JPH02119865A - 哺乳ビン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は哺乳ビンに関する。

新生児に授乳させるための哺乳ビンはよく知られている
。

基本的に、かかる「赤ちゃんビン」は首の部分で細くな
っていてこの部分でねじを有した様々の形のビン本体か
らなるものであり、このねじ付言にキャップが螺合され
、しかして乳首がその首開口に固定されるというもので
ある。この乳首を外部の取次ぎ人から保護するためにオ
ーバキャップやカバーが設けられている。一般的に、哺
乳ビンは長年の間その基本的な形状において何らの大き
な変革はなされていない。伝統的なビン形状がいまだに
維持されている。

これら従来のビンの首はおおむね標準直径である。この
首はビン本体の上方部において狭くすることにより形成
されて、赤ちゃんビンの特徴的な形状となっている。全
てのビンはその首部においてねじを有し、そして、これ
のすぐ下において広かっていてフラスコ形のビン本体と
なっている。

この配列は細菌やバクテリヤの増殖を助長しかつビンを
洗浄するのを困難にしている。特にかかるビンを洗浄す
るためのブラシがデザインされている。首が狭くなされ
ているので、皿洗い器はその機能をなし得ないのである
。

本発明の主目的は上記のような問題点を解決した新商品
を提供することであり、本体またはビン（これは完全に
滑かである）は広い口を有し、それ故洗浄するのに容易
に近寄ることのできる内部を有している哺乳ビンを提供
することである。

この目的は特許請求の範囲第１項に記載された特徴を有
する哺乳ビンで達成される。この哺乳ビンの本体は従来
のプラスチック・ガラスでできており、赤ちゃんビンの
普通の頂部よりも広くなっている。これは上端から底端
に僅かばかりテーパになっている。この点において、ビ
ン本体は僅かに円錐形である。

それ故、ビン本体は従来の先行技術のものに比し、ビン
の形を有するのではなくてグラスまたはカップの形をし
ている。このビン本体は内ねじも外ねじも有さない。こ
れは直径が急激に増大することなく滑かな壁でできてい
る。これはこれを洗浄するのに特別な装置を必要としな
いより衛生的容器を確実にしている。これは普通のグラ
スを洗うのと同じように容易に洗うことができる。本願
発明によれば、乳首保持キャップは直接本体に即ち首の
ねじに螺合されない。固定は、ビン本体の底からビン本
体の上部縁の方へ滑り上げられたカウンターキャップに
よりなされる。このカウンタキャップは乳首が止められ
るビン本体の上縁より下方の短い歯、あるいは高い起伏
により上方へは扱けない。この歯はカウンターキャップ
のねじ係合の反作用を受ける特質を有していてキャップ
と乳首をしっかりと螺合されるようになしている。

歯の設計はキャップが処置位置に螺入されるとき滑らな
いようにし、しかもカウンターキャップを僅かに下方へ
触れるだけで除去できるようになされている。

カウンターキャップが引き扱かれると、ビン本体および
カウンターキャップの両方とも容易に洗浄、殺菌され、
また、普通の飲料用グラスからどのようにして飲むのか
を学７玉へくその後に使用できる滑かな端の典型的なグ
ラスにこの哺乳ビンを変えることができる。

乳首をビン本体に密封的に取り付けるのは乳首保持キャ
ップとカウンターキャップとの間の圧力により得られる
。切頭体に底から上ヘカウンタキャップは導入され、こ
の切頭体の外表面の高いあるいは低い浮彫りの形の小さ
な歯に嵌め合わされる。この歯はカウンターキャップを
保持して良好な密封を達成するように乳首保持キャップ
へのねじ係合の作用を指示する。

本発明の伯の目的はこの哺乳ビンを母の胸のための実用
的な搾乳器に変換する付属品を提供することである。

この目的はビン本体をその内側に特別な形のピストンが
動くシリンダーとして使用することにより達成される。

このピストンは母の胸に少し押し付けて密封するように
保持される。そしてビン本体が母の胸から離れる方向に
引かれると、母の胸からミルクを引き出すために充分な
真空が得られる。

かかる付属品を使用した後、ピストンがビン本体から除
去され、カウンターキャップがビン本体に係合され、乳
首保持キャップが所定の場所にねじ込まれると、乳児は
母親のミルクを温いままで何らの汚染の害もなくて与え
られることができる。

