JPH02120788A - 三次元表示装置 - Google Patents
三次元表示装置Info
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- JPH02120788A JPH02120788A JP63273959A JP27395988A JPH02120788A JP H02120788 A JPH02120788 A JP H02120788A JP 63273959 A JP63273959 A JP 63273959A JP 27395988 A JP27395988 A JP 27395988A JP H02120788 A JPH02120788 A JP H02120788A
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Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、立体画像を三次元空間に表示し得るようにし
た三次元表示装置に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、このような三次元表示装置としては、本出願人に
よる特開昭62−6297号に開示されている[立体画
像の表示装置」がすでに知られている。 この装置は、回転表示板と、この回転表示板を回転させ
る駆動部と、位置信号発生部とから成り、この回転表示
板にマトリックス状に複数個の発光素子を配設すると共
に、前記位置信号発生部から発生する信号に基づいて該
回転表示板の回転位置を検出する位置センサと、前取て
上記発光素子の発光表示パターンが記憶される表示記憶
部と、上記位置センサの信号によって表示の向きを計算
する計算部と、点灯駆動部を備えるように、構成されて
いる。 このように構成された表示装置においては、駆動部によ
り回転表示板を比較的高速で回転せしめ、位置信号発生
部から発生する信号に基づいて位置センサにより検出さ
れた回転表示板の回転位置に関して、1r1以て表示記
憶部に記憶されている表示パターンを読み出して計算部
により表示の向きを計算し、その計算結果を点灯駆動部
に入力することによって、回転表示板の発光素子を適宜
に駆動制御し、各回転位置にて順次発光素子を発光させ
ることにより、所望の立体画像の表示を行なうようにな
っている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような構成の表示装置は、位置信号
発生部を除いては、電源を含むすべての構成要素が回転
表示板の回転と共に回転するようになっており、ちらつ
きのない見やすい表示を行なうためには、毎分約300
0回軽度度で回転表示板を回転させる必要があることか
ら、回転モーメントが比較的大きく、従って駆動部の負
担が増大し、装置全体が大型化していた。 また、各発光素子は回転表示板の一回転中の僅かな角度
範囲でのみ発光せしめられることから、視認性を高める
ために瞬間的に定格を越えた桟大fi Aを流すように
している。そのため、駆動部が故障等により停止した場
合、発光素子が点灯している状態の回転位置で静止して
しまうと、この発光素子には連続的に梅大電流が流れる
ことになり、過電流によって発光素子が自己発熱し、劣
化或いはワイヤの断線等を生ずることになるという問題
があった。 さらに、従来の表示装置においては、単に発光素子によ
る発光表示が示されているだけで、カラー表示は全く考
慮されていなかった。 本発明は、以上の点に鑑み、回転表示板の回転モーメン
トをできるだけ小さくすることにより、回転駆動部の負
担を軽減して、この回転駆動部を小型化すると共に、位
置センサの出力の処理を簡単にして、コストを低減し、
また発光素子が点灯状態のまま回転表示板が停止した場
合でも、発光素子が破損することがなく、さらにカラー
表示が可能である、三次元表示装置を提供することを目
的としている。 〔問題点を解決するための手段及び作用]上記目的は、
本発明によれば、回転軸から実質的に半径方向反対側に
延びるようにこの回転軸に枢支された二枚の回転表示板
と、この回転表示板を回転軸の周りに回転駆動部しめる
回転駆動部と、この回転駆動部により回転駆動される回
転表示板の回転位置を検出するための回転位置検出部と
、上記回転表示板の各表示面にそれぞれマトリックス状
に且つ該回転表示板の回転により同一軌道を通るように
配設された複数個の発光素子と、回転表示板に対して固
定的に配設されていて且つ該発光素子を所定のパターン
で発光せしめる点灯駆動部と、上記発光素子の発光パタ
ーンを記憶している表示記憶部と、上記回転位置検出部
からの信号に基づいてこの表示記憶部から読み出した発
光パターンのデータに従って点灯駆動部を作動させる駆
動制御部とを有し、上記回転位置検出部が、回転表示板
に取り付けられた少なくとも一対の、好ましくは回転表
示板の各表示面に対して一対の、光学式位置センサと、
上記位置センサの回転軌道に沿って常に各位置センサに
対向するように固定配置されたリング状部材上に備えら
れた回転位置マークとから構成されており、第一の位置
センサに関連する回転位置マークが実質的に等角度間隔
に設けられていて且つアドレス位置を示し、第二の位置
センサに関連する回転位置マークが所定の一つの角度位
置に設けられていて且つリセット位置即ら初期位置を示
すように構成した三次元表示装置により達成される。 この発明によれば、第二の位置センサがリセット位置を
示す回転位置マークを検出することにより、この位置セ
ンサからの信号が入力される駆動制御部が初期位置であ
ることを判別し、その後回転表示板の回転につれて第一
の位置センサがアドレス位置を示す回転位置マークを検
出するごとに、この駆動制御部がアドレス番号をカウン
トアンプすることにより、そのときの回転表示板の回転
位置が検出され得ることとなり、IIiび第二の位置セ
ンサが回転位置マークを検出したとき、駆動側1111
部はアドレス番号をゼロにリセットするので、各回転位
置にて第一または第二の位置センサは回転位置マークの
検出信号を出力するだけであり、駆動制御部は該位置セ
ンサからの信号に基づいて順次アドレス番号をカウント
アツプするだけの動作によって、常に回転表示板の回転
位置が検出され得る。したがって、このための処理回路
も簡単な構成で済むことから、非常に簡単な処理によっ
てしかも低コストで回転位置の検出が行なわれ得ること
となる。 本発明による三次元表示装置は、好ましくは、位置セン
サから駆動制御部への間に保護回路が挿入されており、
この保護回路が、位置センサからの信号が入力されるパ
ルス発生回路と、このパルス発生回路からの信号がリセ
ット入力に入力され且つクロック発生回路からのクロッ
クパルスがクロック人力に入力されるカウンタと、該位
置センサまたはパル・ス発生回路から信号が人力される
と共に、該カウンタからの信号がセレクト入力に入力さ
れるセレクタとから構成されているので、これにより回
転表示板が正常に回転駆動されている場合には、位置セ
ンサからの信号が一定の時間間隔でパルス発生回路に入
力され、このパルス発生回路は上記一定の時間間隔でカ
ウンタのリセット人力にパルスを人力することから、こ
のカウンタは所定のクロックパルスをカウントする前に
リセノ1−されることとなる。このため、セレクタに信
号を出力せず、従ってこのセレクタは位置センサまたは
パルス発生回路からの信号をそのまま出力する。 回転表示板の回転が停止し、位置センサからの信号がパ
ルス発生回路に入力されなくなると、カウンタはリセッ
トされないため、クロック発生回路からのクロックパル
スをカウントし、所定数のクロックパルスをカウントし
たときセレクタに信号を出力するので、このセレクタが
その出力を遮断する。したがって、発光素子が発光して
いる状態で回転表示板が停止した場合であっ一ζも、こ
れにより発光素子が連続的に点灯せしめられて、過電流
によりa ti等の破1fiが生ずるようなことがない
。 また、本発明による三次元表示装置は、好ましくは、各
回転表示板の回転方向に関して一例の表示面が互いに回
転軸に関して180度の角度をなしていると共に、各回
転表示板の実質的に同一方向に向いた表示面が、それぞ
