JPH02109641A - 放電加工用電極線 - Google Patents
放電加工用電極線Info
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- JPH02109641A JPH02109641A JP26351588A JP26351588A JPH02109641A JP H02109641 A JPH02109641 A JP H02109641A JP 26351588 A JP26351588 A JP 26351588A JP 26351588 A JP26351588 A JP 26351588A JP H02109641 A JPH02109641 A JP H02109641A
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、放電加工用電極線に関するものであり、特
に放電性および高温での引張強さが高いワイヤ放電加工
用電極線に関するものである。
に放電性および高温での引張強さが高いワイヤ放電加工
用電極線に関するものである。
[従来の技術]
ワイヤ放電加工法は、金型の精密加工には欠かせない技
術である。この加工法は所定の力で引張られたワイヤを
工作物と交差する方向に移動させながら工作物との間で
火花放電させると同時に、工作物を希望する形状に従っ
て動かしながら、加工する方法である。
術である。この加工法は所定の力で引張られたワイヤを
工作物と交差する方向に移動させながら工作物との間で
火花放電させると同時に、工作物を希望する形状に従っ
て動かしながら、加工する方法である。
従来、ワイヤ放電加工用電極線(以下、カットワイヤと
呼ぶ)には、一般に黄銅線が使用されている。
呼ぶ)には、一般に黄銅線が使用されている。
しかし、カットワイヤには以下の特性が倫えられている
ことが望ましい。(1)加工速度を上昇させることがで
きること。(2)付着物の発生がないこと。(3)加工
精度が高いこと。(4)優れた真直性があること。(す
なわち、カットワイヤがねじれたりカールしたりするこ
とがなく、加工精度の向上が図られ、カットワイヤの断
線が少ないこと)(5)カットワイヤの外径真円度が優
れていること。(その結果、加工精度が高くなる)(6
)引張強さが高いこと。(その結果、カットワイヤの断
線防止が図られる)(7)通電性を有すること等の特性
が挙げられる。
ことが望ましい。(1)加工速度を上昇させることがで
きること。(2)付着物の発生がないこと。(3)加工
精度が高いこと。(4)優れた真直性があること。(す
なわち、カットワイヤがねじれたりカールしたりするこ
とがなく、加工精度の向上が図られ、カットワイヤの断
線が少ないこと)(5)カットワイヤの外径真円度が優
れていること。(その結果、加工精度が高くなる)(6
)引張強さが高いこと。(その結果、カットワイヤの断
線防止が図られる)(7)通電性を有すること等の特性
が挙げられる。
このような特性を満足するものとして純モリブデンがカ
ットワイヤの材料として選定される。この純モリブデン
は、機械特性を示す代表例である引張強さは、黄銅の約
1.6倍である。そのため純モリブデンを用いるとカッ
トワイヤ径を小さくすること力(できる。したがって純
モリブデンカットワイヤを用いれば、より微細な加工が
可能となる。
ットワイヤの材料として選定される。この純モリブデン
は、機械特性を示す代表例である引張強さは、黄銅の約
1.6倍である。そのため純モリブデンを用いるとカッ
トワイヤ径を小さくすること力(できる。したがって純
モリブデンカットワイヤを用いれば、より微細な加工が
可能となる。
〔発明が解決しようとする課題]
しかし、純モリブデンカットワイヤは、(1) 放電性
が悪いため、純モリブデンカットワイヤを用いると、火
花がスムーズに発生しない。その結果、加工速度が遅く
なり、被加工物の切断面精度が悪くなる。また、カッI
・ワイヤの断線回数が多くなる。
が悪いため、純モリブデンカットワイヤを用いると、火
花がスムーズに発生しない。その結果、加工速度が遅く
なり、被加工物の切断面精度が悪くなる。また、カッI
・ワイヤの断線回数が多くなる。
さらに純モリブデンカットワイヤは、
(2) 高温での引張強さが低いため、高温下では、ワ
イヤに歪が生じる。その結果、被加工物切断面精度が悪
くなる等の欠点を有していた。
イヤに歪が生じる。その結果、被加工物切断面精度が悪
くなる等の欠点を有していた。
