JPH02116295A - リモートスイッチ方式 - Google Patents

リモートスイッチ方式

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JPH02116295A
JPH02116295A JP26823688A JP26823688A JPH02116295A JP H02116295 A JPH02116295 A JP H02116295A JP 26823688 A JP26823688 A JP 26823688A JP 26823688 A JP26823688 A JP 26823688A JP H02116295 A JPH02116295 A JP H02116295A
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JP
Japan
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signal
multiplexed signal
multiplexed
time slot
switch
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JP26823688A
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Takeji Aizawa
相沢 武治
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は時分割交換機に接続する加入者端末機が複数の
加入者線をまとめて中継するスイッチユニットを介して
接続される方式に係り、特に該スイッチユニットを時分
割交換機から通常より遠距離に引き離して配置すること
を可能としたリモートスイッチ方式に関する。
[従来の技術] 従来時分割交換機に接続する加入者端末は通常通話路モ
ジュール(SPM)と称するモジュールごとに複数の加
入者線をまとめて接続している。
加入者端末としては電話機、多機能電話機(MFT)、
データ端末、中継台等多様なものがあるが、上記SPM
は通常数拾以上の端末をまとめて、夫々の端末に適合し
た伝送方式で中継するものである。
また加入者端末数が多くなると複数の時分割交換機を相
互に結合して処理する場合があり、このような交換機網
は構内自動交換機いわゆるPBXなどに適用される場合
が多い。
[発明が解決しようとする課題] 上記SPMによる中継方式はSPMを時分割交換機から
安定した伝送を保って引き離し得る距離が短く、例えば
数M b p sの伝送帯域幅の場合数拾メートル以下
であった。このため例えば数百メートル以上離れた端末
に対してはすべて加入者線路をその距離分引き延ばす必
要があり、その結果敷線する線路数が多く、布線作業も
煩雑であった。
PBXの場合このような加入者線は構内の内線であり、
ビルや事業所等の空間利用の上でも、布線経済等の点で
もさらには伝送ノイズの点でも困難が多かった。
さらにPBX網のように複数の交換機を結合した場合独
立の時分割交換機を統合する必要があり、そのための管
理手順を新たに設ける必要であり、この場合は極めて煩
雑な上に信頼性の上でも万全とは言えなかった。
本発明の目的はこのような問題点を解決し、従来のSP
Mに相当するスイッチユニットを十分遠隔まで引き離す
ことを可能とし、さらに必要に応じてこれらのユニット
に高度な保守診断機能を与え、あたかもこれらのユニッ
トが独立した時分割交換機のような機能を有するリモー
トスイッチ方式を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は同期信号と通信用信
号を割当てたタイムスロットと共催の伝送情報を他のタ
イムスロットに割当てた第1のチャンネル数からなる第
1のタイムスロット組合せからなる第1の多重化信号を
出力する時分割スイッチ手段と、該出力を受けて上記同
期信号と通信用信号を含めて上記共催の伝送情報を上記
第1のタイムスロット組合せと異る第2のタイムスロッ
トの組合せからなる第2の多重化信号に変換する手段と
該第2の多重化信号を遠隔配置されたスイッチユニット
まで伝送する伝送路と、該第2の多重化信号の同期信号
および通信用信号に基いて上記スイッチユニットに接続
した複数の端末を制御する手段を該ユニットスイッチ内
に有することを特徴とする。
[作用] 時分割スイッチ手段の速度帯域幅と伝送線路の速度帯域