れ同一の発光色を有するように、回転表示板の背向する
二つの表示面が異なる発光色の発光素子を備えている。 これにより、回転表示板の回転によって、その半回転ご
とに同一の発光ドツト位置にて異なる回転表示板の発光
素子が持ら来たされることになり、これにより異なる発
光色の発光素子が同一位置で発光せしめられ得ることと
なる。こうして異なる発光色の発光素子による混色表示
が可能となり、それぞれの発光素子の発光色によるカラ
ー表示と共に、三色のカラー表示を行なうことができ、
視認性の向上した見やすい表示が得られる。 さらに、本発明による三次元表示装置は、好ましくは、
回転表示板の下縁に揺動可能に取り付けられ且つ下方に
押圧される導電性の揺動レバーと、この1ヱ動レバーの
自由端にて回転表示板の回転軸に向かって延びる軸に枢
支され且つ固定配置されたリング状の電極の表面に常に
当接せしめられる!電性のローラから成る集電装置が備
えられており、この集電装置を介して点灯駆動部に給電
が行なわれるように構成されている。 したがって、電源部が回転表示板に搭載されずし力も回
転駆動される回転表示板に備えられた点灯駆動部への給
電が該4J電装置のローラのリング状電臘へのころがり
接触によって行なわれることから、該回転表示板を回転
駆動せしめる回転駆動部の負担が軽減されることとなり
、比較的小型にHつ低コストで構成され得ることになる
。 さらにまた、本発明による三次元表示装置は、好ましく
は、回転表示板の回転軸の下端に、点灯駆動部に制御信
号を伝送するための光ファイバーの入力端が、該回転軸
と同心に配置されていて、この光ファイバーの入力端に
対向して、駆動制御部から制御信号を伝送するための光
ファイバーの出力端が固定的に配置されていることによ
り、この駆動制御部が回転表示板に搭載されず、しかも
制御信号の伝送が、外部から回転表示板に対して非接触
式に行なわれ得ることになるので、この場合も同様に回
転表示板を回転駆動せしめる回転駆動部の負担が軽減さ
れることとなり、比較的小型に且つ低コストで構成する
ことができ、また、制御信号の伝送が光信号として光フ
ァイバーを介して行なわれることから、伝送中にノイズ
が制御信号に付加されるようなことが実質的にない。 本発明による三次元表示装置は、回転表示板の回転領域
の上方に、透明バフル仮が着脱可能に配設されており、
この透明パネル板の表面に所定パターンの表示が刻設さ
れ、この透明パネル板の端面に対向して照明用光源が備
えられている場合には、その照明光源からの光によって
該透明パネル板の表面に刻設された表示が側方から照明
され、この照明光がその表示により反射せしめられるこ
とにより該透明パネル板から上方に射出し、これにより
該表示が観察され得るので、常時点灯パターンが必要な
い場合には、その透明パネル板を外しておけばよく、常
時点灯パターンが最上部に必要とされるときには、透明
パネル板を装着することにより、この常時点灯パターン
のための制御信号のデータ入力、記憶、続出や発光素子
の点灯駆動が不要となるので、コストが低減され得るこ
とになる。 〔実施例〕 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明をさらに詳
細に説明する。 第1図は本発明による三次元表示装置の一実施例を示し
ている。三次元表示装置IOは、上部がほぼ円筒状の透
明カバー11aにより覆われたケース11内にて、垂直
な回転軸12aの上端が固定軸受13により、また該回
転軸+2aの下端が固定軸受14により軸受けされるこ
とにより、垂直軸Oの周りに回転可能に枢支された回転
体12と、この回転体12を垂直軸の周りに回転駆動す
るための回転駆動!Jetsを含んでいる。この回転駆
動装置15は、図示の場合ベルトドライブ方式のもので
あるが、これに限らず任意の駆動方式を採用することが
可能である。 上記回転体12は、下方領域がケース1
た三次元表示装置に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、このような三次元表示装置としては、本出願人に
よる特開昭62−6297号に開示されている[立体画
像の表示装置」がすでに知られている。 この装置は、回転表示板と、この回転表示板を回転させ
る駆動部と、位置信号発生部とから成り、この回転表示
板にマトリックス状に複数個の発光素子を配設すると共
に、前記位置信号発生部から発生する信号に基づいて該
回転表示板の回転位置を検出する位置センサと、前取て
上記発光素子の発光表示パターンが記憶される表示記憶
部と、上記位置センサの信号によって表示の向きを計算
する計算部と、点灯駆動部を備えるように、構成されて
いる。 このように構成された表示装置においては、駆動部によ
り回転表示板を比較的高速で回転せしめ、位置信号発生
部から発生する信号に基づいて位置センサにより検出さ
れた回転表示板の回転位置に関して、1r1以て表示記
憶部に記憶されている表示パターンを読み出して計算部
により表示の向きを計算し、その計算結果を点灯駆動部
に入力することによって、回転表示板の発光素子を適宜
に駆動制御し、各回転位置にて順次発光素子を発光させ
ることにより、所望の立体画像の表示を行なうようにな
っている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような構成の表示装置は、位置信号
発生部を除いては、電源を含むすべての構成要素が回転
表示板の回転と共に回転するようになっており、ちらつ
きのない見やすい表示を行なうためには、毎分約300
0回軽度度で回転表示板を回転させる必要があることか
ら、回転モーメントが比較的大きく、従って駆動部の負
担が増大し、装置全体が大型化していた。 また、各発光素子は回転表示板の一回転中の僅かな角度
範囲でのみ発光せしめられることから、視認性を高める
ために瞬間的に定格を越えた桟大fi Aを流すように
している。そのため、駆動部が故障等により停止した場
合、発光素子が点灯している状態の回転位置で静止して
しまうと、この発光素子には連続的に梅大電流が流れる
ことになり、過電流によって発光素子が自己発熱し、劣
化或いはワイヤの断線等を生ずることになるという問題
があった。 さらに、従来の表示装置においては、単に発光素子によ
る発光表示が示されているだけで、カラー表示は全く考
慮されていなかった。 本発明は、以上の点に鑑み、回転表示板の回転モーメン
トをできるだけ小さくすることにより、回転駆動部の負
担を軽減して、この回転駆動部を小型化すると共に、位
置センサの出力の処理を簡単にして、コストを低減し、
また発光素子が点灯状態のまま回転表示板が停止した場
合でも、発光素子が破損することがなく、さらにカラー
表示が可能である、三次元表示装置を提供することを目
的としている。 〔問題点を解決するための手段及び作用]上記目的は、
本発明によれば、回転軸から実質的に半径方向反対側に
延びるようにこの回転軸に枢支された二枚の回転表示板
と、この回転表示板を回転軸の周りに回転駆動部しめる
回転駆動部と、この回転駆動部により回転駆動される回
転表示板の回転位置を検出するための回転位置検出部と
、上記回転表示板の各表示面にそれぞれマトリックス状
に且つ該回転表示板の回転により同一軌道を通るように
配設された複数個の発光素子と、回転表示板に対して固
定的に配設されていて且つ該発光素子を所定のパターン
で発光せしめる点灯駆動部と、上記発光素子の発光パタ
ーンを記憶している表示記憶部と、上記回転位置検出部
からの信号に基づいてこの表示記憶部から読み出した発
光パターンのデータに従って点灯駆動部を作動させる駆
動制御部とを有し、上記回転位置検出部が、回転表示板
に取り付けられた少なくとも一対の、好ましくは回転表
示板の各表示面に対して一対の、光学式位置センサと、
上記位置センサの回転軌道に沿って常に各位置センサに
対向するように固定配置されたリング状部材上に備えら
れた回転位置マークとから構成されており、第一の位置
センサに関連する回転位置マークが実質的に等角度間隔
に設けられていて且つアドレス位置を示し、第二の位置
センサに関連する回転位置マークが所定の一つの角度位
置に設けられていて且つリセット位置即ら初期位置を示
