JPH021204Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021204Y2
JPH021204Y2 JP17699884U JP17699884U JPH021204Y2 JP H021204 Y2 JPH021204 Y2 JP H021204Y2 JP 17699884 U JP17699884 U JP 17699884U JP 17699884 U JP17699884 U JP 17699884U JP H021204 Y2 JPH021204 Y2 JP H021204Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
opening
cylinder
filled
valve body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17699884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6191507U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17699884U priority Critical patent/JPH021204Y2/ja
Publication of JPS6191507U publication Critical patent/JPS6191507U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021204Y2 publication Critical patent/JPH021204Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は粉体自動充填機用ホツパーに連なる
ノズル構造に関するものである。
この考案のホツパーに連なるノズル構造は、特
に被充填物の粉体において、該粉体の性質が安息
角が零に等しく非圧縮性で充填時の移動時は特に
水様性の流体と化す種類の細微粒粉体用として開
発したものである。
従来の技術 最も一般的な粉体には、程度の差こそあれ圧縮
性を備えており、被充填物の粉体の給・断操作は
ホツパー内より該ホツパーに連なるノズル内に連
挿してあるスクリユーオーガーの動・停作動を
給・断の基体的動作とし、この基本的動作に被充
填粉体の個々の性質に合致させてノズルに最適な
構造を具備させている。例えばノズル先端の排出
口の径を絞つて小径開口するか、クロスリングと
称して網状のフイルターを装着するか、また、各
種シヤツター構成を施し各々の目的に対応してい
る。前記した特殊な性質を有する細微粒粉体もシ
ヤツター構成した給断手段を用いてもその性質が
前述の水様性の流体と化した際に、その閉塞時で
も微細空隙が存する場合には漏洩現象を禁じ得な
い。結局、ノズル開口部の開閉手段として従前の
シヤツター構成を用いた場合に閉鎖時の完全閉止
効果は得られず計量充填の不完全現象と共に経時
的に移動する充填容器外に被充填物を排出する不
都合が生じたものである。
考案の目的 この考案は特に被充填物質において特殊な性質
を備えた微細粉体、即ち、一旦粒子間に空気を含
有させると水様性の流体化現象を出ずる安息角が
零に等しい粉体(例えばコーンスターチ)の充填
角ノズルとして開発し、また前記特殊性質を備え
た粉体以外の通常の粉体にも用いられるように
し、ノズル先端開口部に対しその外方より所定量
排出と同時に円錐駒形状の弁体が栓状に閉鎖し開
口部の完全密閉ができるようにしたものである。
問題点を解決するための手段 次にこの考案の実施例を図面と共に説明すれ
ば、ホツパー1の下端に連なるノズル2内に撹拌
ならびに移送用のスクリユーオーガー3を装置
し、このスクリユーオーガー3に所定の動力を与
えて所望の動停操作が行えるようにし、前記ノズ
ル2の下端外周に固着した鍔形支持部材4より吊
り下げた枠体5に前記スクリユーオーガー3の軸
心Oの延長手向と一致させてシリンダ6を垂下装
着し、該シリンダ6内を圧動するピストンに連な
るロツド7の先端に、前記ノズル2の開口部の径
よりも大なる径とした底辺の直径を有する円錐形
の開閉弁体8をその先端を前記スクリユーオーガ
ー3の軸心Oの延長線に合致するように装着す
る。
これ等上記の開閉弁体8、該開閉弁体8に開閉
作動を与える源体であるシリンダ6ならびに該シ
リンダ6を吊持する枠体5をも収容する外筒9を
その上端で前記ノズル2の下端外周に設けた鍔形
支持部材4の外周を囲繞するように設けると共
に、該外筒9の下端内周より軸心方向に向けて内
設した支持片10で前記シリンダ6の設置軸心と
一致させて前記シリンダ6と異なるシリンダ11
を支持固着し、また、前記外筒9の下端外周には
該外筒9の径よりも小径で、計量された一定量の
被充填粉体を一時的に排出を留保する定量貯留筒
