JPH02107126A - 植物ディスプレー装置の容器 - Google Patents

植物ディスプレー装置の容器

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Publication number
JPH02107126A
JPH02107126A JP13569889A JP13569889A JPH02107126A JP H02107126 A JPH02107126 A JP H02107126A JP 13569889 A JP13569889 A JP 13569889A JP 13569889 A JP13569889 A JP 13569889A JP H02107126 A JPH02107126 A JP H02107126A
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JP
Japan
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outer container
container
platform
containers
base
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Pending
Application number
JP13569889A
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English (en)
Inventor
Colwin Pearson Terens
テランス コルウィン ピアソン
Richard Christiaan Bertram
リチャード クリスチャン バートラム
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PLANT PROMOTIONS Ltd
Original Assignee
PLANT PROMOTIONS Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02107126A publication Critical patent/JPH02107126A/ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G27/00Self-acting watering devices, e.g. for flower-pots
    • A01G27/04Self-acting watering devices, e.g. for flower-pots using wicks or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物用の多数の容器(鉢)からなる植物ディス
プレーシステム(植物陳列装置)に関する。本願で使用
する「植物」なる用語には、球根植物、低木、樹木、草
花、宿根(多年性)植物、花壇用植物、ハウスプラント
(屋内植物)、草、小果樹、サボテン、多肉多汁植物等
が含まれる。
植物ディスプレー装置の分野においては、当該ディスプ
レーの中で植物の配置を変えたり、新しい植物又は別の
植物と植え替えたりすることにより、容易に変えること
ができる植物ディスプレーが要望されている。
一方、これ迄にも種々の植物ディスプレー装置(システ
ム)が提供されているが、従来の植物ディスプレー装置
は、ディスプレー装置内に植物を植えることが必要であ
り、またディスプレーを変えたい場合には植え替えるこ
とが必要である。
本発明によれば、植物ディスプレー装置の外側容器であ
って、該外側容器内においてプラットホーム手段上に複
数の内側容器を立てておくことができるように構成され
た植物ディスプレー装置の外側容器において、該外側容
器には、前記それぞれの内側容器と係合できる位置決め
手段を備えた内部のプラットホーム手段が設けられてお
り、前記位置決め手段は、前記内側容器が前記外側容器
に対し、該外側容器の中心に関して半径方向に移動する
ことを拘束することを特徴とする植物ディスプレー装置
の外側容器が提供される。
本発明の1つの実施例においては、前記プラットホーム
手段は前記外側容器と一体に形成されている。
本発明の他の実施例によれば、前記プラットホーム手段
は別体に構成されたプラットホームであって、前記外側
容器のベースの上方に支持されるようになっている。前
記プラットホームには脚を設けておき、前記プラットホ
ームを前記外側容器のベースの上方に間隔を隔てて支持
することができるようにする。或いは、前記プラットホ
ームの周囲が、前記外側容器のベースに隣接した箇所に
おいて該外側容器の周壁から内方に延在している少なく
とも1つの突出部により支持されるように構成すること
ができる。
好ましくは、前記プラットホームには孔が設けてあり、
液孔は、前記プラットホームの下の空間が、過剰の水を
収集する水リザーバとしてかつ前記内側容器の少なくと
も1つに向かって水を上方に供給する供給源として機能
できるように構成する。
前記プラットホーム手段は、前記内側容器の下に横たえ
られる毛細管マットの支持体として機能することが好ま
しい。
前記毛細管マットは、前記プラットホーム手段の凹部内
又はプラットホームの下の空間内まで下方に延在してい
る部分を備えており、該部分は、使用に際し、前記プラ
ットホーム手段の上面より下のレベルにある液体と接触
するウィックとして機能する。
本発明によればまた、前記外側容器内の前記プラットホ
ーム手段上で、関連する位置決め手段と係合した状態に
互いに並べて立てられた複数の内側容器を備えている外
側容器が提供される。
好ましくは、前記内側容器は、半円形状又は円形状の内
部形状を有している外側容器内で並べて配置されるとき
に、それぞれ半円形又は連続リングを形成する。
また、好ましくは、前記各内側容器を位置決めするため
の位置決め手段が、前記プラットホーム手段から直立し
ている突出部であり、それぞれの内側容器が、前記突出
部と前記外側容器の周壁の内面との間に配置されるよう
に構成する。前記各内側容器は、前記位置決め手段と前
記外側容器の周壁の内面との間に配置されるごとにより
、半径方向内方及び半径方向外方の両方向への移動が拘
束される。特別な構成においては、前記内側容器の半径
方向最外方の壁の上方領域は前記外側容器の内壁面と接
触し、前記内側容器の下方領域は前記プラットホームの
位置決め手段と係合するようになっている。
前記内側容器で構成される半円形又はリング内には、別
の中央容器を配置するのが好ましい。前記中央容器の位
置決め手段は、前記プラットホーム手段から直立してい
る突出部であり、該突出部が、前記中央容器のベースに
設けられた対応する凹部と係合できるように構成するの
がよい。
好ましくは、前記中央容器は、少なくとも前記内側容器
に取り囲まれて配置される場合には、これらの内側容器
よりも背を高くする。
前記各内側容器の周壁には、指を通すことができる凹部
を設けておき、前記外側容器から内側容器を取り出す助
けをなすように構成するのが好ましい。
好ましい実施例においては、前記各内側容器がベースと
1対の側壁とを備えており、該側壁は互いに60″又は
30’の公称角度をなしていて、使用時に前記外側容器
の中心に対して半径方向に配置される。或いは、両側壁
の間の角度は、360を任意に分割した公称角度、例え
ば、456又は90°にすることができる。
前記各内側容器の前記側壁は、それらの一端が外周壁で
結合されており、他端が内周壁で結合されていることが
好ましい。
また、前記外側容器が円形状又は半円形状の内周面を備
えており、前記各内側容器の外周壁及び内周壁が前記外
側容器の内周面と同心状をなしていることが好ましい。
また、前記各内側容器及び中央容器はプラスチック材料
で形成されていることが好ましい。
また、前記外側容器は、プラスチック材料、テラコッタ
、強化ガラス繊維、コンクリート、石又はセラミックで
形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施例においては、前記外側容器は吊下
げバスケットである。
また、互いに隣り合う2つの前記内側容器の間のギャッ
プにはファンネル兼レベル表示器が配置されるようにな
っていて、前記外側容器に液体を充填しかつ外側容器内
の液体レベルを表示する助けをなすように構成すること
ができる。
以下、本発明の特定の実施例について、添付図面を参照
して説明する。
初めに、第1図及び第2図には、3つの植物容器(鉢)
10.11.12が示されており、各容器は基部(ベー
ス)を備えたりセブタクル(受容器)で構成されている
。中央の容器11は円形の横断面形状を有しており、他
の容器10.12は環体の一部にも僚た横断面形状を有
している。この実施例における容器は、軽量プラスチッ
ク材料を真空成形又は射出成形することにより製造され
るが、所望に応じ、種々の他の製造方法を用いることも
できる。
各容器10.11.12は、それぞれの基部に向かって
テーバしている。この特徴により、これらの容器を、以
下に説明するようにして外側容器内に収容することが可
能になる。
また、第1図から明らかなように、中央の容器11は他
の各々の容器10又は12よりも僅かに高くなっており
、各容器10,11.12にはそれぞれ周方向に延在す
る頂部フランジ20.21.22が設けられている。ま
た、これらの頂部フランジ20.21.22は、それぞ
れ周方向に延在するビーディング(縁部)23.24.