すように構成した三次元表示装置により達成される。 この発明によれば、第二の位置センサがリセット位置を
示す回転位置マークを検出することにより、この位置セ
ンサからの信号が入力される駆動制御部が初期位置であ
ることを判別し、その後回転表示板の回転につれて第一
の位置センサがアドレス位置を示す回転位置マークを検
出するごとに、この駆動制御部がアドレス番号をカウン
トアンプすることにより、そのときの回転表示板の回転
位置が検出され得ることとなり、IIiび第二の位置セ
ンサが回転位置マークを検出したとき、駆動側1111
部はアドレス番号をゼロにリセットするので、各回転位
置にて第一または第二の位置センサは回転位置マークの
検出信号を出力するだけであり、駆動制御部は該位置セ
ンサからの信号に基づいて順次アドレス番号をカウント
アツプするだけの動作によって、常に回転表示板の回転
位置が検出され得る。したがって、このための処理回路
も簡単な構成で済むことから、非常に簡単な処理によっ
てしかも低コストで回転位置の検出が行なわれ得ること
となる。 本発明による三次元表示装置は、好ましくは、位置セン
サから駆動制御部への間に保護回路が挿入されており、
この保護回路が、位置センサからの信号が入力されるパ
ルス発生回路と、このパルス発生回路からの信号がリセ
ット入力に入力され且つクロック発生回路からのクロッ
クパルスがクロック人力に入力されるカウンタと、該位
置センサまたはパル・ス発生回路から信号が人力される
と共に、該カウンタからの信号がセレクト入力に入力さ
れるセレクタとから構成されているので、これにより回
転表示板が正常に回転駆動されている場合には、位置セ
ンサからの信号が一定の時間間隔でパルス発生回路に入
力され、このパルス発生回路は上記一定の時間間隔でカ
ウンタのリセット人力にパルスを人力することから、こ
のカウンタは所定のクロックパルスをカウントする前に
リセノ1−されることとなる。このため、セレクタに信
号を出力せず、従ってこのセレクタは位置センサまたは
パルス発生回路からの信号をそのまま出力する。 回転表示板の回転が停止し、位置センサからの信号がパ
ルス発生回路に入力されなくなると、カウンタはリセッ
トされないため、クロック発生回路からのクロックパル
スをカウントし、所定数のクロックパルスをカウントし
たときセレクタに信号を出力するので、このセレクタが
その出力を遮断する。したがって、発光素子が発光して
いる状態で回転表示板が停止した場合であっ一ζも、こ
れにより発光素子が連続的に点灯せしめられて、過電流
によりa ti等の破1fiが生ずるようなことがない
。 また、本発明による三次元表示装置は、好ましくは、各
回転表示板の回転方向に関して一例の表示面が互いに回
転軸に関して180度の角度をなしていると共に、各回
転表示板の実質的に同一方向に向いた表示面が、それぞ
れ同一の発光色を有するように、回転表示板の背向する
二つの表示面が異なる発光色の発光素子を備えている。 これにより、回転表示板の回転によって、その半回転ご
とに同一の発光ドツト位置にて異なる回転表示板の発光
素子が持ら来たされることになり、これにより異なる発
光色の発光素子が同一位置で発光せしめられ得ることと
なる。こうして異なる発光色の発光素子による混色表示
が可能となり、それぞれの発光素子の発光色によるカラ
ー表示と共に、三色のカラー表示を行なうことができ、
視認性の向上した見やすい表示が得られる。 さらに、本発明による三次元表示装置は、好ましくは、
回転表示板の下縁に揺動可能に取り付けられ且つ下方に
押圧される導電性の揺動レバーと、この1ヱ動レバーの
自由端にて回転表示板の回転軸に向かって延びる軸に枢
支され且つ固定配置されたリング状の電極の表面に常に
当接せしめられる!電性のローラから成る集電装置が備
えられており、この集電装置を介して点灯駆動部に給電
が行なわれるように構成されている。 したがって、電源部が回転表示板に搭載されずし力も回
転駆動される回転表示板に備えられた点灯駆動部への給
電が該4J電装置のローラのリング状電臘へのころがり
接触によって行なわれることから、該回転表示板を回転
駆動せしめる回転駆動部の負担が軽減されることとなり
、比較的小型にHつ低コストで構成され得ることになる
。 さらにまた、本発明による三次元表示装置は、好ましく
は、回転表示板の回転軸の下端に、点灯駆動部に制御信
号を伝送するための光ファイバーの入力端が、該回転軸
と同心に配置されていて、この光ファイバーの入力端に
対向して、駆動制御部から制御信号を伝送するための光
ファイバーの出力端が固定的に配置されていることによ
り、この駆動制御部が回転表示板に搭載されず、しかも
制御信号の伝送が、外部から回転表示板に対して非接触
式に行なわれ得ることになるので、この場合も同様に回
転表示板を回転駆動せしめる回転駆動部の負担が軽減さ
れることとなり、比較的小型に且つ低コストで構成する
ことができ、また、制御信号の伝送が光信号として光フ
ァイバーを介して行なわれることから、伝送中にノイズ
が制御信号に付加されるようなことが実質的にない。 本発明による三次元表示装置は、回転表示板の回転領域
の上方に、透明バフル仮が着脱可能に配設されており、
この透明パネル板の表面に所定パターンの表示が刻設さ
れ、この透明パネル板の端面に対向して照明用光源が備
えられている場合には、その照明光源からの光によって
該透明パネル板の表面に刻設された表示が側方から照明
され、この照明光がその表示により反射せしめられるこ
とにより該透明パネル板から上方に射出し、これにより
該表示が観察され得るので、常時点灯パターンが必要な
い場合には、その透明パネル板を外しておけばよく、常
時点灯パターンが最上部に必要とされるときには、透明
パネル板を装着することにより、この常時点灯パターン
のための制御信号のデータ入力、記憶、続出や発光素子
の点灯駆動が不要となるので、コストが低減され得るこ
とになる。 〔実施例〕 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明をさらに詳
細に説明する。 第1図は本発明による三次元表示装置の一実施例を示し
ている。三次元表示装置IOは、上部がほぼ円筒状の透
明カバー11aにより覆われたケース11内にて、垂直
な回転軸12aの上端が固定軸受13により、また該回
転軸+2aの下端が固定軸受14により軸受けされるこ
とにより、垂直軸Oの周りに回転可能に枢支された回転
体12と、この回転体12を垂直軸の周りに回転駆動す
るための回転駆動!Jetsを含んでいる。この回転駆
動装置15は、図示の場合ベルトドライブ方式のもので
あるが、これに限らず任意の駆動方式を採用することが
可能である。 上記回転体12は、下方領域がケース1
【の上縁付近で
半径方向に延びている円板部16と、この円板部16の
上方で回転軸12aに対して半径方向反対側に延びるよ
うに形成された回転羽根状の二枚の表示板17.18か
ら構成されている。 この表示板17.18は、その回転方向に対して一例の
表示面17a、+8aが互いに回転軸12aに対して1
80度の角度をなしており、また他側の表示面17b、
18bも互いに回転軸12aにえIして180度の角度
をなすように形成されている。 なお、各表示板1”1.18の表示面17δ及び+7b
と表示面+8a、18bがなす角度θは、できるだけ小
さい方がよい。 これらの表示板17.18の各表示面17a。 +7b、18a、18bは、図示のようにそれぞれマト
リックス状に配設されたLIEDを備えており、回転駆
動されたときに各表示面のLEDがそれぞれ同一の軌道
を通るようになっている。さらに、表示面17b及び+
8aに配設されたLEDは例えば緑色LEDであり、ま
た表示面17a及び18bに配設されたLEDは赤色L
[”、 Dであって、同一回転位置においてそれぞれ
緑色LED及び赤色LEDを発光させることにより、混
色表示が行なわれ得るようになっている。 上記回転体12には、その円板部16の下面周縁部に、
上記表示板17,1・8の各表示面17a17b、+8
a、18bに対して、それぞれ一対の光学式位置センサ
、図示の場合反射型フォトセンサ19.20が半径方向
にずれて備えられている(一対のみ図示)。これらの反
射型フォトセンサ19.20は、該回転体】2の回転中
