JPH02124653A - 不定形通信網における同報通信制御方式 - Google Patents

不定形通信網における同報通信制御方式

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JPH02124653A
JPH02124653A JP16676689A JP16676689A JPH02124653A JP H02124653 A JPH02124653 A JP H02124653A JP 16676689 A JP16676689 A JP 16676689A JP 16676689 A JP16676689 A JP 16676689A JP H02124653 A JPH02124653 A JP H02124653A
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JP
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signal
communication
circuit
input
communication control
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JP16676689A
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English (en)
Inventor
Akio Matsubara
章雄 松原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、不定形通信網における同報通信制御方式に関
する。
[従来の技術] イーサネット、オムニネット等の一連のバス共有、マル
チドロップ型LANでは、パケットの宛先アドレスフィ
ールドの第1ビツトが同報指定ビットとして割当られて
いる。ユーザが特定端末への同報または全端末への一斉
同報通信を行なうときは、このビットと宛先の論理アド
レスを指定し同報通信が行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、たとえば特願昭fit−218028に記載の
先着順論理による不定形通信網に接続される計算機や端
末では、このLANへのインタフェースは必ずしも用意
されてなく、R3232C、セントロニクス等の標準的
なインタフェースを使用しているのが現状である。した
がって、特願昭82−03559、同E13−0358
0および同E13−05798に記載された通信制御装
置を用いて通信網が構成された場合、ユーザは、イーサ
、オムニ等のマルチドロップ型通信網が内在的に備えて
いる同報および一斉同報機能の恩恵を受けることができ
ない状態にある。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、同報通信
が可能な不定形通信網の通信制御方式を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段および作用J本発明は上記
目的を達成させるため1通信制御装置またはノード装置
が送信線および受信線を含む伝送路を介して接続され、
往信号を最先に受信した伝送路を識別し、識別された伝
送路を除く全伝送路・に往信号を転送し、この識別より
所定期間後に往信号を受信した通信制御装置より返送さ
れる復信号を受信した伝送路と前記往信号を受信した伝
送路の送信線および受信線を接続するノード装置であっ
て、前記所定期間後に最先に復信号が到着した伝送路を
識別する先着復信号検出手段と、先着信号検出手段の識
別より開始される復信号検出期間に到着した復信号を記
憶する記憶手段と、各伝送路間の接続を制御する制御手
段とを有するノード装置を備えた不定形通信網における
同報通信制御方式において、ノード装置には、不定形通
信網の端末とノード装置との間の信号を制御し、不定形
通信網のアドレスが付与された通信制御装置が接続され
、通信制御装置は、その通信制御装置が群を構成する場
合、その群に含まれる通信制御装置を代表する代表アド
レス番号を記憶する記憶手段と、アドレス番号を含む往
信号をノード装置から受信し、代表アドレス番号と比較
する比較手段と、比較手段における比較の結果、往信号
に含まれるアドレス番号が代表アドレス番号と一致した
ときノード装置に復信号を返送する制御手段とを有し、
前記代表アドレス番号を付与された複数の通信制御装置
が接続されているノード装置の制御手段は、その通信制
御装置へ着信があると、最先に復信号を受信した伝送路
と往信号を受信した伝送路とを接続して復信号を転送し
、復信号検出期間終了後に記憶手段が記憶している伝送
路を前記往信号の伝送路に接続する制御を行ない、前記
復信号を受信した他のノード装置の制御手段は、復信号
と往信号をそれぞれを受信した伝送路を接続する制御を
行なうことを特徴としたものである。
[実施例、J 以下、本発明の詳細な説明する。第1図は本発明の不定
形通信網における同報通信制御方式を示す。
ユーザ端末すおよびユーザからのメツセージを記憶する
プリントサーバl〜4は、これらの送受する信号を制御
する通信制御装置aを介して通信網50に接続されてい
る。通信網50は通信制御装置aまたは他のノード装置
を伝送路を介して不定形に接続する不定形通信網である
。本出願人は不定形通信網のノード装置に関して特願昭
131−06107を、また通信網制御方法について特
願昭fit−04198を出願している。
通信制御装置aには通信網50に1つしかない物理アド
レス01〜04,10.11が与えられ、またプリント
サーバl〜4のように群を構成する複数の通信制御装置
には共通の代表アドレス番号Oxが与えられている。本
出願人は「通信制御装置」と題する特願昭83−010
09で通信制御装置の群構成とワイルドナンバによる代
表アドレス番号について詳しく述べている。番号Oxの
Xは1桁のワイルドナンバであり、物理アドレス01〜
04のすべての通信制御装置を表わす記号である。番号
Oxによりすべてのプリントサーバl〜4にアクセスで
きる。
この方式では、ユーザ端末すからプリントサーバ1〜4
に同報通信を行なう場合、ユーザ端末すの物理アドレス
10の通信制御装置aが代表アドレス番号OXを含む通
信要求パケットの往信号を通信網50に送信すると、通
信網50のノード装置によりネットワーク中に放送され
