段〕

本発明によればこの目的は、上流側濾過面が流
れ方向と逆向きに突出した半径方向のウエブによ
つて各セクターに仕切られ、各セクターの中心角
が吸出し装置の同様にセクター状に形成されたノ
ズルにほぼ相応しており、ウエブ自由縁とこれら
に対して間隔を隔てて回転するノズルの縁との間
の隙間が、少なくともこの隙間と同じ幅をした弾
性シール舌片によつて橋渡しされることによつて
達成される。

〔発明の効果〕

このウエブによつて濾網体面にセクター状の室
が作られ、その高さは少なくとも予想される最大
の堆積物に相応している。吸出しノズルとこれら
のウエブとの間に隙間を完全に橋渡しするシール
舌片を配置することによつて、その都度ノズルに
よつて覆われたセクターは横側が確実にシールさ
れるので、濾網体を通る明瞭な逆流が生じ、堆積
物は確実に解き離される。

〔実施例〕

シール舌片は濾過面に設置されたウエブあるい
は吸出しノズルの半径方向側壁に固定されると有
利である。

更に吸出しノズルが内周面および外周面に各セ
クターを全面にわたつてシールするシール舌片を
有していると有利である。

濾網体が円錐状に形成されている場合、設置さ
れるウエブが内側に位置する濾過面の母線に沿つ
て延びていると有利である。しかし円錐状の濾網
体の内部を半径方向隔壁によつてセクター状の室
に仕切り、隔壁の端面側自由縁にシール舌片を設
けることもできる。

ウエブが半径方向内側に位置する環状リングと
頑丈な支持骨組を形成し、そのセクターの中に各
濾網体が設置され保持されていると有利である。
これによつて直径の大きな配管の場合も、本来の
濾網体の大きな固有強度が保証される。

濾網体は二次元に湾曲されたセグメントからも
構成でき、これらのセグメントは中心線からほぼ
半径方向水平に延び、環状リングの内周面までほ
ぼ接線方向に延びている。その場合濾網体セグメ
ントがその上側および下側においてウエブに固定
された板によつて、これらの板がその取り付け箇
所において濾網体の湾曲に相応した輪郭を有する
ように取り付けられていると有利である。

更に特別な形状の場合、濾網体セグメントの一
つあるいは複数が、その外側縁の範囲においてそ
の半径方向広がりに対して横方向に延びる軸を介
して流れ方向に揺動可能に保持されているような
過圧フラツパ形弁として形成される。

その場合水の流出を改善するために、過圧フラ
ツパ弁として形成された濾網体セグメントの両側
のウエブが過圧水に対する溢流開口を有する。

別の構造方式は、ウエブおよび環状リングによ
つて円筒状あるいは裁頭円錐状のフレーム構造物
が形成され、この上に相応した円錐状濾過面およ
び端面側が平らな濾過面が取り付けられることで
ある。この平らな濾過面が対応したフレーム部分
と共にバイパスフラツパ形弁として軸方向に流れ
方向に移動できる。

濾過装置を特に場所を節約して組み込むために
は、半径方向ウエブの上流側および下流側におけ
る縁が円錐母線に沿つて延び、濾網体構造物が上
流側の吸出し装置およびウエブの下流側に配置さ
れた駆動装置が、復水器の水室を形成する配管の
内部に完全に配置される構造にすることもでき
る。

その場合吸出し配管の固定部分は、水室に前置
接続されたフランジ付配管部分の中に軸方向およ
び半径方向にこれを外側に貫通して配置されるよ
うにできる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明に基づく浄化装置の
実施例の構造および作用について詳細に説明す
る。

第１図から分かるように、発電所の熱交換器あ
るいは復水器に通じている冷却水供給配管１に球
欠状の濾網体２が組み込まれており、この濾網体
２は配管１のフランジ３の内部に取り付けられて
いる。冷却水はこの配管１を矢印４の方向に貫流
する。濾網体２の上流側には吸出し装置５が配置
されており、これは濾網体２に対向する吸出しノ
ズル６を有している。この吸出しノズル６は配管
１に対して同心的な接続短管７に接続され、濾網
体２の下流側にあるモータ８および軸９を介して
回転される。接続短管７はそれに続く連結管部片
１０において固定湾曲管１１に移行している。こ
の湾曲管１１は配管１の壁を半径方向外側に貫通
しており、スライド弁１２を介して吸出し管（図
示せず）に接続されている。