に、ケース11内に固定配置されたリング状板21に対
向するようになっている。 ここで、第3図に示すように、上記リング状板2Iの反
射型フォトセンサ19に対向する領域には、回転軸12
aに関して所定の角度間隔で反射部材が貼着されており
、各反射部材がこの回転体12の各表示面17a、17
b、18a、18bのアドレス位置22を決定し得るよ
うになっている。また、該リング状板21の反射型フォ
トセンサ20に対向する領域には、回転軸12aに関し
て所定の一つの角度位置に同様に反射部材が貼着されて
おり、この反射部材が該回転体12の各表示面1”la
、17b、lea、18bのリセット位置23を決定し
得るようになっている(第3図参照)。なお、上記リン
グ状板21に貼着された反射部材と反射型フォトセンサ
19.20とによる位置検出の代わりに、例えば該リン
グ状板21に該反射部材と同じ位置に設けられたスリッ
トとこのスリットを挟むように配設された透過型フナ1
−センサとの組合せによっても同様の位置検出が行なわ
れ得る。 また、上記回転体12は、その円板部16の下面の中心
に近い領域で、第4図に示すように導電性の揺動レバー
24aの先端でこの回転体12の回転軸12aに向かっ
て半径方向に延びる軸24bに枢支され且つハネ24c
により下方に押圧された導電性のローラ24dから成る
集電装置24を備えている。ここで、ローラ24dはバ
ネ24cの張力によりケース12内に固定配置されたリ
ング状の電極25に当接せしめられており、その揺動レ
バー24aが接続リート線24a゛を介して駆動回路3
0(第1図参照)に電気的に接続され、またこの電極2
5が図示しない接続リード線を介して電源回路(図示ゼ
ず)に接続されていることにより、上記回転体12内に
備えられた駆動回路30に対してLEDの発光等に必要
な給電が行なわれるようになっている。 なお、図示した実施例においては、ただ一つの!R電装
置24が示されているが、+側及び−側の二つの集電装
置24が設けられていてもよく、またその一方のみにつ
いてこの集電装置24が設けられ、他方については例え
ば回転体12の回転軸12a及び軸受14を介して給電
するようにしてもよい。 上記回転体12の回転軸12aの下端からは、その中心
軸に沿ってこの回転体12内に各LEDを駆動制御する
ための表示データ(各アドレス位置における個々のLE
Dの点滅状態についてのデータ)をこの回転体12の内
部に備えられた駆動回路30(後述)に伝送するための
光ファイバ26の一端26aが、軸受14を貫通して突
出しており、該光ファイバー26の一端26aに対向す
るように、ケース11内に備えられた制御回路27から
データ出力用の光ファイバー28の−・瑞28aが固定
的に配設されている。 回転体12の各表示板17.Illにおける各表示面1
7a、17b、18a、+8bに設けられたLEDは、
ケースll内に設けられた一F記制御回路27及び該回
転体12内に備えられた駆動回路30により駆動制御さ
れることにより、適宜点灯せしめられる。 即ち、第5図に示すように、回転体12内に備えられた
駆動回路30は、上記制御回路27から光ファイバー2
8及び26を介して表示データが人力される制御部31
と、この制御部31に入力された表示データを一時的に
記憶させておくRAM32と、この制御回路32から人
力される表示データを記憶し且つ位置センサl’9.2
0から制御部31に入力される位置信号にしたがってそ
の表示データに基づいて各表示面17a、17b。 18a、tabのLEDを点灯制御する二組のRAMド
ライバ33.34と、これら二組のRAMトライバ33
.34の一方のみを選択的に該LEDに接続せしめる切
換えスイッチ35とから構成されており、位置センサ1
9.20からの位置信号に基づいて各アドレス位置につ
いて前辺てRAM32から読み出された表示データに従
って各表示面17a、17b、18a、18bのLED
が所定の表示パターンで点灯せしめられ、回転体12の
回転運動に対して、各アドレス位置で所定の表示パター
ンが発光表示されることにより、三次元表示が行なわれ
得るようになっている。 ここで、通常は各LEDは回転体12が1回転する際に
そのアドレス位置22でしか点灯されないので、発光輝
度を高めて視認性を向上させるために該LEDの定格T
i流に比較して大きな極大電流を流すようにしである。 このため、なんらかの理由によって回転体12の回転駆
動が中断され、その回転が停止して、各LEDが連続点
灯するようになった場合に、各L E Dが上述した極
大電流により破壊しないようにするため、第6図に示す
ような構成の保護回路36が、位置センサ1920から
駆動回路30への間に挿入されている。 即ち、保護回路36は、上記位置センサ1920からの
信号が入力されたとき一定の幅、のパルスを発生するパ
ルス発生回路37と、このパルス発生回路37からのパ
ルスがリセット入力に入力され且つクロック発生回路;
(8からのクロ、クパルスがクロック入力に入力される
と共に、所定数のクロックパルスが入力されたときパル
スを出力するカウンタ39と、上記位置センサ19,2
0及びパルス発生回路37から信号が入力され且つカウ
ンタ39からパルスが入力されないときには上記入力信
号を出力するが、このカウンタ39からパルスが入力さ
れたとき信号を出力しないセレクタ40とから構成され
ている。 また、ケース11の円形の上面には、軸受13を挟むよ
うに半円形の透明パネル板41.42が載置されており
、該透明パネル板41.42はその上面に適宜のパター
ンの表示(図示せず)が刻設されていると共に、該透明
パネル板41.42の軸受13に対向する端面に対して
、該軸受13内には冷陰極管等の発光体43が取り付け
られている。これにより、その発光体43からの光が上
記端面から上記透明パネル仮41.42の内部に入射し
、その上面に刻設された表示に当たって上方へ射出する
ことにより、該表示が発光表示されるようになっている
。 本発明による三次元表示装置lOは以上のように構成さ
れており、三次元表示を行なう場合には前以て制御回路
27から所望の三次元表示に関する表示データを駆動回
路30の制御部31を介してRAM32に記憶させてお
く、この表示データは、回転体12の各表示板17.1
8に設けられたLEDの該回転体12の各回転位置にお
ける点滅状態に関するデータであり、一つの表示につい
て一つの表示データが設定されるので、このRAM32
には例えば複数の表示データが記憶されていてもよい。 ここで、制御回路27により表示すべきパターンの表示
データを指定すると、その指定された表示データがRA
M32から読み出され、F?AMトライバ33.34の
いずれか一方に記憶されると共に、回転駆動装置15を
作動させることにより回転体12をその回転軸12aの
周りに回転駆動させると、この際該回転体12の下面周
縁部に備えられた位置センサ19,20がそれぞれリン
グ状板21の表面に設けられたアドレス位1t22及び
リセット位置23を検出し、この検出信号が駆動回路3
0の制御部31に入力されることにより、制御部31は
、各表示面17a、17b、18a18bのアドレス番
地を演算して、RAMドライバ33.34のうち選択ス
イフチ35により選択されているR A M l’クラ
イバ記憶されている表示データのうち該アドレス番地に
対応する表示データに基づいて各表示面17a、17b
、+8a18bに設けられたLEDを該表示データによ
る発光パターンで発光させる。 上述のようにして、各アドレス位置において、表示デー
タに基づいて各表示面+7a、17b。 18a、18bのLEDが発光せしめられることにより
、表示面17a及び18bのLEDにより緑色の発光表
示が行なわれ、また表示面17b及び18aのLEDに
より赤色の発光表示が行なわれることになり、さらに同
一のアドレス位置にて表示面17a、18aのL E
I)または表示面17b。 18bの同一発光ドノド位算のLEDを点灯させること
により混色表示が行なわれ、かくして三色のカラー表示
による三次元表示が行なわれ得る。 また、透明パネル板41.42の表面に刻設された表示
も発光体43からの光により表示されることになる。 ここで、例えば表示の例としては、透明パネル仮41.
