JPH021238A - 磁場勾配コイル装置およびそれを用いる磁気共鳴イメージングシステム - Google Patents

磁場勾配コイル装置およびそれを用いる磁気共鳴イメージングシステム

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JPH021238A
JPH021238A JP63253651A JP25365188A JPH021238A JP H021238 A JPH021238 A JP H021238A JP 63253651 A JP63253651 A JP 63253651A JP 25365188 A JP25365188 A JP 25365188A JP H021238 A JPH021238 A JP H021238A
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    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般的には核磁気共鳴(NMR)現象を用い
る磁気共鳴システムの技術に関する。それは、さらに特
定的には、そのようなシステムにおいて所定の2軸に沿
う向きの静磁場内に横磁場勾配を生成するために用いら
れる電磁コイル(114造に対するものである。そのよ
うなコイル[1′l″i造の有り得る有利な利用法には
、磁気共鳴イメージング(MRI)および/または全身
局所スペクトロスコピーがある。
[従来の技術] 磁気共鳴イメージングシステムは、今や多数の源から商
業的に利用可能となっている。一般に、当該技術者に知
られているいくつかの技術がある。
いくつかの例示的な技術か、例えば出願され発行された
米国特許第4,297,637;4゜’318,043
;4.471,305および4゜599.565号にお
いて公にされている。
多くのそのようなMRIシステムにおいて、(例えば、
極低温のハウジング内に保持された超電導ソレノイドに
よって生成される)静磁場HOは、所定の2軸に沿うよ
うに向けられる。
一つの例示的な具体例では、該静磁場は、はぼ3.51
cG(キロガウス)の公称磁場強度を有し、水素原子(
亥にほぼ15MHzの周波数でN M Rを生しさせる
。通常の互いに直交するx、y、z座標系が仮定され、
適宜なる駆動電流がそれを通過するときに、該静磁場に
x、yおよび2方向に沿う勾配をそれぞれ生成するよう
に、補助的なX。
y、z(磁場)勾配コイルがその内部に設置される。察
知される通り、Xおよびy勾配コイルは各々いイ)ゆる
(黄勾配(すなわち、静磁場のz l+h方向に直交す
る方向に沿う静磁場内の勾配)を生じさせる。そして、
典型的には、Xおよびy I&勾配コ・rル措造は、相
互間での90°の回転を除いて実質的に同一である。そ
のような典型的な従来の勾配コイル構造が例えばここで
は第1図にそして1987年2月270に出願された係
属中の米国特許出願第19,631号に示されている。
[発明か解決しようとする課題] 多くのMRI技術において、これら種々の勾配コイルを
通過する電流を高速でオン/オフ(そして時には異なる
正確な所定の振幅に)スイッチングすることが、必要で
ある。したがって、そのようなスイッチング動作か達成
され得るための高速性は、全MRIイメージングシーケ
ンスの全体の速度の決定要素の一つを11が成し得る。
許容されるコイルスイツチング速度は、第1にはコイル
インダクタンスの関数であるから、もしも横勾配コイル
(あるいはそれらのうちの一つでさえも)の自己インダ
クタンスをどうにかして減少させることができれば、−
層高速の磁場勾配スイッチングシーケンスが実現され得
る。
所要の勾配の大きさを達成するために、一般に、勾配コ
イルの多数のターンに多くのアンペアの電流を通過させ
ることもまた必要である。そのため、コイルおよびそれ
に組み合わされた駆動回路要素におけるIの2乗Rの損
失の浪費のためばかりでなく充分な電流駆動源(例えば
、所要の電流レベルを処理し得る電力増幅器および電力
スイッチ等)を提供するのに、多くのコストが必要であ
る。したがって、(与えられた勾配レベルを得るのに)
