JPH0211608A - 光硬化組成物に対するホスホネート開始剤 - Google Patents

光硬化組成物に対するホスホネート開始剤

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JPH0211608A
JPH0211608A JP1087147A JP8714789A JPH0211608A JP H0211608 A JPH0211608 A JP H0211608A JP 1087147 A JP1087147 A JP 1087147A JP 8714789 A JP8714789 A JP 8714789A JP H0211608 A JPH0211608 A JP H0211608A
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alkyl
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Sabine Dr Venz
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/46Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
    • C08F2/48Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light
    • C08F2/50Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light with sensitising agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/60Preparations for dentistry comprising organic or organo-metallic additives
    • A61K6/62Photochemical radical initiators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/70Preparations for dentistry comprising inorganic additives
    • A61K6/71Fillers
    • A61K6/77Glass

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はi離うジカル重合によって、好ましくは可視光
線の作用によって硬化可能な歯科用組成物に用いられる
重合開始剤に関するものである。
さらに好ましくは、1成分の歯科用複合材製剤及びウレ
タン型用材料製剤を用いた重合開始剤の使用について開
示するものである。
歯科用の修復材料は、充填、歯の治療及び交換のために
使用するのに適切である必要なある種の物理化学的諸性
質を示さなければならない。したがって、修復材料は、
装着性、熱膨張係数、粘着強度のような構造的諸性質に
関して、自然の歯によく適合するような諸性質を具備し
なければならない。さらに色安定性、屈折率、抗歯垢性
、歯みがき特性及び光沢などの美的感覚も材料が歯科用
の修復材料としての使用に好適であるかどうかを決定す
る上での重要な因子である。従来、歯科用の複合材ある
いは修復材としての使用に関して、満足すべき材料を見
出すために、多数の組成物が種々の混合物及び混合比に
ついて検討されている。これらの組成物は通常は開業医
か作業所で色素、触媒、処理剤及び不透明化剤などの他
の材料などと混合するか、あるいは事前に混合しておく
ようなある種の樹脂などを含む。修復用として使用する
ための材料は、一般には“充填材”すなわち無機物など
を含むか、場合によつては、粒状の有機物なども含む。
充填しない場合には、これらの回し樹脂は、コーティン
グ用、特に予防的歯学処置における穴、裂のシーラント
に用いられる。
これらの重合性樹脂の例としては、1987年4月21
日に出願した米国同時係属出願第040.536号に記
載されているものなどを含み、また米国特許第4,51
4,174号に記載され、また、これらの資料中で技術
上周知として引用及び記載されている同様な樹脂などを
含む。これらの樹脂は広範囲の歯学用の用途を有する固
い材料や弾性のある材料を作るのに用いる事かてきる。
例は、歯印象材料、歯科用充填剤、穴や裂の仮封材料、
