JPH02107816A - 磁気軸受を備えた回転機械 - Google Patents

磁気軸受を備えた回転機械

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Publication number
JPH02107816A
JPH02107816A JP22739089A JP22739089A JPH02107816A JP H02107816 A JPH02107816 A JP H02107816A JP 22739089 A JP22739089 A JP 22739089A JP 22739089 A JP22739089 A JP 22739089A JP H02107816 A JPH02107816 A JP H02107816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
end plate
resonance
rotary
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22739089A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yoneyama
米山 光穂
Osami Matsushita
修己 松下
Michiyuki Takagi
高木 亨之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22739089A priority Critical patent/JPH02107816A/ja
Publication of JPH02107816A publication Critical patent/JPH02107816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スラスト方向あるいはラジアル方向の軸受を
磁気軸受で支持する構造のロータに係り機械的ダンパに
より曲げの共振を抑制した低振動の回転機械に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のターボ分子ポンプとしては例えば特公昭
57−30998号公報に記載されているものがあり、
本発明の対象とするダンパ装置としては特公昭52−2
6578号公報に記載されているものがある。
従来のターボ分子ポンプについて第7図を用い、その構
成を説明すると、つり鐘ロータ1に複数段設けられた動
翼2とケーシング3内面に設けられた静!4とインナー
ロータ5を回転させる駆動モータ6を備え、動翼2と静
翼4とを交互に配置させた構成となっていて、ロータ1
および動翼2の回転により吸込ロアから低真空側の吐出
口8に気体分子を運ぶことによって吸込ロア側の超高真
空が得られるようになっている。ロータ1は、その中心
部からインナーロータ5が分枝されていて、このインナ
ーロータ5は、2組の磁気的なラジアル軸受9a、9b
により支持されている。ロータ1の軸方向すなわち重量
は、インナーロータ5の下端に設けられたスラストヨー
ク10aをはさみ込んで設置されたスラスト軸受10で
支持される。
これらの磁気軸受は、ラジアル変位センサ11a。
11b、スラスト変位センサ12の出力をフィードバッ
クし、ロータ1を制御している。
次に、電磁軸受で支えられた完全浮上形のロータシャフ
ト5の例を第4図(a)に示す。左右のラジアル軸受9
及び左端のスラスト軸受10は、電磁石によって制御さ
れる電磁軸受である。このようなロータシャフト5にお
ける共振点は第4図(b)に示すように剛体モードと第
4図(C)のように軸の曲げモードの共振点がある。こ
れを回転させたとすると、第5図のように通常Ω1.Ω
2の2つの剛体モードの共振を通過させた後、定格回転
数Ωrに達する。Ω8.Ω4などの曲げモードは、定格
回転数より高いのでその共振点を通過させる必要がない
ことを想定する。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、コントローラは、一般に第6図(a)。
(b)のように高周波になる程ゲインが下がり、位相は
遅れる。そのために静止の浮上状態でΩ3が不安定とな
り、電磁軸受で支えたとき1曲げモードの発振現象とな
って現われる場合がある。このように、一般に回転数範
囲の共振点Ω工、Ω2については、コントローラで安定
に制御されるが、回転数より高い周波数のロータの曲げ
モードまでの安定な制御が不可能で不安定になりやすい
。ロータ軸について羽根曲げモードの共振点も第4図(
d)のように通常回転数より高く、制御の及ばない範囲
となり不安定になりやすい。
このような定格回転数以上高い周波数のモードの発振が
起こると、それが邪魔してΩ1やΩ2の共振点の減衰を
高めようとしても、コントローラの調整はうまくいかな
い。
従来のターボ分子ポンプにおいては、ロータの重量低減
、性能面上等により翼の板厚も薄くなり、またシャフト
の径も細くなってきている。これによりロータの曲げモ
ードの固有振動数が低下して回転に対する固有振動数の
回転次数比の小さいところで一致し共振を起こすロータ
系になっている。
また真空中であるので一般のターボ機械のような流体力
が生じないと考えられるが0 、2 Torr程度より
流体力が生じ翼を励振させることがある。このロータの
固有振動数は、一般に第4図(b)に示すように分布す
る。まず剛体モードの固有値があり、定格回転数以上に
羽根あるいは翼の1次の曲げ振動及び端板の節直径体振
動モードがある。
このようなことから、回転次数比の小さい場合共振応答
倍率は高くなるので翼及び端板等は固有振動数を高くす
る設計を行なう必要がある。しかしロータの重量の低減
、性能向上を考慮すると限度がある。端板の振動は、翼
の振動に比べ高周波であり一般的には問題にならない。
しかし電磁軸受では、その振動がコントローラに入力さ
れるために、コントローラはその信号をも制御しようと
するためにコントローラは余分なコントロールをしなけ
ればならなくなる。このようなロータの曲げモードの高
周波の制御は一般には補償されていないので発振するこ
とになる。そうすると剛体モードの低周波の制御も含め
ると容量不足を生じることになる。このようなロータの
高次モードの共振に対しては従来特に配慮がなされてい
なかった6本発明の目的は、軸受制御のコントローラの
パワー不足を解消でき、また低次剛体モード°を低振動