42の刻設された表示が、日本地図等の地形図であって
、各表示面のLEDによる発光表示が過去に発生した地
震の= fiを示すようにすれば、震源の水平位置及び
深さが立体的に表示され得ることになり、該震源の震度
別に色分は表示したり、また発生した年度別に色分は表
示したり、という種々の多彩な立体表示が行なわれ得る
ことになる。 尚、三次元表示を他の表示パターンに変更したい場合に
は、前以てそのとき使用していないRAMトライバにR
AM32から表示データを読み込んで記憶させておき、
選択スイッチ35を切り換えることにより、上述した表
示データの読み込みのための時間だけ表示が中断される
ことなく、瞬時に表示が切り換えられ得ることになる。 ここで、回転体12が回転駆動装置15の故障等により
停止した場合、保護回路36により一定時間の経過後に
この保護回路36のセレクタ40が作動して該保護回路
36から位置センサ19゜20またはパルス発生回路3
7からの信号が出力されなくなるので、駆動回路30の
制御部31からRAM)’ライム33,34へは制御信
号が出力されず、かくして各LEDは発光され得なくな
るため、各LEDが連続点灯せしめられるようなことは
なく、過電流によって焼損等の破壊が生ずることがない
。 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、回転軸から実質的
に半径方向反対側に延びるようにこの回転軸に枢支され
た二枚の回転表示板と、この回転表示板を回転軸の周り
に回転駆動せしめる回転駆動部と、この回転駆動部によ
り回転駆動される回転表示板の回転位置を検出するため
の回転位置検出部と、上記回転表示板の各表示面にそれ
ぞれマトリックス状に且つこの回転表示板の回転により
同一軌道を通るように配設された複数個の発光素子と、
回転表示板に対して固定的に配設されていて且つ該発光
素子を所定のパターンで発光せしめる点灯駆動部と、該
発光素子の発光パターンを記憶している表示記憶部と、
上記回転位置検出部からの信号に基づいてその表示記憶
部から読み出した発光パターンのデータに従って点灯駆
動部を作動させる駆動制御部とを具備し、さらに回転位
置検出部が、回転表示板に取り付けられた少なくとも一
対の、好ましくは回転表示板の各表示面に対して一対の
、光学式位置センサと、該位置センサの回転軌道に沿っ
て常に各位置センサに対向するように固定配置されたリ
ング状部材上に備えられた回転位置マークとから構成さ
れており、第一の位置センサに関連する回転位置マーク
が実質的に等角度間隔に設けられていて且つアドレス位
置を示し、第二の位置センサに関連する回転位置マーク
が所定の一つの角度位置に設けられていて且つリセット
位置即ち初期位置を示すように、三次元表示装置を構成
した。したがって、第二の位置センサがリセット人力を
示す回転位置マークを検出することにより、この位置セ
ンサからの信号が人力される駆動制御部が初期位置であ
ることを判別し、その後回転表示板の回転につれて第一
の位置センサがアドレス位置を示す回転位置マークを検
出するごとに、該駆動制御部がアドレス番号をカウント
アツプすることにより、そのときの回転表示板の回転位
置が検出され得ることとなり、再び第二の位置センサが
回転位置マークを検出したとき、駆動制御部はアドレス
番号をゼロにリセットするので、各回転位置にて第一ま
たは第二の位置センサは回転位置マークの検出信号を出
力するだけであり、駆動側?11部は該位置センサから
の信号に基づいて順次アドレス番号をカウントアツプす
るだけの動作によって、常に回転表示板の回転位置が検
出され得る。このための処理回路も簡単な++’l成で
済むことから、非常に簡単な処理によってしかも低コス
トで回転位置の検出が行なわれ得ることとなる。 ここで、位置センサから駆動制御部への間に保護回路が
挿入されており、この保護回路が、位置センサからの信
号が人力されるパルス発生回路と、このパルス発生回路
からの信号がリセット人力に入力され且つクロック発生
回路からのクロックパルスがクロック入力に入力される
カウンタと、この位置センサまたはパルス発生回路から
信号が人力されると共に、該カウンタからの信号がセレ
クト人力に入力されるセレクタとから構成されていると
、これにより回転表示板が正常に回転駆動されている場
合には、位置センサからの信号が一定の時間間隔でパル
ス発生回路に入力され、このパルス発生回路は上記一定
の時間間隔でカウンタのリセット人力にパルスを入力す
ることから、該カウンタは所定のクロックパルスをカウ
ントする前にリセットされることとなる。ごの場合、上
記セレクタは位置センサの信号をそのまま出力する。 L記回転表示板の回転が停止した場合、位置センサから
の信号がパルス発生回路に人力されなくなり、カウンタ
はリセットされないため、クロ、り発生回路からのクロ
ックパルスをカウントし、所定数のクロックパルスをカ
ウントしたときカウンタ信号が切り替わり、セレクタは
パルス発生回路の信号を出力する。従って、一定時間以
上位置センサからの信号がない場合は不点灯となり、過
電流による劣化、ワイヤの断線等が生ずるようなことが
ない。 また、各回転表示板の回転方向に関して一例の表示面が
互いに回転軸に関して180度の角度をなしていると共
に、各回転表示板の実質的に同一方向に向いた表示面が
、それぞれ同一の発光色を有するように、回転表示板の
背向する二つの表示面が異なる発光色の発光素子を備え
ている場合には、回転表示板の回転によって、その半回
転ごとに同一の発光ドツト位置にて異なる回転表示板の
発光素子が持ち来たされることになり、これにより異な
る発光色の発光素子が同一位置で発光せしめられ得るこ
とになる。かくして異なる発光色の発光素子による混色
表示が可能となり、それぞれの発光素子の発光色による
カラー表示と共に、色のカラー表示が行なわれ、視認性
の向上した見やすい表示が得られる。 さらに、回転表示板の下縁に揺動可能に取り付けられ且
つ下方に押圧される導電性の揺動レバーと、この1.i
!勅レバーの自由端にて回転表示板の回転軸に向かって
延びる軸に枢支され且つ固定配置されたリング状の電極
の表面に常に当接せしめられる導電性のローラから成る
集電装置が備えられており、ごの集電装置を介して点灯
駆動部に給電が行なわれるように構成されている場合に
は、電源部が回転表示板に搭載されず、しかも回転駆動
される回転表示板に備えられた点灯駆動部への給電がこ
の集電装置のローラのリング状電極へのころがり接触に
よって行なわれることから、上記回転表示板を回転駆動
せしめる回転駆動部の負担が軽減され、比較的小型に且
つ低コストで構成され得ることとなる。 さらにまた、回転表示板の回転軸の下5:;1に、点灯
駆動部に制御信号を伝送するための光フ!イハーの入力
端が、この回転軸と同心に配置されてい一ζ、その光フ
ァイバーの入力端に対向して、駆動制i′JU部から制
御信号を伝送するための光ファイバの出力端が固定的に
配置されていると、この駆動制御部が回転表示板に搭載
されず、しかも制御信号の伝送が、外部から回転表示板
に対して非接触式に行なわれ得ることになるので、この
場合も同様に該回転表示板を回転駆動せしめる回転駆動
部の負担が軽減されることとなり、比較的小型に且つ低
コストで構成され得る。また、制御信号の伝送が光信号
として光ファイバーを介して行なわれることから、伝送
中にノイズが制御信号に付加されるようなことは実質的
にない。 なお、回転表示板の回転領域の上方に、透明パネル板が
着脱可能に配設されており、この透明パネル仮の表面に
所定パターンの表示が刻設されていて、該透明パネル仮
の端面に対向して照明用光源が備えられている場合には
、その照明光源からの光によって該透明パネル板の表面
に刻設された表示が側方から照明され、この照明光がそ
の表示により反射・屈折せしめられることにより該透明
パネル板から上方に射出し、これにより該表示が観察さ
れ得る。したがって、常時点灯パターンが必要ない場合
には、その透明パネル板を外しておけばよく、常時点灯
パターンが最上部に必要とされるときには、透明パネル
板を装着することにより、この常時点灯パターンのため
の制御信号のデータ入力、記憶、読出しや発光素子の点
灯駆動が不要となるので、コストが低域され得る。 かくして、本発明によれば、点灯駆動部を除いた電源や
駆動制御部が回転表示板の外部に配設され得ることによ
り、回転表示板の回転モーメントが比較的小さくなり、
回転駆動部の負担が軽減されRつこの回転駆動部が小型
化され得ると共に、位置センサの出力の処理が簡単にな
るので、コスI・が低減ゼしめられ、また発光素子が点
灯状態のまま回転表示板が停止した場合でも該発光素子
が破111することがなく、さらにカラー表示の可能で
ある、極めて優れた三次元表示装置が提供され得る。
半径方向に延びている円板部16と、この円板部16の
上方で回転軸12aに対して半径方向反対側に延びるよ
うに形成された回転羽根状の二枚の表示板17.18か
ら構成されている。 この表示板17.18は、その回転方向に対して一例の
表示面17a、+8aが互いに回転軸12aに対して1
80度の角度をなしており、また他側の表示面17b、
18bも互いに回転軸12aにえIして180度の角度
をなすように形成されている。 なお、各表示板1”1.18の表示面17δ及び+7b
