JPH02106887A - 面状発熱体 - Google Patents

面状発熱体

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JPH02106887A
JPH02106887A JP25896188A JP25896188A JPH02106887A JP H02106887 A JPH02106887 A JP H02106887A JP 25896188 A JP25896188 A JP 25896188A JP 25896188 A JP25896188 A JP 25896188A JP H02106887 A JPH02106887 A JP H02106887A
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JP
Japan
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heat
heating element
prepreg
metal
resin
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JP25896188A
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English (en)
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Masaki Kusuhara
昌樹 楠原
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Wakomu KK
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Wakomu KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾燥、暖房、結露防止、除雪、調理などの熱
利用装置の輻射加熱用熱源に関するものである。
[従来の技術] 従来は、マイカなどの絶縁基板に電熱線を捲いたものが
多く用いられている。その他最近では、アルミニュウム
、ニッケル、ステンレス、鉄などの面状発熱体の片面又
は両面にポリイミドフィルム、ポリエステルフィルムな
どのプラスチックス絶縁フィルムを接着したものもある
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の技術では次のような問題点がある
マイカヒーターの場合は、電熱線をマイカ基板に捲くの
に手間がかかり、使用中マイカ基板と電熱線との接触が
熱膨張の影響などにより劣化し易くなるため電熱線がづ
れて局部過熱を誘発し、断線し易い問題がある。
ポリイミドフィルム、ポリエステルフィルムを用いたヒ
ーターの場合は、使用温度は絶縁フィルムの断熱温度に
左右され、250℃以上の高温では熱劣化のため使用で
きない欠点がある。
本発明はかかる問題点を解消する目的で、発熱体のズレ
がなく、耐火性に優れた薄くて取扱性、加工性の良い面
状発熱体を開発した。
[問題点を解決するための手段] 上記問題を解決するため、本発明は、ポリオルガノシロ
キサン樹脂と炭素官能性有機ケイ素化合物をバインダー
とした無機質材料の薄片のプリプレグシート間に、アル
ミニュウム、銅、ステンレス、鉄などの金属発熱体を挾
み込み、更に少なくともその片側に補強と熱伝達性を良
くするためにアルミニュウム、銅、ステンレスなどの金
属フォイルを自己接着性のあるポリオルガノシロキサン
樹脂もしくはポリチタノカルボキシラン樹脂を主成分と
する耐熱粘着剤もしくは耐熱接着剤で貼合わせた面状発
熱体を完成させた。
[作 用] 面状金属発熱体を、マイカプリプレグシート、ガラスペ
ーパー又はセラミックスペーパーなどの無機質材料の積
層体で挟み込み、かつ、積層体は耐火性バインダー物質
により結合されているので、電気的、熱的絶縁性がよく
、発熱体の位置固定も確実である。又、この積層性の少
なくとも一面に、金属フォイルを耐熱接着材で接着しで
あるので、補強及び熱伝達効果が得られるとともに加工
性、取扱性が良い。
[実施例] 以下本発明の詳細な説明する。
本発明に使用し得る金属発熱体は、アルミニュウム、銅
、ステンレス、鉄などの金属フォイルが用いられ、所定
の形状に打ち抜くとか、エツチングにより回路パターン
に加工するため、5〜200 LLmの厚さを有するも
のが使用できるが、本発明の目的においては15〜10
0μmが好ましく、あらかじめ後述のマイカプリプレグ
シートと同しバインダーでブライマー処理すると、マイ
カプリプレグシートとの積層接着が一層強化される。
