JPH021187Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021187Y2
JPH021187Y2 JP6617484U JP6617484U JPH021187Y2 JP H021187 Y2 JPH021187 Y2 JP H021187Y2 JP 6617484 U JP6617484 U JP 6617484U JP 6617484 U JP6617484 U JP 6617484U JP H021187 Y2 JPH021187 Y2 JP H021187Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
connectors
lamp
input line
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6617484U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60176935U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6617484U priority Critical patent/JPS60176935U/ja
Publication of JPS60176935U publication Critical patent/JPS60176935U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021187Y2 publication Critical patent/JPH021187Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動二輪車の前照灯装置に関する。
一般に、夜間作業における簡便な照明用として
車両のヘツドライトを代用する場合が屡々ある。
ところが、通念上ヘツドライトは車両に取付られ
た侭の状態であるからして、作業がヘツドライト
の照射方向のみに限られることは当然であり、作
業個所が頻繁に移動するような場合には不向きで
あることは否めない。そのうえ、作業灯として長
時間点灯使用する時とか車両エンジンが停止して
いるような場合は、電源バツテリが上つてしまい
つまり自己放電してしまう恐れがある。
そこで、本考案にあつては上記の問題に着目し
てなされ、車両に対してヘツドライトを着脱自在
となし、これを作業灯として所望する照射場所に
て長時間使用するに際し、車両の電源バツテリが
自己放電してしまわないような着脱式の前照灯装
置を提供することを目的としている。
本考案の自動二輪車の前照灯装置は、前照灯の
高ビーム用ランプ及び低ビーム用ランプからの高
ビーム入力ライン及び低ビーム入力ライン並びに
共通入力ラインと、電源及びビーム切換スイツチ
を含む回路からの高ビーム出力ライン及び低ビー
ム出力ライン並びに共通出力ラインとを1対のコ
ネクタを介して接続してなり、前照灯を自動二輪
車から分離可能とし、1対のコネクタの一方及び
他方の各々とコネクタ対を形成するサブコードコ
ネクタを両端に接続したサブコードを有し、サブ
コードがサブコードコネクタ各々の1対のコネク
タとの結合時において高ビーム出力ライン及び低
ビーム出力ラインの双方を高ビーム入力ライン及
び低ビーム入力ラインのいずれか一方に接続しか
つ共通出力ラインを高ビーム入力ライン及び低ビ
ーム入力ラインの他方に接続して高ビーム用ラン
プ及び低ビーム用ランプを直列に接続することを
特徴としている。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例装置
を詳述する。第1図は実施例の前照灯1が装着さ
れたバギー車側面図である。前照灯1は車体Aに
対して着脱自在であり、第2図a,bに示す如
く、発光灯体等を内蔵したケース1aの両側が車
体A側に結合された左右一対の担持ステイ2,2
により支承されて、前照灯1の全体は上下の首振
り動作が可能となつている。両側支承部の構造
は、ケース1aの内側から外側へ向けて植込ボル
ト3が固設されていて、この植込ボルト3に担持
ステイ2を抱き合わせて摘みナツト4をネジ込ん
でいる。したがつて、摘みナツト4を緩めること
によつて前照灯1は首振り揺動が可能となり、摘
みナツト4を植込ボルト3から完全にネジ外すこ
とによつて、前照灯1を担持ステイ2,2から抜
き出すことが、つまり工具類を一切用いないで車
体Aから取り外すことが可能となる。
なお、車体Aから取り外し後の前照灯1の持ち
運びを便利となすためにケース1a上部に把手1
bが成形され、また、作業灯として地面等に置い
て使用する場合の水濡れ防止、汚れ等を考慮して
脚1cも一体成形されている。また、同図aの如
く、一対のコネクタ5,6を介して灯体側配線コ
ード7と車体Aのハンドル8周りに備わつている
電源スイツチの配線コード9とが電気的に接続さ
れ、コネクタ5,6の切り離しによつて上記の如
き摘みナツト4のネジ外し動作に併せて、前照灯