る。この往信号はネットワーク中のすべての通信制御装
置aに到着し、それぞれのアドレス識別機能が並行に動
作する。
代表アドレス番号Oxを受信したプリントサーバ1〜4
の4台の通信制御装置はそれぞれ応答パケットの復信号
を返送する。
プリントサーバ1〜4を接続するノード装置は復信号を
検出する所定期間に第1番目に到着した復信号のボート
を先着順論理で検出し、第1番目の復信号のボートと往
信号のボートを接続し、かつ復信号検出期間の時限監視
を開始し、この期間に第2〜第4番目の復信号の到着し
たボートを記憶する。第1番目の復信号はプリントサー
バ1〜4の7クルツジパケツトとして物理アドレスlO
の通信制御装置に送られ、物理番号10のユーザ端末す
は同報通信の接続を確認する。この復信号検出期間が終
了するとノード装置は第1番目の復信号のボートと接続
している往信号のボートに、記憶されている第2〜第4
番目の復信号のボートをマルチ接続する。
第1番目の復信号を受信した他のノード装置では、この
復信号と往信号のポ、−トが1対1に接続される。
以上により物理アドレス10とプリントサーバ1〜4間
の各ノート装置における同報通信のパスが固定される。
ノード装置の復信号検出期間は、第1番目の復信号と第
2〜第4番目の復信号の衝突を防ぐため、復信号の受信
期間より長く設定されている。また、プリントサーバ1
〜4は受信機能のみであるから、物理アドレス10のユ
ーザ端末すの送信するメツセージが他のメツセージと衝
突することはない。ユーザの送出するメツセージはプリ
ントサーバl〜4に到着し、それぞれのプリンタに並行
印字され、同報通信が行われる。プリントアウトが終了
するとユーザが自主的に、またはプリントサーバ1〜4
の通信制御装置がバス解放操作を行なうことにより、通
信網50のノード装置は休止状態となり、次の呼に備え
られる。
第1図はプリントサーバによる実施例を示したが、本発
明の適用範囲はこれに限定されない。
ファイルサーバ、メールサーバ等間−機能をもつホスト
グループに代表アドレス番号を付与すれば適用できる。
したがって、不定形通信網における通信制御装置に特定
なインタフェースを用いなくても同報通信を行なうこと
ができる。
本発明の実施例は通信網50と通信制御装置aを含む。
以下、本発明の通信網50をその実施例に基づいて具体
的に説明する。
本発明を適用可能な不定形通信網は、第5図に例示する
ようにノード装置lOが伝送路12によって2次元また
は3次元に格子状に接続される格子状通信網として有利
に実現されるが、その網構成は木質的に不定形である。
たとえば線形、ループ状など他の形状の網構成をとって
もよい。
ノード装置10には複数の、この例では8本の入出力ボ
ートが設けられ、それらには伝送路12を介して他のノ
ード装置lOおよび(または)端末14が接続可能であ
る。入出力ボートの数に制限はなく、少なくとも1つ以
上あればよい。ノード装置10は、入出力ボートの容量
内であれば、伝送路12を介して接続されるノード装置
lOや端末14の数に制限はない。また、網金体を単一
のノード装置10にて形成してもよく、また、複数のノ
ード装置10をたとえば単一の印刷配線板に搭載して全
体をあたかも1つのノード装置として扱い、実質的な入
出力ボート容量を増大させてもよい。
端末14は、本実施例では非同期にてデータを送受信可
能な端末装置であり、各端末装置は、第1図に示したよ
うに通信制御装置およびユーザターミナルやプリントサ
ーバで構成される。その他にパソコンなどの処理システ
ム、ファイルサーバやメールサーバなどのサービスステ
ージ百ンなどを含む。端末14は後述のように、全二重
端末の場合、自局宛てのパケットを受信すると直ちに応
答信号を送出する方式のものが有利に使用される。
伝送路12は、たとえば光ファイバによる光伝送路、ま
たは撚り線や同軸ケーブルなどの電気伝送路であり、本
実施例ではデータがアナログまたはディジタルで伝送さ
れる。これは全二重構成をとっている。ノード装置IO
と端末14の間の伝送路12は、半二重構成をとっても
よい。また、トラヒックに応じてノード装置lO相互間
の伝送路12を複数本設けてもよい。
第2図を参照すると、ノード装置lOは、伝送路12か
らの受信線が接続される入力ポート2と、伝送路12へ
の送信線が接続される出力ポート3を有し、両者がスイ
ッチングゲート部4を介して相互に接続されている。入
力ポート2は本実施例では8つの受信ないしは入力チャ
ネル10〜17を有し、また出力ポート3はこれに対応
して8つの送信ないし出力チャネル00〜07を有する
。これによってノード装置10には、伝送路12を介し
て他のノード装置10や端末14を全体で8つまで接続
可能である。出力チャネルoO〜o7のうち人力チャネ
ル10〜17のそれぞれと同じ番号の、すなわち「対応
する」出力チャネルが同じ方路の伝送路12に接続され
る。
スイッチングゲート部4は、入力チャネル10〜17の
うちの任意のものと出力チャネル00〜07のうちの任
意のものとを選択的に相互接続するゲート回路である。
入力ポート2はまた、制御ゲート部5を介して開始制御
部6および終了制御部7に接続されている。制御ゲート
部5は、入力ボート2からの信号を開始制御部6に、開
始制御部6、障害制御部300終了制御部7からの制御
信号をスイッチングゲート部4、終了制御部400に適
切に接続制御するゲート回路である。開始制御部6は、
入力信号が最先に到来した入力チャネルを識別し、また
各人力チャネルに入力信号があるか否かの検出を行なう
機能部である。終了制m部7は、すでに設定されている
通信経路の入力チャネルに入力信号がなくなったことを
検出してその通信の終了処理を行なう回路である。スイ
ッチングゲート部4、開始制御部6および終了制御部7
は、ゲートセットバス8により相互に接続されている。
スイッチングゲート部4にはまた、アクティブ信号を送
出するためのアクティブ信号出力部200が接続され、
これは開始制御部6にも接続されている。開始制御部6
および終了制御部7にはまた障害が発生したボートを記
憶する障害記憶部300が接続されている。障害記憶部
300はゲートセットバス8にも接続されている。
スイッチングゲート部4、制御ゲート部5、開始制御部
6、終了制御部7、アクティブ信号出力部200および
障害記憶部300は、それらを含む本装置全体を制御す
るシーケンス制御部9によって制御される。
スイッチングゲート部4は、制御ゲート部5より相互接
