JPH02104340A - 血管弾性率測定用プローブ - Google Patents

血管弾性率測定用プローブ

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JPH02104340A
JPH02104340A JP25991988A JP25991988A JPH02104340A JP H02104340 A JPH02104340 A JP H02104340A JP 25991988 A JP25991988 A JP 25991988A JP 25991988 A JP25991988 A JP 25991988A JP H02104340 A JPH02104340 A JP H02104340A
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JP
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blood vessel
pressure
distance
elastic modulus
blood
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JP25991988A
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Kazuhiro Misono
和裕 御園
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、動脈硬化度の指標となる血管弾性率を求める
に必要な諸量を血管内から血管内の同一箇所で測定でき
る血管内超音波トランスジューナを用いた血管弾性率測
定用プローブに関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]動脈硬化
は加齢とともに若年より進行し、老年期に至って各種疾
患を引き起こすが、動脈硬化度に関する定Q的診断技術
は未だ確立されておらず、早期に動脈硬化の進行の程度
を把握できる手法の開発が持たれており、動脈硬化度を
高精度に測定できる装置の開発は極めて重要である。
動脈硬化度は血管の硬さ、すなわち血管弾性率によって
評価するのが最も的確な評価法とされており、これまで
に種々の血管弾性率が提案されている。生体下の非摘出
血管では、その計測法はいずれも拍動性血管内圧菱化す
なわち脈圧に対する血管径の変化率を測定することが基
本となっており、動脈硬化度が進行すれば同一の脈圧で
も拍動性径変化は少なくなり、硬化性変化を知ることが
できる。種々ある血管弾性率の中でも、非摘出血管の動
脈硬化度を評価しえるものとしては、下記の血管弾性率
が頻、用されている。ひとつは圧力弾性率Epであり、
脈圧をΔP1血管径を01拍動性径変化をΔDとすると
、 Ep−ΔP/(ΔD/D ’)  ・・・・−(1)で
定義されている。圧力弾性率Epは血管壁の材質的硬さ
のみならず、壁の厚みにも存在する弾性率であり、血管
自体の材質的硬さは評価できない。
これを評価するには、さらに血管壁の厚みを測定しヤン
グ率を求める必要がある。ヤング率が分かれば動脈硬化
による硬化性変化が質的変化あるいは壁厚のいずれに起
因するかを明らかにできる。
このような血管壁ヤング率を与える血管弾性率として従
来より増分弾性率が提案されており、増分弾性率[:i
ncは壁厚をhとして良好な精度で、E inc =E
p ・(1−a2)/(2h/D) −(2)なる近似
式で求められる。ここでσはポアソン比で血管壁は0.
5である。
従来より、圧力弾性率を求めることを目的として管径り
および拍動性径変化ΔDを、超音波を用いて測定する方
法が報告されている。この方法は、体表より超音波を投
入し無侵襲に血管径と拍動性径変化を測定できる優れた
方法であるが、弾性率を求めるために必要な脈圧情報Δ
Pはカフ式血圧計を用いて上腕にて測定される値を代用
するもので、動脈硬化度測定部位、例えば大動脈などに
おける脈圧とは異なるため、算出される硬化度は精度的
に低下せざるを得なかった。また、体表からの無侵襲法
では胸部の肺や腹部の腸管ガスが超音波伝搬の障害とな
り大動脈のような深部血管では測定可能な領域が著しく
制限された。さらに、使用できる超音波の周2波数は組
織における減衰のために高くはできず、したがって分解
能が劣り、血管の内壁および外壁からの超音波エコーを
分解することにより血管壁の厚みを計測して、動脈硬化
度に関する、より高度な診断情報である(2)式の増分
弾性率を得るのは困難であった。
これに対して上記の問題点を解決するために、本出願人
によって特願昭62−155173が提案されている。
この技術は第11図のように超弾性部材1に振動子2を
設けて、この超弾性部材1によって振動子2を血管壁3
に押しつけて、血管径り9拍動性径変化ΔDおよび血管
壁厚りを測定している。しかしながら、この技術では第
10図に示すように前記振動子2がある程度幅を有して
おり、撮動子2をいかにうまく血管壁3に押し当てても
