JPH0212400Y2 - - Google Patents

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JPH0212400Y2
JPH0212400Y2 JP1982173632U JP17363282U JPH0212400Y2 JP H0212400 Y2 JPH0212400 Y2 JP H0212400Y2 JP 1982173632 U JP1982173632 U JP 1982173632U JP 17363282 U JP17363282 U JP 17363282U JP H0212400 Y2 JPH0212400 Y2 JP H0212400Y2
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボンベ(高圧ガス容器)口金自動開閉
装置に関する。
(従来技術と解決すべき課題) 毒性、可燃性、腐食性のガスの取扱いは危険を
伴うものであり、これらのガスを収容してあるボ
ンベ口金の開閉は、例えばボンベ交換時において
も今まで人手によつて行われているが、口金の破
損等の不測の事故によつてこれらのガスに接する
危険性がある。従つて、これらのボンベの口金が
閉状態を確認したのち、ボンベの交換を行わねば
ならないことは勿論、交換後もボンベの開閉を遠
隔操作することが好ましい。
また、前記の如きガスを使用している場所及び
そこまでの配管で何等かの事故が発生した場合、
従来はボンベより使用場所までの配管中に緊急遮
断弁を設けてガスの供給を止めるようにしてい
る。しかしながら、配管の事故場所が緊急遮断弁
より上流であればガス流出は止まらないので確実
な手段としてはボンベ口金を閉鎖してガスの供給
を止めることである。更に、故障個所を修理した
後も遠隔の場所からボンベ口金を開いてガスを供
給することや安全性に優れている。
高圧ガス容器元弁の遠隔閉止装置としては、ラ
チエツトスパナを組合せ、手動操作も可能とした
方式が公知である(特開昭57−48358号公報)。こ
の公知方式は元弁の遠隔閉止のみを意図してい
る。
本考案は、上記公知装置のような閉止のみ行な
うものではなく、ボンベ口金を遠隔操作によつて
自動的に開閉する装置を提供するものである。
(課題を解決するための技術的手段とその作用) 本考案の装置は、上下方向に滑動可能に取りつ
けられたロータリーシリンダーを貫通する軸に、
ロータリーシリンダーでは軸を回転させるための
羽根板を、ロータリーシリンダーより下方の延長
部ではボンベ口金に嵌合、係止する金具を、ロー
タリーシリンダーより上方の延長部ではスリーブ
を介して接点を設け、羽根板の回転時に該接点と
接する2個のストロークリミツト・ストツパーと
該接点とによつてボンベ口金開閉状態に表示する
信号の作動機構を構成するとともに、ロータリー
シリンダーにはボンベ口金の回転トルクに対応し
て圧力調整された駆動流体のための2個の駆動流
体供給兼排出孔を設けることによつて、前記目的
を達成することができた。
かゝる構成とすることによつて、ボンベを収納
したボンベボツクス内に本考案装置を取付け、遠
隔地よりボンベの開閉状態を確認し得るように
し、取扱者その他への危険を最小限にすることに
成功し、かつ、ガスの漏洩検知警報器、地震感知
器、火災感知器及び爆発検知器等から出る警報信
号を本考案装置のエアー作動装置に接続すること
によつて自動的にボンベ口金の閉鎖を行い得るも
のである。
本考案装置の一実施の態様を示す添付図面に基
いて更に詳細に説明する。
(実施例) 第1図ないし第3図において、Aはエアー作動
式のロータリーシリンダーであり、羽根板(パレ
ツト)Cの回転により軸Gを回動する構成とし、
羽根板Cは第2図に示す如くロータリーシリンダ
ーAの側壁に穿孔した圧縮空気圧入兼排出孔E又
はFから圧入される空気圧により回転する構成と
してある。ロータリーシリンダーAの軸Gはロー
タリーシリンダーA両端面より突出、延在し、そ
の一方端部にボンベ口金Bに嵌合、係止する金具
Dを具備している。該金具Dはボンベ口金Bの形
状に対応して交換し得る如く取付けてある。前記
軸Gの他方端部にはスリーブHを介して接点Iを
配設し、該接点Iに対面して、第3図に示す如く
2個のストロークリミツト・ストツパーJ及びL
を配設して信号機構を構成してある。図示してな
いが前記接点Iとストロークリミツト・ストツパ
ーJ又はLが接続した場合、電気的回路を構成す
る如き構成としてある。
また、ボンベ口金はその種類により最適締付ト
ルクが異なつており、締付トルクが小さ過ぎると
締め切れず内部リークを起こし、ボンベ口金自動
開閉装置本来の機能を果たすことができなくな
り、逆に締付トルク大き過ぎると口金を破損させ
ることになる。
従つて、適用するボンベ口金の最適締付トルク
を予め測定しておき、この最適締付トルクに合せ