続する入出力チャネルが指定され、ゲートセットバス8
の指定されたボートの制御線が高レベルになると、スイ
ッチングゲート部4は、シーケンス制御部9からのクロ
ック信号に応動して両ボート間を相互接続する。指定さ
れたボートと指定されていないボートの間の接続は断と
する。また、このとき指定されなかったチャネルについ
ては、当時の接続状態を保持する。これによって、1つ
のノード装置10で同時に複数の入出力チャネルの組合
せについての通信経路を許容する複数組のチャネル接続
が行なわれる。
本ノード装置lOはアクティブ信号出力部200を有し
、これは、自局ノードとその入出力チャネルが正常に動
作している、すなわちアクティブであることを示す「ア
クティブ信号」を発生する機能部である。その信号長は
、開始制御部6のフリップフロップを動作させるのに必
要な最小の時間より長く、後述の「アクティブ検出時定
数」内に到着し終る長さに設定される。
開始制御部6の特定の構成は、先着入力信号検出部8a
および入力信号検出部6bからなる。先着入力信号検出
部6aは、入力チャネル10〜i3のうち最初に入力信
号が到来したチャネルを先着順論理に従って識別する機
能部であり、第1番目の往信号が到来したことをシーケ
ンス制御部9へ通報するための回路である。
入力信号検出部6bは、入力ポート2に入力信号が到来
したか否かを検出する回路である。これは、先着順論理
により、第1番目の復信号を検出し、シーケンス制御部
9に通報し、次に、シーケンス制御部9から「復信号検
出時定数」の時限出力を受け、この期間内にサーバ等の
代表アドレス番号の通信制御装置が返送する第2.第3
・・・の復信号の到来する入力ポート2の入力チャネル
(io、it・・・i?)を記憶する回路である。
障害記憶部300は、障害または休止チャネルを記憶す
るための記憶回路である。
終了制御部7は、通信終了検出部7aおよび接続記憶部
7bにて構成されている。通信終了検出部7aは、後述
の通信終了検出時定数による時間に基づき、通信の終了
を検出するための回路である通信経路を固定した通信の
うちで終了した通信があること、または先着入力チャネ
ルからの第1番目の往信号が中断したことをシーケンス
制御部9に知らせる回路である。そのいずれの情報を通
報するかの選択は、制御ゲート部5によって行なわれる
。これかられかるように終了制御部7では、通信経路の
固定された通信に含まれる発着信側の入カチヤネルに信
号がなくなったときに、通信の終了として識別される。
通信の終了は、通信終了検出時定数による時間だけ信号
のない状態、または所定の論理状態が継続したことによ
って識別される。「通信終了検出時定数」、すなわち第
3の所定の期間は、往信号または復信号のあとにそれ以
上信号が続かず、通信が終了したことを検出するための
時間である。
その長さは、全二重通信の場合は、真の通信の終了を、
情報内容である「0」または「1」の連続から区別する
のに必要な時間に設定される。通常はこれに若干の余裕
時間が付加される。たとえば、マンチェスタコーディン
グの場合は1ビツト、NRZ Iで連続6ビツトのrl
JにrOJを挿入する符号化則の場合は7ビツト以上の
時間長をとる。通常はそれらの2倍、すなわちそれぞれ
2ビツトまたは14ビツトの時間長に設定される。これ
は入力信号検出時定数と同じである。
全二重通信とともに半二重通信を含む場合、通信終了検
出定数の長さは、最大実効ネットワーク長を往復する伝
搬遅延時間と、端末14が往信号または復信号の受信を
終了してから復信号または往信号を送信し始めるのに要
する時間との和に実質的に等しく設定される。これは端
末応答監視時間と同じである。通常はこれらに若干の余
裕時間が付加される。
接続記憶部7bは、通信経路の固定を行なったチャネル
を記憶する回路である。その出力はゲートセットバス8
へ接続される。このような通信経路の記憶と通信終了検
出時定数により、常時全チャネルについて通信の終了を
検出できる状態にある。つまり、制御ゲート部5で選択
されていないボートについても通信終了を検出できるの
で、通信路が通信状態から遊休状態に切り換えられたと
きに、通信終了の検出に通信終了検出時定数に相当する
遅れは生じない。
また、全二重通信の場合と、全二重通信および半二重通
信の双方を含む場合とでは、通信終了検出時定数をそれ
ぞれに応じて設定すればよい。したがって装置自体のハ
ードウェアの変更を必要としない。終了制御部7では、
通信経路の固定された通信に含まれる2つの入力チャネ
ルのいずれかに信号がなくなったときに、通信の終了と
して識別される。
シーケンス制御部9は、ノード装置10における通信制
御に必要な制御信号を生成して各回路へ供給する。また
、通信の生起と終了が競合した時、通信の終了を優先さ
せるように制御する。また、ノード装置10の立上げの
初期設定をする操作スイッチにより、シーケンス制御部
9も、全二重通信の場合と、全二重通信および半二重通
信の双方を含む場合とでは、装置自体のハードウェアの
変更を必要としない。「アクティブ検出時定数」、「入
力信号検出時定数」および「復信号検出時定数」などの
時限はシーケンス制御部9にて形成される。
ノード装置10における通信制御の概略を説明する。こ
こで便宜上、用語「送信端末」とは信号を伝送路12に
送出する側の端末をいい、「受信端末」とは信号を伝送
路12から受ける側の端末をい q うものとする。また用語「発信端末」とは、他の端末と
の間に接続が設定されていない状態、すなわち遊休状態
から特定の端末に宛てて情報を送信し始める端末をいい
、「着信端末」とはその情報に初めて応答を返送する宛
先側端末をいうものとする。発信端末から送出される信
号を「往信号」と称し、着信端末から送出される信号、
とくに往信号に応答して返送される信号を「復信号」と
称する。
あるノード装置lOにおいて、特定の入出力チャネル間
に接続が設定されていない遊休状態では、スイッチング
ゲート部4の接続ゲートが開放状態にあり、すべての入
力チャネルは、それぞれに対応する出力チャネルを除く
全出力チャネルに接続されている。
遊休状態において入力チャネル10〜17のうちのいず
れかに入力信号が到来すると、先着入力信号検出部6a
は、入力チャネル1o−i7のうち最先に入力信号が到
来したボート、すなわち「先着入力チャネル」を先着順
論理により検出する。先着人力チャネルから受信した信
号がそれに対応する出力チャネル以外の全出力チャネル
に転送されるブロードキャストが行なわれる。
