JPH02119583A - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
- Publication number
- JPH02119583A JPH02119583A JP63271022A JP27102288A JPH02119583A JP H02119583 A JPH02119583 A JP H02119583A JP 63271022 A JP63271022 A JP 63271022A JP 27102288 A JP27102288 A JP 27102288A JP H02119583 A JPH02119583 A JP H02119583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elliptical motion
- vibrator
- piezoelectric
- ultrasonic motor
- cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電子機器などに用いられる超音波モータに関
し、特にローター直径の小さい小型の超音波モータに関
する。
し、特にローター直径の小さい小型の超音波モータに関
する。
[従来の技術]
超音波モータは従来の電磁モータと比較して、低回転で
高いトルクが得られること、停止保持力を有すること、
電磁ノイズが小さいことなどの利点を有しており、カメ
ラのオートフォーカス用や自動車用パワーモータ等に使
用されている。 第5図及び第6図は従来の超音波モー
タの構造を示す概略図であり、リング上の小歯状の突起
部を設けた金属板51の突起部の形成されている面の裏
側に2枚の圧電セラミック円盤52.53を接着した構
造のステーターの上に円盤状ローター54を圧接した構
造となっている圧電セラミックス円盤を偶数等分に分極
の向きが逆向きとなっており、これら2枚の圧電セラミ
ックス円盤は分割角度の半分の角度だけずらして接着さ
れている。
高いトルクが得られること、停止保持力を有すること、
電磁ノイズが小さいことなどの利点を有しており、カメ
ラのオートフォーカス用や自動車用パワーモータ等に使
用されている。 第5図及び第6図は従来の超音波モー
タの構造を示す概略図であり、リング上の小歯状の突起
部を設けた金属板51の突起部の形成されている面の裏
側に2枚の圧電セラミック円盤52.53を接着した構
造のステーターの上に円盤状ローター54を圧接した構
造となっている圧電セラミックス円盤を偶数等分に分極
の向きが逆向きとなっており、これら2枚の圧電セラミ
ックス円盤は分割角度の半分の角度だけずらして接着さ
れている。
[発明が解決しようとする課題]
第5図から判るように従来の超音波モータにおいては、
ステーターの超音波振動を平面的にローターに伝達して
いるため、駆動トルクを大きくするには、ステータ及び
ローターの直径を大きくする必要がある。その為、従来
の超音波モータの実用的な最小直径は20〜30mmに
限定されていた。 そこで、本発明の技術的課題は、ロ
ーターの直径を小さくした小型の超音波モータを提供す
ることにある。
ステーターの超音波振動を平面的にローターに伝達して
いるため、駆動トルクを大きくするには、ステータ及び
ローターの直径を大きくする必要がある。その為、従来
の超音波モータの実用的な最小直径は20〜30mmに
限定されていた。 そこで、本発明の技術的課題は、ロ
ーターの直径を小さくした小型の超音波モータを提供す
ることにある。
本発明の他の技術的課題は、ローターの直径として、2
0mm以下の超音波モータを提供することにある。
0mm以下の超音波モータを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば、端部の断面形状が円形を有し、この端
部が円を含む楕円運動を行う棒状圧電楕円運動振動子と
、この棒状圧電楕円運動振動子の両端部に配されたカッ
プ状回転ローラーと、この端部間の中心に対して、対称
的に位置する振動の節に設けられた支持部材と、このカ
ップ状回転ローラーを軸受けを介して支持し、且つ前記
支持部材を支持するする外枠とををし、該両端部は円を
含む楕円運動をすることによりこのカップ状回転ローラ
ーを回転させる超音波モータにおいて、前記カップ状回
転ローラーを前記圧電楕円運動振動子の夫々の端部に圧
接する加圧機構を対称的に配置したことを特徴とする超
音波モータが得られる。
部が円を含む楕円運動を行う棒状圧電楕円運動振動子と
、この棒状圧電楕円運動振動子の両端部に配されたカッ
プ状回転ローラーと、この端部間の中心に対して、対称
的に位置する振動の節に設けられた支持部材と、このカ
ップ状回転ローラーを軸受けを介して支持し、且つ前記
支持部材を支持するする外枠とををし、該両端部は円を