必要な勾配コイル駆動電流を減少させるための設計技術
が強く望まれる。
N M R装置のための磁気コイル設計に対する他のい
くつかの従来のアプローチが次の文献に見いたされ得る
米国特許第3,569,823号 ボレー<Golay)  (1971年)米国特許第3
,622,869号 ボレー(Golay)  (1971年)米国特許第4
,456,881号 コンプトン(Compton)  (1984年)磁場
プロファイリング:解)バおよび補正コイル設計“ F
、ロメオおよびり、I、ホールト、医学における磁気共
鳴(”Magnetic FieldProl’ili
ng: Analysis and Correcti
ng CoiDesign”   by   P、  
 Iンomeo  and  D、   1.   l
1oult、   Hag。
Rcs、  In Medicine) 、l  44
−65、 (1,984年)1987年2 J127日
に提出されたカールソン(Carlson)の出願中の
米国特許出願第19゜631号は、z軸寸法について短
縮化され且つそれによりいっそうコンパクトな勾配コイ
ルのセットがどのようにして実現され得るかということ
を説明している。そのような技術は、望ましい実施例に
おいては、(そのようなコイルの断面寸法に対するz軸
に垂直な平面に沿う変化を扱う)本発明についても用い
られ得る。
[課題を解決するための手段および作用]当該技術者に
より、上述において引用されたような勾配コイル設計法
を参照することによって、察知されるであろうように、
従来の勾配コイル設計は、概して、全てほぼ同一寸法を
有し且つ全て一般に円形の患者挿入空間の中心に沿いZ
軸を中心とするx、yおよび2勾配コイルセツトに帰結
する。もちろん、3個のコイル全てか同時に同じ空間を
6白゛することか物理的に不可能であることにより必要
とされる(そして、与えられたコイルの種々の巻線と他
のコイルのそれらとの間を電気的に絶縁する必要がある
という理由によっても)種々のx、yおよびZコイルセ
ラI・の直径においては相違かあるが、最終的なx、y
、zコイルセット!IXi造は、概して、極めて隣接し
11つほぼ同じ直径であるとともに患者挿入領域の中心
から離間している。
しかしながら、我々は、患者からの勾配コイルの間隔に
そのように意図されたり・l称性を維持する必要がない
ことを見いたした。そのかわりに、我々か見いだしたよ
うに、コイルセットの少なくとも一つ(例えば、y勾配
コイルセット)か他のコイルセットよりも患者の体によ
り近接して配置されることを許容することにより、改善
されたMRIを達成することが可能である。池のNMR
応用技術においても同(、lの敗訴か予想される。
少なくとも一つの勾配コイルセットを患否の体に(例え
ば、患者挿入空間に)より近く近接させるようにするこ
とにより、該コイルセットを通る与えられた電流につい
て患者の体内により強い勾配磁場が生成される。したが
って、該コイルセットを幾分か小さくするか、あるいは
小さな駆動電流を用いるかまたは高いMR+画像の解像
度(すなイ)も、より強い横y勾配磁場により可能とな
るような)を得るかあるいは、エコーブラナイメジング
(すなわち、y勾配コイルのインダクタンスを減少させ
得るので)のような特定のタイプのMRIイメージング
シーケンスにおいて特に望ましいとされるような、より
早いスイッチングを達成するかを、選定しiする。特定
のMRIシステムの設置:1者は、我々の新規な勾配コ
イルt+(j造のこれらのI−fり得る利点の一つまた
はその他を最大とするように選定し得ることもわかるで
あろう。
一つの例示的な実施の態様においては、はぼ方形(例え
ば、水平「キーホール」状、または卵形あるいは楕円形
の)患者挿入開口は、中央において約14インチのオー
ダの垂直寸法とされる。このようにしても、なお直径1
2インチの「、f。
(ラジオ周波数)「頭部コイル」を患者挿入開口内に収
容することができる。他の在来のr、f。
コイル構造も、また、患者挿入開口の垂直寸法が相当に
減少したとしても、適応し得る。例えば、通當の円形r
、f、送信コイルは、撮像されるべき患者領域に近接し