先着入力信号検出部6aの先着久方チャネル検出により
シーケンス制御部9が起動され、シーケンス制御部9は
、アクティブ検出時定数による時限監視を開始する。
「アクティブ検出時定数」、すなわち第1の所定の期間
は、最先に入力信号を検出した入力チャネル以外の入力
チャネルから、同じ送信源からの最初の、すなわち第1
番目の往信号を受信したり、他の送信源からの別な第1
番目の往信号をアクティブ信号を受信するための時間で
ある。
アクティブ検出時定数の長さは、隣接ノード装置10間
または対端末14間の最大許容距離を往復する伝搬遅延
時間と、アクティブ信号に要する時間との和に実質的に
等しく設定される。通常はこれに若干の余裕時間が付加
される。この時間内に、同じ送信源からの迂回された第
1番目の往信号や、他の送信源からの別な第1番目の往
信号、アクティブ信号が到来する。これにより障害また
は休止チャネルを検出することができる。
アクティブ検出時定数の監視時限内に入力信号の到来し
たチャネルは、入力信号検出部6bのフリップフロップ
に記憶される。シーケンス制御部9は、アクティブ検出
時定数により規定される期間が満了すると、障害記憶部
300をクロック駆動し、入力チャネル10〜i3のう
ちアクティブ検出時定数の期間内に入力信号の到来しな
かった入力チャネルを障害または休止チャネルとしてフ
リップフロップに記憶する。
続いてシーケンス制御部9は入力信号検出時定数の時限
監視を行なう。「入力信号検出時定数」、すなわち第2
の所定の期間は、アクティブ検出時定数による期間の経
過後信号があるか否かを検出するための時間である。そ
の長さは、たとえば、マンチェスタコーディングの場合
は1ビツト、NRZIで連続6ビツトのrlJにrQJ
を挿入する符号化則の場合は7ビツト以上の時間長をと
る。通常はこれに若干の余裕時間が付加され、それらの
2倍、すなわちそれぞれ2ビツトまたは14ビツトの時
間長に設定される。これは、最先に入力信号を検出した
入力チャネル以外で、同じ送信源からの第1番目の往信
号や、他の送信源からの別な第1番目の往信号を受信し
た入力チャネルをアクティブ信号と区別して検出するた
めの時間である。
この入力信号検出時定数の監視時限内に入力信号の到来
したポートは、入力信号検出部8bのフリップフロップ
に記憶される。この期間が終了すると、入力信号検出部
6bに記憶されている入力信号検出時定数の期間内に入
力信号のなかった入力チャネルのうちのいずれかから入
力信号である第1の復信号が到来すると、入力信号検出
部6bが先着順論理により入力チャネルを検出しスイッ
チングゲート部40がこの第1番目の復信号のボートと
往信号のポートの入出力とを接続する。第1番目の復信
号が送信端末へ送られる。次に、シーケンス制御部9は
「復信号検出時定数」すなわち第3の所定の期間を開始
する。着信側が代表アドレス番号が付与されたサーバ等
であれば、この期間内に第2.第3・・・番目の復信号
が到来し、入力検出部6bにこれらの入力チャネルが記
憶される。時限が終了すると、スイッチングゲート部4
が、これらの入力チャネルに対応する出力ポートと復信
号の入力チャネルに対応する出力ポートとを接続し、同
報通信のマルチ接続が行われる。
通信が終了し、通信終了検出時定数によって規定される
時間が経過すると、シーケンス制御部9に指示し、シー
ケンス制御部9は先着入力検出部6aおよび入力信号検
出部8bを初期状態にリセットする。
この通信終了の検出は、先着入力チャネルからの入力信
号を監視して、これがなくなったことを検出して復旧処
理を行なうように構成してもよく、または、先着入力チ
ャネルと、これに接続されている他の入力チャネルの双
方からの入力信号を監視して両者のいずれかがなくなっ
たことを検出して復旧処理を行なうように構成してもよ
い。
入力信号のなくなったことの検出は、その信号の論理状
態が通信終了検出時定数の期間だけ所定の状態、たとえ
ば「0」に維持されたことを検出することによって行な
われる。
上述の実施例では、アクティブ検出時定数による期間中
信号が到来し、かつ入力信号検出時定数による期間中入
力信号の到来しなかった入力チャネルは、その経過後も
入力信号検出部6bに記憶され、それらの入力チャネル
の入力信号のみが検出可能となる。同期間の経過後、そ
のような入力信号の到来しなかった入力チャネルを先着
入力チャネルに対応する出力チャネルに接続し、他のす
べての入力チャネルの出力チャネルへの接続を断とする
ように構成してもよい。
そのような入力信号の到来しなかった入力チャネルに入
力信号検出時定数の期間の経過後、881番目の復信号
が到来すると、第1番目の復信号を受信した入力チャネ
ルを先着入力チャネルに対応する出力チャネルに、また
先着入力チャネルを第1番目の復信号の到来した入力チ
ャネルに対応する出力チャネルに接続し、入出力チャネ
ル間の経路の固定を行ない、他の全入力チャネルをその
入力チャネルに対応する出力チャネルを除く全出力チャ
ネルへ接続する。
第3図に第1図の通信制御装置aの概略を示し、通信制
御装置aと通信網50の間に送受される通信要求信号と
肯定応答信号の形式を第4図に示す、各信号は、宛先ア
ドレス部、発信元アドレス部および信号種別表示部から
なり、宛先アドレス部および発信元アドレス部は、それ
ぞれ属性番号およびユニット番号からなり、ユニット番
号はさらに個別アドレス番号または代表アドレス番号よ
りなる。プリントサーバl〜4では代表アドレス番号O
xと個別アドレス番号O1〜04の二重番号が使用され
る。
第3図の通信制御装置は、通信要求検出回路21を有す
る。通信要求検出回路21には、通信要求指令信号が、
データ端末(DTE)からインターフェースを介して入
力される。通信要求指令信号は、キーボード等の入力装
置から操作者により入力されるようにしてもよい0通信
要求検出回路21は、入力された通信要求指令信号を検
出すると、宛先アドレス番号発生回路23へ、宛先アド
レスの発生を要求する信号を送出する。宛先アドレス番
号発生回路23は、これに応じて通信要求信号の宛先ア
ドレス部のユニット番号の個別または代表アドレス番号
と、属性番号を発生する。属性番号はDTEインターフ
ェースを指定する。DTEインターフェース42.44
は、端末の通信手段である各種の通信装置と接続され、
例えば、ユーザ端末、各種サーバなどの信号方式を通信
網50の信号方式に変換して整合させる装置であり、通