25を備えている。
頂部フランジ20.21.22の領域についてみると、
容器10.12の頂部フランジ20.22にはそれぞれ
凹状壁13.14が設けられており、これらの凹状壁1
3.14は中央の容器11の頂部フランジ21の外面と
協働する寸法を有している。
第1図及び第2図に示すように、2つの容器10.12
は、円形の容器11の周囲に配置される。容器11の周
囲に充分な数の容器10.12を配置した場合には、こ
の中央の容器11の周囲に、容器10.12からなる完
全なリングが創出されるであろう。
第2図から、2つの容器10.12が異なる容積を有し
ていることが明らかになろう。すなわち、容器lOは、
その両側壁が互いに約30°の開度(開先角度)を有し
ており、容器12は60°の公称開度を有している。容
器l0112は、例えば45°又は90″のような他の
開度サイズにすることもできるが、30′1及び60″
の公称開度又は45°及び90’の公称開度をもつよう
に側壁を形成すれば、これらの中空容器1O112でリ
ングを完成するときに一連の便利な組み合わせを与える
ことができる。これらの開度は、実際にはそれらの公称
サイズよりも幾分小さめに形成され、以下に述べるよう
にして容器が外側容器の中に挿入されるときに緩(嵌入
できるようにする。
第2図に示す中空容器10.12の他の特徴は、各頂部
フランジ20.22の外方の面に凹部51が設けられて
いることである。この凹部51は、中空容器10.12
を外側容器から引き出すときに、指を挿入できるように
するためのものである。
第3図は、第1図及び第2図に示した3つの植物容器の
底面を示す斜視図である。容器10の底面29は、該底
面(ベース)29に沿って長手方向に延在している水平
溝28により分離された1対のランド(高い部分)26
.27に区分されている。溝28には、容器lOの成形
時におけるプラスチック材料のリザーバとして作用する
円形のライザー30が一体化されている。
同様に、容器12の底面39も溝38及びライザー40
により1対のランド36.37に区分されている。一方
、円形容器11の底面49は、相互に直交する1対の溝
42.43及び中央のライザー50により4つのランド
44.45.46.47に区分されている。
第2図及び第3図には、容器10.11.12のベース
に形成された多数の貫通孔52.53が示されている。
これらの中、孔52は、ランドに形成されていて、容器
の内部と外部とを相互連結しており、液体供給孔として
作用する。また、孔53は溝に形成されており、その位
置は隣接するランドのレベルよりも高く、液体排出孔と
して作用する。
第4図は、円形の外側容器60の縦断面図であり、この
外側容器には、番号l0111.12で示したような容
器が、以下に詳細に述べる方法で受は入れられる。
この外側容器60は、例えばテラコッタ(赤橙色粘土)
、プラスチック、石、繊維強化プラスチツク、コンクリ
ート又はセラミック等の種々の材料の中の任意の材料で
作ることができ、その外表面には装飾模様を施すことが
できる。外側容器60の直径は、図示の実施例ではその
ベース63に向かって小さくなっているが、種々の形状
にすることができる。
外側容器60のベース63に隣接した箇所において、容
器60の外側の周囲には、一連の凹部61が分散配置さ
れている。これらの凹部61により、外側容器60の内
面が内方に突出されており、従って、同数の上向き肩部
62が形成されている。これらの肩部62は、外側容器
60のベース63に平行に配置されており、かつベース
63のレベルの上方に隆起された容器60の内部の周囲
に沿って分散配置されている。かような構成に代えて、
内部リブ又はウェブを設けることもできる。
第5図には、別体として構成された支持プラットホーム
70の縦断面図が示されている。このプラットホーム7
0は、その周縁部を外側容器60の肩部62(リブやウ
ェブが設けられている場合にはリブやウェブ)の上に置
(ことにより、外側容器60の底部に置かれるようにな
っている。プラットホーム70は、下方に突出した複数
の脚すなわちピラー(柱)71を備えており、これらの
脚71は外側容器60のベース63上に置かれる。
従って、プラットホーム70は、外側容器60のベース
63の上方に間隔を隔てて支持されるようになっている
支持プラットホーム70を平面から見た形状は全体とし
て円形をなしており、外側容器60の中でウェブ、リブ
又は肩部62の上に支持されるときの高さにおいて、外
側容器60の横断面形状のほぼ全体を占めることができ
る直径を有している。
支持プラントホーム70は、該プラットホーム70と同
心状に隆起した円形リブ74を有している。このリブ7
4は、プラットホーム70の底面から見て円形の凹部と
して形成されており、プラットホーム70の上面に突出
していて、中央の容器11を位置決めする手段を形成し
ている。容器10.12もこの内リプ74と頂部フラン
ジ20.22とによって位置決めされる。
同様に、プラットホーム70の脚71も、プラットホー
ム70の上面から見たときに下方に突出する凹部として
形成されており、従って中空になっている。
各脚71には貫通孔72が形成されており、これらの孔
72は、プラットホーム70が外側容器60内に置かれ
るときに、プラットホーム70に関して外側容器60の
上下の領域を連結する働きをなす。また、プラットホー
ム70の平らな面の周囲の種々の点において、同様な貫
通孔73が形成されている。プラットホーム70を強化
しかつ容器10.11.12を支持する剛性を付与する
手段として、プラットホーム70には半径方向のリブ又
はチャンネルを設けることもできる。
第6図は、植物ディスプレーを形成すべく組み立てられ
た本発明の上記種々のエレメントを示す縦断面図である
外側容器60の中には支持プラットホーム70が入れら
れており、該プラットホーム70は外側容器60のベー