第２図および第３図から分かるように、濾網体
２の上流側に流れ方向と逆向きに突出した半径方
向ウエブ１３が配置されており、これらのウエブ
１３は濾網体２の面を同じ大きさのセクター１４
に区画している。吸出しノズル６も同様にセクタ
ー状に形成されており、その場合吸出しノズル６
の両側の半径方向側壁１５，１６は少なくともウ
エブ１３と同じ中心角を成している。これによつ
て吸出しノズル６の有効面積は、相応した位置に
おいて常にウエブ１３間の少なくとも一つのセク
ター１４を覆つている。

特に第３図から分かるように、吸出しノズル６
の側壁１５，１６はウエブ１３の前で間隔を隔て
て終えており、これによつて隙間ａが開けられて
いる。この隙間ａは第３図に示した実施例におい
ては弾性のシール舌片２０によつて橋渡しされて
いる。シール舌片２０はウエブ１３に固定され、
少なくとも隙間ａの自由長を有している。

次に本発明に基づく装置の原理的な作用につい
て説明する。

運転時間が経過するにつれて、濾網体２の上流
側には堆積物が付着する。これは例えば第３図に
おいて塊２１，２２として示されており、それぞ
れ二つのウエブ１３間におけるセクター１４の内
部に位置している。いま吸出しノズル６が横側が
弾性のシール舌片２０によりシールされているよ
うなセクター１４に送られて来ると、吸出し管の
作用によつて、濾網体２の下流側２４から濾網体
２を通つて一つのセクター１４に流れ、そこから
吸出しノズル６の中に流れる逆流２３が生ずる。
その際濾網体２に付着しているすべての堆積物は
逆流２３によつて解き離され、吸出しノズル６を
通して排出される。各セクター１４が弾性シール
舌片２０によつて横側が弾性的にシールされてい
るために、濾網体２の上流側から横流れが生ずる
ことはなく、堆積物を確実に解き離す働きをする
逆流２３だけが発生する。

その場合第３図から分かるように、吸出しノズ
ル６が矢印２６の方向に回転する際にシール舌片
２０が吸出しノズル６の上を確実に滑ることを保
証するために、吸出しノズル６の側壁１５，１６
の端面にこれに対して直角に延びる板金２５を設
けると有利である。この板金２５は特に、吸出し
ノズル６が連続して運動する場合に必要である。
さもなければ各セクター１４は非常に短い時間の
間しか十分な逆流の発生のため隔離されなくなる
からである。しかし吸出しノズル６がセクター１
４に到達後そこである程度の時間留まる場合に
は、板金２５は省略できる。

第４図から分かるように、シール舌片２８をウ
エブ１３にではなく、吸出しノズル６の側壁１
５，１６に取り付けることもでき、これによつて
第３図の実施例と同じ作用が達成される。

更に濾網体２の上流側において吸出しノズル６
の半径方向内側および外側の縁における横流れの
発生も防止するために、第５図の実施例において
は、吸出しノズル６に半径方向内側に弾性シール
舌片３０および半径方向外側にシール舌片３１が
設けられている。これらのシール舌片３０，３１
は例えば配管１の内側面ないし吸出しノズル６の
円筒状駆動装置３２のような対向面に沿つて滑
る。図示した実施例の場合、ウエブ１３に固定さ
れているシール舌片２０は、有利にはその両側端
に傾斜部３３，３４を備えている。

しかし同じようにして両方のシール舌片２０な
いし３０，３１を一緒にウエブ１３あるいは吸出
しノズル６に設けることもできる。

濾網体２が球欠状あるいは平らに形成されてい
る第１図から第４図の実施例とは異なつて、第６
図の実施例のように配管１の中に円錐状あるいは
裁頭円錐状の濾網体３５を組み込むこともでき
る。その場合濾網体３５の内部で回転する吸出し
ノズル３６は図示のように形成されねばならな
い。濾網体３５をこのように形成した場合、ウエ
ブ３７は濾網体３５の内側面に母線に沿つて配置
され、相応したシール舌片３８が備えられる。浄
化作業は第３図の実施例と同じように行われる。

