JPH02106764A - 用紙収納トレイの幅寄せ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は主に両面複写機に用いられる中間トレイの幅寄
せ板を駆動する制御装置に関する。

（従来技術） 従来、例えば両面複写機においては、両面複写或いは合
成複写を行う際に、−度複写した用紙を中間トレイに収
容し、中間トレイに用紙が収容される毎に予め間隔を広
げて待機している幅寄せ板を用紙のサイズまで狭め、収
容される用紙の幅を揃えてその姿勢を整えるようにして
いる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来の幅寄せ板の制御においては用紙収
納トレイに収納される用紙を一枚毎に幅合わせを行うた
めに、処理枚数の多い機械では幅寄せ板を駆動するため
のモータやソレノイド等の駆動手段の短時間内での動作
回数が多くなり、駆動手段は温度上昇し、動作不良や絶
縁破壊を起こす恐れが有る。

また、上記した駆動手段の温度上昇に対応して負荷トル
クに余裕のあるモータ、ソレノイド等を使用した場合、
部品コストが高くなるという問題点があった。

（発明の目的） この発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、駆
動トルクの小さな駆動手段を用いた場合であっても駆動
手段が過度に温度上昇を起こすことを防止することを目
的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、この発明の用紙収納トレ
イの幅寄せ制御装置は、トレイ上に２枚の幅寄せ板を設
はトレイに紙が収納されたときに幅寄せ板の少なくとも
一方を駆動手段で移動させて幅寄せを行うように構成し
た用紙収納トレイの幅寄せ制御装置において、用紙収納
トレイに収納される紙の枚数を計数するカウンタと、該
カウンタの計数値が所定数増加するたびに幅寄せ板を移
動させる制御手段を有することを特徴とする。

（作用） 用紙収納トレイに収納される紙の枚数が所定数づつ増加
することに対応して幅寄せ板を移動させて収納される紙
の幅揃えを行う。

（実施例） 第１図はこの発明の一実施例の要部を示す斜視図、第２
図は第１図の部分断面図であり、１は矢印Ａ方向から用
紙を搬入するトレイ、２，３は幅寄せ板、２ａ、３ａは
幅寄せ板２，３にそれぞれ設けられた用紙押さえ板、４
はモータ、４ａはモータ４の出力軸に設けられたプーリ
、５，６はトレイに穿設された長穴、７はｌ・レイの下
部に設けられた従動プーリ、８は補助ローラ、９はプー
リ４ａと補助ローラ８と従動ブーＵ　７との間に張設さ
れたワイヤ、１０．１１は幅寄せ板２．３の下面に設け
られ長穴５，６から突出してワイヤ９にそれぞれ固定さ
れた固定具である。

第３図は第１図に示す実施例の制御回路を示すブロック
図であり、１５はＲＯＭ、ＲＡＭ、ＣＰＵ、Ｉ１０ボー
１−からなる゛ンイクロコンピュータ（以下マイコンと
いう）、１７はトレイ１　（第１図）に搬入される用紙
に接触して作動するスイッチ、２０はマイコン１５によ
って制御される各種複写機構である。

このような構成の動作を第４図に示すフローチャー１・
を用いて説明する。この動作の実施例は用紙収納トレイ
１に２枚の紙が収納される毎に幅寄せ板を移動させると
いうものである。

複写動作が両面コピー（ステップＳ１）の場合において
、トレイスイッチ１７が１〜レイ１への複写紙の進入に
よる紙の検知により作動状態となるか、或いは紙を検知
しなくなり非作動状態となるかに応じてチェンジする（
ステップＳ２）時、このスイッチのチェンジが例えば紙
の先端がスイッチ１７をチェンジし、スイッチ１７がＯ
Ｎ状態となったものかあるいはＯＦＦとなったものかが
判断され（ステップＳ３）、トレイスイッチがＯＮされ
た時にはステップＳ４に進み、トレイスイッチ１７がＯ
ＦＦである時にはステップＳ１に戻る。

ステップＳ３においてトレイスイッチ１７がＯＮされる
回数、即ち用紙収納トレイ１に収納される紙の枚数を計
数し、ステップＳ５においてステップＳ４で計数される
数値が偶数か奇数であるがが判断され、偶数であるなら
ば幅寄せ板２，３を作動させて用紙収納トレイ１に収納
される紙の幅揃えを行う。さらにステップＳ６での幅寄
せ板２゜３の作動に引き続いてステップＳ７で複写終了
が否かが判断され複写終了ならば上記一連の動作を停止
し、これに対して複写終了でないならば再びステップＳ
１に戻る。また、ステップｓ５において、ステップＳ４
で計数される数値が奇数である場合には奇数枚目となる
紙が用紙収納トレイ１に収納されるべき最終の紙となる
か否かがステップＳｌ］で判断され、最終の紙であるな
らばステップＳ６において幅寄せ板２，３を作動させ、
これに対して最終の紙で無いならばステップＳ７に移る
。

上記説明は用紙収納トレイ１に２枚の紙が収納される毎
に幅寄せ板２，３が作動される場合について行ったもの
であるが、本発明においては３枚以上の特定枚数の紙が
収納される毎に輻寄せ板を作動させることも可能であり
、この場合幅寄せ板の移動はステップＳ、においてステ
ップＳ４での計数値と一回の幅寄せ動作を行うまでに収
納される紙枚数の整数倍の数値とを比較すれば良い。

（発明の効果） 用紙収納トレイに収納される紙が所定枚数ずつ増加する
毎に幅寄せ板を移動させるようにしたので、幅寄せ板を
駆動させるモータあるいはソレノイドの温度上昇幅が極
めて小さくなるのでモータやソレノイド等の駆動手段と
して駆動トルクの小さな安価であり且つ小型のものが採
用出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の要部を示す斜視図、第２
図は第１図の部分断面図、第３図は第１図に示す実施例
の制御回路を示すプロ・ンク図、第４図は第３図の動作
を示すフローチャートである。 １・・・用紙収納トレイ ２．３・・・幅寄せ板 ４・・・モータ １５・・・マイクロコンピュータ １７・　・　・トレイスイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トレイ上に２枚の幅寄せ板を設け、トレイに紙が収納さ
   れたときに幅寄せ板の少なくとも一方を駆動手段で移動
   させて幅寄せを行うように構成した用紙収納トレイの幅
   寄せ制御装置において、用紙収納トレイに収納される紙
   の枚数を計数するカウンタと、該カウンタの計数値が所
   定数増加するたびに幅寄せ板を移動させる制御手段を有
   することを特徴とする用紙収納トレイの幅寄せ制御装置