JPH02117701A - リードフレーム用複合材の製造方法 - Google Patents

リードフレーム用複合材の製造方法

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Publication number
JPH02117701A
JPH02117701A JP27033588A JP27033588A JPH02117701A JP H02117701 A JPH02117701 A JP H02117701A JP 27033588 A JP27033588 A JP 27033588A JP 27033588 A JP27033588 A JP 27033588A JP H02117701 A JPH02117701 A JP H02117701A
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JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
copper
thickness
plating
plated
Prior art date
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Pending
Application number
JP27033588A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Shibata
柴田 敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui High Tec Inc filed Critical Mitsui High Tec Inc
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  • Metal Rolling (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体用り7ドフレーム材として好適な複合
材の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年の半導体デイバイスの高集積化、高出力化。
高信頼性、小型化等に伴い、そのためのリードフレーム
に対する要求も多岐にわたってお1、そのため、機械的
性質、熱・電気的性質、熱膨張性。
プレス成形性、めっき性、耐熱性等において以下のこと
が要求される。
(1)機械的性質 引っ張り強さが40〜70kg/mm”、伸び率が6%
以上あって、その上、繰り返し曲げ強さがデイバイスの
実装に耐える強さを有すること。
(2)熱・電気的性質 熱伝導率が60%lAC3以上であって、デイバイスの
発熱に対して、放熱性が良く、電気伝導性が良いこと。
(3)熱膨張性 熱膨張係数が半導体チップおよび封止材料に近いこと。
(4)  プレス成形性 成形品であるリードの位置精度が高いこと。
(5)めっき性 内部めっき、外装はんだめっきを容易に行うことができ
ること。
(6)  耐熱性 デイバイス実装中の加熱による強度の低下が少ないこと
従来、上記リードフレーム材としての要求特性を比較的
満足するものとして、例えば特公昭62−42018号
公報に記載されているように、経済的な要因もあって、
鉄−ニッケル合金、銅合金が主として使用されて来た。
しかしながら、上記のリードフレーム材のうち鉄−ニッ
ケル合金は、その機械的性質、熱膨張性および耐熱性に
おいては良好であるが、熱伝導性。
電気伝導性、それにめっき性において劣るという問題が
ある。
他方、銅合金は、熱伝導性、電気伝導性、それにめっき
性においては良好であるが、機械的性質と熱膨張係数が
大きいという問題がある。
近年、上記リードフレームの緒特性を総合的に満足する
材料として、例えば、特開昭59−76453号公報に
記載されているような鉄、ニッケル、クロム等の合金の
基材上に、銅または銅合金を接合したクラツド材が使用
されるようになった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この従来のクラツド材は、基材と表面材との
接合のために、熱間で、しかも高圧下率の下で接合し、
さらに、焼鈍工程を必要とする。
そのため、基材と表面材の相当厚い材料を準備する必要
があ1、それを最終厚みにするためには50%程度の相
当に高い圧下率を施すための工程を要し、さらには、冷
間の仕上げ圧延を要する。
したがって、内部ストレスが高くなり表面状態も好まし
くない状態になる。その上、切断、打ち抜き等で所定の
形状に成形する際にも、欠け1割れ、剥離等が生じ、製
品の最終歩留りが低下するという欠点がある。
本発明において解決すべき課題は、このような従来のク
ラフト材からなるリードフレームの製造上の欠点を解消
して、前記技術特性と歩留りとを有するリードフレーム
を得る複合材の提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、最終製品としてのリードフレームの特性を発
