JPH02110286A - 直流アーク炉の電極測長方法 - Google Patents

直流アーク炉の電極測長方法

Info

Publication number
JPH02110286A
JPH02110286A JP26122288A JP26122288A JPH02110286A JP H02110286 A JPH02110286 A JP H02110286A JP 26122288 A JP26122288 A JP 26122288A JP 26122288 A JP26122288 A JP 26122288A JP H02110286 A JPH02110286 A JP H02110286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
current
circuit
amount
power source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26122288A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinzo Okazaki
岡崎 金造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP26122288A priority Critical patent/JPH02110286A/ja
Publication of JPH02110286A publication Critical patent/JPH02110286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクラップまたは還元鉄等の原料を装入する
一方、電極に直流電圧を印加して電極と原料との間にア
ークを発生させ、そのアーク熱を利用して原料を溶解す
る、いわゆる直流アーク炉における電極の測長方法に関
する。
〔従来の技術〕
従来、交流アーク炉などの冶金用アーク炉の操業におい
ては、溶解に先立ってオペレーターが電極の長さを目測
で決定し、それにもとづき該電極をその下端位置を想定
しながらアーク炉中に下降させてアーク点弧を開始し、
その後も主としてオペレーターの勘による電極管理操業
を行っていた。
しかし、電極長が正確にわからないと、スクラップ等の
溶解材料と電極下端間の距離も不明になり、これがアー
ク電力の有効的な投入を阻害する一要因となり、電力コ
ストを悪化させたり溶解効率を低下させたりする。
また、前記の従来技術だと溶解終了後の正確な電極溶損
量を知ることができないため、電極の継ぎ足しのタイミ
ングや正確な電極原単位の把握を困難にしていた。
このような目測による電極測長の欠点を補うために、レ
ーザ装置にリミットスイッチや光電管を組合せた検出器
を炉外に設け、昇降に際してこの位置を通過する電極下
端を検出して電極長を算出することも考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記のごとくレーザ装置による特別な検出器を
設けることは機構上複雑になり、コスト高となる。また
、このような装置を炉内に設けることは、技術的に不可
能に近い。
なお、わが国におけるアーク炉はそのほとんどが交流ア
ーク炉であり、電極が1本の直流アーク炉の実例がほと
んどなく、従って前記電極の測長も確立された技術はな
い。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、電極下端
の位置検知のための検出器を炉内に特別に設けることな
く正確に電極長を計測できる直流アーク炉の電極測長方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、アーク発生のための
主電源回路に電流発生検知手段を有する小容量電源回路
を接続可能に付設し、また、電極の昇降装置に対し昇降
量を検知する移動量検知手段を設け、炉の出鋼後の残湯
中に電極先端を接触させた際に生じる小容量電源から与
えられた電圧に対する電流を前記電流発生手段で検出し
、この検出時に移動量検知手段が示す電極の昇降量から
電極の長さを導き出すことを要旨とするものである。
〔作用〕
直流アーク炉は、数トンの溶鋼を残して出鋼することを
、通常の作業方法としている。
本発明によれば、電極とこの残湯に小容量電源により電
圧を与え、残湯に電極先端を接触させて短絡状態とした
時の短絡電流を電流発生検知手段で検出する。
一方、電極の昇降装置には昇降量を検知する移動量検知
手段が電極の降下量を示すが、この量と電極の上限位置
と残湯面との距離(一定)により電極長さを求め、これ
により電極の消耗量を知ることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
先に直流アーク炉の概念を説明すると、その主回路電源
の回路構成は第2図に示すように高圧3相交流電源を整
流器用変圧器lにより数百ボルトに降圧し、サイリスク
を用いた整流器2により直流を得て直流リアクトル7及
び水冷ケーブル8を経て黒鉛電極3に直流電圧を印加し
、該電極3の先端と炉9内のスクラップ又は溶鋼4との
間に直流アーク5を発生させ、このアークエネルギーに
よってスクラップの溶解や溶鋼の昇温を行うものである
。図中6は、炉負荷開閉器である。
また、炉9側の構成としては第3図に示すように電極3
は電極昇降装置10により炉蓋11を貫通するようにし
て昇降自在に吊り下げられ、炉9の底部には炉底電極1
2が設けられる。
電極昇降装置10には電動式、液圧式など種々のタイプ
があるが、第1図に電極3をマスト13に沿って昇降す
るアーム14の先端に取付け、該アーム14をワイヤー
15により吊り下げ、又は引き上げるものとした電動式
のものを示す。図中16はワイヤー13の巻取り及び繰
り出し用のドラム、17は該ドラム16の回転駆動を行
う減速機、18は減速機I7が連結するモータを示す。
本発明はこのような電極昇降装置10の昇降量を検知す
る移動量検知手段として、減速機17にパルスジュネレ
=ターかセルシン発信器などを好適例とする電極昇降距
