JPH02109200A - 光応用多点同時計測方法 - Google Patents
光応用多点同時計測方法Info
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- JPH02109200A JPH02109200A JP26134288A JP26134288A JPH02109200A JP H02109200 A JPH02109200 A JP H02109200A JP 26134288 A JP26134288 A JP 26134288A JP 26134288 A JP26134288 A JP 26134288A JP H02109200 A JPH02109200 A JP H02109200A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は光ファイバのパルス伝播時間差を利用した多点
計測方法、特に各計測量の同時計測に関するものである
。
計測方法、特に各計測量の同時計測に関するものである
。
(従来技術)
変電所などの電気所において構内各所に距離をおいて多
数点在する検出点の電流5電圧その他を電気所建屋内な
どの1箇所において集中的に遠隔計測する方法として、
誘導雑音による障害を受けることのない光ファイバを用
い、その伝播光パルスの伝播遅延時間差を利用して計測
する方法が提案されている。この方法は光ファイバの広
帯域性と低損失性を利用するものであって、例えば電流
の計測の場合には第1図に示すように、電力線ELの計
測点に近接して光応用電流センサS1.、S2〜Sn、
例えば光を直線偏光にする偏光子、電流による磁界によ
り偏光面を回転させるファラデー効果素子、偏光面の回
転を光の強弱に変換するための検光子などからなる光応
用電流センサS1〜Snを設け、その光入力端と出力端
を光分岐/結合器CA、CB (以下光分岐器と称す)
を介して往路共通光ファイバ線路AOと復路光ファイバ
線路BOにそれぞれ接続する。
数点在する検出点の電流5電圧その他を電気所建屋内な
どの1箇所において集中的に遠隔計測する方法として、
誘導雑音による障害を受けることのない光ファイバを用
い、その伝播光パルスの伝播遅延時間差を利用して計測
する方法が提案されている。この方法は光ファイバの広
帯域性と低損失性を利用するものであって、例えば電流
の計測の場合には第1図に示すように、電力線ELの計
測点に近接して光応用電流センサS1.、S2〜Sn、
例えば光を直線偏光にする偏光子、電流による磁界によ
り偏光面を回転させるファラデー効果素子、偏光面の回
転を光の強弱に変換するための検光子などからなる光応
用電流センサS1〜Snを設け、その光入力端と出力端
を光分岐/結合器CA、CB (以下光分岐器と称す)
を介して往路共通光ファイバ線路AOと復路光ファイバ
線路BOにそれぞれ接続する。
そして電気所建屋E H内に設置された光送信器O3か
らの第2図(a)に示す光パルス信号P。を、往路光フ
ァイバ線路AOを介して光応用電流センサSl、32.
S3〜Snにそれぞれ送り、第2図(b)に示すそのそ
れぞれの出力光パルス信号P、、P、〜Pnを復路光フ
ァイバ線路BOを介して電気所建屋EH内に設置された
光受信器ORにより受信する。そしてこれにより各光応
用電流センサs1〜Snにおける光送信器から光受信器
までの光ファイバ線路の距離の差、即ち光パルスの伝播
時間の相違により第2図(C)のように受光パルス信号
p〜p1に到達時間差を持たせて、各計測点の電流をそ
れぞれ別個に計測するようにしたものである。
らの第2図(a)に示す光パルス信号P。を、往路光フ
ァイバ線路AOを介して光応用電流センサSl、32.
