JPH02124088A - デキストランを含む組成物、培養物及びその生産法 - Google Patents

デキストランを含む組成物、培養物及びその生産法

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JPH02124088A
JPH02124088A JP1135686A JP13568689A JPH02124088A JP H02124088 A JPH02124088 A JP H02124088A JP 1135686 A JP1135686 A JP 1135686A JP 13568689 A JP13568689 A JP 13568689A JP H02124088 A JPH02124088 A JP H02124088A
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dextranicum
dextran
leuconostoc
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Michael J Pucci
ミツチエル ジエイ パツシイ
Blair S Kunka
ブレア エス クンカ
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Microlife Technics Inc
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    • C12P19/04Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds
    • C12P19/08Dextran
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A23C9/13Fermented milk preparations; Treatment using microorganisms or enzymes using additives
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔微生物の寄託〕 この発明全実施するのに好適し念ロイコノストツク・デ
キストラニカム(Leuconostoc clext
ranicum )は、特許手続上の微生物の寄託の国
際的承認に関するブダペスト条約の規定に基いてアメリ
カ合衆国、イリノイ州、ペオリアのノーザン・リイジョ
ナ/l/ ・リサーチ・ラボラトリ−(Nothern
 RegionalResearch Laborat
ory)に、Leuconosjoc dextran
icumNRRL−B−18242として寄託さnてい
る。何人も名称と受託蚕号’に’Lj定して上記の国際
寄託当局に屑米す7′Lば、そnを入手できる。
〔産業上の利用分野〕
この発明はロイコノストツク・デキストラニカム(Le
uconostoc dextranicum) 71
>ら生産さn未N’Mの状態において、粒状かつゲル様
の構)?iを備え雪泥状でアップルソース状の外観を呈
する新規なデキストランに、関するものである。待にこ
の発明に、新規なデキストラン金生産するロイコノスト
ツク・デキストラニカム(Leuconostoc d
extranicum)NRRL −B−18242に
関する。
〔従来の技術〕
デキストランはストレプトコッカス(7coccus 
)属、ラクトバチルス(Lactobacl 1lus
 )W4、及ヒロイコノストック(Leuconost
oc ) m k 含むいくつかの属の細菌によって合
成されるグルコース重合体である( Schwartz
、R,D、 、 and E、A、Bodle :Ap
pl。
Environ、Microbiol、 4 8 .6
 7 8−6 7 9  (1984)、及びLawf
ord、 G、R,、A、Kl!get+nan、 a
nd T、Williams:Biotechnol、
Bioeng、  2ユ、1121−1131 (19
79))。
主として細胞外のデキストラン分解酵素が、2×10?
ないしそnより犬な分子竜をもつデキストランf合成す
る( Schwartz、 R,D、及びE、A、Bo
die :Appl、 Environ、 Micro
biol、 48 、678−679(1984))。
デキストランは主としてアルファ1.6の連鎖結合から
