JPH02106905A - Mri装置用マグネット - Google Patents

Mri装置用マグネット

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Publication number
JPH02106905A
JPH02106905A JP63260878A JP26087888A JPH02106905A JP H02106905 A JPH02106905 A JP H02106905A JP 63260878 A JP63260878 A JP 63260878A JP 26087888 A JP26087888 A JP 26087888A JP H02106905 A JPH02106905 A JP H02106905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
coil
main coil
main
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP63260878A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadatoshi Ota
太田 忠利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US07/509,199 priority patent/US5136273A/en
Publication of JPH02106905A publication Critical patent/JPH02106905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁気共鳴(M R: llagneticr
csonancc )現象を利用して被検体(生体)の
スライス画像等の形態情報やスペクトロスコピー等の形
態情報を得るMRI装置(磁気共鳴イメージング装置)
における静磁界を発生するマグネットの改良に関する。
(従来の技術) 磁気共鳴現象は、静磁界中に置かれた零でないスピン及
び磁気モーメントを持つ原子核が特定の周波数の電磁波
のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、この原子核
は下記式に示す角周波数ω (ω 麿2πシ0.シ0;
ラーモア周波数)で共鳴する。
ωo”7B。
ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、Boは静磁界の強度である。
以上の原理を利用して生体診断を行うMRI装置は、上
述の共鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数の電磁
波を信号処理して、原子を真密度。
縦緩和時間TI、横緩和時間T2.流れ、化学シフト等
の情報が反映された診断情報例えば被検体のスライス像
等を無侵襲で得るようにしている。
そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁界中に
配置した被検体の全部位を励起し且つ信号収集すること
ができるものではあるが、装置構成上の制約やイメージ
ング像の臨床上の要請から実際の装置としては特定の部
位に対する励起とその信号収集とを行うようにしている
この場合、イメージング対象とする特定部位は、一般に
ある厚さを持ったスライス部位であるのが通例であり、
このスライス部位からのエコー信号やFID信号の磁気
共鳴信号(MR倍信号を、例えば位相エンコード法であ
れば多数回のデータエンコード過程を実行することによ
り収集し、これらデータ11を、例えば2次元フーリエ
変換法により画像再構成処理することにより前記特定ス
ライス部位の画像を生成するようにしている。
かかるMRI装置にあって、Boつまり静磁界強度は、
数千〜数百ガウスを必要とし、一般には超電導マグネッ
トや當電導マグネットを用いている。
一方、磁石内の診断空間内に形成される静磁界は、高磁
界にするほど、一般に高画質になるため、超電導マグネ
ットが普及されている。しかし、超電導マグネットによ
り高磁界を発生させると、マグネット外部への漏洩磁界
も大きくなり、周辺の機器等へ影響をもたらす。
上述した影響を軽減するため磁気シールドが必要となり
、jその磁気シールドの1つに、特開昭60−1237
56号公報で開示している第6図に示すような、コイル
を径方向に2重の構造としたものがある。
このコイルの原理としては、超電導コイルからなる主1
 a 、2 a r 3 a −1b 、 2 b 、
 3 bにより、マグネット内部へ主磁界B。を発生さ
せ、超電導コイルからなるキャンセルコイル4a、5a
6a、4b、5b、6bにより、主コイルla。
2a、3a、lb、2b、3bで発生したマグネット外
部への漏洩磁界を減少させる。
すなわち、キャンセルコイル4a、5a、6a。
4b、5b、6bの発生する磁界を、主コイルla、2
a、3a、lb、2b、3bの発生する磁界と逆向きに
することにより、漏洩磁界を打ち消すものである。この
ようなコイル構成とすることにより、マグネット内部に
高磁界を発生させ、マグネット外部の漏洩磁界を減少さ
せることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、第6図に示すようなコイル構成では、主コイル
