JPH02107819A - 摺動部材 - Google Patents

摺動部材

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JPH02107819A
JPH02107819A JP26199788A JP26199788A JPH02107819A JP H02107819 A JPH02107819 A JP H02107819A JP 26199788 A JP26199788 A JP 26199788A JP 26199788 A JP26199788 A JP 26199788A JP H02107819 A JPH02107819 A JP H02107819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
sliding member
synthetic resin
cutting tool
pitch
Prior art date
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Pending
Application number
JP26199788A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufusa Moriguchi
森口 和総
Ikuo Sekiguchi
関口 育男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Somar Corp
Original Assignee
Somar Corp
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Filing date
Publication date
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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、使用に際しての摺動特性の経時変化が著しく
小さい合成樹脂製摺動部材に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 超高分子量ポリエチレンや弗素樹脂等の合成樹脂をワッ
シャー等の摺動部材として用いることは広く行われてい
る。
ところで、このような摺動部材においては、使用してい
るうちに、その摺動面の摺動特性(摩擦係数)が悪化す
るという問題があるが、現在のところ、その解決のため
の有効な手段は未だ提案されていない。
(発明の効果) 本発明は合成樹脂製摺動部材に見られる前記問題点を解
決することをその課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、意外にも、その摺動面に特定ピッチの微細凹凸形
状を設けることにより、その課題を解決し得ることを見
出し1本発明を完成するに到った。
即ち2本発明によれば、合成樹脂製摺動部材において、
該摺動部材の摺動面をピッチ0.1〜0.5mの微細凹
凸形状面に形成したことを特徴とする摺動部材が提供さ
れる。
本発明で摺動部材を構成する合成樹脂としては。
超高分子量ポリエチレン、ポリエチレン又はその共重合
体等のポリオレフィン系樹脂やフッ素樹脂の他、シリコ
ーン樹脂等が挙げられる。また、このような合成樹脂は
、例えば、補助成分として、油、グラファイト、二硫化
モリブデン、粒状フィラーなどの潤滑剤及びタルク、ガ
ラスファイバーカーボンファイバーなどの強化材等を含
んでいてもよい。
本発明の摺動部材は、それらの合成樹脂からなる摺動部
材の摺動面を、ピッチ0.1〜0.5μ閣の微細凹凸形
状面に形成したものである。第1図に本発明の摺動部材
の摺動面の断面形状についての1つの実施例を示す。
第1図において、a及すはそれぞれ摺動面に形成された
凹部及び凸部を示し、隣接する凸部の頂点間の距離P工
、P2.・・・は、ピッチを示す。
本発明においては、隣接する凸部頂点間の各距離を示す
ピッチP工、P2.・・・は、いずれも0.1−0.5
+mの範囲にあることが必要である。ピッチがこの範囲
を逸脱すると、使用に際し摺動特性が著しく悪化する。
また、ピッチP□、P2.・・・は同じ長さである必要
は、なく、それぞれ異った長さであることができる。さ
らに1本発明の場合、表面粗さRz(JISBO601
による10点平均粗さ)は、15μm以上、好ましくは
20pI11以上にするのがよい。
本発明の摺動部材は、各種の方法で製造することができ
る6例えば1合成樹脂のブロック体を切削バイトで所定
厚さに切削してシート体とする時に、その切削バイトと
して、その刃先を前記のような微細凹凸形状に形成した
ものを用いることにより、表面が所要のピッチを有する
微細凹凸形状に形成されたシートを得る1次に、このシ
ートを所要形状に切断加工や打抜加工して摺動部材を得
る。また、通常の切削バイト刃によって切削された合成
樹脂のシート体又は押出成形等によって形成されたシー
ト体の表面部を、刃先を1&細凹凸形状に形成したバイ
ト刃によって薄く切削した後、所要形状に切断加工や打
抜加工する。さらに、従来法と同様にして得られた摺動
部材の表面に、表面が所要の微細凹凸形状面に形成され
た押圧部材を押圧することによって得ることができる。
この場合、必要に応じて、押圧部材又は摺動部材を樹脂
の軟化温度範囲に加熱することができる。さらにまた、
金型を用いる合成樹脂の成形法において、金型として、
その内表面が所要の*m凹凸形形状面形成されたものを
用いることによって本発明の摺動部材を得ることができ
る。
本発明の摺動部材において、その表面に形成する微細凹
凸形状は、その凹凸部によって形成される溝部が一方向
又は2方向(縦横方向)に向う直線状に形成し得る他、
同心円状に形成することもできる。
(発明の効果) 本発明の摺動部材は、その摺動面が特定の凹凸形状面に
形成され、その摺動特性(M擦係数)が使用中に悪化し