成るが、アルファ1,4、アルファ1.2及びアルファ
1.3結合もあり得、こnらは水に対する俗解1y及び
他の性質を異にする分校重合体を生ずる( Ni 1n
obe 、 M、及びT、 Kobayashi :日
本彊芸化学会誌46 、81−88 (1972))。
現在デキストランは各4の産業で使用されているが、食
品中での使用はなさnてぃない。
食品!U業でのデキスランC/) 1つの利用例には、
ホエーとか穀物食品の廃棄流といったような液体排出物
からタンパク質ヲ濃縮ないし回収するゲル濾過法がある
( Jeanes、 A、 :AC3Symp、 Se
r、 45゜284−298  (1977))   
ピエイク (Peake)に附与された米国時Q’r 
l虹2,7 (54,34:1 ’iこ記載されている
ようにデキストランは種子コーティングのような他の非
食品用途に利用できる。
デキストランの合成はロイコノストック(Leucon
stoc)属、特にロイコノストック・メセンテロイデ
ス(L。
mesenteroicles )について最も広汎に
研究されて来ている( Lawford 、 G、 R
,、A、 Kllgerman 、 and T。
Willlams:Biotechnol 、 Eio
eng、 21 、112]−1131(1979) 
、Ni1nobe、 M、 and T、Kobaya
shi+B本農芸化学会誌46 、81−88 (19
72)、及びPre−obrazhenskaya 、
Δ1. E、 and N、 A、 Dani 1av
a: PrikladnayaI3iakhimiya
i MikroblolCKJiya 10 、539
−546(1974))。ロイコノストック桶は研究に
対しいくつかの利点を与える。先ずロイコノストック種
はデキストランを代課させえない(デキストラナーゼ上
側ら含まないこと力)ら。)と共に、シヨ糖も代謝させ
えない(インベルターゼri、はシヨ糖ホスホリラーゼ
を何ら含1ないことがら。)といった点がある( Je
anes、 A、 :AC5Symp、 Ser、  
45 *284−298 (1977))。また多くの
ロイコノストック踵の菌株はシヨ循誘4性の側胞外デキ
ストランンナ解酵素の多産性製造者であり、したがって
デキストランの豊産な生産者である。最後にロイコノス
トック属の細菌にデキストラン合成の副産吻で・わるフ
ルクトース金、エネルギー源として代鮒させる。
水浴液の形でのデキストランは一役Pc%a厚で比゛ダ
的清澄或ぼ半透1(1であることに特徴がある。
生座さfしるデキストランの上限は、シヨ糖を基準とし
て重量比でFJ50パーセントである。食品中でデキス
トランが使用さnていないのぽ、従来せ支補に係るデキ
ストランによって(1食品の牛i質(、電融、粘稠性、
口当り)が有意義に高められないためと信じらnる。
〔発明課題〕
したがってこの発明の目間は、食品中でt爵に有用であ
る)1特のt生J了をもつ¥T規なデキストラン全fM
供することである。またこの発明は、禾−rrt t=
Jの状態において粒状かつゲル様の溝道を備え独特の雪
泥状でアップルソース状の外観を呈するデモストランを
提供することも、1つの目的とする。さらにこの発明は
、デキストランの生産に使用するシヨ糖を基準としてみ
て高収率で生産される新規なデキストラン金提供するこ
とも目的とする。この発明の他の目的と長所は、以下に
述べる説明と図面によって極く明白に理解できる。
[一般的な説明] 図面において、第1A図には未精製の状態において粒状
でゲル様の構造を備え雪泥状でアップルソース状の外観
を呈するデキストランが不さn1第1B図には従来技術
に係る清澄ないし半透明の濃厚液状のデキストランが示
さ汎ている。
このQ 明nロイコノストツク・デキストラニカム(L
euconostoc dextranicum )に
よって生産されたデキストランを含む組成物に係り、デ
キストランはシヨ糖を含む水溶液増殖培地をシヨ糖がほ
ぼ費消さnつくすまで増殖させて生産されたものであり
、デキストランを含む増殖後の培地は第1A図に示すよ
うに粒状かつゲル様の構造金偏え雪泥状でリンゴソース
状の外観を呈することによって荷徴付けら汎る。デキス
トランを再水利可能な状態に乾燥させることも、任意に
行なえる。
この発明は′また、ロイコノストツク・デキストラニカ
ム(Leuconostoc dextranicum
)により生産され、グルコースの約20ないし30残基
