JPH02109789A - 小水線面単胴船の操舵装置 - Google Patents
小水線面単胴船の操舵装置Info
- Publication number
- JPH02109789A JPH02109789A JP26060188A JP26060188A JPH02109789A JP H02109789 A JPH02109789 A JP H02109789A JP 26060188 A JP26060188 A JP 26060188A JP 26060188 A JP26060188 A JP 26060188A JP H02109789 A JPH02109789 A JP H02109789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rudder
- ship
- rudders
- steering device
- longitudinal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 6
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 101100272667 Xenopus laevis ripply2.2 gene Proteins 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は小水線面単胴船の操舵装置に関するものである
。
。
(従来技術)
第15図〜第16図に示す小水線面式単胴船(Smal
l Water−plane Area Single
Hull、以下5WASHという)は、船体抵抗が小
さく高速船として適している。しかし、水線面が狭いた
め、横揺れに対する安定性に欠ける。一方、船の進行方
向を制御する舵は通常第16図aのような推進機すの後
方に取付けられ、強いプロペラの後流に当たるため線抵
抗が大きくなり、推進効率が低下する。
l Water−plane Area Single
Hull、以下5WASHという)は、船体抵抗が小
さく高速船として適している。しかし、水線面が狭いた
め、横揺れに対する安定性に欠ける。一方、船の進行方
向を制御する舵は通常第16図aのような推進機すの後
方に取付けられ、強いプロペラの後流に当たるため線抵
抗が大きくなり、推進効率が低下する。
又姿勢制御として船体中央に1対のフィンを取付け、こ
のフィンの角度を操作することによって船の横揺れを防
止する装置(フィンスタビライザー)も現存するが、船
の針路制御としては機能しない。
のフィンの角度を操作することによって船の横揺れを防
止する装置(フィンスタビライザー)も現存するが、船
の針路制御としては機能しない。
(発明により解決しようとする課題)
従来技術の操舵機構の問題点を解決し、線抵抗が少く、
シかも推進効率の優れた操舵装置を提供することを目的
とする。
シかも推進効率の優れた操舵装置を提供することを目的
とする。
(発明による課題の解決手段)
下部船体の前後に片舷ずっ独立に操作可能な舵を斜め下
方に張出した。
方に張出した。
又、下部船体の前後に夫々対をなして2枚ずつの舵を斜
め下方に張出し、各般を独立に操作可能にした。
め下方に張出し、各般を独立に操作可能にした。
(第1実施例)
第1図〜第2図に基いて説明する。1は本発明を実施し
た5WASHである。2は下部船体1bの後部に設けた
プロペラ、3aは、下部船体1bの後部に設けたプロペ
ラ2の前方片側に設けた舵、 3bは船首付近の前記前
3aの反対側に設けた舵である。これら舵3a 、 3
bは船の重心を通り、斜め下方(約45°)に張り出し
ており、これら2枚の舵3a、 3bの角度をg*する
ことにより、船の針路制御と横揺れ姿勢制御の両方を同
時に行うことができる。
た5WASHである。2は下部船体1bの後部に設けた
プロペラ、3aは、下部船体1bの後部に設けたプロペ
ラ2の前方片側に設けた舵、 3bは船首付近の前記前
3aの反対側に設けた舵である。これら舵3a 、 3
bは船の重心を通り、斜め下方(約45°)に張り出し
ており、これら2枚の舵3a、 3bの角度をg*する
ことにより、船の針路制御と横揺れ姿勢制御の両方を同
時に行うことができる。
(作用)
針路制御(第3図、第4図):前方の舵角と後方の舵角
を逆方向に61操舵し、2枚の舵による次式で示す旋回
モーメントNで針路制御を行う。
を逆方向に61操舵し、2枚の舵による次式で示す旋回
モーメントNで針路制御を行う。
N=F、a−a2a +F、f−N、fN:旋回モーメ
ント Q、a:重心Gより船尾前までの距離 Q、f:重心Gより船首線までの距離 F、a:船尾舵の水平力 F、f :船首線の水平力 このとき9前後の舵の角度は逆であるがら、船を傾斜さ
せるモーメントは鋤かない。
ント Q、a:重心Gより船尾前までの距離 Q、f:重心Gより船首線までの距離 F、a:船尾舵の水平力 F、f :船首線の水平力 このとき9前後の舵の角度は逆であるがら、船を傾斜さ
せるモーメントは鋤かない。
船の姿勢制御= (第5図、第6図)
この場合は船の傾斜角φを戻すよう、第5図のように左
右の舵を同じ方向に同じ角度δ1操舵する。
右の舵を同じ方向に同じ角度δ1操舵する。
この時開に下記に示すしなる復原モーメントが働くが、
船を旋回させるモーメントは働かない。
船を旋回させるモーメントは働かない。
L=F、aQia+F、fQ、f
