JPH02125194A - 接合部の漏洩防止装置 - Google Patents
接合部の漏洩防止装置Info
- Publication number
- JPH02125194A JPH02125194A JP63276140A JP27614088A JPH02125194A JP H02125194 A JPH02125194 A JP H02125194A JP 63276140 A JP63276140 A JP 63276140A JP 27614088 A JP27614088 A JP 27614088A JP H02125194 A JPH02125194 A JP H02125194A
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- Japan
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- shape memory
- joint
- temperature
- ring
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Links
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は、機械的接合部のシール部材を改良した接合部
の漏洩防止装置に関する。
の漏洩防止装置に関する。
（従来の技術）
例えば２本の配管を接続する場合、各配管の端部にフラ
ンジを設け、このフランジの接合面にガスケット、０リ
ング等のシール部材を配設したうえフランジ同士を圧接
する締付けを行なって、配管の内部を流通する流体等が
７ランジ接合部から漏洩することを防止している。
ンジを設け、このフランジの接合面にガスケット、０リ
ング等のシール部材を配設したうえフランジ同士を圧接
する締付けを行なって、配管の内部を流通する流体等が
７ランジ接合部から漏洩することを防止している。
（発明が解決しようとする課題）
このような接合部が大きな温度変動を受ける場合、例え
ば配管のフランジ接合部が配管内に流通される流体の温
度上昇の影響を受ける場合、一般にフランジの材料およ
び締結部材の材質によって定まる膨張差のため、上昇す
る一定の温度毎に締結量を増減する作業を行なう必要が
あった。
ば配管のフランジ接合部が配管内に流通される流体の温
度上昇の影響を受ける場合、一般にフランジの材料およ
び締結部材の材質によって定まる膨張差のため、上昇す
る一定の温度毎に締結量を増減する作業を行なう必要が
あった。
本発明の目的は、このような温度変動を受ける締結接合
部があっても、温度が変動する度に締結量の調整作業を
必要としない接合部の漏洩防止装置を提供することにあ
る。
部があっても、温度が変動する度に締結量の調整作業を
必要としない接合部の漏洩防止装置を提供することにあ
る。
（課題を解決するための手段）
本発明においては、温度変動がある流体の流通路の接合
箇所を、シール部材を介した接合面同士を締結部材を用
いて圧接して連結する接合部の漏洩防止装置において、
シール部材を形状記憶合金とした。
箇所を、シール部材を介した接合面同士を締結部材を用
いて圧接して連結する接合部の漏洩防止装置において、
シール部材を形状記憶合金とした。
（作 用）
形状記憶合金は前もって記憶させた形状の材料を塑性変
形させ、これを加熱すると記憶させた形状に復帰する特
質がある。この形状記憶合金の結晶構造は、第４図（ａ
）に模型図として示すオーステナイト（高温相）を冷却
していくと、マルテンサイト変態開始温度（Ｍｓ点）で
マルテンサイト相に変態を開始する。ざらに温度を下げ
続けると、第４図（ｂ）に示すように結晶構造はすべて
マルテンサイト相に変態してしまう。この状態ではマル
テンサイトは軟らかく、小さな力で変形を与えることが
できる。これに歪みを加えて変形させ、歪みをとった状
態が第４図（Ｃ）に示す変形マルテンサイトの状態であ
る。
形させ、これを加熱すると記憶させた形状に復帰する特
質がある。この形状記憶合金の結晶構造は、第４図（ａ
）に模型図として示すオーステナイト（高温相）を冷却
していくと、マルテンサイト変態開始温度（Ｍｓ点）で
マルテンサイト相に変態を開始する。ざらに温度を下げ
続けると、第４図（ｂ）に示すように結晶構造はすべて
マルテンサイト相に変態してしまう。この状態ではマル
テンサイトは軟らかく、小さな力で変形を与えることが
できる。これに歪みを加えて変形させ、歪みをとった状
態が第４図（Ｃ）に示す変形マルテンサイトの状態であ
る。
変形マルテンサイト相を加熱すると変態を起こし、第４
図（Ｃ）から第４図（ａ）に示す状態に戻る。
図（Ｃ）から第４図（ａ）に示す状態に戻る。
この効果は形状記憶効果と呼ばれる。
本発明は形状記憶合金のこの作用に着目してなされたも
ので、流体の流通路の接合部の圧接力が流体の温度上昇
によって変化したとき、接合部のシール部材として用い
られた形状記憶合金が形状記憶効果によって変形し、接
合部の圧接力の変化を防止する。
ので、流体の流通路の接合部の圧接力が流体の温度上昇
によって変化したとき、接合部のシール部材として用い
られた形状記憶合金が形状記憶効果によって変形し、接
合部の圧接力の変化を防止する。
（実施例）
本発明の一実施例を第１図を参照しながら説明する。第
１図は本発明を配管の接合部に適用した一例を示す。第
１図において、同径円筒状の配管１ａと配管１ｂは、そ
れらの端部にそれぞれ設けられたフランジ２ａと２ｂを
対向させ、フランジ２ａと２ｂにそれぞれ設けられた複
数の取付は孔３ａと３ｂを貫通させたボルト４にナツト
５，５を適用してフランジ２ａと２ｂを圧着接合し、両
配管１ａ、ｌｂを連結している。
１図は本発明を配管の接合部に適用した一例を示す。第
１図において、同径円筒状の配管１ａと配管１ｂは、そ
れらの端部にそれぞれ設けられたフランジ２ａと２ｂを
対向させ、フランジ２ａと２ｂにそれぞれ設けられた複
数の取付は孔３ａと３ｂを貫通させたボルト４にナツト