しかし第７図の実施例のように、円錐状の濾網
体３５において内側室を中心線から濾網体内側面
まで延びる半径方向の隔壁４０によつて個々のセ
クター状の室に仕切ることもできる。その場合こ
の隔壁４０は取付けフランジ４１で平らに終えて
おり、その前方自由端縁４２に相応したシール舌
片４３が設けられている。このシール舌片４３は
吸出しノズル６が回転する際にその側壁に接続す
る。

特に非常に大きな直径の配管の場合、第８図の
実施例のように、ウエブ１３が半径方向外側に位
置するリング４５と内側に位置するリング（図示
せず）と一緒に頑丈な支持骨組に結合されている
と、特に良好で安定した濾網体の形状が生ずる。
この場合第２図の実施例の輪郭のように車輪状支
持体となる。ウエブ１３とリング４５との間の各
セクターには、深絞りされ湾曲された濾網体４７
がはめ込まれている。これらの濾網体４７は同じ
ように半径方向に湾曲され（第５図の破線で示し
た輪郭も参照）、ほぼ台形状の外周をしている。
かかる形状によれば個々の濾過面４７が形成さる
だけでなく、濾網体全体は強固な支持骨組によつ
て増強された強度を有しており、これは大形発電
所において必要とされる直径が４ｍに及ぶ冷却水
配管において大きな水力に耐えるために重要であ
る。この場合第３図における実施例に相応して半
径方向シール舌片２０がウエブ１３に設けられて
いる。

この第８図における構造原理の応用は、第９図
における別の実施例の場合裁頭円錐状の濾網体５
０で示されている。この濾網体５０は円錐状の外
周範囲５１と直径が配管１の約半分の端面側が平
らな範囲５２とを有している。その場合一緒に堅
いフレームを形成しフランジ５７を介して配管１
に固定されているリング５５，５６の間における
相応した半径方向ウエブ５３，５４の上に濾過面
が形成される。この場合相応して折り曲げられた
外側輪郭を有する吸出しノズル５８はシール舌片
６０を支持している。

この濾網体５０の形状の特別な利点は、水平の
濾網体５２が対応したフレーム部分５４，５６と
共にバイパスフラツパ形弁として作用し、非常時
において軸方向に移動して破線で示した位置５
２′をとることである。また破断ピン６２による
バイパスフラツパ形弁の自動的な開放も可能であ
る。

第１０図には、既存の配管系統ないし復水器系
統の内部におけるもつと狭い空間を必要とするよ
うな特に安定した濾過装置が示されている。その
場合配管部分７０の内部には、間に濾過セグメン
ト７２が配置されている各ウエブ７１が、下流側
のウエブ縁７３および上流側のウエブ縁７４が円
錐母線に相応して延びているので、準中空円錐体
を形成するように配置されている。これによつて
回転吸出し装置７５はシール舌片７６と共に上流
側において上流側ウエブ縁７４によつて形成され
た円錐の中に完全に収容されているので、軸方向
において実質的には吸出し装置７５に対する追加
的な空間は不要となる。同時に回転吸出し装置７
５に対する駆動装置７７は下流側に付設され、例
えばマイタ歯車装置７８を介して吸出し装置７５
を駆動する。

この場合ウエブ７１間に配置された濾過セグメ
ント７２は二次元に湾曲された濾網板から成り、
この濾網板は中心軸からほぼ半径方向に水平に広
がり、ほぼ接線方向に環状リング７９の内周まで
延びている。

この濾過装置は例えば図示していない復水器あ
るいは既存の配管７０の水室の内部に場所を非常
に節約して組み込まれる。この場合追加的な軸方
向空間として短い接続短管８０が必要とされるだ
けで、その接続短管８０から横側に回転シール８
１を介して接続された固定吸出し配管８２が横に
引き出されている。