橘義歯材料、j!歯材料、薬剤供給システム、セメント
、内張り用、基盤用及び口内の包帯などに使用されろウ
レタンジアクリレ−1・などである、これらの組成物は
、基本的には遊離基重合性樹脂であり1重合開始剤、加
速剤、及び任意に充填剤、安定剤などを含む。
混合する事なしに、使用可能状態の1成分の光活性化材
料の使用は、従来から使われている、熱化学触媒や酸化
還元活性組成物よりも、光により重合の開始される材の
使用により、作業時間が増加すると云う点から好まれる
事は同業者によって認められている。2成分触媒あるい
は酸化還元系では、作業時間は触媒を樹脂成分に添加し
てからの反応時間によって決定される。1成分の光硬化
系では、医師は成形、あるいは歯の印象の作成あるいは
歯の成形の修復に対して必要であれば、いつでも行なう
事ができ、ついで、光硬化性材料を電磁照射の適切な波
長に暴露させる事によってきわめて速やかに硬化させる
事ができる。さらに1成分系の光硬化系の場合には医師
は結果として得られる硬化組成物が適切な物理的性質を
有する事を確実にするために、2成分の混合や正確な秤
量について心配する必要がない。
約3600オングストロームから約6000オングスト
ロームの波長を有する可視光線に感受性である光開始剤
を使用する歯科用材料の先行技術は存在する。これらの
材料は一般には紫外線照射によって硬化される材料より
も好まれるが、これは可視光線は歯の構造と充填剤によ
って劣化する程度が、紫外線照射よりも少ない事による
ためである。しかし可視光線硬化製剤を用いた歯科用製
剤を開発するための多くの従来の試みは、多くの期待さ
れる性能には及ばない結果に終っている。
したがって、本発明の主な目的は歯科用の適用に有用な
光硬化性組成物を提供するものである。
さらなる目的は、急速な硬化時間を有するが、硬化前に
は良好な作業性を示し、すぐれた強度の製品を提供する
歯科用組成物を提供するものである。
さらに他の目的及び本発明の利点は、本発明の以下の記
載によって明らかとなろう。
本発明によって、歯科用複合材の使用に好適な下記式の
開始剤が提供される: ここでR1はアリール、アルキル、水酸基またはOR1 ここでRはアリールまたはアルキルである。
R2及びRsは同じでも異なってもよく、アリール、ア
ルキル及び水素を含む群から選択される。RオとR3が
共同して環を形成してもよい。
上式でアルキルは1−18個の炭素原子、好ましくは1
−12個の炭素原子、さらに好ましくは2〜6個の炭素
原子を有する飽和あるいは不飽和のアルキル群である。
アリールは芳香族環あるいは複素環、あるいはハロゲン
及び1〜6個の追加の炭素原子からなる低級アルキルを
含む置換基を持ってもよい4〜10個の炭素原子を有す
る環をあられす。
本発明の好ましい実施態様によれば、オレフィン部が不
飽和のモノマーと、ペンゾイルジ(2゜6−シメチルフ
エニル)ホスホネートからなる触媒を含む光重合性組成
物が提供される0本組成物は好ましくは少なくとも1個
のアクリルあるいはメタクリルエステルを含み、またア
ミンを含んでもよい。
さらに提供されるものは、調製される歯へのその適用に
よって、歯を処置するための上記組成物の使用方法であ
る。
本発明の開始剤は、先行技術で用いられる開始剤よりも
より速やかで、より深い硬化を提供するものである事が
見出されている。
一般に、歯科用に適用するため、特に複合材の1成分と
して用いられる樹脂の性質は、モノマーの高い変換(す
なわち、モノマーが実質的に得られたポリマー中で完全
に架橋されている)がある時に向上する。
一部の先行技術の光硬化性組成物では、表層ではモノマ
ーの非常に良好な変換を得ることができるが、樹脂ある
いは複合材料の深層部では、モノマーの変換率が減少す
る。(交換率は樹脂中の炭素−炭素の不飽和に対応する
分光写真ピークの強度を定量することによって分光写真
法で測定される)、樹脂の深層部中の変換率は、深層部
における光の分散、反射及び遊離ラジカルを捕捉し、光
源によって開始される遊離基連鎖反応を阻止あるいは短
絡する遊離ラジカルの捕捉剤である酸素の存在などの組
合せによって減少する事が認められ、また理論づけられ
ている。
本発明のアシルホスホネート開始剤は、開始剤が酸素の
捕捉剤としても作用するために、深層部における交換率
が高く、硬化表面がより硬い事によって示されるように
良好な硬化を与えるものである。すなわち、それらはラ
ジカル反応過程から酸素を除き、この事によって酸素が