スに隣接した箇所において外側容器60の肩部62上に
載置されておりかつ脚71が外側容器60のベース上に
支持されている。これにより、基底キャビティ75が形
成され、該基底キャビティ75は孔72.73を介して
外側容器60の残余の内部と連通している。
支持プラットホーム70の中央には、植物用の円形容器
11が配置され、該容器11には、充填された土壌媒体
中で育成される植物が植えられている。この中央容器1
1の周囲には、第1図に番号10.12で示したような
多数の植物用容器(各容器には植物のディスプレーを支
える土壌媒体が充填されている)がリング状に配置され
る。
通常の使用の場合には、外側容器60は、円形容器11
の周囲に配置される容器10.12で満たされる。
容器10.12の環状配置は、前述の各種サイズの容器
を任意に組み合わせて構成することができる。
容器10.12の頂部フランジ20.22のそれぞれの
凹部(凹状壁)13.14は、中央の円形容器11の頂
部フランジ21に当接して、それぞれの容器を所定位置
に保持する補助をする。容器10.12は、外側容器6
0の壁、プラットホーム70の外側フランジ及び円形リ
ブ74によって更に拘束保持されるようになっている。
プラットホーム70の円形リブ74は、プラットホーム
70の中心から半径方向に適当な距離を隔てて、容器1
0.12のそれぞれのベース(底面)29.39の凹状
縁部に隣接するように配置されており、これにより、容
器10.12がプラントホーム70上で半径方向内方に
滑ることを防止できるようになっている。
使用に先立って、種々の容器に種々の植物を植えておき
、植物の特定のディスプレーを行いたい場合には、植物
が植えられた容器を適宜選択し、外側容器60内の支持
プラットホーム70上に配置する。従って本発明の植物
ディスプレー装置は、植物を実際に植えたり育成したり
する必要なくして、迅速に準備できる植物ディスプレー
として機能する。
植物ディスプレーを変えたい場合には、外側容器60内
で容器10.12を相対移動させるか、或いは容器10
.11.12のいずれかを、別の植物ディスプレーを支
持する容器と完全に置き換えてもよい。
かような変更は、容器が軽量であること、及び各中空容
器10.11.12が重力のみによって外側容器60内
に保持されていることにより容易に行うことができる。
中央容器11が周囲の容器10.12よりも僅かに背が
高く、従ってこれらの容器10.12から突出している
ため、中央容器11を容易に手で挿入したり取り出すこ
とが可能になる。
また、中火容器11がそのベースに向かってテーパして
いることも、該容器11の挿入及び取り同様に、外側容
器60内に容器10.12を挿入しかつ取り出す操作は
、第2図に示すような凹部51が設けられていることに
より助けられる。
すなわち、これらの凹部51は、指を挿入して容器10
.12の頂部フランジ20.22の下側を握持し、容器
10.12を外側容器60から引き出したり下ろすこと
を可能にしている。
容器10.12のベースに向かうテーパが付しであるた
め、これらの容器10.12の挿入及び引き出し時に、
これらの容器10.12を外側容器60に対して傾斜さ
せることができ、このため、容器10.12の頂部フラ
ンジ20.22が中央容器11の頂部フランジ21とぶ
つかることを避けることができる。
外側容器60を占有する植物の全ディスプレーへの水及
び養分(栄養分)の供給は、水及び/又は植物の養分溶
液を直接容器に注ぐことにより慣用的な方法で行われる
が、本発明の構成によれば、中空容器の成るものに他の
容器よりも多量の水又は養分溶液を入れておけば、容器
全体に亘って水レベルを均一化することが可能である。
この特徴は第6図に最も良く示されており、第6図の部
分拡大図であって孔の構成を示す第7図にもこの特徴が
付加的に示されている。
例えば、水の供給中に、1つ以上の容器12には充分な
量の水又は植物の養分溶液が供給されているが、隣接す
る容器に供給される水の量が、成長する植物にとって不
充分である場合には、液体排出孔52を通って(外側容
器60の底部の中の液体のレベルが低い場合には、液体
供給孔53を通って)、容器12から幾分かの量の水又
は養分溶液が排出される。
この排出された水は、支持プラットホーム70上に落下
し、脚71に設けた孔72及び容器12に隣接する表面
を通って、外側容器60とプラットホーム70との間の
基底キャビティ75内に収集される。
基底キャビティ75内に収集された水又は養分溶液のレ
ベルがプラットホーム70の表面のレベルに到達すると
、液体は、毛細管作用により、支持プラットホーム70
の表面に設けられた孔73及び容器11のランドに形成
された液体供給孔52を通って、該容器11の内部に流
入し、この容器ll内で成長する植物に水及び/又は養
分を供給する。
従って本発明の容器は、水と植物の養分溶液を容器から
容器へと分配することに関し、成る程度まで自己調節す
ることが可能である。
しかしながら、上記の自己調節形液体分配方法は、1つ
以上の植物容器10.11.12にかなり過剰の液体が
供給されるということを前提にするものであり、このた
め、水又は養分溶液が不足している容器にこれらが供給
されるためには、支持ブラットホーム70の表面に達す
る充分な量の液体が供給されねばならない。
この欠点を解決する1つの方法は、支持プランi・ホー
ム70の表面上に敷いて各容器10.11.12のラン
ドを相互連結させる毛細管マノドア9を設けることであ
る(第7図)。このようにすれば、1つ以上の容器に幾
分かの過剰の水又は養分溶液を供給すれば、過剰の水又
は養分溶液は容器の液体排出孔53を通って毛細管マツ
ドア9の表面に到達する。次いで、水又は養分溶液は、
マツドア9の毛細管作用によりプラットホーム70の表
面に沿って、液体の枯渇しているプラットホームの表面