と表示面+8a、18bがなす角度θは、できるだけ小
さい方がよい。 これらの表示板17.18の各表示面17a。 +7b、18a、18bは、図示のようにそれぞれマト
リックス状に配設されたLIEDを備えており、回転駆
動されたときに各表示面のLEDがそれぞれ同一の軌道
を通るようになっている。さらに、表示面17b及び+
8aに配設されたLEDは例えば緑色LEDであり、ま
た表示面17a及び18bに配設されたLEDは赤色L
[”、 Dであって、同一回転位置においてそれぞれ
緑色LED及び赤色LEDを発光させることにより、混
色表示が行なわれ得るようになっている。 上記回転体12には、その円板部16の下面周縁部に、
上記表示板17,1・8の各表示面17a17b、+8
a、18bに対して、それぞれ一対の光学式位置センサ
、図示の場合反射型フォトセンサ19.20が半径方向
にずれて備えられている(一対のみ図示)。これらの反
射型フォトセンサ19.20は、該回転体】2の回転中
に、ケース11内に固定配置されたリング状板21に対
向するようになっている。 ここで、第3図に示すように、上記リング状板2Iの反
射型フォトセンサ19に対向する領域には、回転軸12
aに関して所定の角度間隔で反射部材が貼着されており
、各反射部材がこの回転体12の各表示面17a、17
b、18a、18bのアドレス位置22を決定し得るよ
うになっている。また、該リング状板21の反射型フォ
トセンサ20に対向する領域には、回転軸12aに関し
て所定の一つの角度位置に同様に反射部材が貼着されて
おり、この反射部材が該回転体12の各表示面1”la
、17b、lea、18bのリセット位置23を決定し
得るようになっている(第3図参照)。なお、上記リン
グ状板21に貼着された反射部材と反射型フォトセンサ
19.20とによる位置検出の代わりに、例えば該リン
グ状板21に該反射部材と同じ位置に設けられたスリッ
トとこのスリットを挟むように配設された透過型フナ1
−センサとの組合せによっても同様の位置検出が行なわ
れ得る。 また、上記回転体12は、その円板部16の下面の中心
に近い領域で、第4図に示すように導電性の揺動レバー
24aの先端でこの回転体12の回転軸12aに向かっ
て半径方向に延びる軸24bに枢支され且つハネ24c
により下方に押圧された導電性のローラ24dから成る
集電装置24を備えている。ここで、ローラ24dはバ
ネ24cの張力によりケース12内に固定配置されたリ
ング状の電極25に当接せしめられており、その揺動レ
バー24aが接続リート線24a゛を介して駆動回路3
0(第1図参照)に電気的に接続され、またこの電極2
5が図示しない接続リード線を介して電源回路(図示ゼ
ず)に接続されていることにより、上記回転体12内に
備えられた駆動回路30に対してLEDの発光等に必要
な給電が行なわれるようになっている。 なお、図示した実施例においては、ただ一つの!R電装
置24が示されているが、+側及び−側の二つの集電装
置24が設けられていてもよく、またその一方のみにつ
いてこの集電装置24が設けられ、他方については例え
ば回転体12の回転軸12a及び軸受14を介して給電
するようにしてもよい。 上記回転体12の回転軸12aの下端からは、その中心
軸に沿ってこの回転体12内に各LEDを駆動制御する
ための表示データ(各アドレス位置における個々のLE
Dの点滅状態についてのデータ)をこの回転体12の内
部に備えられた駆動回路30(後述)に伝送するための
光ファイバ26の一端26aが、軸受14を貫通して突
出しており、該光ファイバー26の一端26aに対向す
るように、ケース11内に備えられた制御回路27から
データ出力用の光ファイバー28の−・瑞28aが固定
的に配設されている。 回転体12の各表示板17.Illにおける各表示面1
7a、17b、18a、+8bに設けられたLEDは、
ケースll内に設けられた一F記制御回路27及び該回
転体12内に備えられた駆動回路30により駆動制御さ
れることにより、適宜点灯せしめられる。 即ち、第5図に示すように、回転体12内に備えられた
駆動回路30は、上記制御回路27から光ファイバー2
8及び26を介して表示データが人力される制御部31
と、この制御部31に入力された表示データを一時的に
記憶させておくRAM32と、この制御回路32から人
力される表示データを記憶し且つ位置センサl’9.2
0から制御部31に入力される位置信号にしたがってそ
の表示データに基づいて各表示面17a、17b。 18a、tabのLEDを点灯制御する二組のRAMド
ライバ33.34と、これら二組のRAMトライバ33
.34の一方のみを選択的に該LEDに接続せしめる切
換えスイッチ35とから構成されており、位置センサ1
9.20からの位置信号に基づいて各アドレス位置につ
いて前辺てRAM32から読み出された表示データに従
って各表示面17a、17b、18a、18bのLED
が所定の表示パターンで点灯せしめられ、回転体12の
回転運動に対して、各アドレス位置で所定の表示パター
ンが発光表示されることにより、三次元表示が行なわれ
得るようになっている。 ここで、通常は各LEDは回転体12が1回転する際に
そのアドレス位置22でしか点灯されないので、発光輝
度を高めて視認性を向上させるために該LEDの定格T
i流に比較して大きな極大電流を流すようにしである。 このため、なんらかの理由によって回転体12の回転駆
動が中断され、その回転が停止して、各LEDが連続点
灯するようになった場合に、各L E Dが上述した極
大電流により破壊しないようにするため、第6図に示す
ような構成の保護回路36が、位置センサ1920から
駆動回路30への間に挿入されている。 即ち、保護回路36は、上記位置センサ1920からの
信号が入力されたとき一定の幅、のパルスを発生するパ
ルス発生回路37と、このパルス発生回路37からのパ
ルスがリセット入力に入力され且つクロック発生回路;
(8からのクロ、クパルスがクロック入力に入力される
と共に、所定数のクロックパルスが入力されたときパル
スを出力するカウンタ39と、上記位置センサ19,2
0及びパルス発生回路37から信号が入力され且つカウ
ンタ39からパルスが入力されないときには上記入力信
号を出力するが、このカウンタ39からパルスが入力さ
れたとき信号を出力しないセレクタ40とから構成され
ている。 また、ケース11の円形の上面には、軸受13を挟むよ
うに半円形の透明パネル板41.42が載置されており
、該透明パネル板41.42はその上面に適宜のパター
ンの表示(図示せず)が刻設されていると共に、該透明
パネル板41.42の軸受13に対向する端面に対して
、該軸受13内には冷陰極管等の発光体43が取り付け
られている。これにより、その発光体43からの光が上
記端面から上記透明パネル仮41.42の内部に入射し
、その上面に刻設された表示に当たって上方へ射出する
ことにより、該表示が発光表示されるようになっている
。 本発明による三次元表示装置lOは以上のように構成さ
れており、三次元表示を行なう場合には前以て制御回路
27から所望の三次元表示に関する表示データを駆動回
路30の制御部31を介してRAM32に記憶させてお
く、この表示データは、回転体12の各表示板17.1
8に設けられたLEDの該回転体12の各回転位置にお
ける点滅状態に関するデータであり、一つの表示につい
て一つの表示データが設定されるので、このRAM32
には例えば複数の表示データが記憶されていてもよい。 ここで、制御回路27により表示すべきパターンの表示
データを指定すると、その指定された表示データがRA
M32から読み出され、F?AMトライバ33.34の
いずれか一方に記憶されると共に、回転駆動装置15を
作動させることにより回転体12をその回転軸12aの
周りに回転駆動させると、この際該回転体12の下面周
縁部に備えられた位置センサ19,20がそれぞれリン
グ状板21の表面に設けられたアドレス位1t22及び
リセット位置23を検出し、この検出信号が駆動回路3
0の制御部31に入力されることにより、制御部31は
、各表示面17a、17b、18a18bのアドレス番
地を演算して、RAMドライバ33.34のうち選択ス
イフチ35により選択されているR A M l’クラ
イバ記憶されている表示データのうち該アドレス番地に
対応する表示データに基づいて各表示面17a、17b
、+8a18bに設けられたLEDを該表示データによ
る発光パターンで発光させる。 上述のようにして、各アドレス位置において、表示デー
タに基づいて各表示面+7a、17b。 18a、18bのLEDが発光せしめられることにより
、表示面17a及び18bのLEDにより緑色の発光表
示が行なわれ、また表示面17b及び18aのLEDに
より赤色の発光表示が行なわれることになり、さらに同
一のアドレス位置にて表示面17a、18aのL E
I)または表示面17b。 18bの同一発光ドノド位算のLEDを点灯させること
により混色表示が行なわれ、かくして三色のカラー表示
による三次元表示が行なわれ得る。 また、透明パネル板41.42の表面に刻設された表示
も発光体43からの光により表示されることになる。 ここで、例えば表示の例としては、透明パネル仮41.