第１１図および第１２図において、第１０図に
おける濾過セグメント７２の簡単な保持方式を説
明する。その場合この濾過セグメント７２の上側
および下側において、ウエブ７１に幅の狭い板金
８３，８４が配置され、これらのウエブのセグメ
ント７２側の縁はこのセグメント７２の湾曲に相
応して切断されている。これによつて各濾網体７
２は両側が相応して切断された２枚の板金８３，
８４の間に保持され、これによつて濾網体の簡単
な交換もできるような簡単且つ確実な取り付け方
式が得られる。

第１１図における右側半部に、揺動可能なバイ
パスフラツパ形弁としての濾過セグメント７２の
形状が示されている。これに従つて濾網板７２は
保持板８３，８４と共に揺動可能なユニツトとし
て形成され、二つのウエブ７１間を横に延びてい
る軸８５を介して上方に揺動可能に支持されてお
り、図面には開放した状態が示されている。その
場合バイパスフラツパ形弁の開放作用をする加圧
水が急速に流出できるようにするために、バイパ
スフラツパ形弁の両側に隣接するウエブ７１に、
濾網体が閉じられた状態の上側に溢流開口８６が
設けられており、この開口８６を通して水は側方
にその都度次のセクターに流出できる。

上述した幾つかの実施例の説明から分かるよう
に、本発明はあらゆる形状の濾網体に対して応用
できる。即ち濾網体は平らな板金として、球欠状
体として、円錐として、裁頭円錐状体として、あ
るいは円筒状円周面として形成でき、いずれの場
合もシール舌片はウエブあるいは吸出しノズル自
体に設けることができる。その場合機能上におい
て重要なことは、吸い出すべきセクターを吸出し
ノズルによつて十分に覆うことである。各セクタ
ーにおける逆流の形成およびそれによる堆積物の
確実な解き離しにはある程度の時間を必要とする
ので、吸出しノズルを連続的に回転せずに、その
都度非連続的に正確に一つのセクターに送り、通
常の経験値に基づいて堆積物が完全に吸い出され
るまで、ある程度の時間にわたつてそこに留まる
ようにすると有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による濾網体および吸出し装置
が組み込まれている配管の断面図、第２図は第１
図における配管の底面図、第３図はシール舌片が
ウエブに固定されている吸出しノズルを展開図で
示した濾過面の断面図、第４図はシール舌片が吸
出しノズルに設けられている第３図に相応した断
面図、第５図は円周面にシール舌片を持つた吸出
しノズルの断面図、第６図はウエブが設置されて
いる円錐状の濾網体の断面図、第７図は半径方向
隔壁を持つた円錐状濾網体の断面図、第８図はウ
エブによつて形成された支持骨組および個々の濾
過面を持つた濾網体の断面図、第９図はバイパス
フラツパ形弁として作用する濾過面を持つた裁頭
円錐状濾網体の断面図、第１０図は異なつた形状
の濾網体を持つた配管の断面図、第１１図はバイ
パスフラツパ形弁として形成された濾過面の断面
図、第１２図は第１１図におけるXII−XII線に沿つ
た断面図である。 ２：濾網体、６：吸出しノズル、１３：ウエ
ブ、１４：セクター、１５，１６：側壁、２０：
シール舌片、２８：シール舌片、３０，３１：シ
ール舌片、３５：濾網体、３６：吸出しノズル、
３７：ウエブ、３８：シール舌片、４０：隔壁、
４５：リング、４７：濾網体、５１，５２：濾網
体、５３，５４：ウエブ、５８：吸出しノズル、
６０：シール舌片、７１：ウエブ、７２：濾網
体、７９：リング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 冷却水供給配管の中に配置された回転対称の
   濾網体と、濾過面上流側に部分的に作用する同心
   的な吸出し装置とを有し、この吸出し装置が順々
   に濾過面全体を覆うように回転可能に配置されて
   いるような液体の機械式浄化装置において、上流
   側濾過面２；３５；４７；５１，５２が流れ方向
   と逆向きに突出した半径方向のウエブ１３；３
   ７；４０；５３，５４によつて各セクター１４に
   仕切られ、各セクターの中心角が吸出し装置の同
   様にセクター状に形成されたノズル６；３６；５
   ８にほぼ相応しており、ウエブ自由縁１３；３
   ７；４０；５３，５４とこれらに対して間隔を隔
   てて回転するノズル６；３６；５８の縁との間の
   隙間が、少なくともこの隙間と同じ幅をした弾性
   シール舌片２０；２８；３８；４３；６０によつ
   て橋渡しされていることを特徴とする液体の機械
   式浄化装置。 ２ シール舌片２０；３８；４３；６０が濾過面
   ２；３５；５１，５２に設置されたウエブ１３；
