JPH02104456A - 連続鋳造用ロールの変位把握方法 - Google Patents

連続鋳造用ロールの変位把握方法

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JPH02104456A
JPH02104456A JP25786288A JP25786288A JPH02104456A JP H02104456 A JPH02104456 A JP H02104456A JP 25786288 A JP25786288 A JP 25786288A JP 25786288 A JP25786288 A JP 25786288A JP H02104456 A JPH02104456 A JP H02104456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement
roll
load
casting
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP25786288A
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English (en)
Inventor
Koji Kajiwara
孝治 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、連続鋳造設備を構成する連続鋳造用ロールの
特に中央部における変位を連続的に把握する方法に関す
るものである。
(従来の技術) 連続鋳造中における連続鋳造用ロールの径方向変位を把
握することは、連続鋳造鋳片の内部割れを防止したり、
中心偏析を改善する等の内質改善を図るための重要な因
子であることは良く知られているところである。
従って、前記ロールの径方向変位を計測する方法につい
ては従来より種々考案されてはいるが、常時使用に耐え
うる装置として開発・実用化されたものはなく、試験装
置的なものが若干あるだけである。
その−例を第4図に示す。第4図はロール及びバックフ
レームの変位を測定するためのブロック図を示すもので
あり、同図に示したようにロール1の背面及びバックフ
レーム2の背面に配設した渦流式ギヤツブ計3にてロー
ル1及びバックフレーム2の変位を計測し、その合計を
ロール変位として把握するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第4図に示した方法は、ロールの変位を
直接渦流式ギヤツブ計で検出しようとするものである為
、ロールのすぐ背面側に前記ギャツブ計を設置する必要
がある。従って、連続鋳造鋳片に非常に近い場所に設置
することになる。この為、ギヤツブ計は鋳造中の鋳片及
びロールからの熱輻射をまともに受けることになると共
に、周囲は高温蒸気又は熱水がかかる等の過酷な雰囲気
に常に晒されることになる。
従って、前記ギャップの計等の変位検出センサーはどの
ような種類のものを使用したとしてもその寿命は短く、
短期間で計測不能となる為、日常の操業にフルに使用で
きる計測装置としては不十分であり、試験的な使用に限
られていた。
また、通常はロールの背面側が非常に狭く、変位検出セ
ンサーを取付けるスペースがあまり無い場合が多いため
、第4図に示した方式は、既設の連続鋳造設備への設置
が困難な場合が多い。
更に、第4図に示した方式は、ハックフレームの内面側
に変位検出センサーを設置するのが普通である為、バッ
クフレームの変形による変位は把握できない。従って、
ロールの総合変位を把握するためには、バックフレーム
の変位も計測する必要がある。
このハックフレームの変位を計測するために前記第4図
に示す方法は、地上側に設置したギヤ・7ブ計でバック
フレームの絶対変位を測定する訳であるが、連続鋳造設
備のチャンバー内における高温、高熱雲囲気の中では、
その地上側設置ベースの金物、ギヤツブ針固定用の金物
等も熱膨張する為、バックフレームの絶対変位を正確に
測定することは至難である。
本発明は上記したような問題点に鑑みて成されたもので
あり、日常の操業管理にフルに使用できるような寿命の
長い、しかも既設の連続鋳造設備へも容易に設置可能で
、かつ正確に鋳造中のロー。
ル変位を把握できる方法を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) ロールの変位を把握するためには、ロール自身のたわみ
による変位と、フレームのたわみによって生じるロール
全体の変位を加算する必要がある。
しかし、前記両変位共たわみによって生ずる変位である
からロールに作用する負荷に略比例することは幾何学的
に予想できる。
そこで本発明者らは、ロール構造部分のうち鋳片より比
較的遠くて熱を受けに<<、かつスペース的にも余裕の
あるロール軸受部分の変位を計測し、その負荷に担当す
るロール変位を求めることによりロールの変位を把握で
きると考えて本発明を成したのである。
すなわち、本発明では、先ず、オフラインで連続鋳造用
ロールに鋳造中と同じ負荷を作用させて該負荷とロール
各部の変位及びロール軸受部の変位を予め求めておき、
次に鋳造時にはロール軸受部の変位のみを計測し、該計
測値と前記予め求めたロール軸受部の変位値を比較して
鋳造時の負荷を推定し、該推定した負荷に基づいて鋳造