12の上端を密に固着すると共に、下端はテーパ
ー状にしたノズル部13を設け、該ノズル部13
の最下端に排出口14を開設し、前記のシリンダ
11の下端より突出したピストンロツド15に前
記排出口14の径よりも大なる径の閉止弁16を
装着して成るものである。前記の2つのシリンダ
6,11のそれぞれには設定時に内装されたピス
トンが作動するように圧流体が供給されるように
したものである。
なお図中、符号17は外筒9の外周に設けたブ
ラケツトで、固定基枠(図示せず)にホツパー1
と共に固定されたノズル2に対し、外筒9ならび
に定量貯留筒12を必要に応じて上下動させるた
めの運動受給部材である。また、符号18は蛇腹
で、前記外筒9の上端とノズル2の上端外周との
間に装着し、バキユーム導管19を接続して設け
る。更に20はスカート部で、外筒9の下方外周
に設け、その一部にバキーム導管19が接続され
ている。更にまた30は被充填物を充填する袋等
の容器、31は被充填物を充填する袋等の容器、
31は被充填物の粉体を示すものである。
作 用 この考案の装置を用いる被充填体は、前述のよ
うに特殊な性質を備えているもので、ある容器内
に自然状態をもつて、ある量を貯留し、これを静
止した状態を維持すれば、各粒子間の空気が大気
中に逸脱して各々粒子が密に接触する状態になり
易く、このような状態ともなれば全粒子が固結す
る。また、固結状態を破壊する外力を与えて各粒
子間に空気が侵入するようにした際には粘性度の
低い水様性の流体状に化し、安息角が零に等しい
微細粉体(例えばコーンスターチ)で、これを所
望する容積の小袋等に分割充填する際に用いるも
ので、該充填時において、ホツパー1内に投入さ
れた前記性質を備えた被充填物に対し、撹拌体等
により被充填物の粉体に対し静止状態にさせない
ようにしておく、即ち、微細粒子間に空気を混在
させて流体化しておき、充填作業に備えておくも
ので、該状態時には無論ホツパー1に連なるノズ
ル2下端の開口部は円錐形の開閉弁体8によつて
閉止しておくものである。
次に前記開閉弁体8の開閉動作について述べれ
ば、この開閉弁体8に動作を与えるシリンダ6に
対し、圧動を期待する運動源の流体を挿抜操作を
設定した時間に準じて間欠的に且つ自動的に行わ
れることにより前記シリンダ6間の流体の作動に
応じてピストンが作用しこれに連なるロツド7を
介して開閉弁体8がノズル2の開口部より離脱し
て開弁状態となり、且つ、該開閉弁体8の開弁開
始と時を同じくしてスクリユーオーガー3が被充
填体の一定の排出作用を行えるように設定した回
転速度で回転し、ホツパー1内の被充填物は該ス
クリユーオーガー3の回転に応じてノズル2の開
口部よりノズル2外部へと排出される。
このとき排出される被充填物は前記円錐形の開
閉弁体8上より降りそそぐ状態となるが前述のよ
うにこの開閉弁体8は先端を上方に向けた円錐形
を形成しているため該開閉弁体8上に積載貯留す
ることなく、すべて下方に落下すると共に、該開
閉弁体8を操作するシリンダ6に対しても開閉弁
体8の形状により傘の作用を呈し、落下する被充
填物の下降現象を何等妨げる憂いは全く生じな
い。そして、被充填物の流量/hを規制するスク
リユーオーガー3の回転速度ならびに回転作動時
間の設定値に基き自動的にこれが停止すれば該ス
クリユーオーガー3の停止と同時に開閉弁体8の
作動も連動して上昇し、ノズル2の開口部を閉鎖
して1回分の排出動作を終了する。
このようにノズル2より一定量の被充填物は排
出されるものであるが、その排出場所は前記ノズ
ル2ならびに開閉弁体8、該開閉弁体8に動作を
与えるシリンダ6を内装する外筒9であり、該外
筒9の下部に連なる定量貯留筒12の下端部に設
けたノズル部13の排出部14は前記シリンダ6
の下方で外筒9に固着された支持片10で支持さ
れたシリンダ11より突出したピストンロツド1
5下端に装着されている閉止弁16で閉止されて
いるので前記ホツパー1より排出された1回分の
被充填物が定量貯留筒12内の貯留される。この
閉止弁16は、少なくも前記円錐形の開閉弁体8
がノズル2の開口部から離脱し、且つ外筒9なら
びに定量貯留筒12内に被充填物の排出時におい
ては絶対閉鎖を厳守するもので、従つて、該定量
貯留筒12内には定量排出された被充填物は必ず
一旦貯留されることになる。そして、該定量貯留
筒12内に設定された定量の被充填物の流入が前
記開閉弁体8によるノズル2の開口部閉鎖作動に
よつて停止され然る後に閉止弁16は設定された
経時後シリンダ11に対し挿抜される流体の動作
に準じて開弁し、貯留された被充填物は定量貯留
筒12下端の排出口14より外部に排出されるも
のである。このように被充填物の外部排出時の経
時設定は、本装置全体が自動充填機に係るもので
あるため、被充填物を充填する袋等の充填用の容
器31が間欠的に定量貯留筒12下端部のノズル
