JPH02119712A - 芝刈機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カッターブレードで刈り取った芝を搬送する
ディスチャージファンを備えた芝刈機に関する。

〔従来の技術］ 芝刈機は、例えばカッターハウジング上に搭載したエン
ジンによって、カッターハウジング内のカッターブレー
ドを回転駆動して芝を刈り取る。

そして、カッターハウジング内で刈り取られた芝は、カ
ッターブレードに設けられたひねりによって生起される
搬送風により、カッターハウジングの放出口から外部へ
放出、あるいはシュータを介して後方のグラスハングへ
搬送収納される。

前記カッターブレー１・は、通常、平面視長方形状の平
板部祠で、中央にエンジンの出力軸を取り付け、長手方
向両端部の回転方向前側縁に刃部を形成し、回転方向後
側縁に刈芝搬送風生起用のひねりを起立形成し、カッタ
ーブレードの回転によって刃部で芝を刈り取り、ひねり
部で搬送風を起こすように構成されている。

また、カッターハウシング内において、カッタプレート
の上にディスチャージファンを配置したものも知られて
いる。このものは、エンジンの出力軸にディスチャージ
ファンが固着され、カッターブレードと同一の回転速度
でディスチャージファンが回転し、カッターブレードで
刈り取った芝は、カッターブレードにより生起される搬
送風とともに、ディスチャージファンにより生起される
搬送風によって、例えば後方のグラスハ、グへ搬送され
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかして、この種の芝刈機においては、カッターブレー
ドの回転時に、音が発生ずる。これは、カッターブレー
ドの回転時にカッタープレートのひねり部により生じる
乱流によるものと、その乱流にカッターブレードが衝突
することによるものと考えられる。また、ディスチャー
ジファンを備えるものにあっては、カッターブレー１・
と同一の高回転速度で回転するため、カッターブレード
と同様に音が発生する。

本発明は上記点に鑑メてなされたもので、芝の刈り取り
性能及び刈芝の搬送性能は良好に維持し、且つ芝刈取り
時の音を低減することを目的とする。

〔課題を解決するだめの手段］ 本発明の構成は、カッターハウジング内のカッタープレ
ートで刈り取った芝を搬送するディスチャージファンを
前記カッターハウジング内に備える芝刈機において、前
記カッターブレードは芝刈り取り機能のみを持たせると
ともに、前記カンタブレードの上方に配置する前記ディ
スチャージファンの回転径を前記カッターブレードの回
転径と同程度の大きさとし、且つ前記ディスチャージフ
ァンの回転速度を前記カッターブレードの回転速度より
も低速としたことを特徴とする。

〔作用〕

カッターブレードの回転によって芝を刈り取り、その刈
芝はディスチャージファンによって搬送される。

本発明のカッターブレー１・は、刈芝搬送風生起用のひ
ねりを起立形成セす、芝刈り取り機能のみを持たセたの
で、高回転で回転しても音を低く抑えることができる。

そして、刈芝を運ぶ機能はディスチャージファンで代用
するので、刈芝の搬送性能は良好に維持されるとともに
、ディスチャージファンの回転速度は低く抑えるため、
それによる音も低減する。そして、従来のカッターブレ
ーはひねり部に芝を引き上げる作用が働いている。

この芝の吸入作用をカッターブレードの刃部の上方部に
作用させるため、ディスチャージファンの羽根の位置は
カッターブレードの刃部の上にあるのが好ましい。

〔実施例〕

第１図は歩行型芝刈機の側面図、第２図はその要部縦断
面図、第３図は同平面図である。

芝刈機１は歩行型のものを示す。カッターハウジング２
上にエンジン３を搭載し、出力軸４がカッターハウジン
グ２の中央部間口５を挿通して垂直下方に延出し、その
下端にカッタープレート６が固着されている。

カッターブレード６は平面視長方形状の平板部材で、中
央部に出力軸４が固着され、長手方向両端部の側縁に刃
部が形成されて、幅方向断面は平行四辺形状（第４図参
照）をなす。このカッタブレード６には、両端部側縁に
刈芝搬送風生起用のひねりは起立形成されていない。こ
のカッタープレート６の回転によって、カッターハウジ
ング２内の芝を刈り取り、その刈芝は、カッターハウジ
ング２内においてカンタ−ブレーＦ　Ｇの上方に配置す
る大容量の低回転ディスチャージファンマによって搬送
される。

このディスチャージフアンマは出力軸４に減速機構を介
して回転駆動されるように構成される。

以下これを説明すると、前記出力軸４には、ファンボル
ダ−）（がカッターブレード６の上方にヘアリング９を
介して回転自在に挿入されている。

ファンホルダー８には、カッターハウジング２内におい
てカッターブレード６の上方部にディスチャージファン
７が固着され、このディスチャージフアンマはカッター
プレート６と路間−（同一でも勿論よい）の回転径を有
している。そして、ファンホルダー８はカッターハウジ
ング２の中央部開口５を挿通して上方に延び力、ターハ
ウジング２の上面よりも上方の部分にプーリー１０が一
体に形成されている。そして、出力軸４のファンホルダ
ー８よりもＪ−刃部にプーリー１１が一つ固着され、カ
ッターハウジング２の上方に２段プーリー１２．１３が
設けられている。この２段プーリーの一４二部のプーリ
ー１２と前記出力軸４に固着されたプーリー１１間、及
び２段プーリーの下部のプーリー１３と前記ファンホル
ダー８に設けられたプーリー１０間に、それぞれ伝動ヘ
ルド１４１５が巻回され、出力軸４の動力はこれら２つ
のヘル）１４．１５を介してファンホルダー８に伝達さ
れ、ディスチャージファン７を回転駆動する。

