JPH02106330A - 空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法 - Google Patents
空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法Info
- Publication number
- JPH02106330A JPH02106330A JP63258879A JP25887988A JPH02106330A JP H02106330 A JPH02106330 A JP H02106330A JP 63258879 A JP63258879 A JP 63258879A JP 25887988 A JP25887988 A JP 25887988A JP H02106330 A JPH02106330 A JP H02106330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ply
- band
- rubber
- carcass
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 35
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 12
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010008 shearing Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010073 coating (rubber) Methods 0.000 abstract 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
ラジアルタイヤなかでも、航空機車輪におけるような、
高内圧、大荷重の負荷の下で著しくか酷な稼働条件の強
いられるが如き使途向けの大型タイヤは、ボディ補強の
根幹となるカーカス構造が基本的に重要で、航空機用に
供するとき、その安全運行の面からもとくに重視される
。
高内圧、大荷重の負荷の下で著しくか酷な稼働条件の強
いられるが如き使途向けの大型タイヤは、ボディ補強の
根幹となるカーカス構造が基本的に重要で、航空機用に
供するとき、その安全運行の面からもとくに重視される
。
この種のタイヤにあってもその成形過程は一般に、グリ
ーンケースを仕立ててそのトロイダル変形を含むグリー
ンタイヤの成形工程を経て、タイヤ成形加硫機のモール
ド内で影付は加硫が施されるところ、グリーンケースの
成形前段階にてまずカーカスプライ用ゴム引きコードス
トリップをバンド造成ドラムのまわりに、プライの種別
(たとえばターンアッププライ、ターンダウンプライな
ど)毎に順次差付けて積層する、いわゆるバンド造成段
階が含まれる。
ーンケースを仕立ててそのトロイダル変形を含むグリー
ンタイヤの成形工程を経て、タイヤ成形加硫機のモール
ド内で影付は加硫が施されるところ、グリーンケースの
成形前段階にてまずカーカスプライ用ゴム引きコードス
トリップをバンド造成ドラムのまわりに、プライの種別
(たとえばターンアッププライ、ターンダウンプライな
ど)毎に順次差付けて積層する、いわゆるバンド造成段
階が含まれる。
このようにして造成されたバンドは、次のグリーンケー
ス造成ドラムに移して所要のビードコア及びビードフィ
ラゴムの装着とターンアッププライの巻返し、さらにタ
ーンダウンプライを用いるときその巻込みを行うグリー
ンケースの成形(1次)段階に供され、この間はもちろ
ん、その後の加工段階を通した綿密な手順を経たのちの
、タイヤの性能を及ぼすバンド造成段階の影響は看過し
得ないところである。
ス造成ドラムに移して所要のビードコア及びビードフィ
ラゴムの装着とターンアッププライの巻返し、さらにタ
ーンダウンプライを用いるときその巻込みを行うグリー
ンケースの成形(1次)段階に供され、この間はもちろ
ん、その後の加工段階を通した綿密な手順を経たのちの
、タイヤの性能を及ぼすバンド造成段階の影響は看過し
得ないところである。
この点について改良を加え、筒便で手際のよいバンド造
成法に関し以下に提案する。
成法に関し以下に提案する。
(従来の技術)
特開昭63−46902号公報には航空機用ラジアルタ
イヤおよびその製造方法に関してとくに左右一対の分割
されたサイドカーカスプライを用いることについて開示
されている。
イヤおよびその製造方法に関してとくに左右一対の分割
されたサイドカーカスプライを用いることについて開示
されている。
(発明が解決しようとする課題)
航空機用空気入りラジアルタイヤのようにか酷な負荷条
件で使用される場合のボディ補強には、カーカス張力の
バランス上、いわゆるアップダウン方式が有利に適合す
るが、これも含めて少なくともビードコアのまわりに折
り返されるターンアップエンドに終わるターンアッププ
ライを用いる空気入りラジアルタイヤを高内圧の充填に
よる大荷重の支持を目指した使途に供するとき、ビード
コア上でこれとともに上記の折り返しの内部に硬質のゴ
ムフィラーが配置される。
件で使用される場合のボディ補強には、カーカス張力の
バランス上、いわゆるアップダウン方式が有利に適合す