S3〜Snにそれぞれ送り、第2図(b)に示すそのそ
れぞれの出力光パルス信号P、、P、〜Pnを復路光フ
ァイバ線路BOを介して電気所建屋EH内に設置された
光受信器ORにより受信する。そしてこれにより各光応
用電流センサs1〜Snにおける光送信器から光受信器
までの光ファイバ線路の距離の差、即ち光パルスの伝播
時間の相違により第2図(C)のように受光パルス信号
p〜p1に到達時間差を持たせて、各計測点の電流をそ
れぞれ別個に計測するようにしたものである。
例えば第1図においてセンサS1と32間を接続する光
ファイバ線路の長さdを100mとすると、光ファイバ
中における光伝播速度は約200m/μsecであるの
で、光パルス信号がセンサS2に到達する時刻はセンサ
S1に到達する時刻より0.5μsecだけ遅くなる。
ファイバ線路の長さdを100mとすると、光ファイバ
中における光伝播速度は約200m/μsecであるの
で、光パルス信号がセンサS2に到達する時刻はセンサ
S1に到達する時刻より0.5μsecだけ遅くなる。
更にセンサS2を通った光パルス信号が光受信器ORに
戻っζ来る時刻はセンサS1を通って光パルス信号のそ
れよりも1μsecだけ遅くなる。そこでこの到達時間
差を考慮に入れてパルス幅が1μsecより短い光パル
スを送信すれば、光受信器ORにより受信されるセンサ
S1からの光パルスP、とS2からのP2とは重なるこ
とがなく、往復2本の光ファイバ線路を用いて複数点の
電流をそれぞれ独立に計測できる。
戻っζ来る時刻はセンサS1を通って光パルス信号のそ
れよりも1μsecだけ遅くなる。そこでこの到達時間
差を考慮に入れてパルス幅が1μsecより短い光パル
スを送信すれば、光受信器ORにより受信されるセンサ
S1からの光パルスP、とS2からのP2とは重なるこ
とがなく、往復2本の光ファイバ線路を用いて複数点の
電流をそれぞれ独立に計測できる。
(従来技術の問題点)
この方法はそれ以前に行われている各センサ毎に光ファ
イバ線路や光送受信器を設けて計測する初期の方法に比
べて、光ファイバ数の大幅な削減、これによる電気所建
屋内への引込み光ファイバ線路の大幅な輻較の緩和、送
受信器数の削減など、設備費の低廉化、保守点検の容易
化などのすぐれた利点をうけながら多点計測を行うこと
ができ、しかも光ファイバにより光パルスの到達時間差
が設定されるため、動作が確実である。
イバ線路や光送受信器を設けて計測する初期の方法に比
べて、光ファイバ数の大幅な削減、これによる電気所建
屋内への引込み光ファイバ線路の大幅な輻較の緩和、送
受信器数の削減など、設備費の低廉化、保守点検の容易
化などのすぐれた利点をうけながら多点計測を行うこと
ができ、しかも光ファイバにより光パルスの到達時間差
が設定されるため、動作が確実である。
しかしこの方法における電流の検出は光パルスがセンサ
に到達した時刻に行われるため、同一時刻の検出を行う
ことができない。従って例えば送電線の2点において故
障電流の瞬時値を検出して比較し、その結果により保護
リレーを動作させて線路遮断を行う場合のように、同一
時刻における複数点の電流瞬時値の同時検出の要求に応
えることができない。例えば現在使用されているデジタ
ル保護リレーでは50〜60BKの交流電流の1サイク
ル当たり12回サンプリングすることが行われているが
、この場合サンプリング時刻誤差を数10μsec以下
に抑えることが要求される。しかし例えばサンセS1と
Sn間の光ファイバ線路の長さしが1000mであった
場合、光パルスが各センサに到達する時刻には最大5μ
sec往復で10μsecの無視できない時間差を発生
する。また逆に長さしが短くなった場合には遅延時間差
は小となるが、この場合には光受信器での光パルスの重
なりを防ぐため、光パルスの幅を小として光受信器の帯
域を広げる必要がある。従って光受信器のSN比の低下