信手段の種別に対応して設置される。
宛先アドレス番号発生回路23は、通信を要求する宛先
アドレス番号、すなわちユニット番号と属性番号を含み
、通信要求信号発生回路25を動作させる制御信号を、
信号線104を通して通信要求信号発生回路25に送出
する。
通信要求信号発生回路25は、宛先アドレス番号発生回
路23からの制御信号により起動され、通信要求信号を
発生し、信号線108を通してオア回路16の一方の入
力へ出力する。本装置が被呼側となる場合には、後述す
るように、肯定応答信号発生回路18から肯定応答信号
が発生され、信号線110を等してオア回路18の他方
の入力に入力される。
したがって通信要求信号発生回路25は、通信要求信号
を発生しない時には、肯定応答信号発生回路18からオ
ア回路16に出力される肯定応答信号がマスクされない
ように、論理「0」の信号をオア回路16に出力する。
オア回路1Bは、通信要求信号発生回路25からの通信
要求信号または肯定応答信号発生回路18からの肯定応
答信号のいずれかが入力されると、この信号を信号線1
12を通して送信バッファ20へ送出する。送信バッフ
ァ20はオア回路16から送られた信号を、信号線11
4を通してオア回路22へ送出する。オア回路22は、
送信バッファ20または後述するスイッチング回路48
からの信号を信号線11Bを通してネットワーク50へ
送出する。こうして通信制御装置lOから、通信要求信
号が送信され、ネットワーク50を経由して、他の通信
制御装置11゜01〜04の受信バッファ40へ到着す
る。
受信バッファ40は、ネットワーク50から信号線13
8を通して送られてくる信号を受信し、信号線15Bを
通して代表アドレス番号識別回路88へ送出する。ネッ
トワーク50から受信バッファ40に送られてくる信号
は、通信要求信号または肯定応答信号であり、第4図に
示すように宛先アドレス部、発信元アドレス部、信号種
別表示部からなっている。宛先アドレス部は、通信を行
う相手先(被呼側)の通信制御装置のアドレスの符号で
あるユニット番号と、接続したい被呼側の特定のDTE
インターフェースに割当てられた属性番号から構成され
ている。発信元アドレス部も同様に、通信要求を行う発
信元(発呼側)の通信制御装置のアドレスの符号である
ユニット番号と、接続したい発呼側の特定のDTEイン
ターフェースに割当でちれた属性番号から構成されてい
る。信号種別表示部は通信要求信号または肯定応答信号
のいずれかの符号が、それぞれ含まれている。
代表アドレス番号識別回路68にはまた、代表アドレス
番号記憶回路78からの出力が信号線170を通して入
力される。代表アドレス番号記録回路76には本通信制
御装置がサーバOxに接続された場合、その代表アドレ
ス番号があらかじめ記憶されている。
代表アドレス番号識別回路68は、受信バッファ40か
ら入力される信号の宛先アドレス部を、代表アドレス番
号記憶回路78から入力される自己のアドレス符号であ
る代表アドレス番号と比較し、受信バッファ40から入
力される通信要求信号または肯定応答信号が自局宛の信
号であるか否かを識別する。代表アドレス番号識別回路
68は、受信バッファ40から入力される信号が自局宛
の代表アドレス番号である場合、受信バッファ40から
入力された通信要求信号または肯定応答信号を信号線1
74を通してオア回路38の入力およびユニット識別回
路84のディスエーブル入力に出力する。すると信号線
17Bは0となリオア回路38の出力信号線184には
信号線174のものと同じ信号が出力される。
また信号線15Bから代表アドレス番号識別回路68に
入力された信号が自局宛の代表アドレス番号でない場合
は、信号線152を介してユニット識別回路84をイネ
ーブルにする。
ユニット識別回路64は、通信制御装置が代表アドレス
番号でない個別アドレスを表わす宛先アドレスを用いる
場合にこれを識別する回路であり、ユニット番号記憶回
路68からの出力が信号線162を通して入力される。
ユニット番号記憶回路88には、本通信制御装H1Oの
特定の1台を識別するのに必要なアドレス符号であるユ
ニット番号があらかじめ記憶されている。
ユニット識別回路84は、受信バッファ40から入力さ
れる信号の宛先アドレス部を、ユニット番号記憶回路8
8から入力される自己のアドレス符号であるユニット番
号と比較し、受信バッファ40から入力される通信要求
信号または肯定応答信号が自局宛の信号であるか否かを
識別する。ユニット識別回路64は、受信バッファ40
から入力される信号が自局宛の信号である場合には、受
信バッファ40から入力された通信要求信号または肯定
応答信号を信号線176を通してオア回路36の入力の
一端に入る。個別アドレスにより通信要求信号または肯
定応答信号が入力された場合には、代表アドレス番号識
別回路88の出力174は0となっているために、オア
回路36の出力信号は信号線176上の信号と同じ信号
を属性識別回路60へ出力し、自局宛の信号でない場合
には信号線18Bを通して受信バッファ40ヘリセット
信号を出力する。
属性識別回路60にはまた、属性番号記憶回路62から
の出力が信号線168を通して入力される。属性番号記
憶回路82には、自己の装置が備えている複数のDTE
インターフェースをそれぞれ特定する識別番号である属
性番号が記憶されている。
属性識別回路60は、ユニット識別回路84がら入力さ
れた通信要求信号または肯定応答信号の属性番号が、属
性番号記憶回路82に記憶された属性番号のいずれかで
あること、すなわち、自己の装置が備えている複数のD
TEインターフェースのいずれかであることを確認し、
通信要求信号または肯定応答信号に含まれる属性番号を
DTEインターフェース選択回路24に送出する。属性
識別回路60はまた、オア回路3Bから入力された通信
要求信号または肯定応答信号を信号線170を通して信
号種別識別回路32へ出力する。
信号種別識別回路32にはまた、通信要求符号記憶回路
34からの出力が信号線128を通して入力される。通
信要求符号記憶回路34には、すべての通信制御装置に
おいて統一された通信要求符号があらかじめ記憶されて
いる。
信号種別識別回路32は、属性識別回路80から送られ
る信号の信号種別表示部と、通信要求符号記憶回路34
から出力される通信要求符号のデータとを比較し、属性
識別回路80から送られた信号が通信要求信号であるか
否かを識別する。信号種別識別回路32は、属性識別回