るが、これも含めて少なくともビードコアのまわりに折
り返されるターンアップエンドに終わるターンアッププ
ライを用いる空気入りラジアルタイヤを高内圧の充填に
よる大荷重の支持を目指した使途に供するとき、ビード
コア上でこれとともに上記の折り返しの内部に硬質のゴ
ムフィラーが配置される。
このようにしてビード部を固めたラジアル構造カーカス
をもつ空気入りタイヤに高い内圧が充填されると、タイ
ヤのビード部はリムフランジによって事実上不動に固定
されるため、リムフランジよりもタイヤ半径方向上方の
サイドウオール部はほぼビードコアーを中心に外方へ倒
れるような変形を起こし、このとき硬質ゴムフィラに面
してこれとタイヤの内方で接しているカーカスプライと
の間に剪断力が発生し、それが原因でタイヤの使用中に
セパレーションに発展してタイヤ故障につながるおそれ
があり、とくに耐久性にすぐれることを至上とする航空
機用空気入りタイヤにあっては、この点の解決が強く要
請される。
をもつ空気入りタイヤに高い内圧が充填されると、タイ
ヤのビード部はリムフランジによって事実上不動に固定
されるため、リムフランジよりもタイヤ半径方向上方の
サイドウオール部はほぼビードコアーを中心に外方へ倒
れるような変形を起こし、このとき硬質ゴムフィラに面
してこれとタイヤの内方で接しているカーカスプライと
の間に剪断力が発生し、それが原因でタイヤの使用中に
セパレーションに発展してタイヤ故障につながるおそれ
があり、とくに耐久性にすぐれることを至上とする航空
機用空気入りタイヤにあっては、この点の解決が強く要
請される。
そこで硬質のビードフィラーゴムを用いる空気入リタイ
ヤにおける該ゴムとターンアッププライとの間の剪断歪
を有利に吸収して、ビード上部におけるセパレーション
のおそれがないボディ補強を的確に実現するのに寄与す
る空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法を与えるこ
とがこの発明の目的である。
ヤにおける該ゴムとターンアッププライとの間の剪断歪
を有利に吸収して、ビード上部におけるセパレーション
のおそれがないボディ補強を的確に実現するのに寄与す
る空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法を与えるこ
とがこの発明の目的である。
(課題を解決するための手段)
この発明はラジアル構造カーカスをボディ補強としてそ
なえる空気入りタイヤのグリーンケース成形に当り、上
記カーカスのターンアッププライに充当するゴム引きコ
ードストリップのケースバンド造成ドラム上での巻付け
の際、該プライのターンアップエンドに面することとな
る位置から外方寄りにわたって予め、スキージゴムシー
トを配置したコードストリップを用いることがより有利
でありスキージゴムシートが厚み0.25〜0.80m
、幅30〜80mmであること、またスキージゴムがハ
ンド造成のあとのグリーンケース成形段階にて、ターン
アッププライでもってビードコアとともに包み込まれる
硬質ゴムフィラゴムの100%伸長時モジュラスに比し
その値の315よりは小さく3/8よりは大きい100
%伸長時モジュラスを有するものであることがより有利
である。
なえる空気入りタイヤのグリーンケース成形に当り、上
記カーカスのターンアッププライに充当するゴム引きコ
ードストリップのケースバンド造成ドラム上での巻付け
の際、該プライのターンアップエンドに面することとな
る位置から外方寄りにわたって予め、スキージゴムシー
トを配置したコードストリップを用いることがより有利
でありスキージゴムシートが厚み0.25〜0.80m
、幅30〜80mmであること、またスキージゴムがハ
ンド造成のあとのグリーンケース成形段階にて、ターン
アッププライでもってビードコアとともに包み込まれる
硬質ゴムフィラゴムの100%伸長時モジュラスに比し
その値の315よりは小さく3/8よりは大きい100
%伸長時モジュラスを有するものであることがより有利
である。
さて第1図にこの発明に従う航空機用空気入りラジアル
タイヤの要部を断面で示し、図中1はカーカス、2はビ
ードコア、3は硬質ビートフィラゴム、4はビード部ゴ
ム外皮であり、5はリム、6はリムフランジである。
タイヤの要部を断面で示し、図中1はカーカス、2はビ
ードコア、3は硬質ビートフィラゴム、4はビード部ゴ
ム外皮であり、5はリム、6はリムフランジである。
カーカス1は、1890 d /3ナイロンコードのよ
うなコードのすだれ織り布にゴム被覆を施した上で必要
幅に裁断し耳縁で順次接合したいわゆるゴム引きコード
ストリップよりなり、この例で、3枚のストリップを、
ビードコア2のまわりに内から外へ巻返しその内部に硬
質ビードフィラゴム3を包み込んだ、ターンアッププラ
イ1aと、残りの2枚はターンアッププライ1aの外側
に沿い、より好ましくはターンアップエンドICに面し
スキージゴム7を介在させてビードコア2の直下に巻き
込んだ、ターンダウンプライ1bとからなる。
うなコードのすだれ織り布にゴム被覆を施した上で必要
幅に裁断し耳縁で順次接合したいわゆるゴム引きコード
ストリップよりなり、この例で、3枚のストリップを、
ビードコア2のまわりに内から外へ巻返しその内部に硬