領域(一般にかような領域は、充分に水が供給されてい
ない容器のランドの箇所に一致する)に導かれる。次い
で、過剰の液体は、毛細管作用の下で、液体供給孔52
を通して乾いた容器に導かれ、植物に水又は養分が適当
に供給される。
この場合、慣用の毛細管マットを使用することができる
第7A図には第7図と同様な方法が示しである。
しかしながら、第7A図の方法は、毛細管マツドア9に
、下方に延在する凹部179が形成されている点で第7
図の方法とは異なる。凹部179は、プラントホーム7
0の脚71を形成する凹部に嵌合される形状を有してい
る。この変形例による効果は、基底キャビティ75内の
水又は養分溶液が毛細管マットの材料に接触してディス
プレーに入れられた植物等に水や養分を供給する場合に
、基底キャビティ75内の水や溶液が上昇しなければな
らないレベルを低下できることである。これにより、外
側容器60内での水と養分溶液との全体的レベルをより
低くすることができる。
第7B図には、毛細管マット170の凹部の別の使用方
法が示されており、この例では、プラットホーム70の
脚71の中空凹部内にウィック(オイルランプの燈心の
ように、毛細管作用による吸上げ作用をもつ部材)27
9が延入されている。このウィック279は毛細管マツ
ドア9と同じ機能を有しており、毛細管マツドア9に結
合してもよいし、或いは図示のように簡単に、その上端
部を毛細管マフドア9とプラットホーム70との間に置
いて、毛細管マット79及び容2S12の重量により保
持してもよい。
内側容器10.11.12に養分及び/又は水を供給す
る別の方法は、外側容器60内に一定油の適当な溶液を
簡単に注入することである。この場合、予め内側容器1
0.11.12を外側容器60から取り出しておいても
よいし、内側容器をそのまま(外側容器内に入れたまま
)にしておいて内側容器の周囲に溶液を注入してもよい
が、液体のレベルが支持プラットホームの上面に到達す
るまで注入すれば、上記のような毛細管作用により内側
容器には養分及び/又は水が供給されよう。
第8図及び第9図には、内側容器をそのままにしておい
て外側容器に液体を注入するのに使用できるファンネル
(漏斗)兼レベル表示器170が示されている。このフ
ァンネル兼レベル表示器170は、下方に配置された長
いテーバ状のトラフ(樋)171を有しており、該トラ
フ171のベースには2つの孔172.173が設けら
れている。トラフ171は上方のファンネル壁174と
一体成形されている。上方のファンネル壁174は、フ
ァンネル兼レベル表示器170の上方領域の周囲で連続
しており、例えば給水罐の注ぎ口を容易に受は入れるこ
とができるファンネル形状を形成すべく互いに拡開した
壁を備えている。トラフ171の上方でファンネル壁1
74が延在している高さは、ファンネル兼レベル表示W
170の後部175に向かって低くなっている。
ファンネル兼レベル表示器170の前端部は、丸みが付
された形状になっている。この丸みが付された形状の部
分を含むファンネル兼レベル表示器170の一部は、直
立する隔壁176により、ファンネル兼レベル表示器1
70の残部から分離されていて、ファンネル兼レベル表
示器170は2つの区画室177及び178に区分され
ている。
前方の区画室178はベース孔173を有しており、後
方の区画室177はベース孔172を有している。
ファンネル兼レベル表示器170の後端部において、フ
ァンネル壁174の上縁部は平らになっていて、棚状部
179を形成している。この棚状部179の下面には、
その幅方向のほぼ中央に位置決めラグ180が設けられ
ている。
ファンネル兼レベル表示器170の前端部近くには、支
持フランジ181.182が配置されている。これらの
支持フランジ181.182は、隔壁176と同一平面
内において、ファンネル兼レベル表示器170の両側外
面に設けられている。
各支持フランジは、下方の水平な支持縁部183を備え
ている。
使用に際し、ファンネル兼レベル表示器170は、互い
に隣り合う2つの弧状の内側容器の間に挿入され、外側
容器60のビーディングの上に棚状部179を置き、該
ビーディングの外面にラグ180を当てることにより取
り付けられる。また、支持フランジ181.182の支
持縁部183は、隣接する内側容器のビーディング上に
それぞれ載置されている。
次に、ファンネルとして作用する後部区画室177及び
ベース孔172を介して、外側容器60に液体を注入す
る。前方の区画室178は、外側容器60内の液体のレ
ベルを表示するためのものである。区画室178の下方
においてガイド棒186にはフロート185取り付けら
れており、該フロート185は、水と養分の溶液のレベ
ル上昇につれてベース孔173を通って上昇し、このた
め、液体のレベルがガイド棒186により区画室178
内に表示される。例えば、着色ゴムのようなスリーブ1
87をガイド棒186に取り付けておけば、ガイド棒1
86及びフロート185、従って外側容器内の液体レベ
ルを容易に確認可能になる。
互いに隣り合う内側容器の間にファンネル兼レベル表示
器170のテーパ状トラフ171を入れることができる
ようにするため、外側容器60内において環状に配置さ
れる各内側容器は、60゜の公称開度を有しているとは
いえ、実際にはこれより僅かに小さい58630’のご
とき開度で形成されている。このように、各内側容器を
幾分アンダーサイズ化しておくことにより、内側容器が
完全に連続した環状に配置される場合でも、隣接する内
側容器の間にテーバ状トラフ171を挿入できる充分な
ギャップを得ることができる。従って、ファンネル兼レ
ベル表示器170は、外側容器60の半径方向に延在す
るようにして、外側容器60及び隣接する内側容器10
.12の上に支持される(第9図)。ファンネル兼レベ
ル表示器170による液体充填作業が完了したならば、