ごとに分枝を備える1、6−ゲルコビラノースを含有す
ると共に重量比で約5ないし10%のフラクトフラノー
スに有するデキストランを含んでいる組成物に係る。
この発明はさらに、(a)シヨ糖を含む水溶液増殖培地
中でシヨ糖がほぼ費消されつくすまで増殖されるとロイ
コノストツク・デキストラニカム甑−conostoc
 dextranicum )  NRRL −B−1
8242によって生産されるデキストランに類似したと
ころの、第1A図に示すように粒状かつゲル様の構造を
備え雪泥状でリンゴソース状の外観を呈するデキストラ
ンを生産するロイコノストツク・デキストラニカム(L
euconostoc dextranicum )株
と、(b)該菌株用の増殖培地とを、混合物の形で備え
た培養物に係る。この培養物に、1グラム当り少なくと
も約10’個の細胞を含むものであるのが望ましい。推
賞される菌株はロイコノストツク・デキストラニカム(
Leuconostoc dextranicum) 
  NRRL−B −18242である。
またこの発明は新規デキストランを生産する方法に係り
、同生産法は(a)シヨ糖を含む増殖培地音調nL、(
bJロイコノストツク・デキストラニカム(Leuco
nostoc dextranicum )  NRR
L−B−18242のシヨ糖発酵及びデキストラン生産
特性を有するロイコノストツク・デキストラニカムを、
上記ill培地に植菌し、(c)植菌し之培地を約10
℃から50℃の間の温度で培饗して、費消された増殖培
地中に雪泥状でリンゴソース状の外観を呈するデキスト
ランを産生させるものに構成さ几る。
デキストランを含む費消され念増殖培地を、デキストラ
ニカム解しないところの水との混和性の溶剤で処理して
デキストラン全純粋な形で沈澱させることができる。溶
剤としては1力)ら6個1での闇の炭素原子を含む低級
アルコール、例えばイソゾロパノール、を用いるのが望
ましい。そnによる沈澱の形の純粋なデキストランは、
濾過によって溶り、〃・ら分離できる。次にデキストラ
ン金乾燥きせることかできる。flIf製さrしたデキ
ストランを再水和すると、デキストランのゲル状構造が
失なわれる。
この発明に係る新規なデキストランは増殖培地中で生産
さnl:11の形で直接に使用でき食品中に混合できる
が、本願出頭人の出願に係る特開平1−86893号公
報に記載されているように貯蔵及び輸送のために乾燥し
て再水和性の粉末にするのが望ましい。一般に食品々等
の乾燥助剤、好ましくは無脂粉乳(non−fat d
ry m1lk、 NFDM)、乳誘導物或は他のタン
パク質源を、粉末を調製するのに利用する。この乾燥助
剤はシヨ糖と共に増殖培地中に含1せ、15℃から30
℃で発酵させることができる。培地は重量比で5−15
%のシヨ糖、同じく重量比で4−15%の乳固形物を含
んでいるものであることが望ブしい。生成する乾燥製品
は、デキストランを乾燥さぜる上で好筐しい量の乾燥助
剤を含むことになる。典型的な発酵製品ばNFDM 、
デキストラン、及びシヨ糖発酵の副生成物であるフラク
トース?、水と共に含んでいた。この発酵製品から得ら
nた乾燥製品はNFDMとデキストランを重量比率で約
2:1;p、ら3:1、そして7ラクトース?デキスト
ラン基準のM量比率で0.5:1から1:1の量、含ん
でいた。前述の特開平1−86893号公報で述べらn
ているLうに乾燥粉末に調床料全添加して、デキストラ
ンを含む組成物自体を再水和により食用できるものとす
ることも可能である。
この発明に係る新規デキストランは液状の食品中で、感
触改良剤として利用できる。無脂粉乳或は他の食品々等
の乾燥助剤を含む乾燥粉末全食品に対し約05%から2
0%の間の量、用いるのが望ましい。上限は食品の感触
が劣ってくるような量であり、下限に適当した感触が附
与され始めるような量である。
新規デキストランはアイスクリーム或はアイスミルクの
ように冷蔵或は冷凍温度で固体状である食品中でも、感
触全改良するのに有用で/ある。本デキストランは粘稠
性及び耐融解抵抗を附与するために、カラギーナン(c
arageenan)或は他のガム類の代わりに用いう
る。無脂粉乳或は他の食品々等の乾燥助剤全歯む乾燥粉
末を食品に対し約0.5%から20%の量、用いるのが
適当である。液状食品についてと同様に上下限の量は、
所望の感触同上の度合いから決定される。
望ましい新規デキストランはロイコノストック1デキス