そこで、この発明の目的は、加工速度の向上、被加工物
の切断面の精度向上、カットワイヤの断線回数の減少お
よび高温での引張強さの向上が達成できるカットワイヤ
を提供することである。
の切断面の精度向上、カットワイヤの断線回数の減少お
よび高温での引張強さの向上が達成できるカットワイヤ
を提供することである。
[課題を解決するための手段]
請求項1に記載の発明に従った放電加工用電極線は、
Am、SiおよびKを含む群から選ばれた元素の酸化物
をIFI以上含み、それらの元素の含有率がff1Jl
比で100〜1400 p p tnであって、その残
部がモリブデンおよび不可避不純物となっている、モリ
ブデン合金からなる。
をIFI以上含み、それらの元素の含有率がff1Jl
比で100〜1400 p p tnであって、その残
部がモリブデンおよび不可避不純物となっている、モリ
ブデン合金からなる。
請求項2に記載の発明に従った放電加工用電極線は、上
記組成にさらに、 Fe、NiおよびC「を含む群から選ばれた元素を1種
以上含み、それらの元素の含有率が重量比で10〜50
0ppmとなっているモリブデン合金からなる。
記組成にさらに、 Fe、NiおよびC「を含む群から選ばれた元素を1種
以上含み、それらの元素の含有率が重量比で10〜50
0ppmとなっているモリブデン合金からなる。
[作用・効果]
モリブデンに、A(1、SiおよびKを含む群から遠ば
れた元素の酸化物を1種以上含有させたモリブデン合金
は、電子が飛びだしやすくなる効果、すなわちエミッシ
ョン効果を有する。そのため、モリブデン合金からなる
カットワイヤには電流が流れやすくなり、その放電性が
向上する。その結果、上記モリブデン合金からなるカッ
トワイヤを用いると、火花がスムーズに発生する。した
がって加工速度の向上、被加工物の切断面精度の向上、
カットワイヤの断線回数の減少を図ることができる。
れた元素の酸化物を1種以上含有させたモリブデン合金
は、電子が飛びだしやすくなる効果、すなわちエミッシ
ョン効果を有する。そのため、モリブデン合金からなる
カットワイヤには電流が流れやすくなり、その放電性が
向上する。その結果、上記モリブデン合金からなるカッ
トワイヤを用いると、火花がスムーズに発生する。した
がって加工速度の向上、被加工物の切断面精度の向上、
カットワイヤの断線回数の減少を図ることができる。
この発明において、A (Is S tおよびKの含有
率が重量比で100〜1400ppmの範囲に限定した
のは1,1100pp未満では、エミッション効果が生
じにくくなり放電性があまり向上しないからである。一
方1400ppmを越えると、カットワイヤが脆くなり
、カットワイヤの断線回数が増えるからである。
率が重量比で100〜1400ppmの範囲に限定した
のは1,1100pp未満では、エミッション効果が生
じにくくなり放電性があまり向上しないからである。一
方1400ppmを越えると、カットワイヤが脆くなり
、カットワイヤの断線回数が増えるからである。
また、Afl、SiおよびKのそれぞれの酸化物をモリ
ブデンに含有させたモリブデン合金においては、各酸化
物の微粒子がモリブデン中に均一に分散しているため、
モリブデン合金の再結晶温度が上昇する。それによって
モリブデン合金の高温での引張強さが向上する。
ブデンに含有させたモリブデン合金においては、各酸化
物の微粒子がモリブデン中に均一に分散しているため、
モリブデン合金の再結晶温度が上昇する。それによって
モリブデン合金の高温での引張強さが向上する。
そのため、ワイヤ放電加工をする際にワイヤが高温にな
っても、ワイヤの歪が小さくなる。したがって、被加工
物の切断面精度が向上する。
っても、ワイヤの歪が小さくなる。したがって、被加工
物の切断面精度が向上する。
さらに、上記モリブデン合金は、純モリブデンに比べる
とその引張強さが高い。そのため、上記モリブデン合金
を用いると外径のより小さなカットワイヤを製造するこ
とができる。したがって、微細な被加工物の加工が可能
となる。
とその引張強さが高い。そのため、上記モリブデン合金
を用いると外径のより小さなカットワイヤを製造するこ
とができる。したがって、微細な被加工物の加工が可能
となる。
さらに、上記組成にFe5NiおよびCrのいずれかを
1種以上含有させたモリブデン合金においては、放電性
および高温での引張強さがAM、SiおよびKの酸化物
のみをいずれか1種以上含をする場合に比べてより向上
する。