遊離ラジカルを捕捉することが少いために、光源によっ
て開始された遊離ラジカル反応を長く維持させるもので
ある。
本発明によって、歯科用複合材の使用に好適な下記式の
開始剤が提供される; ここでR1はアリール、アルキル、水酸基またはOR。
ここでRはアリールまたはアルキル: R2及びR3は同じでも異なってもよく、アリール、ア
ルキル及び水素を含む群から選択される。R2とR3は
共同して環を形成してもよい。
上式でアルキルは1−18個の炭素原子、好ましくは1
〜12個の炭素原子、さらに好ましくは2〜6個の炭素
原子を有する飽和あるいは不飽和のアルキル群である。
アリールは芳香族環あるいは複素環、あるいはハロゲン
及び1〜6個の追加の炭素原子からなる低級アルキルを
含む置換基を持ってもよい4〜10個の炭素原子を有す
る環をあられす。
不飽和の場合は、アルキル群は硬化可flな分子部分を
有してもよく、また好ましい実施態様ではメタクリルあ
るいはアクリル群を含むものである。
ベンゾイルジー(2,6−シメチルフエニル)ホスホネ
ートは、本発明の好ましいアシルホスホネートの1例で
ある。ベンゾイルジー(2,6−ジメヂルフエニル)ホ
スホネートは、ビーニーニスエフfBASF1社から商
品名ルセリン(Lucerin)8728として入手可
能である1本化合物の最大吸収は250nm  近(で
あり、可視部に近い3800mに第2の吸収ピークを有
する。当業者によって知られているように、光硬化性の
歯科用組成物は、約360〜620nm、好ましくは3
60〜550nm、さらに好ましくは360〜520n
mの可視ないしは可視に近い波長範囲で硬化させる事が
、患者のいる場所で硬化させる場合に好適である。本発
明の開始剤を用いた組成物は、患者の外で硬化させる場
合、250〜520nmの波長で硬化させることができ
る。
ベンゾイルジー(2,6−シメチルフエニル)ホスホネ
ートは、下記の構造式を有する。
H:lCo    HHH ホスホネートは、先行技術で知られている歯科用組成物
用の最も良い光開始剤よりも、相当に高い硬化率を示す
強力な光開始剤である。ベンゾイルジー(2,6−シメ
チルフエニル)ホスホネートは、約2%までの濃度のN
CO/TEGDMAと好ましくない影響を与えずに混合
可能である事が見出されている。NCO/TEGDMA
は、米国同時係属出願筒040、636号に記載されて
いる樹脂混合物であり、米国特許筒4.514.174
号に図示されるように用いられ、NGO,ヘキサメチレ
ンジイソシアネート(HMDIIと下記式のビス−GM
A及びトリエチレングリコールジメタクリレート(TE
GDMAIとの混合物を含む。
約2%以上の濃度では、ベンゾイルジー(2,6−シメ
チルフエニル)ホスホネートはNCO/TEGDMA樹
脂に溶解しない。第1表参照。しかし約2%以下の濃度
でNCO/TEGDMAと使用する場合は、樹脂を透明
な固いフィルムに硬化させる事ができる。おどろくべき
事に、ベンゾイルジー(2,6−シメチルフエニル)ホ
スホネートは単独で開始剤として作用する場合深い硬化
深度は示さないが、カンホロキノン及びアミンと組合せ
た場合には、単に開始剤としてカンホロキノン、促進剤
としてアミンを使用する類似システムより相剰的に硬化
深度及び変換率が向上される事が見出されている。
ここに使用されるように、組成物に使用されるアミンは
、光硬化性の組成物における促進剤としての使用が先行
技術で知られているどのようなアミンでもよい、好まし
くは1〜3個の置換基を有するであろうアミン、また好
ましくは置換基が低級アルキル、アシル、アリール、エ
ステルあるいは低級アルキルエステル群から選ばれた第
三アミンである。
ここに使用されるように、低級アルキルは、1〜12個
の炭素原子を有する飽和あるいは不飽和の鎖状化合物で
あり、アリールは6〜12個の炭素原子を有するもので
あり、アシル及びエステルは1−12個の炭素原子を有
し、またアリール置換基を含んでもよい。
ここに使用されるように、「複素環族」群は窒素、酸素
、硫黄、硅素、セレンあるいはそれらの混合物から選択
された1〜4個のへテロ原子と炭素を有する5ないし7
貝の芳香族あるいは非芳香族環を意味する。さらに好ま
しいものは、窒素、酸素、硫黄あるいはそれらの混合物
と炭素を含む環である。
樹脂の高い硬化度と、ベンゾイルジー(2,6−シメチ
ルフエニル)ホスホネートを含む複合材は、より高いヌ
ープ硬さ(にnoop hardness)、改善され
た横強度1種々の溶解度パラメーターを有する溶剤に対