て駆動流体の締付時の供給圧を第4図16の圧力
調整器で調整設定することにより、締付(モータ
ー)トルクは最適条件に調整することができる。
本考案装置は上記の如き構成からなつている
が、その作動態様を以下に説明する。
第2図はボンベ口金が開の状態を示しており、
ボンベ口金Bを「閉」とするためには圧縮空気圧
入兼排出孔Eより圧縮空気(約5Kg/cm2)を圧入
すると羽根板Cは矢印a方向に回転し、ロータリ
ーシリンダーA内の矢印a側の空気は大気中に開
放状とした圧縮空気圧入兼排出孔Fから排出さ
れ、この回転(駆動)のトルクが口金の弁座抵抗
トルクと平衡となると羽根板Cは第2図に点線で
示す位置で停止する。この回転角度は約250゜であ
る。このとき、接点Iがストロークリミツト・ス
トツパーJを押圧する。この回転の終期で接点I
がストロークリミツト・ストツパーJに接続する
と電気的回路が形成され、「閉」を表示するラン
プ(図示せず)を点灯し、ランプ点灯後タイマー
セツト時間の間隔をおいてロータリーシリンダー
Aへの圧縮空気の供給を停止する。羽根板Cの前
述した回転中に軸Gが回転し、従つて金具Dが回
動して口金を「閉」の方向に回動し、ボンベ口金
を閉じてガスの供給を停止する。
ボンベ口金を「開」とする場合は、圧縮空気圧
入兼排出孔Fより閉める時よりも高い圧力(約6
Kg/cm2)の圧縮空気を圧入すると、羽根板Cは矢
印bの方向に回転し、室内の空気は排出孔Eより
排出され、羽根板CはストツパーKに当接するま
で回動して停止する。前述と同様に軸Gは接点I
を回転してストロークリミツト・ストツパーLに
接続して電気的回路を形成し、「開」のランプを
点灯し、同時に圧入兼排気孔Fからの圧縮空気の
供給を停止する。
第4図において、開閉制御用電磁切換弁10に
「開」の信号(電流)を送り、該開閉制御用電磁
切換弁10内の流路を第4図aのように切り換
え、ボンベ口金13が開状態になつている時に駆
動流体源11の圧力が下がつて圧力スイツチ12
の動作圧力以下になると、該開閉制御用電磁切換
弁10に送つている電流、即ち「開」信号が
「off」になり、自動的に該開閉制御用電磁切換弁
10内の流路が第4図bに示すように復帰するこ
とにより口金開閉器が閉じる。この閉じる動作の
ための動作流体は、緊急エア溜め(アキユムレー
タ)14に貯溜されているので、駆動流体源圧力
の急激な低下時においてもボンベ口金13を確実
に閉止することができる。
第5図において、流体制御回路15にアキユム
レータ14及び圧力スイツチバルブ12を介して
開閉制御用エア作動切換弁10をそれぞれガス回
路(点線)で連結する。その作動態様は以下のと
おりである。
前記開閉制御用エア作動切換弁10に開信号で
ある圧縮流体(制御流体)を送つて、該開閉制御
用エア作動弁10内の流路を第5図aに示すよう
に切り換えることにより、ボンベ口金13を開状
態にする。その時、駆動流体源11の圧力が下が
つて圧力スイツチバルブ12の動作圧力以下にな
ると、該圧力スイツチバルブ内流路が第5図のd
に示す流路からcに示す流路に移行することによ
り、該開閉制御用エア作動切換弁10の流路が第
5図のaに示す流路からbに示す流路に切り換わ
る。その結果ボンベ口金13が閉じる。この閉じ
る動作のための動作流路は緊急エア溜め(アキユ
ムレータ)14に貯溜されているので、駆動流体
源圧力の急激な低下時においても、ボンベ口金を
確実に閉止することができる。
上記の具体例の如きボンベ口金の開閉状態を示
す信号を電気式とした場合(第4図)は、接点I
とストロークリミツト・ストツパーJ,Lとが接
することにより電気的回路が形成され、開又は閉
を示すランプが点灯する。
又、可燃性ガスを取扱う場合のように、ボンベ
口金近傍に電気回路を設けることが危険な時はエ
アー式信号(第5図)が好ましい。例えば、2個
に仕切られた構造の表示用ボツクス内に圧縮空気
を送入することにより内装した着色表示板を駆動
して表示窓より識別しうるようなエアー式信号表
示機構を用いることができる。
尚、ガスの漏洩検知警報器、地震感知器、火災
感知器及び爆発検知器等から出る警報信号を前記
した「閉」の電気回路に公知の手段により接続す
ることにより、自動的にボンベ口金の閉鎖を行う
ことができる。
(考案の効果) 本考案装置は以上の如き構成並びに作動をする
ものであるから、その効果を列記すれば次のとお
りである: (1) 圧縮空気の供給が遠隔操作で行いうる、 (2) 検知ランプの点灯をボンベボツクスに取付け
ることもでき、又遠隔地で点灯させることもで
きる。
(3) 駆動(モーター)トルクは調整により変えら
れるので、ボンベ口金の堅さにより調整可能で
あり、この調整は駆動流体の供給圧の調整によ
つて行う、 (4) 前記駆動流体はエアシリンダのドライエアー
又はボンベ詰めの窒素ガスでよい。