を招いて測定精度を悪化させる。従って従来の多点計測
方法では同時検出の要求に応えることができにく い。
に到達した時刻に行われるため、同一時刻の検出を行う
ことができない。従って例えば送電線の2点において故
障電流の瞬時値を検出して比較し、その結果により保護
リレーを動作させて線路遮断を行う場合のように、同一
時刻における複数点の電流瞬時値の同時検出の要求に応
えることができない。例えば現在使用されているデジタ
ル保護リレーでは50〜60BKの交流電流の1サイク
ル当たり12回サンプリングすることが行われているが
、この場合サンプリング時刻誤差を数10μsec以下
に抑えることが要求される。しかし例えばサンセS1と
Sn間の光ファイバ線路の長さしが1000mであった
場合、光パルスが各センサに到達する時刻には最大5μ
sec往復で10μsecの無視できない時間差を発生
する。また逆に長さしが短くなった場合には遅延時間差
は小となるが、この場合には光受信器での光パルスの重
なりを防ぐため、光パルスの幅を小として光受信器の帯
域を広げる必要がある。従って光受信器のSN比の低下
を招いて測定精度を悪化させる。従って従来の多点計測
方法では同時検出の要求に応えることができにく い。
(発明の目的)
本発明は各センサにおける計測量の検出を高い同時性を
得ながら行いうる、光ファイバのパルス伝播遅延時間差
を利用した新しい多点計測方法を提供し、送電線の保護
継電方式などにおいて要求される電流電圧などの同時検
出を可能としたものである。
得ながら行いうる、光ファイバのパルス伝播遅延時間差
を利用した新しい多点計測方法を提供し、送電線の保護
継電方式などにおいて要求される電流電圧などの同時検
出を可能としたものである。
(問題点を解決するための本発明の手段)第3図は本発
明の原理説明図であって、その特徴とするところは次の
点にある。
明の原理説明図であって、その特徴とするところは次の
点にある。
■ 光分岐器CA、CBを例えば3個の光応用電流セン
サS]、、S2.S3からほぼ等距離の点に設けて、光
分岐器CAとセンサS1.、S2.S3の光入力端とを
同一長さの往路光ファイバ線路A】A2.A3により結
ぶと共に、電気所建屋EH内などに設けた光送信器O8
と光分岐器CAとを往路共通光ファイバ線路AOにより
結ぶ。そしてこれにより光送信器O8からの第4図(a
)の光パルスP0が光分岐器CAにおいて第4図(b)
のように3個に分岐されてそれぞれセンサ5LS2、S
3に同時に到達するように構成して、各センサにおいて
同一時刻に検出が行われるようにする。
サS]、、S2.S3からほぼ等距離の点に設けて、光
分岐器CAとセンサS1.、S2.S3の光入力端とを
同一長さの往路光ファイバ線路A】A2.A3により結
ぶと共に、電気所建屋EH内などに設けた光送信器O8
と光分岐器CAとを往路共通光ファイバ線路AOにより
結ぶ。そしてこれにより光送信器O8からの第4図(a
)の光パルスP0が光分岐器CAにおいて第4図(b)
のように3個に分岐されてそれぞれセンサ5LS2、S
3に同時に到達するように構成して、各センサにおいて
同一時刻に検出が行われるようにする。
■ 光分岐器CBと各センサS1.,32.S3の光出
力端とをそれぞれ長さの異なる光ファイバ線路、例えば
同一長さの復路光ファイバ線路Bl、82B3と、これ
と直列に接続された長さの異なる復路遅延用光ファイバ
線路DI、D2.D3を用いて結ぶと共に、光分岐器C
Bと電気所建屋EH内に設けた光受信器ORとを復路共
通光ファイバ線路BO例えば前記AOと同一長さの光フ
ァイバ線路により結ぶ。
力端とをそれぞれ長さの異なる光ファイバ線路、例えば
同一長さの復路光ファイバ線路Bl、82B3と、これ
と直列に接続された長さの異なる復路遅延用光ファイバ