トラニカム(Leuconostoc dextran
icum)NRRL −B−18242によって生産さ
れる。Lde3.0とも名付けられた本菌株は前述のよ
うにアメリカ合衆国、イ、リノイ州、ペオリアのノーザ
ン・リイジョナル・リサーチ・ラボラ) IJ−に寄託
されている。本菌株は食品(グリーンピース)かう単離
された。第1A図に示ζ′n−次ゲル状嘴造を生成する
能力をもつ他の菌株、特にロイコノストツク・デキスト
ラニカム(Leuconosjoc dextrani
cum)  Lde3.0の遺伝子的に装飾さ几た苗株
を、純粋な形で用いることもできる。
培養物は増池場地中で貯蔵することもできるし、増殖培
地から分離することもできる。ロイコノストック9デギ
ストラニカム(Leuconostoc dextra
nicum)NRRL−B−18242の培!it物に
対し、110蕗保存技術分野で周知の貯蔵安定剤全混合
することができる。培養物全使用前の貯蔵のために、凍
結乾燥または凍結することができる。凍結のためには普
通、安定剤としてグリセリンが用いらnる。凍結乾燥の
ためには無脂粉乳を用いるのが適当している。
凍結された培養物は、1−p、は1g当り少なくとも約
1011ITI!11の+111胞を含んでいるもので
あるのが望ましい。凍結乾燥された培養物は、1g当り
約108個よりも多い、ylll It’d k含んで
いるものであることが望ましい。
〔明細な説明〕
例  1 単離。種々の多v、!類生産菌株をグリーンピースの表
面から、24℃で48時間培養した後に単離した。多糖
類生産能力を有する菌株全ロイコノストック・シヨ糖(
LS)寒天培地(八(ayeux、 J 、 V。
及びA、R,Colmer:J、 Bacteriol
、 8 ] 、 1009−1011(1%1))−重
量比でトリプトン1%、酵母エキス0.5%、シヨ’1
to%、寒天2%−上での群落形態によって同定した。
例  2 培養果佇。1つの単離物が独特な形で多量の多糖類?生
産した。この単離物を多動類生産性、バンコマイシン耐
性、37℃での増殖、アラビノール全炭素源として利用
せずといった諸特性からして、ロイコノストツク・デキ
ストラニカム(Leu−conostoc dextr
anicum)であるとM5を類した。
この菌株Lde 3.0を2種の液状培地、っ゛まりシ
ヨ糖−基壇地及び無脂粉乳(NFDM)−シヨ糖培地中
で培養し次。シヨ糖−基壇地(Schwartz 、 
R,D、。
及びE、 A、 Bodie : Appln、 En
viron、 Microbiol 、 48 。
678−679  (1984))は重は比で酵母エキ
ス0、25 %、K、)(Po、 0.5 %、MgS
O40,01%、シヨ糖10%を含むものであった。N
FDM−シヨ糖培地は重量比でNFDM l 5%、シ
ヨ糖[0%を含むものであった。NFDMは95℃で3
0が間、スチーム処理した。シヨ糖は他の培地成分とは
別にオートクレーブ処理し、冷却後(/c添加した。発
酵はBlo −F!o (登録量i) Ferment
er (ビオ−フィロ7アーメンタ、New、、Bru
nswick 5cientific Co、ff) 
f用い、25℃の温度vcおz−(20Orpmの撹拌
速度で行なった。
口・rコノストック・デキストラニカム(Leucon
o−stoc dextranicum)  Lde3
. Of %1  リ ッ トル当り100グラムのシ
ヨ糖を含むシヨ糖−基壇地中で培養し、培養物をエキソ
ポリマーの生産について視覚で験べた。24℃及び32
℃の両培養温度におき、io。
−の培養物が24時間後に高い粘性を有することを視認
した。菌株Lde 3. Of ] OO−のNFDM
−シヨ糖培地中でも培養し、同様の粘性増大を認めた。
NFDM−シヨ糖培地を用い1リットル発酵槽中で上記
菌株全培養した規模拡大夾験において、24時間後に慶
lrL、た粘性が生ぜしめられた。Lde3.0の培養
規模をさらに、10リツトルのNFDM−シヨ糖培地を
用いて行なうように拡大し念。生成したデキストランは
第1A図に示す形のものであった。このデキストラン全
噴霧乾燥し念。それによって得らnた粉末は再水和する
と優れた粘性を再獲得したが、第1A図に示す形は再現
せず第1B図に示したデキストランにより近似していた
例  3 LdeaOf用いて得九デキストラン金、キサンタンガ
ムの単離に用いらnる方法(cottrell、 1.
