JPH02123998A - 可変リラクタンスモータの駆動装置 - Google Patents

可変リラクタンスモータの駆動装置

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JPH02123998A
JPH02123998A JP63275807A JP27580788A JPH02123998A JP H02123998 A JPH02123998 A JP H02123998A JP 63275807 A JP63275807 A JP 63275807A JP 27580788 A JP27580788 A JP 27580788A JP H02123998 A JPH02123998 A JP H02123998A
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青山 行夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、可変リラクタンスモータの駆動装置に関する
[従来の技婚] 従来より、可変リラクタンスモータ(以下、SRモータ
という)の駆動装置として、例えは第7図に示すように
、交流を整流したのちコンデンサCにより平滑して直流
を作成する直流電源DCPと、SRモータの各相毎に設
けられ直流電源DCPから相巻線りへの通電を制御する
通電制御回路D ra、 D rb、 D rc、 D
 rdとを主要部として構成された4相SRモータの駆
vJ装置20が知られている。
この種の駆動装置20においては、予め定められた循環
順序で各相巻線りへ通電することにより、SRモータを
回転させている。その通電は、例えは加速時には、第8
図(A)に示すように、SRモータのロータがステータ
から最大に離反している位置(インダクタンスが最小、
電気角0のとき)を通過したときから開始され、ロータ
がステータに正対する位置(インダクタンス最大、電気
角πのとき)に来る前に停止される。
通電量間中に直流電源DCPから出力された電力は、発
生トルクとして消費される他、相巻線りに磁気エネルギ
として蓄積される。そこで、上記駆動装置20において
は、通電制御用トランジスタTra及びTrbがオフす
る瞬間に発生する誘導起電力を利用してその磁気エネル
ギを回収することによって電力損失を少なくしている。
即ち、相巻線電流が電流回生用ダイオードDfからコン
デンサCに流れることができる回生経路を設けて相巻線
りに蓄積された磁気エネルギを電荷としてコンデンサC
に回収している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、SRモータには、そのステータ及びロータが鉄
製であるため相巻線のインダクタンスが大きいという特
性がある。それ故、通電時の相巻vA電流の立ち上がり
及び立ち下がりが緩慢になる。
特に高速回転時に緩慢となる。即ち、次式から明らかな
ように、SRモータの回転速度を上げたときには相巻線
に発生する誘導起電力が大きくなる。
かつ、その誘導起電力はインダクタンスの増加する間開
では電源電圧Vsと反対の極性に発生するe=−IXd
L/dθ×ω eは誘導起電力、■は相巻線電流の瞬時値、Lは相巻線
のインダクタンス、θはロータの回転角、ωは角速度で
ある。
そのため通電制御回路Dra−Drdに加わる電圧は電
源電圧Vsより下がり、相巻線電流の立ち上がり及び立
ち下がりはより緩慢となる。更に、高速回転では通電間
開が短くなる。つまり、中低速回転の場合(その相巻線
電流Inを図中に一点鎖線で示した)に比べて、相巻線
電流Ihの立ち上がり及び立ち下がりが一層遅れると共
に相巻線電流Ihの上昇限界が下がって来る。
このため、第9図に示したSRモータの回転速度−発生
トルク特性曲線C1から明らかなように、従来の駆動装
置20によるSRモータの運転では、回転数Nが上がる
と発生トルクTが小さくなる。
そのため高速運転では負荷を大きくすることができない
という問題があった。
又、隣合う相で通電時間が重なる通電方式、いわゆる2
相励磁方式を採用している駆動装置の場合には、第8図
(B)に示すように、ロータが正対位置に来る直前で通
電が停止される。しかし、相巻線電流I +n及びI 
hはすぐには消)成せずロータが正対位置から更に回転
゛したところまでが流れつづける。そのため負のトルク
が発生しSRモータの回転が妨げられるという問題も見
受けられた。
それで、従来より、電源電圧を高電圧にすることや、相
巻線のインダクタンスを小さくすることによって電流の