幅が異る場合も多重化信号はそれぞれの帯域幅一杯に利
用するためタイムスロットの組替えや速度変換を行う。
タイムスロットの組替えは伝送路が複数に分割されるよ
うな場合行き先きを各タイムスロットのアドレス情報に
よって分離してまとめ、送り先のスイッチユニットごと
にまとめるがこのようなまとめは上記第1の多重化情報
から第2の多重化情報に変換する際そのための専用LS
Iの回路ユニットによって行うことが望ましい。その際
の同期信号による同期処理や上記速度変換も夫々専用的
LSI回路によって行うことが望ましく、さらにこれら
の専用LSI回路は夫々マイクロプロセッサによって制
御される。本発明においてはこれらのタイムスロット組
替え、同期化、速度変換等を行うインタフェース制御装
置を交換機側に持つとともに、必要に応じて送り先のス
イッチユニット側にも持つことにより、交換機からスイ
ッチユニットまで常に同期信号と通信信号をどれかのタ
イムスロットに割当てて伝送することを可能とした。即
ち交換機とスイッチユニット間の信号伝送を常にインチ
ヤンネル通信出来るようにしたものであり、これにより
従来同期の乱れや、雑音の影響等で困難であった遠距離
地点にスイッチユニットを配置する(以下これを遠隔配
置(設置)と略記する)ことを可能としたものである。
さらにこの場合の通信信号にはスイッチユニットの初期
化のための情報や保守、障害検知処理。
さらには自動診断のための情報を割り当てることも出来
るようになり、これにより遠隔配置された各スイッチユ
ニット(これをリモートスイッチユニット(R8U)と
略記する)は加入者側から見た場合あたかも親交換機の
ように見える機能を有することになる。
[実施例] 以下、図面により、本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明のシステム構成を示すブロック図であり
、TDXIは時分割交換機、2〜5は夫々リモート・ス
イッチ・ユニット(R8UO〜3)でありこれらのユニ
ットには多数の加入者ケープル(線路)が接続され、そ
の端部には加入者端末が接続される。1が構内自動交換
機PBXの場合はこれらの加入者線路は内線に相当する
。リモート・スイッチ・ユニット(R8UO−R8U3
)2〜5は夫々12〜15の時分割伝送路によって遠隔
設置することが出来、且つ各R8UはTDX本体1相当
の保守、運用、制御等の機能を備えることが出来るよう
インチヤンネル伝送方式が採用されている。TDXlの
中にはセントラルプロセッサCP (104)、時分割
スイッチTSW (103)9通信インターフェース装
置IF (101)、同インターフェース制御装置IC
(102)が内蔵されており、通常の時分割交換動作を
行うとともに伝送路12〜15の送受信を行うためのタ
イムスロットへのインチヤンネル割付け2分解解読など
の機能1手段を備えている。リモート・スイッチ・ユニ
ット2〜5はR8UO(2)に代表して示したように通
信インターフェース装置IF(21)、同インターフェ
ースの制御装置IC(22)、端末装置のインターフェ
ース装置LIF(23〜24)を含んでおり、時分割交
換機1と端末間の情報の中継をすると共に1の備える通
信制御、障害監視2診断障害時通報、諸切替、初期立上
げ等の諸機能を備えることが出来る。
第2図、第3図はTDXIおよびR8UO〜R8U3す
なわち2〜5についての内部構成をより詳細に示したも
のであり、第2図は1と各R8Uとの伝送路か通常のメ
タリックケーブル121〜151の場合、第3図は光ケ
ーブル伝送路122゜132の場合を示している。
第2図において各符号は第1図の場合同様であるが時分
割スイッチ装置TSWにはさらに記憶装置55が明示さ
れており、TSW103にはさらにモジュールインター
フェース制御装置MIC118を介して端末装置類のた
めの加入者線インターフェースやトランク111〜11
5などが接続されている。T工F111は電話機(置)
等のインターフェース、DLC112は多機能電話機(
MFT)等のディジタルラインの制御部、ATTC11
3は交換中継台(ATT)等のアテンダント・コントロ
ーラ、PGT、114は呼び出し等のためのページング
トランク、COT、115は局線のためのトランク装置
セントラル・オフィス・トランクである。リモート・ス
イッチ・ユニット側の構成についても略号は同様である
第3図も第2図と同様であるが101,102゜21.
