JPH0210574Y2 - - Google Patents
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- JPH0210574Y2 JPH0210574Y2 JP2911584U JP2911584U JPH0210574Y2 JP H0210574 Y2 JPH0210574 Y2 JP H0210574Y2 JP 2911584 U JP2911584 U JP 2911584U JP 2911584 U JP2911584 U JP 2911584U JP H0210574 Y2 JPH0210574 Y2 JP H0210574Y2
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- tracks
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 52
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 6
- 239000011111 cardboard Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は光学式記録カードの読み取り装置に関
する。
する。
背景技術とその問題点
メモリカード、ソフトウエアカード等と呼ばれ
ている光学式記録カードがある。先ず第1図を参
照して、従来のこの種カードについて説明する。
1は光学式記録カードを全体として示す。このカ
ード1は矩形のカード基板1Aの長手方向に、直
線的に帯状の主トラツクTMが形成されその主ト
ラツクTMが互いに平行な複数の副トラツクTSの
配列から構成され、更にその各副トラツクTSが
第2図に示すごとく複数の光学的ドツト状記録痕
跡としてのピツトPの配列から構成されたもので
ある。各副トラツクTSはその配列方向に対し直
交するように配されている。また各副トラツク
TSには、ピツトPの有無、間隔の違い等によつ
て映像、音声、データ信号等の情報信号のデジタ
ル化信号の単位信号分が記録されている。
ている光学式記録カードがある。先ず第1図を参
照して、従来のこの種カードについて説明する。
1は光学式記録カードを全体として示す。このカ
ード1は矩形のカード基板1Aの長手方向に、直
線的に帯状の主トラツクTMが形成されその主ト
ラツクTMが互いに平行な複数の副トラツクTSの
配列から構成され、更にその各副トラツクTSが
第2図に示すごとく複数の光学的ドツト状記録痕
跡としてのピツトPの配列から構成されたもので
ある。各副トラツクTSはその配列方向に対し直
交するように配されている。また各副トラツク
TSには、ピツトPの有無、間隔の違い等によつ
て映像、音声、データ信号等の情報信号のデジタ
ル化信号の単位信号分が記録されている。
ピツトPはカード基板1Aに形成された光反射
層における凹みであるが、光学的ドツト状記録痕
跡としては例えばTeOx(x≒1)の層上の結晶
及び非晶質間の相転送により光反射率の違いに基
づく記楼痕跡も可能である。
層における凹みであるが、光学的ドツト状記録痕
跡としては例えばTeOx(x≒1)の層上の結晶
及び非晶質間の相転送により光反射率の違いに基
づく記楼痕跡も可能である。
1a,1bはカード基板1Aの両側縁で、共に
主トラツクTMに平行な直線状となされている。
尚、一方の側縁1aは基準側縁とされる。またカ
ード基板1aの両側縁1a,1b側の各側面はカ
ード基板1Aの互いに平行な表裏面に対し直交す
る平面を構成している。
主トラツクTMに平行な直線状となされている。
尚、一方の側縁1aは基準側縁とされる。またカ
ード基板1aの両側縁1a,1b側の各側面はカ
ード基板1Aの互いに平行な表裏面に対し直交す
る平面を構成している。
次に、このようなカード1から主トラツクTM
に記録された情報信号を読み取る光学式記録カー
ドの読み取り装置について、第3図及び第4図を
参照して説明する。読み取り装置に差し込まれた
カード1からカード送り用ローラ2によつてカー
