JPH0211056B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211056B2 JPH0211056B2 JP18384384A JP18384384A JPH0211056B2 JP H0211056 B2 JPH0211056 B2 JP H0211056B2 JP 18384384 A JP18384384 A JP 18384384A JP 18384384 A JP18384384 A JP 18384384A JP H0211056 B2 JPH0211056 B2 JP H0211056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- quantization noise
- memory
- digital
- sampling
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims description 19
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 8
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 8
- 230000035807 sensation Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B14/00—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B14/02—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation
- H04B14/04—Transmission systems not characterised by the medium used for transmission characterised by the use of pulse modulation using pulse code modulation
- H04B14/046—Systems or methods for reducing noise or bandwidth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、搬送波を変調用信号で振幅変調させ
た信号をサンプリングしてメモリに蓄積し、該メ
モリの記憶内容を順次読み出して所要のデジタル
可聴信号を出力するデジタル信号発生器に関する
ものである。
た信号をサンプリングしてメモリに蓄積し、該メ
モリの記憶内容を順次読み出して所要のデジタル
可聴信号を出力するデジタル信号発生器に関する
ものである。
(従来の技術との問題点)
図1の様なメモリ、アドレス指定用カウンタ2
及びデジタル・アナログ変換回路3を用いたデジ
タル信号発生器のメモリ1に、正弦波信号をサン
プリングして符号化した符号化信号を蓄積した
後、読み出してアナログ信号を得ることは、従来
技術である。この構成を振幅変調信号に適用する
と、元の振幅変調信号の聴取に当つて異和感を与
えるという欠点があつた。
及びデジタル・アナログ変換回路3を用いたデジ
タル信号発生器のメモリ1に、正弦波信号をサン
プリングして符号化した符号化信号を蓄積した
後、読み出してアナログ信号を得ることは、従来
技術である。この構成を振幅変調信号に適用する
と、元の振幅変調信号の聴取に当つて異和感を与
えるという欠点があつた。
この原因について説明すれば、次の通りであ
る。図2b,aの様に搬送波を1としし変調用信
号を2としたとき、cに示す振幅変調信号tは(1)
式で表わされる。
る。図2b,aの様に搬送波を1としし変調用信
号を2としたとき、cに示す振幅変調信号tは(1)
式で表わされる。
(t)=A(1+Kcos2π2t)cos2π1t
=Acos2π1t+k/2A{cos2π(1+2)t
+cos2π(1−2)t} …(1)
ただし、Aは振幅、kは変調度である。よつて
1を2で振幅変調するということは、1−2、2
、
1+2の正弦波周波数の重ね合せた信号をとり出
すことと等価である。
1を2で振幅変調するということは、1−2、2
、
1+2の正弦波周波数の重ね合せた信号をとり出
すことと等価である。
ここで、周波数1−2、1、1+2の正弦波を
繰り返し周波数sのサンプリングパルスでサンプ
リングしたとき、1−2、1、1+2それぞれに
対し量子化ノイズが発生する。1−2、1、1+
2が繰り返し波形であるから、これらをサンプリ
ングして発生した量子化ノイズ成分もそれぞれあ
る周期をもつている。この量子化ノイズ成分が無
視できないため、この周期で量子化ノイズ成分が
聞えてくる。
繰り返し周波数sのサンプリングパルスでサンプ
リングしたとき、1−2、1、1+2それぞれに
対し量子化ノイズが発生する。1−2、1、1+
2が繰り返し波形であるから、これらをサンプリ
ングして発生した量子化ノイズ成分もそれぞれあ
る周期をもつている。この量子化ノイズ成分が無
視できないため、この周期で量子化ノイズ成分が