所望によりファンネル兼レベル表示器170を取り外す
こともできる。
第10図は本発明の別の実施例を示すものであり、この
実施例では、外側容器80が半円形状の内部形状を有し
ている。外側容器80内にはプラットホーム(図示せず
)が配置され、該プラットホームは、はぼ半円形状をな
しておりかつ3つの内側容器を載置できるようになって
いる。各内側容器12は、互いに60″の公称開度で配
置された1対の側壁83と、これらの側壁83の間に配
置されていてリセプタクルの内部に対して凸状をなして
いる外周壁84と、側壁83の間に配置されていてリセ
プタクルの内部に対して凸状をなしている内周壁85と
を有している。従って、3つの内側容器12の内周壁8
5により、はぼ半円形状の空間が形成され、この空間は
中央の半円形状容器86により充填される。この容器8
6は、第一実施例における円形の中央容器11に相当す
るものである。
前述のように、本発明の植物ディスプレー装置は、従来
の装置に比べ多数の長所を有している。
本発明の容器内にディスプレーを形成するのに用いる植
物は、購入(販売)に先立って容器10.11.12に
植えておくことができる。これにより、購入者は、植物
ディスプレーを創出する所望の形状になるように、外側
容器60内に内側容器を挿入するだけでよい。
本発明の植物ディスプレー装置によれば、植物への水及
び栄養分の供給を便利に行うことができかつ水及び養分
の溶液の供給に高度の精度が要求されることはない。
審美的理由又は植物が枯れたという理由から、植物ディ
スプレーを変える必要がない場合は、1つ又は複数の内
側容器10.11.12を取り出して、所望に応じ取り
替えればよい。
また、支持プラットホーム70が持ち上げられた状態に
設置されるため、内側容器の流体排出孔53と協働し、
長期間に亘って植物に過剰の水を供給して植物を腐らせ
てしまうという事態を防止することができる。更に、外
側容器60には、プラン1−ホーム70のレベルよりも
」1方の位置において、付加的な排水手段(例えば、適
当な孔)を設けておき、外側容器60内の水レベルが、
内側容器10.11.12に形成された排水孔53のレ
ベル以上に上昇しないように構成することができる。
更に、各内側容器毎に植物の種類の均一性が得られると
いう利点があるため、本発明の装置を使用することによ
り植物の繁殖をより成功裏に達成することができる。各
内側容器には、同一種類の1本又は複数の植物を配置す
ることができる。各内側容器において、植物は容易に繁
殖及び成熟しかつ健康な状態に維持される。これは、同
一容器内に他種類のライパル植物が存在しないため、容
器内に植えられた植物種の根及び/又は葉が押しやられ
ることがないからである。特に、容器内に植えられた種
類の植物の根がライパル植物の根により締付けられたり
、育成土壌からの養分がライパル植物により奪取される
ことがなくなる。また、病気にかかった植物が植えられ
ている内側容器を残余のディスプレーから容易に隔離で
きるため、本発明の装置を使用することにより、植物の
病気の拡散を防ぐことができる。
以−トに説明した実施例では、各内側容zsto、12
が、外側容器の内面と同心状に湾曲した外周壁及び内周
壁により連結された1対の側壁を有している。第1I図
には別の内側容器87が示されており、この内側容器8
7は、互いに約60°の角度をなして配置された側壁8
8.89と、これらの側壁88.89の間に延在してい
る外周壁90及び内周壁91とを有している。かような
容器87は、該容器87の外周壁90と同長の等しい辺
で形成される内部形状(例えば、六角形又は八角形の内
部形状)をもつ外側容器(図示せず)の内側容器として
使用することができる。同様に、かような植物ディスプ
レー装置には、六角形又は八角形の中央容器を使用する
ことができる。別の構成として、もし、第11図の内側
容器87の内周壁91を、該内側容2S87の内部に対
して凹状に形成した場合には、前述の中央容器11と同
様の円形の中央容器を使用することができる。
第12図及び第13図には本発明の更に別の実施例が示
されており、この実施例では、外側容器100の形状が
平面図で見て円形をなしている。
この外側容器100には内部の支持プラットホーム10
1が一体成形されている。該ブラットホーム101は内
側容器(その1つの輪郭が第13図に番号102で示し
である)を支持するためのものである。また、第13図
には円形の中央容器103も示されている。
支持プラットホーム101は、4つの弧状の外側ランド
104を有している。これらの外側ランド104は、平
面図で見て外側容器100と同心状に配置されたピッチ
円の周囲で互いに間隔を隔てて配置されておりかつ4つ
の半径方向ノツチ105により角度方向に分離されてい
る。
更に、支持プラットホーム】01は中央のランド106
を有している。この中央のランド106は、該ランド1
06の回りで円周方向に設けられた環状のトラフ108
により、弧状のランド104の円から内方に間隔を隔て
て配置されている。
各弧状ランド104の半径方向最内方の縁部には、該ラ
ンド104の長さ方向に沿って形成された弧状の直立衝
合壁109が設けられており、これらの衝合壁109は
隣接するノツチ105において終端している。
各弧状ランド104の半径方向最外方の縁部は、全体と
して下方に延在している側壁110により境界付けられ
ている。該側壁110はノツチ105のレベルより下ま
で延在しており、従って、その深さの低い部分において
、平面図で見て4つの弧状ランドを囲む円の周囲で連続
している。この領域においては、側壁110が環状のベ
ース111に対して垂直に延在しており、また、側壁1
10から半径方向に間隔を隔てた箇所において、ベース
111からは環状の側壁112がほぼ垂直に立ち上がっ
ていて、外側容器100の液体リザーバ兼支持リング1