ド1と基準側縁1aに沿つて矢印3の方向に移送
され、光源4よりの光線5がコンデンサレンズ6
を介してカード1のトラツクTMを照射し、トラ
ツクTMからの反射光、即ちトラツクTMの読み取
り光7が結像レンズ8を介して保持板9に保持さ
れた光検出器10上に照射されて、これにより情
報信号が読み取られるようになされている。光検
出器10はCCD(電荷結合素子)からなるライン
センサで複数の検出要素10aが直線状に配列さ
れ、電子的な走査によりこれに投影された像が読
み取られるものである。光検出器10上で副トラ
ツクTSの像の長手方向が検出要素10aの配列
方向と一致して、一本の副トラツクTSの総ての
ピツトの像が光検出器10上に同時に結像し、1
本の副トラツクTS分の情報信号が一挙に読み取
られるようになされる。
に記録された情報信号を読み取る光学式記録カー
ドの読み取り装置について、第3図及び第4図を
参照して説明する。読み取り装置に差し込まれた
カード1からカード送り用ローラ2によつてカー
ド1と基準側縁1aに沿つて矢印3の方向に移送
され、光源4よりの光線5がコンデンサレンズ6
を介してカード1のトラツクTMを照射し、トラ
ツクTMからの反射光、即ちトラツクTMの読み取
り光7が結像レンズ8を介して保持板9に保持さ
れた光検出器10上に照射されて、これにより情
報信号が読み取られるようになされている。光検
出器10はCCD(電荷結合素子)からなるライン
センサで複数の検出要素10aが直線状に配列さ
れ、電子的な走査によりこれに投影された像が読
み取られるものである。光検出器10上で副トラ
ツクTSの像の長手方向が検出要素10aの配列
方向と一致して、一本の副トラツクTSの総ての
ピツトの像が光検出器10上に同時に結像し、1
本の副トラツクTS分の情報信号が一挙に読み取
られるようになされる。
ところで、複数の主トラツクTMが形成された
光学式記録カードのその複数の主トラツクTMを
選択して、この記録情報を読み取ろうとする場合
には、第3図の光源4、コンデンサレンズ6、結
像レンズ8及びラインセンサ10から成る光学的
読み取り手段を、主トラツクの数に対応して複数
系統並置するか、或いか一系統の光学的読み取り
手段を機械的可動手段を用いて主トラツクを横切
る方向に直線移動させる必要がある。しかし、こ
のようにすると両者のいずれの場合も読み取り装
置が大型と成り、構成も複雑と成り、所望の主ト
ラツクの情報を速やかに読み取ることが困難とな
る。また、前者の場合は、光学的読み取り手段の
増加により、それだけ読み取り装置の構成の複雑
化、その価格上昇につながるという欠点がある。
光学式記録カードのその複数の主トラツクTMを
選択して、この記録情報を読み取ろうとする場合
には、第3図の光源4、コンデンサレンズ6、結
像レンズ8及びラインセンサ10から成る光学的
読み取り手段を、主トラツクの数に対応して複数
系統並置するか、或いか一系統の光学的読み取り
手段を機械的可動手段を用いて主トラツクを横切
る方向に直線移動させる必要がある。しかし、こ
のようにすると両者のいずれの場合も読み取り装
置が大型と成り、構成も複雑と成り、所望の主ト
ラツクの情報を速やかに読み取ることが困難とな
る。また、前者の場合は、光学的読み取り手段の
増加により、それだけ読み取り装置の構成の複雑
化、その価格上昇につながるという欠点がある。
考案の目的
斯る点に鑑み本考考案は、互いに平行な複数の
副トラツクの配列から成る複数の主トラツクが、
所定間隔を置いて互いに平行にカード基板の長手
方向に形成されると共に、各副トラツクが複数の
光学的ドツト状記録痕跡の配列から構成され、ラ
イセンサを用いて光学式記録カードの記録情報を
読み取るようにした光学式記録カードの読み取り
装置において、構成簡単、価格低廉にして、複数
の主トラツクの内の所望の主トラツクの記録情報
を迅速に読み取ることのできるものを提案しよう
とするものである。
副トラツクの配列から成る複数の主トラツクが、
所定間隔を置いて互いに平行にカード基板の長手
方向に形成されると共に、各副トラツクが複数の
光学的ドツト状記録痕跡の配列から構成され、ラ