 W、。
及びに、 S、 Kang ; Dev、 Ind、 
Microbiol、 19 、117−131  (
1978))全翻案した方法を用いてn製した。ロイコ
ノストツク・デキストラニカム Lde3.0を11J
ツトルのシヨ糖−基壇地中で、32℃で24時間培養し
た。培養物に1リツトルのイソプロパツールを加え、混
合し、48時間後に生じ九沈#ヲ濾過し九〇デキストラ
ンを空気中で乾燥し、乳ばちと乳*1用い粉末へと粉砕
し之。
10リツトル及び50ガロンのNFDM−シヨ糖培地を
用いた規模拡大培養でも、均等した結果が得らA7’j
、NFDM−シヨ糖培地での培養物を噴霧乾燥すると微
細で白い粉末が得られた。この粉末も再水和すると、均
等の粘性を再現したが第1A図に示す形は再現せず第1
B図に示すデキストランによシ近似していた。粉末の優
れた河水′和性により、種々の食物製品中での利用性が
附与される。
%1.4 Lde 3.0がデキストランの豊富な生産者であり、
最もよく利用されているデキストラン生産菌株によって
生産される量の2倍より多い世のデキストラン全生産す
ること全確認した。高い生産量は24℃及び32℃の両
者で、シヨ糖−基壇地中でもNFDM−シヨ糖培地中で
も遅成された。本例4は前述の特開平1−86893号
公報に記載さnfCロイコノストツク・デキストラニカ
ム(Leuconostocdextranicum 
)  Lde 1.0を用いて得らnる第1B図に図示
のデキストランとLde 3.Of用いて得らnる第1
A図に図示のデキストランとについて、収債の比較を示
すためのものである。
50ガロンの発酵槽調製物を用いて1リツトルの試料を
得た。菌株は、1リットル当り100グラムのシヨ糖を
含むシヨ糖−基壇地中で培養した。
調製物の各々に等量のイソプロパツールを加え、混合し
た。4℃で数時間放置し友後でイソゾロパノールを傾)
写し、沈澱物に対し析友なインプロパツールを加え九。
4℃で数時間放置し九後、インプロパツールを再び傾河
し、なお2回洗滌した。
次に沈澱を十分に乾燥(空気中での乾燥、次いで真空脱
湿)し、乳はちと乳棒金柑いて微粉砕した。
結果を第1表に示す。
第  1  表 Lde 1.0  粉状、白色  25.49Lde 
3.0  粉状、白色  56.0@この第1表に示し
次ようにLde3.0は、シヨ糖溶液1リットル当りず
つと多量のデキストランを生産した。
例  5 0イコノストツク・デキストラニカム(Leucono
stocdextranicum)  NRRL −B
−18242f用いて得たデキストランを、C−NMR
分析法により重合物組成及び分校度について楡べた。試
料は水溶液に調表し友。はぼ11残基ごとに分枝をもつ
1,6−ゲルコビラノースと約2%の7ラクトフラノー
スとを含む重合体混合物が含″1nること全、見出した
Lde 1.0 (NRRL −B−18132)によ
り生産さ几るデキストランは、はぼ20−30残基ごと
に分枝全モツ1,6−ゲルコビラノースと約5−10%
のフラクトフラノースを含むことが見出されている。
つまりLde3.0由来のエキソポリマー多1,1E1
はLdeLO由来のものより、より少量のレバンとずっ
と高密度の分校と金含んでいた。
利用例 例2の新規なデキストラン金アイスクリーム、アイスミ
ルク、ヨーグルト、バターミルク、サワークリーム、ソ
ーセージ等を含む種々の食品中で利用した。結果は以下
の例6−9に示されている。
ロイコノストツク・デキストラニカム(Leucono
stocdextranicum )の通常の菌株から
得らnるデキストランと比較してLde 3.0から得