1が車体Aから分離されるのである。
次に、前照灯1が車体Aに装着されている際の
電気回路を第3図にて示す。ケース1aに内蔵さ
れて投射光を高低2種ビームに切換えて発光する
灯体10には所謂Hiビーム用とLoビーム用のラ
ンプ11,12が備わつている。両ランプ11,
12への通電は車体Aの電源バツテリ13を含ん
でスイツチング回路を形成するハンドル8周りの
スイツチボツクス14における電源スイツチSW1
のON,OFF操作による。Hiビーム用か又はLo
ビーム用に選択する際のランプ11,12の切換
えはスイツチSW2によつて行われる。図中5,6
は第2図で示された一対のコネクタである。な
お、図中15はアースを示している。コネクタ5
の後述のプラグ端子5a〜5cにはHiビーム用
のランプ11の一端に接続した高ビーム入力ライ
ンとしての第3ライン、Loビーム用のランプ
12の一端に接続した低ビーム入力ラインとして
の第2ライン及び共通入力ラインとしての第1
ラインが接続されている。また、コネクタ6の
後述のジヤツク端子6a〜6cにはスイツチSW2
のHiビーム選択側接点に接続した高ビーム出力
ラインとしての第6ライン、スイツチSW2
Loビーム選択側接点に接続した低ビーム出力ラ
インとしての第5ライン、及びアース15に接
続した共通出力ラインとしての第6ラインが接
続されている。
これに対して、前照灯1が車体Aから分離され
て作業灯として使用される場合の電気回路は第4
図にて示される。それによると、即に述べた機構
的手順によつて切り離された一対のコネクタ5,
6間に別のサブコード16が結線される。サブコ
ード16の両端には前記コネクタ5,6の一対に
夫々挿し込まれるサブコードコネクタ17,18
が備わつている。このサブコードコネクタ17,
18は第5図に示されるように、例えば灯体側の
コネクタ5がその入力端子としてプラグ5a,5
b,5cを備えている場合は、これらに対応する
サブコード16側のサブコードコネクタ17には
ジヤツク端子17a,17b,17cを備えるこ
ととなる。他方のコネクタ5とこれに対応するサ
ブコードコネクタ18との関係についても同様で
ある。
そして、第5図の如きサブコードコネクタ16
を形成することによつてHiビーム用とLoビーム
用のランプ11,12は直列となり得る。即ち、
コネクタ5のプラグ端子5aとプラグ端子5cの
間にランプ11が接続され、プラグ端子5b,5
c間にてランプ12が接続されている。即ち、両
ランプ11,12の一側の入力端子には第1ライ
ンが共通して接続され、他側の入力端子には
夫々第2ライン、第3ラインが接続されるこ
とになる。また、サブコードコネクタ17,18
におけるジヤツク端子17aとプラグ端子18
a,18bはコネクタ6のジヤツク出力端子6
a,6b並びにスイツチボツクス14内の電源ス
イツチSW1、ビーム切換スイツチSW2等を介して
電源バツテリ13に接続される。更に、ジヤツク
端子17bとプラグ端子18cはコネクタ6のジ
ヤツク出力端子6cを介してアース15に接続さ
れている。
したがつて、以上の回路構成による動作は次の
通りである。電源スイツチSW1の入力ON操作と
切換スイツチSW2の何れか一方への切換え操作
(この場合何れであつても良い)とによつて、バ
ツテリ13からの電力は対応する一組の端子17
a,5aおよび端子5b,17bそして端子18
c,6cを介してアース15へ通電して直列閉回
路を形成し、Hiビーム用ランプ11とLoビーム
用ランプ12の両方を同時に発光せしめるのであ
る。
これより明らかであるように、直列回路の形成
によつて両ランプ11,12は同時に発光する
が、消費電力は両ランプ11,12の抵抗値が共
に同じであるならば、第3図にて示された車体A
装着時に比較して、単純に考えても1/2の電力量
で済むことが理解される。したがつて、消費電力
を極力押えることにより、前照灯1を作業灯とし
て長時間使用するような場合であつても、車体A
のバツテリ13が上がるようなこと即ち自己放電
を極力押えることができる。
以上、実施例装置の構成、作用の説明により理
解されるように、本考案によれば次なる効果が得
られる。即ち、前照灯又はこれに限らず夜間にお
ける簡易作業灯として自動二輪車を用いる場合、
特にバギー車等のオフロード専用車に適用されて
その効能を顕著に発揮する。つまり、車体に対し
て前照灯が簡単に着脱可能であり、実施例の如く
形成されたサブコードを介して長時間に亘り点灯
使用しても車体側バツテリが上る恐れも皆無に近
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたバギー車の側面
図、第2図a,bは実施例の前照灯の斜視図とそ
の要部平断面図、そして第3図は前照灯の装着時
における電気回路図、第4図と第5図は共に前照
灯の分離時における電気回路図とその要部回路の
詳細図を夫々示している。 主要部分の符号の説明、1……前照灯、1a…
…ケース、1b……把手、1c……脚、2……担
持ステイ、3……植込ボルト、4……摘みナツ
ト、5,6……一対のコネクタ、7,9……電線