ないという特徴を有するものである。
本発明の摺動部材の接触する相手部材の表面は、合成樹
脂や金属、セラミックス等で形成された平滑面であるこ
とができ、また1本発明の摺動部材と同様に表面が微細
凹凸形状であることができる。
本発明の摺動部材は、スラストワッシャー等の各種ワッ
シャーとして用いられる他、トルク調節シート、摺動パ
ツキン等として用いられる。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 超高分子量ポリエチレン(0,5mg/mlデカリン1
35℃溶液における極限粘度が16)を圧縮成形して得
たブロック(厚さ”100mm、外径=200m11.
内径=60+am)を1巾=120ma+、刃先をピッ
チ=0.1mm、深さ= 20 pm mの凹凸状に加
工した切削バイトをセットしたスカイブマシーンにて巾
=100mm、厚さ”0.13mm、表面粗さRz=2
0μmm(JIS 80601の10点平均粗さ測定法
による)、長さ=220mのテープを作製した。
実施例2 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾=120Imm、ピッチ=0.3mm、深さ
= 5 Q pm mの凹凸に加工した切削バイトにて
巾=lOOmm、厚さ=0.13mm、表面粗さRz:
24μ++++a、長さ=220111のテープを作製
した。
実施例3 実施例1で使用した同じ超高分子量ポリエチレンを使用
し、刃巾=120+w+s、刃先をピッチ=0.4mm
深さ20−mの凹凸状に加工した切削バイトをセットし
たスカイブマシーンにて巾=lOOm+a、厚さ0.1
3mm、表面粗さRz=22μmm(JIS BO60
1の10点平均粗さ測定法による)、長さ=220mの
テープを作製した。
実施例4 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾=120mm、ピッチ=0.4mm、深さ2
50μmmの凹凸に加工した切削バイトにて巾=100
I1m、厚さ=0 、5mm、表面粗さRz=53戸+
a、長さ=5011のテープを作製した。
実施例5 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾=120mm、ピッチ=0 、4mm、深さ
=25声mの凹凸に加工した切削バイトにて巾=100
mm、厚さ0.5mm、表面粗さ= 28 pmm 、
長さ=50mのテープを作製した。
実施例6 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾:120mm、ピッチ=0.5m+m、深さ
=50μ1lfflの凹凸に加工した切削バイトにて巾
=100a+m、厚さ=0.13mm、表面粗さRz=
55.7μ1III11、長さ=220mのテープを作
製した。
実施例7 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾:120mm、ピッチ:0.5mm、深さ=
35pmmの凹凸に加工した切削バイトにて巾=100
mI11、厚さ”0.13mm、表面粗さRz = 3
9 pre rm、長さ=22011のテープを作製し
た。
比較例1 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾=120II11、刃先の凹凸をつけない切
削バイトにて巾420mm、厚さ”0.13mm、表面
粗さRz:14.74+a、長さ=220mのテープを
作製した。
比較例2 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾”120mm、ピッチ”0.05mm、深さ
=257a+mの凹凸に加工した切削バイトにて巾=1
0011m、厚さ=0.5+sm、表面粗さRz=18
−m、長さ=50Waのテープを作製した。
比較例3 実施例1で使用したと同じ超高分子量ポリエチレンを使
用し、1巾:120mm、ピッチ=0.6mm、深さ=
25μsmの凹凸に加工した切削バイトにて巾=100
m+a、厚さ=0.5m+m、表面粗さRz = 65
4111、長さ=50fflのテープを作製した。
次に、前記で得られた各テープから、内径20mm、外
径25.6mmのリングを打抜いてサンプルを作り、こ
のサンプルを用い、以下のようにしてその摩擦試験を行
って5!擦係数の経時変化を調べた。その結果を表−1
に示す。
(試験法) 銘木式摩擦摩耗試験機(■オリエンチック製、型式EF
M−4)を用い、相手材に545Cリング(内径=20
閣、外径:25.6+m+、高さ:15mm)を用い、
摺動速度=20I/秒、面圧:0.75kg/cj、測
定時間:5分後と6時間後の条件で前記摺動部材の摩擦
係数を測定した。
表−1
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の摺動部材の表面に形成された微細凹凸
形状を断面時に示すものである。 a・・・凹部、 b・・・凸部、 p、、p2・・・ピ
ッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチック材料からなる摺動部材において、該
    摺動部材の摺動面を、ピッチ0.1〜0.5mmの微細
    凹凸形状面に形成したことを特徴とする摺動部材。
JP26199788A 1988-10-18 1988-10-18 摺動部材 Pending JPH02107819A (ja)

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JP26199788A JPH02107819A (ja) 1988-10-18 1988-10-18 摺動部材

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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