聞えてくる。
(1) たとえば、1=401Hzとし、サンプリング周
波数s=8KHzとすると、401が素数のため、繰
り返し周期は1秒となる。よつて、1=401Hz
をs=8KHzでサンプリングしたとき、1Hzを
基本周波数とする量子化ノイズ成分が発生す
る。すなわち、 a/1=a/401=b/8000=1/c (a、b、c≧1でかつ整数) が成立し、かつ、cが最大になる様な値で量子
化ノイズ成分の周期が決まる。よつて、a=
401、b=8000、c=1でなければならない。
波数s=8KHzとすると、401が素数のため、繰
り返し周期は1秒となる。よつて、1=401Hz
をs=8KHzでサンプリングしたとき、1Hzを
基本周波数とする量子化ノイズ成分が発生す
る。すなわち、 a/1=a/401=b/8000=1/c (a、b、c≧1でかつ整数) が成立し、かつ、cが最大になる様な値で量子
化ノイズ成分の周期が決まる。よつて、a=
401、b=8000、c=1でなければならない。
(2) 同様に、1=4000Hz、2=16Hz、s=8KHzと
すると、1−2=384Hz、1+2=416Hzである
から a/1−2=a/384=b/8000=1/c→6/384=
125/8000=1/64 (2) a/1−2=a/416=b/8000=1/c→13/416=
250/8000=1/32 (3) a/1=a/400=b/8000=1/c→1/400=20/8
000=1/400(4) となる。よつて、384Hz、416Hz、400Hzを8KHz
でサンプリングしたときに、64Hz、32Hz、400
Hzを基本周波数にもつ量子化ノイズ成分が発生
する。400Hzを基本周波数とする量子化ノイズ
成分のもとの400Hzと調和関係に有るので、聴
感上問題とならないが、64Hzと32Hzを基本周波
数とする量子化ノイズ成分は図3の様なスペク
トル分布となる。この揮線スペクトル分布とな
る。この揮線スペクトルの本数が少ないため、
32Hz、64Hzを基本周波数とする周期で量子化ノ
イズ成分が聞え、聴感上異和感を与えることに
なる。
すると、1−2=384Hz、1+2=416Hzである
から a/1−2=a/384=b/8000=1/c→6/384=
125/8000=1/64 (2) a/1−2=a/416=b/8000=1/c→13/416=
250/8000=1/32 (3) a/1=a/400=b/8000=1/c→1/400=20/8
000=1/400(4) となる。よつて、384Hz、416Hz、400Hzを8KHz
でサンプリングしたときに、64Hz、32Hz、400
Hzを基本周波数にもつ量子化ノイズ成分が発生
する。400Hzを基本周波数とする量子化ノイズ
成分のもとの400Hzと調和関係に有るので、聴
感上問題とならないが、64Hzと32Hzを基本周波
数とする量子化ノイズ成分は図3の様なスペク
トル分布となる。この揮線スペクトル分布とな
る。この揮線スペクトルの本数が少ないため、
32Hz、64Hzを基本周波数とする周期で量子化ノ
イズ成分が聞え、聴感上異和感を与えることに
なる。
(発明の目的)
本発明は、以上の如き従来技術の欠点を除去す
るため、振幅変調する際の変調用信号を歪ませる
ことにより高調波成分をもたせ、量子化ノイズ成
分をランダム化し輝線スペクトルを広帯域に分散
させることにより聴感上異和感を減少させるよう
にしたデジタル信号発生器を提供することを目的
とする。
るため、振幅変調する際の変調用信号を歪ませる
ことにより高調波成分をもたせ、量子化ノイズ成
分をランダム化し輝線スペクトルを広帯域に分散
させることにより聴感上異和感を減少させるよう
にしたデジタル信号発生器を提供することを目的
とする。
(発明の構成と作用)
この目的を達成するために、本発明のデジタル
信号発生器は、搬送波を変調用信号で振幅変調さ
せた信号をサンプリングして量子化する量子化手
段と、該量子化手段の出力を蓄積するメモリと、
該メモリの記憶内容を順次読み出して所要のデジ
タル可聴信号を出力する手段と、前記デジタル可
聴信号の周波数スペクトルが広帯域分散されて良
好な聴感を得るように前記変調用信号に波形歪を
付与する手段とを備えた構成を有している。
信号発生器は、搬送波を変調用信号で振幅変調さ
せた信号をサンプリングして量子化する量子化手
段と、該量子化手段の出力を蓄積するメモリと、
該メモリの記憶内容を順次読み出して所要のデジ
タル可聴信号を出力する手段と、前記デジタル可
聴信号の周波数スペクトルが広帯域分散されて良
好な聴感を得るように前記変調用信号に波形歪を
付与する手段とを備えた構成を有している。
以下本発明を詳細に説明する。
図4は本発明に用いる変調用信号の具体例であ
つて基本周波数2の歪み信号である。aは台形
波、bは台形波と階段波の重畳波形、cは三角
波、dは三角波と階段波との重畳波形である。こ
れらの信号で搬送波1を振幅変調するということ
は(1)式より1±n2(nは0又は正の整数)の周波
数の正弦波を重ね合せた信号をとり出すことと等
価である。これらの信号1±2を繰り返し周波数
sのサンプリングパルスでサンプリングしたと