1種以上含有させたモリブデン合金においては、放電性
および高温での引張強さがAM、SiおよびKの酸化物
のみをいずれか1種以上含をする場合に比べてより向上
する。
これは、Fe、、Nix Crがイオン化しやすいため
と考えられる。
と考えられる。
このとき、Fe、、NiおよびC「の含有率が重量比で
10〜5001) p niの範囲に限定したのは、1
0ppm未満では、イオン化するFe、Ni。
10〜5001) p niの範囲に限定したのは、1
0ppm未満では、イオン化するFe、Ni。
C「が少ないので、放電性および高温での引張強さの向
上に寄り、する割合が小さいからである。−方、500
ppmを越えると、それ以上含有量を増やしても、放電
性および高温での引張強さの向上にそれ以上寄与しない
からである。
上に寄り、する割合が小さいからである。−方、500
ppmを越えると、それ以上含有量を増やしても、放電
性および高温での引張強さの向上にそれ以上寄与しない
からである。
[実施例]
(実施例1)
第1表に示す組成のモリブデン合金線を以下の方法で作
製した。この方法は、一般の粉末冶金法と同じである。
製した。この方法は、一般の粉末冶金法と同じである。
純度99.999%のMoo、粉末を、水素還元し、M
o 02粉末を作製した。
o 02粉末を作製した。
次に、このM o O2粉末に、K−3i含Hの混合溶
液(オーカシール)と塩化アルミニウム溶液をドープし
、撹拌しながら蒸発乾固させた。
液(オーカシール)と塩化アルミニウム溶液をドープし
、撹拌しながら蒸発乾固させた。
このドープされたM002粉末を水素還元しドープされ
たM o粉末を作製した。平均粒径は3〜5μmであっ
た。
たM o粉末を作製した。平均粒径は3〜5μmであっ
た。
次に、ドープされたMo粉末を、金型ブレスによって圧
縮し、角棒状の粉末成形体を作製した。
縮し、角棒状の粉末成形体を作製した。
その圧縮圧力は約3ton/cm2であった。
さらに、その粉末成形体を約1000℃の水素雰囲気中
で仮焼結した。
で仮焼結した。
仮焼結した粉末成形体を約2200℃の水素雰囲気中で
直接通電焼結してインゴットを作製した。
直接通電焼結してインゴットを作製した。
そのインゴットを転打、熱処理、転打した。
次に、そのインゴットに線引きと熱処理を繰返し、線径
70μmの電解処理、すなわち、黒鉛除去させたモリブ
デン合金線を作製した。
70μmの電解処理、すなわち、黒鉛除去させたモリブ
デン合金線を作製した。
このようにして得られた各モリブデン合金カットワイヤ
を用いて、次の試験および1lpj定を行なった。
を用いて、次の試験および1lpj定を行なった。
(1) 各温度における引張試験(第3表)。
引張スピードを0.1mrn/分とした。
(2) 放電加工時の加ニスピード、被加工物の面粗さ
、および断線回数の測定(第4表)。
、および断線回数の測定(第4表)。
(2)の測定は市販されているワイヤ放電加工機を使用
して行なわれた。放電加工条件は第2表の通りである。
して行なわれた。放電加工条件は第2表の通りである。
その結果は第3表および第4表に示されている。
なお、比較のため、Al、KおよびSiの含有率が重量
比で1ooppmより少ないモリブデン合金カットワイ
ヤ、1400ppmより多いモリブデン合金カットワイ
ヤおよび市販されている純モリブデンカットワイヤを用
いて、上記(1)(2)の試験およびJPI定を行なっ
た。
比で1ooppmより少ないモリブデン合金カットワイ
ヤ、1400ppmより多いモリブデン合金カットワイ
ヤおよび市販されている純モリブデンカットワイヤを用
いて、上記(1)(2)の試験およびJPI定を行なっ
た。
(以′″T−/?f:物)
第1表、第3表によれば、モリブデンに、A悲、Siお
よびKを含む群(以下、第1群という)から選ばれた元
素の酸化物を、該元素の合計含有率が重量比で1100
pp以上含有させると、各温度における引張強さが該元
素の合計含有率が高くなるほど、増加することがわかる
。
よびKを含む群(以下、第1群という)から選ばれた元
素の酸化物を、該元素の合計含有率が重量比で1100
pp以上含有させると、各温度における引張強さが該元
素の合計含有率が高くなるほど、増加することがわかる
。
試料No6、No9、N014に着目すると、モリブデ
ンにAiの酸化物が単独で含有されていても各温度にお
ける引張強さがA(lの含有率が高くなるほど向上する
ことがわかる。