て患者挿入領域内において用いられ11つ患者体内から
のr、f、NMR信号を受信するために月1いられる、
より小さなサーフェスr、f、  コイルを有する勾配
コイルセット全体の外側に配置され得る。これらの手法
は、当該技術においては現在では良く知られており、特
別なイメージングの1」的(例えば、心臓の検査等のた
め)のための幾分か小さな視野(撮像領域)ばかりでな
く改心されたS/N (信号対相η比)をしばしば提供
する。
当該技術者ならばわかるであろうように、勾配コイル駆
動電流により、それらがオーディオ周波数でスイッチさ
れるときに可聴音が生成される(例えば、勾配コイルを
流通するパルス電流によって生成される磁場、現存する
静磁場およびそれによって生成される機械的な力の間の
避は難い相互作用によって、勾配コイルセットの物理的
構造を動かし且つある種のラウドスピーカのコーンのよ
うに動作させる)。我々の新たな設計は、幾分より小さ
なコイル構造および/または勾配コイルスイツチングの
より高い周波数および/または与えられた磁場強度のた
めの勾配コイル電流のより低いレベルの使用の許容を達
成することを可能とするので、進行中のMRIシーケン
スに概して関連して生じ得る不愉快な可聴Bか幾分低減
され得る。
一つの例示的な実施の態様では、磁場勾配コイル装置は
、Z軸に沿う向きの重畳された静磁場内にx、y、z軸
に沿って制御された3次元勾配を生成するためにMRI
システム内で用いられる。
XおよびZ勾配コイルセグメントは近似的に同じ16径
で2軸を中心としている。しかしながら、y勾配コイル
セグメントは、y勾配コイルの主要部分を他のコイルセ
ットよりも患者挿入領域の中心に近接させて配置させる
ようにするためにZflIIからオフセットし且つそれ
に平行な輔を中心としている。
要するに、X、Z勾配コイルセットは、Z輔から第1の
最小の距離に配置されるが、y勾配コイルセグメントは
、Z軸から上記第1の距離よりも実質的に小さい第2の
最小の距離に配置される。
この方法でXおよびy勾配コイルセットが互いに直交し
て配置されることにより、それらはZ軸に沿って広がり
I夕1つ上記穴なる第1および第2の最小距離に対応す
るサイズを有するおおむね方形(または卵形またはビj
円形)の断面形状を白゛する患者挿入開口を有効に定義
する。
[実施例] 以ド、図面を参照して本発明の望ましい一実施例を詳細
に説明する。この実施例を注意深く検討すれば本発明の
1」的および効果がより完全に理解されるであろう。
本発明の一実施例が適用される典型的な従来からのMH
Iシステムの構成が第1図に示される。
ここでは、静磁場コイル(例えば超電導コイル)10は
、Z輔(典型的には円筒構造10.12の軸に一致して
いる)に沿って静磁場HOを生成するように(例えば極
低温の)ハウジング12内に収容される。x、yおよび
Z勾配コイルは、円筒形状に設定され、構造10.12
内の中央に配置され、そして静磁場HO内にx、yおよ
び2座標に沿って勾配を生じさせるために適切な電流パ
ルスによって駆動される。1黄x、y勾配コイルのため
の一つの典型的な従来の設計は、そのようなコイルJX
j造によって生成される横勾配のリニアリティを最大に
すべく設計されたいわゆる「ボレー」または他の同様な
条件にしたがって配置された8藺の円弧状コイルセグメ
ントを有するいわゆる「サドルコイル」である。典型的
には、Xおよびy勾配コイルは、相対的な90’の回転
を除けば実質的に同一である。そして、先に述べたよう
に、できるかぎり、Xr  )’、Z勾配コイルは、全
て、概してz軸を中心とする円弧を採用し、且つほぼ等
しい半径を有する(必要なコイルの絶縁および/または
他の勾配コイルとの共存配置に適応するために必要な若
干の相違を有する)。
1個以上のラジオ周波数コイルも、患者に対してr、f
、エネルギを結合するためにaつ患者からのNMRr、
f、  レスポンスを結合するために使用される。x、
y、z勾配コイルおよびr、  fコイルは、MHIイ
メージングシステムを完成させるために、最終的なM 
RI plj像をビデオデイスプレィ16に生成する、