質ビードフィラゴム3を包み込んだ、ターンアッププラ
イ1aと、残りの2枚はターンアッププライ1aの外側
に沿い、より好ましくはターンアップエンドICに面し
スキージゴム7を介在させてビードコア2の直下に巻き
込んだ、ターンダウンプライ1bとからなる。
なお図中2aはビードコアコーティングゴムである。
カーカス1は図に示していないが、タイヤの両側に位置
するビードコア2の対の間にわたうて、事実上のタイヤ
の放射面内にのびるコード配列になる、いわゆるラジア
ル構造である。
するビードコア2の対の間にわたうて、事実上のタイヤ
の放射面内にのびるコード配列になる、いわゆるラジア
ル構造である。
この発明においてはとくに、硬質ビードフィラゴムとこ
れに接して合体するターンアッププライ1aとの間にス
キージゴム8を配置する。
れに接して合体するターンアッププライ1aとの間にス
キージゴム8を配置する。
このスキージゴム8は、タイヤに高圧下の空気充填によ
ってビード部が矢印αの向きに倒れる変形の際に矢印β
の向きでターンアッププライ1aに働く張力によりビー
ドフィラゴム3との間に生じる剪断歪の吸収緩和に役立
ち、該剪断歪に基づくビード部のセパレーションを阻止
するのである。
ってビード部が矢印αの向きに倒れる変形の際に矢印β
の向きでターンアッププライ1aに働く張力によりビー
ドフィラゴム3との間に生じる剪断歪の吸収緩和に役立
ち、該剪断歪に基づくビード部のセパレーションを阻止
するのである。
このようなタイヤの製造工程は、まずケースバンドの造
成と、このケースバンドにビードコア及びビードフィラ
ゴムを組付ける工程を主体とするグリーンケースの成形
と、別途のベルト及びトレッドゴムとの複合成形と、こ
の複合成形体の内部にてグリーンケースを膨径させるト
ロイダル変形を介して合体させるグリーンタイヤの成形
及びタイヤ加硫機のモールド内で型付けと加硫を進行さ
せるモールディングの各過程を経るのはいうまでもない
が、この発明においては、上記ケースバンドの造成過程
で第2図のようにカーカス1のターンアッププライla
に充当するゴム引きコードストリップ9をケースバンド
造成ドラム10に巻付ける際に、該プライのターンアッ
プエンドに面することとなる位置から外方寄りにわたっ
てスキージゴム8となるべきゴムシート11を貼り合わ
せるか又は、この巻付けに先立って第3図のように予め
ゴム引きコードストリップ9の継ぎ合わせの際に接合合
体しておいて、ケースバンドとして造成するのである。
成と、このケースバンドにビードコア及びビードフィラ
ゴムを組付ける工程を主体とするグリーンケースの成形
と、別途のベルト及びトレッドゴムとの複合成形と、こ
の複合成形体の内部にてグリーンケースを膨径させるト
ロイダル変形を介して合体させるグリーンタイヤの成形
及びタイヤ加硫機のモールド内で型付けと加硫を進行さ
せるモールディングの各過程を経るのはいうまでもない
が、この発明においては、上記ケースバンドの造成過程
で第2図のようにカーカス1のターンアッププライla
に充当するゴム引きコードストリップ9をケースバンド
造成ドラム10に巻付ける際に、該プライのターンアッ
プエンドに面することとなる位置から外方寄りにわたっ
てスキージゴム8となるべきゴムシート11を貼り合わ
せるか又は、この巻付けに先立って第3図のように予め
ゴム引きコードストリップ9の継ぎ合わせの際に接合合
体しておいて、ケースバンドとして造成するのである。
このケースバンドはターンダウンプライ2bを用いると
き、その巻付は貼り合わせをさらに行うのはいうまでも
なく、このとき、スキージゴム7を用いる場合にあって
もほぼ同様な手順で処理でき、その後に上述のグリーン
ケース成形段階に移す。
き、その巻付は貼り合わせをさらに行うのはいうまでも
なく、このとき、スキージゴム7を用いる場合にあって
もほぼ同様な手順で処理でき、その後に上述のグリーン
ケース成形段階に移す。
(作 用)
この発明では、スキージゴム8に用いるゴムシー目lを
、ケースバンドの造成段階において予めカーカスプライ
の所定位置を占めるようそのゴム引きコードストリップ
に貼り合わせであるので、その後のタイヤ成形工程での
手順にはもちろん、貼り合わせ工程自体、簡単で格別な
支障となることもなくして製品タイヤのビード部耐久性
向上に役立つように、硬質のピードフィーラゴムと、カ
ーカスプライとの間の剪断歪を吸収緩和する。
、ケースバンドの造成段階において予めカーカスプライ
の所定位置を占めるようそのゴム引きコードストリップ
に貼り合わせであるので、その後のタイヤ成形工程での
手順にはもちろん、貼り合わせ工程自体、簡単で格別な
支障となることもなくして製品タイヤのビード部耐久性
向上に役立つように、硬質のピードフィーラゴムと、カ
ーカスプライとの間の剪断歪を吸収緩和する。
ここにスキージゴムシートは、厚みが0.25mmより
薄いとプライとビードフィーラゴム間の剪断歪の吸収緩
和をすることが出来ずセパレーションを引起す。また0
、801nmよりも厚すぎると、ビード倒れ込み時ダウ
ンプライ1bの圧縮歪が増大しコード疲労を促進させる
ため何れも不利であり、−刃幅が70amより広すぎる
とダウンプライlbの疲労が促進されまた30+m++
より狭すぎるとプライとビードフィーラゴム間の剪断歪