振動子2と血管壁3との間に隙間ΔWが生じてしまうこ
とがある。また、振動子2の後壁に設けられているダン
パー材4の厚さを考慮すると血管径りおよび拍動性径変
化ΔDが正確に測定できない場合もある。更に、第12
図に示すように振動子2が血管壁3にうまく押しつけら
れずに血管径りの値を誤って測定してしまうということ
も考えられる。更にまた、振動子2を血管壁3に押し当
てるという操作性の難しさ等があり、改善される余地が
ある。
なお、強国特許出願公開公報2758040号ではカテ
ーテルの周囲に超音波送受信機を設け、血管又は血管で
員かれた器官の内側の直径と外側の直径とを決める装置
が開示されている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、操
作性が良好で安全に且つ正確に血管弾性率を求めるに必
要な諸曇を測定することが可能な血管弾性率測定用プロ
ーブを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の血管
弾性率測定用プローブは、血管内に挿入するプローブの
周囲に配置した超音波送受信手段と、プローブ表面に配
置した圧力検出手段とを備えたものである。
本発明では、超音波送受信手段により超音波ビームを周
辺の血管壁へ送波し、この血管壁より反射してきた信号
を受信する。送信から受信までの時間tおよび血液中の
超音波の速1ivおよび既知である超音波送受信手段の
距離により血管径り。
拍動性径変化ΔD、血管壁厚りとを算出する。これと同
時に圧力検出手段により脈圧ΔPを測定する。
上記のmmを求めることにより前記(1)、(2)式に
よって圧力弾性率Ep、増分弾性率EinCを算出し、
この圧力弾性率Ep、増分弾性率Eincから、血管弾
性率を算出する。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第6図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は血管弾性率測定用プローブ先端部の断面図、第2図は
プローブ先端部の概観図、第3図は回路構成の概略を説
明するブロック図、第4図は回路構成を説明するブロッ
ク図、第5図は各回路の出力を説明する波形図、第6図
は第1図のA−A′方向矢祝図である。
第3図において、血管弾性率測定用プローブ11は、演
算部と光源部とを有する制御装置12とカテーテル13
とから構成されている。
第1図において前記カテーテル13は細長の管状に形成
されている。このカテーテル13の先端部には圧力検出
用のダイヤフラム14がカテーテル13内の中空部16
を閉塞するようにして設けられている。このダイヤフラ
ム14の内面中央部には光を反射する反射板17が設け
られている。
この反射板17に対向して中空部16内を挿通され、フ
ァイババンドルによって形成されたライトガイドファイ
バ18の出射端面が設けられており、この出射端面は支
持部材19によって支持されている。カテーテル13の
先端部近傍の外周壁には音響窓21が周方向に互いに1
80度の角度を有するように2箇所設けられている。こ
の音響窓21.21には超音波を集束する音響レンズ2
2゜22が設けられており、この音響レンズ22の内面
側にはこの音響レンズ22を経てカテーテル13の長手
方向に対して略直角に超音波を送波できるように圧電索
子24によって形成された超音波送受信手段としての超
音波素子23a、23bが各々設けられている。この圧
電素子24には、超音波を印加する信号ta26が電気
的に接続されており、この信号線26は前記ライトガイ
ドファイバ18と共にカテーテル13内を挿通されて前
記制御装置12に接続されている。
第3図において、前記信号線26は制御装置12に設け
られた超音波送受信部27に接続されて超音波の送受波
が行なわれるようになっている。
この超音波送受信部27にはゲート入力部28からゲー
ト値が入力されるようになっている。超音波送受信部2
7の出力は弾性率算出部29とモニタ31とに出力され
る。
また、前記ライトガイドファイバ18の入射端面は制御
装置12内に設けられた光源部32に接続されて、この
光源部32の出射する光を反射板17に照射できるよう
になっている。このライトガイドファイバ18の例えば
外周面には反射板17の反射光を伝送できる反射光用ラ
イトガイドファイバが設けられており、この反射光用ラ
イトガイドファイバの出射端面は前記ライトガイドファ
イバ18の後部で分岐されて制御装置12内に設けられ
た光量検出器33に導かれて反射板17の反射光を、こ
の光量検出器33に導くようになっている。この光源部
32と光量検出器33と前記超音波送受信部27と弾性
率算出部29とには同期制t!I器34からトリガが入
力されるようになっている。
前記光量検出器33は圧力検出器36に接続されており
、この圧力検出器36は光量検出器33によって検出さ
れた反射光の光量から圧力を検出するようになっている
。この圧力検出器36によって検出された圧力は前記弾