立ち上がり及び立ち下がりを急峻にしてSRモータの高
速回転特性を改善している。
しかし、これらの改善策には次のような問題がある。即
ち、高電圧用の直流電源には耐圧が大きい素子などが必
要となりその作製コストが高くなるという問題や、相巻
線の巻数を減らしてそのインダクタンスを小さくした場
合、同じ大きさのトルクを発生させるためにより大きな
電流が必要となり電力−トルクの変換効率が悪くなると
いう問題がある。
そこで本発明は、相巻線に印加する電圧を昇圧して電流
の立ち上がりを急峻にすることができる簡単な構成の可
変リラクタンスモータの駆動装置を提供することを目的
としてなされた。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨とするところは、電源と、該電源から可変
リラクタンスモータの各々の相巻線へ予め定められた循
環順序で通電する通電制御手段と、該通電制御手段によ
り上記相巻線への通電が遮断されたとき、上記相巻線に
蓄積された磁気エネルギを電荷として上記電源に回生ず
る電力回生手段とを備える可変リラクタンスモータの駆
動装置において、上記電源と上記通電制御手段との間に
上記電源に並列に設けられた蓄電手段と、上記電源と該
蓄電手段との間に通電方向を順方向として設けられた半
導体素子と、該半導体素子に並列に設けられた電流開閉
器とを備えることを特徴とする可変リラクタンスモータ
の駆動装置にある。
[作用] 以上の本発明の構成によれは電流開閉器が閉じていると
、通電制御手段により可変リラクダンスモータの相巻線
への通電が遮断されたとき相巻線電流は電力回生手段か
ら電源及び蓄電手段へ流れることができるので、電荷が
電源及び蓄電手段に蓄えられる。従って、蓄電手段の電
圧は電源電圧に等しくなる。
一方、電流開閉器が開いていると、上記通電が遮断され
たとき相巻線電流は半導体素子により阻止されるので相
巻線電流は電力回生手段から蓄電手段のみへ治れ電荷は
蓄電手段のみに蓄えられる。
そのため、蓄電手段の電圧は電’tf9.電圧を越える
そして、この電圧が相巻線に印加されるので、相巻線電
流の立ち上がり及び立ち下がりが急峻になる。
[実施例] 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
4相の可変リラクタンスモータ(以下、SRモータと呼
ぶ)の駆動装置1は、第1図(A)に示すように、交流
を整流したのち第一コンデンサCIここより平滑して直
流を作成する直流電源DCと、SRモータの各相(A相
、B相、C相、D相)Lこ設けられた通電制御回路2a
、2b、2c、2dと、直流電源DCと通電制御回路2
a〜2dとの間に設けられた第二コンデンサC2と、直
流電源DCと第二コンデンサC2との間に通電方向を順
方向として設けられた電流ブロック用のダイオードDと
、ダイオードDに並列に設けられた常閉形の電磁開閉器
SWとを主要g[≦として構成される。但し、第二コン
デンサC2は第一コンデンサC1より容量が小さい。
尚、通電制御回路2a〜2dは通電制御手段に相当し、
電磁開閉器SWは電流開閉器に相当し、ダイオードDは
半導体素子に相当し、第二コンデンサC2は蓄電手段に
相当する。
通電制御回路2a〜2dは、SRモータの各相巻線La
、Lb、Lc、Ldへの通電を断続する2個のトランジ
スタT raL T ra2、T rbl 、 T r
b2、Trcl 、 T rc2、Trdl、Trd2
と、2個の電流回生用ダイオードD al 、 D C
2、Dbl、Db2、Del、Dc2、Ddl、Dd2
とから構成され、スイッチ信号発生回路(図示略)から
トランジスタT ral’、 T ra2〜Trd1.
 T rd2のベースに人力されるスイッチングパルス
Pa、Pb、Pc、Pdにより通電のタイミングが決定
される。
電磁開閉器SWの開閉は、SRモータの回転速度を検出
する速度検出回路SPと速度比較器CMPとにより制御
される。即ち、速度検出回路SPがSRモータの回転速
度に応じて電圧信号Vspを速度比較器CMPに出力す
る。この電圧信号Vspが基準電圧(予め設定された基
準の回転速度に対応する電圧) Vref以上のとき、
速度比較器CMPは電磁開閉器SWに開放指令信号So
pを出力する。この開放指令信号5QIIにより電磁開
閉器SWが開く。
次に、駆動装置1の動作について説明する。
駆動装置1においては、第2図(A)に示すように、A
相→B相→C相→D相の循環順序でかつ各相の通電タイ
ミングが電気角でπノ2だけずれるように通電が行われ
てSRモータが回転する。その通電は電気角0度のとき
に開始され電気角π/2のときに停止される。