する良好な抵抗性をもたらす、ベンゾイルジー(2,6
−シメチルフエニル)ホスホネートを用いた組成物は、
複合材樹脂充填物の望ましい性質を改善するすぐれた表
面硬化を示す。
これらの物性は下記の表に示される; 第1表は組成物中にルセリン8728を用いる事による
最終ポリマー中のモノマーの改善された変換あるいは架
橋を示す6表でスタンダード−M(Standard−
M)は、促進剤としてメチルジェタノールアミンと、カ
ンホロキノン開始剤を用い充填剤を用いない50 : 
50 NCO/TEGDMA樹脂混合物である。5V−
3−71−2は、ルセリン8728 1%を5tand
ard−1ieに添加したものである。ルセリン872
8が入る事により、ルセリン8728の入っていない同
じ組成物より約20%まで樹脂の変換率が改善されてい
る事が注目される(62%変換率に対し74%変換率)
、同様に、スタンダード−E(Standard−E)
と、スタンダードQ(Standard−Q)は、開始
剤としてカンホロキノンとエチル4 (N、N−ジメチ
ルアミノベンゾエート)、すなわち と、クアンタキュア−(口uantacure■)(ワ
ード及びプレンキンツブ)DMB(ジメチルアミノエチ
ルベンゾエート)、すなわち をそれぞれ用いた5 0 : 50 NCO/TEGD
MA樹脂混合物である。百分率は重量による百分率であ
る。これらの組成物に対するデータは、特別のアミンを
促進剤として用いた事とは無関係に、ルセリン。
ルセリン及びカンホロキノンを開始剤系として使用した
場合は、モノマーの変換率の向上を示している。さらに
第1表は、ルセリン単独はカンホロキノン単独あるいは
カンホロキノンにアミンを加えたものよりも変換率(硬
化したポリマーの百分率)においてより効果的である事
を示している。
さらにルセリンにカンホロキノン(アミン無添加)を加
えたものも効果的である事を示している。したがって、
大部分の先行技術、特にカンホロキノン開始剤系と対照
的に、ルセリンを用いる開始剤系ではアミンは要求され
ない。
変換の程度はFTI 1分光器を用いて樹脂の薄いフィ
ルムで測定された。フィルムは、マイラー・シートの間
に調製し、プリスメチック(Prismetics)の
光を10秒照射し、15分後マイラーから外し、照射か
らIR−測定までの24時間、後硬化を完了させるため
に乾燥器中に置いた。
変換された二重結合の比率の計算には、波数1637に
おけるビニル吸収の減少を接置するために、波数的33
50のウレタン吸収を内部標準として使用した。
第1+表は、充填樹脂に用いた場合の開始剤系の相対的
効果を示す。デンツブライ インタナショナル(Dcn
tsply International)の1部門の
り、 D。
Caulkの製品フルーフィル(FIL−FIL■)は
、第1表の5tandard−IJ樹脂に対応し、77
%の粉砕レイソブル充填材(バリウム硼素アルミニウム
硅素ガラス)を有する。第1f表のそれぞれの複合材は
、第1表の同様な1別番号の樹脂を用いて作られている
。百分率は重量による百分率であり、充填材の重量を含
む、第1I表のデータは、カンホロキノン、ルセリン8
728及びアミンを用いた開始剤システムによる複合材
樹脂は、本発明による開始剤システムを用いない対応す
る複合材よりも、有意に大きい硬化深度FDOC)を有
する事を示している。例えば、5V3−71−2.5V
3−44−2C及び5V3−79−1Gの製剤特性を、
それぞれFUl、−FIL■複合材、5tandard
 E複合材及び5V3−46−3C(あるいは5tan
dard Q複合材)と比較して参照されたい。
硬化深度(Do(:)は、長方形(2,5x 3.5 
x lOn+mlの型に入れた複合材を40秒間PRI
SMETICS■光で照射して測定した。DOCは、プ
ラスチックのスパチュラで非硬化のものを除いた後に残
る硬化されている材料の長さのmII+として与えられ
る。
複合材(ルセリンを添加したFUL−FTL■複合材)
(iliAI、実線)の各種の深度における硬さの比か
図を提供するものである1図中のKNHは、ヌープ硬さ
であり、グラフのY軸にプロットされ、x東は硬さを測
定した部分の深さをanで示している。
それぞれの複合材はPRISMETICS■光装置下で
4c秒間照射された。
ここで、第2図に関しては、複合材5V3−46−3C
(!!82、破!りと5V3−46−3Gにル→リンを
添加した複合材5V3−79−1c(線A2、実線)の