ンにAiの酸化物が単独で含有されていても各温度にお
ける引張強さがA(lの含有率が高くなるほど向上する
ことがわかる。
試料No3、No5、Nol01N013に着目すると
、モリブデンにKの酸化物が単独で含有されていても各
温度に引張強さがKの含有率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
、モリブデンにKの酸化物が単独で含有されていても各
温度に引張強さがKの含有率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
試HNo4、No8、No15に着目すると、モリブデ
ンにSiの酸化物が単独で含有されていても各温度に引
張強さがSiの含有率が高くなるほど向上することがわ
かる。
ンにSiの酸化物が単独で含有されていても各温度に引
張強さがSiの含有率が高くなるほど向上することがわ
かる。
第1表、第4表によれば、モリブデンに第1群から選ば
れた元素の酸化物を、該元素の合計含有率が重量比で1
100pp以上含有させると、放電加工時の加ニスピー
ド、被加工物の面粗さは、該元素の合計含有率が高くな
るほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
れた元素の酸化物を、該元素の合計含有率が重量比で1
100pp以上含有させると、放電加工時の加ニスピー
ド、被加工物の面粗さは、該元素の合計含有率が高くな
るほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
断線回数については、モリブデンに第1群から選ばれた
元素の酸化物を、該元素の合J1含有率が重量比で11
00pp$:満または1400 p p tnより多く
含めれば、著しく増加することがわかる。
元素の酸化物を、該元素の合J1含有率が重量比で11
00pp$:満または1400 p p tnより多く
含めれば、著しく増加することがわかる。
試料No6、No9、No14に着目すると、モリブデ
ンにAmの酸化物が単独で含有されていても放電加工時
の加工ピード、被加工物の而粗さは、Amの含有率が高
くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
ンにAmの酸化物が単独で含有されていても放電加工時
の加工ピード、被加工物の而粗さは、Amの含有率が高
くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
試料No3、No5、Nol0.No13に着目すると
、モリブデンにKの酸化物がill独で含有されていて
も放電加工時の加工ビード、被加工物の而粗さは、Kの
含有率が高くなるほど、それぞれ増加、減少することが
わかる。
、モリブデンにKの酸化物がill独で含有されていて
も放電加工時の加工ビード、被加工物の而粗さは、Kの
含有率が高くなるほど、それぞれ増加、減少することが
わかる。
試料No4、No8、No15に着[1すると、モリブ
デンにSiの酸化物が111独で含f−7されていても
放電加工時の加工ビード、被加工物の而粗さは、Siの
含f1−率が高くなるほど、それぞれ増加、減少するこ
とがわかる。
デンにSiの酸化物が111独で含f−7されていても
放電加工時の加工ビード、被加工物の而粗さは、Siの
含f1−率が高くなるほど、それぞれ増加、減少するこ
とがわかる。
(実施例2)
第5表に示す組成のモリブデン合金線を以下の方法で作
製した。
製した。
実施例1と同じ方法で作製した、ドープされたMO粉末
に、硝酸基を持ったFe5NiおよびCrのそれぞれの
水溶液を添加した。
に、硝酸基を持ったFe5NiおよびCrのそれぞれの
水溶液を添加した。
次に、これを蒸発、乾固させた後、再度水素雰囲気中に
て還元を行ない、Fe s N iおよびC「がドープ
された粉末を作った。
て還元を行ない、Fe s N iおよびC「がドープ
された粉末を作った。
次にこのドープされた粉末を、金型ブレスによって圧縮
し、角棒状の粉末成形体を作製した。圧力は約3tom
/cm2である。
し、角棒状の粉末成形体を作製した。圧力は約3tom
/cm2である。
さらに、その粉末成形体を約1000℃の水素雰囲気中
で仮焼結した。
で仮焼結した。
仮焼結した粉末成形体を約2200℃の水素雰囲気中で
直接通電焼結してインゴットを作製した。
直接通電焼結してインゴットを作製した。
そのインゴットを転打、熱処理、転打した。