の巻枠7とキャンセルコイルの巻枠8が必要となり、製
作が複雑になるとともに、主コイル巻枠7とキャンセル
コイル巻枠8が、製作時や、励磁後の電磁力等により、
(−心する可能性があり、診断空間9内の磁界均一性が
悪くなり、画質低下を招くおそれがある。また、2重の
コイル構成であるため、マグネットの大きさが大きくな
るという問題がある。
そこで、本発明は、製作精度の良い、コンパクトなMR
I装置用マグネットを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明においては、1つの巻枠に、主コイルとキャンセ
ルコイルとを巻き、このキャンセルコイルは主コイルの
両側に位置し、両端のキャンセルコイルには中央の主コ
イルに流す電流とは逆向きの電流を流す構成とする。
(作用) 上述の手段による作用を説明するに、具体例として第1
図を参照すると、主コイル12とキャンセルコイルll
a、llbとは同一巻枠13に巻かれており、そして、
この構成による作用を、第2図で説明すると次のように
なる。すなわち、中心軸10上のマグネット外部のA点
における主コイル12の磁界B11Aに、キャンセルコ
イルlla。
11bによる逆向きの磁界B。Aが加わり、A点におけ
る磁界強さとしては、B となり、BIIAの大T^ きさよりは小さくなる。すなわち、逆向きの電流を流せ
ば、磁界も逆向きのものが発生するので、トータルの漏
洩磁界は小さくなることになる。また、マグネットの径
方向のB点における漏洩磁界についても同様なことが言
える。すなわち、主コイル12の作る漏洩磁界BmBに
、キャンセルコイルlla、llbのつくる逆向きの磁
界BCBが加わり、トータルとして、B よりも小さい
BTBとB なる。
ここで、キャンセルコイルにより、診断空間9内の主磁
界Boも減少するが、キャンセルコイル11a、llb
は、診断空間9に対して主コイル12よりも遠い所に配
置されているので、減少の度合は漏洩磁界よりも少ない
。このように、コイル構成を1重にすることにより、診
断空間を均一に保ったまま、漏洩磁界を減少させること
ができる。
(実施例) 本発明の実施例を第1図に示す。この例では、3つのコ
イルlla、llb、12で構成され、中央が主コイル
12、両端のlla、llbが主コイル12とは逆向き
の電流を流すキャンセルコイルである。
第1図の作用を説明すると、診断空間9内には、主コイ
ル12によって、主磁界Boが与えられる。
しかし、主コイル12のみでは、マグネット外部への漏
洩磁界が大きいため、キャンセルコイル11a、llb
を配置し、このキャンセルコイル11a、llbには主
コイル12とは逆向きの電流を流す。こうすることによ
り、キャンセルコイルlla、llbの発生するマグネ
ット外部への磁界は、主コイル12の発生する磁界と逆
向きのため、マグネット外部の漏洩磁界は打ち消される
ように作用し、結果的に、漏洩磁界は減少することにな
る。また、キャンセルコイルlla、11bの径を主コ
イル12の径よりも大きくすることにより、軸方向及び
径方向の両漏洩磁界を減少させる。
ここで、第1図の例が実機レベルで具体化される第3図
に示す例について説明する。すなわち、超7u導コイル
14a、15a、16a、17a。
18a、19a、及び14b、15b、16b。
17b、18b、19bが主コイルで、超電導コイル2
0a、21a、20b、21bがキャンセルコイルであ
る。第1表に示す起磁力を各コイルに加えることにより
、磁界均一度を保持した状態で中心磁界を1.5 [T
]にできる。
また、第2表に、マグネット中心の磁界と、中心から軸
方向6[m]の位置及び径方向4[m]の位置の磁界の
大きさについて、主コイルとキャンセルコイルの発生分
を示しである。このように、主コイルの両端に、キャン
セルコイルを配置するだけで、大幅に漏洩磁界を低減で
きる。
第  2  表 第  1  表 このような構成によれば、超電導マグネットを用いて、
高磁界を発生させても、主コイル両端のキャンセルコイ
ルにより、漏洩磁界を減少させる効果があり、周辺への
影響を防げる効果がある。
また、コイルは径方向に1重なので巻枠構成が簡単とな
り、製作が容易になるとともに、精度が高くなる効果が
ある。
本発明の他の実施例を第4図に示す。この実施例は、キ
ャンセルコイルlla、llbの径を、主コイル12の
径と同じにしたものである。前述の実施例(第1図)で
は主コイル12の径より、キャンセルコイルlla、l
lbの径を大きくすることにより、軸方向と径方向の漏
洩磁界を減少させる例であったが、このように径の違う
場合、コイルの巻枠の加工が困難となる。したがって、
特に、軸方向の漏洩磁界を減少させたい場合には、第4
図のように、主コイル12とキャンセルコイルlla、
llbの径を同じにして、巻枠13の構造を簡単にした
力が、加工が容易になるとともに、加工精度も良くなる
効果がある。また、主コイル12とキャンセルコイルI
la、llbとの間隔を広げた方が、より効果的に漏洩
磁界を減少させられる。
ここで、第4図の例が、実機レベルで具体化される第5
図に示される例について説明する。すなわち、超電導コ
イル22a、23a、24a。
25a、26a、27a及び22b、23b。
24b、25b、26b、27bが主コイルで、m?l
li導コイル28a、28bがキャンセルコイルである
。また、第3表に各コイルの起磁力を示し、第4表に、
マグネット中心磁界と、中心から軸方向6[m]位置及