ここでSRモータが所定の基準回転速度以下で運転され
ているものとする(以下、中低速運転という)。このと
きには回転速度検出回路SPの出力電圧Vspは基準電
圧Vref未満なので、電磁開閉器SWは閉じておりダ
イオ−F Dの両端は知略されている。
駆動装置1においては各相のトランジスタ]゛「al、
Tar2〜Tr旧、 T rd2がオフしたとき、相巻
線La−Ldの両端ここは電ン禿がン禿れX売けるよう
な(手性で誘導起電力が発生する。このため、例えばA
相の通電が停止され同時にB相の通電が開始されたとき
、相巻線Laを流れる電流の一部が相巻線Lbへ流れ、
その他は第一コンデンサC1及び第二コンデンサC2に
流れ込み重筋として蓄積される。しかし、第一コンデン
サC1と第二コンデンサC2とは並列接続されているの
で、両コンデンサC1及びC2の電圧は電源電圧Vsに
等しい。
従って、中低速運転時には電源電圧Vsが通電制御部回
路2 a −2dに印加される。
次に、SRモータが高速で運転されているとする。この
場合には、回転速度検出回路SPの出力電圧Vspが基
準電圧V ref以上になるので、速度比較器CMPか
ら開放指令信号Sopが出力され電磁開閉器SWが開放
する。このときには、直流電源DCと通電制御回路2a
〜2dとがダイオードDを介して接続されるので通電制
御回路2a〜2d側から第一コンデンサC1へ流れる電
流は阻止される。従って、例えは第1図(B)に示すよ
うに、A相の通電が停止され同時にB相の通電が開始さ
れたとき、相巻線電流は電流回生用ダイオードDal→
第二コンデンサC2→電流回生用ダイオt”Da2の経
路(図中にL ooplと示した)を流れコンデンサC
2に電荷として蓄積される。このときコンデンサC2の
電圧は相巻線Laに蓄積されたエネルギの大きさにより
定まる。即ち、コンデンサの容量をC5その電圧をV、
通電停止の瞬間の電流を1、相巻h’A L aのイン
ダクタンスの大きさをQとすると、相巻線Laに蓄積さ
れたエネルギの大きさは1/2XQXi2でありこのエ
ネルギが電画としてコンデンサに蓄積されるので、次式
の関係が成立する。
1/2X Q X i 2=1/2X c X v2つ
まり、第二コンデンサC2にかかる電圧VcはVs+v
まで上昇する。例えば、第2図(B)に示すように、B
相の通電が開始されると同時に電圧VCが上昇する。こ
の上昇電圧Vcが通電制御回路2bに印加されるので相
巻線電流■0は急峻に立ち上がる。そして、コンデンサ
C2に相巻線Laの磁気エネルギが回収され、同時にコ
ンデンサC2から電荷が放出され電流がトランジスタT
rbl→相巻線Lb→トランジスタT rb2→コンデ
ンサC2の経路(第1図(B)にL oop2と示した
)を流れる。それで、電圧Vcは電源電圧Vsまて下降
する。つまり、コンデンサC2が相巻線Laから回収し
たエネルギをすべて放出するまでは通電制御回路2bは
電源電圧Vs以上の電圧Vcて駆動されることになる。
このように相巻線電流IOは、電源電圧Vsが印加され
るときの相巻線電流■1に比して、その立ち上がり急峻
になると共に高レベルまで上昇する。
従って、高速回転時により大きな電流が相巻線に供給さ
れるので発生トルクが大きくなる。尚、第1図(B)に
おいては回路動作の説明上トランジスタT ral、 
T ra2. T rbl 、 T rb2をスイッチ
記号で表している。
上記したように本実施例は、SRモータが所定の回転速
度を越えているときには通電制御回路2a〜2〔1に高
電圧を印加して相巻線電流の立ち上がりを急峻にしてい
る。そのため高速回転時にもより大きなトルクを発生さ
せることができ、より大きな負荷でも高速運転が可能で
ある。
又、本駆動装置1は、高価な高電圧直流電源を使用せず
に簡単な回路構成で印可電圧を昇圧しているので、安価
に作製することができる。
更に、相巻線の巻数を減らして相巻線電流の立ち上がり
及び立ち下がりを急峻にする方法は採用していない。従
って、電力−トルクの変換効率を落とさずに回転数−ト
ルク特性を改善することができる。
尚、本実施例では電磁開閉器SWの制御は回転速度検出
回路SPにより回転速度を検出して行っているが、この
ほかにモータの駆動装置において過電流防止のために一
般に設けられている電流センサを利用してもよい。つま
り、SRモータの回転速度の高低と相巻線電流の増減と
は対応しているので、電流センサによって相巻線電流の
大きさを検出して電磁開閉器SWの開閉を制御するよう
にしてもよい。例えは、第3図(A)に示すように、A
相の回生電流通路に電流センサCTを付設しこれから回