イセンサを用いて光学式記録カードの記録情報を
読み取るようにした光学式記録カードの読み取り
装置において、構成簡単、価格低廉にして、複数
の主トラツクの内の所望の主トラツクの記録情報
を迅速に読み取ることのできるものを提案しよう
とするものである。
考案の概要
本考案による光学式記録カードの読み取り装置
は、互いに平行な複数の副トラツクの配列から成
る複数の主トラツクが所定間隔を置いて互いに平
行にカード基板の長手方向に形成されると共に、
各副トラツクが複数の光学的ドツト状記録痕跡の
配列から構成されて成る光学式記録カードの記録
情報をラインセンサを用いて読み取るようにした
光学式記録カードの読み取り装置において、その
光学式記録カードを主トラツクと平行な方向に移
動させる移動手段と、光学式記録カードに対し一
定角度をもつて配されたミラーと、このミラーを
光学式記録カードに対し一定距離を保ち、且つ複
数の主トラツクを横切るごとく回動させる回動手
段とを有し、光源よりの光をミラーに反射させて
複数の主トラツクの内の任意の主トラツクに照射
させ、この主トラツクよりの読み取り光をライン
センサに入射せしめ、ラインセンサにて複数の主
トラツクの内、選択された主トラツクの記録情報
を副トラツク毎に読み取るようにしたものであ
る。
は、互いに平行な複数の副トラツクの配列から成
る複数の主トラツクが所定間隔を置いて互いに平
行にカード基板の長手方向に形成されると共に、
各副トラツクが複数の光学的ドツト状記録痕跡の
配列から構成されて成る光学式記録カードの記録
情報をラインセンサを用いて読み取るようにした
光学式記録カードの読み取り装置において、その
光学式記録カードを主トラツクと平行な方向に移
動させる移動手段と、光学式記録カードに対し一
定角度をもつて配されたミラーと、このミラーを
光学式記録カードに対し一定距離を保ち、且つ複
数の主トラツクを横切るごとく回動させる回動手
段とを有し、光源よりの光をミラーに反射させて
複数の主トラツクの内の任意の主トラツクに照射
させ、この主トラツクよりの読み取り光をライン
センサに入射せしめ、ラインセンサにて複数の主
トラツクの内、選択された主トラツクの記録情報
を副トラツク毎に読み取るようにしたものであ
る。
斯る本考案によれば、この種光学的記録カード
の読み取り装置において、構成簡単、価格低廉に
して、複数の主トラツクの内の所望の主トラツク
の記録情報を迅速に読み取ることのできるものを
得ることができる。
の読み取り装置において、構成簡単、価格低廉に
して、複数の主トラツクの内の所望の主トラツク
の記録情報を迅速に読み取ることのできるものを
得ることができる。
実施例
以下に第5図〜第7図を参照して本考案の一実
施例を説明するも、これら図において上述の第1
図〜第4図と対応する部分には同一符号を付し
て、一部重複説明を省略する。尚、他の実施例に
おいても同様である。第5図は本考案に使用する
光学式記録カードの一例を示し、数本の主トラツ
クTMがカード基板1A上に互いに平行に所定間
隔をおいて形成されている。
施例を説明するも、これら図において上述の第1
図〜第4図と対応する部分には同一符号を付し
て、一部重複説明を省略する。尚、他の実施例に
おいても同様である。第5図は本考案に使用する
光学式記録カードの一例を示し、数本の主トラツ
クTMがカード基板1A上に互いに平行に所定間
隔をおいて形成されている。
第6図はこの実施例の光学式記録カードの読み
取り装置を示し、以下第6図について説明する
に、光源4よりの光線5がコンデンサレンズ6を
介してビームスプリツタ11に入射し、その入射
光がその反射面11aにおいて反射し、その反射
光が対物レンズ12を介してミラー13に入射せ
しめられる。このミラー13よりの反射光は他の
ミラー14に入射せしめられる。ここでミラー1
3,14は互いに平行となされ、匣体15の中に
収納されており、例えばミラー13の中心付近を
回転中心(軸)16として、ミラー14が光学式
記録カード1の面と等距離を保つて、各主トラツ
クTMを横切るごとく回動せしめられる。尚、1
5a,15bは匣体15に設けられた、光の通過