13を形成している。
全体として垂直な環状壁112は、外側容器100のド
ーム状壁114と交差している。このドーム状壁114
は、その最上端縁において、外側容器100の最外周に
沿って形成された連続ビーディング120として終端し
ており、該ビーディング120は第13図に示すように
半円形状の断面形状を存している。
第12図及び第13図に示すように、外側容器100と
一体に成形された支持プラットホーム101は、使用に
際し、その中央に配置された円形のランド106上に円
形の中央内側容器103を支持し、このとき、中央のラ
ンド106に形成された隆起ボタン107が中央容器1
03のベースに形成された四部に嵌入され、該中央容器
103の横移動を拘束するようになっている。
支持プラットホーム101上で環状に配置される内側容
器102の各々は、弧状ランF’ 104の一部により
垂直方向に支持される。この場合、容器102は、その
半径方向最内方のコーナが衝合壁109の一部に衝合し
かつ容器102の半径方向最外方のコーナがビーディン
グ120の内面の一部に衝合することにより、外側容器
100内で半径方向に移動することが拘束される。
使用に際し、環状トラフ108及び環状のリザーバ兼支
持リング113には、植物の養分溶液(例えば栄養剤の
水溶液)又は単に水が充満される。外側容器100に充
分な量のかような液体が供給された場合には、液体のレ
ベルは各ノツチ105のベースの上方まで上昇し、従っ
て液体は、トラフ108、リザーバ113及びノツチ1
05内において連続体を形成するようになる。
液体の連続体からランド104.106に通じる液体の
通路を形成するため、適当な毛細管マット121を配置
することができる。かように構成ずれば、ランド104
.106から、内側容器102.103のベースに形成
された液体供給孔を通して、内側容器内で成育する植物
に養分及び水を供給することができる。
第12図及び第13図に示す毛細管マット121の形状
は、支持プラントホーム101の形状に一致している。
従って、隆起ボタン107を入れるための中央の円形状
の切り込みを備えた全体として円形状の毛細管マン)1
21のシートを中央ランド106上に載せ、この毛細管
マット121から多数のウィックをトラフ108内に垂
下させて、トラフ108から液体を受は取るように構成
することができる。また、全体として環状をなす毛細管
マット121のシートを外側ランド104上に載せ、該
毛細管マントからのウィックをトラフ108及びリザー
バ113内に垂下させる。
前述のように、リザーバ113は、環状ベース111が
、例えばテーブルトップ、花瓶台等の平らで水平な面と
接触する場合には、外側容器100を支、持する機能を
有している。直立壁(環状側壁)112の外表面は、外
側容器100の外観を高めるため魅力的な仕上げを施す
ことができ、これはモールド成形により行うことができ
る。プラットホーム101の下面は、外側容器100が
通常に使用されて平らな面上に置かれる場合には、見え
ないように隠されてしまう。
第14図及び第15図には、本発明の更に別の実施例が
示しである。この実施例においては、外側容器140が
、吊下げコード141又はチェーン(図示せず)により
支持できる吊下げバスケットとして形成されている。こ
こに云う「吊下げバスケット」なる用語は、かご編み体
として作られた製品に限定されるものではなく、コード
で吊下げることができるように構成された耐水容器をも
含むものである。
吊下げバスケットの下面の外観は、該吊下げバスケット
内の植物ディスプレーを見るときに目に付きやすいもの
であるから、内部の支持プラットホームを一体成形によ
り構成することは好ましくない。なぜならば、成形工具
の押圧力により吊下げバスケットの外面に付される反転
模様が目につき、見苦しいからである。
従って、第14図及び第15図の実施例の場合には、別
体の支持プラットホーム142が設けられている。該プ
ラットホーム142は、背の低い截頭円錐体として全体
的に形成されていて、吊下げバスケット(外側容器)1
40のベースに形成された3つの等間隔に配置された直
立壁1・13により位置決めされるようになっている。
支持プラットホーム142は、8亥ブラットホーム14
2を吊下げバスケット140内に入れたとき、前記直立
壁143が形成されているピッチ円の中に、プラットホ
ーム142の下方の最外周部に形成されたフランジ14
4が収まるように構成されている。
支持プラットホーム142は、バスケラI−140内に
入れられたとき、上方に動かされる傾向がある。これは
、プラットホーム142を構成する材料の弾性により、
プラットホーム142が直立壁143の上方に押し出さ
れる傾向があることによる(適当な高密度プラスチック
材料を含む多数の材料の中の成る材料にはそのようなも
のがある)。
しかしながら、内側容器(図示せず)内で育成されてい
る植物のディスプレーをブラー/ )ホーム上に支持す
るとき、内側容器とディスプレーとの合力がプラットホ
ーム142に対して下向きに作用するため、上記傾向は
消失する。従って、プラットホーム142の材料の弾性
は内側容器を支持する力に変換され、プラットホーム1
42の構造は、力のこの相互作用の結果として、より剛
性が大きくなる。
この実施例において、内側容器が支持プラットホーム1
42上で半径方向に移動しないように拘束される方法は
、第13図及び第14図の実施例における方法と同様で
ある。プラットホーム142には、等間隔に配置された
弧状の衝合壁145が設けられており、これらの衝合壁
145に対して、第12図及び第13図に示した容器1
02のような内側容器の半径方向量内方の下縁部が衝合
するようになっている。また、内側容器の半径方向最外
方の土壁部は、吊下げバスケット140の外周ビーディ
ングに衝合するため、これらの2つの衝合領域により、