生電流の大きさに対応した電圧信号■1を得る。次に、
この電圧信号V1のピークを周知のピークボールド回路
PHで検出し、そのピーク電圧V l]と基準電圧Vr
cfとを比較するようにする。尚、ホールドされたピー
ク電圧VpはA相のスイッチングパルスPaの立ち下が
りでリセットされる。
そして、相巻線電流のピークが基準相巻線電流(基準回
転速度に対応する相巻線電流)以上のときに電磁開閉器
SWを開くようにすれはよい。この場合には、回転速度
検出回路SPを設ける必要がなく既設の電流センサを使
用すれはよいので、作製コストが低減できる。
又、第二コンデランサC2の電圧を検出してその電圧が
所定の電圧以上のときに電磁開閉器を開くようにしても
よい。例えは第3図(B)に示すように、電圧検出用の
抵抗RとフォトカブラPCとを第二コンデンサC2に並
列に設け、第二コンデンサC2の電圧が所定の電圧を越
えたときフォトカブラPCがオンするように構成する。
そして、ラッチ回路Lchが、データ信号としてのフォ
トカブラPCの出力とクリア信号としてA相のスイッチ
ングパルスPaとに基づいて、第二コンデンサC2の電
圧が所定の電圧以下のとき開放指令信号S01]を電磁
開閉器S Wに出力するようにすればよい。
又、本実施例ではダイオ−1” Dと電磁開閉器S〜V
とを使用しているが、第4図(A)に示すように、電磁
開閉器SWの代わりにサイリスタSCRを使用してもよ
い。又、第α図(B)に示すように、ダイオードDと電
磁開閉器SWあるいはダイオードDとサイリスタSCR
の代わりに逆導通サイリスタRCTTを使用することも
できる。この場合には、部品点数を減らすことができる
と共に回路構成がより簡単になる。
次に、本発明の第二実施例を図面に基づいて説明する。
4相の可変リラクタンスモータの駆動装置10は、第5
図に示すように、直流電源DCと、各相に設けられた通
電制御回路2aa、  2bb、  2cc、  2d
dと、2個の電流ブロック用のダイオードDI。
D2と、2個の電磁開閉器SWI、SW2を主要部とし
て構成されている。但し、第二コンデンサC20及び第
三コンデンサC30は、直流電源DC内の第一コンデン
サC10より容量が小さい。
尚、通電制御回路2 aa−2ddは通電制御手段に相
当し、電磁開閉器SW1.9W2は電流開閉器に相当し
、ダイオードDi、D2は半導体素子に相当し、第二コ
ンデンサC20及び第三コンデンサC30は蓄電手段に
相当する。
各相への通電はスイ・ンチ信号発生回路(図示路)がら
出力されたスイッチングパルスP aa、 P bb、
 Pcc、Pddに基づいて行われる。即ち、第6図(
A)に示すように、各相の通電タイミングが電気角でπ
/2だけずれるように各相巻線La−Lbへの通電が行
われ、その通電は電気角0度のときに開始され電気角π
のときに停止される。つまり、隣合う相で各々の通電時
開が電気角でπ/2だけが重なる。そこで、A相とC相
とをB相とD相とを矧み合わせて各々の回生経路を構成
している。聞ぢ、直’J’F+E電源DCとA相及びC
相の通電制御回路2aa及び2ccとの間には第二コン
デンサC20が設けられ、直流電源DCと第二コンデン
サC20との間にはダイオードD1が、そのダイオード
D1に並列に電磁開閉器SW1が設けられている。そし
て、直流電源DCとB相及びD相の通電制御回路2bb
及び2ddとの間には第二コンデンサC30が設けられ
、直流電源DCと第三コンデンサC30との間にはダイ
オードD2が、そのダイオードD2に並列に電磁開閉器
SW2が設けられている。
電磁開閉器SW1及びSW2は第一実施例と同様に回転
速度検出回路SP及び速度比較器CMPにより制御され
る。
上記駆動装置10の中低速回転及び高速回転時における
動作は第一実施例と同様であるので説明は省略する。但
し、A相及びC相については各々の通電制御回路2 a
a、  2 ccにコンデンサC20の電圧が印加され
、B相及びD相については各々の通電制御回路2 bb
、  2 ccにコンデンサC30の電圧が印加される
上記したように第二実施例の駆動装置10は、本発明を
2相励磁力式を採用した駆動装置に適用したものであっ
て、第一実施例と同様の効果を奏する。
又、本駆動装置10では、高速回転時に相巻線電流をよ
り小さな容量のコンデンサC20及びC30で回収して
いる。そのため、第6図(B)に示すように、電源電圧
Vsを印可したときの相巻線電流Illに比して相巻線
電流11nの減少率が大きく相巻線電流110が急速に
消滅する。従って、従来の駆動装置において負のトルク
を発生させていた電力(図にハツチングで示した)をよ