42の刻設された表示が、日本地図等の地形図であって
、各表示面のLEDによる発光表示が過去に発生した地
震の= fiを示すようにすれば、震源の水平位置及び
深さが立体的に表示され得ることになり、該震源の震度
別に色分は表示したり、また発生した年度別に色分は表
示したり、という種々の多彩な立体表示が行なわれ得る
ことになる。 尚、三次元表示を他の表示パターンに変更したい場合に
は、前以てそのとき使用していないRAMトライバにR
AM32から表示データを読み込んで記憶させておき、
選択スイッチ35を切り換えることにより、上述した表
示データの読み込みのための時間だけ表示が中断される
ことなく、瞬時に表示が切り換えられ得ることになる。 ここで、回転体12が回転駆動装置15の故障等により
停止した場合、保護回路36により一定時間の経過後に
この保護回路36のセレクタ40が作動して該保護回路
36から位置センサ19゜20またはパルス発生回路3
7からの信号が出力されなくなるので、駆動回路30の
制御部31からRAM)’ライム33,34へは制御信
号が出力されず、かくして各LEDは発光され得なくな
るため、各LEDが連続点灯せしめられるようなことは
なく、過電流によって焼損等の破壊が生ずることがない
。 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、回転軸から実質的
に半径方向反対側に延びるようにこの回転軸に枢支され
た二枚の回転表示板と、この回転表示板を回転軸の周り
に回転駆動せしめる回転駆動部と、この回転駆動部によ
り回転駆動される回転表示板の回転位置を検出するため
の回転位置検出部と、上記回転表示板の各表示面にそれ
ぞれマトリックス状に且つこの回転表示板の回転により
同一軌道を通るように配設された複数個の発光素子と、
回転表示板に対して固定的に配設されていて且つ該発光
素子を所定のパターンで発光せしめる点灯駆動部と、該
発光素子の発光パターンを記憶している表示記憶部と、
上記回転位置検出部からの信号に基づいてその表示記憶
部から読み出した発光パターンのデータに従って点灯駆
動部を作動させる駆動制御部とを具備し、さらに回転位
置検出部が、回転表示板に取り付けられた少なくとも一
対の、好ましくは回転表示板の各表示面に対して一対の
、光学式位置センサと、該位置センサの回転軌道に沿っ
て常に各位置センサに対向するように固定配置されたリ
ング状部材上に備えられた回転位置マークとから構成さ
れており、第一の位置センサに関連する回転位置マーク
が実質的に等角度間隔に設けられていて且つアドレス位
置を示し、第二の位置センサに関連する回転位置マーク
が所定の一つの角度位置に設けられていて且つリセット
位置即ち初期位置を示すように、三次元表示装置を構成
した。したがって、第二の位置センサがリセット人力を
示す回転位置マークを検出することにより、この位置セ
ンサからの信号が人力される駆動制御部が初期位置であ
ることを判別し、その後回転表示板の回転につれて第一
の位置センサがアドレス位置を示す回転位置マークを検
出するごとに、該駆動制御部がアドレス番号をカウント
アツプすることにより、そのときの回転表示板の回転位
置が検出され得ることとなり、再び第二の位置センサが
回転位置マークを検出したとき、駆動制御部はアドレス
番号をゼロにリセットするので、各回転位置にて第一ま
たは第二の位置センサは回転位置マークの検出信号を出
力するだけであり、駆動側?11部は該位置センサから
の信号に基づいて順次アドレス番号をカウントアツプす
るだけの動作によって、常に回転表示板の回転位置が検
出され得る。このための処理回路も簡単な++’l成で
済むことから、非常に簡単な処理によってしかも低コス
トで回転位置の検出が行なわれ得ることとなる。 ここで、位置センサから駆動制御部への間に保護回路が
挿入されており、この保護回路が、位置センサからの信
号が人力されるパルス発生回路と、このパルス発生回路
からの信号がリセット人力に入力され且つクロック発生
回路からのクロックパルスがクロック入力に入力される
カウンタと、この位置センサまたはパルス発生回路から
信号が人力されると共に、該カウンタからの信号がセレ
クト人力に入力されるセレクタとから構成されていると
、これにより回転表示板が正常に回転駆動されている場
合には、位置センサからの信号が一定の時間間隔でパル
ス発生回路に入力され、このパルス発生回路は上記一定
の時間間隔でカウンタのリセット人力にパルスを入力す
ることから、該カウンタは所定のクロックパルスをカウ
ントする前にリセットされることとなる。ごの場合、上
記セレクタは位置センサの信号をそのまま出力する。 L記回転表示板の回転が停止した場合、位置センサから
の信号がパルス発生回路に人力されなくなり、カウンタ
はリセットされないため、クロ、り発生回路からのクロ
ックパルスをカウントし、所定数のクロックパルスをカ
ウントしたときカウンタ信号が切り替わり、セレクタは
パルス発生回路の信号を出力する。従って、一定時間以
上位置センサからの信号がない場合は不点灯となり、過
電流による劣化、ワイヤの断線等が生ずるようなことが
ない。 また、各回転表示板の回転方向に関して一例の表示面が
互いに回転軸に関して180度の角度をなしていると共
に、各回転表示板の実質的に同一方向に向いた表示面が
、それぞれ同一の発光色を有するように、回転表示板の
背向する二つの表示面が異なる発光色の発光素子を備え
ている場合には、回転表示板の回転によって、その半回
転ごとに同一の発光ドツト位置にて異なる回転表示板の
発光素子が持ち来たされることになり、これにより異な
る発光色の発光素子が同一位置で発光せしめられ得るこ
とになる。かくして異なる発光色の発光素子による混色
表示が可能となり、それぞれの発光素子の発光色による
カラー表示と共に、色のカラー表示が行なわれ、視認性
の向上した見やすい表示が得られる。 さらに、回転表示板の下縁に揺動可能に取り付けられ且
つ下方に押圧される導電性の揺動レバーと、この1.i
!勅レバーの自由端にて回転表示板の回転軸に向かって
延びる軸に枢支され且つ固定配置されたリング状の電極
の表面に常に当接せしめられる導電性のローラから成る
集電装置が備えられており、ごの集電装置を介して点灯
駆動部に給電が行なわれるように構成されている場合に
は、電源部が回転表示板に搭載されず、しかも回転駆動
される回転表示板に備えられた点灯駆動部への給電がこ
の集電装置のローラのリング状電極へのころがり接触に
よって行なわれることから、上記回転表示板を回転駆動
せしめる回転駆動部の負担が軽減され、比較的小型に且
つ低コストで構成され得ることとなる。 さらにまた、回転表示板の回転軸の下5:;1に、点灯
駆動部に制御信号を伝送するための光フ!イハーの入力
端が、この回転軸と同心に配置されてい一ζ、その光フ
ァイバーの入力端に対向して、駆動制i′JU部から制
御信号を伝送するための光ファイバの出力端が固定的に
配置されていると、この駆動制御部が回転表示板に搭載
されず、しかも制御信号の伝送が、外部から回転表示板
に対して非接触式に行なわれ得ることになるので、この
場合も同様に該回転表示板を回転駆動せしめる回転駆動
部の負担が軽減されることとなり、比較的小型に且つ低
コストで構成され得る。また、制御信号の伝送が光信号
として光ファイバーを介して行なわれることから、伝送
中にノイズが制御信号に付加されるようなことは実質的
にない。 なお、回転表示板の回転領域の上方に、透明パネル板が
着脱可能に配設されており、この透明パネル仮の表面に
所定パターンの表示が刻設されていて、該透明パネル仮
の端面に対向して照明用光源が備えられている場合には
、その照明光源からの光によって該透明パネル板の表面
に刻設された表示が側方から照明され、この照明光がそ
の表示により反射・屈折せしめられることにより該透明
パネル板から上方に射出し、これにより該表示が観察さ
れ得る。したがって、常時点灯パターンが必要ない場合
には、その透明パネル板を外しておけばよく、常時点灯
パターンが最上部に必要とされるときには、透明パネル
板を装着することにより、この常時点灯パターンのため
の制御信号のデータ入力、記憶、読出しや発光素子の点
灯駆動が不要となるので、コストが低域され得る。 かくして、本発明によれば、点灯駆動部を除いた電源や
駆動制御部が回転表示板の外部に配設され得ることによ
り、回転表示板の回転モーメントが比較的小さくなり、
回転駆動部の負担が軽減されRつこの回転駆動部が小型
化され得ると共に、位置センサの出力の処理が簡単にな
るので、コスI・が低減ゼしめられ、また発光素子が点
灯状態のまま回転表示板が停止した場合でも該発光素子
が破111することがなく、さらにカラー表示の可能で
ある、極めて優れた三次元表示装置が提供され得る。
第1図は本発明による三次元表示装置の一実施例を示す
概略断面図、第2図は第1図の実施例における回転体の
平面図、第3図は第1図の実施例に打ける位置センサの
斜視図、第4図は第1図の実施例における集電装置の側
面図、第5図は第1図の実施例における駆動回路のブロ
ック図、第6図は第1図の実施例における保護回路のプ
ロンク図、第7図は第1図の実施例における透明パネル
板の平面図である。 IO・・・三次元表示装置: ll・・・ケース;11
a・・・透明カバー; 12・・・回転体:12a・・
・回転軸、13.14・・・軸受; 15・・・駆動装
置; 16・・・円板部; 17,1B・・・表示板
;17a、+7b、18a、18b−・・表示面;19
20・・・位置センサ; 21・・・リング状板;22
・・・アドレス位置; 23・・・リセ・ノド位置;2
4・・・集電装置; 24a・・・揺動レバ24b・・
・軸; 24C・・・ハネ;24d・・・ローラ;25
・・・’HJm; 2 G、2 B・・・光ファイハ
ーニ26a、28a・・・端部; 27・・・制御回路
;30・・・駆動回路; 31・・・制御部: 32・
・・RAM;33.34・・・RAMドライバ; 35
・・・切換えスイッチ; 36・・・保護回路; 37
・・・パルス発生回路;38・・・クロック発生回路;
39・・・カウンタ:40・・・セレクタ; 40.