する窓孔である。この場合、対物レンズ12を出
射した光はミラー13によつて90゜偏向せしめら
れ、更にミラー14に入射した光が90゜偏向せし
められて、光学式記録カード1を照射する。そし
て、この匣体15を回転中心16の回わりに回動
することにより、光源4よりの光が主トラツク
TMのいずれかを照射するようになされる。尚、
複数の主トラツクTMの内、再生すべき主トラツ
クが決定されれば、その主トラツクTM上に光が
照射されるように匣体15はその位置で回動を停
止する。そして、光学式記録カード1がその主ト
ラツクTM方向に移動することにより、その光の
照射された主トラツクTMに記録された情報が副
トラツクTSごとに再生する。又、対物レンズ1
2の光軸は匣体15の回転中心16と一致してい
るので、常にラインセンサ10に入射する主トラ
ツクTMの副トラツクTSの像は、アジマスなくラ
インセンサ10の受光面に入射される。
取り装置を示し、以下第6図について説明する
に、光源4よりの光線5がコンデンサレンズ6を
介してビームスプリツタ11に入射し、その入射
光がその反射面11aにおいて反射し、その反射
光が対物レンズ12を介してミラー13に入射せ
しめられる。このミラー13よりの反射光は他の
ミラー14に入射せしめられる。ここでミラー1
3,14は互いに平行となされ、匣体15の中に
収納されており、例えばミラー13の中心付近を
回転中心(軸)16として、ミラー14が光学式
記録カード1の面と等距離を保つて、各主トラツ
クTMを横切るごとく回動せしめられる。尚、1
5a,15bは匣体15に設けられた、光の通過
する窓孔である。この場合、対物レンズ12を出
射した光はミラー13によつて90゜偏向せしめら
れ、更にミラー14に入射した光が90゜偏向せし
められて、光学式記録カード1を照射する。そし
て、この匣体15を回転中心16の回わりに回動
することにより、光源4よりの光が主トラツク
TMのいずれかを照射するようになされる。尚、
複数の主トラツクTMの内、再生すべき主トラツ
クが決定されれば、その主トラツクTM上に光が
照射されるように匣体15はその位置で回動を停
止する。そして、光学式記録カード1がその主ト
ラツクTM方向に移動することにより、その光の
照射された主トラツクTMに記録された情報が副
トラツクTSごとに再生する。又、対物レンズ1
2の光軸は匣体15の回転中心16と一致してい
るので、常にラインセンサ10に入射する主トラ
ツクTMの副トラツクTSの像は、アジマスなくラ
インセンサ10の受光面に入射される。
第7図はこの匣体15を回動させる回動手段の
一例であつて匣体15の一部に第7図に示すごと
くラツク17が取付けられ、他方このラツク17
と噛合するウオームギヤ18が設けられ、このウ
オームギヤ18をステツピングモータMにより駆
動することにより、ミラー14より出射した光が
複数の主トラツクTMの所望のものに確実に照射
されるように制御される。
一例であつて匣体15の一部に第7図に示すごと
くラツク17が取付けられ、他方このラツク17
と噛合するウオームギヤ18が設けられ、このウ
オームギヤ18をステツピングモータMにより駆
動することにより、ミラー14より出射した光が
複数の主トラツクTMの所望のものに確実に照射
されるように制御される。
しかして、第6図において光学式記録カード1
の所望の主トラツクTMよりの読み取り光7は、
ミラー14−ミラー13−対物レンズ12−ビー
ムスプリツタ11を通じてラインセンサ10に入
射し、そのトラツクTMに記録された情報信号が
読み取られる。
の所望の主トラツクTMよりの読み取り光7は、
ミラー14−ミラー13−対物レンズ12−ビー
ムスプリツタ11を通じてラインセンサ10に入
射し、そのトラツクTMに記録された情報信号が
読み取られる。
次に第8図を参照して本考案の他の実施例を説
明する。本実施例では、上述の回転中心16の回
わりに回転する匣体15の中に、光源4、コンデ
ンサレンズ6、一対のミラー14,19及び他の
ミラー20が内蔵されている。しかして、光源4
よりの光5はコンデンサレンズ6を通じてミラー