られるデキストランは、ずっと少ない世で食品の品質を
改良した。
例  6 シヨ糖−無脂粉乳培地(シヨ糖10%、NFDM15%
)中で培葉し噴秘乾燥して粉末とし友LDe3.0由来
のデキストランを、濃度金変えて用いソーセージ?調製
した。発酵後の培地(1000グラム)UNFDMI 
50グラム、デキストラン56グラム、フラクトース4
4グラムと残余の水itみ、水は実質的に除去した。こ
の発酵裏品は水分を考慮しないとするとNFDM60%
、デキストラン22.4%及びフラクトース17.6%
を含む乾燥製品を生成した。重は比で0.06%のペク
チン(対照) 0.5%のデキストラン粉末、及び1.
0%のデキストラン粉末を七nそれ用いてヨーグルトラ
調製した。デキストラン2含むヨーグルトとペクチン(
0,06重量%)を含むヨーグルトとを対比して約.5
 MQ%のデキストラン粉末を含むもので既にエフ粘稠
な感触が与えらnるのをIAI認した。撹拌したヨーグ
ルトを4℃で10日間保存し、乳粟(whey )の消
失について徐ぺた。0.5重量%のデキストランを含む
試料は約.06重量%のペクチンを含む試料工りも乳漿
がずつと少なかった。
1.0重t%のデキストラン粉末全含むヨーグルト試料
は、その表面でほとんど乳漿を検出できなかった。
例  7 本例は、乳飲料中でデキストラン粉末を粘稠剤として利
用した例に係る。例6におけるのと同様に無脂粉乳−シ
ヨ糖培地中で培養し九ロイコノストツク・デキストラニ
カム(Leuconostoc dextranicu
m )Lde 3.0培養物から得た噴霧乾燥デキスト
ラン−乳粉末を250.7の蒸留水に20%(w/v)
、の濃度、再溶解して混ぜ合せた。90@の凍結オレン
ジジュース」縮物を添加し、完全に混合する1で再び混
ぜ合せ′fc、把持型の屈折計?用い固形分IZ) a
 If ’k 11411定して、21グリツクスであ
るとの結果を得危(オレンジジュース濃縮物自体に含ま
nる固形分を合ぜ′fc濃度)。
このオレンジ乳飲料は混ぜ合せ後に過度に渓すぎた。そ
こでさらに250−の蒸留水t、90sのオレンジジュ
ース濃縮物と共に加えた。混ぜ合せ後に屈折計で固形分
の濃度を測定し、濃度16グリツクス?得た。この飲料
は風味、感触及び粘凋さの点からみて、望ましいもので
あった。
本再浴屏デキストランー乳粉末tl’;1.1虱味付は
乳飲料中において、10%(W / V )の濃度で粘
稠耐力基体とじて有用である。
例  8 本例は、デキストラン粉末をアイスクリームの一成分と
して用いる例に係る。例6におけるのと同様に無脂粉乳
−シヨ糖培地中で培養し次ロイコノストツク・デキスト
ラニカム(Leuconostoc dextrani
cu+nLde 3.Oj@ 塗物から得た噴霧乾燥デ
キストラン−乳粉末を蒸留水中に、把持型屈折計で測定
さ九る濃度で16グリツクス(20%w/ v ) 、
再溶Mし友。この再溶解粉末1カツプに対し1/2カツ
プのシヨ糖?加え、溶解するまでランプ加熱した。
1カツプの泡立てクリーム(ホイップクリーム)、1カ
ツプの2%低脂乳及び大さじ1杯分のバニラを加え、全
成分金混ぜ合せてアイスクリーム用のフリーザー中で処
理した。
デキストランを含むアイスクリーム製品は、軽くて綿毛
のような感触と優n7’c粘稠性を呈した。
このように噴霧乾録デキストランー乳粉末に、アイスク
リームに対し有用である。本例8に係るアイスクリーム
製造法に従来の製造法と対比して泡立てクリームの量勿
半分に減らし、低カロリーで低脂肪の最終製品全提供す
る。
例  9 本例は、デキストラン粉末をサラダ用ドレッシングの一
成分として用いる例に係る。例6におけるのと同様に無