この金属発熱体をサンドイッチする、絶縁積層に使用す
るマイカプリプレグシートは、耐火性、耐水性に優れた
ポリオルガノシロキサン樹脂と炭素官能性有機ケイ素化
合物の混合物をバインダとしたものであり、マイカプリ
プレグシートの主要素とするマイカ細片は、厚さ10〜
50um (T) 、辺の長さ200−800 LLm
 (D)、好ましくはアスペクト比(D/T)10以上
がよい。このようなマイカ細片とパイグー樹脂液を、ロ
ールコーティング法などで、マイカ細片が配向性を有す
る様にポリエステル製離型シート上に所定の均一な厚さ
になるように塗布し、加熱乾燥により、バインダー液中
に含まれている溶剤を除去後、離型シートよりシート状
のプリプレグ(積層材)を剥離する。
一方、金属発熱体をマイカプリプレグシートで挟み込ん
で形成した積層体の片面又は両面に、補強と熱伝達性の
目的で貼合わせに用いる金属フォイルとして、ステンレ
ス、アルミニュウム、銅などの、厚さ15〜200μm
のものが使用できるが、加工性、取扱性において30〜
100μmが好ましい。そして、貼合わせ用の耐熱粘着
剤としで、ポリオルガノシラン樹脂を主成分とした樹脂
液を薄く均一に塗布し、常温乾燥又は低温加熱乾燥によ
り樹脂液中の溶剤を除去する。
かくして作成準備した金属発熱体、マイカプリプレグシ
ート、粘着剤付き金属フォイルを添付図面の様に重ね合
わせ、鏡面スチール板で挟んでホットプレスにより積層
プレスし、耐火性、熱伝達性、加工性、取扱性などに優
れた面状発熱体を得る。
尚、マイカプリプレグシートに使用するポリオルガノシ
ロキサン樹脂は、−6式 RS 1(OR) b Ooで示されるオルガノシロキ
サン単位よりなるポリマーで、水酸基及びアルコキシ基
からなる群より選ばれる1個の基の縮合反応で硬化し、
マイカ細片との組合わせにより耐火性に優れた結合剤と
なる。ポリオルガノシロキサン単位は、R/ S i比
10〜16の範囲が好ましい効果を示す。
このポリオルガノシロキサン樹脂と併用する炭素官能性
有機ケイ素化合物は、一般にシランカップリング剤とし
て知られる種類のものであるが、炭素官能基としてビニ
ール基、アミン基、メククリロキシ基又はエポキシ基を
含む1個の有機基を有しているジもしくはトリアルコキ
シシランが好ましく、上記のポリオルガノシロキサン樹
脂の1%以下の少量配合によりマイカ板の耐水性、絶縁
性を向上させる効果が得られる。
マイカプリプレグシートの代わりに、ガラスペーパー又
はセラミックスペーパーにポリオルガノシロキサン樹脂
と炭素官能性有機ケイ素化合物の混合物をバイングーと
したプリプレグシートも使用できる。
次に、マイカ積層部と金属フォイルとの接着層に使用す
るポリオルガノシロキサン樹脂は、本目的の耐熱性粘着
剤として最適であり、粘度5,000〜1,000,0
00センチストークスの水酸基で終わる高分子ジオルガ
ノシロキサンと、SiO単位とR5iOo5単位のトル
エン可溶性樹脂状共重合体より成るポリオルガノシロキ
サン粘着剤である。使用に際して、硬化剤として有機過
酸化物又はアミノキシシランを樹脂分に対して1〜4重
量%添加する。この加熱反応させたものは、不燃に準す
る耐火性があり、更に不燃性を強化する目的で、水酸化
アルミニュウム、水酸化マグネシウムなどを1%以上充
填すると好結果が得られる。この他、耐熱性接着剤とし
てポリチタノカルボキシラン樹脂などの有機ケイ素重合
体も使用できる。
以上の方法で作成した面状発熱体は、マイカ又はガラス
ペーパー又はセラミックスペーパーを基材とした積層部
の耐熱性、絶縁性と補強に使用する金属フォイルとの粘
着剤膜層との相乗効果により、薄型で、加工性と取扱性
がよく、耐火性、絶縁性、熱伝達性に優れたものが得ら
れる。本発明による面状発熱体が適用される好ましい例
とじて乾燥器、暖房器、除雪装置、調理用熱源等がある
本発明の好ましい実施例を述べる。
添付図面は、本発明の実施例の断面図である。
図において、1はステンレス(SUS304)を所定回
路形状に形成したものである。100μm厚みのステン
レスフォイルからエツチングにて回路バクーンを作成す
る。2は集成マイカを基材として作成したマイカプリプ
レグシートの積層部である。このプリプレグシートは、
アスペクト比10以上、平均粒径40〜50メツシユの
マイカ細片100重量部を、メチル基1個を持つポリオ
ルガノシロキサン樹脂10重量部と炭素官能性有機ケイ
素化合物としてγ−グリシドオキシプロビルメトキシシ
ラン0.5重量部と硬化触媒として燐酸002重量部に
、更に溶媒としてトルエンとイソプロピルアルコール(
2・1)混合液で希釈して、不揮発分20重量%に調整
