JPH0212084A - 電子時計及びその発振誤差補正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、発明誤差補正機能を有する電子時計および時
刻誤差を補正するだめの発振誤差補正方法に関するもの
である。

従来の技術 一般に電子時計の時刻誤差を補正するには、第２図に示
すように、周波数測定器２ａによって発振回路１の発振
周波数を測定しながら発振回路１に設けられたトリマコ
ンデンサ６により、基準発振周波数となるように調整さ
れている。

発明が解決しようとする課題 ところが、このような時計誤差を少なくする調整工程に
おいては、作業者の調整精度ばらつきによって、時計誤
差が大きいという現象がしばしば発生する。

又、調整精度を上げると時間がかかり、生産能力が低下
するという問題点があった。

この為、従来はいちいち作業者の手により精度よく調整
したり、作業者の数を増して生産能力を増したり、熟練
者により、精度を上げなければならないという問題点が
あった。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、簡単な溝底で時計誤差を減少することができ、しかも
作業者の手により調整１〜なくても、時計誤差の少ない
優れた電子時計を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 本発明の電子時計は、発振周波数と基準周波数との差を
外部測定器により計測し、それを時計内部に記憶し、時
刻出力に対応して一定時間毎に加減算し、時刻を補正す
ることを特徴とするものである。

作　　用 本発明の電子時計は、発振周波数と正確な時刻であるだ
めのノ、（零周波数との差を外部測定器により計測しそ
れを記憶させ、加減算することにより、発振器の発振周
波数の誤差が有っても、時計の誤差が減少するものであ
る。

実施例 以下、本発明の電子時計及び発振誤差補正方法を図面を
参照して説明する。

第１図に示すように、時計の発振回路１の発振周波数を
、発振誤差設定手段である外部測定器２の周波数測定器
２ａにより、測定し、それを誤差計算部２ｂにより基準
周波数との差の計算を行なう。

なお、この発振誤差設定手段は外部測定器よりｌ’ｆａ
成されており電子時計には含まれない。

誤差計算部２ｂの結果をメモリー３に記憶し、それを加
減算器４により計算する。このようにすれば、発振回路
１の発振周波数に誤差が有っても、調整する必要なく、
作業能率を著しく数倍することができ、時計の誤差を正
しく補正することができる。

発明の効果 以上のように本発明の電子時計及び発振誤差補正方法は
、発振回路の発振周波数を外部測定器により周波数測定
を行ない、それを正確な時刻である為の基準発振との差
をメモリーに記憶させ、−定時刻毎に加減算するもので
あシ、したがって発振回路の発振周波数を作業者によっ
て調整する必要が全くなく、それでいて時計の誤差を減
少させることができ、品質向上、歩留り向上ひいては作
業性の向上に大いに役立つものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子時計及び発振誤差補正方法を示す
ブロック図、第２図は従来の電子時計のブロック図であ
る。 １・・・；・、・発振回路、２・・・・・・外部測定器
、２ａ・・・・・・周波数測定器、２ｂ・・・・・・誤
差計算部、３・・・・・・メモリー、４・・・・・・加
減算器。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第２
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発振器を有し、その発振周波数を基準とする電子
   時計であって、上記発振器の発振周波数と基準周波数と
   の差を記憶する手段と、上記発振器出力を分周して時刻
   信号を作り出す手段と、上記時刻信号から表示器を駆動
   するドライバーまでの間に設けられ、上記記憶回路の出
   力に対応して時刻信号を加減算する加減算手段とを備え
   たことを特徴とする電子時計。
2. （２）発振誤差設定手段によって測定した発振器の発振
   周波数と予め設定された基準周波数とを比較して、その
   差に応じた誤差信号を記憶する手段を有し、この誤差信
   号に対応して上記発振器より分周器を介して表示器駆動
   用ドライバーまでの間において時刻信号を加減算するこ
   とを特徴とする電子時計における発振誤差補正方法。