５，５を適用してフランジ２ａと２ｂを圧着接合し、両
配管１ａ、ｌｂを連結している。
フランジ２ａと２ｂの接合面には、それぞれ円環状に径
の異なる２本の溝６ａ、６ｂおよび７ａ、７ｂが掘られ
ており、溝Ｂａ、Ｂｂの作る空間にはＯリング８が、ま
た溝７ａ、 ７ｂの作る空間には０リング９がそれぞれ
挿着されている。
の異なる２本の溝６ａ、６ｂおよび７ａ、７ｂが掘られ
ており、溝Ｂａ、Ｂｂの作る空間にはＯリング８が、ま
た溝７ａ、 ７ｂの作る空間には０リング９がそれぞれ
挿着されている。
ここでＯリング８および０リング９の材質は形状記憶合
金が用いられ、０リング８は常温より高いある定められ
た温度Ｔａで形状記憶効果を現して、例えば第１図に示
すような、配管の軸方向に長径を持つ楕円形の断面形状
を呈するように製作されている。またＯリング９は、温
度Ｔａより高い温度Ｔｂで上述したＯリング８と同様な
形状記憶効果を現すように製作されている。
金が用いられ、０リング８は常温より高いある定められ
た温度Ｔａで形状記憶効果を現して、例えば第１図に示
すような、配管の軸方向に長径を持つ楕円形の断面形状
を呈するように製作されている。またＯリング９は、温
度Ｔａより高い温度Ｔｂで上述したＯリング８と同様な
形状記憶効果を現すように製作されている。
常温下で配管１ａと配管１ｂを連結して組上げた状態で
は、フランジ２ａと２ｂを締結したとき０リング８およ
びＯリング９はそれぞれ押しつぶされて、例えばほぼ真
円形の断面形状を呈するように、溝６ａ、６ｂおよび溝
７ａ、 ７ｂの深ざが設定されている。
は、フランジ２ａと２ｂを締結したとき０リング８およ
びＯリング９はそれぞれ押しつぶされて、例えばほぼ真
円形の断面形状を呈するように、溝６ａ、６ｂおよび溝
７ａ、 ７ｂの深ざが設定されている。
次にこれの作用について説明する。
配管１ａと配管１ｂを連結して組立てたとき、７ランジ
２ａと２ｂはボルト４にねじこまれたナツト５を締めて
十分圧接されるので、常温下で配管１ａおよび配管１ｂ
に流体を流しても、この流体が７ランジ２ａと２ｂの接
合面から外部へ漏洩することはない。
２ａと２ｂはボルト４にねじこまれたナツト５を締めて
十分圧接されるので、常温下で配管１ａおよび配管１ｂ
に流体を流しても、この流体が７ランジ２ａと２ｂの接
合面から外部へ漏洩することはない。
このとき０リング８とＯリング９は溝６ａ、６ｂおよび
７ａ、 ７ｂのそれぞれ底面に当接して圧縮され、その
断面形状は第２図（ａ）に示すほぼ円形に変形されてシ
ール効果を発揮している。
７ａ、 ７ｂのそれぞれ底面に当接して圧縮され、その
断面形状は第２図（ａ）に示すほぼ円形に変形されてシ
ール効果を発揮している。
配管１ａおよび配管１ｂに流れる流体の温度が上昇する
と、フランジ２ａと２ｂも加熱され膨張しシール効果が
減殺されようとすると、温度がＴａに達したとき０リン
グ８が形状記憶効果を生じて第２図（ｂ）示すような形
状に復帰するので、７ランジ２ａと２ｂの接合面シール
効果は再び十分なものとなる。
と、フランジ２ａと２ｂも加熱され膨張しシール効果が
減殺されようとすると、温度がＴａに達したとき０リン
グ８が形状記憶効果を生じて第２図（ｂ）示すような形
状に復帰するので、７ランジ２ａと２ｂの接合面シール
効果は再び十分なものとなる。
ざらに流体の温度が上昇してＯリング８によるシール効
果が減殺されようとすると、温度ＴｂにおいてＯリング
９が形状記憶効果を生じ、再び接合面のシール効果が確
保される。
果が減殺されようとすると、温度ＴｂにおいてＯリング
９が形状記憶効果を生じ、再び接合面のシール効果が確
保される。
温度がＴｂから降下したときには先ずＯリング９が続い
てＯリング８が順次押しつぶされてゆき、７ランジ２ａ
と２ｂの接合面に異常な応力が及ぼされることもなくシ
ール効果は保たれる。
てＯリング８が順次押しつぶされてゆき、７ランジ２ａ
と２ｂの接合面に異常な応力が及ぼされることもなくシ
ール効果は保たれる。
なおＯリングは２個にかぎられず、１個あるいは２個以
上としてもよい。またその断面形状も第３図（ａ）に示
す偏平楕円が形状記憶効果によって第３図（ｂ）示すほ
ぼ円形に変化するものであってもよく、いずれにせよ配
管の軸方向寸法が形状記憶効果によって伸びるものであ
ればよい。
上としてもよい。またその断面形状も第３図（ａ）に示
す偏平楕円が形状記憶効果によって第３図（ｂ）示すほ
ぼ円形に変化するものであってもよく、いずれにせよ配
管の軸方向寸法が形状記憶効果によって伸びるものであ
ればよい。
（発明の効果）
本発明によれば、流体流通路の温度変動があっても接合
面のシール効果が保持できるので、流体の漏洩を防止す
るために接合面に接近して接合力の調整作業等を行なう
必要が無くなり、特に運転中に接近し難い接合面に適用
して顕著な効果がある。
面のシール効果が保持できるので、流体の漏洩を防止す
るために接合面に接近して接合力の調整作業等を行なう
必要が無くなり、特に運転中に接近し難い接合面に適用
して顕著な効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図および
第３図は第１図の０リングの作用を説明するための断面
図、第４図は形状記憶合金の結晶構造の模型図である。 ｌａ、 ｌｂ・・・配管 ２ａ、 ２ｂ・・・フランジ ４・・・ボルト ５・・・ナツト ８゜ ９・・・Ｏリング
第３図は第１図の０リングの作用を説明するための断面
図、第４図は形状記憶合金の結晶構造の模型図である。 ｌａ、 ｌｂ・・・配管 ２ａ、 ２ｂ・・・フランジ ４・・・ボルト ５・・・ナツト ８゜ ９・・・Ｏリング
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、温度変動がある流体の流通路の接合箇所をシール部
材を介した接合面同士を締結部材を用いて圧接して連結
する接合部の漏洩防止装置において、前記シール部材を
形状記憶合金としたことを特徴とする接合部の漏洩防止