部14直下位置に移送による到着動作に一致させ
るために行うものである。これを換言すれば、充
填用の容器31が充填位置に到達するまでの移送
時間内に被充填物の一回充填容量の計量工程を完
了させることにあり、該容器31の定位置到着と
同時に充填工程に移行させ充填工程において無駄
な時間の浪費を皆無にしたものである。
この考案は、前記したように特殊な性質を備え
た粉体用の充填装置として開発されたもので前述
のようにノズル部13を閉止弁16で開放すれ
ば、流体化した被充填物はあたかも低粘性の液体
の如く排出口14から落下し、これを受け止める
容器31までの落差距離が問題で、少なくとも袋
等の容器31の上部開口部より上方にノズル部1
3の排出口14を位置させて排出した場合は落下
圧により被充填物は一旦容器31の底部に達し、
そのまま底部に連なる内側部を上方に逆流して容
器開口部より外方に溢出する量が多いので、容器
31が定量貯留筒12の直下位置に移送されて来
て停止と同時に定量貯留筒12と一体構成された
外筒9を、該外筒9に装作されたブラケツト17
に接続してある昇降手段(図示せず)の作用によ
り容器31の開口部よりノズル部13を先頭にし
て定量貯留筒12の下降進入し、ノズル部13先
端の排出口14と容器31の内底部との間隙が零
に等しい状態に達したならば前記したように閉止
弁16を上昇させて排出口14を開口して定量貯
留筒12に一時的に貯留された被充填物を排出す
るものである。この排出状況は、自然落下による
もので、その排出量と容器31における投入され
た被充填物の表面上昇速度に準じて定量貯留筒1
2を上昇させてノズル部13の排出口14と上昇
する被充填物の表面位置とに落差が生ずるような
間隙が形成されないようにするもので、この場
合、形の上では被充填物を容器31の中にそつと
置いてくる、と、云つた方が適切な表現かも知れ
ない。いずれにしても被充填物に対し手荒な扱い
をしないことが肝要である。
上記のように、ホツパー1から定量貯留筒1
2、定量貯留筒12より容器31へと被充填物の
移動に伴う各々の構成における作用は上述の通り
であるが、その経時的設置操作は、容器31の動
作、即ち、前工程の容器供給部間より移送され、
本充填部間での一時停止、そして次工程の封緘工
程への移行する容器31の経時的間欠動作を基準
にして充填作動を設定したものであり、従つて、
ホツパー1から定量貯留筒12への被充填物の計
量を伴う移動動作中に該定量貯留筒12は下降動
作中である場合もある。
効 果 以上のようにしたこの考案は、ホツパー1に連
なるノズル2の下端外周より吊り下げられた枠体
5にノズル2内のスクリユーオーガー3の軸心の
延長線に合致して設けたシリンダ6を出入するロ
ツド7の上方先端に底辺の直径が前記ノズル2の
開口部の直径よりも大なる円錐形の開閉弁体8を
その先端を前記スクリユーオーガー3の軸心の延
長線に合致して設け、スクリユーオーガー3に対
し設定した排出回転開始と同時にノズル2の開口
部を開放し、排出回転終了の回転停止と同時にシ
リンダ6に流体を挿抜して開閉弁体8でノズル2
の開口部を閉鎖できるようにしたもので、ノズル
2よりノズル2外部に定量排出する被充填物の形
態ならびにその性質の如何を問わずノズル2の開
口部を完全閉鎖による閉鎖時における漏洩現象を
防止すると共にまた開口時は開口部全径を開放し
て排出物に対し排出作用を何等阻害および抵抗を
与えることなく、更に開閉弁体8自体が円錐形に
したことにより排出物体の積層現象が生ずるおそ
れなく計量排出された全量が不足量なく供給する
ことができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体縦断面図、第2図は容器に対し充
填時の作用を説明するための部分的拡大縦断面
図。 O……軸心、1……ホツパー、2……ノズル、
3……スクリユーオーガー、5……枠体、6……
シリンダ、7……ロツド、8……開閉弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパー1の下端に連なるノズル2の下端外周
    より吊り下げられた枠体5に、前記ノズル2下端
    開口部下方となる位置にシリンダ6を設置し、該
    シリンダ6を出入動できるロツド7の上方先端に
    底辺の直径が前記ノズル2の開口部の直径よりも
    大なる径の円錐形の開閉弁体8をその先端を前記
    ノズル2内に設定所望時回転するように内装した
    スクリユーオーガー3の軸心Oの延長線に合致し
    て設け、前記スクリユーオーガー3に対し設定し
    た排出回転開始と同時にノズル2の開口部を開放
    し、排出回転終了の回転停止と同時にシリンダ6
    に流体を挿抜して開閉弁体8でノズル2の開口部
    を閉鎖できるようにして成る粉体自動充填機用ホ
    ツパーに連なるノズル構造。