在来のMRI駆動および制御回路14に相互に接続され
る。適宜なf+’4成20成上0運ばれる患者18は、
Z軸に沿い且つx、y、z勾配コイルおよびr、f、 
 コイルの入れTin5造内の患者挿入領域内に導入さ
れiIIる。
本発明に従った典型的な(例えば小児f1用の)x、y
、z勾配コイル装置が第2図に断面図として示される。
縮尺はほぼ1:3である。しかしながら、勾配コイル内
の個々の導体の描写は、縮尺されおらず、純粋に模式的
である。実際の個々の導体の配置は、在来のボレーまた
はその他の撮像6ft域内に実質的にリニアな横勾配磁
場を達成するために設計された条件に従っているm−そ
して、Xコイルとしてのサドルコイルは、yコイルに対
して物理的に直交している(すなわち、z軸に対してほ
ぼ90″回転されている)。当該技術者はわかるであろ
うように、どんな与えられた幾何学およびN M Rの
応用についても、与えられた導体の配置により生成され
る磁場の在来のコンピュータシミュレートを行なって所
望のパラメータ(例えば均一性)に最適化される導体の
配置を繰り返し捜し得る。
図示のように、Xおよび2勾配コ・rルセットは近似的
に同じ半径Rx、zでCX、Zに位置する患者挿入領域
100の中心を中心として形成されるが、y勾配コイル
セットは、患者挿入領域100内に、上側の弧102が
オフセット(垂直に下方の)中心C″yを中心として異
なる半径Ryにより形成され、y勾配コイルの下側の弧
104がもう1つのオフセット(垂直に上方の)中心C
′yを中心として同じ半径Ryにより形成される。X勾
配サドルコイル第2図に示される円弧内に配置されるが
、実際の導体は、可能な360°のうちの一部のみを占
Uする通常のサドルコイルを定義し且つX勾配磁場に直
交する所望のX勾配磁場を生成するためにグループ化さ
れ間隔があけられることは当該技術者には察知し得るで
あろう。
結果として、多くのy勾配コイルセグメント102.1
04が、x、z勾配コイルよりも患者挿入領域100の
中心CX、Zに相当近接して配置されることが理解され
得る。また、患者挿入領域100は、断面において、概
して、y勾配コイルセグメント102,104で定義さ
れる垂直寸法をHし、x、zコイル円弧に近接して配置
されるサポートセグメントIC16,108により定義
される水平寸法を有する方形または卵形または楕円形を
白″することも理解されjする。
個々のコイル巻線110のうちの少数は、実際の導体配
置を示そうとしている訳ではないにもかかわらず一一第
2図に断面が模式的に描かれている。(Z勾配磁場が典
型的にはソレノイド状であるので、第2図の1+=而と
1ろ行に走る巻線を持つこのコイルについては導体の断
面は示されていない。)典型的な実施例においては、こ
れらは(はぼ0.1インチq=方の)正方形の銅の導体
から形成されている。そのような導体は、典型的には導
体エツジ間の0.5インチの絶縁空隙で絶縁され得る。
そのような絶縁は、当該技術において現(1ミ通常に用
いられているように、エナメルまたはガラステープと実
質的にリジッドな強化されたファイバガラスt+s”+
進向に収容することとの組合イっせにより実現され得る
。コイル設31の詳細(ターン数、ターン間間隔、コイ
ル半径および配置)は、特定の所望のMR[設置に対し
てカスタマイズされる。しかしながら、(縮尺1:3の
)第2図に示すような断面寸法をほぼaする典型的な一
実施例において、患者挿入領域100の最大垂直寸法は
、直径12インチのラジオ周波数頭部コイルに適合させ
るためほぼ14インチである。同じ実施例で、Xおよび
yコイルは、それぞれほぼ等しく間隔かあけられ(導体
間0.05インチ)且つ配置された巻線を持つ25ター
ンの0.1インチ平Jj”の銅導体により構成され、Z
コイルは、はぼ15ターンの同じタイプの導体により構
成される。
側方または上方から見ると、各サドルコイル部(Xコイ
ルセット4個およびyコイル上184個)は、所望の円
弧形状および位置に従った方形領域の外側境界の回りに
配置される25ターンにより++−1成される。一実施
例においては、各Xコイルサドルセグメントの最大z軸
長さは16.00インチであり、そして各Xコイルサド