含む楕円運動をすることによりこのカップ状回転ローラ
ーを回転させる超音波モータにおいて、前記カップ状回
転ローラーを前記圧電楕円運動振動子の夫々の端部に圧
接する加圧機構を対称的に配置したことを特徴とする超
音波モータが得られる。
[作 用]
本発明の超音波モータにおいては、棒状圧電楕円運動振
動子を直流電圧を印加して分極し、更に、この振動子の
予め定められた部分に共振周波数に等しい交流電圧を印
加して圧電楕円運動振動子の軸面内に屈曲振動を発生さ
せる。
動子を直流電圧を印加して分極し、更に、この振動子の
予め定められた部分に共振周波数に等しい交流電圧を印
加して圧電楕円運動振動子の軸面内に屈曲振動を発生さ
せる。
また、振動子の上記と異なる部分に同様にして共振周波
数に等しい周波数の交流電圧を印加して、先の軸面内の
屈曲振動の方向と交差する軸面内に屈曲振動を行わせる
。2つの方向の屈曲振動の位相をずらせる(好ましくは
90″)、具体的には夫々の交流電圧の位相をずらせる
(好ましくは90°)ことにより、棒状圧電楕円運動振
動子の端部に、円運動を含む楕円運動が励起することが
可能である。この楕円運動は少なくとも一端を挿入した
カップ状回転ローラーの内面に接触することにより、カ
ップ状回転ローラーの回転運動に変換される。このとき
、カップ状回転ローラーは、加圧機構により圧電楕円運
動振動子の端部に一定の圧力で加圧されるので、回転速
度及びトルクを一定にするとともに、カップ状回転ロー
ラーの横振れを防止する。
数に等しい周波数の交流電圧を印加して、先の軸面内の
屈曲振動の方向と交差する軸面内に屈曲振動を行わせる
。2つの方向の屈曲振動の位相をずらせる(好ましくは
90″)、具体的には夫々の交流電圧の位相をずらせる
(好ましくは90°)ことにより、棒状圧電楕円運動振
動子の端部に、円運動を含む楕円運動が励起することが
可能である。この楕円運動は少なくとも一端を挿入した
カップ状回転ローラーの内面に接触することにより、カ
ップ状回転ローラーの回転運動に変換される。このとき
、カップ状回転ローラーは、加圧機構により圧電楕円運
動振動子の端部に一定の圧力で加圧されるので、回転速
度及びトルクを一定にするとともに、カップ状回転ロー
ラーの横振れを防止する。
[実施例]
以下本発明の超音波モータについて、詳しく説明する。
第1図は本発明の超音波モータの構造例を示す断面図で
ある。この図において、超音波モータは、圧電楕円運動
振動子10と、支持枠11.11”と、カップ状回転ロ
ーラーの加圧用バネ13.13″と、カップ状回転ロー
ラー12.12−と、軸受け14.14−と、外枠15
とによって構成されている。
ある。この図において、超音波モータは、圧電楕円運動
振動子10と、支持枠11.11”と、カップ状回転ロ
ーラーの加圧用バネ13.13″と、カップ状回転ロー
ラー12.12−と、軸受け14.14−と、外枠15
とによって構成されている。
第2図は本発明の超音波モータに用いられる圧電楕円運
動振動子10の構造例である。この図において、棒状の
圧電楕円運動振動子10は、両端部の断面形状が円形で
、側面に沿って設けられた複数の電極を有する。この棒
状の圧電楕円運動振動子10の端部間の中心に対して対
称的な位置にある振動の節の部分が支持枠11.11=
で支持されている。
動振動子10の構造例である。この図において、棒状の
圧電楕円運動振動子10は、両端部の断面形状が円形で
、側面に沿って設けられた複数の電極を有する。この棒
状の圧電楕円運動振動子10の端部間の中心に対して対
称的な位置にある振動の節の部分が支持枠11.11=
で支持されている。
第3図は本発明の超音波モータに用いられるカップ状回
転ローラーの12.12−の構造を示す図であり、カッ
プ開口部12aの直径は前記圧電楕円運動振動子10の
直径よりわずかに大きく、カップ底部12bの直径は圧
電楕円運動振動子10の両端の直径D(第2図)よりわ
ずかに小さいテーバ面が形成されている。
転ローラーの12.12−の構造を示す図であり、カッ
プ開口部12aの直径は前記圧電楕円運動振動子10の
直径よりわずかに大きく、カップ底部12bの直径は圧
電楕円運動振動子10の両端の直径D(第2図)よりわ
ずかに小さいテーバ面が形成されている。
第4図は本発明の超音波モータの動作原理の説明図であ
り、円を含む楕円運動をする棒状楕円運動振動子10の
両端部にカップ状回転ローラー12.12−が圧接され
ている。第4図において、棒状圧電楕円運動振動子10
の両端部が円を含む楕円運動を行うと、この棒状圧電楕
円運動振動子10の端部側面がカップ状回転ローラー1
2,12゛の開口部内壁を擦り、カップ状回転ローラー
12.12−を回転させる。第4図には示さなかったが
、カップ状回転ローラー12.12−は第1図に示すよ