性率算出部29に送出されるようになっている。なお、
ダイヤフラム14と反射板17とライトガイドファイバ
18と光m検出器33と圧力検出器36とは血液42の
脈圧によって変化する反射板17とライトガイドファイ
バ18との距離を検出し、圧力を測定する圧力検出手段
を構成している。
第4図において、前記超音波送受信部27には、送信回
路37.38と受信回路39.40とが設けられている
。この送信回路37.38は第3図の同期制御器34か
ら出力された送信トリガが入力されることにより超音波
振動子23a、23bに送信パルスを印加する。受信回
路39.40は超音波振動子23a、23bの受信エコ
ーを受けて、モニタ31a、31bに表示するようにな
っている。このモニタ31a、31bでは第5図(a)
、(b)に示されるような受信エコーが表示される。こ
のモニタ318.31bは受信エコーのX−Y座標を入
力できる位置検出可能な構成となっており、例えばライ
トベン等でモニタ31a、31bの画面上でゲート範囲
を入力するようになっている。°この入力されたゲート
範囲はゲート入力部28を構成するゲート値入力回路4
3a。
43b、44a、44bに設定される。この設定された
ゲート範囲は受信エコーが入力されるゲート回路46a
、46b、47a、47bに送出されて、ゲート範囲の
受信波形が取り出される。ゲート回路46a、46b、
47a、47bは各々波形をデジタル化して弾性率算出
部29を構成するA/D変換器48a、48b、49a
、49bを介してピーク値検出回路51a、51b、5
2a、52bに接続されており、波形からピーク値を検
出するようになっている。このピーク値検出器51a、
51b、52a、52bは到達時間検出器53a、53
b、54a、54bに接続されており、送信トリガから
検出されたピーク値までの時間を検出するようになって
いる。検出された到達時間tは距離検出器56a、56
b、57a。
57bに送出されるようになっている。この距離検出器
56a、56b、57a、57bでは入力された到達時
間tと血液中の超音波の音速υより距離が睦出されるよ
うになっている。距離検出器56a、57at−算出さ
れた距離は管径算出部58に入力される。この管径算出
部58にはスコープ幅設定器59より超音波振動子23
a、23bの間の距離χが入力されており、この入力さ
れた値によって血管の内径を算出して血管弾性率算出部
61に入力するようになっている。また、距離検出器5
6a、56b、57a、57bt’算出された距離は血
管壁厚算出部62に入力されて、血管壁厚が算出され、
この算出された血管壁厚は前記血管弾性率算出部61に
入力されるようになっている。なお、管径算出部58は
算出した管径りを時間的な管径の変化を算出する管径変
化算出部63にも出力するようになっている。この管径
変化算出部63で求められた管径の時間的変化ΔDは血
管弾性率算出部61に入力されるようになっている。
一方、前記圧力検出器36によって検出された圧力はゲ
ート入力部28を構成するゲート回路64に入力される
。このゲニト回路64にはゲート値入力回路66よりゲ
ート範囲が入力されており、この範囲の波形を取り出し
て弾性率算出部29を構成する増幅器67に出力するよ
うになっている。
この増幅器67によって増幅された波形はA/D変換器
68によってデジタル化されて脈圧算出部69に送られ
て、脈圧ΔPが算出され、この脈圧ΔPを前記血管弾性
率算出部61に入力するようになっている。血管弾性率
算出部61は入力された管径りと管径の変化ΔDと血管
壁厚りと脈圧ΔPとによって血管弾性率を求めてその値
をモニタ31に表示するようになっている。
上記のように構成された血管弾性率測定用プローブの作
用を説明する。
制御装置12内の同期制御器34から送信回路37.3
8に送信トリガが入力される。送信回路37.38はト
リガが入力されると超音波振動子23a、23bに送信
パルスを印加する。超音波振動子23a、23bは各々
カテーテル13の長手方向に対して略直角方向に超音波
を発信する。
この超音波は音響レンズ22によって集束されて音響窓
21より血管壁に向けて発信される。足音波は血管内面
と血管外面とから反射されて超音波振動子23a、23
bに反射エコーとなって戻る。
反射エコーは振動子23a、23b1.:おつて受信さ
れて受信回路39.40に送られる。受信回路39に入
力される受信エコーは第5図(a)で示され、aは血管
内面のエコー、bは血管外面のエコーである。また、受
信回路40に入力される受信エコーは同図(b)で示さ
れ、同様にCは血管内面のエコー、dは血管内面のエコ
ーである。
この入力されたエコーはモニタ31a、31bによって
表示され、術者はエコーを判断する。術者は例えばライ
トベン等によってゲート値入力回路43a、43b、4
4a、44bから第5図(c)、(d)のようにゲート
範囲を設定する。
この設定されたゲート範囲はゲート回路46a。
46b、47a、47blC送られて、受信回路39.