吸収緩和に効果がなくなり何れも不都合であり、また硬
質ゴムフィラーゴムに比し、100%伸長モジュラスの
値で375よりは小さり3/8より大きい物性を有する
ものが適合し、この範囲を超えて高すぎると剪断歪の吸
収能力が不足し、一方低すぎると動きが大きくなり発熱
によりブローを引起す不利を来す。
薄いとプライとビードフィーラゴム間の剪断歪の吸収緩
和をすることが出来ずセパレーションを引起す。また0
、801nmよりも厚すぎると、ビード倒れ込み時ダウ
ンプライ1bの圧縮歪が増大しコード疲労を促進させる
ため何れも不利であり、−刃幅が70amより広すぎる
とダウンプライlbの疲労が促進されまた30+m++
より狭すぎるとプライとビードフィーラゴム間の剪断歪
吸収緩和に効果がなくなり何れも不都合であり、また硬
質ゴムフィラーゴムに比し、100%伸長モジュラスの
値で375よりは小さり3/8より大きい物性を有する
ものが適合し、この範囲を超えて高すぎると剪断歪の吸
収能力が不足し、一方低すぎると動きが大きくなり発熱
によりブローを引起す不利を来す。
尖施拠
第1図に図解したところに従ってサイズH46の航空機
用空気入りラジアルタイヤを試作し、この発明によるス
キージゴムの配設がタイヤの耐久性に及ぼす影響を従来
タイヤと対比した成績を次表に示す。
用空気入りラジアルタイヤを試作し、この発明によるス
キージゴムの配設がタイヤの耐久性に及ぼす影響を従来
タイヤと対比した成績を次表に示す。
(発明の効果)
この発明のカーカス用バンド造成法は、ターンアッププ
ライに充当すべきゴム引きコードストリップにそのケー
スバンド造成段階以前にて予め該ストリップの所定位置
にスキージゴムシートを貼り合わせるだけの簡便な手順
を加えるのみで、その後のグリーンケース及びグリーン
タイヤの各成形段階はもちろん、タイヤの影付は加硫段
階における取扱い上回の支障となることなく、製品タイ
ヤの耐久性の増強に有用である。
ライに充当すべきゴム引きコードストリップにそのケー
スバンド造成段階以前にて予め該ストリップの所定位置
にスキージゴムシートを貼り合わせるだけの簡便な手順
を加えるのみで、その後のグリーンケース及びグリーン
タイヤの各成形段階はもちろん、タイヤの影付は加硫段
階における取扱い上回の支障となることなく、製品タイ
ヤの耐久性の増強に有用である。
第1図はタイヤの要部断面図、
第2図、第3図はスキージゴムシートの貼り付は要領説
明図である。 1・・・カーカス 2・・・ビードコア3
・・・硬質ビードフィラゴム
明図である。 1・・・カーカス 2・・・ビードコア3
・・・硬質ビードフィラゴム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ラジアル構造カーカスをボディ補強としてそなえる
空気入りタイヤのグリーンケース成形に当り、 上記カーカスのターンアッププライに充当するゴム引き
コードストリップのケースバンド造成ドラム上での巻付
けの際、該プライのターンアップエンドに面することと
なる位置から外方寄りにわたって予め、スキージゴムシ
ートを配置したコードストリップを用いることを特徴と
する、空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法。 2、スキージゴムシートが厚み0.25〜0.80mm
、幅50〜200mmである請求項1に記載したバンド
成形法。 3、スキージゴムが、バンド造成のあとのグリーンケー
ス成形段階にて、ターンアッププライでもってビードコ
アとともに包み込まれる硬質ゴムフィラゴムの100%
伸長時モジュラスに比しその値の3/5よりは小さく3
/8よりは大きい100%伸長時モジュラスを有するも
のである請求項1又は2に記載したバンド造成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63258879A JPH02106330A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63258879A JPH02106330A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106330A true JPH02106330A (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=17326300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63258879A Pending JPH02106330A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02106330A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6972061B1 (en) * | 1999-12-06 | 2005-12-06 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Compound apex for vehicle tire |