   ３７；４０；５３，５４に固定されていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３ シール舌片２８；６０が吸出しノズル６；５
   ８の半径方向側壁１５，１６に固定されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装
   置。 ４ 吸出しノズル６が内周面および外周面にシー
   ル舌片３０，３１を有していることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１
   つに記載の装置。 ５ 濾網体３５；５１が円錐状に形成されている
   場合、設置されるウエブ３７；５３が内側に位置
   する濾過面の母線に沿つて延びていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６ 濾網体３５が円錐状に形成されている場合、
   濾網体内部室が半径方向隔壁４０によつてセクタ
   ー状の室に仕切られ、隔壁４０の端面側自由縁４
   ２がシール舌片４３を備えていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の装置。 ７ ウエブ１３が半径方向内側に位置する環状リ
   ング４５と頑丈な支持骨組を形成し、そのセクタ
   ーの中に各濾網体４７が設置され保持されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ４項のいずれか１つに記載の装置。 ８ 濾網体７２が二次元に湾曲されたセグメント
   から構成され、これらのセグメントが中心線から
   ほぼ半径方向水平に延び、環状リング７９の内周
   面までほぼ接線方向に延びていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第７項記載の装置。 ９ 濾網体セグメント７２がその上側および下側
   においてウエブ７１に固定された板８３，８４に
   よつて、これらの板８３，８４がその取り付け箇
   所において濾網体湾曲に相応した輪郭を有するよ
   うに取り付けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第８項記載の装置。 １０ 濾網体セグメントの一つあるいは複数が、
   その外側縁の範囲においてその半径方向広がりに
   対して横に延びる軸８５を介して流れ方向に揺動
   可能に保持されているような過圧フラツパ形弁８
   ７として形成されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第８項または第９項記載の装置。 １１ 過圧フラツパ形弁８７として形成された濾
   網体セグメント７２の両側のウエブ７１が過圧水
   に対する溢流開口８６を有していることを特徴と
   する特許請求の範囲第１０項記載の装置。 １２ ウエブ５３，５４および環状リング５５，
   ５６によつて円筒状あるいは裁頭円錐状のフレー
   ム構造物５０が形成され、この上に相応した円錐
   状濾過面５１および端面側が平らな濾過面５２が
   取り付けられていることを特徴とする特許請求の
   範囲第７項記載の装置。 １３ 平らな濾過面５２が対応したフレーム部分
   ５６，５４と共にバイパスフラツパ形弁５２′と
   して軸方向に流れ方向に移動できることを特徴と
   する特許請求の範囲第１２項記載の装置。 １４ 半径方向ウエブ７１の上流側および下流側
   における縁が円錐母線に沿つて延びており、濾網
   体構造物が上流側の吸出し装置７５およびウエブ
   ７１の下流側に配置された駆動装置７７，７８
   が、復水器の水室を形成する配管７０の内部に完
   全に配置されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項ないし第１３項のいずれか１つに記載
   の装置。 １５ 吸出し配管の固定部分８２が、水室７０に
   前置接続されたフランジ付配管部分８０の中に軸
   方向および半径方向にこれを外側に貫通して配置
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   ４項記載の装置。 １６ 吸出しノズルが非連続に順々に各セクター
   に送られ、逆流を十分に発生し堆積物を吸い出す
   まで移動された位置に留まることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項ないし第１５項のいずれか１
   つに記載の装置。