40から入力される波形から血管壁のエコーa、b、c
、dを取り出す。この取出された信号はA/D変換器4
8a、48b、49a、49bによってデジタル化され
てピーク値検出器51a。
5 l b、 52 a、 52 bk:に−+ rt
:’−り(aカ検出される。検出されたピーク値は到達
時間検出器53a、53b、54a、54.bに入力さ
れて第5図(e)、(f)に示されるように送信トリガ
からピーク位置までの時間が検出される。なお、時間t
aは検出器53aで、時間tbは検出器53bで、時間
tcは検出器EMar、時間tdは検出554bで各々
検出されるようになっている。
この検出された時間ta、tb、tc、tdは各々距離
検出器56a、56b、57a、57bに送られてχ=
4Xt/2の式によって距離χa。
χb、工C1χdが算出される。距離検出器56a、5
6b、57a、57bの出力は第5図(IIJ)、(h
)に示すようになっており、χaは振動子23aから血
管内面までの距離、χbは振動子23aから血管外面ま
での距離、ICは振動子23bから血管内面までの距離
、T、dは振動子23bから血管外面までの距離を示し
ている。これらの距離工a、より、IC2χdは血管壁
厚算出部62に入力され、距離工a、工Cは管径算出部
58に入力される。管径算出部58には第6図に示され
るスコープ幅設定VS59から振動子23a、23bの
距離χが入力されており、これらの値によって血管径D
/)(D=χa+χC+χの式より求められ、第5図(
i)に示される信号が出力される。
また、この求められた血管径りは時間的に連続的に管径
変化算出部63に入力されて時間的な血管径の変化ΔD
/fiR出される。
血管壁厚算出部62では血管壁厚りを h’=より−IC,h”=工d−χC h= (h’ +h”)/2 の各式によって算出する。これら算出された血管径りと
血管径の変化ΔDと血管壁厚りは血管弾性率算出部61
に入力される。
一方、光源部32より出射して光はライトガイドファイ
バ18によって伝達されて反射板17に照射される。こ
の反射板17によって反射された光は反射光用ライトガ
イドファイバに入射して光量検出器33に導かれる。こ
の反射板17とライトガイドファイバ18の出1端面と
の距離は血圧内圧によってダイヤフラム14が押される
ために変化し、曲管内圧に応じた距離となる。反射光用
ライトガイドファイバに入射する光■はこの距離によっ
て変化し、圧力検出器36では、この光量から距離を算
出し、この算出した距離とダイヤフラム14のばね定数
から圧力を求める。この求められた圧力はゲート回路6
4に入力される。このゲート回路64はゲート値入力回
路66より入力されたゲート範囲によって信号を取出し
、増幅器67で増幅する。増幅された信号はA/D変換
器68によってデジタル化されて脈圧算出部69に送ら
れる。脈圧算出部69では脈圧ΔPが算出され、この脈
圧ΔPを紡記血管弾性率算出部61に入力するようにな
っている。血管弾性率算出部61は入力された管径りと
管径の変化ΔDと血管壁uhと脈圧ΔPとによって血管
弾性率を求めてその値をモニタ31に表示するようにな
っている。
上記のように本実施例によれば、振動子23a。
23bを血管内で位置決めする必要がなく、カテーテル
13を挿入するだけで容易に血管弾性率を測定できる。
なお、本実施例ではライトガイドファイバ18の外周に
反射光用ライトガイドファイバを設けたが、反射光用ラ
イトガイドファイバを設けず、照明光を間欠的に供給す
るようにしてもよい。
第7図および第8図は本発明の第2実施例に係り、第7
図は血管内での超音波@動子の測定方向を示す説明図、
第8図は4つの超音波振動子を有する血管弾性率測定用
プローブ先端部の断面図である。
本実施例は第1実施例で述べたカテーテル13の先端部
に4つの超音波振動子を設けて、信号処理回路を4系統
としたもので、その他の構成は同様である。
第8図において細長で管状に形成されたカテーテル13
の先端部には圧力検出用のダイヤフラム14がカテーテ
ル13内の中空部16を閉塞するようにして設けられて
いる。このダイヤフラム14の内面中央部には光を反射
する反射板17が設けられている。この反射板17に対
向して中空部16内を挿通され、ファイババンドルによ
って形成されたライトガイドファイバ18の出射端面が
設けられており、この出射端面は支持部材19によって
支持されている。カテーテル13の先端部近傍の外周壁
には音響窓21が周方向に互いに90r!1の角痕を有
するように4箇所設けられている。
この音響窓21.21.・・・には超音波を集束づる音
響レンズ22,22.・・・が設けられており、この音
1ルンズ22の内面側にはこの音響レンズ22を経てカ