22等インターフェースは伝送路が光ケーブル122,
132となっているため光電変換。
電光変換等を含んだ構成となっている。
第4図は光ケーブル伝送の場合について本発明のインタ
ーフェース機能をさらに具体的に示した実施例のブロッ
ク図である。TDX側の0RIC410は光リモート・
インターフェース制御装置であるが光ケーブル1020
が32Mbpsで伝送するものとし、時分割スイッチ装
置103と410の間は4本の8MbpsハイウェイC
HWI〜4によって結合されている。103からの時分
割信号は同期制御のためのタイムスイッチ回路401(
STSニス−パータイムスイッチ)およびCHW切替の
ためのHW切替スイッチ403を通してタイムスロット
割当て、アドレッシングのための制御回路CCC(コモ
ンコントロールサーキット)402によってタイムスロ
ットの割り振りまたは分割が行われる。5TS401.
CCC402等の動作はマイクロコンピュータCFEC
404によって諸判断のもとで制御される。0/E40
5は光信号を電気信号に変換するための光電変換インタ
ーフェースであり、E10406は電気信号を光信号に
変換して送出するための電光変換インターフェースであ
る。PLL407は位相同期のための位相同期ループ回
路として知られている回路である。401〜407はい
ずれもLSI等の技術によってコンパクトに構成される
R8U側の光モジユールインターフェース回路0MIC
420(7)STS421.CCC422゜0/E42
5.E10426PLL427は0RIC410の場合
と同様である。0MIC420はさらに加入者端末のた
めのインターフェース回路LIF440に信号を分配す
るためのマルチプレクサ428と、LIF440との交
信や、42l5TS、422CCCを制御するためのマ
イクロコンピュータRFEC424が内蔵されている。
LIF440は夫々に接続される多数(例えば16加入
者)の端末装置のインターフェース制御を行うためのマ
イクロコンピュータTC(ターミナルコントローラ)を
内蔵している。各端末とリモートスイッチユニットR8
Uとの交信制御はすべてこのTCとRFEC424によ
って加入者線ごとに固有の制御が行われる。これを45
1TCRFEC通信として示した。これに対し0MIC
420とCP104との交信は本発明においてはすべて
インチヤンネル通信で行われる。この間R8U内、光ケ
ーブル1020内9本体側等で夫々伝送帯域幅が異るこ
とが多いが5TC401,421、CCC,402,4
22およびこれらを制御するマイクロコンピュータCF
EC4,04,RFEC424等によって常にインチヤ
ンネル通信が保たれるよう変換される。この間の通信を
RFEC−CP通信425として図示した。0RIC4
10とCP104間の通信を453で示した。
第5図はR8UがTDXIから光LANによって接続さ
れる場合の実施例を示した。
TDX側の時分割スイッチ装置103と各インターフェ
ースSPMBO510,SPMB2512との間は夫々
8MbpsのハイウェイCHW m本によって接続され
ている。SPMBO510はTDXに直接接続される端
末のためのモジュール(スピーチパスモジュール)であ
る。各CHWはリモートインタフェースコントローラL
RIC531〜534に夫々接続されている。各LRI
Cからは対応するリモートインターフェース装置LRI
F521〜524に夫々4本のハイウェイMHWによっ
て結合されている。MHWの各線は2M b p sの
帯域幅の線路である。光LAN500は100Mbps
の帯域を有し、各R8U2〜8には夫々ノード502〜
508によって接続されている。LRIF521〜52
4は夫々4本の2重化ハイウェイSHWによって光L 
A Nノード501と接続されており、各SHWは2M
bpsの帯域幅を有する。各R8Uは1本のハイウェイ
LHW(2重化)によ光LANと結合されている。
既述のように本発明はTDX側のセントラルプロセッサ
CPと各リモートスイッチR8UO〜R8Un (2〜