14に入射せしめられ、その反射光が光学式記録
カードを1の主トラツクTMに照射され、この主
トラツクTMよりの読み取り光7が他方のミラー
20に入射せしめられる。この場合ミラー14,
19間の配置角度は鈍角に設定される。ミラー1
9よりの出射光は他のミラー20に入射し、その
反射光が結像レンズ8を通じてラインセンサ10
に入射せしめられる。又、この実施例の場合も、
第6図の実施例について説明したように、結像レ
ンズ8の光軸は匣体15の回転中心16と一致し
ているので、常にラインセンサ10に入射する主
トラツクTMの副トラツクTSの像は、アジマスな
くラインセンサ10の受光面に入射される。
明する。本実施例では、上述の回転中心16の回
わりに回転する匣体15の中に、光源4、コンデ
ンサレンズ6、一対のミラー14,19及び他の
ミラー20が内蔵されている。しかして、光源4
よりの光5はコンデンサレンズ6を通じてミラー
14に入射せしめられ、その反射光が光学式記録
カードを1の主トラツクTMに照射され、この主
トラツクTMよりの読み取り光7が他方のミラー
20に入射せしめられる。この場合ミラー14,
19間の配置角度は鈍角に設定される。ミラー1
9よりの出射光は他のミラー20に入射し、その
反射光が結像レンズ8を通じてラインセンサ10
に入射せしめられる。又、この実施例の場合も、
第6図の実施例について説明したように、結像レ
ンズ8の光軸は匣体15の回転中心16と一致し
ているので、常にラインセンサ10に入射する主
トラツクTMの副トラツクTSの像は、アジマスな
くラインセンサ10の受光面に入射される。
この第8図の実施例の場合は回動する匣体15
の中に収容する光学素子の数は多くなるという欠
点があるが、その反面第6図の実施例のようにビ
ームスプリツタを用いないので、ラインセンサ1
0に入射する読み取り光の光量が多くなるという
利点がある。
の中に収容する光学素子の数は多くなるという欠
点があるが、その反面第6図の実施例のようにビ
ームスプリツタを用いないので、ラインセンサ1
0に入射する読み取り光の光量が多くなるという
利点がある。
次に第9図〜第12図を参照して本考案の更に
他の実施例を説明する。第9図及び第10図はこ
の実施例の光学式記録カードの読み取り装置の側
面図及び平面図であつて、これらを参照して説明
するに、回動する匣体15の中に光源4、コンデ
ンサレンズ6、ビームスプリツタ11、ミラー1
4、結像レンズ8及びラインセンサ10を配す
る。そして、光源4よりの光をコンデンサレンズ
6−ビームスプリツタ11−ミラー14に入射せ
しめ、その反射光を光学式記録カード1の所望の
主トラツクTMに入射せしめる。また、その主ト
ラツクTMよりの読み取り光7はミラー14にて
反射せしめられビームスプリツタ11、結像レン
ズ8を通じてラインセンサ10に入射せしめられ
る。
他の実施例を説明する。第9図及び第10図はこ
の実施例の光学式記録カードの読み取り装置の側
面図及び平面図であつて、これらを参照して説明
するに、回動する匣体15の中に光源4、コンデ
ンサレンズ6、ビームスプリツタ11、ミラー1
4、結像レンズ8及びラインセンサ10を配す
る。そして、光源4よりの光をコンデンサレンズ
6−ビームスプリツタ11−ミラー14に入射せ
しめ、その反射光を光学式記録カード1の所望の
主トラツクTMに入射せしめる。また、その主ト
ラツクTMよりの読み取り光7はミラー14にて
反射せしめられビームスプリツタ11、結像レン
ズ8を通じてラインセンサ10に入射せしめられ
る。
この実施例では回動する匣体15の内部にライ
ンセンサ10が配され、これをも匣体15と共に
回動させるため、ラインセンサ10と、主トラツ
クTMの副トラツクTSとの間に、第11図に示す
如く匣体15の回動角に応じたアジマスθが形成
されることになる。このアジマスθはトラツク
TMの位置によつて異なる。そこで、この実施例
では、第12図に示すごとく、ラインセンサ10
を回転中心24の回りに回動させるために、ライ
ンセンサ10の保持板9にラツク21を形成しこ