テーテル13の艮手力向に対して略直角に超8波を送波
できるように圧電素子24によって形成された超音波素
子23が各々設けられている。この圧電素子24には、
超音波を印加する信号線26が電気的に接続されており
、この信号線26は前記ライトガイドファイバ18と共
にカテーテル13内を挿通されて前記制御装置12に接
続されている。
その他の構成および作用は第1実施例と同様である。
本実施例のように構成することにより、第7図に示すよ
うに、4方向の距離を測定を行うことができ、これによ
ってより正確な血管の管径りと管径の変化ΔDと血管壁
厚りを得ることができる。
なお、本実施例では超音波振動子23を4つとしたが3
つでも良いし、5つ以上でも良い。
第9図は本発明の第3実施例に係り、油圧によって脈圧
を測定する血管弾性率測定用プローブ先端部の断面図で
ある。
本実施例ではダイヤフラム内に油を封じ込み、この油圧
の変化によって脈圧を測定しようとするものである。そ
の他の構成は第1実施例と同様である。
第9図において細長で管状に形成されたカテーテル13
の先端部には圧jノ検出用のダイヤフラム14がカテー
テル13内の中空部16を閉塞するようにして設けられ
ている。このダイヤフラム14の後方側にはg!71が
受けられており、この壁71とダイヤフラム14によっ
て形成される空間部72に油等の液体73が封じ込めら
れている。
この壁71には孔74が設けられており、この孔74に
連通ずるチューブ76が壁71に接続されている。この
チューブ76はカテーテル13内を挿通されて制御装置
12内に設けられた図示しない圧力検出器に接続されて
いる。この圧力検出器は液体73によって伝達された血
管内圧を測定するようになっている。測定された血管内
圧は第1実施例で述べた弾性率算出部29に送出される
ようになっている。
その他の構成および作用は第1実施例と同様である。
本実施例によれば光源を用いないために照明光による熱
の影響を防止することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のよれば、カテーテル先端に
圧力検出手段と超音波送受信手段とを配設したことによ
り操作性が良好で安全に且つ正確に血管弾性率を求める
に必要な!J1を測定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は血管弾性率測定用プローブ先端部の断面図、第2図は
プローブ先端部の概観図、第3図は回路構成の概略を説
明するブロック図、第4図は回路構成を説明するブロッ
ク図、第5図は各回路の出力を説明する波形図、第6図
は第1図のA−A′方向矢視図、第7図および第8図は
本発明の第2実施例に係り、第7図は血管内での超音波
振動子の測定方向を示す説明図、第8図は4つの超音波
振動子を有する血管弾性率測定用プローブ先端部の断面
図、第9図は本発明の第3実施例に係り、油圧によって
脈圧を測定する血管弾性率測定用プローブ先端部の断面
図、第10図ないし第12図は従来の血管弾性率測定用
プローブに係り、第10図は振動子の状態を示1血管の
横断面図、第11図は振動子の状態を示す血管の縦断面
図、第12図は振動子が横にずれた状態を示す血管の横
断面図である。 11・・・血管弾性率測定用プローブ 13・・・カテーテル   14・・・ダイヤフラム1
7・・・反射板     18・・・ライトガイド23
・・・超音波振動子  24・・・圧電素子代理人  
弁理士  伊  藤   進路1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 血管に挿入し、超音波の送受信および圧力検知により、
    血管弾性率を測定する血管弾性率測定用プローブにおい
    て、 血管内に挿入する前記プローブの周囲に配置した超音波
    送受信手段と、前記プローブ表面に配置した圧力検出手
    段とを備えたことを特徴とする血管弾性率測定用プロー
    ブ。
JP25991988A 1988-10-14 1988-10-14 血管弾性率測定用プローブ Pending JPH02104340A (ja)

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JP25991988A JPH02104340A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 血管弾性率測定用プローブ

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JP (1) JPH02104340A (ja)

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