JPH021215A

JPH021215A - 身体測定装置

Info

Publication number: JPH021215A
Application number: JP63142011A
Authority: JP
Inventors: Tomoki Takashima; 高島　知己
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-06-09
Filing date: 1988-06-09
Publication date: 1990-01-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は比較的簡易に健康に関する自己診断を行うこと
ができる身体測定装置に関する。

〔従来の技術〕

比較的規模の大きい企業、組織等に所属する人達は、年
に２回の定期健康診断が確実に行われるため、自己の健
康を管理することが比較的容易である。これに対して比
較的規模の小さい企業等に所属したり、無医村地域に居
住する人達は健康診断の機会が少なく、健康管理も怠り
がちとなる。

前者の人達も何等かの都、合により診断臼に診断を受け
ることができなかった場合は、後者の人達と同様に病院
等に自ら出かける等しなければその時における自己の健
康状態を正確にチエツクすることができない。

〔発明が解決しようとするａ題〕

しかしながら病院は混雑しており、予め予約をとる等し
なければならず、自分の都合の良いときに診断を受ける
ことが比較的困難である。その結果結局診断を受けない
で済ませることが多くなる。

本発明は斯かる状況に鑑みなされたもので、自分の都合
の良いときに、簡単に健康に関するチエツクを行うこと
ができるようにするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の身体測定装置は、使用者が特定人であることを
検出する検出手段と、使用者の身体に関する少なくとも
１つの要素の測定を行う測定手段と、検出手段の出力に
対応して測定手段を使用可能状態にするスイッチ手段と
、測定手段による測定結果に対応するデータを作成し、
出力するデータ作成手段とを備える。

〔作用〕使用者が現金あるいは所定のカードを投入する等すると
、検出手段により使用者が特定人であることが検出され
る。このときスイッチ手段は測定手段を使用可能状態に
する。使用者が測定手段により自分の血圧等を？Ｉ′１
１定すると、測定結果に対応したデータがデータ作成手
段より出力される。

〔実施例〕

第１図は本発明の身体測定装置のブロック図である。同
図において１は電源回路であり、各回路、手段等に必要
な電力を供給する。２は検出手段としてのカートリーダ
であり、挿入されたカードを読み取る。３はスイッチ手
段であり、電源回路１からの電源の各回路、手段への供
給を制御する。

４乃至１２は各々身体に関する要素を測定する測定手段
を構成する体重計、身長計、胸囲計、腹四計、座高計、
脈拍計、血沈計、血圧計及び皮下脂肪ｉ１１す定計であ
る６測定手段としてこの他例えば正心電図計１９、過心
電図計２０等を付加することもできる。１３は脈拍を測
定するときに用いられる室内用自転車である。

１４はレーザコン１ヘローラであり、身長計５、胸囲計
６．腹囲計７、座高計８及び皮下脂肪測定計１２に用い
られるレーザ光を制御する。１５はメモリであり、各測
定手段の測定値に対応する標準値が予め記憶されている
。１６はコントローラであり、データ作成手段１７を制
御する。１８は各手段を制御するＣＰＵである。

このような装置が駅、体育館、公民館、寄合所等所定の
場所に例えば第２図に示すように設置される。その設置
場所は無人であってもよいし、必要に応じ精々各測定手
段の使用方法を説明できる程度の管理人等が配置される
。使用者は自分の都合の良いときにこの設置場所に出向
くことになる。

この装（置を特定の会員、組合員等にのみ使用させるた
め、使用を希望する者に予め会員カート等を配布してお
く。あるいはまた設置場所にカードの阪売機（図示せず
）を置いておき、所定の額の現金を投入したときカート
が販売されるようにすることもできる。

使用者はカートをカードリーダ２に挿入する。

カードリーダ２は挿入されたカートを半導体レーザ等を
利用して光学的に読み取り、カードに記録されているコ
ートが所定のものであるときスイッチ手段３をオンする
。その結果電源回路１がらスイッチ３を介して体重計４
に電源が供給され、体重計４が使用可能となる。

このとき体重計４だけでなく、各測定手段を全て使用可
能にし、使用者に各測定手段を順番に使用させることも
可能である。しかしながらそのようにすると複数の使用
者がこの装置を使用する場合、各人が順路２１に沿って
順番に各測定手段を使用しなければならず、時間ががが
り、不便となる。そこでカードリーダ２とスイッチ手段
３を各測定手段毎に設け、使用する測定手段のところへ
行って、その都度カードを読み取らせるようにすること
もできる。このようにすれば空いている測定手段をラン
ダムに使用することが可能となり、使用効率が向上する
。各人の識別は各カードによりコードを記録しておくこ
ζにより可能となる。

体重計４は例えばロードセル体重計とされる。

体重計４はその上を使用者が通過したときの重量を測定
する。この体重計４には平均的な衣服の重量が予め設定
されており、測定された重量からこの衣服の重量を差し
引いた値が体重として出力される。従って使用者は衣服
を脱がずに体重を測定することができる。