時におけるロール変位を把握することとしているのであ
る。
(実 施 例) 以下本発明を第1図〜第3図に示す一実施例に基づいて
説明する。
先ず本発明では、整備完了後のロールセグメントに、オ
フラインにて鋳造中と同じ負荷を作用させて、予め該負
荷とロール各部の変位及び軸受部の変位を計測しておく
のである。第1図にその場合の計測方法概念図を示す。
すなわち、対を成す各ロール11.11間に受は金物1
2.12を介して油圧ジヤツキ13を介設し、その後厚
さ調整用油圧シリンダ装置14を作動させてこれに所要
の圧力を作用させた状態で前記油圧ジヤツキ13を張っ
て静鉄圧相当の力をロール11.11間に負荷するので
ある。そして、この静鉄圧相当の力を負荷されたロール
11.11間の変位を、これらロール1111間にセン
トシた例えばダイヤルゲージ15によって測定すると共
に、これらロール11.11の軸受部間隔を例えば差動
トランス16で測定するのである。
この計測結果の一例を第2図に示すが、この結果より明
らかなように、本発明者らの予想通り、ロール間の間隔
すなわちロールの変位、軸受部間の間隔すなわち軸受部
変位は共に負荷に略比例しているのが判る。
そして、かかる関係を予め求めておいた後、次に鋳造中
には軸受部の間隔のみを計測し、この計測値を前記予め
求めた変位値と比較して時々刻々の負荷を推定し、この
推定負荷よりロール変位を推定するのである。
第3図は連続鋳造中における軸受部の間隔を実際に測定
した場合の結果を示したものであり、鋳造中における安
定I桑業時には無負荷時と比較して軸受部の間隔が約0
.5 mm変化拡大しているのが判る。これを第2図に
示すオフラインの計測データと照合してみると、静鉄圧
約55TON前後のところに相当していることが判る。
従って、このデータより、かかる場合のロール変位はロ
ールの中央部で2.3mm程度であり、よってロールの
みの変位(たわみ)は、中央部では2.3−0.5 =
1.8胴程度であると推定される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、先ず、オフラインで連続
鋳造用ロールに鋳造中と同じ負荷を作用させて該負荷と
ロール各部の変位及びロール軸受部の変位を予め求めて
おき、次に鋳造時にはロール軸受部の変位のみを計測し
、該計測値と前記予め求めたロール軸受部の変位値を比
較して鋳造時の負荷を推定し、該推定した負荷に基づい
て鋳造時におけるロール変位を把握するものであり、鋳
造中の変位計測を鋳片より比較的遠くて熱を受けにくい
ロール軸受部において行うため、寿命が長く日常の操業
管理にもフルに使用できる。また本発明は前記したよう
にスペース的にも余裕のあるロール軸受部の変位を計測
するため、既設の連続鋳造設備にも容易に適用でき、常
時正確に鋳造中のロール変位を把握することが可能とな
る。従って本発明によれば鋳片の内部割れの防止や中心
偏析低減等に有益なる効果を存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法におけるオフライン計測方法の概念
図で(イ)は側面図、(ロ)は正面図、第2図は、オフ
ラインの計測結果の一例を示す図、第3図は鋳造中(1
チヤージ)のロール軸受部の変位の測定結果を示す図面
、第4図は従来方法の実施に使用する装置の一例を示す
概略図である。 11はロール、13は油圧ジヤツキ、15はダイヤルゲ
ー、ジ、16は差動トランス。 特許出願人  住友金属工業株式会社 代 理 人  溝  上  満  好11)0″lト−
°i(ばか2名)、′1、 第1図 (イ) (ロ) 第2図 油圧!/、ッヘ負荷(T0n) 矛 0 ^ 10分 時  間 − 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先ず、オフラインで連続鋳造用ロールに鋳造中と
    同じ負荷を作用させて該負荷とロール各部の変位及びロ
    ール軸受部の変位を予め求めておき、次に鋳造時にはロ
    ール軸受部の変位のみを計測し、該計測値と前記予め求
    めたロール軸受部の変位値を比較して鋳造時の負荷を推
    定し、該推定した負荷に基づいて鋳造時におけるロール
    変位を把握することを特徴とする連続鋳造用ロールの変
    位把握方法。
JP25786288A 1988-10-13 1988-10-13 連続鋳造用ロールの変位把握方法 Pending JPH02104456A (ja)

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JPH02104456A true JPH02104456A (ja) 1990-04-17

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ID=17312204

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110052590A (zh) * 2019-03-21 2019-07-26 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种提高离线扇形段辊缝精度的方法

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