8)が常にインチヤンネルで交信するようタイムスロッ
トの割り振りが行われるものであるが、次にこの点を詳
細に説明する。
第6図はTDX側のLRIC531とLRIF521の
詳細ブロック図である。LRIC534゜LRIF52
4等はすべて531,521と同じである。第6図図示
のように各ハイウェイおよび対応する制御装置、インタ
ーフェース装置はいずれも受信線路と送信線路が分かれ
ているため夫々対応する線路および装置の名称略号の語
尾には受信側にR2送信側にSを付して区別しである。
ハイウェイCHWRを通して時分割スイッチ103より
受信される8Mbpsのタイムスロット信号は5TS4
01によって4つの回線に同期分割され図示のようにC
CC402Rに入力される。CCC402Hにおいては
マイクロコンピュータCFECの制御により各行く先ア
ドレス別にタイムスロットの割当てを行い4回線の信号
に組み立て直して速度変換回路611Rに送り出す。こ
こで8Mbpsのタイムスロット信号は4本の独立した
2Mbpsのタイムスロット信号に速度変換される。各
変換された2Mbpsの信号は2MbpSのインターフ
ェース回路621Rを介してLANノード501に送出
される。622Rは回線テスト等のためのループバック
スイッチ回路であって通常は導通状態であるが、折返し
回線テストのとき光LANとの結合を断ち切り、621
Rの出力側を短絡状態にするものである。
以上はTDX側よりLANに信号を送出する場合の動作
を示したがLAN側から信号を受は時分割スイッチ10
3に送出する場合は622Sから402SのCCCによ
りこれと丁度逆の動作を行うものである。TSW103
に入力する8Mb pSの信号はCCC402Sによっ
てマイクロコンピュータCFECの制御のもとで組み立
てられるため、CHWSの直前に配置されている。図に
おいてP L L 4.07の動作は通常のCMI符号
化方式によっているため倍速の16Mbpsの周期で同
期し、カウンタ631で8Mbpsにカウントダウンし
、クロック供給線路633を通して各速度変換回路61
1R,611Sに供給されている。
つぎに第6図によるタイムスロットの割り付は動作の実
施例を第8図(a)、(b)により詳細に説明する。8
Mbpsの信号は第8図(a)に示したように128チ
ヤンネルのタイムスロット(O〜127)から成ってお
り、従って2MbpSの信号は同図(b)のように32
チヤンネル(0〜31)から成っている。時分割スイッ
チ装置TSWIO3からCHWRに入力する信号または
CHWSから103に出力する信号は第8図(a)のよ
うに0番のタイムスロット(以下TSと略記する)81
をフレーム同期のためのTSとして使用し、64番のタ
イムスロット82を通信用TSとして使用し、他の12
6TSを通話用として使用する。これらを83.84で
示した。これは128TSの1つのまとまった信号とし
て扱う場合の割り付けの例であるが、これを4つの独立
した32TSの信号として割りつけることも出来る。
この場合はフレーム同期信号を0〜3番のTSに夫々割
り当て、通話用TSとしては第1の信号を第4番〜33
番に、第2の信号を第34番〜63番に割り当て、第1
の信号の同期信号を0番TSに、第2の信号の同期信号
を1番TSに割当てる。
同様に通信用TSとしては64番〜67番のTSを割り
当て、その際64番TSを上記第1の信号に、65番T
Sを上記第2の信号に・・・・・・67TSを第4の信
号に割り当てる。第6図においてCHWRから5TS4
01に入力した信号は同期信号が0番丈のときも0〜3
番のときも夫々に応じてそれをもとに128TSを4分
割するときの同期割り付けを行う。これを受けたCCC
402Rはさらに4分割するときの通信用TS割り当て
および各通話用TSの行先アドレスにより4分割する通
話TSのどの信号に組み入れるかを設定する。
このようにして割りつけられた128TSはCCC40
2Rの出力においては独立した4つのまとまった信号に
切り分けられている。この結果は速度変換回路611R