なぜならば、ミルクは他の哺乳ビンに移し換えられるこ
とがないからである。

本発明の他の目的は飲み口の必る哺乳ビンを提供するこ
とである。この飲み口は普通の乳首に取って代るもので
あり、歯の生える頃の小児が何か硬いものを咬んで歯茎
を破ろうとする助けに必要とされるものである。

本発明の他の目的は二重取手のある哺乳ビンを提供する
ことである。これは現実的に有用であり、従来の哺乳ビ
ンに用いられている円筒状で滑かな哺乳ビン本体の欠点
を除去している。

本発明の他の目的は哺乳ビン内の食料を保温するだめの
熱絶縁装置を備えた哺乳ビンを提供することである。

本発明のこれらの目的並びに他の目的は添付の図面を参
照して以下に詳しく述べることから当業者にはより明確
になるであろう。

以下の記載において、全ての図に示された参照符号は同
一部材または相当する部分には同一の符号を付している
。第１図は哺乳ビンを一部断面にして示し、かつ組み合
された要素を示す。第２図および第３図は乳首保持キャ
ップを示す。この乳首保持キャップ（１）は内ねじ（１
ａ）と内方に指向したフランジ（１ｂ）とを有する。フ
ランジ（１ｂ）は下向きに延びた円形歯（５）を有する
。この円形歯（５）は乳首（２）のフランジ（２ａ）の
上側面に対応して形成された円形の受溝（６）と対応し
ている。乳首（２）はラテックスよりなる。フランジ（
１ｂ）は乳首（２）の中央部を受け入れる中央開口を形
成している。

第５図および第６図はカウンターキャップ（４）を示し
ている。このカウンタキャップ（４）は内方環状凹所（
４ａ）を有する。この内方環状凹所（４ａ）はガラス（
３）の外方壁のうね（３ａ）を受けるようになっている
。カウンターキャップ（４）は外ねじ（４ｂ）を有する
。この外ねじ（４ｂ）は乳首保持キャップ（１）の内ね
じ（１ａ）と対応するものでおる。第４図はキャップ（
１）と、乳首（２）と、ガラス（３）と、カウンターキ
ャップ（４）との組合せ構造を詳細に示している。

以上の構造は無菌性を保障している。つまり、ガラス（
３）の形をした哺乳ビン本体に乳首（２）を手で触るこ
となしにねじられて乳首（２）がキャップ（１）に固定
されるからである。ガラス（３）に対する乳首（２）、
これは底（３ｃ）よりも大きな口（３ｂ）を有する円錐
形を呈している、の密封性はカウンターキャップ（４）
のねじ動作と、円形歯（５）の押込みとにより達成され
る。

哺乳用の乳首（２）は母の胸の乳暈（ｎｉｍｂｕｓ）に
ほぼ比較される直径をもっている。

本発明の哺乳ビンを組み立てるためには、カウンターキ
ャップ（４）がガラス（３）の底（３ｃ）より滑り込ま
され、そして上方へ押し上げられて、ガラスのリムに隣
接したガラス（３）のうね（３ａ）になスナップ的に係
合せしめられる。そして、乳首（２）がガラス（３）の
前記リムに置かれ、乳首保持キャップ（１）がカウンタ
ーキャップ（４）にねじ込まれ、しかしてニップル（２
）のフランジ（２ａ）をガラスの前記リムに押圧する。

第７図は哺乳ビンの第２の実施例を示す。これにおいて
は哺乳ビンは搾乳器（ｂｒｅａｓｔ　ｐｕｍｐ）に容易
に変換される。哺乳ビンの本体（３）をシリンダとして
使用すると、この実施例は中空のピストン（１０）を使
用させる。この中空ピストン（１０）はガラス（３）内
において摺動できる密封リング（１２）を有する。ピス
トン（１０）は中空の軸（１３）と一体向になされてい
る。この中空の軸（１３）はピストン（１０）と共軸で
あり、中空の軸（１３）と連通したキャップ要素（１４
）を有する。これは中空のピストン（１０）とも連通し
ていて搾乳器に哺乳ビンを変換すべく胸に係合しやすく
なされている。乳頭を覆うべく母の胸の乳暈にこの搾乳
器を置き、親指と人差し指とでキャップ要素（１４）の
縁を保持し、使方の手でビン本体（３）を外方へ引張る
ことにより胸から母乳が抽出される。付属品の使用後、
ピストン（１０）がガラス（３）より除去され、カウン
ターキャップ（４）がガラス本体（３）に滑らせて装着
され、乳首保持キャップ（１）が所定の場所へねじ込ま
れる。