び径方向4[m]位置の磁界の大きさについて、主コイ
ルとキャンセルコイルの発生骨を示しである。この実施
例では、径方向の漏洩磁界の減少は、それほどでもない
が、軸方向については、大幅に減少できる。
尚、上記いずれの例にあっても、超電導コイルを適用対
象としているが、常電導コイルであっても適用できるも
のであり、コイル形態としてソノイドタイプ、ヘルムツ
タイブ等について特定するものではない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明のMRI装置用マグネットに
おいては、逆向きの電流を流すキャンセルコイルを主コ
イルの両側に配置することにより、コイルの巻枠構成が
簡単になり、製作が容易になり、製作精度が向上する効
果があるとともに、マグネット内部の診断空間に高均一
高磁界を発生し、マグネット外部では漏洩磁界を低減で
きる効果がある。また、マグネットがコンパクトになる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である超電導マグネットを示
す部分断面図、第2図は本発明の詳細な説明する図、第
3図は第1図に示した実施例について具体的に数値をい
れた例を示す図、第4図は本発明の他の実施例を示すも
ので主コイルとキャンセルコイルが同径の場合の例の部
分断面図、第5図は第4図に示した実施例について具体
的に数値をいれた例を示す図、第6図は従来のMRI装
置用超電導マグネットを示す図である。 1a〜6a、lb〜6b・・・超電導コイル、7・・・
主コイル巻枠、8・・・キャンセルコイル巻枠、9・・
・診断空間、Bo主磁界、lla、llb、20a21
a、20b、21b、28a、28b−・・キャンセル
コイル、12.14a 〜19a、14b 〜19b、
22a 〜27a、22b 〜27b・・・主コイル、
13・・・巻枠。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気共鳴現象を生じさせるための静磁界を発生する主コ
    イルと、この主コイルにより発生された磁界の一部をキ
    ャンセルするべく前記主コイルによる磁界と逆極性の磁
    界を発生するキャンセルコイルとを有するMRI装置用
    マグネットにおいて、前記主コイルの両側に前記キャン
    セルコイルを配置したことを特徴とするMRI装置用マ
    グネット。
JP63260878A 1988-10-17 1988-10-17 Mri装置用マグネット Pending JPH02106905A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63260878A JPH02106905A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 Mri装置用マグネット
US07/509,199 US5136273A (en) 1988-10-17 1990-04-16 Magnet apparatus for use in a magnetic resonance imaging system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63260878A JPH02106905A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 Mri装置用マグネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02106905A true JPH02106905A (ja) 1990-04-19

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ID=17354009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63260878A Pending JPH02106905A (ja) 1988-10-17 1988-10-17 Mri装置用マグネット

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JP (1) JPH02106905A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5343182A (en) * 1991-01-23 1994-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnet device for generating static magnetic field in MRI
JPH09182733A (ja) * 1995-11-09 1997-07-15 Elscint Ltd シングルフォーマー アクティブシールド形磁石
US5659281A (en) * 1992-04-15 1997-08-19 Houston Advanced Research Center Structured coil electromagnets for magnetic resonance imaging

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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