のラツク21に歯車22を噛合せしめ、この歯車
22をモータ23によつて回動させることによ
り、常にラインセンサ10に入射する主トラツク
TMの副トラツクTSの像がアジマスなくラインセ
ンサ10の受光面に入射せしめるようにする。2
5はシステムコントローラで、このシステムコン
トローラ25によつて制御されるバイアスジエネ
レータ26よりの駆動信号をモータに23に供給
することによつて、匣体15の回動角に応じてラ
インセンサ10の回動角を制御するようにしてい
る。
ンセンサ10が配され、これをも匣体15と共に
回動させるため、ラインセンサ10と、主トラツ
クTMの副トラツクTSとの間に、第11図に示す
如く匣体15の回動角に応じたアジマスθが形成
されることになる。このアジマスθはトラツク
TMの位置によつて異なる。そこで、この実施例
では、第12図に示すごとく、ラインセンサ10
を回転中心24の回りに回動させるために、ライ
ンセンサ10の保持板9にラツク21を形成しこ
のラツク21に歯車22を噛合せしめ、この歯車
22をモータ23によつて回動させることによ
り、常にラインセンサ10に入射する主トラツク
TMの副トラツクTSの像がアジマスなくラインセ
ンサ10の受光面に入射せしめるようにする。2
5はシステムコントローラで、このシステムコン
トローラ25によつて制御されるバイアスジエネ
レータ26よりの駆動信号をモータに23に供給
することによつて、匣体15の回動角に応じてラ
インセンサ10の回動角を制御するようにしてい
る。
上述せる本考案によれば、この種光学式記録カ
ードの読み取り装置において、構成簡単、価格低
廉にして、複数の主トラツクの内の所望の主トラ
ツクの記録情報を迅速に読み取ることのできるも
のを得ることができる。更に、本考案による光学
式記録カードの読み取り装置では、光学系の回動
にも拘らず光路長が一定であるので縦倍率が変化
せず、このためラインセンサによる誤読み取りが
回避される。
ードの読み取り装置において、構成簡単、価格低
廉にして、複数の主トラツクの内の所望の主トラ
ツクの記録情報を迅速に読み取ることのできるも
のを得ることができる。更に、本考案による光学
式記録カードの読み取り装置では、光学系の回動
にも拘らず光路長が一定であるので縦倍率が変化
せず、このためラインセンサによる誤読み取りが
回避される。
考案の効果
上述せる本考案によれば、互いに平行な複数の
副トラツクの配列から成る複数の主トラツクが所
定間隔をおいて互いに平行にカード基板の長手方
向に形成されると共に、各副トラツクが複数の光
学的ドツト状記録痕跡の配列から構成され、ライ
ンセンサを用いて光学式記録カードの記録情報を
読み取るようにした光学式記録カードの読み取り
装置において、構成簡単、価格低廉にして複数の
主トラツクの内の所望の主トラツクの記録情報を
迅速に読み取ることのできるものを得ることがで
きる。
副トラツクの配列から成る複数の主トラツクが所
定間隔をおいて互いに平行にカード基板の長手方
向に形成されると共に、各副トラツクが複数の光
学的ドツト状記録痕跡の配列から構成され、ライ
ンセンサを用いて光学式記録カードの記録情報を
読み取るようにした光学式記録カードの読み取り
装置において、構成簡単、価格低廉にして複数の
主トラツクの内の所望の主トラツクの記録情報を
迅速に読み取ることのできるものを得ることがで
きる。
更に斯る本考案によれば、回動手段の回動にも
拘らず光路長が変化しないので縦倍率が変化せ
ず、このためラインセンサによる誤読み取りが回
避される。
拘らず光路長が変化しないので縦倍率が変化せ
ず、このためラインセンサによる誤読み取りが回
避される。
第1図及び第2図は従来の光学式記録カードの
一例を示す平面図、第3図及び第4図は従来の読
み取り光の光学系の一例を示す置図及び斜視図、
第5図は本考案に使用する光学式記録カードの一
例を示す平面図、第6図は本考案の一実施例を示
す配置図、第7図は第6図の一部の構成を示す配
置図、第8図は本考案の他の実施例を示す配置
図、第9図及び第10図は本考案の更に他の実施
例を示す側面的配置図及び平面的配置図、第11