かくして乳児は汚染の害なしにしかも温いままで母乳を
与えられることができる。なぜならば母乳は他の哺乳ビ
ンへ移されることがないからである。

第９図乃至第１１・図に示された実施例は硬い乳首（１
５）に関するものである。哺乳ビンから飲むときに何か
硬いものを咬まなくてはならないような小児のためにラ
テックスの乳首（２）に置き換えて使用される。この硬
い乳首（１５）はガラス（３）の軸Ｘ−Ｘに関して偏心
して装着された飲み口（１６）を有し、消毒され得てか
つ壊れ得ない無毒性の熱可塑性材でできている。第１１
図に明白に示されている如く、飲み口（１６）は破断可
能な開口（１６ａ）を複数個有する。これは小児の年齢
の増加に比例して徐々に開口の数（それ故食料の流れ）
を増大させる可能性を母に与えている。更にこの硬い乳
首（１５）は歯の生える頃に小児の歯茎を破るのを助長
する。

第１２図乃至第１４図に示された更に他の実施例はカウ
ンターキャップ（４）の一部を形成する二重取手付きの
ものに関する。これは哺乳ビンを小児に自然に保持させ
るものである。これにより安全性と心地好さを与える。

カウンターキャップ（４）はＣ字形をした二つの取手（
１８）を与えている。

第１５図および第１６図に示された最後の実施例におい
ては、哺乳ビンは保熱器（２０）に入れられ、乳首保持
キャップ（１）により閉じられていて、オバキャップま
たはカバー（２１）で覆われている。

保熱器（２０）はカウンターキャップ（４）（第５図）
のものと類似の形をしたリムを有し、かつ煮沸可能な熱
可塑性材料でできている。オーバキャップ（２１）は乳
首保持キャップ（１）の環状部分（１ｄ）にスナップ的
に係合でき、内方カップを気密的に密封する。保熱器（
２０）は二つのカップ（２０ａ）でできている。この二
つのカップの間に有効な熱絶縁材料（２０ｂ）が入れら
れている。

この熱的な付属品は哺乳ビンの乳首保持キャップ（１）
が螺合する外ねじ（４ｂ）を有している。オーバキャッ
プ（２１）が係合する前記の突部（１ｄ）は乳首（２）
における開口を密封する。これにより、従来の哺乳ビン
で経験する不便な漏れを防止する。オバキャップ（２１
）により乳首（２）の回りに生ぜしめられた大きな空気
室はこの哺乳ビンの上方端における良好な熱絶縁性を確
実になしている。

前記の実施例において、ガラス（３）の外壁における前
記うねは保熱器（２０）の一部をなしているカウンター
キャップ（４）の環状＠（２４）に相応する環状肩（２
３）で置き換えられている。環状肩（２３）および（２
４）の協働は組合せ時に保熱器（２０）のガラス（３）
上へのすべりを阻止する。

考慮下のこの熱的付属品は数時間所望の温度に食料を維
持するようになっている。これは哺乳ビンの一体的な一
部であるので、毎日のビン準備の仕事を簡潔化する：後
程に与えるため、行楽のために、母親が選択した食料を
他の留守番の人が与えることが確実にできるように、幾
つかが一度に準備される。