で4つの2Mbps信号に変換される。このようにして
変換された2Mbpsの信号は夫々第8図(b)のよう
な構成になっている。すなわちフレーム同期信号85お
よび通信用TS86は夫々0番、16番のTSが割当て
られ、其他の87.88が通話用TSに割当てられてい
る。この構成の2Mbpsの信号は夫々MHWを通して
インターフェース装置LRIF521を通し光LANノ
ー1−’ 501に送出される。
以上示したようにフレーム同期信号81および通信用信
号82はタイムスロットの構成変換および速度変換を受
けているが必ず他の構成および速度の同期スロット85
および通信用スロット86に受は継がれている。すなわ
ちCHWRハイウェイからLAN500に至るまでイン
チヤンネル方式が保たれていることが明らかである。L
ANノード501→CHWSの変換は上記と逆に割付け
、変換するため、各動作については明らかのため説明を
省略する。
第7図はLM工C22とLRIF21の詳細を示すブロ
ック図である。第7図の場合も略号の語尾に送信用S、
受信用Rを付する点は同様である。
各要素はすべて第6図と同様であり1インチヤンネルの
ままタイムスロットの構成および速度変換の際のインチ
ヤンネル方式の変換は第6図の場合同様である。この場
合LANノード501は2Mbps、加入者インターフ
ェースの帯域幅は一般に低いため711g、711Rの
速度変換は無くても良いが、CCC422S、422R
やS TS421が8 M b p s用に量産されて
いるため、これに合せた方が全体的に経済効率が良いた
め敢えて2M→8M変換を行っている。以上により、第
7図に於てもLANノード502から5TS421、C
CC422S、422Rおよびその制御用マイクロコン
ピュータRFEC424までの信号はすべてインチヤン
ネルで行われることが明らかである。しかし、マルチプ
レクサMPX428よりRHWS、RHWRを介してL
IF440と交信する加入者端末側の信号は第2図、第
3図等で示したように端末の種類によって種々雑多であ
り夫々の端末に合せた制御を行うため第4図で示した4
、51TC−RFEC通信によらなくてはならない。
以上第6図、第7図により、第4図に示した452に相
当するRFEC424とCP104間の交信がインチヤ
ンネル方式で行われる動作を詳述した。
以上のようなインチヤンネル方式を各R8U2〜5に使
用したことにより1本発明は従来TDX1で行っていた
電源投入時、再スタート時の初期設定や、障害検出、同
処理、自己診断等を各リモートスイッチユニット(R8
U)ごとに行うため、各R8Uがあたかも独立した時分
割交換機のような役割を演するものである。つぎにそれ
を具体的に説明する。
(1)初期設定 各RS U ノ○M I C420はT D X、 1
 ノORIC4,10の動作と同様、以下のような機能
を持っている。
電源投入時は、ハードウェアにより各LSI及びロジッ
クに外部リセットがかけられ、下記の状態となっている
■5TS421の初期設定 ・割込要因リセット全割込マスク ・コントロールメモリ(CM)のパリティアドレスクリ
  ア ・フレーム同期用カウンタリセット ・全チャネル閉塞 ・マイクロプロセッサインタフェースリセット■CCC
422の初期設定 ・ステータス・レジスタをすべてクリアする。
・モードレジスタ″1″′ ・全HW閉塞(閉塞レジスタすべてクリア。)■マイク
ロコンピュータRFEC424による同マイクロコンピ
ュータの内部レジスタ初期設定、ステータスレジスタの
チエツクなどを行う。
(2)障害検出および処理 以下のような諸機能を備えている。
(a)障害の種類 ■5TS421関連 ・フレーム同期外れ ・ビット同期外れ ・コントロールメモリ(CM)のパリティエラー ・時分割スイッチの通話路用メモリスピーチパスメモリ
のパリティエラー ■ソフトウェア異常(トラップ) ■光モジュール送信パワー低下 (b)障害処理 ■同期外れ フレーム同期外れ、ビット同期外れ発生時は、所定の手