コード、10……灯体、11……Hiビーム用ラ
ンプ、12……Loビーム用ランプ、13……電
源バツテリ、14……スイツチボツクス、15…
…アース、16……サブコード、17,18……
サブコードの両端コネクタ、A……車体、SW1
…電源スイツチ、SW2……ビーム切換スイツチ、
5a〜5c……プラグ端子、6a〜6c……ジヤ
ツク端子、……第1ライン、……第2ライ
ン、……第3ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動二輪車の前照灯1の高ビーム用ランプ11
    及び低ビーム用ランプ12からの高ビーム入力ラ
    イン及び低ビーム入力ライン並びに共通入力
    ラインと、電源及びビーム切換スイツチを含む
    回路からの高ビーム出力ライン及び低ビーム出
    力ライン並びに共通出力ラインとを1対のコ
    ネクタ5,6を介して接続してなる自動二輪車の
    前照灯装置であつて、前記前照灯を自動二輪車か
    ら分離可能とし、前記1対のコネクタの一方及び
    他方の各々とコネクタ対を形成するサブコードコ
    ネクタ17,18を両端に接続したサブコード1
    6を有し、前記サブコードは前記サブコードコネ
    クタ各々の前記1対のコネクタとの結合時におい
    て前記高ビーム出力ライン及び低ビーム出力ライ
    ンの双方を前記高ビーム入力ライン及び低ビーム
    入力ラインのいずれか一方に接続しかつ前記共通
    出力ラインを前記高ビーム入力ライン及び低ビー
    ム入力ラインの他方に接続して前記高ビーム用ラ
    ンプ及び低ビーム用ランプを直列に接続すること
    を特徴とする前照灯装置。
JP6617484U 1984-05-07 1984-05-07 自動二輪車の前照灯装置 Granted JPS60176935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6617484U JPS60176935U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 自動二輪車の前照灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6617484U JPS60176935U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 自動二輪車の前照灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60176935U JPS60176935U (ja) 1985-11-25
JPH021187Y2 true JPH021187Y2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=30598825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6617484U Granted JPS60176935U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 自動二輪車の前照灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60176935U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60176935U (ja) 1985-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH021187Y2 (ja)
JPH021186Y2 (ja)
ES285584Y (es) Dispositivo de juguete con unidad base y accesorios
ITVE970025V0 (ja)
JPH0642946Y2 (ja) 自転車の前照灯
JPS6349397Y2 (ja)
JPS6121340Y2 (ja)
JPH0617639Y2 (ja) ランプ点灯回路
JPS6019281Y2 (ja) 自転車用灯具
JPS6350230Y2 (ja)
JP2000173311A (ja) 車両用前照灯
JPS6181438U (ja)
JPH0730433Y2 (ja) 車両用灯具
KR100249125B1 (ko) 2회 사용가능한 전구 구조
JPH0169088U (ja)
JPH0451842U (ja)
JPH031847U (ja)
JPH01278236A (ja) 車両の電源装置
JPS6116183Y2 (ja)
WO1986002606A1 (en) Switching device
JPS58154502U (ja) 2輪車用前照灯
JP3081154U (ja) スイッチ付自転車用電池ボックス
JPS6187490U (ja)
JPH0181141U (ja)
JPS61139535A (ja) 自動二輪車等車両の照明装置