揮させるために必要な最終厚みに近い厚みの鉄系金属基
材上に、最終厚みに近い厚みに銅めっきを施して表面層
を形成する。これを常温において低い圧下率で圧延する
ことによって上記の課題を達成したものである。
上記鉄基材としては、普通鋼みがき帯鋼、鉄−ニッケル
合金、鉄−クロム合金等を用いることができるが、耐腐
食性1機械的強度および経済性の点から、鉄−クロム合
金が好ましい。この場合、耐腐食性とめっき性との点か
ら、Crの含有量は5〜1O15重量%の範囲内にある
必要がある。
また、表面層としては、電気、熱伝導性が良い銅、ii
i合金等が好ましく、表面層の厚みはその材質にもよる
が、銅層を用いたときには片側厚みがリードフレーム全
体厚みの1.3〜2.4 %の範囲内であって、好まし
くは2.0 %程度である。この表面層となる銅層は、
1〜3μm厚のめっき層として形成されるもので、これ
によって、基材上への高い接着能を有する表面石を得る
ことができる。
めっき手段としては、電解めっき、化学めっき。
蒸着めっき等任意のめっき手段が適用できるが、接着性
および経済性の面から、特に電解めっきからなるめっき
手段を採るのが最も好ましい。
めっき層を形成した後、めっき層内に存在する孔の密閉
、表面のミクロ的な凹凸を矯正するために冷間圧延が採
用される。この冷間圧延による圧下率は、表面硬さの点
から20%以上必要であるが、表面の加工硬化を防ぐた
めには40%以内であることが望ましい。
これによって、基材にめっき層が表面材として形成され
る。
さらに、必要であれば、圧延後、表面の機械的な性質の
均一化のために、450〜500 ℃程度の焼鈍を施し
て、拡散させることができる。
また、表面状態をより均質化するためには、箔状の表面
材を被覆したのち冷間圧延を施すことも可能である。
〔実施例〕
基材としてみがき帯鋼を使用し、この基材の両面に、以
下のめっき条件の下で、それぞれ5,5μm厚の銅めっ
きを施した。
くめっきの条件〉 めっき浴組成ニ ジアン化銅       15〜30g/βシアン化ナ
トリウム   30〜45 g / 1遊離シアン化ナ
トリウム 10〜15 g / f水酸化カリウム  
   0〜4 g/Itめっき条件: 浴温 室温 pH11,4〜12.0 陰極電流密度 4〜8A/dm’ 陽極 電気銅 これによって得た板巾24.637mm 、板厚0.2
60mmの帯状のめっき板材を、第1表に示す圧下率で
全圧下率が40%の冷間圧延を施した。
長さ方向の中心線上の等間隔の3点における平均測定値
を第1表に示す。
第  1  表 第1図は圧延後の長さ方向と巾方向の表面粗さの測定結
果を示す。
この結果は、通常のリードフレーム材としての使用に耐
えられるもので、機械的性質も通常のリードフレーム用
板材と同様であった。
また、圧延後の外観検査では一般のリードフレームの表
面状態と比較して遜色のないものであった。
また、内部組織も展延状態も均一であって、圧延後の端
部の形状変化も異常が認められなかった。
〔発明の効果〕
本発明によって以下の効果を奏することができる。
(1)比較的簡単な工程によって、材料上も、工程上も
無駄なく電気、熱伝導が良好で機械的強度。
耐腐食性等、リードフレーム特性要求を満た−すリード
フレームが得られる。
(2)  リードフレームの成形に際しても、めっき層
を介しているため常温低圧下率で接合でき、また表面硬
化されていないので、歪みが少なく正確な切断とパッド
加工が可能にな1、高い信頼性を有するリードフレーム
を得ることができる。
(3)表面硬度1表面状態等において加工の条件に左右
されることなく、機械的強度が基材そのもの、表面状態
が表面材そのものの特性を有するリードフレームを得る
ことができる。
(4)  めっき面の展延性も均一で、微視系クラック
また両端部の形状変化についても、特に異常を認めず良
好であった。
【図面の簡単な説明】 第1図は圧延後の板材の表面粗さの測定結果を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、0.15〜0.25mm厚の鉄系金属基材上に、1
    〜3μm厚に銅めっきを施し、これを常温において30
    〜50%の全圧下率で圧延することを特徴とするリード
    フレーム用複合材の製造方法。
JP27033588A 1988-10-25 1988-10-25 リードフレーム用複合材の製造方法 Pending JPH02117701A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306050C (zh) * 2003-11-28 2007-03-21 日矿金属株式会社 加压冲压性优良的电子零件用原材料

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63105996A (ja) * 1986-10-23 1988-05-11 Mitsubishi Electric Corp 金属条材の表面処理方法

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