身長計５は例えば垂直に直線状に配置されたヘリウム−
ネオンレーザのアレイと、そこより出力されたレーザ光
を受光するようにレーザアレイに対向して配置された受
光素子アレイとにより構成することができる。使用者が
両者の間を通過したときレーザ光線が遮断されるので、
その遮断された最も高い位置を検出することにより身長
が測定される。勿論１対のレーザ光源と受光素子を同期
して垂直方向に移動し、レーザ光線が遮断される高さを
検出するようにしてもよい。

胸囲計６はレーザ光線を水平方向に出力するように配置
されたヘリウム−ネオンレーザとそれを受光する受光素
子とにより構成される。身長計５における場合と同様に
、レーザ光源を複数個配置するか、又は１個のレーザ光
源を移動させることにより、レーザ光線が遮断される位
置を検出し。

その位置から胸囲を演算することができる。レーザ光線
によりスキャンする水平方向の高さは、身長計６の測定
結果に対応して所定の位置に設定される。あるいは所定
の範囲の複数の高さにおける測定を行い、その最大値、
あるいは最大値より所定の値だけ下方の高さ位置の測定
値より胸囲が演算される。

腹囲計７は胸囲計６と同様に構成され、スキャンする高
さ位置が胸囲ｉ、ｌ　６における場合と異なる位置に設
定される。従ってレーザ光源のスキャン位置を変更でき
るように構成することにより腹囲計７は胸囲計６と兼用
することが可能である。この場合も衣服を着たままの状
態で測定が行われる。

座高３［８は所定の高さに固定された椅子からの遮光位
１１　（高さ）を身長計５における場合と同様に測定す
る。この座高計８も身長計と兼用することが可能である
。

脈拍計９においては、手首等に巻かれたバンドにより検
出される圧力変化が脈拍として測定される。室内に固定
配置された自転車上３を所定時間漕いだ前後の脈拍を測
定することができる。

血沈計１０においてはアルゴン、ヨウ素のレーザ光線が
使用者の血管の上から照射され、その反射光から血流の
速度と血沈が測定される。

血圧計１１においては腕に巻かれたバンドにより血圧が
測定される。あるいはまたアルゴン、ヨウ素のレーザを
利用して血圧を測定することもできる。

皮下脂肪甜定計１２においては、ヘリウム−ネオンレー
ザがパルス発信され、使用者の身体の表面部近傍に、表
面部と略平行に照射される。レーザ光線は身体の表面部
の反対側に配置された受光素子により受光される。南部
と脂肪部における波長の変化から皮下脂肪の量（厚さ）
が演算される。

これらの測定結果はメモリ１５に記憶される。

メモリ１５にはまた各測定値の標準値（正常値）が予め
記憶されており、比較手段としてのＣＰＵｌ８は各測定
結果とこのｍ準位とを比較する。ＣＰＵ１８はコントロ
ーラ１６を介してデータ作成手段１７を制御し、測定結
果と比較結果（標錦値）とを出力データとして紙等に印
字させる。

メモリ１５には病院名、医師名等がその住所及び電話番
号とともに予め記憶Ｃ登ｆｌｔ）されており、これらの
データも出力用紙に同時に出力される（出力用紙に予め
印刷しておくことも可能である）。

使用者は出力用紙を見て自分の健康状態を知り、不安が
あるときは用紙に記載された病院等に連絡し、本格的な
診察等を受けることができる。来診を受けたとき病院等
においてはその使用者の測定結果を例えば電話回線を介
してメモリ１５から読み出し、参考にすることができる
。

〔効果〕

以」二の如く本発明によれば、使用者が特定人であるこ
とが検出されたときその身体に関する測定ができるよう
にしたので、使用者は自分の都合のよい空き時間を利用
して自分の健康状態をチエツクし２必要に応じて専門医
↓こ相談することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の身体側定装置のブロック図。第２図はその配置図である。１・・・電源回路２・・・カードリーダ３・・・スイッチ手段４・・・体重計５・・・身長計６・・・胸囲計７・・・腹四計８・・・座高計９・・・脈拍計１０・・・血沈計１１・・・血圧計１２・・・皮下脂肪測定計１３・・・自転車１４・・・レーザコントローラ１５・・・メモリ１６・・・コントローラ１７・・・データ作成手段１８・・・ＣＰＵ１９　・２０　・２　】　・・正心電図剖・過心電図計・順路

Claims

【特許請求の範囲】１、使用者が特定人であることを検出する検出手段と、使用者の身体に関する少なくとも１つの要素の測定を行
う測定手段と、検出手段の出力に対応して測定手段を使用可能状態にす
るスイッチ手段と、測定手段による測定結果に対応するデータを作成し、出
力するデータ作成手段とを備える身体測定装置。２、前記検出手段は使用者が所持するカードを読み取る
カードリーダである請求項１記載の身体測定装置。３、前記カードリーダは前記測定手段毎に配置されてい
る請求項２記載の身体測定装置。４、前記スイッチ手段は前記検出手段の出力に対応して
前記測定手段への電力の供給を制御する請求項１、２又
は３記載の身体測定装置。５、前記装置はさらに測定結果を標準値と比較する比較
手段を有し、前記データ作成手段は前記比較手段の比較
結果に対応するデータも作成、出力する請求項１、２、
３又は４記載の身体測定装置。