本発明を幾つかの好ましい実施例を示して記載してきた
が、本発明はかかる実施例のみに限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載される認識により本発明を種
々に実施しうるちのであるということを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の哺乳ビンを一部断面にして示す側面図
である。 第２図は第１図の哺乳ビンの一部材を一部断面にして示
す側面図である。 第３図は第２図の一部を拡大して示す図である。 第４図は第１図の一部を拡大して示す図である。 第５図は第１図の吐乳ビンの一部材を一部断面にして示
す側面図でおる。 第６図は第５図の一部を拡大して示す図である。 第７図は搾乳器の形状になった本発明による哺乳ビンを
一部断面にして示す側面図である。 第８図は第７図の一部を拡大して示す図である。 第９図は他の実施例による哺乳ビンを一部断面にして示
す側面図である。 第１０図は第９図の矢印Ｘより見た側面図である。 第１１図は第９図の平面図である。 第１２図は他の実施例による哺乳ビンを示す側面図であ
る。 第１３図は第１２図の一部材を示す側面図である。 第１４図は第１３図の平面図である。 第１５図は更に他の実施例による哺乳ビンを一部断面に
して示す側面図である。 第１６図は第１５図の哺乳ビンの一部材を一部断面にし
て示す側面図である。 図において、（１）は乳首保持キャップ、（１ａ）は内
ねし、（１ｂ）はフランジ、（２）は乳首、（３）はガ
ラス、（３ａ）は環状うね、（４）はカウンターキャッ
プ、（４ｂ）は外ねじておる。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 ＰＩ３．７ ＭＩＧ、　４ 目Ｇ、９ 目Ｇ、１０ 目Ｇ、１６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕リムになされた開口端（３ｂ）を有するグラス型
   容器（３）、 この容器にすべり合わされて装着され前記開口端（３ｂ
   ）近くでこの容器（３）に係合するようになされ、ねじ
   部（４ｂ）を有する第１の円筒状カラー（４）、前記リ
   ムと係合する外方フランジ（２ａ）を有する乳首（２）
   、および 前記乳首（２）の外方フランジ（２ａ）に対接するよう
   になされた内方指向フランジ（１ａ）を有し、前記第１
   カラー（４）のねじ部（４ｂ）と係合するねじ部（１ａ
   ）を有する第２カラー（１） を具備してなることを特徴とする哺乳装置。 〔２〕前記容器（３）は閉じた底（３ｃ）を有する僅か
   に円錐形であり、しかして第１カラー（４）は前記底（
   ３ｃ）からすべり合わされて容器（３）にピッタリと係
   合するまで押し上げられるようになつている特許請求の
   範囲第１項記載の哺乳装置。 〔３〕前記の第１の円筒状のカラー（４）は容器（３）
   の外壁において前記リムの近くに在る環状うね（３ａ）
   とスナップ係合するようになされた内環状溝（４ａ）を
   有する特許請求の範囲第１項記載の哺乳装置。 〔４〕乳首（２）は、前記第２カラー（１）の内方に指
   向されたフランジ（１ｂ）から下方に延びた環状歯（５
   ）を受け入れるように溝（６）を上面に有する特許請求
   の範囲第２項に記載の哺乳装置。 〔５〕乳首（２）は前記容器（３）のリムの直径に実質
   的に対応した直径を有し、かかる直径は母の胸の乳暈に
   ほぼ等しい寸法となされている特許請求の範囲第１項記
   載の哺乳装置。 〔６〕前記容器（３）内で摺動可能な中空ピストン（１
   ０）、 前記ピストン（１０）に装着され前記容器（３）の内部
   に密封を形成する密封装置（１２）、 前記中空のピストン（１０）と共軸であり、ピストン（
   １０）と容器（３）の側壁と容器の底部とにより規定さ
   れたシリンダーに連通する管状のシャフト（１３）、お
   よび この管状のシャフト（１３）に連通し、この哺乳装置を
   搾乳器に変換すべく胸と係合するようになされたカップ
   素子（１４） からなるポンプ装置を前記容器（３）内に往復動的に装
   着しうるようになした特許請求の範囲第１項に記載の哺
   乳装置。 （７）前記乳首（１５）は剛く、グラス形をしていてそ
   の底部から偏心的に突出した飲み口（１６）を備えてい
   る特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項に記
   載の哺乳装置。 （８）飲み口（１６）は小児の成長に従って食料の流れ
   を増すために破断可能な開口（１６ａ）を複数個有する
   特許請求の範囲第７項に記載の哺乳装置。 （９）前記カラー（１、４）の一つは小児が容器（３）
   を助けなしに保持できるように二つの取手（１８）を有
   する特許請求の範囲第１項乃至第５項のいずれか１項に
   記載の哺乳装置。 〔１０〕前記の第１の円筒状のカラー（４）は、容器（
   ３）の外側形状に対応した内側形状を有する熱遮蔽容器
   （２０）のリムを構成している特許請求の範囲第１項乃
   至第５項のいずれか１項に記載の哺乳装置。