そしてこの場合、ディスヂャージフアンマの回転速度は
、出力軸４の回転速度よりも減速されて伝達されるよう
に、前記プーリー１０．１１．１２１３径が設定されて
いる。

したがって、カックーブレード６は出力軸４と同一回転
数で回転するが、ディスチャージフアンマは減速されて
カッターブレード６よりも低速で回転することになる。

１６．１７はカッターハウジング２の前後部に設けられ
た車輪、１８はカッターハウジング２の後部から後方に
延出するハンＩ−ル、１９は力、クハウジング２の後部
に設けられた放出口、２０はカッターハウジング２の後
部に取り付けられたグラスハングである。

したがって、芝刈取り時は、エンジン３によって、カッ
ターブレード６が回転して芝を刈り取り、その刈芝は大
容量の低回転ディスチャージファン７により、カッター
ハウシング２の放出口１９からグラスバッグ２０内へ搬
送される。

なお、カッタープレート６は、」−記で示した長方形状
板部材（第３図参照）のものに限られるものではない。

例えば平行四辺形状板部材（第５図（Ａ）、　　（Ｂ）
参照）、細長い棒状形状板部材（第５図（Ｃ）参照）、
円板に丸棒を一対対向して突設したもの（第５図（Ｄ）
参照）などでもよい。そして、幅方向の断面形状は、上
記で示した平行四辺形状（第４図参照）が音を低く抑え
る点で好ましいが、これに限られるものではない。

ディスチャージフアンマの回転径、回転速度、羽根７ａ
の枚数、ひねり高さ等は適宜選定すればよいが、回転速
度を下げるに従って、羽根７ａの枚数は増やし、ひねり
高さは上げるようにすればよい。−例として、１５００
ｒｐｍで、羽根７ａは６枚、羽根７ａのひねり高さは５
Ｑｍｍとし、羽根７ａのひねり形状は第６図に示すよう
に、進入角αは３０６、放出角βは４５°の曲面形状を
なすように構成される。

また、ディスチャージファン７の減速機構も上記で示し
たものに限るものではなく、例えば第７〜９図に示した
ものなどを適宜使用すればよい。

第７図のものは、カッターブレード６の回転軸２１がエ
ンジン３の出力軸４と同一直線上にない場合を示し、出
力軸４の上プーリ−２２と、回転軸２１のプーリー２３
間に巻回されたヘルド２４で、力・７ターブレード６が
回転駆動され、出力軸４の下プーリ−２５と、回転軸２
１に回転自在に取り付けられたファンホルダー８のプー
リー２６間に巻回されたヘル１−２７で、ファンホルダ
ー８に固着したディスチャージフアンマが減速回転する
。

第８図のものは、エンジン３の出力軸４にカッターブレ
ード６が固着して回転駆動され、出力軸４に回転自在に
取り付けられたファンホルダー８の上部にギヤ２９が設
けられ、エンジン３のカムシャフト２８のギヤ３０で減
速駆動され、ファンボルダ−８に固着したディスチャー
ジフアンマが減速回転する。第９図のものは、エンジン
３の出力軸４にカッターブレー１・−６が固着して回転
駆動され、出力軸４に回転自在に取り付けられたファン
ボルダ−８が、出力軸４に固着されたサンギヤ３１とそ
の周りのリングギヤ３２との間に配置するりダクソヨン
ギャ３３に連結されて減速駆動され、ファンホルダー８
に固着したディスチャージファン７が減速回転する。

〔発明の効果］ 以上説明したように、本発明のカッタープレートは刈芝
搬送風生起用のひねりを起立形成せず、芝の刈り取り機
能のみを持たせている。したがって、高回転でカックー
ブレードが回転しても音を低く抑えることができる。そ
して刈芝を運ぶ機能は低回転ディスチャージファンで代
用する。このようにして、芝の刈取り性能、搬送性能は
良好に維持でき、且つ刈取り時の音も低く抑えることが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は本発明の一例を
示す歩行型芝刈機の側面図、第２図はその要部縦断面図
、第３図は同平面図、第４図はカッタープレートの幅方
向断面図、第５図はカッタプレートの平面図、第６図は
ディスチャージファンの一部を示す図、第７〜９図は減
速機構を示す図である。 １は芝刈機、２はカッターハウジング、３はエンジン、
４は出力軸、５は開口、６はカックーフレード、７はデ
ィスチャージファン、７ａは羽根、８はファンボルダ−
１９はヘアリング、１０，１１．１２．１３はプーリー
、１４’、Ｉ５はヘルド、１６．１７は車輪、１８はハ
ンドル、１９は放出口、２０はグラスバッグ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カッターハウジング内のカッターブレードで刈り取った
   芝を搬送するディスチャージファンを前記カッターハウ
   ジング内に備える芝刈機において、前記カッターブレー
   ドは芝刈り取り機能のみを持たせるとともに、前記カッ
   ターブレードの上方に配置する前記ディスチャージファ
   ンの回転径を前記カッターブレードの回転径と同程度の
   大きさとし、且つ前記ディスチャージファンの回転速度
   を前記カッターブレードの回転速度よりも低速としたこ
   とを特徴とする芝刈機。