ルセグメントのそれは15.75インチである。同じ実
施例において、Xコイルセグメントの内側エツジは、撮
像8J′i域の中心線から2.09インチ離間しており
、Xコイルセグメントの内側エツジはそれから1.23
インチ離間している。
第2図の典型的な実施例においては、Xおよびy勾配コ
イルセグメントは、Cx、zに位置するz軸を中心とし
、y勾配コイルセグメント102゜104は、それぞれ
Z軸からオフセットされ■っ該2軸(該Z軸は、第2図
に垂直で且っCx、zに一致している)に平行な輔C″
yおよびC′yを中心とする。したがって、X、Zコイ
ルセグメントは、z軸から第1の最小距離(例えば、半
径RX、Z)に配置され、y勾配コイルセグメントは、
Z輔から、X、Z勾配コイルセグメントよりも実質的に
小さい、第2の最小距離に配置される。さらに、x、X
コイルセグメントは、互いに直交するように配置される
ので、z軸に沿って広がり且つ上記光なる第1および第
2の最小距離に対応するサイズのおおむね方形(または
卵形または楕円形)断面形状を有する患者挿入開口10
0を定義する。典型的な実施例においては、患者挿入開
口100は、水平にはZ軸を中心とする円弧の間に、垂
直にはZ軸の上方および下方にオフセットされた各軸を
中心とするより大きな半径の円弧の間に広がる断面領域
を持つ。
他の典型的な実施例が第3図に示される。ここでは、第
2図の場合と類似したエレメントを描くのに類似した参
照番号か用いられている。しかしながら、y勾配コイル
の大きさは、ここでは、断面において(水平)「キーホ
ール」状とも呼ばれ得る依然としておおむね方形の患者
挿入領域1100(線で示されるような、yおよびXコ
イルセグメントの間に挟まれた適宜な物理的空間の境界
を自゛する)を定義するように、−層小さくなっている
+d円コイル弧状部により生成される磁場は、(コイル
円弧よりも)解析が一層困難であるが、そのような構成
は患者の体により近接してy勾配コイルを配置すること
を可能とするという利点もある。そのような実施例か第
4図に示される。この場合、X+Y+  zコイルセグ
メントは、全て本質的に焦点f1およびf2を有する患
者挿入領域100の楕円境界に共存配置される。X勾配
コイル導体は、y楕円コイル弧状部における導体(該導
体はy勾配コイルを提供する)に直交するX楕11コイ
ル弧状部内の通常のサドルコイル構造の内部に配置され
得ることは、明らかである。ここで、円状、楕円状ある
いは他の形状の弧状部の組合4っせも、1個以上の勾配
コイルの断面形状として用いることができることも明ら
かである。
本発明のいくつかの実施例についてのみ詳細に説明した
けれども、当該技術者ならば上記実施例を種々変形して
も本発明の新規な特徴および利点を得ることかできるこ
とはわかるであろう。したかって、そのような変形は全
て本発明の概念に含まれる。
[発明の効用] 本発明によれば、少なくとも一つの勾配コイルセットを
患者の体に(例えば、患者挿入空間に)より近く近接さ
せるようにすることにより、該コイルセットを通る与え
られた電流について患者の体内により強い勾配磁場を生
成させ得る。したがって、本発明によれば、コイルセッ
トをより小さくすること、あるいは駆動電流をより小さ
くすること、またはより早いスイッチングをi+J能と
することのうちの任意の少なくとも1つを実現しi“、
;る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の適用される典型的なMR+
システムにおけるx、y、z勾配コイルを示す分解斜視
図、 第2図は、本発明に従って構成されたx、  yZ勾配
コイルセッ!・装置の一実施例を模式的に示す断面図、 第3図は、本発明の他の実施例の構成を模式的に示す断
面図、 第4図は、本発明のその他の実施例の構成を模式的に示
す断面図である。 ]00・・・患者挿入領域、102,104・・・y勾
配コイル、1.06,108・・・サポートセグメント

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)z軸に沿う方向の磁場を有する磁気共鳴イメージ