順により、同期回復のための処理を行う。
同期障害確定後は、障害パラメータと共にエラー表示を
行う。
■CMパリティエラー パリティエラー発生ア](レスを5TS421より読み
取り、CMの対応アドレスの再設定を行う。発生回数を
ハイウェイHW毎にカウントし、オーバーフロー(16
回以上)時、CP104に「○FLMSGJというイベ
ン1−によりオーバーフローを通報する。
■SPMパリティエラー 回数をカウントし、オーバフロー(16回)時CP10
4にrOFLMsGJイベントで通報する。
■ソフトウェア異常 トラップ割込発生時は、内部レジスタ類のリセット、処
理中の通信のリセットを行い、CPIO4からの受信処
理から再開する。
回数をカウントしオーバーフロー(8回以上)時、CP
104にrOFLMsGJイベン1−で通報する。
(3)自動診断機能 以下のような自動診断機能を有する。
■「メモリi / oポート診断」コマンドを受信した
らRAM (内蔵、外付)のライドリードチエツク、R
AMのSUNチエツク(ROM内データの累計加算によ
り、予め知られた値と比較チエツクする。)出力用i 
/ sボートの所定のライドリードチエツクを行い、そ
の結果を「メモリi / 。
ポート診断結果」というイベントでCP104に知らせ
る。
■ハイ914診断コマンド TDXlよりこのコマンドを受信するとTDX同様の診
断とさらにマルチプレクサMPX428による折返し等
R8U特有の診断を行う。
■光ループバック診断とその間始/終了光伝送路の場合
に行う折返しテストである。
以上の(1)、(2)、(3)の初期化1障害検知、処
理、自動診断等の処理は従来時分割交換機やPBX本体
の備えていた高度な機能であるが、本発明はインチヤン
ネル方式を徹底して使用することによりスイッチユニッ
トを遠隔化した上これらの機能を各スイッチユニット(
R8U)にもたせることを可能とした。従ってスイッチ
ユニット(RS U)を加入者端末の近くに配置した場
合各R8Uが見かけ上TDX本体の役割を兼ね、さらに
多数のR8U相互間およびTDX本体間の通信はすべて
共通且つ統一したプロトコルのもとて一元的に行い得る
ため、システムとしてのまとまりがよく、高信頼且つ保
守運用性に秀れている。すなわちいわゆるRAS機能が
秀れている。
以上の内容をTDX側イフィンタフエース制御装置0R
IC4108U側インタフニス制御装置0MIC420
のRAS機能として整理したものが第1表である。
次に第1表の0MICの機能として示した2重化制御に
ついて第9図(a)、(b)により説明する。
第9図(a)は光フアイバー伝送路の場合であり、図示
のようにOM I C420からTDX内のセントラル
プロセッサCP104に至るすべての装置および光フア
イバー伝送路までが完全に2重化されている。またTD
X側のハイウェイCHWおよび時分割スイッチ装置10
3とCP104の間の信号伝送は双方向 第1表 ため、それ自体冗長構成となっており、伝送路について
は必ずしも光のような2重化をする必要はない。すなわ
ち伝送路についてはもともと4本の伝送路で2重化以上
の冗長構成を取ることが可能である。第9図(b)の点
線で示した部分は通常は無くても十分冗長化高信頼の構
成とすることが出来るものである。この点線部分即ちM
RICIol、MRIF102およびMMIC22のR
AS機能はこの場合第2表に示すような機能をもってい
る。
れらの2重系としての伝送制御はすべて上記の(1)、
(2)、(3)の諸機能および第1表に示したRAS機
能が完備したことによって可能となっている。
第9図(b)はメタリックケーブルによる伝送路の場合
の2重化の一実施例を示したものである。
この場合は先ケーブルの場合と違って一般に複数のペア
ケーブルが使用される(図の場合は4本)第2表 以」二の二重化動作がすべて可能となるのは光ケーブル
の場合同様、上i[!(1)、(2)、(3)の諸機能
および第1表の高度なRAS機能を各R8Uが持つこと
により可能となったものである。