脂粉乳−シヨ糖培地中で培養し次ロイコノストツク・デ
キストラニカム(mdextranicum )  L
de3.0培養物から得友噴霧乾燥デキストランー乳粉
末を蒸留水中に、固形分が15重量%で最終容量が40
0n%Iとなる工うに再溶解した。25%(vol /
 vol )の再溶解レモンジュースと4%(vol 
/ vol )のオリーブ油金、次の調味料と共に添加
しfc=オリガノ1.QB、二ン二り粉末2.O*、食
塩″2..On。こnらの成分を混合機中で、均一な分
散が得られる1で混ぜ合せた。
デキストラン−乳粉末を用いて作製したサラダ用ドレッ
シングは、優rした粘稠性と附清能力金呈した。4℃で
貯蔵したとき粘稠性が高めらA7’n。
貯蔵後にもスパイス類が良好な懸濁状態全維持しており
、甘さはほとんどなくて良好な風味を呈した。最終pH
は401であり、望ましい値のものであった。噴霧乾燥
デキストラン粉末はサラダ用ドレッシングに対し、粘稠
剤として有用であることが確認された。
例  10 ロイコノストツク・デキストラニカム(Leucono
stocdextranicum )  Lde3.O
k例2のシヨ糖−基壇地中で培養したときに得らnると
ころの、粒状かつゲル様の構造金偏え雪泥状でリンゴソ
ース状の外観を呈するデキストラン製品は、微生物の生
育なく常温で12か月間、安定であること全見出した。
容器金フォイルで覆い、大気KMnさせるようにたび友
び開放した。本発明に係る新規なデキストランは約.9
87といつ九島いAw値を有するにも拘らず抗菌性であ
った。
【図面の簡単な説明】
第1A図はこの発明に係るデキストランを未精製の状態
で容器の断面と共に示すスケッチ図、第1B図は従来技
術に係るデキストラン金容器の断面と共に示すスケッチ
図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロイコノストツク・デキストラニカム(¥Leu−
    conostoc¥¥dextranicum¥)によ
    つて生産されたデキストランを含む組成物であつて、デ
    キストランが、シヨ糖を含む水溶液増殖培地中でシヨ糖
    がほぼ費消されつくすまで増殖させて生産されたもので
    あり、デキストランを含む増殖後の培地が粒状かつゲル
    様の構造を備え雪泥状でリンゴソース状の外観を呈する
    ものである組成物。 2、乾燥させて再水和性の粉末としてある、請求項1に
    記載の組成物。 3、乾燥助剤を混合し乾燥させて粉末としてある、請求
    項1に記載の組成物。 4、前記乾燥助剤が無脂粉乳である、請求項3に記載の
    組成物。 5、常温で液状である食品中に粘稠剤として混合して用
    いられる、請求項3に記載の組成物。 6、常温で液状であり冷蔵温度或はそれより低い温度で
    固体状であつて固体状で食用される食品中に感触改良剤
    として混合して用いられる、請求項1に記載の組成物。 7、前記食品が凍結乳製品である、請求項6に記載の組
    成物。 8、食品用の風味剤として食品に混合して用いられる、
    請求項1に記載の組成物。 9、前記したロイコノストツク・デキストラニカムがロ
    イコノストツク・デキストラニカム(¥Leu−con
    ostoc¥¥dextranicum¥)NRRL−
    B−18242である、請求項1に記載の組成物。 10、ロイコノストツク・デキストラニカム(¥Leu
    −conostoc¥¥dextranicum¥)に
    よつて生産されたデキストランであつて、グルコースの