L:復元モーメント
φ:船の傾斜角
FLa:m尾舵の力
Fユf:船首線の力
Q、a:船尾前と重心Gとの距離
Qユf:船首線と重心Gとの距離
(第2実施例)
第7図と第8図に基いて説明する。本実施例では、船尾
プロペラ2の前方と船首付近にそれぞれ斜め下方的45
°に張り出した各1対の舵3a’ と3b’ を装備し
た。これら計4枚の舵の舵角を調整することにより、船
の針路制御と縦横の姿勢制御を同時に行えるようにした
ものである。
プロペラ2の前方と船首付近にそれぞれ斜め下方的45
°に張り出した各1対の舵3a’ と3b’ を装備し
た。これら計4枚の舵の舵角を調整することにより、船
の針路制御と縦横の姿勢制御を同時に行えるようにした
ものである。
(第2実施例の作用)
針路制御: (第9図、第10図)
この場合は、前方の舵角と後方の舵角を逆に操舵し、4
枚の舵3a’ 、3a’ 、3b’ 、3b’の発生す
る舵力によって下式で示す旋回モーメントNで針路制御
を行う、この時、前後の舵の角度は逆であるから、舵を
横傾斜させるモーメントや縦揺れモーメントは働かない
。
枚の舵3a’ 、3a’ 、3b’ 、3b’の発生す
る舵力によって下式で示す旋回モーメントNで針路制御
を行う、この時、前後の舵の角度は逆であるから、舵を
横傾斜させるモーメントや縦揺れモーメントは働かない
。
N= 2 F、a−(1,a+ 2 F、f−n、f船
の姿勢制御(横揺れ):(第11図、第12図)この場
合は、従来のフィンスタビライザーと類似で、舵の傾斜
角φを戻すよう第11図と第12図に示すように1前後
2対の舵4枚を同じ方向に同じ角度δ□操舵する。この
時開に下記に示すLなる復原モーメントが働くが、船を
旋回、あるいは縦揺れさせるモーメントは鋤かない。
の姿勢制御(横揺れ):(第11図、第12図)この場
合は、従来のフィンスタビライザーと類似で、舵の傾斜
角φを戻すよう第11図と第12図に示すように1前後
2対の舵4枚を同じ方向に同じ角度δ□操舵する。この
時開に下記に示すLなる復原モーメントが働くが、船を
旋回、あるいは縦揺れさせるモーメントは鋤かない。
L=2F、a−Q1a+2F、f−Q、f船の姿勢制御
(縦揺れ)=(第13図、第14図)この場合は、左右
の舵角を逆にし、かつ前後の舵角はこれらと全く反対方
向に操舵することにより、下記に示す縦方向の偶力モー
メントMで縦揺れを防止する。この時横揺れモーメント
や旋回モーメントは働かない。
(縦揺れ)=(第13図、第14図)この場合は、左右
の舵角を逆にし、かつ前後の舵角はこれらと全く反対方
向に操舵することにより、下記に示す縦方向の偶力モー
メントMで縦揺れを防止する。この時横揺れモーメント
や旋回モーメントは働かない。
M= 2 F、a−Q2a+ 2 F、f−112f(
効果) 船尾のプロペラの後部に舵板を設けないで、下部船体の
前後の各舵に1個づつ独立操作可能な舵を設けたので、
従来の如き線抵抗がなくなり、推進効率の向上を図るこ
とができる。
効果) 船尾のプロペラの後部に舵板を設けないで、下部船体の
前後の各舵に1個づつ独立操作可能な舵を設けたので、
従来の如き線抵抗がなくなり、推進効率の向上を図るこ
とができる。
各線が独立操作できるので、船の姿勢制御も可能となっ
た。
た。
さらに又、下部船体の前後に夫々対をなして舵を設けた
ので、推進効率を向上させることができるのは勿論、縦
・横方向の姿勢制御も可能となった。
ので、推進効率を向上させることができるのは勿論、縦
・横方向の姿勢制御も可能となった。
第1図は本発明第1実施例の正面図。
第2図は第1図の左側面図。
第3図と第4図は第1実施例における操舵装置の針路制
御作用の説明図。 第5図と第6図は同じく姿勢制御作用の説明図。 第7図は本発明第2実施例の正面図。 第8図は第7図の左側面図。 第9図と第10図は第2実施例の針路制御作用の説明図
。 第11図と第12図は横揺れ防止作用の説明図。 第13図と第14図は同じく縦揺れ防止作用の説明図。 第15図は公知前の正面図。 第16図は第15図の左側面図。 図において; I 5WASHla 上部船体 lb 下部船体 2 プロペラ3a、3b舵 以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇 第4図 第13図 第14図 第15図
御作用の説明図。 第5図と第6図は同じく姿勢制御作用の説明図。 第7図は本発明第2実施例の正面図。 第8図は第7図の左側面図。 第9図と第10図は第2実施例の針路制御作用の説明図
。 第11図と第12図は横揺れ防止作用の説明図。 第13図と第14図は同じく縦揺れ防止作用の説明図。 第15図は公知前の正面図。 第16図は第15図の左側面図。 図において; I 5WASHla 上部船体 lb 下部船体 2 プロペラ3a、3b舵 以上 出願人 住友重機械工業株式会社 復代理人 弁理士 大 橋 勇 第4図 第13図 第14図 第15図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)下部船体の前後に片舷に夫々1つずつ独立操作可能
な舵を斜め下方に張出したことを特徴とする小水線面単
胴船の操舵装置。 2)下部船体の前後に夫々両舷に対をなして2枚ずつの
舵を斜め下方に張出し、各舵を独立に操作可能にしたこ