比較図を提供するものである。パラメタは上記のものと
同じである。第1図、及び第2図の両図は、複合材への
ルセリンの添加は、硬ル及び複合材料中で得られる硬度
の深さを改善する事を示している。
第1II表はカンホロキノン、ルセリン8728及びア
ミン開始剤を用いた複合材の最高ヌープ硬さは、他の開
始剤系を有する同様な複合材よりすぐれている(すべて
58以上)事を示している。第■I表は、またヌープ硬
さは上記の組成物のより深い部分についても測定可能で
ある事を示している。
ヌープ硬さのプロフィルは、上記の長方形の型の中で硬
化された標本の表面に沿う各0.5mmを、ケントロン
ミクロ硬度計を用いて、ヌープ硬度を測定する事によっ
て求められた0例えば、5V3−44−2c複合材は、
5.On+mにおけるヌープ硬さ13を示している。
ユビノール(Uvinollは、紫外線照射による変色
に対して複合材を安定させるために用いられる紫外線ス
クリーンである事は注目されるべきである。
ここで第1図に関しては、 FUL−FIL■複合材(
線旧、破線)と第1II表から(7)SV3−71−2
C表■は光源から種々の距離における硬化の影響を示し
ている。
第■表 光源からの異なる距離における変換率 l1111で表わした光源からの平均距離距離 ±、07m鵬 2.3±、08■■ 3.5±、07■1 1U朽1児別′ノ 第V表は、複合材の表面Tにおいてバルコルメディアム
硬度計を用いて測定された硬度は、ルセリン8128を
組成物中に使用してもしなくても同じ(90)であった
事を示している。硬化の深さを近似のものとするために
、標本は8mmX 12mmの円柱形の型から採った。
軟い、硬化していない複合材料は、円柱の下側からとり
、底部表面の硬さを測定した。硬化していない軟い材料
を、容認される硬化に近づく硬化値70が得られるまで
、さらに下側からとり出した。70の硬さに到達する■ まてに、FIL−FIL  複合材ては、FIL−FI
L■複合剤にルセリン1%を添加した材料の8.3に比
較して、材料の7.71のみか残った。
プロフィ−摩耗特性、横強度(transverses
trength)  (メガパスカルで)、曲げ強度、
及び収縮は、同じ譲受人か有する同時係属の米国特許出
願節040,636号に記載されているように測定され
た緒特性である。
第■表は、同時係属米国特許出願第040,636号に
示される5 0 : 50 BIM/TNCOボステリ
ア複合材の諸性質を示したものである。本樹脂の諸性質
の試験は、同上第040,536号に記載されている方
法を用いて行なった。
第■は、第■表に記載されている樹脂組成物を用いて作
られた複合材の諸性質を示す。第■表の複合材は、85
%の充填材を含む。ルセリン8728を含む組成物の直
径引張り強さ、曲げ強度及び曲げモジュラスは、ルセリ
ン8728を含まない同様な組成物の諸性質よりもほと
んどすべての場合に改善され、概して最善の結果はルセ
リン8728、カンホロキノン及びアミンを含む組成物
によって得られていた。
直径引張り強さ(Psi)と色安定性は、当業者に知ら
れている通りに測定した。
硬化はプリズマ(PRISMA■)とPRISNETI
C3”光、デンツプライ インタナショナル社の1部門
のり、D、 コーク(L、D、Caulk)の両製品の
両者を用いて得た。
ルセリンを含む50150 Lucerin 第■ 旧M/TNCO ボステリアー 91.0(8,3)5 複合材樹脂 2.053(125)に こで第1表及び第3図に関しては、種々の溶解度パラメ
ーターの溶剤に対する樹脂及び複合材の環境的抵抗性が
、つ(Wu)らによって記載されている方法を用いて測
定された。
試験データは、特別に記載しない限り、ジャーナルオブ
デンタルリサーチ(Journal of Denta
lResearch) 64(11)pp、  l 3
26−1331゜1985年11月にマッキニ−(Mc
kinney)らによって示されている通りに求めた。
直径的8 am、厚さlamの樹脂あるいは複合材の円
板をガラス・スライドの間で、1分間両側から照射し、
37℃の乾燥塁中に置いた。
24時間後に、その標本の最初のヌープ硬さ(標本あた
り8局部圧縮)を測定した。
2個の標本のそれぞれを次の溶剤に浸漬した:ヘブ9:
/、Zoo%:t−9/−)lt、75.5o、25%
の含水エタノール混合液及び蒸留水、溶剤に対する溶解
度のパラメータは、ヘプタンに対する1、51X10−
’から純水に対する4、8×l Q −4J l/2.