離検出器19を設け、その出力を演算装置20に導入す
るようにした。
なお、電極昇降距離検出器19は減速機17以外の個所
、例えばドラム16やワイヤー15若しくはモータ18
に設けたものでもよ(、また電極昇降装置10が液圧シ
リンダーによりアーム14を上下動させる液圧式の場合
は、駆動のための油流量を計測する流量パルス発信器な
どを利用することが考えられる。
一方、前記第2図に示したアーク発生のための主電源回
路の直流リアクトル7と水冷ケーブル8の間に、並列に
小容量電源24を接続して小容量電源回路25を形成し
、この小容量電源回路25の主電源回路への接続部にス
イッチ3 W r 、 S W zを設け、また過電流
発生の検知手段としてCT(変流器)と電流レベル比較
器の組合せなどによる電流レベル検出器22を前記回路
25中に設けた。
なお、小容量電源24は直流電源及び交流電源のいずれ
でもよいが、10Hz〜数百Hzの高周波電源などが好
適である。また、電流レベル検出器22は回路25中で
はなく、主回路側に設けるようにしてもよい。
電流レベル検出器22の過電流検知出力も演算装置20
に導入する。
ところで、直流アーク炉では出鋼後には次のヒートの運
転開始直後の電流の通流を容易にするため一定量(数ト
ン)の残湯4aを炉9内に残すように運転されることが
通例であり、この残湯4aのレベルはほぼ一定である。
従って、出鋼後に炉負荷開閉器6が開かれ整流器2が停
止した状態で、スイッチsw、、sw、を閉じて小容量
電源回路25を主回路へ接続すれば、電源2側へ回路の
インピーダンスと発生電圧、周波数によって決まる低レ
ベルの電流が与えられる。
すなわち、電源側には直流リアクタンスが接続されてい
るため小容量電源に高周波電源を用いた場合にはこのリ
アクトルが高いリアクタンスとして働き電源側への電流
は極めて低いレベルとなる。
そして、モータ16を始動させて電極3を降下していけ
ば、電極3の先端が残湯4aに触れたときに短絡状態と
なり電源3側へ短絡電流が流れる。
この時に電流レベル検出器22は電流検知によりこのこ
とを知る。この短絡電流は電極3側のインピーダンスが
電源側に比べて極めて小さいために、電源側へ分流する
値よりはるかに大きく検出は容易である。
また、かかる電極3の降下による移動量は電極昇降距離
検出器17により検知され、演算装置20へ送られる。
第4図において、a′は電極昇降装置10におけるアー
ム14の電極上限位置、aは残114a面に電極3の先
端がタッチしたときのアーム10の位置、DHはアーム
14の厚さであるが、前記のごとく電流レベル検出器2
2が短絡電流を検出したときに電極昇降距離検出器17
で得られる電極3の上限位置a′からaまでの降下量L
Bを得て、下記の式より電極長さLet  を求めるこ
とができる。
電極長さLel=LA Lm  D。
但し、LAは残湯4a面と電極上限a′の距離なお、こ
れらの算出は演算装置20で自動的に行なうことが可能
で、算出された電極3の消耗量が一定量を越えた場合は
警報を発し、電極3の継ぎ足し時期を報知することなど
もできる。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明の直流アーク炉の電極測長方法
は、電極先端の検出装置を特別に炉に設けることなく電
極長さを正確に把握できるものであり、安価に実現でき
るものである。
そして、このように電極長を正確に知ることにより、電
力消費量および溶解処理時間が安定して電力コストの低
減が図れる上、電極継ぎ足しのタイミングも把握でき、
1チヤージ当たりの電極原単位も正確に知ることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の直流アーク炉の電極測長方法のl実施
例を示す説明図、第2図は同上回路図、第3図は直流ア
ーク炉の全体構造を示す縦断側面図、第4図は測長の演
算内容を示す説明図である。 1・・・整流器用変圧器 2・・・整流器3・・・電極
      4・・・スクラップ又は溶鋼4a・・・残
湯     5・・・直流アーク6・・・炉負荷開閉器 7・・・直流リアクトル 8・・・水冷ケーブル9・・
・炉       10・・・電極昇降装置11・・・
炉蓋      12・・・炉底電極13・・・マスト
     14・・・アーム15・・・ワイヤー   
 16・・・ドラム17・・・減速機     18・
・・モータ19・・・電極昇降距離検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アーク発生のための主電源回路に電流発生検知手段を有
    する小容量電源回路を接続可能に付設し、また、電極の
    昇降装置に対し昇降量を検知する移動量検知手段を設け
    、炉の出鋼後の残湯中に電極先端を接触させた際に生じ
    る小容量電源から与えられた電圧に対する電流を前記電
    流発生手段で検出し、この検出時に移動量検知手段が示
    す電極の昇降量から電極の長さを導き出すことを特徴と
    する直流アーク炉の電極測長方法。
JP26122288A 1988-10-17 1988-10-17 直流アーク炉の電極測長方法 Pending JPH02110286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26122288A JPH02110286A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 直流アーク炉の電極測長方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26122288A JPH02110286A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 直流アーク炉の電極測長方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02110286A true JPH02110286A (ja) 1990-04-23