路BOから送られた信号の信号種別表示部が通信要求符
号記憶回路34から出力される通信要求符号のデータと
同一である場合に、属性識別回路60から送られた信号
を通信要求信号であると判断し、この場合には通信要求
信号があったことを示す信号を信号線120を通して肯
定応答信号発生回路I8およびオア回路26へ出力する
肯定応答信号発生回路18は、信号種別識別回路32か
ら通信要求信号があったことを示す信号が入力されると
、これにより起動され、肯定応答(Ack)信号を発生
し、信号線110を通してオア回路1Bの入力へ出力す
る。このとき、信号線108からは論理0が出力されて
いるため、肯定応答信号はオア回路1Bによってマスク
されることなく、信号線112を通って送信バッファ2
0へ到達する。さらに肯定応答信号はオア回路22を通
過し、ネットワーク50へ送信される。
信号種別識別回路32は、属性識別回路60から送られ
た信号が通信要求信号でないと判断した場合には、属性
識別回路80から送られた信号を、信号線1213を通
して信号種別識別回路28へ送出する。
信号種別識別回路28にはまた、肯定応答符号記憶回路
30からの出力が信号線!24を通して入力される。肯
定応答符号記憶回路30には、すべての通信制御装置に
おいて統一された肯定応答符号があらかじめ記憶されて
いる。
信号種別識別回路28は、信号種別識別回路32から送
られる信号の信号種別表示部と、肯定応答符号記憶回路
30から出力される肯定応答符号記憶回路30から出力
される肯定応答符号のデータとを比較し、信号種別識別
回路32かも送られた信号が肯定応答信号であるか否か
を識別する。信号種別識別回路28は、信号種別識別回
路32から送られた信号の信号種別表示部が肯定応答符
号記憶回路30から出力される肯定応答符号のデータと
同一である場合に、信号種別識別回路32から送られた
信号を肯定応答信号であると判断し、この場合には肯定
応答信号があったことを示す信号を、信号線122を通
してオア回路28へ出力する。
オア回路26には、信号種別識別回路32からの通信要
求信号があったことを示す信号、または信号種別識別回
路28からの肯定応答信号があったことを示す信号のい
ずれかが入力されると、信号線118を通してDTEイ
ンターフェース選択回路24へ起動信号を出力する。
DTEインターフェース選択回路24は、オア回路26
からの起動信号によって起動され、属性識別回路60か
ら入力されたDTEインターフェースを選択する信号に
基づき、スイッチング回路4Bを切り換えるための制御
信号を、信号線142を通してスイッチング回路46へ
出力する。スイッチング回路48は、DTEインターフ
ェース選択回路24からの制御信号に従ってスイッチを
切り換え、 DTEインターフェース42またはDTE
インターフェース44のいずれか一方をネットワーク5
0に接続し、他方を解放する。
スイッチング回路48によって選択されたDTEインタ
ーフェース42またはDTEインターフェース44から
スイッチング回路46に入力された信号、は、信号線1
40、オア回路22および信号線tteを通してネット
ワーク50へ送出される。また、ネットワーク50から
信号線138を通してスイッチング回路4Bに入力され
た信号は、スイッチング回路48によって選択されたD
TEインターフェース42またはDTEインターフェー
ス44へ送出される。
DTEインターフェース42は、信号線144および1
4Bによりスイッチング回路46と接続される。
DTEインターフェース42はまた、信号線152およ
び154によりデータ端末に接続されている。
DTEインターフェース44も同様に、信号線14Bお
よび150によりスイッチング回路48と接続される。
DTEインターフェース44はまた、信号線15Bおよ
び158によりデータ端末に接続されている。
DYEインターフェース42および44としては、例え
ばR5232Cシリアルインターフエース、R5t42
2シリアルインターフェース、セントロニクスパラレル
インターフェース等が使用でき、これらのうち2または
3種類を選択して用いればよい。なお、本実施例では、
2つのDTEインターフェース42および44を設けて
いるが、スイッチング回路48と接続される[lTEイ
ンターフェースは2個に限られず、3個以上の任意の数
とすることができる。
第3図の通信制御装置の動作を、第1図を参照して説明
する。この動作例は第1図のユーザ端末すからプリント
サーバ1〜4に同報通信を行なう場合である。
まず、第1図の発呼側のユーザ端末すからその通信制御
装置10に通信要求指令信号が入力される。この通信要
求指令信号は、発呼側の通信制御装置aにおいて、第3
図の通信要求検出回路21に入力される。
通信要求検出回路21に通信要求指令信号が入力される
と、通信要求検出回路21は、これを宛先アドレス番号
発生回路23に送出する。宛先アドレス番号発生回路2
3は、第4図に示すような属性番号およびユニット番号
を作成する。すなわち、ネットワーク全体から特定の2
地点間におけるエンドツーエンドの通信路を抽出する過
程において、発呼側の装置として、DTEインターフェ
ース41または44の一つをネットワーク50に接続す
る選択をする信号、すなわち接続したいDTEインター
フェースに割当られた属性番号と、装置固有のユニット
番号から自己のアドレスすなわちユニット番号を構成す
る。また、宛先アドレスとして、被呼側の装置を指定す
るユニット番号と、発信元アドレスに付与された属性番
号、すなわち自己の属性番号と同一の属性番号からなる
宛先アドレスを発生する。宛先アドレスのユニット番号
は、個別アドレスまたは代表アドレスのどちらがで指定
することができる。これらのアドレスは、通信要求検出
回路21から送られた通信要求指令信号とともに、信号
線104を通して通信要求信号発生回路25に出力され
る。
宛先アドレス番号発生回路23からの信号により通信要
求信号発生回路25が起動され、通信要求信号発生回路
25から通信要求信号が、信号線108を通してオア回
路18の一方の入力に入力される。この時、通信制御装
置10は発呼側であるから、肯定応答信号発生回路18
からは肯定応答信号が発生されておらず、肯定応答信号
発生回路18からの信号は論理「0」が、オア回路16
の他方の入力に入力されている。したがって、オア回路
1Bの出力からは、通信要求信号発生回路25からの通
信要求信号が出力され、信号線112を通して送信バッ
ファ2゜へ送出される。