−コ12の範囲にあった。
3週間後、最終のヌープ硬さを測定し、始めの硬さに対
する%で表わした。第3図で、オーラル環境抵抗指数(
OER)は、硬さ保持カーブの下の部分であり、また有
機液体中において損傷される事への抵抗性に対する与え
られた材料についての数値を提供する。
上記の試験で得られたデータは第4表にまとめた0表中
に示された値は、FIL−FIL■複合材の4標本と5
V3−71−2C複合材の4標本についての試験後の硬
さの残存百分率である。試験した6溶剤中のFUL−F
IL■の4試料に対する平均残存硬さ率は61.45%
(OERI であった。6溶剤中の5V3−71−2G
の4試料に対する平均残存硬さ率は73.46%であり
、ルセリンを含む複合材製剤はオーラル環境における抵
抗性が改善された事を示している。
表のデータは、第3図に示した。第3図でFUl、−F
IL■複合材ハB3(破線)で示すし、5V3−71−
2C複合材はA3 (実線)で示されている。
グラフにプロットされている点は、それぞれの複合材の
4試料の平均を表わす。
本発明の実施態様と、本発明を実施する方法は説明され
記載されているが、当業者によって、本発明は以下の請
求項の範囲の中で、他の方法でも様々に具体化し、実施
しされ得るものであることが、理解されよう。
FUL−FIL SV3−71−2C 第4表 %残存硬さ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合材と既知複合材の硬度のF比較図
である。 第2図は本発明の複合材と他の複合材の硬度の比較図で
ある。 第3図は種々の溶解度パラメーターの溶剤に対する本発
明の複合材と他の複合材の環境的抵抗性の比較図である
。 それぞれの数は、 4測定値の平均値を表わす。 KHN (KG/CM”) ro    ω   ム o   OQ ■ K)−IN (KG/CM2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1個のオレフィン部が不飽和のモノマー
    と、光開始剤/光促進剤としてアシルホスホネートを含
    有する触媒を含んで構成され、可視光のスペクトルの範
    囲で硬化可能である歯科用光重合型組成物。 2、モノマーが少なくとも1個のアクリルあるいはメタ
    クリルエステルを含む請求項1記載の組成物。 3、隣位のジケトンを含む請求項1記載の組成物。 4、アミンを含む請求項3記載の組成物。 5、第三アミンを含む請求項1記載の組成物。 6、組成物が微細に分割された無機充填剤を含む請求項
    1記載の組成物。 7、該アシルホスホネートが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はアリール、アルキル、水酸基、あるい
    はORであり、ここでRはアリールあるいはアルキルで
    あり; R_2とR_3は同じであっても異なってもよく、また
    共同で環を形成してもよくまたアリール、アルキル及び
    水素から成る群から選択される; ここでアルキルは、1〜18の炭素原子から成る飽和あ
    るいは不飽和の鎖状化合物であ り、アリールは芳香族炭素環あるいは複素 環、あるいはハロゲン及び合計で1〜6の追加の炭素原
    子の低級アルキルを含む置換基を有してもよい4−10
    の炭素原子を有する環を表わす) を有する請求項1記載の組成物。 8、該アルキルがメタクリレートあるいはアクリレート
    部分を含む請求項7記載の組成物。 9、該触媒がベンゾイルジ(2,6ジメチルフェニル)
    ホスホネートを含む請求項1記載の組成物。 10、調製された歯へのその適用によって、歯の処置に
    請求項1記載の組成物の使用。 11、すくなくとも1個のオレフィン部が不飽和のモノ
    マーと、アシルホスホネートを含有する触媒系を含んで
    構成される光重合型組成物。 12、隣位のジケトンを含む請求項11記載の組成物。 13、アミンを含む請求項12記載の組成物。 14、調製された歯へのその適用によって歯を処置する
    ための、請求項12記載の組成物の使用。
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