Family

ID=17358840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26122288A Pending JPH02110286A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 直流アーク炉の電極測長方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02110286A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016213072A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 大同特殊鋼株式会社 アーク炉の電極折損防止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016213072A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 大同特殊鋼株式会社 アーク炉の電極折損防止装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5155740A (en) Flicker compensating apparatus for DC arc furnace
JPS58500315A (ja) 抵抗溶接用の力率監視制御装置
US20070133651A1 (en) Method for controlling foaming of slag in an electric arc furnace
EP0483405A1 (en) Flicker compensating apparatus for DC arc furnace
JPH02110286A (ja) 直流アーク炉の電極測長方法
EP0317948A2 (en) Arc exposure monitor
JPS5927185A (ja) 金属の溶解方法とそれに使用するア−ク炉
JP6634949B2 (ja) アーク炉の温度推定方法および操業方法
JP2903544B2 (ja) アーク炉における電極制御方法
JPH07118382B2 (ja) ア−ク炉の運転方法
US4161618A (en) DC arc furnace operation indicating system
JP2979816B2 (ja) アーク炉電極昇降装置の速度切換方法
JPH08165510A (ja) 直流アーク炉の溶鋼レベル検知装置
JPH10332268A (ja) 電気式灰溶融炉におけるベースメタルの湯面検出方法
JPH10237531A (ja) 直流アーク炉の炉床レベル検知方法及び装置
JPH02298791A (ja) アーク炉における電極長さ調節方法および電極長さ計測装置
JPH1038242A (ja) 直流式灰溶融炉
CN213203159U (zh) 一种真空自耗炉的操作柜台
JP3341609B2 (ja) 直流アーク溶解炉およびその操業方法
JP2022125858A (ja) 金属溶解装置
JPH0752066B2 (ja) 直流アーク炉の電極位置制御方法
JPH06331278A (ja) 直流アーク炉の絶縁監視方法
JPH05174965A (ja) アーク炉投入電力制御装置
JPS5845156B2 (ja) ア−ク炉の炉況検出方法ならびにその装置
JPH06300450A (ja) 直流アーク炉の電極長さ監視方法