線路DI、D2.D3を用いて結ぶと共に、光分岐器C
Bと電気所建屋EH内に設けた光受信器ORとを復路共
通光ファイバ線路BO例えば前記AOと同一長さの光フ
ァイバ線路により結ぶ。
そして復路の光ファイバ線路の長さに対応した遅延時間
差をもつ、センサSl、S2.S3からの光パルスP+
、Pz、P3が光分岐器CBに順次到達し、第4図(C
)のように光パルス列となって復路共通光ファイバ線路
BOを通って光受信器ORに戻るように構成して、Si
、S2,33からの光パルスを時間的に分離してそれぞ
れ別個に計測しうるようにしたものである。
差をもつ、センサSl、S2.S3からの光パルスP+
、Pz、P3が光分岐器CBに順次到達し、第4図(C
)のように光パルス列となって復路共通光ファイバ線路
BOを通って光受信器ORに戻るように構成して、Si
、S2,33からの光パルスを時間的に分離してそれぞ
れ別個に計測しうるようにしたものである。
(適用例)
第5図は変電所の甲、乙母線BTI とBT2の各相電
流と、断路器OBと遮断器CBを介して母線から引出さ
れた、66KV送電線ELの各相電流の同時計測におけ
る本発明の適用例である。図においてCPtJは中央処
理装置、Mは電気所建屋EH内に設けられた計測ユニッ
トで次の各部から形成される。0はパルス発振器、O3
は発光ダイオードや半導体レーザなどの発光素子により
形成された光送信器で、中央処理装置CPUからの指令
に基づき動作するパルス発振器Oの出力を受けて光パル
ス信号P0を送出する。ORは光受信器であって、例え
ばアバランシェホトダイオードのような受光素子などに
よって形成され、受信した光パルスを電気信号に変換す
るものである。上記発光素子は高山ノjのもの、受光素
子は高感度のものの使用が望ましい。Aは増幅器、A/
Dは高速のアナログ・デジタル変換器、MWは波形メモ
リ、PRは前処理部であって、アナログ・デジタル変換
器A/Dはパルス発振器Oからのトリガ信号P。
流と、断路器OBと遮断器CBを介して母線から引出さ
れた、66KV送電線ELの各相電流の同時計測におけ
る本発明の適用例である。図においてCPtJは中央処
理装置、Mは電気所建屋EH内に設けられた計測ユニッ
トで次の各部から形成される。0はパルス発振器、O3
は発光ダイオードや半導体レーザなどの発光素子により
形成された光送信器で、中央処理装置CPUからの指令
に基づき動作するパルス発振器Oの出力を受けて光パル
ス信号P0を送出する。ORは光受信器であって、例え
ばアバランシェホトダイオードのような受光素子などに
よって形成され、受信した光パルスを電気信号に変換す
るものである。上記発光素子は高山ノjのもの、受光素
子は高感度のものの使用が望ましい。Aは増幅器、A/
Dは高速のアナログ・デジタル変換器、MWは波形メモ
リ、PRは前処理部であって、アナログ・デジタル変換
器A/Dはパルス発振器Oからのトリガ信号P。
により、光送信器O3による光パルスP0の送信と同期
して受信光パルス列のアナログ・デジタル変換を開始し
、その結果は波形メモリMWに一旦記憶されたのち前処
理部PRに転送されて電流値への変換が行われる。そし
てその結果は中央処理装置CPUに転送されて所要の制
御動作が行われる。
して受信光パルス列のアナログ・デジタル変換を開始し
、その結果は波形メモリMWに一旦記憶されたのち前処
理部PRに転送されて電流値への変換が行われる。そし
てその結果は中央処理装置CPUに転送されて所要の制
御動作が行われる。
次にAO,BOは往および復路共通光ファイバ線路で、
その要求される性能としては伝送損失3dB/lai以
下、伝送帯域30MHz以上を満足すればよいので、以
下に述べる各光ファイバ線路復路遅延用光ファイバ線路
を含めて光通信などに使用されている一般の光ファイバ
が用いられる。CA、CBは光分岐器、Al、 A2.
