JPH0211622Y2 - - Google Patents

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JPH0211622Y2
JPH0211622Y2 JP1984021144U JP2114484U JPH0211622Y2 JP H0211622 Y2 JPH0211622 Y2 JP H0211622Y2 JP 1984021144 U JP1984021144 U JP 1984021144U JP 2114484 U JP2114484 U JP 2114484U JP H0211622 Y2 JPH0211622 Y2 JP H0211622Y2
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JP
Japan
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shaft
tube
ball
power transmission
integrally
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JP1984021144U
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JPS60133232U (ja
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば乗用型芝刈機等の作業機にお
ける走行用動力の伝動軸等に用いる継手装置に関
する。
例えば第1図に示す乗用型芝刈機における走行
用動力は、車体1の前部に搭載したエンジン2の
クランク軸3またはその延長軸31等の駆動側の
軸からクラツチ入力軸51等の被動側の軸に伝達
し、クラツチ5、変速機6を経て後車輪7に伝達
する。この場合、エンジン振動等による駆動側の
軸と被動側の軸との軸線の多少のずれや傾きを許
容できるようにすると共に、エンジン振動等を緩
衝する機能を持たせることが望ましい。
そこで、本出願人は先に実願昭58−143319号に
おいて、駆動側の軸と被動側の軸との間に中間軸
を設け、その各隣り合う軸の少なくとも一方を管
軸とし、その管軸の端部外周面に横断面非円形の
伝動用緩衝ゴム体を一体的に設けると共に、その
ゴム体の外周面に密着嵌合する筒体を上記管軸に
接続する軸に一体的に設け、その軸を上記管軸の
端部内孔内に球関節継手を介して傾動可能に嵌合
接続することによつて、駆動側の軸と被動側の軸
との軸線のずれや傾きを許容すると共に、エンジ
ン振動等を緩衝することのできる伝動軸の継手装
置を提案した。
本考案は上記継手装置の改良に関するもので、
球関節継手の構造を簡略化すると共に、耐久性の
よい継手装置を提供することを目的として以下の
構成としたものである。即ち、上記のような継手
装置において、球関節継手を構成する球体を、前
記管軸に接続する軸と一対的に設け、その球体に
対する凹球面部材を前記管軸の内孔内に軸線方向
に摺動可能に嵌合したことを特徴とする。
図に示す実施例は駆動側の軸としてのクラツチ
軸3の延長軸31と、被動側の軸としてのクラツ
チ入力軸51との間に本考案の継手装置を適用し
たもので、上記両軸31,51間に中間軸4が設
けられている。
上記延長軸31は、クランク軸3の端部にナツ
ト14で締付けたフライホイール13に、エンジ
ン冷却用フアン15と共にボルト16で取付けら
れ、クラツチ入力軸51はクラツチ5の側面にボ
ルト17で取付けられている。
そして図示例は上記延長軸31とクラツチ入力
軸51とを管軸とし、その両軸31,51の端部
外周面に第3図に示すような横断面非円形の緩衝
ゴム体9を焼付け等により一体的に固着すると共
に、そのゴム体9に密着嵌合する筒体42を中間
軸4の両端部に溶接等により一体的に設けたもの
である。この場合、軸31の外周形状を第3図の
ように非円形31aにして緩衝ゴム体9との結合
を強固にすることが望ましい。軸51についても
同様である。
また図示例は上記中間軸4も管軸とし、その両
端部の内孔内に延長軸41を溶接等により一体的
に嵌合し、その延長軸41の先端に球関節継手1
0を構成する球体11を一体に形成すると共に、
その球体11に対する凹球面部材12を前記の軸
31,51の内孔に軸方向に摺動可能に嵌合した
ものである。その凹球面部材12は、球体11と
の嵌め合せを容易にるために、ゴム・合成樹脂等
の若干の弾性を有する材質のものを用いるを可と
する。
図中、18はクラツチ5の操作部材、19は変
速機の入力軸、20は前後輪21,7間に設けた
刈刃ハウジング、22はロータリ式回転刈刃で、
クランク軸3の前後に設けたプーリ23からベル
ト24等を介して回転駆動される。25はハンド
ル、26はシートを示す。
上記の構成において、エンジン2の動力はクラ
ンク軸3の延長軸31から中間軸4、およびその
中間軸4からクラツチ入力軸5にそれぞれ緩衝ゴ
ム体9を介して伝達され、そのゴム体9によりエ
ンジン振動やトルク変動がクラツチ5、変速機6
等に伝わるのが防止される。また上記の軸31,
4,51の軸線が多少傾いたときには球関節継手
10を中心に屈曲すると共に、緩衝ゴム体9がた
わむことによつて対応する。さらに軸31,4,
51が軸線方向にずれたときには球関節継手10
の凹球面部材12が軸31,51の内孔を摺動す
ると共に、緩衝ゴム体9が筒体42内を摺動する
ことによつて上記のずれが吸収されるものであ
る。
そして本考案は前記のように、球関節継手10
を構成する球体11を隣り合う軸の一方の軸4と
一体的に設け、その球体11に対する凹球面部材
12を他方の管軸31,51に軸方向に摺動可能
に嵌合したから、例えば上記球体11を軸4と別
体に形成し、その球体11に軸挿通孔を形成して
上記軸4に摺動可能に嵌合した場合に比べて摺動
面を広くすることができ、面圧が低くなつて摺動
摩耗の少ない耐久性のよい継手装置が得られる。
また球体11を軸4と一体的に設けたから製作・
組付が容易である等の効果が得らえるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案伝動軸の継手装置を適用した乗
用型芝刈機の側面図、第2図はその走行用動力伝
達部の一部縦断拡大側面図、第3図は第2図−
線拡大断面図である。 1は機体、2はエンジン、3はクランク軸、3
1は延長軸、4は中間軸、5はクラツチ、51は
クラツチ入力軸、6は変速機、9は緩衝ゴム体、
10は球関節継手、11は球体、12は凹球面部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動側の軸と被動側の軸との間に中間軸を設
    け、その各隣り合う軸の少なくとも一方を管軸と
    し、その管軸の端部外周面に横断面非円形の伝動
    用緩衝ゴム体を一体的に設けると共に、そのゴム
    体の外周面に密着嵌合する筒体を上記管軸に接続
    する軸に一体的に設け、その軸を上記管軸の端部
    内孔内に球関節継手を介して傾動可能に嵌合接続
    した伝動軸の継手装置において、 上記球関節継手を構成する球体を、上記管軸に
    接続する軸と一体的に設け、その球体に対する凹
    球面部材を上記管軸に軸線方向に摺動可能に嵌合
    したことを特徴とする伝動軸の継手装置。
JP1984021144U 1984-02-16 1984-02-16 伝動軸の継手装置 Granted JPS60133232U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984021144U JPS60133232U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 伝動軸の継手装置

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JP1984021144U JPS60133232U (ja) 1984-02-16 1984-02-16 伝動軸の継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60133232U JPS60133232U (ja) 1985-09-05
JPH0211622Y2 true JPH0211622Y2 (ja) 1990-03-27

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ID=30512277

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JP (1) JPS60133232U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54178850U (ja) * 1978-06-08 1979-12-18
JPS5676347U (ja) * 1979-11-17 1981-06-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60133232U (ja) 1985-09-05

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