うに軸受け14.14−によって、回転自在に支持され
ている。そして、カップ状回転ローラー12.12−は
、軸受け14.14とローラー1.2.12−間に対称
的に配置された加圧用バネ13.13−により棒状楕円
運動振動子10の端部に一定の圧力で加圧される。
り、円を含む楕円運動をする棒状楕円運動振動子10の
両端部にカップ状回転ローラー12.12−が圧接され
ている。第4図において、棒状圧電楕円運動振動子10
の両端部が円を含む楕円運動を行うと、この棒状圧電楕
円運動振動子10の端部側面がカップ状回転ローラー1
2,12゛の開口部内壁を擦り、カップ状回転ローラー
12.12−を回転させる。第4図には示さなかったが
、カップ状回転ローラー12.12−は第1図に示すよ
うに軸受け14.14−によって、回転自在に支持され
ている。そして、カップ状回転ローラー12.12−は
、軸受け14.14とローラー1.2.12−間に対称
的に配置された加圧用バネ13.13−により棒状楕円
運動振動子10の端部に一定の圧力で加圧される。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、加圧機構を有す
るので、回転ローラーと圧電楕円運動振動子端部の接触
圧力を一定に保つことが可能になり、回転速度及びトル
クの安定な超音波モータが得られる 更に、本発明の超音波モータにおいては、駆動力を発生
させるための振動子の形状が単純で、回転あるいは、楕
円運動振動を発生させるための2つの振動モードが同じ
屈曲振動であることから、構造が簡単になる。また、楕
円運動振動子として、棒状の振動子を使用しているため
、ローターの直径を小さくすることが容易で、ローター
直径の小さい超音波モータを得ることができる。この超
音波モータの直径としては、必要なトルクによって変わ
るが、原理的には、10mm以下も可能である。
るので、回転ローラーと圧電楕円運動振動子端部の接触
圧力を一定に保つことが可能になり、回転速度及びトル
クの安定な超音波モータが得られる 更に、本発明の超音波モータにおいては、駆動力を発生
させるための振動子の形状が単純で、回転あるいは、楕
円運動振動を発生させるための2つの振動モードが同じ
屈曲振動であることから、構造が簡単になる。また、楕
円運動振動子として、棒状の振動子を使用しているため
、ローターの直径を小さくすることが容易で、ローター
直径の小さい超音波モータを得ることができる。この超
音波モータの直径としては、必要なトルクによって変わ
るが、原理的には、10mm以下も可能である。
第1図は本発明の超音波モータの構造例を示す断面図、
第2図は本発明の超音波モータに用いる圧電楕円運動振
動子の構造例を示す図、第3図は本発明の超音波モータ
のカップ状回転ローラーの一例を示す斜視図、第4図は
本発明の超音波モータの構造例の説明に供する図、第5
図及び第6図は従来の超音波モータの構造例を示す図で
ある。 図中10は圧電楕円運動振動子、11.11−は支持枠
、12.12−は回転ローラー 13゜13゛はバネ材
、14,1.4−は軸受け、15は外枠、51は金属円
板、52.53は圧電セラミック円盤、54はローター
である。 第1図 第2図 第4図 第5図 手続補正書(自発) 昭和63年ρ月)!El
第2図は本発明の超音波モータに用いる圧電楕円運動振
動子の構造例を示す図、第3図は本発明の超音波モータ
のカップ状回転ローラーの一例を示す斜視図、第4図は
本発明の超音波モータの構造例の説明に供する図、第5
図及び第6図は従来の超音波モータの構造例を示す図で
ある。 図中10は圧電楕円運動振動子、11.11−は支持枠
、12.12−は回転ローラー 13゜13゛はバネ材
、14,1.4−は軸受け、15は外枠、51は金属円
板、52.53は圧電セラミック円盤、54はローター
である。 第1図 第2図 第4図 第5図 手続補正書(自発) 昭和63年ρ月)!El
Claims (1)
- 1.端部の断面形状が円形を有し、該端部が円を含む楕
円運動を行う棒状圧電楕円運動振動子と、該棒状圧電楕
円運動振動子の両端部に配されたカップ状回転ローラー
と、該端部間の中心に対して、対称的に位置する振動の
節に設けられた支持部材と、該カップ状回転ローラーを
軸受けを介して支持し、且つ前記支持部材を支持するす
る外枠とを有し、該両端部は円を含む楕円運動をするこ
とにより該カップ状回転ローラーを回転させる超音波モ
ータにおいて、 前記カップ状回転ローラーを前記圧電楕円運動振動子の
夫々の端部に圧接する加圧機構を対称的に配置したこと