内側容器の好ましからざる半径方向移動が防止される。
中央に配置される円形の内側容器(図示せず)は、第1
2図及び第13図の実施例のボタン107上に載置され
る中央の内側容器と同様にして、隆起ボタン146上に
載置される。
本発明の吊下げバスケット140ば連続したベース壁を
有しているため、植物の養分及び水の溶液のリザーバと
して作用するのに適している。プラットホーム142と
内側容器(図示せず)との間には毛細管マット147が
介在されている。該毛細管マット147は、プラットホ
ーム142に形成された弧状孔149を通ってプラット
ホーム142から垂下した部分(フラップ)148によ
り、吊下げバスケット140の底部に溜まった液体と接
触していて、液体リザーバとプラットホーム142の上
面との間の液体連通を可能にしている。液体と接触して
いる毛細管マット147のフラップ148の各々は、毛
細管マット147に設けられた、3つの相互連結された
切込み(カット)により形成されている。3つの切込み
は、対応する弧状孔149の位置に一致しており、毛細
管マット147フラソプ148が弧状孔を通って下方に
垂れ下がり、液体中に浸漬することを可能にしている。
図面には、4つの弧状孔149が示されており、これら
の弧状孔149は、支持プラットホーム142と同心の
ピッチ円上に等間隔に配置されている。
更に、毛細管マット147には適当な切欠き部分が設け
られており、これらの切欠き部分には、直立衝合壁14
3及び中央の隆起ボタン146が入れられるようになっ
ている。
吊下げバスケット140はライナ(裏・材)として機能
するようにして、この吊下げバスケットの上に更に、木
材、テラコッタ、石、セラミック材料又はかご編み体等
で作られた装飾的な外側容器を設けることができること
は明白であろう。かような外側容器は耐水構造にする必
要はなく、高度のポーラス(多孔質)な材料で作ること
もできる。
以上説明した全ての実施例において、第12図〜第15
図に示すプラグのように、外側容器から任意にパンチ抜
きして排出孔を形成することができるプラグ150のよ
うなノックアウトプラグ(突出しプラグ)を、外側容器
を成形する金型に設けることができる。しかしながら、
一般に、かようなプラグは、液体供給リザーバを再充填
する前に取り替えなければならない。
例えば、第12図の支持プラットホーム101の中央ラ
ンド領域におけるように、外側容器の高いレベルに設け
られたノックアウトプラグ150は、オーバーフロー排
出孔として作用し、外側容器に液体が過充填されること
を防止する。かようなノックアウトプラグは、トラフ及
び吊下げバスケット形の外側容器の適当な高さに設ける
こともできる。
所望ならば、第8図及び第9図に番号170で示したよ
うな適当なファンネル兼レベル表示器を、第10図及び
第12図〜第15図の実施例にも使用することができ、
その場合、このファンネル兼レベル表示器は、第1図〜
第7B図の実施例に関して説明したものと同様に、すな
わち隣接する2つの内側容器の間に配置することができ
る。
本発明は、上記特定実施例の詳細に限定されるものでは
ない。例えば、第1図〜第3図の実施例において、各内
側容器の内周壁は省略することができる。その場合には
、内側容器は外側容器内の中心点まで延長されることに
なり、従って中央容器11又は86(第10図)は不要
になる。同じことが第11図の内側容器についても適用
され、この場合には側壁(内周壁)91が省略され、側
壁88.89は、これらが互いに合致するまで延長され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、植物用の3つの中空容器を示す側面図である
。 第2図は、同じ配置を示す第1図の容器の平面図である
。 第3図は、第1図及び第2図の容器を底面の側から見た
斜視図である。 第4図は、植物用の複数の内側容器を収容できる円形の
外側容器を示す縦断面図である。 第5図は、内側容器を支持するための、別体として構成
された支持プラットホームを示す縦断面図である。 第6図は、第1図に示した多数の内側容器が、第5図に
示した支持プラットホーム上に載置されて、第4図の外
側容器内に収容されているところを示す縦断面図である
。 第7図は、内側容器の支持構造及び植物に水及び養分を
供給するのに用いる毛細管マントの詳細を示す第6図の
一部の拡大図である。 第7A図は、毛細管マントの別の構成を示す第7図と同
様な拡大図である。 第7B図は、毛細管マットの作用を補助するウィックを
用いた構成を示す第7図及び第7A図と同様な拡大図で
ある。 第8図は、外側容器に液体を充填するのに使用するファ
ンネル兼レベル表示器を下方から見た斜視図である。 第9図は、使用時に、隣接する2つの内側容器の間に配
置された第8図のファンネル兼レベル表示器を示す縦断
面図である。 第10図は、半円形状の外側容器を使用した本発明の別
の実施例を示す平面図である。 第11図は、内側容器の別の形状を示す斜視図である。 第12図は、別の円形外側容器を示す平面図である。 第13図は、第12図の13−13線に沿う断面図であ
る。 第14図は、別体の支持プラットホームを備えた吊下げ
バスケットの形態の更に別の実施例を示す平面図である
。 第15図は、第14図の14−14線に沿う断面図であ
る。 08・・・環状トラフ、   141・・・吊下げコー
ド、43・・・直立壁、     145・・・衝合壁
、50・・・ノックアウトプラグ 70・・・ファンネル兼レベル表示器、85・・・フロ
ー)、    279・・・ウィツク。 10、1112.86、87、102、103・・・内
側容器、 26.27.36.37.44.45.46.47・・
・ランド、 52・・・液体供給孔、    53・・・液体排出孔
、60.80.100.140・・・外側容器、70.