通信要求信号は送信バッファ20から信号線114を通
して、オア回路22の一方の入力に入力される。この時
、オア回路22の他方の入力にはスイッチング回路4B
から信号が送出されていないがら、オア回路22からは
通信要求信号が出力され、信号線116を通してネット
ワーク50へ送出される。
第1図の被呼側のプリントサーバ1〜4の制御装置01
〜04においては、ネットワーク50から信号線138
を通して受信バッファ40に、発呼側の通信制御装置か
らの通信要求信号が入力される。被呼側の通信制御装置
においては、入力された通信要求信号は、受信バッファ
40から信号線15Bを通して代表アドレス番号識別回
路88およびユニット識別回路64に入力される。この
回路において、通信要求信号の宛先アドレス部のユニッ
ト番号が代表アドレス番号記憶回路76から読み出され
た代表アドレス番号と比較される。この場合ユニット番
号の代表アドレスが自局の代表アドレス番号と一致する
。代表アドレス番号識別回路88は通信要求信号を信号
線174を通って入力されたオア回路38の出力信号線
184を介して属性識別回路80に出力する。ここでユ
ーザ端末の場合を説明すると、代表アドレス番号はない
ので、信号線160を通してユニット識別回路64に送
られる。ユニット識別回路64において、通信要求信号
の宛先アドレス部のユニット番号がユニット番号記憶回
路68から読み出された制御装置aのアドレス符号であ
るユニット番号と比較される。
ユーザ端末すの制御装置aでは、ユニット識別回路84
は、ユニット番号フィールドの情報のみから通信要求信
号が自己宛、すなわち制御装置宛であることを識別する
。この場合には通信要求信号はユーザ端末の制御装置a
宛であるから、宛先アドレス部のユニット番号はユニッ
ト番号記憶回路86から読み出された自局のアドレス符
号たるユニット番号と一致する。プリントサーバ1〜4
に戻り、代表アドレス番号の場合は、通信要求信号の一
致が得られないので次段へ出力する。
これにより、ユニット識別回路84からは、ネットワー
ク50から入力された通信要求信号が、信号線184を
通して属性識別回路60に出力される。次に属性識別回
路eOにおいて、通信要求信号の宛先アドレス部の属性
番号が属性番号記憶回路62に記憶された属性番号の1
つであることを確認され、この通信要求信号に含まれる
属性番号の信号がDTEインターフェース選択回路24
に出力される。
属性識別回路80から出力された通信要求信号は信号種
別識別回路32に出力される。信号種別識別回路32に
おいて、通信要求信号の信号種別表示部が通信要求符号
記憶回路34から読み出された通信要求符号と比較され
る。この場合には、通信要求信号が入力されているから
、通信要求符号記憶回路34から読み出された通信要求
符号と一致する。
したがって、信号種別識別回路32から信号線120を
通して肯定応答信号発生回路18に起動信号が出力され
る。
これにより肯定応答信号発生回路18から肯定応答信号
が信号線110を通してオア回路16に出力される。こ
の時、この被呼側の通信制御装置01〜04の通信要求
検査回路21は通信要求指令信号を検出していないから
1通信要求信号発生回路25からオア回路16へ入力さ
れる信号は「O」レベルにされている。したがって、肯
定応答信号発生回路18から出力された肯定応答信号が
オア回路16から出力され、送信バッファ20、オア回
路22を通してネットワーク50へ送出される。
信号種別識別回路32からはまた、信号線120を通し
てオア回路26に起動信号が出力される。
また、信号種別識別回路32から信号種別識別回路28
に通信要求信号が出力される。信号種別識別回路28に
入力された通信要求信号は、信号種別識別回路28にお
いて、肯定応答符号記憶回路3oから読み出された肯定
応答符号と比較される。この場合には信号種別識別回路
32から入力された通信要求信号は肯定応答符号とは一
致しない。したがって、信号種別識別回路28からオア
回路2Bへは信号0が出力され、信号種別識別回路28
から受信バッファ40ヘリセット信号が出力される。こ
れにより受信バッファ40がリセットされる。
オア回路26の出力には前記のように、信号種別識別回
路32からの起動信号が出力され、信号線118を通し
てDTEインターフェース選択回路24に送出される。
DTEインターフェース選択回路24はこの起動信号に
より起動される。
これによりスイッチング回路48は、DTEインターフ
ェース42または44のうち選択された方をネットワー
ク50に接続する。例えばDTEインターフェース42
が選択された場合には、信号線144を信号線140に
、信号線14Bを信号線138に接続することにより、
DTEインターフェース42をネットワーク50に接続
する。
被呼側の制御装置においては、このようにしてDTEイ
ンターフェース42または44を選択し、ネットワーク
50に接続する。接続されたDTEインターフェース以
外のDTEインターフェースは解放される。
被呼側であるプリントサーバl〜4の制御装置01〜0
4の送信バッファ20からネットワーク50に肯定応答
信号が出力される。これは発呼側のユーザ端末の通信制
御装置10の受信バッファ40に入力される。
発呼側の通信制御装置lOにおいては、入力された肯定
応答信号は、受信バッファ4oから信号線q、 +5Elを通して代表アドレス番号識別回路88、ユニ
ット識別回路64に送られるが、代表アドレス番号は存
在しないので、ユニット識別回路64がイネーブルにな
る。ユニット識別回路θ4において、肯定応答信号の宛
先アドレス部のユニット番号がユニット番号記憶回路6
Bから読み出された発呼側の制御装置lOのアドレス符
号であるユニット番号と比較される。この場合には肯定
応答信号は通信制御装置lO宛であるから、宛先アドレ
ス部のユニット番号はユニット番号記憶回路68から読
み出されたユニット番号と一致する。
これにより、ユニット識別回路84からは、ネットワー
ク50から入力された肯定応答信号が、信号線164を
通して属性識別回路80に出力される。属性識別回路6
0において、肯定応答信号の宛先アドレス部の属性番号
が属性番号記憶回路82から読み出された属性番号のい
ずれかと一致することを確認し、この属性番号の信号が
信号線172を通してDTEインターフェース選択回路
24に出力される。
属性識別回路60からの肯定応答信号は信号種別識別回
路32に出力される。信号種別識別回路32において、