JP17699884U 1984-11-21 1984-11-21 Expired JPH021204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17699884U JPH021204Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17699884U JPH021204Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6191507U JPS6191507U (ja) 1986-06-13
JPH021204Y2 true JPH021204Y2 (ja) 1990-01-12

Family

ID=30734573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17699884U Expired JPH021204Y2 (ja) 1984-11-21 1984-11-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH021204Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2733017A1 (en) * 2008-08-05 2010-02-11 Mannkind Corporation Improved powder dispenser modules and powder dispenser assemblies

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6191507U (ja) 1986-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4629093A (en) Proportioning dispenser for powdered products
EP2890621B1 (en) Powder dispenser
EP1568609B1 (en) Apparatus and method of filling microscopic powder
AU715120B2 (en) Device and method for metering a particulate substance and apparatus comprising a plurality of such devices
US4974646A (en) Powder flow control valve
US4828149A (en) Tiltable metering dispenser
EP2772443A1 (en) A powdered material flow control device to fill a bag and corresponding bag filling machine and process
JPH021204Y2 (ja)
US2981298A (en) Method and equipment for filling open mouth receptacles with pulverulent material
JP2005530571A5 (ja)
JPH021206Y2 (ja)
JPH021205Y2 (ja)
GB918104A (en) Method and apparatus for filling bags
US9795939B2 (en) Apparatus for mixing and blending of an additive material into a fluid and method
US4548020A (en) Assembly for filling a container
US3285295A (en) Method and apparatus for filling containers with powdered or granular materials
JPS6223748Y2 (ja)
JPH062595Y2 (ja) 化粧料容器
US4149576A (en) Apparatus for loading compressible fluids into cartridges
US3596688A (en) Filler head
JPH0720001Y2 (ja) 粉粒体充填装置
EP3081910A1 (en) Mechanical gravimetric disk dispenser
CN209176951U (zh) 一种药品称重装置
GB1091006A (en) Improvements relating to the filling of containers with powder
JP2004018013A (ja) 粉体供給設備