A3.〜A9は同一長さの往路光ファイバ線路であっ
て、光パルスは光ファイバ中を200m/μsecの速
度で伝播するので、各光性路ファイバ長は約20mの誤
差精度で調節されればよい。このようにすれば各センサ
におけるザンブリング時刻精度を0.1μsec以下に
することができ、前記デジタル保護リレーにおける所要
サンプリング精度(数10μ5ec)と比較して殆ど無
視できる値にすることができる。次にSl、S2.〜S
9は光応用電流センサであって、このうちSl、、S2
、S3は66KV送電線ELの各相電流のセンサ、S4
、S5,36および37.38.S9は甲および乙母線
の各相電流のセンサである。B1.、B2.〜B9はそ
れぞれ同一の長さの復路光ファイバ線路、B1.Oは光
分岐器CA、CB間を直接結ぶ短い光ファイバ線路、D
i、D2、〜D9は復路遅延用光ファイバであって、例
えば送信光パルスの時間幅を0.25μsecとしたと
き各遅延用光ファイバDi、D2.〜D9(7)長さを
100mから900 mまで100m毎に異なる長さと
することにより、各センサSl、 32.33〜S9か
らの光パルスをQ、571sec宛遅らせて光分岐器C
B’ に加えることができる。従って各光パルスが時間
的に重なることがなく参照光用光パルスP、。を含む1
0個のパルスからなるパルス列となって光受信器ORに
加えられる。
その要求される性能としては伝送損失3dB/lai以
下、伝送帯域30MHz以上を満足すればよいので、以
下に述べる各光ファイバ線路復路遅延用光ファイバ線路
を含めて光通信などに使用されている一般の光ファイバ
が用いられる。CA、CBは光分岐器、Al、 A2.
A3.〜A9は同一長さの往路光ファイバ線路であっ
て、光パルスは光ファイバ中を200m/μsecの速
度で伝播するので、各光性路ファイバ長は約20mの誤
差精度で調節されればよい。このようにすれば各センサ
におけるザンブリング時刻精度を0.1μsec以下に
することができ、前記デジタル保護リレーにおける所要
サンプリング精度(数10μ5ec)と比較して殆ど無
視できる値にすることができる。次にSl、S2.〜S
9は光応用電流センサであって、このうちSl、、S2
、S3は66KV送電線ELの各相電流のセンサ、S4
、S5,36および37.38.S9は甲および乙母線
の各相電流のセンサである。B1.、B2.〜B9はそ
れぞれ同一の長さの復路光ファイバ線路、B1.Oは光
分岐器CA、CB間を直接結ぶ短い光ファイバ線路、D
i、D2、〜D9は復路遅延用光ファイバであって、例
えば送信光パルスの時間幅を0.25μsecとしたと
き各遅延用光ファイバDi、D2.〜D9(7)長さを
100mから900 mまで100m毎に異なる長さと
することにより、各センサSl、 32.33〜S9か
らの光パルスをQ、571sec宛遅らせて光分岐器C
B’ に加えることができる。従って各光パルスが時間
的に重なることがなく参照光用光パルスP、。を含む1
0個のパルスからなるパルス列となって光受信器ORに
加えられる。
なお復路遅延用光ファイバの長さが短すぎると送信光パ
ルスの時間幅を短くし、光受信器ORの受光素子の帯域
を広げる必要があるので、例えば第6図のようにSN比
の低下を生じて測定誤差を大とする。また逆に長すぎて
も伝送損失の増大により光パルスのレベルを小さくして
測定誤差の増大を招く。従って適切な長さに選定する必
要がある。なお図では遅延用光ファイバDI、D2.〜
D9、参照光用光ファイバBIO1光分岐器CA、CB
を1個のケース内に収容して電気所構内に設置する場合
を示している。(勿論ケース内には電源や電気回路は含
まず、光回路のみで構成される)以上本発明を電流の計
測について説明したが、光応用電圧センサその他光を応
用したセンサを用いることにより各種計fM量の多点計
測方法による同時計測を行いうる。また同一変電所構内
に複数組の多点計測システムがあり、すべてのシステム
において同一時刻における計測量を得たい場合には、例
えば第5図中に示すシステムM、M1.Mnを中央制御
装置CPUにより制御して、各システムの光送信器の間
で送信タイミングを調整すればよい。
ルスの時間幅を短くし、光受信器ORの受光素子の帯域
を広げる必要があるので、例えば第6図のようにSN比
の低下を生じて測定誤差を大とする。また逆に長すぎて
も伝送損失の増大により光パルスのレベルを小さくして
測定誤差の増大を招く。従って適切な長さに選定する必
要がある。なお図では遅延用光ファイバDI、D2.〜
D9、参照光用光ファイバBIO1光分岐器CA、CB
を1個のケース内に収容して電気所構内に設置する場合
を示している。(勿論ケース内には電源や電気回路は含
まず、光回路のみで構成される)以上本発明を電流の計
測について説明したが、光応用電圧センサその他光を応
用したセンサを用いることにより各種計fM量の多点計
測方法による同時計測を行いうる。また同一変電所構内
に複数組の多点計測システムがあり、すべてのシステム
において同一時刻における計測量を得たい場合には、例
えば第5図中に示すシステムM、M1.Mnを中央制御
装置CPUにより制御して、各システムの光送信器の間
で送信タイミングを調整すればよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように本発明によれば、光ケー