次に、そのインゴットに線引きと熱処理を繰返し、線径
70μmの電解処理、すなわち、黒鉛除去させたモリブ
デン合金線を作製した。
70μmの電解処理、すなわち、黒鉛除去させたモリブ
デン合金線を作製した。
このようにして得られたカットワイヤについて、各温度
における引張試験(第6表)、放電加工時の加ニスピー
ド、被加工物の面粗さ、断線回数(第7表)のa>+定
を実施例1と同じ条件で行なった。
における引張試験(第6表)、放電加工時の加ニスピー
ド、被加工物の面粗さ、断線回数(第7表)のa>+定
を実施例1と同じ条件で行なった。
その結果は第6表および第7表に示されている。
(以″′F念自)
第6表のN025と第3表のNo8を比べてみる。
第1表によれば、No8はAfLとKとStの合計含有
率が重量比で856ppmである。
率が重量比で856ppmである。
第5表によれば、N025はへ悲、KSSi。
Fe、NiおよびCrの合計含有率が重量比で855p
pmである。
pmである。
第6表のNo25と第3表のNo8を比べてみ、ると、
各温度における引張強さが、N025の方がNo8より
大きいことがわかる。
各温度における引張強さが、N025の方がNo8より
大きいことがわかる。
すなわち、第1群の元素の酸化物に、さらに、Fe5N
iおよびCrを加えた方が、第1群の元素の酸化物のみ
の場合よりも引張強さが向上することがわかる。
iおよびCrを加えた方が、第1群の元素の酸化物のみ
の場合よりも引張強さが向上することがわかる。
なお、No8とN025の引張試験の結果は第1図にも
示されている。
示されている。
次に、第7表のNo25と第4表のNo8を比べてみる
と、加ニスピード、面粗さは、No25の方がNo8よ
りそれぞれ増加、減少していることがわかる。
と、加ニスピード、面粗さは、No25の方がNo8よ
りそれぞれ増加、減少していることがわかる。
すなわち、第1群の元素の酸化物に、さらにFe、Ni
およびCrを加えた方が、第1群の元素の酸化物のみの
場合よりも加ニスピード、面粗さがそれぞれ増加、減少
することがわかる。
およびCrを加えた方が、第1群の元素の酸化物のみの
場合よりも加ニスピード、面粗さがそれぞれ増加、減少
することがわかる。
第6表より次のことがわかる。
試料No19、N022、N026に着目すると、Fe
5Ni%C「のうちFeのみを含有さ峰ても各温度にお
ける引張強さがFeの含有率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
5Ni%C「のうちFeのみを含有さ峰ても各温度にお
ける引張強さがFeの含有率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
試料No21、N024、No27に着目すると、Fe
、Ni、CrのうちNiのみを含有させても各温度にお
ける引張強さがNiの含有率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
、Ni、CrのうちNiのみを含有させても各温度にお
ける引張強さがNiの含有率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
試料No20、No23、N028に着目すると、Fe
、Ni、CrのうちC「のみを含有させても各温度にお
ける引張強さがCrの含H率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
、Ni、CrのうちC「のみを含有させても各温度にお
ける引張強さがCrの含H率が高くなるほど向上するこ
とがわかる。
第7表より次のことがわかる。
試料No19、N022、N026に着目すると、Fe
、Ni、CrのうちFeの含aさせても、放電加工時の
加コニスピードは、被加工物の面粗さは、Feの含有率
が高くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる
。
、Ni、CrのうちFeの含aさせても、放電加工時の
加コニスピードは、被加工物の面粗さは、Feの含有率
が高くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる
。
試料N021、N024、N027に着目すると、Fe
、Ni、CrのうちNiの含有させても、放電加工時の
加ニスピード、被加工物の而粗さは、Niの含有率が高
くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
、Ni、CrのうちNiの含有させても、放電加工時の
加ニスピード、被加工物の而粗さは、Niの含有率が高
くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
試料No20、No23、N028に着目すると、Fe
、Ni、CrのうちC「の含有させても、放電加工時の
加ニスピード、被加工物の而粗さは、Crの含有率が高
くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
、Ni、CrのうちC「の含有させても、放電加工時の
加ニスピード、被加工物の而粗さは、Crの含有率が高
くなるほど、それぞれ増加、減少することがわかる。
第1図は実施N1の試料No8と実施例2のNo25の
引張試験結果を表わすグラフである。 特許出願人 住友電気工業株式会社 −一 No? o 25 第1図 :ず’、 A (aご)
引張試験結果を表わすグラフである。 特許出願人 住友電気工業株式会社 −一 No? o 25 第1図 :ず’、 A (aご)
Claims (2)
- (1)Al、SiおよびKを含む群から選ばれた元素の
酸化物を1種以上含み、前記元素の含有率が重量比で1
00〜1400ppmであって、その残部がモリブデン
および不可避不純物となっている、モリブデン合金から
なる放電加工用電極線。 - (2)前記モリブデン合金は、Fe、NiおよびCrを
含む群から選ばれた元素を1種以上さらに含み、前記元
素の含有率が重量比で10〜500ppmである請求項
1に記載の放電加工用電極線。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26351588A JPH02109641A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 放電加工用電極線 |
US07/422,650 US5028756A (en) | 1988-10-18 | 1989-10-17 | Electrode wire for electric spark cutting |
CH3787/89A CH680420A5 (ja) | 1988-10-18 | 1989-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26351588A JPH02109641A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 放電加工用電極線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109641A true JPH02109641A (ja) | 1990-04-23 |
Family
ID=17390606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26351588A Pending JPH02109641A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-19 | 放電加工用電極線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02109641A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105171154A (zh) * | 2015-06-28 | 2015-12-23 | 成都虹波实业股份有限公司 | 掺钴镁钼合金电极丝及其制造方法 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP26351588A patent/JPH02109641A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105171154A (zh) * | 2015-06-28 | 2015-12-23 | 成都虹波实业股份有限公司 | 掺钴镁钼合金电极丝及其制造方法 |
CN105171154B (zh) * | 2015-06-28 | 2016-05-11 | 成都虹波实业股份有限公司 | 掺钴镁钼合金电极丝及其制造方法 |
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