(5) 口金用嵌合・係止金具は、ボンベ口金の形状
に応じて交換しうるよう着脱自在の構造として
ある、 (6) 種々の大きさのボンベに取り付け得るように
本考案の開閉装置本体を縦方向にスライド可能
な支柱M等にセツトできる、 (7) 圧縮空気源の圧力が低下した場合、自動的に
緊急エアー溜めより空気圧入兼排気孔Eに圧縮
空気が圧入される構成として、ボンベを閉じる
ことができる。
(8) ボンベボツクスに本考案装置本体をとりつけ
ることにより、該ボツクス内に収納したボンベ
口金の自動開閉操作が遠隔操作で行いうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置をボンベ口金にとりつけた
部分断面正面図、第2図は第1図X−X線の平面
図、第3図は第1図Y−Y線の平面図、第4図及
び第5図はボンベ口金自動開閉方式の電気信号方
式及び流体制御方式のフローシートであり、図
中、Aはロータリーシリンダー、Bはボンベ口
金、Cは羽根板、Dは金具、E,Fは圧縮空気圧
入兼排出孔、Gは軸、Hはスリーブ、Iは接点、
J,Lはストロークリミツト・ストツパー、Kは
ストツパー、10は開閉制御用電磁又はエア作動
切換弁、11は駆動流体源、12は圧力スイツチ
又は圧力スイツチバルブ、13はボンベ口金、1
4は緊急エア溜め(アキユムレータ)、15は流
体制御回路、16は締付トルク調整用圧力調整器
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に滑動可能に取りつけられたロータリ
    ーシリンダーAを貫通する軸Gに、ロータリーシ
    リンダーAでは軸を回転させるための羽根板C
    を、ロータリーシリンダーAより下方の延長部で
    はボンベ口金Bに嵌合、係止する金具Dを、ロー
    タリーシリンダーAより上方の延長部ではスリー
    ブHを介して接点Iを設け、羽根板Cの回転時に
    該接点Iと接する2個のストロークリミツト・ス
    トツパーJ,Lと該接点Iとによつてボンベ口金
    開閉状態に表示する信号の作動機構を構成すると
    ともに、ロータリーシリンダーにはボンベ口金の
    回転トルクに対応して圧力調整された駆動流体の
    ための2個の駆動流体供給兼排出孔を設けてある
    ボンベ口金自動開閉装置。
JP17363282U 1982-11-18 1982-11-18 ボンベ口金自動開閉装置 Granted JPS5977700U (ja)

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JP17363282U JPS5977700U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 ボンベ口金自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17363282U JPS5977700U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 ボンベ口金自動開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5977700U JPS5977700U (ja) 1984-05-25
JPH0212400Y2 true JPH0212400Y2 (ja) 1990-04-06

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JP17363282U Granted JPS5977700U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 ボンベ口金自動開閉装置

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JPH0523920Y2 (ja) * 1985-08-16 1993-06-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52106116A (en) * 1976-03-04 1977-09-06 Tensho Electric Ind Co Automatic valveeclosing mechanism for gas bombs
JPS5515863U (ja) * 1978-07-19 1980-01-31

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JPS5918081Y2 (ja) * 1977-06-27 1984-05-25 黒田精工株式会社 ベ−ン型揺動モ−タ

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