ブル数の削減、これにもとづく光ファイバの輻較化の防
止などによる設備費の低減、保守点検の容易化、誘導雑
音による障害防止などの各種の利点を有する光ファイバ
による多点計測方法を用いて、例えば電力系統その他の
電気回路の保護継電方式において必要とされる電流電圧
の同時計測を行うことができる。
ブル数の削減、これにもとづく光ファイバの輻較化の防
止などによる設備費の低減、保守点検の容易化、誘導雑
音による障害防止などの各種の利点を有する光ファイバ
による多点計測方法を用いて、例えば電力系統その他の
電気回路の保護継電方式において必要とされる電流電圧
の同時計測を行うことができる。
しかも本発明においては光ファイバ線路によってのみ検
出時刻が調整されるため、高い同時性が確保される。従
って従来の光ファイバ線路、計測システムなどを各セン
サ毎に設けて多点計測するものに比べて、簡素化された
システムにより確実な保護継電システムなどの実現が可
能となるすぐれた効果が得られる。
出時刻が調整されるため、高い同時性が確保される。従
って従来の光ファイバ線路、計測システムなどを各セン
サ毎に設けて多点計測するものに比べて、簡素化された
システムにより確実な保護継電システムなどの実現が可
能となるすぐれた効果が得られる。
第1図、第2図は従来方法の説明図、第3図。
第4図は本発明の原理説明図、第5図、第6図は本発明
の詳細な説明図である。 E L −・・送電線、 SL、S2.〜S9.Sn
−光応用電流センサ、 CA、CB・・・光分岐器、A
O・・・往路共通光ファイバ線路、 BO・・・復路共
通光ファイバ線路、 O8・・・光送信器、A1゜A2
.A3〜A9・・・往路光ファイバ線路、Bl、B2,
83〜B9・・・復路光ファイバ線路、BIO・・・参
照光用光ファイバ、 DI、D2.D3〜D9・・・復路遅延用光ファイバ。
の詳細な説明図である。 E L −・・送電線、 SL、S2.〜S9.Sn
−光応用電流センサ、 CA、CB・・・光分岐器、A
O・・・往路共通光ファイバ線路、 BO・・・復路共
通光ファイバ線路、 O8・・・光送信器、A1゜A2
.A3〜A9・・・往路光ファイバ線路、Bl、B2,
83〜B9・・・復路光ファイバ線路、BIO・・・参
照光用光ファイバ、 DI、D2.D3〜D9・・・復路遅延用光ファイバ。
Claims (1)
- (1)一本の往路共通光ファイバ線路により送られた光
送信器からの1個の光パルスを光応用センサ数に対応す
る数の同一長さの往路光ファイバ線路により分岐して前
記各光応用センサに加え、かつ前記各光応用センサから
の出力光をそれぞれ異なる長さの復路光ファイバ線路を
介して一本の復路共通光ファイバ線路により結合して1
つの光受信器に加えることにより、各センサにおける被
計測量の検出を同一時刻とすると共に、前記各光応用セ
ンサからの各光パルスを時間的に分離して取得するよう
にしたことを特徴とする光応用多点同時計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26134288A JPH02109200A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 光応用多点同時計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26134288A JPH02109200A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 光応用多点同時計測方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109200A true JPH02109200A (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=17360498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26134288A Pending JPH02109200A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 光応用多点同時計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02109200A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006208047A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 多点同時測定データ処理装置及び方法 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP26134288A patent/JPH02109200A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006208047A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 多点同時測定データ処理装置及び方法 |
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