き、それぞれのnの値に対して、量子化ノイズ成
分のスペクトルが発生する。すなわち、量子化ノ
イズ成分のスペクトルが図5のように広帯域に分
散されることになる。よつて、出力の白色化の傾
向をもつため聴感上聞きやすくなる。従つて、本
発明では、量子化ノイズ成分のスペクトルが広帯
域に分散されるものであれば、図4の例に限ら
ず、他の波形も用いることができる。
つて基本周波数2の歪み信号である。aは台形
波、bは台形波と階段波の重畳波形、cは三角
波、dは三角波と階段波との重畳波形である。こ
れらの信号で搬送波1を振幅変調するということ
は(1)式より1±n2(nは0又は正の整数)の周波
数の正弦波を重ね合せた信号をとり出すことと等
価である。これらの信号1±2を繰り返し周波数
sのサンプリングパルスでサンプリングしたと
き、それぞれのnの値に対して、量子化ノイズ成
分のスペクトルが発生する。すなわち、量子化ノ
イズ成分のスペクトルが図5のように広帯域に分
散されることになる。よつて、出力の白色化の傾
向をもつため聴感上聞きやすくなる。従つて、本
発明では、量子化ノイズ成分のスペクトルが広帯
域に分散されるものであれば、図4の例に限ら
ず、他の波形も用いることができる。
(発明の効果)
以上説明した様に、本発明は、正弦波信号2に
歪を含ませてメモリに書き込むことにより、ハー
ドウエアメモリの容量を増すことなく、聴感上の
異和感を減少できるという利点がある。
歪を含ませてメモリに書き込むことにより、ハー
ドウエアメモリの容量を増すことなく、聴感上の
異和感を減少できるという利点がある。
図1はデジタル信号発生器の従来例を示すブロ
ツク図、図2は振幅変調における各信号波形を示
す波形図、図3は量子化ノイズ成分のスペクトル
分布を示す特性図、図4は正弦波信号2を基本周
波にもつ歪み信号の例を示す波形図、図5は本発
明により改善された量子化ノイズ成分のスペクト
ル分布を示す特性図である。
ツク図、図2は振幅変調における各信号波形を示
す波形図、図3は量子化ノイズ成分のスペクトル
分布を示す特性図、図4は正弦波信号2を基本周
波にもつ歪み信号の例を示す波形図、図5は本発
明により改善された量子化ノイズ成分のスペクト
ル分布を示す特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 搬送波を変調用信号で振幅変調させた信号を
サンプリングして量子化する量子化手段と、 該量子化手段の出力を蓄積するメモリと、 該メモリの記憶内容を順次読み出して所要のデ
ジタル可聴信号を出力する手段と、 前記デジタル可聴信号の周波数スペクトルが広
帯域分散されて良好な聴感を得るように前記変調
用信号に波形歪を付与する手段と を備えたデジタル信号発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18384384A JPS6162245A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | デジタル信号発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18384384A JPS6162245A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | デジタル信号発生器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6162245A JPS6162245A (ja) | 1986-03-31 |
JPH0211056B2 true JPH0211056B2 (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=16142808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18384384A Granted JPS6162245A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | デジタル信号発生器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6162245A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108656U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-08 |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP18384384A patent/JPS6162245A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108656U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6162245A (ja) | 1986-03-31 |
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