とを特徴とする小水線面単胴船の操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26060188A JPH02109789A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 小水線面単胴船の操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26060188A JPH02109789A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 小水線面単胴船の操舵装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109789A true JPH02109789A (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=17350208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26060188A Pending JPH02109789A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 小水線面単胴船の操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02109789A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04121459A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Seiichi Kitabayashi | 低流速用水車装置 |
JP2016074291A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | 信吉 森元 | シングルプロペラ、前置きツインラダー船 |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP26060188A patent/JPH02109789A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04121459A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Seiichi Kitabayashi | 低流速用水車装置 |
JP2016074291A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | 信吉 森元 | シングルプロペラ、前置きツインラダー船 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NO330559B1 (no) | Arrangement og fremgangsmate for dynamisk styring av bevegelsene og kursen til et hoyhastighetsfartoyskrog | |
US10106004B2 (en) | Amphibious vehicle | |
US5603277A (en) | Tack aback sailboat | |
US11021220B2 (en) | Boat maneuvering support device | |
EP0118737A2 (en) | Stabilizing foils for a hydrofoil craft | |
JP4738335B2 (ja) | 水上船舶用の2自由度の舵/安定化装置 | |
JPH02109789A (ja) | 小水線面単胴船の操舵装置 | |
US4381725A (en) | Actuators for small sailing craft | |
JP2011157019A (ja) | 多胴船の推進性能向上装置 | |
US5301623A (en) | Multi hull vessel with bendable hulls | |
JPH11139392A (ja) | 水中航走体舵制御方式 | |
JP2022146791A (ja) | 操船システム及び船舶 | |
JPH0811783A (ja) | 船舶のウォータジェット式姿勢制御装置 | |
JP2002104288A (ja) | 高速艇の低速航行方法およびその装置、高速艇の低速航行用減揺方法およびその装置 | |
WO2005012075A1 (en) | Device for increasing the yaw stability in ships | |
US3369513A (en) | Hydroplanes | |
US4100874A (en) | Flap rudder | |
JPS6313896A (ja) | 全没型水中翼船の操舵装置 | |
JPS6177590A (ja) | 船体動揺軽減装置 | |
JP2023096303A (ja) | 多胴船の船体構造 | |
JP2988896B2 (ja) | 旋回助勢装置並びにこれを備えた滑走型又は水中翼型高速艇 | |
WO2022153370A1 (ja) | 船舶 | |
US3200783A (en) | Ship maneuvering means | |
JPS61278486A (ja) | 高速型船体の直進安定装置 | |
JP2594845Y2 (ja) | 滑走型高速艇 |