[発明の効果] 時分割交換機からリモートスイッチユニットまでの距離
を従来のスピーチパスモジュールの場合に比較して十分
に長くとることが出来、多数の加入者線や内線の長さを
著しく短縮することが出来る。これによる布線量の低減
、布線作業の簡単化、及び布線の経済化の効果が著しい
。これを構内自動交換機(P B X)に適用した場合
インテリジェントビルのフロア間のケーブルの敷設数が
大幅に削減され、また事業所内館屋間のケーブルの敷設
量も大幅に削減される。さらに時分割交換機とリモート
スイッチユニット間の伝送線路を光フアイバーケーブル
にすることも容易であり、その場合の布線は電力線など
と並行して行うことも可能となり、その際電力線等によ
る電気的、または電磁的雑音を拾う心配もない。
各リモートスイッチユニットと時分割交換機の間の伝送
は常にインチヤンネル方式によって行われるため、各ス
イッチユニットの初期設定、障害検知、処理、自動診断
他の保守・運用情報の交信が容易に行われるため各リモ
ートスイッチユニットは加入者に対して本体交換機と同
様の機能をもつことになる。しかも従来のPBX網等で
見られるような複数の時分割交換機の管理上の統合化。
ハイアラーキ−化などの煩雑な問題もなく、論理的には
常に本7体交換機を中心としたスター構造になっており
秀れた集中化構造となっている。物理的にはLANを使
用したマルチドロップ構成の場合も論理的には一元集中
のスター構造と変ることがない。これによる伝送や障害
処理の信頼性および保守性、保守時の透明性は単なる交
換機網に比して格段に秀れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成を示すブロック図、第2
図ないし第4図は本発明の時分割交換機およびリモート
スイッチの内部構成をより詳細に示したブロック線図、
第5図は本発明をLANに適用した実施例のブロック線
図、第6図、第7図は本発明のインターフェース制御お
よびインターフェース装置の構成を示すブロック線図、
第8図(a)および(b)は本発明における時分割タイ
ムスロットの構成図、第9図(a)、(b)は本発明に
よる二重化冗長構成の実施例を示す構成図である。 1・・・時分割交換機、2,3,4.5・・リモートス
イッチユニット、12〜15・・遠隔地点までの時分割
伝送線路、102,410,531・・交換機側インタ
ーフェース制御装置、22,420・・・リモートスイ
ッチ側インターフェース制御装置、101.521・・
・交換機側インターフェース装置、21・・・リモート
スイッチ側インターフェース装置、103・・・時分割
スイッチ装置、104・・・交換機内セントラルプロセ
ッサ、440・・・加入者線インターフェース装置、4
41・・・加入者線インターフェース装置内コントロー
ラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同期信号の通信用信号を割当てたタイムスロットと
    其他の伝送情報を他のタイムスロットに割当てた第1の
    チャンネル数からなる第1のタイムスロット組合せから
    なる第1の多重化信号を出力する時分割スイッチ手段と
    、該出力を受けて上記同期信号と通信用信号を含めて上
    記其他の伝送情報を上記第1のタイムスロット組合せと
    異る第2のタイムスロット組合せからなる第2の多重化
    信号に変換する手段と該第2の多重化信号を遠隔配置さ
    れたスイッチユニットまで伝送する伝送路と、該第2の
    多重化信号の同期信号および通信用信号に基いて上記ス
    イッチユニットに接続した複数の端末を制御する手段を
    該スイッチユニット内に有することを特徴とするリモー
    トスイッチ方式。 2、上記第1の多重化信号を上記時分割スイッチ手段に
    入力する手段と、上記第2の多重化信号を上記第1の多
    重化信号に変換する手段とを有し、上記スイッチユニッ
    ト内に上記複数の端末の情報に基いて上記第2の多重化