101.142・・・プラットホーム、75・・・基底
キャビティ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)植物ディスプレー装置の外側容器であって、該外
    側容器内においてプラットホーム手段上に複数の内側容
    器を立てておくことができるように構成された植物ディ
    スプレー装置の外側容器において、該外側容器(60、
    100)には、前記それぞれの内側容器(10、12、
    102)と係合できる位置決め手段(74、109)を
    備えた内部のプラットホーム手段(70、101)が設
    けられており、前記位置決め手段(74、109)は、
    前記内側容器(10、12、102)が前記外側容器(
    60、100)に対し、該外側容器(60、100)の
    中心に関して半径方向に移動することを拘束することを
    特徴とする植物ディスプレー装置の外側容器。 (2)前記プラットホーム手段(101)が前記外側容
    器と一体であることを特徴とする請求項1に記載の外側
    容器。 (3)前記プラットホーム手段が別体に構成されたプラ
    ットホーム(70)であって、前記外側容器(60、1
    00)のベースの上方に支持されることを特徴とする請
    求項1に記載の外側容器。 (4)前記プラットホーム(70)が脚(71)を備え
    ていて、前記プラットホーム(70)を前記外側容器(
    60、100)のベースの上方に間隔を隔てて支持する
    ことを特徴とする請求項3に記載の外側容器。 (5)前記プラットホーム(70)の周囲が、前記外側
    容器(60、100)のベースに隣接した箇所において
    該外側容器の周壁から内方に延在している少なくとも1
    つの突出部(62)により支持されていることを特徴と
    する請求項3又は4に記載の外側容器。 (6)前記プラットホーム(70)が孔(73)を備え
    ており、該孔(73)は、前記プラットホーム(70)
    の下の空間が、過剰の水を収集する水リザーバとしてか
    つ前記内側容器(10、12)の少なくとも1つに向か
    って水を上方に供給する供給源として機能できるように
    することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記
    載の外側容器。 (7)前記プラットホーム手段(70、101)が、前
    記内側容器の下に横たえられる毛細管マット(79、1
    21)の支持体として機能することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の外側容器。 (8)前記毛細管マット(79、121)が、前記プラ
    ットホーム手段(70、101)の凹部内又はプラット
    ホームの下の空間内まで下方に延在している部分を備え
    ており、該部分は、使用に際し、前記プラットホーム手
    段(70、101)の上面より下のレベルにある液体と
    接触するウイックとして機能することを特徴とする請求
    項7に記載の外側容器。 (9)前記外側容器(60、100)内の前記プラット
    ホーム手段(70、101)上で、関連する位置決め手
    段(74、109)と係合した状態に互いに並べて立て
    られた複数の内側容器(10、12、102)を備えて
    いることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の外側容器。 (10)前記内側容器(10、12、102)は、半円
    形状又は円形状の内部形状を有している外側容器(60
    、80、100)内で並べて配置されるときに、それぞ
    れ半円形又は連続リングを形成することを特徴とする請
    求項9に記載の外側容器。 (11)前記各内側容器(10、12、102)を位置
    決めするための位置決め手段が前記プラットホーム手段
    から直立している突出部(74、109)であり、それ
    ぞれの内側容器が、前記突出部と、前記外側容器(60
    、100)の周壁の内面との間に配置されることを特徴
    とする請求項10に記載の外側容器。 (12)前記各内側容器(10、12、102)は、前
    記位置決め手段(74、109)と前記外側容器(60
    、100)の周壁の内面との間に配置されることにより
    、半径方向内方及び半径方向外方の両方向への移動が拘
    束されることを特徴とする請求項10に記載の外側容器
    。 (13)前記内側容器(10、12、102)の半径方
    向最外方の壁の上方領域は前記外側容器(60、100
    )の内壁面と接触し、前記内側容器の下方領域は前記プ
    ラットホームの位置決め手段(74、109)と係合す
    ることを特徴とする請求項12に記載の外側容器。 (14)前記内側容器で構成される半円形又はリング内
    に、別の中央容器(11、86、103)が配置される
    ことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記
    載の外側容器。 (15)前記中央容器(103)の位置決め手段が、前
    記プラットホーム手段(101)から直立している突出
    部(107)であり、該突出部が、前記中央容器(10
    3)のベースに設けられた対応する凹部と係合できるこ
    とを特徴とする請求項14に記載の外側容器。 (16)前記中央容器(11)は、少なくとも前記内側
    容器(10、12)に取り囲まれて配置される場合には
    、これらの内側容器よりも背が高いことを特徴とする請
    求項14又は15に記載の外側容器。 (17)前記各内側容器(10、12)の周壁には、指
    を通すことができる凹部(51)が設けられていて、前
    記外側容器(60)から内側容器(10、12)を取り
    出す助けをなすことを特徴とする請求項9〜16のいず
    れか1項に記載の外側容器。 (18)前記各内側容器(10、12)がベースと1対
    の側壁とを備えており、該側壁は互いに60°又は30
    °の公称角度をなしていて、使用時に前記外側容器の中
    心に対して半径方向に配置されることを特徴とする請求
    項9〜17のいずれか1項に記載の外側容器。 (19)前記各内側容器(10、12)の前記側壁は、
    それらの一端が外周壁で結合されており、他端が内周壁
    で結合されていることを特徴とする請求項18に記載の
    外側容器。(20)前記外側容器(60、80)が円形
    状又は半円形状の内周面を備えており、前記各内側容器
    (10、12)の外周壁及び内周壁が前記外側容器の内
    周面と同心状をなしていることを特徴とする請求項19
    に記載の外側容器。 (21)前記各内側容器(10、12)及び中央容器(
    11)がプラスチック材料で形成されていることを特徴
    とする請求項9〜20のいずれか1項に記載の外側容器
    。 (22)前記外側容器(60)が、プラスチック材料、
    テラコッタ、強化ガラス繊維、コンクリート、石又はセ
    ラミックで形成されていることを特徴とする請求項1〜
    21のいずれか1項に記載の外側容器。 (23)前記外側容器が吊下げバスケット(140)で
    あることを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項に
    記載の外側容器。 (24)互いに隣り合う2つの前記内側容器の間のギャ
    ップにはファンネル兼レベル表示器が配置されるように
    なっていて、前記外側容器に液体を充填しかつ外側容器
    内の液体レベルを表示する助けをなすことを特徴とする
    請求項9〜23のいずれか1項に記載の外側容器。
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