装置。 ２、複数の前記シール部材を設けた請求項１記載の接合
部の漏洩防止装置。 ３、形状記憶効果を現す温度が異なる複数の前記シール
部材を設けた請求項２記載の接合部の漏洩防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63276140A JPH02125194A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 接合部の漏洩防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63276140A JPH02125194A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 接合部の漏洩防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02125194A true JPH02125194A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17565333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63276140A Pending JPH02125194A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 接合部の漏洩防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02125194A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2047424A2 (es) * | 1991-09-12 | 1994-02-16 | Huerta Riera | Brida embutida con valona perfeccionada. |
| EP2000709A1 (en) * | 2007-06-04 | 2008-12-10 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Sealing ring |
| KR200446817Y1 (ko) * | 2007-08-21 | 2009-12-03 | 주식회사 국일인토트 | 가스켓 홈이 형성된 배관의 메탈링 |
| JP2010236694A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Commissariat A L'energie Atomique & Aux Energies Alternatives | 金属リップシールおよびそれを取付けた機械 |
| KR101111717B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2012-02-24 | (주)케이에스에스산업 | 파이프 연결 조인트 구조 |
| KR101150473B1 (ko) * | 2009-11-05 | 2012-05-31 | 대연정공 주식회사 | 합성수지관 연결장치 및 연결방법 |
| CN105736874A (zh) * | 2016-05-12 | 2016-07-06 | 陕西建工安装集团有限公司 | 通风空调系统补偿型风管防漏风构造及风管管节加工方法 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP63276140A patent/JPH02125194A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2047424A2 (es) * | 1991-09-12 | 1994-02-16 | Huerta Riera | Brida embutida con valona perfeccionada. |
| EP2000709A1 (en) * | 2007-06-04 | 2008-12-10 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Sealing ring |
| US8100410B2 (en) | 2007-06-04 | 2012-01-24 | C.R.F. Societa Consortile Per Azioni | Sealing ring interposed between the block and the cylinder head of an internal combustion engine, having a composite structure |
| KR200446817Y1 (ko) * | 2007-08-21 | 2009-12-03 | 주식회사 국일인토트 | 가스켓 홈이 형성된 배관의 메탈링 |
| JP2010236694A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Commissariat A L'energie Atomique & Aux Energies Alternatives | 金属リップシールおよびそれを取付けた機械 |
| KR101150473B1 (ko) * | 2009-11-05 | 2012-05-31 | 대연정공 주식회사 | 합성수지관 연결장치 및 연결방법 |
| KR101111717B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2012-02-24 | (주)케이에스에스산업 | 파이프 연결 조인트 구조 |
| CN105736874A (zh) * | 2016-05-12 | 2016-07-06 | 陕西建工安装集团有限公司 | 通风空调系统补偿型风管防漏风构造及风管管节加工方法 |
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