    信号を発生する手段と、該第2の多重化信号を上記伝送
    路に送出する手段を有することを特徴とする請求項1記
    載のリモートスイッチ方式。 3、複数の端末を接続する手段と、該複数の端末の情報
    に基いて同期信号と通信用信号を割当てたタイムスロッ
    トと其他の伝送情報を他のタイムスロットに割当てた所
    定のチャンネル数からなるタイムスロット組合せからな
    る多重化信号を出力する手段と、該多重化信号を遠隔地
    にある時分割交換機に対して送出する手段を有するスイ
    ッチユニットと、上記時分割交換機が、上記多重化信号
    の同期信号および通信用信号に基いて上記複数の端末の
    情報交換を行う手段を有することを特徴とするリモート
    スイッチ方式。 4、同期信号と通信用信号を割当てたタイムスロットと
    其他の伝送情報を他のタイムスロットに割当てた第1の
    チャンネル数からなる第1のタイムスロット組合せから
    なる第1の多重化信号を出力する手段と該第1の多重化
    信号を入出力する時分割スイッチ手段と、該出力の前後
    において上記同期信号と通信用信号を含めて上記其他の
    伝送情報を上記第1のタイムスロット組合せと異る第2
    のタイムスロット組合せからなる第2の多重化信号とし
    て出力する手段と該第2の多重化信号を遠隔配置された
    スイッチユニットまで伝送する伝送路とを有し、該スイ
    ッチユニット内に該第2の多重化信号の同期信号および
    通信用信号に基いて該スイッチユニットに接続した複数
    の端末を制御する手段と、該複数の端末の情報と同期信
    号および通信用信号に基いて上記第2の多重化信号を出
    力する手段と、該第2の多重化信号を上記伝送路に送出
    する手段を備えたことを特徴とするリモートスイッチ方
    式。 5、上記第1および第2の多重化信号が複数の独立信号
    からなり、上記第1の多重化信号は各独立信号の同期信
    号および通信用信号を夫々まとめて1つのタイムスロッ
    トに割当てた多重化信号であり、上記第2の多重化信号
    が各独立信号ごとに夫々同期信号および通信用信号を独
    立のタイムスロットに割当てた多重化信号であることを
    特徴とする請求項1または4記載のリモートスイッチ方
    式。 6、上記第2の多重化信号は上記第1の多重化信号を複
    数の独立信号ごとに別々の多重化信号に分割したより低
    い伝送速度帯域の多重化信号であることを特徴とする請
    求項1または4記載のリモートスイッチ方式。 7、上記第1の多重化信号の同期信号に基いて上記第2
    の多重化信号の同期を設定する第1の手段と、上記第1
    の多重化信号の通信用信号および其他の伝送情報に基い
    て上記第2の多重化信号のタイムスロット割当てを設定
    する第2の手段を有することを特徴とする請求項1また
    は4記載のリモートスイッチ方式。 8、上記第2の手段がさらに上記第1の多重化信号と異
    った伝送速度帯域幅の信号に変換する第3の手段を有す
    ることを特徴とする請求項7記載のリモートスイッチ方
    式。 9、上記スイッチユニット内にさらに上記第2の多重化
    信号をこれと異った伝送速度帯域幅の信号に変換する第
    4の手段を有し、該変換した帯域幅の信号に基いて上記
    複数の端末と交信する手段を有することを特徴とする請
    求項1または4記載のリモートスイッチ方式。 10、上記通信用信号は上記スイッチユニットの初期設
    定のための情報を含むことを特徴とする請求項1または
    3、または4記載のリモートスイッチ方式。 11、上記通信用信号が、さらに障害処理情報を含むこ
    とを特徴とする請求項10記載のリモートスイッチ方式
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