図は説明図、第12図は第9図及び第10図の一
部の構成を示す配置図である。 1は光学式記録カード、1Aはその基板、TM
は主トラツク、TSは副トラツク、4は光源、1
0はラインセンサ、15,17,18,Mは回動
手段を構成する夫々匣体、ラツク、ウオーム、モ
ータである。
一例を示す平面図、第3図及び第4図は従来の読
み取り光の光学系の一例を示す置図及び斜視図、
第5図は本考案に使用する光学式記録カードの一
例を示す平面図、第6図は本考案の一実施例を示
す配置図、第7図は第6図の一部の構成を示す配
置図、第8図は本考案の他の実施例を示す配置
図、第9図及び第10図は本考案の更に他の実施
例を示す側面的配置図及び平面的配置図、第11
図は説明図、第12図は第9図及び第10図の一
部の構成を示す配置図である。 1は光学式記録カード、1Aはその基板、TM
は主トラツク、TSは副トラツク、4は光源、1
0はラインセンサ、15,17,18,Mは回動
手段を構成する夫々匣体、ラツク、ウオーム、モ
ータである。
Claims (1)
- 互いに平行な複数の副トラツクの配列から成る
複数の主トラツクが所定間隔を置いて互いに平行
にカード基板の長手方向に形成されると共に、上
記各副トラツクが複数の光学的ドツト状記録痕跡
の配列から構成されて成る光学式記録カードの記
録情報をラインセンサを用いて読み取るようにし
た光学式記録カードの読み取り装置において、上
記光学式記録カードを上記主トラツクと平行な方
向に移動させる移動手段と、上記光学式記録カー
ドに対し一定角度をもつて配されたミラーと、該
ミラーを上記光学式記録カードに対し一定距離を
保ち、且つ上記複数の主トラツクを横切る如く回
動させる回動手段とを有し、光源よりの光を上記
ミラーに反射させて上記複数の主トラツクの内の
任意の主トラツクに照射させ、該主トラツクより
の読み取り光を上記ラインセンサに入射せしめ、
上記ラインセンサに上記複数の主トラツクの内、
選択された主トラツクの記録情報を上記副トラツ
ク毎に読み取るようにして成る光学式記録カード
の読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2911584U JPS60144159U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 光学式記録カ−ドの読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2911584U JPS60144159U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 光学式記録カ−ドの読み取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60144159U JPS60144159U (ja) | 1985-09-25 |
JPH0210574Y2 true JPH0210574Y2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=30527630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2911584U Granted JPS60144159U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 光学式記録カ−ドの読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60144159U (ja) |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2911584U patent/JPS60144159U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60144159U (ja) | 1985-09-25 |
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