を特徴とする超音波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63271022A JP2779417B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63271022A JP2779417B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 超音波モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02119583A true JPH02119583A (ja) | 1990-05-07 |
JP2779417B2 JP2779417B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17494316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63271022A Expired - Lifetime JP2779417B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 超音波モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779417B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58148682A (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | Toshio Sashita | 超音波振動を利用したモータ装置の駆動方法とモータ装置 |
JPS6149669A (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-11 | Hitachi Maxell Ltd | 捻リモ−ド駆動の圧電モ−タ |
JPS63153791U (ja) * | 1987-03-28 | 1988-10-07 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP63271022A patent/JP2779417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58148682A (ja) * | 1982-02-25 | 1983-09-03 | Toshio Sashita | 超音波振動を利用したモータ装置の駆動方法とモータ装置 |
JPS6149669A (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-11 | Hitachi Maxell Ltd | 捻リモ−ド駆動の圧電モ−タ |
JPS63153791U (ja) * | 1987-03-28 | 1988-10-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2779417B2 (ja) | 1998-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60210172A (ja) | 振動波モ−タ | |
JP2608413B2 (ja) | 超音波駆動装置 | |
JPH0284078A (ja) | 超音波モータ | |
JPH02119583A (ja) | 超音波モータ | |
JPS61196773A (ja) | ころを用いた圧電モ−タ | |
JP2724731B2 (ja) | 超音波モータ | |
JP2724730B2 (ja) | 超音波モータ | |
JP2729827B2 (ja) | 超音波モータ | |
JP2585574B2 (ja) | リング状圧電体振動子を使用する超音波駆動装置 | |
JP2975072B2 (ja) | アクチュエータの駆動方法及びこの駆動方法を実現した超音波アクチュエータ | |
JP2607087B2 (ja) | 超音波駆動装置 | |
JP2632156B2 (ja) | 超音波モータ | |
JPH0744856B2 (ja) | 超音波モータ | |
JP2601659B2 (ja) | 超音波駆動装置 | |
JPS63257474A (ja) | 超音波モ−タ | |
JP2639551B2 (ja) | 超音波駆動装置 | |
JP2779416B2 (ja) | 超音波モータ | |
JP2599954B2 (ja) | 超音波駆動装置 | |
JP2625691B2 (ja) | 超音波モータ | |
JPS63257473A (ja) | 超音波モ−タ | |
JPH01274675A (ja) | 超音波モータ | |
JPH02266877A (ja) | 超音波モータ | |
JPH03235678A (ja) | 超音波モータ | |
JP2779415B2 (ja) | 超音波モータ | |
JPH0217871A (ja) | 超音波駆動装置 |