として安定な回転のできる回転機械を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的はロータと、前記ロータに設けられた翼と、前
記ロータを支承する磁気的な径方向軸受及び軸方向軸受
とを備えた回転機械において、前記ロータの回転部に機
械的なダイナミックダンパを設けることによって達成さ
れる。
〔作用〕
ロータの端板に円板あるいはリング等の機械的ダイナミ
ックダンパを設けることにより接触による構造的な減衰
効果を持たせ、端板の共振や翼の共振などの定格回転数
以上の高次モードを回避でき、危険速度通過時の応答倍
率を低下させ、コントローラに負担をかけることなく安
定で高速回転のできる回転体を提供できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
つり鐘ロータ1に複数段設けられたa翼2とケーシング
3内面に設けられた静翼4とロータシャフト5を回転さ
せる駆動モータ6を備え、動翼2と静翼4とを交互に配
置させた構成となっていて上部のラジアル軸受9a、下
部のラジアル軸受9b、下部のスラスト軸受10 a、
10 b、10 cにより支持されている。そして端板
13に円板14がボルト15により接触固定されている
端板13の振動が生じた場合、端板13と円板14の固
有振動数が異っていることから接触面では互いに異なっ
た動きをする。このため構造的な減衰効果が生じて端板
13の振動が低下することになる。
第2図は他の実施例を示す。端板13と円板14の間に
Oリング15等の粘弾性材料を設けることにより減衰効
果をもたせることを考えられる。
第3図は他の実施例である。端板13にハウジング17
の内部にリング18a、18bを配置しカバー19によ
り固定された構造にすることにより、リング18a、1
8bの上面、下面の接触による減衰効果が増加しロータ
からの振動を減衰させコントローラに外乱的な振動を入
力することなく安定な回転のできるロータとなる。
リングの作り方としては、節直径1本の振動数が回転数
以上の高次モード(端板共振2回転数や翼の共振周波数
)に一致させることにより、より効果が大である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロータの端板、翼に機械的なダンパを
設け、このダンパの減衰効果により、回転時に生ずる、
翼の共振、端板の共振及び曲げの危険速度通過時の応答
倍率が低下できるのでコントローラのパワー不足の解消
、コントローラの小形化ができ、高速回転まで安定性の
ある回転体となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例を示す縦断面
図、第4図(a)は、電磁軸受式完全浮上形ロータの概
略図、(b)は剛体ノード、(C)はロータの曲げモー
ド、(d)は羽根の曲げモードを示す線図、第5図は、
回転に対する応答線図、第6図(a)は、コントローラ
のゲイン、(b)は位相特性を示す線図、第7図は、従
来のターボ分子ポンプの縦断面図である。 1・・・つり鐘ロータ、2・・・動翼、3・・・ケーシ
ング、4・・・静翼、5・・・ロータシャフト、6・・
・駆動モータ、7・・・吸込口、8・・・吐出口、9・
・・ラジアル軸受、10・・・スラスト軸受、10a・
・・スラストヨーク、10b・・・下ステータ、10c
・・・上ステータ、11a。 11b・・・ラジアル変位センサ、12・・・スラスト
変位センサ、13・・・端板、14・・・円板、15・
・・ボルト、16・・・0リンク、17・・・ハウジン
グ、18・・・猶  1 ■ 図 ■ 図 嘉 図 ■ 図 U−) (I)) ■ 図 (L)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロータと、前記ロータに設けられた翼と、前記ロー
    タを支承する磁気的な径方向軸受及び軸方向軸受とを備
    えた回転機械において、前記ロータの回転部に機械的な
    ダイナミックダンパを設けたことを特徴とする磁気軸受
    を備えた回転機械。 2、特許請求の範囲第1項記載の磁気軸受を備えた回転
    機械において、前記翼はケーシング内にその軸方向に沿
    つて多段に設けた静翼と、前記静翼間に位置しかつケー
    シングの中心に位置するロータ外周に設けられた動翼で
    あることを特徴とする磁気軸受を備えた回転機械。
JP22739089A 1989-09-04 1989-09-04 磁気軸受を備えた回転機械 Pending JPH02107816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22739089A JPH02107816A (ja) 1989-09-04 1989-09-04 磁気軸受を備えた回転機械

Applications Claiming Priority (1)

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JP22739089A JPH02107816A (ja) 1989-09-04 1989-09-04 磁気軸受を備えた回転機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02107816A true JPH02107816A (ja) 1990-04-19

Family

ID=16860070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22739089A Pending JPH02107816A (ja) 1989-09-04 1989-09-04 磁気軸受を備えた回転機械

Country Status (1)

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JP (1) JPH02107816A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449697U (ja) * 1990-08-30 1992-04-27
JP5541464B2 (ja) * 2009-02-18 2014-07-09 株式会社島津製作所 ターボ分子ポンプ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449697U (ja) * 1990-08-30 1992-04-27
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