41・・・透明パネル板;43・・・発光体。 第3図 第4i!I 第2図
概略断面図、第2図は第1図の実施例における回転体の
平面図、第3図は第1図の実施例に打ける位置センサの
斜視図、第4図は第1図の実施例における集電装置の側
面図、第5図は第1図の実施例における駆動回路のブロ
ック図、第6図は第1図の実施例における保護回路のプ
ロンク図、第7図は第1図の実施例における透明パネル
板の平面図である。 IO・・・三次元表示装置: ll・・・ケース;11
a・・・透明カバー; 12・・・回転体:12a・・
・回転軸、13.14・・・軸受; 15・・・駆動装
置; 16・・・円板部; 17,1B・・・表示板
;17a、+7b、18a、18b−・・表示面;19
20・・・位置センサ; 21・・・リング状板;22
・・・アドレス位置; 23・・・リセ・ノド位置;2
4・・・集電装置; 24a・・・揺動レバ24b・・
・軸; 24C・・・ハネ;24d・・・ローラ;25
・・・’HJm; 2 G、2 B・・・光ファイハ
ーニ26a、28a・・・端部; 27・・・制御回路
;30・・・駆動回路; 31・・・制御部: 32・
・・RAM;33.34・・・RAMドライバ; 35
・・・切換えスイッチ; 36・・・保護回路; 37
・・・パルス発生回路;38・・・クロック発生回路;
39・・・カウンタ:40・・・セレクタ; 40.
41・・・透明パネル板;43・・・発光体。 第3図 第4i!I 第2図
Claims (6)
- (1)回転軸から実質的に半径方向反対側に延びるよう
に該回転軸に枢支された二枚の回転表示板と、該回転表
示板を回転軸の周りに回転駆動せしめる回転駆動部と、
該回転駆動部により回転駆動される回転表示板の回転位
置を検出するための回転位置検出部と、上記回転表示板
の各表示面にそれぞれマトリックス状に且つ該回転表示
板の回転により同一軌道を通るように配設された複数個
の発光素子と、回転表示板に対して固定的に配設されて
いて且つ該発光素子を所定のパターンで発光せしめる点
灯駆動部と、該発光素子の発光パターンを記憶している
表示記憶部と、上記回転位置検出部からの信号に基づい
て該表示記憶部から読み出した発光パターンのデータに
従って点灯駆動部を作動させる駆動制御部とを含んでい
る三次元表示装置であって、 上記回転位置検出部が、回転表示板に取り 付けられた少なくとも一対の、好ましくは回転表示板の
各表示面に対して一対の、光学式位置センサと該位置セ
ンサの回転軌道に沿って常に各位置センサに対向するよ
うに固定配置されたリング状部材上に備えられた回転位
置マークとから構成されており、第一の位置センサに関
連する回転位置マークが実質的に等角度間隔に設けられ
ていて且つアドレス位置を示し、第二の位置センサに関
連する回転位置マークが所定の一つの角度位置に設けら
れていて且つリセット位置即ち初期位置を示すようにし
たことを特徴とする、三次元表示装置。 - (2)前記位置センサから駆動制御部への間に保護回路
が挿入されており、該保護回路が、位置センサからの信
号が入力されるパルス発生回路と、該パルス発生回路か
らの信号がリセット入力に入力され且つクロック発生回
路からのクロックパルスがクロック入力に入力されるカ
ウンタと、該位置センサまたはパルス発生回路から信号
が入力されると共に、該カウンタからの信号がセレクト
入力に入力されるセレクタとから構成されており、位置
センサからの信号が一定時間以上ない場合に、セレクタ
の出力を遮断するようにしたことを特徴とする、請求項
第1項に記載の三次元表示装置。 - (3)各回転表示板の回転方向に関して一側の表示面が
互いに回転軸に関して180度の角度をなしていると共
に、各回転表示板の実質的に同一方向に向いた表示面が
、それぞれ同一の発光色を有するように、回転表示板の
背向する二つの表示面が異なる発光色の発光素子を備え
ていることを特徴とする、請求項第1項または第2項に
記載の三次元表示装置。 - (4)回転表示板の下縁に揺動可能に取り付けられ且つ
下方に押圧される導電性の揺動レバーと、該揺動レバー
の自由端にて回転表示板の回転軸に向かって延びる軸に
枢支され且つ固定配置されたリング状の電極の表面に常
に当接せしめられる導電性のローラから成る集電装置が
備えられており、該集電装置を介して点灯駆動部に給電
が行なわれるようにしたことを特徴とする、請求項第1
項乃至第3項のいずれかに記載の三次元表示装置。 - (5)回転表示板の回転軸の下端に、点灯駆動部に制御
信号を伝送するための光ファイバーの入力端が、該回転
軸と同心に配置されていて、該光ファイバーの入力端に
対向して、駆動制御部から制御信号を伝送するための光
ファイバーの出力端が固定的に配置されていることを特
徴とする、請求項第1項乃至第4項のいずれかに記載の
三次元表示装置。 - (6)回転表示板の回転領域の上方に、透明パネル板が
着脱可能に配設されており、該透明パネル板の表面に所
定パターンの表示が刻設されていて、該透明パネル板の
端面に対向して照明用光源が備えられていることを特徴
とする、請求項第1項乃至第5項のいずれかに記載の三
次元表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63273959A JPH02120788A (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 | 三次元表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63273959A JPH02120788A (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 | 三次元表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120788A true JPH02120788A (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=17534959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63273959A Pending JPH02120788A (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 | 三次元表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02120788A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29619984U1 (de) * | 1996-07-25 | 1997-12-04 | Kohne Ingenieurbüro GmbH, 28329 Bremen | Anzeigeeinrichtung mit geneigtem Lichtquellenträger |
US7847756B2 (en) | 2003-07-09 | 2010-12-07 | Sony Corporation | Three-dimensional image display apparatus including a rotating two-dimensional display panel |
CN104575283A (zh) * | 2013-10-10 | 2015-04-29 | 江阴迈德机械有限公司 | 一种旋转三维显示器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS626297A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-13 | スタンレー電気株式会社 | 立体画像の表示装置 |
JPS62165692A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | 松下電器産業株式会社 | Ledダイナミツク点灯回路 |
JPS62292032A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | 回転体情報伝達装置 |
-
1988
- 1988-10-29 JP JP63273959A patent/JPH02120788A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS626297A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-13 | スタンレー電気株式会社 | 立体画像の表示装置 |
JPS62165692A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | 松下電器産業株式会社 | Ledダイナミツク点灯回路 |
JPS62292032A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-18 | Mitsubishi Electric Corp | 回転体情報伝達装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE29619984U1 (de) * | 1996-07-25 | 1997-12-04 | Kohne Ingenieurbüro GmbH, 28329 Bremen | Anzeigeeinrichtung mit geneigtem Lichtquellenträger |
US7847756B2 (en) | 2003-07-09 | 2010-12-07 | Sony Corporation | Three-dimensional image display apparatus including a rotating two-dimensional display panel |
CN104575283A (zh) * | 2013-10-10 | 2015-04-29 | 江阴迈德机械有限公司 | 一种旋转三维显示器 |
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