肯定応答信号の信号種別表示部が通信要求符号記憶回路
34から読み出された通信要求符号と比較される。この
場合には、肯定応答信号が入力されているから、通信要
求符号記憶回路34から読み出きれた通信要求符号と一
致しない、したがって、信号種別識別回路32から信号
線120を通して肯定応答信号発生回路18およびオア
回路2Bへは起動信号が出力されない。
また、信号種別識別回路32から信号種別識別回路28
に、肯定応答信号が出力される。信号種別識別回路28
に入力された肯定応答信号は、信号種別識別回路28に
おいて、肯定応答符号記憶回路30から読み出された肯
定応答符号と比較される。この場合には信号種別識別回
路32から入力された肯定応答信号は肯定応答符号と一
致する。したがって、信号種別識別回路28から信号線
122を通してオア回路26へ起動信号が出力される。
オア回路2Bの出力には信号種別識別回路2Bからの起
動信号が出力され、信号線118を通してDTEインタ
ーフェース選択回路24に送出される。DTEインター
フェース選択回路24はこの起動信号により起動され、
あらかじめ属性識別回路80からの信号により選択され
ているDTEインターフェース、すなわち発呼側の通信
制御装置10において選択したDTEインターフェース
42または44をネットワーク50に接続するための指
示信号をスイッチング回路46に送出する。
以上のような動作が完了することによって、第1図の発
呼側のユーザ端末すが制御装置aを介して通信網50と
、被呼側のプリントサーバ1〜4が通信制御装置OXの
通信制御装置O1〜04を介して通信網50と、それぞ
れ接続され、同報通信が可能となる。
[発明の効果] 本発明によれば、同一機能を有する一群のサーバ等の通
信制御装置に代表アドレス番号を付与し、不定形通信網
の1ノード装置に収容することにより、ノード装置にお
ける同報通信の態勢が完成する。端末には特殊なインタ
ーフェースを必要とせず、発信端末が代表アドレス番号
を含む往信号を送信すると、前述のノード装置で同報通
信のマルチ接続が行われるから、ユーザの操作が簡単、
かつ能率的となり、同報通信時における特殊な操作がな
いから操作ミスが発生しない。
また、不定形通信網においては、往信号はネットワーク
中に放送される。同報通信は複数の送信を一回の送信で
処理するので通信網の処理時間が短くなり、ネットワー
クの遊休時間が増え、故障発生確率が低くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による不定形通信網の同報通信制御方式
の実施例を示すブロック図、 第2図はノード装置の実施例を示す機能ブロック図、 第3図は通信制御装置の機能ブロック図、第4図は往信
号のフォーマットの図、 第5図は不定形通信網のノードの格子状通信網に適用し
た形態を示す図である。 a 。 b 。 C。 4 。 5 。 6 。 8a。 6b。 7 。 8 。 9 。 10゜ 18゜ 20゜ 23゜ 妻部分の符号の説明 、通信制御装置 、ユーザ端末 、プリントサーバ 、スイッチングゲート部 、制御ゲート部 、開始制御部 、先着入力検出部 、入力信号検出部 、終了検出部 、ゲートセットバス 、シーケンス制御部 、ノード装置 、肯定応答信号発生回路 、送信バッファ 、宛先アドレス番号発生回路 24、 。 28.32 30、 。 40、 。 42.44 46゜ 50゜ 60゜ 62゜ 84゜ 68゜ 88゜ 76゜ DTEインターフェース選択回路 信号種別識別回路 肯定応答符号記憶回路 受信バッファ DTEインターフェース回路 スイッチング回路 通信網 属性識別回路 属性番号記憶回路 ユニット識別回路 ユニット番号記憶回路 代表アドレス番号識別回路 代表アドレス番号記憶回路 アクティブ信号出力部 障害記憶部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通信制御装置またはノード装置が送信線および受信
    線を含む伝送路を介して接続され、往信号を最先に受信
    した伝送路を識別し、該識別された伝送路を除く全伝送
    路に前記往信号を転送し、該識別より所定期間後に該往
    信号を受信した通信制御装置より返送される復信号を受
    信した伝送路と前記往信号を受信した伝送路の送信線お
    よび受信線を接続するノード装置であって、 前記所定期間後に最先に復信号が到着した伝送路を識別
    する先着復信号検出手段と、 該先着信号検出手段の識別より開始される復信号検出期
    間に到着した復信号を記憶する記憶手段と、 各伝送路間の接続を制御する制御手段とを有するノード
    装置を備えた不定形通信網における同報通信制御方式に
    おいて、 該ノード装置には、該不定形通信網の端末と前記ノード
    装置との間の信号を制御し、該不定形通信網のアドレス
    が付与された通信制御装置が接続され、該通信制御装置
    は、 該通信制御装置が群を構成する場合、該群に含まれる通
    信制御装置を代表する代表アドレス番号を記憶する記憶
    手段と、 前記アドレス番号を含む往信号を前記ノード装置から受
    信し、前記代表アドレス番号と比較する比較手段と、 該比較手段における比較の結果、前記往信号に含まれる
    アドレス番号が前記代表アドレス番号と一致したとき前
    記ノード装置に復信号を返送する制御手段とを有し、 前記代表アドレス番号を付与された複数の通信制御装置
    が接続されているノード装置の制御手段は、該通信制御
    装置へ着信があると、最先に復信号を受信した伝送路と
    往信号を受信した伝送路とを接続して該復信号を転送し
    、前記復信号検出期間終了後に前記記憶手段が記憶して
    いる伝送路を前記往信号の伝送路に接続する制御を行な
    い、前記復信号を受信した他のノード装置の制御手段は
    、該復信号と往信号をそれぞれを受信した伝送路を接続
    する制御を行なうことを特徴とする不定形通信網の同報
    通信制御方式。 2、請求項1に記載のノード装置において、前記復信号
    検出期間は、該ノード装置に接続される代表アドレス番
    号が付与された通信制御装置からの復信号受信期間より
    長く設定されていることを特徴とするノード装置。
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