    ングシステムにおけるx、y、z軸に沿う制御された3
    次元磁場勾配を生成するのに用いるための磁場勾配コイ
    ル装置であって、 上記磁場勾配コイルは、他の部材よりも実質的に上記z
    軸に近く配置され、それらの内部にz軸に沿う患者挿入
    空間を定義するとともに、該患者挿入空間がその垂直寸
    法よりも実質的に大きな水平寸法を持つ横断面を有する
    少なくともいくつかのコイル導体を具備することを特徴
    とする磁場勾配コイル装置。
  2. (2)静磁場生成構造内に配置され、且つMRIイメー
    ジングシーケンスの間上記勾配コイルを介して電流パル
    スの所定のシーケンスを実行させるためのMRI駆動お
    よび制御回路手段に電気的に接続される第1項の磁場勾
    配コイル装置を有する磁気共鳴イメージングシステム。
  3. (3)xおよびz勾配コイルセグメントは、上記z軸か
    らほぼ等しく離間した位置に配置され、少なくともいく
    つかのy勾配コイルセグメントは、上記z軸に対して上
    記xおよびz勾配コイルセグメントよりも実質的に近接
    した位置に配置される 第1項の磁場勾配コイル装置。
  4. (4)少なくともコイルセグメントの第1のセットは、
    上記z軸から第1の最小の距離に配置され、少なくとも
    コイルセグメントの第2のセットは、上記z軸から実質
    的に上記代1の距離よりも短い第2の最小の距離に配置
    され、 上記コイルセグメントの第1および第2のセットは、上
    記z軸に沿う概ね方形の患者挿入開口を定義するように
    配置される 第1項の磁場勾配コイル装置。
  5. (5)上記患者挿入開口は、それぞれ異なる寸法の対向
    する複数のアーク対により形成されるキーホール構造を
    有する第4項の装置。
  6. (6)上記アークの少なくとも1つは楕円状である第5
    項の装置。
  7. (7)z軸に沿って形成され、概ね方形の断面形状を有
    し且つ上記異なる第1および第2の最小距離に応じたサ
    イズを有する、患者挿入開口を定義するように、上記コ
    イルセグメントの1つは、他のコイルセグメントに対し
    て直交配置される第4項の装置。
  8. (8)上記患者挿入開口は、上記z軸を中心とする円弧
    の間に水平に広がり、且つ上記z軸の上方および下方に
    オフセットされた各軸を中心とする円弧の間に垂直に広
    がる断面を有する第4項の装置。
  9. (9)上記z軸に沿って配向される静磁場内に上記z軸
    に沿う勾配を生成するように配置されるコイルセグメン
    トを有するz軸磁場勾配コイルと、上記静磁場内に上記
    x軸に沿う勾配を生成するように配置されるコイルセグ
    メントを有するx軸磁場勾配コイルと、 上記静磁場内に上記y軸に沿う勾配を生成するように配
    置されるコイルセグメントを有するy軸磁場勾配コイル
    と をさらに具備し、且つ 上記y軸コイルセグメントの少なくともいくつかは、上
    記x軸コイルセグメントよりも上記z軸に実質的に近接
    して配置される ことを特徴とする第1項の装置。
  10. (10)上記コイルセグメントは、弓形をなし、且つ上
    記xおよびz軸コイルセグメントはz軸を中心とし、上
    記y軸コイルセグメントは、上記z軸からオフセットさ
    れた軸を中心とする第9項の装置。
  11. (11)上記コイルの少なくとも1つは、少なくとも一
    部において、それらの間にz軸に沿って広がる非円形患
    者挿入開口を定義するための非円形断面を有する 第1項の複数の磁場勾配コイルからなる装置。
  12. (12)xおよびz勾配コイルセグメントは、上記z軸
    を中心とし、 且つ少なくともいくつかのy勾配コイルセグメントは、
    上記z軸に対する平行線からオフセットされた軸を中心
    とする 第1項の複数の磁場勾配コイルからなる装置。
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