り小さくでき負のトルクの発生を抑えることができる。
つまり、従来の2相励磁方式駆動装置より効率よくSR
モータを運転することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、電流開閉器が閉
じていると、相巻線電流は電力回生手段から電源及び蓄
電手段へ流れることができるので、電荷が電源及び蓄電
手段に蓄えられる。従って、蓄電手段の電圧は電源電圧
に等しくなる。
一方、電流開閉器が開いていると、相巻線電流は半導体
素子により阻止されるので相巻線電流は電力回生手段か
ら蓄電手段のみへ流れ電荷は蓄電手段のみに蓄えられる
。そのため、蓄電手段の電圧は電源電圧を越える。
それ故、相巻線に印加される電圧を昇圧して電流の立ち
上がりを急峻にすることができ、通電器間の平均電流を
大きくできる。このため、例えば高速回転時にもより大
きなトルクを発生させることができ、より大きな負荷で
も高速回転が可能となる。
又、本発明のSRモータの駆動装置は回路構成が簡単な
ので安価に作製できる。
更に、相巻線の巻数を減らさずに相巻線の立ち上がりを
改善しているので電力−トルクの変換効率を落とさずに
回転数−トルク特性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の実施例である可変リラクタンス
モータの駆動装置を示す電気回路図、第1図(B)は通
電制御回路の動作を示す説明図、第2図(A)は同モー
タ回転時の相巻線インダクタンス、スイッチングパルス
及び相巻線電流の変化を表す説明図、第2図(B)は高
速回転時の印加電圧及び相巻1線電流の変化を表す説明
図、第3図(A)は回生電流を検出して電磁開閉器の開
閉を制御する場合の同駆動装置の電気回路図、第3図(
B)は第二コンデンサの電圧を検出して電磁開閉器の開
閉を制御する同駆動装置の電気回路図、第4図(A)は
電磁開閉器の代わりにサイリスタを使用した駆動装置の
部分電気回路図、第4図(B)はt 磁開閉器とダイオ
ードとの代わりに逆導通サイリスタを使用した駆動装置
を示す部分電気回路図、第5図は第二実施例の可変リラ
クタンスモータの駆動装置を示す電気回路図、第6図(
A)は相巻線インダクタンス、スイッチングパルス及び
相巻線電流の変化を表す説明図、第6図(B)は高速回
転時の印加電圧及び相巻線電流の変化を表す説明図、第
7図は従来の可変リラクタンスモーフの駆動装置を示す
電気回路図、第8図(A)は同駆動装置による中低速運
転時及び高速運転時の相巻線電流の変化を表す説明図、
第8図(B)は2相励磁方式の同駆動装置による中低速
運転時及び高速運転時の相巻線電流の変化を表す説明図
、第9図は可変リラクタンスモータが有する回転数とト
ルクとの相関特性を示す説明図である。 l、10・・・可変リラクタンスモータの駆動装置2a
〜2d、2aa〜2dd・・・通電制御回路C1・・・
第一コンデンサ  C2・・・第二コンデンサCIO・
・・第一コンデンサ  C20・・・第二コンデンサC
30・・・第三コンデンサ SW、SWI、5W2−・・電磁開閉器り、DI、D2
・・・ダイオード DC・・・直流電源     La−Lb・・・相巻線
代理人  弁理士  定立 勉(はが2名)第1図 (A) (B) 第2図 第3図 (A) (B) 第6図 (A) (B) 第71 (B) 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電源と、該電源から可変リラクタンスモータの各々の
    相巻線へ予め定められた循環順序で通電する通電制御手
    段と、該通電制御手段により上記相巻線への通電が遮断
    されたとき、上記相巻線に蓄積された磁気エネルギを電
    荷として上記電源に回生する電力回生手段とを備える可
    変リラクタンスモータの駆動装置において、 上記電源と上記通電制御手段との間に上記電源に並列に
    設けられた蓄電手段と、 上記電源と該蓄電手段との間に通電方向を順方向として
    設けられた半導体素子と、 該半導体素子に並列に設けられた電流開閉器と、を備え
    ることを特徴とする可変リラクタンスモータの駆動装置
JP63275807A 1988-10-31 1988-10-31 可変リラクタンスモータの駆動装置 Expired - Lifetime JP2782732B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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