    約20ないし30残基ごとに分枝を備える1,6−グル
    コピラノースを含み重量比で約5ないし10%のフラク
    トフラノースを有するデキストランを含む組成物。 11、前記したロイコノストツク・デキストラニカムが
    ロイコノストツク・デキストラニカム(¥Leu−co
    nostoc¥¥dextranicum¥)NRRL
    −B−18242である、請求項10に記載の組成物。 12、前記デキストラニカムが生産時に粒状かつゲル様
    の構造をもつものである、請求項10に記載の組成物。 13、前記したロイコノストツク・デキストラニカム(
    ¥Leuconostoc¥¥dextranicum
    ¥)がシヨ糖及び無脂粉乳を含む増殖培地中で増殖され
    たものである、請求項10に記載の組成物。 14、ロイコノストツク・デキストラニカム(¥Leu
    −conostoc¥¥dextranicum¥)N
    RRL−B−18242の生物学的に純粋な培養物。 15、(a)シヨ糖を含む水溶液増殖培地中でシヨ糖が
    ほぼ費消されつくすまで増殖されるとロイコノストツク
    ・デキストラニカム(¥Leuconostoc¥¥d
    ex−tranicum¥)NRRL−B−18242
    によつて生産されるデキストランに類似したところの、
    粒状かつゲル様の構造を備え雪泥状でリンゴソース状の
    外観を呈するデキストランを生産するロイコノストツク
    ・デキストラニカム(¥Leuconostoc¥¥d
    extranicum¥)株と、(b)該菌株用の増殖
    培地とを、混合物として備えた培養物。 16、凍結乾燥されている、請求項15に記載の培養物
    。 17、凍結されている、請求項15に記載の培養物。 18、前記したロイコノストツク・デキストラニカム株
    がロイコノストツク・デキストラニカム(¥Leuco
    nostoc¥¥dextranicum¥)NRRL
    −B−18242である、請求項15に記載の培養物。 19、1グラム当り少なくとも100個の細胞を含んで
    いる、請求項15に記載の培養物。 20、新規なデキストランを生産する方法であつて、 (a)、シヨ糖を含む増殖培地を調製し、 (b)、ロイコノストツク・デキストラニカム(¥Le
    u−conostoc¥¥dextranicum¥)
    NRRL−B−18242のシヨ糖発酵及びデキストラ
    ン生産特性を有するロイコノストツク・デキストラニカ
    ムを、上記増殖培地に植菌し、 (c)、植菌した培地を約10℃から50℃の間の温度
    で培養してデキストランを生産する 生産法。 21、培養後の増殖培地を乾燥する、請求項20に記載
    の生産法。 22、培養後の増殖培地を噴霧乾燥法によつて乾燥する
    、請求項21に記載の生産法。 23、増殖培地からデキストランを分離する、請求項2
    0に記載の生産法。 24、デキストラン溶解しない溶剤を増殖培地に添加す
    ることによりデキストランを沈澱させて分離する、請求
    項23に記載の生産法。
JP1135686A 1988-09-13 1989-05-29 デキストランを含む組成物、培養物及びその生産法 Pending JPH02124088A (ja)

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ES2016231T3 (es) 1997-08-01
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