したワニス中に加え、混合装置で均一に分散させたスラ
リー状混合物を得る。そして、ロールコーティング法で
ポリエステルフィルム上に均一な厚みに塗布し、80〜
100℃で乾燥してからポリエステルフィルムより剥が
す。この方法で80μm厚の均一にマイカ細片を配向し
たマイカプリプレグシトを作成する。尚、金属発熱体1
もこれと同じバイングーでブライマー処理し、80〜1
00℃で乾燥する。
3は100μm厚アルミニュウムフォイルである。その
片側に自己接着性のあるポリオルガノシロキサン樹脂の
不揮発分45重量%のトルエン溶液100重量部に、水
酸化アルミニュウム05重量部及び硬化触媒としてアミ
ノキシシラン2重量部、メチルエチルケトン0.5重量
部を配合した粘着剤を、ローラー刷毛にて均一に塗布し
、60〜70℃で乾燥する。
かくして作成した80LLm厚のマイカプリプレグシー
トを、金属発熱体の上下に各4枚重ね合わせ、更に粘着
剤塗布した100μm厚アルミニュウムフォイルで両側
よりサンドイッチして積層プレスをする。
プレス条件は40 K g/ctr12. 160℃、
10分プレスした後−度ガス抜きをし、続いて20Kg
/crr?、180°C160分プレスを行っjこ。
かくして得た面状発熱体は、金属発熱体とマイカ積層部
、金属フォイルが一体となり、薄型であるため温度の立
ち上がりが早(、配向性を持ったマイカ細片がポリシロ
キサン樹脂の縮合硬化物で積層固着された状態の非常に
安定した電気絶縁層を形成し、マイカとシリコーン樹脂
とのすぐれた高温耐熱性により熱劣化に対しても優れて
いる。
絶縁性は常温、500°Cで評価した結果は絶縁抵抗に
おいて1×1010Ω以上、絶縁破壊電圧は3KV以上
であった。耐湿試験として、常温95%R81120時
間放置しても絶縁抵抗は5×108Ω以上で良好な性能
を示した。
[発明の効果] 上述のように、本発明の面状発熱体は、電気絶縁性に優
れ、耐熱耐湿に強く安定である。薄型であるので設置場
所を取らず、加工性、取扱性もよく、便利的に使用でき
る。又、一体成形であるため熱伝達性もよい。
尚、金属フォイル表面に赤外線高輻射塗料を塗布すると
、更に有効な面輻射加熱源となる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による面状発熱体の一実施態様を示す断面
図である。 1・・・金属発熱体、  2・・・配向性を持ったマイ
カ細片とポリシロキサン樹脂との積層固着体、  3・
・・耐熱性の粘着又は接着層、 4・・・金属フォイル
。 特許出願人  株式会社 和 廣 武 代理人 弁理士  山 本 量 三(ばか1名)以上

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐火性に優れたポリオルガノシロキサン樹脂と炭
    素官能性有機ケイ素化合物をバインダーとした無機質材
    料の薄片のプリプレグ層の間に金属発熱体を入れ、更に
    、前記プリプレグの少なくとも片面に、ステンレス、ア
    ルミニュウム、銅などの金属フォイルを、自己接着性の
    あるポリオルガノシロキサン樹脂を主成分とする耐熱性
    粘着剤により貼合わせ、加熱、加圧、積層接着により形
    成された耐火性、加工性、取扱性、絶縁性、熱伝達性に
    すぐれた特徴を有する面状発熱体。
  2. (2)前記無機質材料の薄片は、集成マイカ箔又はガラ
    スペーパー又はセラミックスペーパーである、特許請求
    範囲第1項記載の面状発熱体。
  3. (3)前記金属フォイルを、ポリチタノカルボシラン樹
    脂を主成分とする耐熱接着剤により接着した特許請求範
    囲第1項又は第2項記載の面状発熱体。
JP25896188A 1988-10-14 1988-10-14 面状発熱体 Pending JPH02106887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030093380A (ko) * 2002-05-29 2003-12-11 주식회사 조이테크 카본 발열판 및 그 제조방법
KR20040045602A (ko) * 2002-11-25 2004-06-02 박광남 판형 발열체 및 그 제조방법

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KR20030093380A (ko) * 2002-05-29 2003-12-11 주식회사 조이테크 카본 발열판 및 그 제조방법
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