JP2009506933A (ja) * | 2005-09-01 | 2009-02-19 | ブリヂストン・フアイヤーストーン・ノース・アメリカン・タイヤ・エルエルシー | ビード/サイドウォール補強を有するタイヤ |
US7556704B2 (en) * | 2003-03-25 | 2009-07-07 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and manufacturing method thereof |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63258879A patent/JPH02106330A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6972061B1 (en) * | 1999-12-06 | 2005-12-06 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Compound apex for vehicle tire |
US7556704B2 (en) * | 2003-03-25 | 2009-07-07 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire and manufacturing method thereof |
JP2009506933A (ja) * | 2005-09-01 | 2009-02-19 | ブリヂストン・フアイヤーストーン・ノース・アメリカン・タイヤ・エルエルシー | ビード/サイドウォール補強を有するタイヤ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62290524A (ja) | ラジアルタイヤの製造方法 | |
EP3079893B1 (en) | Tyre and tyre building method | |
JPH0218104A (ja) | コーナリング性能にすぐれる高速用空気入りタイヤ | |
US3730246A (en) | Pneumatic tire | |
JP4118608B2 (ja) | 航空機用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 | |
US6972061B1 (en) | Compound apex for vehicle tire | |
JPH11320703A (ja) | ランフラットタイヤ用のバンドエレメント及びその建設方法 | |
JPH02106330A (ja) | 空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法 | |
US5616198A (en) | Pneumatic tire with carcass ply increased in thickness partially in at least the tire shoulder portions | |
JP4166308B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2004098826A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 | |
JPH05178039A (ja) | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ | |
US6378585B1 (en) | Heavy duty pneumatic tire and method of manufacturing the same | |
US20210178833A1 (en) | Pneumatic tire and manufacturing method thereof | |
JPS6183025A (ja) | ラジアルタイヤの製造法 | |
JPH02137917A (ja) | 空気入りタイヤのカーカス用バンド造成法 | |
JPS63180506A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
WO2001039964A1 (en) | Compound apex for vehicle tire | |
JP2006193093A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPS6164504A (ja) | ビ−ド部耐久性に優れる重荷重用ラジアルタイヤ | |
JPH01297306A (ja) | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ | |
JP2009241720A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2008195148A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH09174714A (ja) | グリーンタイヤのエア抜き溝 | |
JPS62261511A (ja) | 高速重荷重用空気入りラジアルタイヤ |